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フルオートの使い方・設定方法 | 自動売買で年間収益率260%超!?

2016年11月29日 15:37

ストラテジー選択・入れ替えまで自動でやってくれる完全自動売買で年収益率260%超!?





FXをやっている人、特にFX以外に仕事をしながら投資している人にとって、最大の敵は「時間」であると言われています。






これは、裁量トレードでは「常に相場に張り付いていないと急変して損失が出る」といったことがあったり、また、自動売買でも「ストラテジーの選択や、運用成績から入れ替えをするのが大変で、結果的に損になるストラテジーを選び続けてしまう」というように、「ずっとFXについて考えているわけにはいかない」という状況から、損失を出してしまい、それで嫌になってFXをやめてしまうということはよく言われます。






また、損失は出ないにしても、ずっと為替のことを考えているというのは非常に疲れることで、仕事に集中できなかったり、趣味を楽しめなかったりとなってしまうということもあります。






そうした「時間がない」という人や、「初心者でどうやって戦略を組めばいいかわからない」という人向けに、今回はインヴァスト証券のフルオート機能を紹介します。






順番としては、


  • インヴァスト証券のフルオートとは何か?

  • フルオートは本当に儲かるのか?利益率の検証

  • フルオートのリスクについて

  • フルオートの使い方・おすすめの設定方法




  • という感じで書いていきたいと思います。






    インヴァスト証券のフルオートとは何か?







    まず、そもそもフルオートがどういうものなのかということを説明します。






    フルオートはインヴァスト証券のシストレ24にある機能で、ストラテジーの選択・週ごとの入れ替えまで自動でやってくれるシステムです。




    シストレや自動売買と言っても、普通のものは「ストラテジーをまず選べばその通り自動で取引してくれる」というもので、そのストラテジーが今でも利益をあげられるものかということについては、その後の相場の動きによっては、むしろ損失を出すことも多くあります。





    これは、例えば「ドルを買う」という戦略があるとして、これはドルが上がっている相場では有利に働きますが、逆にドルが下がれば当たり前ですが損失になります。こういう時にはきちんと「ドルを売る」という戦略(ストラテジー)に変更しなければ損失が拡大しますが、自動売買では、「そのストラテジーを止めるまでずっと繰り返す」というものなので、きちんと入れ替えをしないと損失がかさむ一方となります。





    実際に、インヴァスト証券が運用実績を調査した結果、きちんと入れ替えを行わないとマイナスになるという結果も出ております。





    fullauto1.png
    出典:インヴァスト証券ホームページ







    こうしたストラテジーの選択・変更も自動でやってくれるのがフルオートです。






    フルオートでは、週に一度(土曜日)、自動で運用損益について確認して、より良い戦略があればそれに入れ替えて、その次の一週間はその戦略でやって、また土曜日に運用損益を確認してより良い戦略があれば入れ替えて・・・・・というように、自動でストラテジーの見直しまでやってくれます。






    このように、ただ投資時点で運用成績が良いというだけでなく、その後の運用成績も見て、その入れ替えまで自動でやってくれるというのがフルオートです。





    フルオートは本当に儲かるのか?利益率の検証








    それでは、フルオートが本当に儲かるのかということを検証したいと思います。






    結論から書くと、「ちゃんと選べば年間260%超の収益率、公式戦略だけでも金の卵であれば全て利益を出しており、公式戦略の全体平均でみると1年間トータルでトントン」くらいの水準です。






    まず「ちゃんと選ぶ」というのは、今フルオートの戦略は公式で27個配信されているのと、「俺のフルオート」という、実際にユーザーが使っている戦略を公開しているものがあります。






    その中で、「俺のフルオート」では、年収益率260%超というような戦略もあります





    fullauto3.png






    インヴァスト証券はデモトレードがなく、実際に運用しないと使えないので、実際にこれだけ稼いでいる人がいて、その戦略がここで公開されているということです。






    また、もう一つの公式の27個の戦略については、各戦略の収益率は、以下の通りです(11/29現在)






    ステータス ストラテジー数 証拠金戦略 実現損益 収益率(年間)
    金の卵 トップ1 50万円以下 1,194,620 119%
    金の卵 トップ1 60万円以下 1,509,908 100%
    ベテラン トップ1 50万円以下 741,018 74%
    ALL トップ1 50万円以下 660,332 66%
    金の卵 トップ1 40万円以下 619,553 61%
    損小利大 トップ1 40万円以下 532,543 53%
    金の卵 トップ2 80万円以下 880,948 44%
    金の卵 トップ2  100万円以下 422,777 42%
    金の卵 トップ2  60万円以下 238,140 15%
    ベテラン トップ1 60万円以下 204,348 13%
    ALL トップ1 60万円以下 159,640 10%
    中堅 トップ1 40万円以下 78,925 7%
    損小利大 トップ2 100万円以下 -3,329 0%
    中堅 トップ1 60万円以下 -82,913 -5%
    コツコツ トップ1 60万円以下 -166,990 -11%
    損小利大 トップ2 80万円以下 -461,943 -23%
    中堅 トップ1 50万円以下 -255,852 -25%
    ベテラン トップ1 40万円以下 -305,555 -30%
    ALL トップ2 100万円以下 -340,455 -34%
    コツコツ トップ1 50万円以下 -466,884 -46%
    損小利大 トップ1 50万円以下 -503,958 -50%
    ALL トップ2 80万円以下 -1,108,225 -55%
    コツコツ トップ1 40万円以下 -578,388 -57%
    ALL トップ2 60万円以下 -890,493 -59%
    損小利大 トップ1 60万円以下 -894,918 -59%
    損小利大 トップ2 60万円以下 -1,086,693 -72%
    ALL トップ1 40万円以下 -769,913 -76%
    平均値 -24,954 0%







    このように、公式戦略でも年率100%超のものはあるものの、平均としてはトントンくらいという感じです。






    ただ、トータルで見るとトントン程度なのですが、この公式戦略の中でも、「金の卵」は全て利益が出ております






    詳しい説明は後で書きますが、この「金の卵」というのは、「更新日時点の過去1ヶ月間、過去3ヶ月間、過去6ヶ月間、過去1年間の累積損益が常に過去を上回っている」というもので、つまり、中長期で安定した戦略を選ぶというもので、この戦略は、実際に有効であるということが分かります。






    このように、「フルオートは儲かるのか?」という問いに対しては、フルオートであれば必ず儲かるというわけではないですが、「儲かる確率の高い戦略」というのはあり、それで年収益率100%超という実績もある、というのが答えとなります。





    フルオートのリスクについて







    では、フルオートのリスクについて書いていきたいと思います。






    まず、やはりフルオートでも投資なので、当たり前ですが損失を出す場合はあります。






    そのため、フルオートで取引する場合でも、過去実績を見たり、運用を開始してからも成績をちゃんと見るというように、きちんと「本当に儲かっているのか」というのをフォローすべきです。






    ただし、フルオートに限らず、システムトレード(自動売買)全般に言えることなのですが、短期で見るとマイナスが出ることがありえるので、成績を見る場合、中長期(3~6ヶ月が一つの目安。1ヶ月だと少し短いです)で見るべきです。






    これはシステムトレードというのは、ほとんどの場合、中長期で利益が出るように「利益を大きく、損失を小さく」という利大損小の考え方によって作られ、そのため損失が出る回数>利益が出る回数となるものが多いです。






    ですから、短期的に損失が出ること自体は珍しいことではなく、逆に短期で利益が出ているからと言ってよい戦略というわけでもないため、過去実績で見る場合も、自分でシステムトレードをはじめてから成績をチェックする場合も、どちらでも中長期的な視野で見るべきと言われております。






    これはいわゆる「大数の法則」による考え方で、例えばさいころを一回振っただけでは1が出ることもあれば6が出ることもありますが、何百回、何千回、何万回と振っていけば、おおよそ確率通り1~6がバランスよく出るようになるというもので、要するに良い戦略を選んでいれば、はじめに損が出ても中長期ではきちんと利益が出るようになり、逆にはじめが良くても中長期では損失を出すこともある、ということです。






    なお、フルオートでは、最大リスクというところで、過去実績の最大ドローダウン(下落した度合。資産が最大累積利益の時から一時的にどこまで落ちたかを示す指標。例えば、最高累積利益が100、そこから90まで一時的に落ちて今95まで戻したとすると、100→90の10で10%となります)がありますので、そこの値を見ると、その戦略がどのくらいリスクがあるのかを見ることができます。





    fullauto4.png





    次に、フルオートにある戦略は、「一定の値動きをした時に売買する」というものなので、逆に言うと値動きが少ない時は、あまり取引回数が多くならず、その結果利益もあまり出ないということになります(逆に言うと損失もあまり出ないということですが)






    そのため、資金に余裕がある場合、レンジ相場での自動売買に向いているiサイクル注文等とあわせて行い、「レンジ相場でもトレンド相場でも戦える」という状態にするのがおすすめです。





    フルオートの使い方・おすすめの設定方法







    では、最後にフルオートの使い方を説明します。





    まず、インヴァスト証券にログインしましょう。そこからシストレ24を選びます。





    fullauto10.png






    次に、「フルオートをはじめる」のところにいきましょう。





    fullauto20.png






    すると、こういう画面が出てきます。




    fullauto2.png






    ここで、名称のところですが、これは「ストラテジー条件」「ストラテジー数」「証拠金戦略」からなります(「戦略」「ストラテジー数」「実現T(実現損益ということ。ここは今のところ全てに共通)「証拠金戦略」)






    まずはじめのストラテジー条件というのは、以下のような意味で、この条件に合致するものから選択する、ということです。





    戦略名内容
    金の卵 更新日時点の過去1ヶ月間、過去3ヶ月間、過去6ヶ月間、過去1年間の累積損益が常に過去を上回っているストラテジーに金の卵マークがつきます。最低でも半年以上の期間で安定した利益を上げているストラテジーです。
    ベテラン シストレ24(MirrorTrader)に搭載されてから2年以上のため、トラックレコードの期間として比較的長期間のデータを確保できているストラテジーにベテランマークがつきます。取引の信頼性を重視したストラテジーを探す際に役立ちます。
    中堅 シストレ24(MirrorTrader)に搭載されてから6ヶ月以上2年未満のストラテジーに中堅マークがつきます。ある程度の取引期間を経てそれなりの経験を積んだストラテジーを探す際に役立ちます。
    コツコツ 全ストラテジーの「①取引回数」「②平均利益」の平均に対して、①取引回数が120%以上、②平均利益が100%未満のストラテジーにコツコツマークがつきます。利益確定を早めに行い、積極的に取引をするストラテジーを探す際に役立ちます。
    ※収益率ランキングに掲載しているデータの平均値を100%として計算しています。
    ※過去6カ月間のデータで比較しています。
    損小利大 「平均利益」が「平均損失」の1.5倍のストラテジーに損小利大マークがつきます。ペイオフレイシオが高く、勝率が50%以下でも累積損益はプラスとなるストラテジーを探す際に役立ちます。
    ※過去1年間のデータで比較しています。
    ※取引回数10回未満のストラテジーを除く。
    ※損失が出ていないストラテジーを除く。
    ALL シストレ24の全ての戦略から選ぶ







    次の「ストラテジー数」は、条件を満たす中で実現損益でトップ1位だけ、もしくは1位と2位のストラテジーを選ぶ、というようになっております。






    最後のTの後の数字は、選ぶストラテジーの証拠金です。これと運用資金の違いをよく着かえれるのですが、簡単に言うと「運用資金はあなたが運用したい金額」「ストラテジーの証拠金は、フルオートで選ばれるストラテジーでの推奨証拠金」で、運用資金>ストラテジーの証拠金という関係になります。





    これは何故かというと、一回の投資に運用資金全額を投入するというのは投資の世界ではほぼありえないことで(上でも書いたように、一回勝負では利益が出ることも損失が出ることもあり、ただの運勝負になる一方、中長期で何回も勝負するとよい戦略をとっていればいずれ利益が出るため)、そのため、一回当たりのストラテジー選択での証拠金はいくら、というものです。






    実現損益と収益率は見ての通りで、その期間に対応する実現収益と運用資金に対しての収益率で、最大リスクというのは、過去実績の最大ドローダウン(下落した度合。資産が最大累積利益の時から一時的にどこまで落ちたかを示す指標。例えば、最高累積利益が100、そこから90まで一時的に落ちて今95まで戻したとすると、100→90の10で10%となります)のことで、基本的には「収益率が高く」「最大リスクが低い」戦略が良い戦略となります。






    なお、現在期間限定で「俺のフルオート」というものを利用することができて、これは実際に投資している投資家のフルオート設定(フルオートは公式であるものだけでなく、自分で設定することも可能です)をそのまま真似できるという優れものです。






    fullauto40.png





    このように、収益率260%超のものもあるように、利益が出ている戦略は大きな利益が出ており、また、実際にそれで投資しないにしても、「どういう基準でストラテジーを選んでいるのか」というのを見るだけでもかなり勉強になるので、ぜひご覧ください。






    名称のところをクリックすると、どういう条件でどういう取引をする戦略なのかというのがわかります。





    fullauto50.png





    このように、完全自動で大きな収益をあげられる可能性もあるのがフルオートです。最後に、このフルオートを使う場合の、おすすめの設定方法をまとめます。





  • 収益率が高く、最大リスクが少ないものを選ぶ

  • 過去の運用成績については、ある程度長めのもので見るべき(少なくとも3か月以上が良いと思います)
  • 運用資金については、余裕資金の範囲内で投資する

  • 過去の実績から考えると、金の卵の運用成績が良い

  • 定期的に損益の状況を見直す(3-6か月くらいの損益で見るのがポイント)






  • このフルオート機能を使うにはインヴァスト証券のシストレ24の口座が必要です。口座開設は





    インヴァスト証券
    インヴァスト証券





    からできます。





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    アメリカ大統領選予想11月8日 | 州ごとの選挙人獲得数と支持率分析

    2016年11月08日 15:32

    アメリカ大統領選はクリントン対トランプの一騎打ちの様相を呈しておりますが、最近になって、クリントンのメール問題(機密情報を流していた可能性もあるという疑い)の捜査が再開され、それによってABCニュースとワシントンポストの調査によると、トランプの支持率がクリントンの支持率を上回ったとの報道がありました。(出典:ロイター11月2日






    こうした影響で、為替はリスクオフの円高が進み、株価も下落し、市場全体がトランプリスクを警戒し始めております(トランプ氏は今までの発言等から、「何をするか分からない人」と認識され、その場合リスクオフで円高・株安になります)






    その一方で、NBCニュースの調査ではクリントンが6ポイントリードと出たり(出典:時事通信11月1日)、また、選挙人獲得数で考えるといまだにクリントン有利という情報もあり(出典:日経新聞11月2日)、逆に「選挙人数においてもトランプが追い上げている」というような情報もあり(出典:TBSニュース11月2日)、「結局何がどうなっているんだ」という声を多く聞きました。







    メディアでは、「事実」についてはある程度の信頼性があり、また基本的に横並びなのですが、その事実をもってどちらが有利か等の「評価」は大きく異なるため、メディアによって論調が大きく異なり、結果「何が起こってるか分からない」ということになりやすいです。







    そこで、今回はその錯綜している情報を整理して現時点の「事実」を把握することと、結局のところ選挙人獲得数と支持率をあわせて考えるとクリントンとトランプのどちらが有利なのかということについて、実際に州ごとの選挙人数、支持率の数値情報を用いて分析したいと思います(日本時間11/8、開票前日に、データ等を最新のものに置き換えました)







    情報が足りなかったりメディアによる「評価」部分で論調が全く違足りするせいで、混乱している人もかなり多いと思いますので、もしこの記事が役に立つと思われたら、是非シェアしていただけると幸いです(記事の一番下にFacebook、Twitter、はてなについてのシェアボタンがあります)







    為替の見通し、おすすめの投資方法等について記事を書いており、更新した際にはTwitterでお知らせしますので、よろしければフォローお願いします。









    アメリカ大統領選の仕組 | 支持率と選挙人獲得数とは?









    まず、この「選挙人獲得数」というのは一体なんなのか、支持率とどう関係あるのかということについて、アメリカの大統領選挙の仕組みとあわせて簡単に説明します。








    多くの人のイメージでは、大統領選と言うのはイギリスの国民投票などのように、選挙権を持っている人が投票所にいって、一番多く得票した人が勝つ、というイメージがあるかもしれませんが、それは完全に誤解です。







    一番はじめの「選挙権を持っている人が投票所に行って誰かに投票する」という部分は正しいのですが、それを州ごとに集計して、その中で一番多い人がその州の「選挙人分」を取り、それ以外の人はその州での得票は0となるという仕組みで、それをアメリカの全部の州を合計して、その中で過半数(今回は270選挙人)を獲得した人が大統領になる、という仕組みです。







    この州の選挙人獲得については、選挙人が10人分の州だと、1万 VS 9,999みたいにたとえ1票差であろうとも、1万をとった側が10人分すべてを持っていくという仕組みになっております。







    また、州ごとの選挙人数は、人口比であらかじめ決まっております(この記事でもある程度以上選挙人数が多い州について、選挙人数とその州での最新の支持率をまとめて表にします)








    つまり、たとえトータルで得票数が多くても、州ごとの選挙人獲得数によっては負けることがあり、実際に2000年の大統領選では、ゴアはブッシュよりトータルで50万票多く獲得したにも関わらず、選挙人獲得数では選挙人数の多いフロリダ州を落とした影響で5票差で敗北したということもあります。







    これが上の日経の記事等であるように、「支持率では不透明だが、選挙人獲得数で考えるといまだにクリントン有利」という言説の理由となります。







    では、次にその「選挙人獲得数で考えるとクリントン有利」という情報が、本当に正しいのかということについて、それぞれの州ごとの選挙人数と現時点の最新の支持率情報から分析したいと思います。







    選挙人数と州ごとの支持率からクリントンとトランプのどちらが有利か分析







    それでは、本当に「選挙人数獲得数から考えるとクリントン有利か」「有利だとしてどのくらい有利なのか」というのを見るために、州ごとの選挙人数と、最新の支持率情報から分析したいと思います。







    結論から書くと、その分析結果としては、現時点ではクリントンが有利という状況、ただし、その優位性は絶対と言うほどではないと考えられます。








    上でも書いた州ごとの選挙人数と支持率を一覧表にまとめました(11/8に最新情報に更新)







    州名選挙人数 クリントン支持率 トランプ支持率差異(クリントン-トランプ)
    カリフォルニア 55 56 35 21
    テキサス 38 35 49 ▲ 14
    ニューヨーク 29 51 34 17
    フロリダ 29 46 50 ▲ 4
    イリノイ 20 53 41 12
    ペンシルベニア 20 47 48 ▲ 1
    オハイオ 18 39 46 ▲ 7
    ジョージア 16 46 49 ▲ 3
    ミシガン 16 47 49 ▲ 2
    ノースカロライナ 15 44 44 0
    ニュージャージー 14 51 40 11
    バージニア 13 42 48 ▲ 6
    ワシントン 12 50 38 12
    アリゾナ 11 40 45 ▲ 5
    インディアナ 11 37 48 ▲ 11
    テネシー 11 38 50 ▲ 12
    マサチューセッツ 11 56 26 30
    ウィスコンシン 10 49 41 8
    ミズーリ 10 41 47 ▲ 6
    ミネソタ 10 49 39 10
    メリーランド 10 63 27 36
    その他 159
    合計 538








    なお、この数字については、Real Clear Politicsというアメリカの英語ニュースサイトから引用したもので、その中で選挙人数が10以上のところを記載(合計379で538に対してカバー率70%)し、支持率については、一番調査日が新しいものを使用しております(このサイトではRCP averageという、全ての期間の平均が一番上で表示されますが、最新情報が一番重要と判断し、最新の結果を採用しております)








    日本語では私が探した範囲内ではこうした州ごとの支持率の情報が見当たらなかったので、急いでこの情報を整理してシェアしたかったというのがこの記事の目的でした。10未満のところも細かく分析したければ、先ほど紹介したURLから地図をクリックすると見ることができます。








    これを見てわかるように、選挙人数が20以上のところでは、クリントンは、カリフォルニア(55)で21ポイントリード、ニューヨークl(29)で24ポイントリード、イリノイ(20)で12ポイントリードとかなり有利、テキサス(38)では▲13ポイントビハインドとかなり不利、フロリダ(29)とペンシルベニア(20)で4ポイントと1ポイントビハインドと接戦というように、大きな州では基本的にクリントンがリードしている状態です。







    この支持率の見方については、あくまで一般論ですが、5ポイント差までは互角、それ以上の差は差があると見るのが一般的です。そのため、5ポイント以内の差である州が、基本的には新聞等で「激戦州」と言われるところですが、その中でも「民主党基盤」「共和党基盤」等の理由で、5ポイント以内の差であっても「激戦州」と表現されない可能性もあります(この辺りは、メディアも「何が激戦州か」と明確に定義しないので、報道機関によって論調に差が出る理由の一つであります)








    また、それ以外でも選挙人数が10以上の州について、基本的にクリントンがリードしているというのも分かると思います。実際上記のRealClear Politicsでは、選挙人獲得数について、クリントンが203、トランプが164、互角が171(TossUpsと書かれた部分)となっております(11/8更新)









    39の差と言うと、互角は171なので、トランプがその中で105取った時にクリントンが66というように、トランプが現時点の互角のところで約2/3を獲得すれば逆転可能なので、ありえない数値ではありませんが、少なくとも「クリントンが有利」という状態にはあります(これをどの程度有利と捉えるかは、人によって異なると思いますが、別のサイトで現地の友人からも信頼されているアメリカの予想サイト(英語)では、日本時間11/8の午後1字前後の更新で70.9%の確率でクリントン勝利と予想しております)






    このように、現時点の最新情報を使って州ごとに分析すると、やはり現時点ではクリントン有利という状況である、というのが現状の見通しとしては妥当なものかと考えております。









    もちろん、「最新の調査」と言えども、イギリスのEU離脱の国民投票でも事前の世論調査やオッズと実際の結果が違ったというように、「現時点の最新情報」が必ず正しいとは限りませんが、ただ、それでも現時点での情報を総合すると、クリントン有利ということが予想されます。








    以上、アメリカの大統領選挙については、11月8日現時点の事実に基づいて、どういう状況なのかということを整理してみました。情報が足りなかったり評価部分で論調が全く違足りするせいで、混乱している人もかなり多いと思いますので、もしこの記事が役に立つと思われたら、是非シェアしていただけると幸いです(記事の一番下にFacebook、Twitter、はてなについてのシェアボタンがあります)









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