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EUR/USDで売りナンピンをすべき3つの理由、その3

2011年02月14日 23:05

さて、現在予想通りEUR/USDが下がり気味でちょっと嬉しい感じですが、今回が最後の理由である、「テクニカル分析的に見た下がる理由」です。まだ以前の回を見ていない方は、

EUR/USDで売りナンピンをすべき3つの理由、その1

EUR/USDで売りナンピンをすべき3つの理由、その2

からご覧ください。「下がった後でさも私は予想してましたと後付でいう」的な嘘ではないことが確認できると思いますw






「もうかなり下がってるし、今更・・・・・」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。





私の予想では、さらに下がりますし、私もそれに備えてさらに売り建てております。






さらに下がると考える一つの根拠は、前回も書いた購買力平価の水準より比べてまだまだ高いというのが1つの理由なんですが、実は、テクニカル的にもまだ割高と考えられる要素があります。






というわけで、まずはチャートをご覧ください。ちなみに、チャートはマネーパートナーズで、ロウソク足ではなく平均足で表示していることにご留意ください(私はロウソク足より平均足の方がトレンドもわかりやすいので好んで使っております)






まずは日足から。





hiashi.jpg





これは300本表示(つまり、300日で、約1年分)なのですが、これを見ると、昨年はギリシャ危機等色々あったとはいえ、かなり安定的なボラティリティで、レンジ相場になっていることがわかると思います。そして、今の水準でも全体的に見ると割高感のあるレートでもあります(そこまで圧倒的に割高ではないですが)




ボリンジャーバンドではちょうど中間点であり、ここから下がるか上がるかによって今後のトレンドはわかれるかなあという感じです。とはいえ、平均足で陽線から陰線にかわり、かつ、トレンドラインで見ても下げのトレンドであることから、今後下がる可能性のほうが高いと思います。





次に週足を見ましょう。




shuuashi.jpg






ペイントの扱いが下手なため若干ずれてますが(苦笑)、白でトレンドラインを引いてみました。これを見ると、2008年以降全体的に下げのトレンドで、現状もそのトレンドラインを破ることなく下がっていて、まだまだ下がる余地があることがわかります。やはりボリンジャーバンドでは中間点でありわかりづらいですが、トレンドラインと現時点で陰線であることから、日足と同じ論理で今後は下がる可能性のほうが高いと思っております。






2008年7月までは上げのトレンドでしたが、それも完全にブレイクして、今は下げのトレンドラインと見るのが素直な見方かなあと思います。







そして、次に「買われすぎ、売られすぎ」の数値を示すRSIを見てみましょう。まず、日足で。






hiashiRSI.jpg






30,50,70が綺麗に反発ラインとなっていて、現状日足レベルでは反発するか、レンジブレイクして落ちるか微妙な感じに見えると思います。では、次に週足という、もう少し大きな単位で見るとどうなるか見てみましょう。






shuashiRSI.jpg






これもやはり50%付近で迷っている様子が見えます。






つまり、結論としてどうかというと現時点ではかなり相場が迷っているが、長期的には下がりそうだし、少なくとも下がることはいずれかならずあるという感じです。






テクニカルだけではなく、ファンダメンタルズ的にも特に上がる要因がないのに対し(最近の状況を見る限り利上げはなさそうですし、購買力平価で見てもまだまだ割高感があるレベルです)、マーケットの状況次第ではいつ下がってもおかしくないですし、まあ、そう見るのは特に致命的な問題にはならないかなあと。









私の過去の経験からすると、「短期的にもレンジを越えて下がる」というイメージを持っておりますが、論理的には上で述べたように、「今は相場が迷っているが、長期的には下がりそう」くらいのイメージを持っておくのが妥当だと思います。ですから、RSIが50%を綺麗に割ったり、ボリンジャーバンドが中間点を綺麗に割ったあたりで売りを入れるのが妥当かなあと思います。






繰り返しになりますが、私個人の意見としては今の時点で売っていいと思うんですが、普通に考えると上記のように「確実に売り相場」と思えるくらいまでまって、それでも割高感がある時に売るというやり方がいいと思います。





こう考えると、私自身の行動も必ずしもロジカルではないんだなあとちょっと反省しますが、まあ、破産するほどの金額を投資してるわけでもないですし、そういう「自分の信念に準じて行動する」みたいなのがちょっとくらいあってもいいかなあと思い、さらに売り浴びせをしております(笑





ちなみに、若干裏話的な話しになるんですが、私がEUR/USDで売りナンピンをすべき3つの理由、その1を書いていた時点ではテクニカル的に見ても明らかに売りの相場だったんですが、今結構下がってしまったがためにこういう「微妙な記事」になってしまってたりします(笑







そんな感じです。次回は、「ではどういう風にトレードをすべきか」というのを書きたいと思います。次回もよろしくお願いいたします。











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本日の雇用統計発表に向けて

2011年02月04日 21:34

いよいよFXトレーダーにとっての月に1度のお祭り、米国雇用統計の発表が後1時間半と近づいてまいりました。




市場コンセンサスでは+14.6万人で失業率9.5%となっておりますが、果たしてどうなるでしょうか。





はずれたらカッコ悪いですが、あえて雇用統計発表前に相場予測をしてみたいと思います(笑





今日の相場ですが、


今日の相場




となっており、午前5時以降、約16時間もの間、ほぼ動きがなく静かな1日でした。






何故ここまで動きがないかというと、それは言うまでもなく雇用統計を待っているからでしょう。ここまで動きがないと相当エネルギーがたまっているので、まさに、嵐の前の静けさという状態だと思っています。






で、雇用統計ですが、統計の結果は正直予想しようもありませんから、良好な結果ならどうか、悪い結果ならどうかという形で考えたいと思います。





まず、良い結果だった場合ですが、この場合ユーロ等のリスク通貨に対して、ドルが大幅に伸びるのではないかと思っております。




というのも、これから土日で2日間市場がしまりますが、その間にも世界は着々と動きます。そんな中、例えば今大きな問題になっているエジプト問題等が中東に波及すればどうなるでしょうか。こうなった場合、有事に強く、また、実は世界第3の石油産油国であるアメリカのドルは大幅に伸びる一方、ユーロ等のリスク通貨については暴落が起こります。




ですから、それを防ぐためにも、週末はとりあえずリスク通貨のポジションをクローズしておきたいというインセンティブがただでさえあります。その時に、雇用統計の結果がよかったら、ドルは大幅に伸びるでしょう。




クロス円では、先ほども書いた週末要因とドル高によって円が売られることから、豪ドル等の資源国通貨が伸びるのではないかと思っております(もちろんクロス円でもドルは伸びます)






次に悪い結果だった場合ですが、この場合、円買が殺到すると思います。





この理由としては、ドルの相手通貨としては大きなところとしてはユーロと円の2つがありますが、ユーロについてはECBの利上げもなく特に買う要因がありませんが、円については有事の円買という言葉もあるように、こういう混乱した状況下で買われやすい通貨であるということがあげられます。






つまり、まとめると、良好な結果ならドルや資源国通貨が伸びてユーロ等のリスク通貨が下落すると考えられ、悪い結果なら円が伸びると考えられます。





ただ、エジプト問題等の国際情勢リスクを考えると、よほど雇用統計が悪く無い限り、そこまでドルが落ちることはないかなあと思っております。というわけで、私はユーロドル売の利確ポイントを下げて、上手く行った場合大きく利益をあげられるようにしておきます。






さて、後1時間で発表ですね。結果を楽しみに待ちましょうw








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自動売買はじめました

2011年02月02日 19:14

こんにちは。今日は前回までのEUR/USD売りナンピンの理由をいったんお休みして、私の近況を報告しようと思います。まあ、タイトルの通りなんですけど、自動売買をはじめようと思います。




というのも、今やってるのは連載中のEUR/USDを資金計画立てながら売りナンピンしているのみで、そちらではIFDONEを使ったりしてほぼ自動でやっておりますが、それだけというのもなんか寂しいなあと思ったからです(笑





とはいえ、昔のようにデイトレをする程の時間や精神的な余裕(あ、欝とかそういうのじゃないですよ。単純にデイトレって状況次第では結構精神的に疲労感がかかるってだけですw)がなく、じゃあシステムトレードするかみたいな感じですw




元々私のやり方はかなりシステマティックなやり方で、最後の最後でなんとなくの「直感」みたいなものを使って
取引するスタイルで、自分的にはその最後の「直感」を重視したいのと、あとなんとなく自分でやってる感を出したかったので、今までシストレには興味がありませんでした。





ですが、今みたいに自分のルールを全く使わないで為替予測のみでやるよりはおそらく勝率もいいでしょうし、何よりもうかった時に嬉しいかなあと思いました。それに、システム運用にしてある程度損切りも浅く入れてダメージを限定している方が、今のように読みづらい状態ではいいかなあと思いまして。





使用口座としてはGain Capital GroupでMetatraderでも使用しようかなあと。1000通貨単位の運用も可能ですし、あまり大きなポジションでシストレするのも怖いので、まあ、ここが最適かなあと思いました。






そんな感じでシストレはじめます。どなたかシストレ経験のある方がいらっしゃいましたら、是非色々教えてくださいね。









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EUR/USDで売りナンピンをすべき3つの理由、その2

2011年02月01日 21:51

さて、第二回です。前回を見ていない方は、EUR/USDで売りナンピンをすべき3つの理由、その1もご覧ください。



現在EUR/USDはこの記事を書き始めた時から比べてもかなり伸びてきていて、1.38に届くかというレベルまで上がりました。しかし、それでも私はやはり今後EUR/USDは反発し、下がるだろうと思っております。ちなみに、私の資金計画では、1.45まで上がらない限り大丈夫ですので、まあ、毎日少しずつマイナススワップ支払いながら頑張っております(笑





前回EUの財政問題は全く片がついていないという話をしましたが、では、これだけだと疑問を持った人もいると思います。





そう、「じゃあ結局適正価格っていくらで、今本当に過大計上されてるの?」ということです。






私はユーロが潰れて無価値になるとは全く思っていませんし(そんなことになったらおそらく第三次世界大戦クラスの大混乱が起こり、下手したら人類が滅亡しかねないくらいだと思っています。ドイツ一国がハイパーインフレになっただけで第二次世界大戦が起こったくらいですから)、ならここで大事になってくるのは「どこが適正水準か」です。






では、適正水準というのはどうやって考えるのでしょうか。






実は、為替の世界では「これだ!」と言えるようなものってないんですね。というのも、やはり為替というのは金利であったり成長率であったり将来性であったり各国の政治的思惑であったりと、とにかく色々な要素で変動するからです。だから、これを見れば大丈夫というものはありませんし、それが見つかったなら誰にも教えないでこっそりと取引する錬金術にすればいいというレベルのものですw







とはいえ、全くないわけでもありません。






実は、経済学の世界では昔からある伝統的な理論の一つで、かつ、適正水準が「いくらか」というのを明確に示せる指標があります。







それは、購買力平価です。








購買力平価というのは、簡単にいえば、「りんご1個の値段が日本では100円であり、アメリカでは1ドルなら、1ドル=100円だろう」という理論で、それを物価全体に広げたようなものです。






そのユーロドルの購買力平価は


http://www.iima.or.jp/pdf/PPP/euro_doll.pdf


で見ることができます。






ここであるように、ユーロ危機だと言われ続けながら、実際には相場は購買力平価よりかなり上に行っているのです。






そして、ユーロドルという通貨ペアがそういう性格を持つペアかといえば決してそういう事はなく、購買力平価を下回ることもありうる通貨だということもわかります。





今でも1.37くらいなので、つまり、現状においてすら購買力平価に比べてかなり高い評価をされているということです





もちろん購買力平価というのがあくまで頭の硬い伝統的理論にすぎず、実際にはこれと関係なく相場が動くこともよくあるということは理解しておりますが、それでも最も伝統的なファイナンス理論の一つでロジックもしっかりしたものの一つである購買力平価において、現時点においても高すぎる評価というのは、前述のユーロリスクが解消していないことも含めて考えれば、かなりマイナスになりうる材料だと思っております。







以上がファンダメンタルズ的視点でみたユーロドルの割高感の理由です。次回はテクニカル的に分析したいと思います。次回もよろしくお願いします。











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