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物価水準目標(インフレターゲット)と為替の関係~円安?円高?どっちに動く?~

2012年12月21日 22:06

さて、まずはみなさんが一番気になっているであろう、「もし物価水準目標(インフレターゲット)という政策が採られたら、為替はどうなるの?」という部分からお答えしたいと思います。





結論から先に書くと、もしインフレターゲットが導入された場合まず間違いなく短期的には円安方向に向います。




というのも、インフレターゲットというのは、要するに例えば「インフレ率を1~3%の間にします。できなかったら日銀総裁が責任を取ります」ということを明言するやり方であって、今のようなデフレの環境でやると、「日銀はとにかく金融緩和をして市場にお金を流すことで、デフレ脱却をする」というように、ほぼ確実に金融緩和の方向に動くからです。




そして、金融緩和をすれば円安方向に向かいます。これについては、金融緩和で円安になる理由で詳しく解説しているので、こちらを御覧ください。




なので、物価水準目標が安倍さんの言っているように導入されたら、短期的には確実に円安に向かうと考えられます。






さて、ここまでが為替との関係で、ここから先は「インフレターゲットって何?」ということについて、より詳しい話をしたいと思います。FXをやる上で、実際の経済を理解しておくのは不可欠なので、ここで帰ったりしないで最後まで見てくださいね(笑




実は世界で採られている金融政策というのは、大きく2つにわけることができます。それは、「何かの指標で目標値を立て、それを達成するように政策を行う」というのと、「何か特定の指標にこだわらず、総合的に判断して政策を行う」というものです。





先程も説明したようにインフレターゲットとは「インフレ率」を目標にしてその達成を公約するわけですから、典型的な前者の例で、今の日本はインフレ率も視野に入れた政策をとっているものの、日銀の表明では後者の「全体のバランスを見ながら政策を行う」というスタンスをとっています。





割りと勘違いされがちなのですが、ここでポイントなのは、「目標を設定する」というところではなく、大事なのは「目標を公言する」というところだったりします。それは何故でしょうか?




それを考えるために、インフレ率の目標を「こっそりと」持って日銀が政策をしているのと、実際に「公言する」ので何が違うか考えてみましょう。




その違いは、大きく2つあり、


1 目標を達成するために色々な方法をとることについてのプレッシャーが高まり、金融緩和など、デフレ脱却のための政策を実際にとる可能性が高まる(金融緩和については、、金融緩和で円安になる理由で詳しく書いているので、そちらもご参照下さい)


2 今のように目標よりインフレ率が低い、いわゆるデフレの状況では、「日銀はあらゆる手を使ってデフレ解消をしようとするだろう」と市場が予想し、その結果ある種予言の自己実現的にデフレが解消していくというものです。




「1についてはわかるけど、でも予言の自己実現なんて、そんなにうまくいくものなの?」とおもわれるかもしれません。ですが、これは「デフレというのがそもそも何故深刻化するのか」というのを考えるとわかりやすいと思います。




デフレには色々原因がありますが、その中の少なからぬ要素の一つに、「デフレ不況が続くから、今はお金を使わないで貯めておかないと、将来どうなるかわからない」というものがあります。




こうした心理に対して、まず実際に日銀が金融緩和をする(=貸し出し金利を引き下げて銀行がお金を借りてくれるようにする、国債を買って市場にお金を流す等)ことで市場にお金が流れ、それもよって企業はお金を借りやすくなって潰れたりリストラをしたりせずにすみ、その結果失業率の改善などで「未来は暗くない」ということを思わせられるようになります。




そして、そうした人が今までやっていた「苦しい倹約」をやめれば、企業は物が売れるので業績が向上し、さらに「未来は明るい」という状況になっていきます。




こういう正のスパイラルが働いて、デフレ脱却が可能だというのがこのインフレターゲットの考え方です。





ここでこう思うかもしれません。「あれ?そのままスパイラルが起こり続けたら、今度はインフレスパイラルになって、やばいインフレになるんじゃないの?」と。




実は、これについてはインフレターゲットについての完全な誤解から来ている批判です。





何故なら、インフレの目標値には「上限」もあり、仮に上限を超えるようなことがあれば、今度は「あらゆる手段を使ってインフレ率の引き下げを行う」ようになるからです。そのための方法としては、金融緩和と真逆のことを行えばよく、例えば日銀からの貸し出し金利を高くすることで銀行がお金を借りにくくしたり、あるいは持っている国債を市場に売ることで、市場からお金を引き揚げることができるのです。





なので、インフレ期待がどこまでも上がっていってハイパーインフレ・・・・・というようなのはインフレターゲットについての誤解であって、本当のデメリットは全く別のところにあるのです。





さて、長くなりましたので、インフレターゲットについての説明はここまでにして、次回にその「本当のデメリット」を解説したいと思います。




これだけ見ると「インフレターゲットいいじゃないか!」としか思えないでしょうが、実はちゃんとデメリットもあるので、是非次回も見て下さいね(笑






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何故そうなるの?FX、根拠や理由を解説!~テクニカル分析って、なんで有効なの?~

2012年12月20日 21:28

いきなりですが、問題です。サイコロをふって、今まで「1、2、3」と出ているとして、次に4が出る確率はいくつでしょうか?





これは小学生でもわかることですが、1/6です。一方、今まで「6、1、4」と出ていて、次に4がでる確率はいくらでしょうか?





当然これも1/6です。






では、今度は為替の話をしましょう。1日目は2銭値上げし、2日目は3銭値上げし、3日目は3銭値上げしました。では、4日目に値上がりする確率はいくらでしょう?






テクニカルというのは、基本的に「過去の動きがこうなっているのだから、だから次はこうなるはずだ」というものであります。もしここで、為替が完全にランダムであると考えるなら、この答えは1/2となります。実際に、そういうロジックでテクニカル分析を否定する声も少なからずあります。特に、学者系の人はテクニカルを否定する傾向があります。






では、テクニカルに意味は無いのでしょうか?






私はそんなことはありえないと思います。





というのも、この「テクニカル不要説」は、「ランダムで動く場合」という前提があるからです。私は、この前提こそが一番の間違いであると思っております。そもそも、為替が変動する理由は、「投資家が、次に為替が上がると思って買うか、下がると思って売るか」という、市場での売買のバランスによるものです。そして、この「投資家の心理」というのを読むものこそが、チャート分析、つまりテクニカルなんだと思ってます。





例えば、値上がりを続ける通貨があれば、ある程度は「それじゃあ、これからも上がるだろう」と思うと思います。「本当か?」と思う人がいれば、次のことを考えてみてください。





例えば、野球で打率が高い選手がいれば、その選手のスイングや配球の読みの良さとかをそこまで知らなくても、「あいつだったら打ってくれる!」と思うのではないでしょうか?





それと同じです。「こうこうこういう経済環境だから」というような、詳しい分析(ファンダメンタルズ)がなくても、「今まで上がってきている」という状況が続けば、多くの人は「また上がるだろう」と思うものです。






では、このように期待は上がり続けるのか。それもまた、残念ながら違います。






先程の野球の例で言えば、開幕から1ヶ月試合に出続けて、打率5割の選手がいたとします。じゃあ、この選手が一年通して5割打てると思うでしょうか?





野球を少しでも知っている人なら、「5割はさすがに無理だし、いつか不調が来て、まあせいぜい3割くらいになるんじゃないか」と考えるでしょう。特に、その選手がそれまでの年で3割くらいの打率であれば、「そろそろ落ちてくるかな」と思うでしょう。







為替も同じです。ある程度高くなると、市場として「そろそろ落ちるんじゃないか」とか、「まあ、十分稼いだし、ここら辺で売って利益を確定させよう」という心理が働き、それで値上がりが止まるんですね。








それでは、どのあたりで投資家は「そろそろ値下がりするだろう」と思うのか。







それを示すのが、まさにテクニカル分析なんですね。





こうした観点から、過去の値動きを分析して、未来を予想、より正確に言うなら、「この過去の動きから、多くの人は次にどう動くと予想されるか」というのを分析するのが大切です。





とはいえ、テクニカルというのは色々と指標があり、どれを信じていいかわからない、また、それぞれがどういう意味を持っているのかわからない、そういう人もいると思います。そういう人のために、一つ便利なツールをご紹介します。





それは、ぱっと見テクニカルというものです。





これは端的に言うと、「過去12年分のデータから、この動きをした後はこういう動きになる確率が高い」というのをコンピューターが自動で計算してチャート上に表示してくれるもので、プロのトレーダーなら誰でも使っているようなツールです。もちろんプロのトレーダーが使っているツールは、そのプロが稼ぐための最大の飯の種であり、最高機密であるため一般の人には公開されませんがそれとほとんど同じ機能を持つツールが無料で提供してくれるのがこのぱっと見テクニカルというものです。





とはいえ、これは「誰にでもおすすめできるツール」というわけではなく、使う人を選ぶんじゃないかなあと個人的には思っていて・・・・・・詳しいことは昔書いた相場先読みツールは初心者向けかを御覧ください。








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FXデイトレ用おすすめ口座~2012年最後のFXスプレッド徹底比較!~

2012年12月19日 20:07


注:最新の記事が出ておりますのでこの記事の情報は古くなっています。





最新の記事はFXデイトレおすすめ業者~2013年2月、スプレッドランキング~からどうぞ。







今回はデイトレード、スキャルピングでのおすすめ口座を、2012年最後のスプレッド比較を行なって說明したいと思います。





デイトレード、スキャルピングでは、高いレバレッジで、一日に何度も取引を行います。そして、FXでは「一回の取引にかかる費用」として、取引手数料とスプレッドの2つがあります。最近ではほとんどのところで取引手数料は無料となっているため、実質的にデイトレ口座を選ぶ上で大切なのはスプレッドになります。





そして、スプレッドというのが1回の取引にかかる費用ですので、取引回数が多くなればなるほど、この負担は大きくなり、逆にいうならば、スプレッドが安いいところであれば、そこまで負担が重くならずにすみます。






このスプレッドがどれほど大切か、例を上げたいと思います。スプレッドの差がたった1銭(0.01円)違うだけでどれほどの差になるか考えてみましょう。




例えば10万通貨取引を行えば、1銭違えば1000円ちがうということです。そして、デイトレードのように多くの取引を行うスタイルであれば、この1銭の差が非常に大きくなります。例えば、1日一回、10万通貨で取引を行うというのでは、年間約240日取引可能な期間があるので1年で24万円もの差が出るということです。





そして、デイトレードと言うのは基本的にレバレッジを高く設定し(=多くの通貨単位で行う)、かつ、何度の取引を行うため、実際にはこれ以上の差になる可能性も十分にあります。





このように、たった1銭違うだけでも莫大な影響があるスプレッドですが、実際のところ、業者によって50銭くらいは余裕で違います。ですから業者選びが非常に重要になるのです。





そして、一口にスプレッドといっても、ドル円のスプレッドもあれば、ポン円のスプレッドもあり、ユーロドルのスプレッドもあるというように、取引通貨ペアによって、スプレッドはことなるということです。ですから、「スプレッド○○銭固定」とか書いてある業者でも、「自分が取引したい通貨のスプレッドがいくらか」ということを注意してみないといけないんですね。




ですから、今回の記事では、特に人気が高いであろう「ドル円」「ユーロ円」「ポンド円」「ユーロドル」の4種類について考え、50社以上の会社をすべて比較した上で、特におすすめの5社を紹介したいと思います。




なお、単位は円クロスのものは銭で、ユーロドルのみpipsです。また、ここで紹介する会社は全て原則固定のスプレッドです。




1 外為ジャパン FX

外為




ここはスプレッドが安いだけでなく、1000単位通貨での取引が手数料無料で可能です。




スプレッドについて現時点では原則固定スプレッドで、ドル円で0.2(業界最安値です!)、ユーロ円で0.7、ポンド円で1.2、ユーロドルで0.7と、圧倒的安値をつけております。




そして、このようにただでさえスプレッドが狭いのに、割りと頻繁にスプレッドを狭めるキャンペーンも行い、たまに「本当にこれで商売になるのか?」と心配になるくらい下げます。





2 DMM FX

DMM.com証券




デイトレ、スキャルピングをする上で、絶対に持っておくべき口座です。




今でこそドル円で外為ジャパンに負けていますが、全体的なスプレッドの狭さでは、実は体感的にはここが一番だと思っています。原則固定スプレッドで、ドル円で0.3ユーロ円で0.7ポンド円で1.2ーロドルで0.6となっています。






欠点としては、1000単位の通貨での取引ができないことがありますが、1万単位で取引する場合はまずここを使うべきですので、ぜひ持っておいてください。




3 みんなのFX

みんなのFX





ここはスプレッドについて現時点では原則固定スプレッドで、ドル円で0.3ユーロ円で0.9、ポンド円で1.6、ユーロドルで0.9と、DMMには敵いませんが、千単位通貨の取引が手数料無料でできるという点で勝っております。





また、ここも頻繁にスプレッドを狭めるキャンペーンを行い、時によってはDMMをも越えるスプレッドの狭さとなることもあるので、確実に持っておくべき口座と言えます。








4 GMOクリック証券【FXネオ】

クリック証券




ここは今年に入ってからスプレッドを狭めるキャンペーンを継続的にやっており、スプレッドはなんとDMMと全く同じで、原則固定スプレッドで、ドル円で0.3ユーロ円で0.7ポンド円で1.2ーロドルで0.6となっております。




ここについては、1000単位通貨取引ができませんが、スプレッドの安さ、ツールの使いやすさ、情報の集めやすさと情報処理の方法から、非常におすすめです。NYダウ平均や金相場、米国債等の、為替に大きな影響を与えるものをチャートに表示して、為替とこれらの指標の比較ができたり、他にもニュースの発表時を為替のチャートに反映させられるためどのようなニュースが為替市場に影響を与えたのかということを事後的に確認ができるというように、情報分析用として持っておく価値がある口座です。




5 ヒロセ通商


外国為替証拠金取引


ここは原則固定ではないものの、1000単位通貨が手数料無料で可能で、かつ、スリッページの少なさ、Iphoneでの取引の簡単さがあり、非常に便利な口座です。



スプレッドはドル円で0.4、ユーロ円で0.9、ポンド円で1.4、ユーロドルで0.8と他と比べれば若干高いですが、例えば外出先でポジションを決済したくなったり、あるいはポジションを持ちたくなった時にIPhoneアプリが非常に軽くて使いやすいので取引ができるというメリットがあります。



最近では大きなニュースがいきなり入ってくることがあるので、こうした外出時にやりやすい口座を持っておくのも良いと思います。





まとめますと、


<
 ドル円 ユーロ円 ポンド円ユーロドル 千単位通貨
DMM.com証券 0.30.7 1.2  0.6 ×
みんなのFX 0.3 0.9 1.60.9
外為ジャパン FX 0.20.7 1.20.6
GMOクリック証券【FXネオ】0.30.71.50.7×
ヒロセ通商0.40.91.40.7






となります。




口座開設は



DMM FX

DMM.com証券




みんなのFX

みんなのFX




外為ジャパン FX

外為





GMOクリック証券【FXネオ】

クリック証券




ヒロセ通商


外国為替証拠金取引



からできます。








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ファンダメンタルズ派の皆様へ

2012年12月19日 19:37

お久しぶりです。管理人のYukiです。アクセス数を見ていたら、最近一気に上がっていて、どうも金融緩和と円安の関係について調べている人が多いようですね。




確かに自民党が与党に返り咲き、安倍さんも金融緩和について積極的な政策をとろうとしていて、それで円安になっているので、そうした記事の需要も高くなるのかなあと思いました。





ちなみに、この金融緩和と円安の関係性については、金融緩和で円安になる理由で書いてありますので、よろしければこちらを御覧ください。






また、今後日銀の動きも要チェックですが、その場合、、無料で為替ニュースを集める方法を紹介します!で詳しく書いてありますので、こちらもあわせてご参考にしてください。





過去記事の紹介のみになってしまいましたが、今のご時世にあうような話を昔ちょうど書いていたということに気づいたので、急遽紹介させていただきました。






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