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【トルコリラ見通し】エルドアンは何故利上げをさせない?理由を解説

2018年08月14日 22:56

riage sinai




トルコリラを持っている人のほとんどが今考えているであろう、「何故エルドアンは利上げを許さないのか?」ということについて、その理由と、今後の利上げの可能性について解説します。





ただ、「解説」とは言っても、本当の理由は本人にしか分からないので、その理由について、いくつかの説を紹介し、その上で、「その説が正しい場合、今後利上げは行われるか?」ということをそれぞれ考察していきます。





結論から言うと、いくつかの説はありますが、いずれにせよ、今の状況が続く限り、利上げはあまり期待できないのではないかと考えております。ただし、ロシアや中国、ドイツ等から資金が投入される等の事態があれば、利上げは行われると考えており、そうした「他国からの援助」というのが、焦点になると考えております。





色々と調べてみて、ある程度納得のいく「エルドアンが利上げをさせない理由」は、以下の3つでした。



  • エルドアンの支持者が利上げを望んでいないため

  • トルコリラを安くしておきたいため

  • 外貨準備高が足りず、利上げしたくてもできないため




  • 以下、それぞれ詳細に見ていきましょう。




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    エルドアンの支持者が利上げを望んでいないため







    これは、最もよくトルコリラのFXトレーダーの間で言われている話ですが、一般的に、国民は、利上げよりも利下げを望みやすい傾向にあります。





    それは、政策金利というのは、要は国の中央銀行から市場に貸し付ける金利のことで、これが高いということは、一般企業や国民から見ると、「お金を借りにくい」ということなので、あまりありがたがられるものではありません。





    そのため、エルドアン大統領は、選挙中から一貫して「利下げ」を言い続けており、その利下げ発言が功を奏したのかはともかく、実際にそれで当選しております。





    このように、エルドアン大統領の支持者が利上げを望んでいない(とエルドアン大統領が解釈している)ことにより、利上げさせないように中央銀行に圧力をかけている可能性があります。





    ただし、トルコ国民は通貨安についても不満を持っており、それが原因でエルドアン大統領は選挙で苦戦したという側面もあるので(日経新聞 5/25(選挙前の記事))、今後通貨安が進み、国民もトルコリラの下落に不満を覚えるようなことになれば、いずれ「折れる」可能性があるということになります。





    とはいえ、その場合も、利上げを最小限にしようとする可能性が高いので、「申し訳程度の利上げ」ということになり、それによってトルコリラが一時的に上昇することはあれど、じりじり下げてきて、結局あまり効果が出ない可能性が高いのではないかと予想しております





    トルコリラを安くしておきたいため







    最近聞いた説の中で、面白いなあと思ったのが、この説です。











    あえて通貨安を引き起こしているというのが、ここで書かれている可能性です。





    この説が正しい場合、今のトルコリラの急落は、「狙い通りの結果」と言えるため、しばらくはこの水準か、さらに下落する可能性があり、あまり利上げは期待できないということになります。




    外貨準備高が足りず、利上げしたくてもできないため






    これは友人のFXトレーダーから聞いた説なのですが、個人的に一番ありそうだなあと思っているのがこの説です。




    焦点:トルコとアルゼンチン、なぜ新興国売りの中心なのか(ロイター)という記事の一部を引用すると、

    バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)の分析によると、トルコの外貨準備高は今年償還期限を迎える債務に対する比率が既に90%を割り込んでおり、新規の借り入れ手段や外貨準備の積み増しがなければデフォルト(債務不履行)となる水準だ。

    というように、トルコは外貨準備高が不足しております。





    外貨準備高というのは、中央銀行や政府が保有している外貨のことで、これは外貨建ての借入金の返済、輸入代金の決済、為替介入などに使われるものです。




    外貨準備が足りないということは、為替介入であったり、借入金の返済負担が増加する利上げもしづらいということになります。





    この説が正しい場合、「利上げや為替介入をしない」のではなく、「できない」ということになり、現状が続く限り、利上げは期待でいないことになります。





    外国からのトルコへの資金注入が利上げのトリガーと考える理由






    上で書いたように、トルコが利上げをしない(あるいはできない)理由は、いくつか説があり、そのどれが正しいかは明確ではないものの、いずれにしても、現状が続く限り利上げはあまり期待できないということになります。




    その結果、トルコの5年物国債のCDS(債務不履行のリスクに対してのスプレッド)が一時582bpsと、金融危機並みであり、デフォルトを前提としたレベルの数値にまで上がりました。(Bloomberg 8/14





    エルドアン大統領としても、これ以上債務リスクが高まれば、IMFの管理下に入る可能性もあり、そうなれば、厳しい財政再建プランの実行を求められ、当然自分も権力を失うことから、これは避けたい事態と考えられます。





    そうなると、残る選択肢としては、自分の権力を残しつつ、外国に助けてもらうということになり、実際に、ロシアのプーチン大統領や、ドイツのメルケル首相に援助を依頼しているという話もあります。
















    これがうまくいく場合、当面のデフォルトリスクは低減することになります。





    ただし、貸す側も慈善事業でやるわけではなく、当然トルコに潰れられては困るため、利上げ等によって通貨防衛することは求められると考えられるので、そうなった場合には、デフォルトリスクの低減、利上げといった二重の要因でトルコリラが上昇する可能性もあります。





    例えば、ドイツのメルケル首相は、トルコが経済的に不安定になることは誰も望んでいない。中銀の独立性を保証するためにあらゆる手段を尽くす必要がある」とし、「ドイツはトルコが経済的に繁栄することを望んでいるロイター 8/14)というように、まさにそういった方向性の発言をしているなど、この可能性は、割と現実的に存在するのではないかと思っております。





    なんとかうまくいって、トルコリラも戻してほしいものですね・・・・・・







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    トルコリラ今後の見通し2018年8月 | トルコリラはどこまで下がる?

    2018年08月14日 21:41

    トルコ





    政策金利が17.75%に引き上げあられ、高金利通貨としてFXでも人気ながら、最近異常なレベルで暴落しており、FXトレーダーを戸惑わせているトルコリラについて、最近何故何度も急落しているのか、今後トルコリラはどこまで下がるのかを分析し、その上で将来的にはきちんと上がるのかということを検証していきたいと思います。(8月10日に、始値が20円弱だったトルコリラ円が一時16円台前半、USD/TRYでは6.8まで行ったことを受けて追記)





    結論から書くと、



  • トルコ経済のポテンシャルは非常に大きい

  • トルコリラは高スワップで、1年間で4円くらいの下落までであればスワップでカバーできる(現在約17円)

  • ただし、7/24に政策金利の引き上げに失敗し、8/10にも無策だったことから、しばらく投機筋の売りが続き、下落基調が続くと予想

  • とはいえ、ここ数日の値動きは明らかに異常なレベルでの売られすぎであり、数週間から数か月以内に是正される可能性がある

  • 中長期的にはポテンシャルや高い金利が好まれて40円くらいまでは回復すると考える




  • という感じで、長期投資であればここが踏ん張りどころ、これからはじめるのであれば、短期での売り、もしくは、数年単位での長期保有前提で、スワップの高いところで買いポジションを持つのが良いと思います。(どこまで下落が続くかは予想が難しいものの、当面はUSD/TRY7.0の15.7円が底値と予想します。ただ、そこを超えると、売りがさらなる売りを呼ぶ可能性があり、最悪11円割れ(USD/TRY10.0の水準)もありうると思っております)





    ちなみに、あくまで参考として、管理人のトルコリラのポジションは、10.6円までの下落には耐えられるように設定しております(それまでの間に一部ストップロスを入れることで、段階的にポジションが減っていく設定で、次のロスカットは15.5円に入れております。ただし、スワップが入ることで資金量が増えることや、ロスカットした分は追加で資金投入やポジション構築することもあり、「本当のロスカットライン」は、状況次第でもっと下げる可能性はあります)





    トルコリラ円は、スワップの高い会社で持っていれば1日110円ものスワップが貰えるので、年間40,150円ものスワップをもらえるため、4円くらいなら値下がりしても、スワップで持ちこたえることができます(執筆時現時点でスワップが一番高いみんなのFXのスワップで計算。なお、スワップが一番低いところだと1日36円)





    そのため、長期的には一時下落することもあれど買い、逆にスキャルピング・デイトレから数日くらいでのスイングであれば、今は売りでの取引がおすすめです。(トルコリラ売りについては、当サイトのアドバイザーも務める管理人の友人の専業トレーダーは、8/10の暴落局面でトルコリラ売りで60万円利益を出したようです・・・・・詳しいことは、暴落中のトルコリラのショート(売り建て)は儲かるか?FXでの注意点で書いております。)





    また、「トルコリラはこれからさらに下落するかもしれないし、いつ反発するかも分からないので一部両建てして、下落に備える」というのもありだと思っております。(両建てについては、
    FXの両建てに意味はないは本当か?ロスカットとの違いを解説で詳しく書いております)





    トルコリラの見通しの詳細を、以下の順番で書いていきたいと思います。

  • トルコ経済の基本

  • トルコリラという通貨の特徴

  • これまでのトルコリラの為替推移とその理由の分析

  • 2018年のUSD/TRYの分析(8/10追記)

  • トルコによるブランソン牧師拘束問題とアメリカの経済制裁について(8/14追記)

  • トルコリラはどこまで下がる?トルコリラ、今後の為替見通し(8/14追記)

  • トルコリラFX取引、おすすめ投資方法とFX業者2018年(当サイト内別記事)


  • (※ かなり長文になっているので、興味のある部分から読んだり、時間のある時にゆっくり読んでいただくことをおすすめします)




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    トルコ経済の基本







    まずは、トルコリラが最近では急落しているとはいえ、トルコという国の経済的なポテンシャルは非常に高いということから説明したいと思います。





    トルコリラは名前の通りトルコの通貨なのですが、トルコという国は、ヨーロッパとアジアを繋ぐ位置に存在しているため歴史的にも重要な役割を持った国で、その主要都市であるイスタンブール(旧コンスタンティノープル)は歴史的には東ローマ帝国、オスマン帝国という超大国の首都でした。





    【トルコの地理的な位置】
    turkey map






    今ではトルコに対して「大国」というイメージを持つ人はあまりいないと思いますが、ヨーロッパとアジアを繋ぐ地理的重要性は現代でも変わらず、また、トルコは労働力人口も多いことから、「欧州の工場」として経済成長が続いており、これからも経済成長が期待されております。






    以下、トルコの経済成長率のチャートを示しますが、リーマンショックの影響があった2009年を除けば、常にプラス成長で、その成長幅も大きなものとなっております。






    TRK growth rate






    現在のトルコの産業構成としてはサービス業が57.7%、工業が24.1%と、サービス業(その中でも観光業に強みを持っています)や工業を中心としたいわゆる「先進国型」の経済で、主な輸出品目も自動車が一番多く、11.5%となっております。(出典:トルコ基礎データ | 外務省)






    また、人口が8,000万人、若年人口も非常に多く今後も伸びていき、2018年にはドイツの人口を抜くことが予想され、その場合、ヨーロッパ最大の人口大国となることが予想されております。






    こうした環境の中、トルコ政府も2023年に世界10位の経済大国となることを目指しており、先ほど書いたような人口の多さ、及び、地理的にもアジアとヨーロッパをつなぐ位置にあることから、「欧州の工場」として、海外からの企業誘致を積極的に行っており、それが功を奏して、経済成長しております。(出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)






    このように、トルコはアジアとヨーロッパを繋ぐという地理的優位、増加している内需や労働力といった要因を活かして中長期的な成長が期待されている国ですが、その一方で、トルコ経済にはリスクもあります。





    まずは、これは「トルコだから」というわけではなくどこの国でもリスク要素になることですが、アメリカや中国、欧米、日本等の先進国で経済が不調になると、そうした先進国への輸出や、先進国からの外資の流入が減少し、経済に悪影響を及ぼします。





    また、それ以外にもトルコ固有のリスク要素もあり、それは

  • 治安情勢

  • エルドアン大統領による独裁状態

  • アメリカ、EUとの関係悪化

  • 高いインフレ率


  • というものがあります。






    はじめの治安情勢については、上の地図でも分かるように、トルコはシリアやイラクといった紛争地帯と隣接しており、また、クルド人との民族対立もあり、テロが頻発する等、治安面で不安視されております。そのため、中東情勢が悪化すると、トルコ経済への見通しが悪化し、トルコリラが下落する傾向があります。





    また、次のエルドアン大統領とも関係しているのですが、エルドアン大統領というある種独裁的な権力に対しての反発も根強くあり、2016年7月にはクーデター未遂も起こりました。





    こうした治安面のリスクが高まると、トルコの内需を支え、資金流入面でも大きな影響力を持つ外資系企業や工場等が移転する危険もあるため、トルコ経済にとってリスク要素となります。





    また、政治体制としては、エルドアン大統領の独裁状態にあります。





    エルドアン
    (エルドアン大統領の演説中の画像。出典はラジオ「スプートニク」





    このエルドアン大統領の特徴として、

  • 外資系企業の誘致・インフラの整備に積極的

  • 対外的には強硬派(領空侵犯してきたロシアの戦闘機を撃墜するほど)

  • 民衆からの人気は高い一方、インテリ層からは嫌われている

  • トルコ中央銀行に利下げ圧力をかける


  • といったものがあります。





    そのため、トルコリラの為替相場としては、このエルドアン大統領の動向にも大きく左右され、実際にこれまでもエルドアン大統領の動向で為替は大きく動きました(これまでの動きや今後の見通し予想は後述します)





    さらに、2017年10月以降は、アメリカやヨーロッパとの関係悪化についても不安視されております。





    後で詳しく書きますが、昨年にはアメリカとトルコの間でビザの発給を相互に停止したり、最近ではアメリカ人牧師をトルコが拘束していることに対して、アメリカが釈放を求めて経済制裁を課すといったこともあり、また、欧州連合首脳会議でトルコにおける人権問題(昨年のクーデター後の反政権派の逮捕・処刑等の弾圧)からトルコへの資金援助について削減が検討されたりするなど、トルコと欧米との関係が悪化し、それによってトルコリラは下落しました。





    トルコの経済は、欧米への輸出、観光といったものや、また、国内にもヨーロッパの会社が人件費の安いトルコで生産するための工場が多いことから、欧米との関係悪化はトルコ経済への懸念材料となります。





    最後の高いインフレ率については、トルコは現在高いインフレ率に悩まされており、直近では2018年7月発表の数値で、前年同月比15.39%上昇となっております。





    この15.39%というのは、新興国であることを考えても非常に高い数値で、こうしたトルコの高いインフレについては、格付け会社のS&Pも「インフレ率が今後改善していくようであれば見通しをプラスに、逆に悪化していくようならマイナスになる」と明言しており、今後も注目が必要です。





    以上のように、トルコ経済は長期的には成長が期待され、実際に今でも経済成長は続けておりプラス要素があるという強みがある一方で、現在では治安や政治面での不透明さ、経済的にはインフレというリスクもあり、その結果、トルコリラは最近は下落基調にあります。





    トルコリラという通貨の特徴







    トルコリラという通貨自体の特徴としては、その非常に高い金利があげられ、政策金利はなんと17.75%にもなっております。





    他の高金利通貨では、南アフリカランドで6.5%、NZドルで1.75%、豪ドルで1.5%であることを考えると、非常に高い水準であることがわかります。





    そのためスワップポイントも非常に高く、高いところでは1万通貨持っていれば1日110円(執筆時現時点でスワップが一番高いみんなのFX)にもなります。これはこの水準が続けば年間で40,150円にも相当し、今17円程度なので、この水準が続くと、レバレッジ1倍でも収益率で換算して23.6%にもなります。また、他の考え方をすると、スワップで年間40,150円ということは、トルコリラが1年後4円下がっても収支はトントンということで、為替がよほどの落ち方をしない限り、プラス収支をとれるという魅力もあります。





    このように、トルコリラはその金利の高さと、短期的にはリスクはあっても中長期的な成長が期待できるということから、長期保有を前提に投資する場合に人気の高い通貨となっております。





    なお、トルコリラをFXで取引する場合のおすすめの投資方法や、最近の暴落相場での売りのやり方や注意点、さらにはトルコリラがさらに下落することによる為替リスクをほぼ0に抑えたうえでスワップをとる方法等については、トルコリラFX取引、おすすめ投資方法とFX業者2018 | トルコリラFX比較で書いておりますので、よかったらそちらもご覧ください。





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    これまでのトルコリラの為替推移とその理由の分析(8/10追記)







    では、次に、これまでトルコリラがどういう動きをしてきたのかについて、チャートも使いながら説明したいと思います。まずは、長期的な視点として、直近10年の動きを見てみましょう。





    【トルコリラ円 直近10年チャート】
    TRY JPY0810 10year






    このように、トルコリラは過去10年間のチャートを見ると、全体的に下落基調にありますが、何故下落したのか(あるいはたまに上昇していたのか)について、それぞれ細かく見ていきたいと思います。





    2008年から2014年までのトルコリラの推移の理由







    まず、2008年に起こったリーマンショックでは、ほとんどの通貨がリスクオフから円高になりましたが、トルコリラも例外ではなく、2008年後半から2009年にかけて大きく下落しました。また、その後も2010年には欧州債務危機が起こり、ヨーロッパとの経済的なつながりの強いトルコリラは、さらに下落することとなりました。





    2012年末には日本で自民党が与党となり、いわゆる「アベノミクス」で金融緩和が行われる中、為替相場は全体的に円安(=外貨が高くなる)となり、トルコリラも2013年半ばまでは上昇基調にありました。





    しかし、2013年に入ると、5月のトルコ国内での自爆テロ、6月の10万人以上の参加者が出た反政府デモとそれに対してのトルコ政府の強制排除、さらには2013年末にエルドアン大統領の親族による贈収賄疑惑等の治安・政治面での不安定さが嫌われ、全体的に為替は円安になる中でも、トルコリラは上昇しませんでした。





    2015年にトルコリラが下落した理由







    2015年1月には、トルコの予想外の利下げによって、トルコリラは下落します。この利下げについては、エルドアン大統領が中央銀行に利下げ圧力をかけたための利下げとも言われ、これも広い意味では「トルコの政治面への不安」による下落と言うことができます。





    その後は、2015年7月から下落し、9月から11月の終わりまで戻すも、そこから2016年1月にかけて下落し、その後も全体的に下落トレンドにあり今後どこまで下がるのか、そして、どこで反転するのか・・・・・という状態となっております。





    2015年7月から下落した理由は、中国経済への懸念の高まりと、政治に対しての不透明性の高まりが原因でした。





    中国経済という点では、中国の株価である上海総合指数は、2015年6月から下落基調でありました。世界最大の消費国である中国経済が悪化すると、世界的にリスクオフが起こり、円のような安全資産は買われ、トルコリラのような「ハイリスク・ハイリターン」な通貨は売られることとなります。





    また、トルコ国内の事情としては、6月に実施した総選挙の結果、今の与党であるAKPの議席が過半数割れを起こし、再選挙が行われることになり、政治的に混乱が起こっていたというように、リスクオフの動きがある中で、さらにトルコ国内のごたごたもあり、トルコリラは下落することとなりました。





    その後、中国株価については、9月に底打ちして戻す様子を見せ、また、総選挙についても、11月1日に再選挙が行われ、与党が単独過半数の議席を無事獲得したこともあり、2015年の9月から11月終わりくらいまでは底打ちしたような動きを見せておりました。





    しかし、11月後半から再び下落します。これは、トルコの治安悪化を懸念したものでした。





    トルコはイスラム国の活動領域(シリアやイラク)と近接しており、イスラム国についての情勢が悪化したことで、トルコリラは売られました。しかも12月にはそれに加えさらに、ロシアの戦闘機がトルコ領以内に入ったことから撃墜され、ロシアとの関係が一時大きく悪化したということもありました(ロシアの主張としては領域外であるというもので、最終的にはトルコ側が謝罪することで解決しました)





    2016年にトルコリラが下落した理由







    2016年1月に入るとさらにトルコリラは大きく下落し、年始には41.2円前後であった水準が、一時38円前後と、3円近く下落しました。これは、年始から上海総合指数が大幅に下落したこと、および、「トルコで景気回復のために利下げをするのではないか」という観測が流れたことが原因です。





    まず上海総合指数については、年始にいきなり上海総合指数が3,539から3,296まで大幅に下落(6.8%の下落。中国株全体では7%超の下落によって、サーキットブレーカー(一定以上下落した時に売買が停止する制度)が発動しました)というように、大波乱の幕開けとなりました。





    これについては、PMI(製造業購買担当者景気指数)という景況を示す指数で、改善を見込んでいた市場予想に反して悪化し、3カ月ぶりの低水準となったことで、中国の景気に対して悲観的な見込みができたなか、1月8日には上場企業の大株主の株式売却の規制(8月に株価が暴落した時、株を売るのを規制するという大掛かりな手法で下落をとめておりました)が解除されることもあり、大幅に下落しました。





    また、エルドアン大統領が景気高揚のために利下げを中銀に要求したことも、その前年の2015年年始にトルコが利下げをしていたことから、「トルコが再び利下げを行うのではないか」という観測につながり、それも原因として一段と安値を付けました。





    しかし、1/19発表の政策金利で、金利の据え置きが決定され、さらにその声明の中で「インフレの抑制が重要であり、そのために慎重に金融政策を行っていく」ということで、利下げどころかむしろ利上げを示唆(インフレを抑制するためには利上げを行うのが金融の世界では定石であるため)し、そのことによって、1月20日を底に、トルコリラは若干戻す動きを見せました。





    さらに、1/29には、日銀がマイナス金利導入も含むさらなる金融緩和を行うことを決定したことにより、円安が進み(マイナス金利ということは、原理原則論としては円を買えば利息がもらえるどころかむしろ払わなければならず、そのため円売りが進みます)、それも追い風となってトルコリラは40円台を回復しました。ただし、マイナス金利の効果については、一時的なものにすぎず、結局元の水準に戻ってしまいました。





    その後、しばらくはレンジ相場だったのですが、5/5にトルコの首相のダウトオール首相が辞任したことで、トルコリラは大きく下落しました。何故この人が辞任するとトルコリラが下落するかというと、この辞任劇が、エルドアン大統領からの辞任圧力に負けてのもので、エルドアン大統領は政策金利引き下げ派であることから、トルコで利下げのリスクが高まったという観測が起こったためです。





    エルドアン大統領が大統領権限のさらなる強化をもくろんでいたところ、それをとめていたのがダウトオール首相だったのですが、その人が結局政治圧力に負けて辞任したことにより、エルドアン大統領の権限がさらに強化され、最終的にはトルコリラの金利引き下げにつながるのではないか・・・・・ということになり、トルコリラは売られました。





    なお、後任はユルドゥルム首相でしたが、この人は完全にエルドアン大統領派の人間で、「大統領権限を強化するための憲法改正」を主張し、必要とあれば議会解散からの総選挙も辞さない、という人で、実際に2016年12月に憲法改正が国会に提案され、2017年1月には承認されました。





    こうした中、トルコリラについては警戒感からあまり手が出されず、動きが小さかったのですが、6/24にはイギリスのEU離脱の国民投票で離脱派勝利による全面的な円高(リスクオフ)、その後、ポンドやユーロを除いた通貨については、ある程度元の水準に戻ったのですが、トルコリラについては、7/15に起きたクーデター未遂事件によって、再び大きく下落し、こうした政治的混乱の影響もあって、下落基調が続きました。直近2年間のチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円 直近2年チャート】
    TRY chart1808_2year






    11月にはアメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利したことによるリスクオフの円買いで、選挙当日の11月9日(日本時間)では下落しましたが、ご存知のようにその下落はすぐに戻しました。ただ、為替では円安傾向がどの通貨に対しても続く中、トルコリラについてはほぼ横ばいというように、トルコについては、政治の不透明さから上昇基調とまでは言えない状態が続きました。





    2017年にトルコリラが下落した理由







    そのような中、2017年年始に大きく下落しました。これは、政治の不透明さやエルドアン大統領の利下げ圧力、中東情勢の不安といったものに加え、トルコの経常赤字が大きくなるのではないか、との懸念によるものでした。





    その後もトルコについては、テロが断続的に発生する治安情勢や、政治的不透明性の高さから下落し、4月18日には29.5円と当時の史上最安値を付けました(なお現在この史上最安値は更新されております)。





    このような中で、トルコ中銀が通貨防衛を目的に流動性引き締め措置を取ったことや、また、政治的にも改憲案が成立し、エルドアン大統領の権限が強化されたことで、「良くも悪くも不透明性が減少した」ということで、しばらく下げ止まりました。





    しかし、10月から再び下落基調になりました。直近1年間のチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円 直近1年チャート】
    TRY chart1808_1





    トルコリラは10/9に一時的に急落し、その後戻したものの、23日以降再び下落し、11/3にも大きく下落しました。





    まず10/9の一時的急落については、トルコとアメリカで互いにビザの発給を停止し、関係が悪化したことが原因でした。これについては、簡単に整理すると



  • トルコが米総領事館の職員(トルコにいるトルコ人)をクーデターに関与した容疑で逮捕

  • アメリカ大使館がそれに反発してトルコ国民へのビザ発給を停止

  • トルコがそれへの対抗策でアメリカ国民へのビザ発給を停止



  • ということでしたが、その後アメリカとのビザの問題については、徐々に解決していく見通しとなり為替は元に戻す動きを見せました(実際にその後12/29にはビザ発給が正常化しました)





    しかし、その後もトルコへの資金援助について、EU首脳会議でドイツのメルケル首相が「トルコの人権問題は受け入れがたい」「資金援助の削減を強く求める」と発言し、削減の検討が決定されたことや、トルコのインフレ率が予想+11.50% であったのが結果+11.90%、さらにトルコ中銀も年末のインフレ率の見通8.7%から9.8%に引き上げたこと等もあり、トルコリラは再び下落します。




    トルコの人権問題というのは、昨年のクーデター後トルコでは非常事態宣言が発令され、クーデターとの関連ということで反エルドアン派に対して逮捕・処刑等の弾圧が行われていることです。例えば、最近では国際人権団体であるアムネスティ・インターナショナルの幹部がクーデターとの関連の容疑で逮捕されることもありました。





    その後、12月に入ると、格下げ濃厚とみられていたS&Pの格付けが据え置きとなったことや、アメリカとのビザ発給が再開される等の好材料もあり、トルコリラは12月に動きを見せました。





    なお、S&Pのレポートでは、トルコ経済について、輸出の増加や、比較的安価な労働力とインフラ整備が外国からの直接投資を誘引するとして、肯定的に評価する一方で、インフレ率について「よくなるようであれば安定的に、悪化するようであれば下方に修正する」としており、今後もインフレ率については注目が必要です。





    2018年にトルコリラが下落している理由(8/10追記)







    2018年に入っても、トルコリラはまだ下落が続いております。直近6か月のチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円 直近半年チャート】
    TRY chart1808_2





    これだけ見ると、単純にトルコリラ円が下落しているだけに見えるのですが、実際は2月までと3月以降で原因は異なり、

  • 2月までは、円高が原因

  • 3月に入ってからは、トルコリラ安が原因

  • 5月にはトルコリラ安が大きく進行したが、貸出金利、政策金利を相次いで引き上げたことで少し戻した

  • その後エルドアン大統領が再任され、最安値水準を何度も更新


  • となっております。それについては、USD/TRYで見た方が分かりやすいので、そちらを見ていきましょう。





    2018年のUSD/TRYの分析(8/10追記)







    トルコリラ円というのは、為替市場では「USD/TRY」と「USD/JPY」を合成した合成通貨ペアであり、テクニカル分析的には、「TRY/JPY」で見るより、「USD/TRY」を見た方が意味があると言われております。また、2018年に入ってから2月までのトルコリラ円の下落は、トルコリラが原因と言うより、円高が原因なのですが、それについてもUSD/TRYのチャートを見てもらった方が分かりやすいので、USD/TRYについても、簡単に分析したいと思います。






    USD/TRYは、2017年1月には上でも書いたように、政治の不透明さやエルドアン大統領の利下げ圧力、中東情勢の不安といったものに加え、トルコの経常赤字が大きくなるのではないかという懸念から、大きく上昇(トルコリラが下落するとUSD/TRYは上昇)しましたが、2月以降は、下落基調(トルコリラは上昇)にあり、9月の終わりから11月にかけて上昇(トルコリラが下落)となっておりました。チャートを見てみましょう。





    【USD/TRY 2017年以降のチャート】
    USD TRY2017







    このように、

  • 2017年始は上昇するも、2月から9月まではUSD/TRYは下落(トルコリラが上がればUSD/TRYは下落)

  • 2017年10月に急上昇(トルコリラが下落)

  • 2017年11月から2018年2月までは下落基調(トルコリラは上昇)

  • 3月に4.00を超えると、そこからは一方的に上昇基調(トルコリラは下落)


  • と言うことが分かります。





    また、2018年に入ってからのUSD/TRYのチャートは以下のようになっております。





    【USD/TRY 2018年以降のチャート】
    USD TRY0810 1year






    このように、2018年以降では、2月まではトルコリラが悪いというより、円高ゆえのトルコリラ円の下落であったのが、3月に入ってから急激にトルコリラが下落したというように、2月までのトルコリラ安と3月のトルコリラ安では、事情が異なることが分かります。





    まず、2月まで何故円高が進んでいたかと言うと、NYダウの急落から、株式市場が全体的に下落しており、リスクオフの空気が高まっていることが原因でした。その一方でトルコリラ自体は、ドル/トルコリラのチャートを見ても分かるように、そこまで悪くなく、単純に円高が原因で下げておりました。





    しかし、3月に入ると、ムーディーズが高インフレや経常赤字を懸念して格下げを行ったことや、経常赤字額が市場予想より悪化していたことを嫌って、トルコリラが下落し、それ以降は基本的にはトルコリラは下落基調にあります。





    その中でも、一時凄い勢いで乱高下しているのが見えると思いますが、これは5月のことで、以下のような要因で、トルコリラは大きく値動きしました。

  • エルドアン大統領が中央銀行に利下げ圧力をかけはじめた→トルコリラ安要因

  • アメリカがイラン核合意から離脱等、中東情勢が怪しくなっている→トルコリラ安要因

  • 格付け会社のフィッチがエルドアン大統領の中銀への介入に苦言を呈し、一気に下落→トルコリラ安要因

  • 5月にトルコ中銀が貸出金利、政策金利と相次いで利上げし、トルコリラは上昇→トルコリラ高要因

  • 6月7日に政策金利を17.75%までさらに引き上げた→トルコリラ高要因


  • と一進一退の様相を呈しておりました。





    とはいえ、市場はさらなる利上げを求めていることや、また、6月24日にトルコ総選挙を控えていることから、「上昇トレンド」にはいたりませんでした。





    そして、その後総選挙でエルドアン大統領が勝利したことによって、市場は一時的にトルコリラ高になったものの、エルドアン大統領の利下げ発言を受けて下落し、その中で注目されていたエルドアン大統領再任後初の政策金利発表では、市場予想が1.0%ポイントの利上げであったのに対し、結果は据え置きとなり、そこで失望売りも起こりました。(何故既に17.75%と高金利のトルコで、さらなる利上げが必要なのかについては、何故トルコは17.75%からまだ利上げが必要なのか?為替、政策金利、インフレの関係で詳しく書いております。)






    そして、8月2日には、アメリカからの経済制裁によって、トルコリラはこれまでぎりぎりで耐えていたUSD/TRY5.0、TRY/JPY22の壁を突破してしまい、一体トルコリラはどこまで下がるのか・・・・という状態になりました。このアメリカからの経済制裁について、次で詳しく説明します。





    (8/10追記)

    8/10には始値は19円台後半であったのが、一番低いときは16円台前半と、急落しました。





    これについては、これまでのトルコリラの暴落を受けて、9月に予定されていた中長期経済計画発表を、8/10にわざわざ前倒しをして、エルドアン大統領とアルバイラク財務相が演説したにも関わらず、そこで利上げや為替介入等の通貨防衛策について一切言及がないまま、トルコ国民に対して「外貨建て資産を売ってトルコリラを買いなさい」というだけという、想像を超えた無策さによって、市場が失望売りしたことが主な原因です。





    トルコリラは、節目のトルコリラ円20円、USD/TRY6.0を超えてしまったことで、現在投機筋からも売りで狙われており、しばらくこうした傾向は続く可能性があるので、注意が必要です(詳細は、トルコリラ16円台まで急落の原因は?2018年の暴落が異常な理由で書いております)





    なお、上のUSD/TRYのチャートは、サクソバンク証券のものを使っております。USD/TRYは、上で書いたようにテクニカル的には一番重要なチャートであるのですが、FX会社で取り扱いが少なく、なかなか見れる機会がありません。






    その中で、サクソバンク証券ではUSD/TRYだけでなく、南アフリカランドやメキシコペソ等も対米ドルでチャートを表示することができるので、それらのチャートを見たい場合、サクソバンク証券でも口座を持っておくことをおすすめします。





    また、サクソバンク証券については、8月中の申し込みまで限定で、当サイト限定キャッシュバック4,000円ももらえるので、口座開設は、当サイトから行うのがおすすめです。





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    トルコによるブランソン牧師拘束問題とアメリカの経済制裁について(8/14追記)







    8月2日現在、トルコリラ円は21.88円と、始値が22.8円くらいであったことから考えると、1円近く急落しております。





    これは、今朝アメリカがトルコに対して経済制裁を行ったことを嫌ってのトルコリラの下落と言われております。(出典:Klug 8/2





    この経済制裁の背景には、ブランソン牧師という、アメリカ人の牧師をトルコが2016年のクーデター未遂事件を起こした反政府勢力を支援した罪で拘束しており、その牧師の釈放をアメリカが求めるも、トルコ側がそれを拒否している、ということがあります。





    何故トルコが拒否しているかというと、このクーデター未遂事件の首謀者と言われているギュレン師がアメリカにおり、そのギュレン師との「人質交換」を狙ってのものと考えられております(実際にエルドアン大統領は、牧師の釈放の代わりにギュレン師の引き渡しを求めております(出典:毎日新聞 7/28





    そして、このようにブランソン牧師の釈放を拒否し続けていることで、8月2日にはついに経済制裁を開始し、まずはソユル内務大臣とギュル法務大臣個人に制裁を科しました。





    今後も牧師が解放されなければ、さらにトルコ企業や別の個人にも経済制裁が科せられる可能性があり、予断が許さない状況にあります。





    (8/10追記)

    この問題に関連して、トルコに対して鉄鋼とアルミニウムへの輸入関税を2倍にするとトランプ大統領が発表し、そこで18円割れをして17.5円前後まで下落するなど、トルコリラへの下落圧力を強めておりました。ただし、8/10のトルコリラが一番大きく下落したのは、「結局通貨防衛策が何もなかった」という瞬間であったので、8/10の下落の一番大きな要因というわけではないと考えております。




    (8/14追記)
    昨日はブランソン神父を解放するという噂が流れ一瞬トルコリラは大きく上昇したものの、その直後に米大使館が「そうした事実はない」と否定したことで、再び下落しました。





    また、本日14日にも、ブランソン神父の解放の噂が流れ、それによってトルコリラは、15円台から一時17円台まで上昇し、執筆時現在も16円台後半となっております。












    ただし、仮にブランソン神父が解放されたとしても、一時的には上昇はあれど、トルコの一番根本的な問題は「高いインフレにも関わらず、利上げできない」という状態なので、そうした上昇は続かず、またじりじりと下落していく可能性が高いと考えております。





    以上が、本日の大きな下落についての理由の解説でした。では、今後トルコリラはどうなるか、次で見ていきましょう。





    トルコリラはどこまで下がる?トルコリラ、今後の為替見通し(8/14追記)







    それでは、今後トルコリラの為替の見通しがどうなるか、予想したいと思います。





    結論から書くと短期的には売り材料を探している現状を考えて、しばらく下落基調の継続を予想(最悪USD/TRY10.0で11円くらいまでいくリスクを見ております)、中長期的にはエルドアン大統領の独裁体制が解消(政権交代や、IMFの介入による強制的な失脚、そこに至るまでのエルドアン大統領の「改心」等を想定)し、周辺国との問題やインフレ問題などにきちんと手を付けられるようになれば、トルコのポテンシャルを考えると伸びない理由がないと考えております。





    より具体的な数値で言うと今後数か月以内に20円から22円程度を目指して戻していき、悪材料が出尽くしてエルドアン大統領のスタンスが変わる、あるいはエルドアン大統領自体が更迭されるなどがあれば、数年前の40円、50円水準までは戻すと予想しております。(上昇する場合の上値については、上昇基調に入った時にそこでの値動きを見て修正する可能性が高いですが、あくまで現時点の予想として書いておきます)





    その根拠を書いていきたいと思います。これまでの直近の10年間での為替推移が動いた理由と同様、今後も注目ポイントは、やはり「中国経済」「トルコのインフレ率」「トルコと欧米の関係」「世界的なリスクオフ(NYダウの動向や、Brexitの影響やトランプ大統領の行動もここに含む)」「日本の緩和が続くか」の5点が主な要因となると考えられます。





    まず、中国経済については、中国株価(上海総合指数)・経済の今後の見通しで詳しく書いているのですが、結論を要約すると、中国経済は好調だとみられているものの、再び暴落するリスクはあると考えております。






    その理由としては、中国経済は現在不動産業にかなり頼っているが、それはバブルである可能性が高いこと、買い支え等の人為的な要素は平時には耐えられてもこうしたショック時には耐えきれないといったことがあげられます。





    また、最近では米中貿易問題から大きく上海総合指数は下落しており、中国経済へのネガティブな見通しが、今後出てくる可能性はそれなりにあると考えております。その場合、円高が進行することから、トルコリラ円にとってはマイナス要素となると考えております。





    次のトルコのインフレ率については、次の政策金利も含めて、今後も注目の必要があります





    直近発表のトルコの消費者物価指数は、今もまだ15%超と非常に高い水準であり、今後インフレ率がどのように推移していくかによって、トルコリラは大きく動くと考えられます。





    インフレを収めるためには、一般論としては金融引締め(利上げ)が基本的な対処法であり、5月、6月に入って大幅に金利を引き上げたのですが、エルドアン大統領再任後の初の政策金利発表であった7月では据え置きとなり、今後どうなるか・・・・という状態にあります。





    ただし、ここで「利下げ」ではなかったのがせめてもの救いではあると思っており、エルドアン大統領自身も「通貨防衛」の視点や、「インフレが問題だ」ということ認識自体は持っていると考えられ、今後緊急利上げの可能性も含めて、様子を見る必要があると考えております。(詳しいことは何故トルコは17.75%からまだ利上げが必要なのか?為替、政策金利、インフレの関係で書いております)





    (8/10追記)
    8/10には、トルコリラ急落を受けて9月に予定されていた中長期経済計画発表を8/10に前倒しにしましたが、その中でも利上げや為替介入についての言及はなく全くの無策であったため、しばらく利上げは期待できないかもしれません・・・・・





    トルコと欧米の関係という点について、まずアメリカとの関係については、制裁は元々個人に対してのみのものだったのが、鉄鋼やアルミへの輸入関税も追加され、今後どうなるか注目が必要です。





    またドイツをはじめとしたヨーロッパとの関係については、資金拠出が止まるということにとどまらず今後も関係が悪化する場合、トルコの経済がヨーロッパとの関係によって成り立つ部分が多い(例えば輸出の最大の相手先はドイツ)ことから、トルコリラにとっても下落要因となります。





    最近では、トルコのEU担当大臣とドイツの国家大臣が会談を行い、それに際してドイツ側もあらゆる困難にもかかわらず、ドイツとトルコは重要な問題において再び緊密な協力を行わうべきだ。トルコ側とさらに緊密な対話を行っていくことが、これまでになく重要である。と語っておりました(出展:トルコラジオテレビ協会5/7)ついては何か関係が大きく改善したというものではなく、依然としてトルコの人権問題やシリアへの侵攻等の問題は残っております。






    このような中で、ドイツをはじめとるす欧州諸国が、何かしらかの制裁をトルコに加えるようなことがあれば、トルコリラは去年のように大きく下落する可能性があります。





    とはいえ、ヨーロッパの国にとっても、債権を多額に保有しているトルコがデフォルトなどを起こすと、一気に債務危機などが広がりかねない状態にあるので、今の下落局面が続いている状態で、さらに「とどめを刺す」ようなことはしないと考えられます。





    (8/14追記)
    実際に、ドイツのメルケル首相も、今のトルコに対しては、「支持を表明する」としているので、これは「当面のリスク」というより、当面の危機を乗り越えられたとして、その後の問題だと考えております。





    世界的なリスクオフについては、これは「世界的な株安」、「戦争」、「原油の暴落」、「イギリスのEU離脱の影響がどう波及していくか」、「トランプ大統領の政策」など、正直「起こってみないとわからない」ものであり何とも言えませんが、ただ、最近の世界情勢の不安定さを考えると、こうしたリスクによって急落するリスクに備える必要はあると考えられます。






    まず最近のNYダウ安からはじまった世界的な株安状況については、NYダウ見通し予想2018年 | 最近のダウ暴落の理由と今後の見通しで詳しく書いておりますが、要約すると、現在もまだ割高水準にはあるため、再び下落調整が起こってもおかしくはない状態にあります。





    最近はNYダウも安定感がなく、まだ「戻す」とも「さらに下落する」とも言い切れない状態が続いており、今後もどうなるか注目する必要があります。





    昨年頻繁にミサイル発射や核実験を行った北朝鮮については、最近では国際社会への歩み寄りを強調しており、米朝首脳会談も友好的な雰囲気で終了しました。そんな中で、7月に入っても核開発が続けられているというような報道がなされたものの、現時点では基本的には大人しくしていることから、リスクとして認識されることはしばらくはないものと考えられます(逆に、いきなりスタンスを変えるとサプライズとなって大きな影響にもなりうるのですが・・・・・)





    イギリスのEU離脱については、来年にはいよいよ離脱が行われますが、経済への実体的な打撃は「実際に離脱してみないと分からない(離脱するまではイギリスも従来通りの条件でEUとの交易や往来が可能)」上に、その影響もポジティブに予想する人もいれば、ネガティブに予想する人もいて、見通しは極めて難しい状態になっております。





    最後の日本の緩和動向については、今年初めに「緩和政策の出口戦略」などと言われていた時には、ありえないと思っていたのですが、3月に入って緩和政策を強く推し進めていた安倍政権が森友問題で動揺が走り、安倍首相・麻生財務相が退任に追い込まれるような事態になれば、一気に円高が進む危険があると考えておりました。





    ただし、この森友問題については、最近ではそこまで大きく報道されることもなくなり、また、安倍政権の状況については、自民党の有力派閥が基本的に安倍支持でまとまりつつあり、少し前までのように、「9月の自民党総裁選挙での3選は厳しい」という状況ではなくなってきております。





    また、7月31日の日銀の金融政策発表では、「金融緩和の副作用を懸念して、緩和路線を弱める」という事前報道もありましたが、実際には緩和の継続が明言され、その点についてもリスクは後退しております。





    以上のように、トルコリラについては、上で見たように売り材料の方が買い材料より圧倒的に多く、今は投機筋も売りを狙っていることから、しばらくは下落基調が続くと考え、最悪USD/TRY10.0の節目を目指して、トルコリラ円でいうと10円~11円くらいの水準を目指すリスクもあると考えております。





    ただし、その一方で、今年に入ってからUSD/TRYでは40%超の下落と、さすがに下落しすぎであることは間違いなく、インフレが問題と言っても年間15%程度であり、40%超の下落を正当化する理由はないと考えているので、そこまで遠くない時点で、22円くらい(USD/TRY5.0の水準)までは戻し、中長期的には数年前の40円くらいの水準までは戻すと考えております。





    また、仮に11円まで下がっても、現在の17円からでは6円、スワップで1年半ちょっとで利益が出るレベルであり、かつ、中長期的にはトルコ自体の持つ人口の多さや、中東と欧州をつなぐ位置にあるという地政学的な重要性があり、経済成長も続いているのは間違いないため、中長期的な成長は間違いなく、そうした意味で、短いスパンで売るか、中長期保有目的で買いを入れる、もしくは取引単位を大きくせず、安くなった時に買う、というナンピン戦略がおすすめとなります。





    こうした投資方法や、どこで取引すればいいのかという点については、トルコリラFX取引、おすすめ投資方法とFX業者 | トルコリラFX比較で書いておりますので、よかったらそちらもご覧ください。






    なお、今回の記事でも書いたように、トルコリラの動向を読むためには「中国経済」「アメリカの動向」「トルコと欧米の関係」「世界のリスクオフ」等、様々な要素が関係しており、こんなに色々な情報をどうやって集めたらいいのかと思われるかもしれませんが、それについては無料でFX関係の為替ニュースをリアルタイムに集める方法で解説しているので、よかったらそちらもご覧ください。





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    FXの両建てに意味はないは本当か?ロスカットとの違いを解説

    2018年08月13日 19:30

    FX ryoudate




    最近トルコリラが急落したことで、含み損が膨らんだ人から、「両建てして損失を抑える」という言葉をよく聞くようになりました。その一方で、「FXで両建ては意味がない」「両建てするくらいならロスカットの方が良い」という意見もよく見かけます。




    そこで、今回はこの「両建てに意味はある」「両建てに意味はない」という議論に対して、私なりの見解や、「意味のある両建て」をする方法について解説していきたいと思います。




    結論から言うと、「両建てに意味はある」と私は考えており、それは、よく言われる「FX業者間の買いスワップと売りのスワップの差額分だけほぼノーリスクで貰えるから(いわゆるサヤ取りや、アービトラージと言われる手法)」というだけではなく、他にもっと重要な両建てのメリットもあると考えております。




    そのため、上で書いたように、最近多くの人が悩んでいる「トルコリラが急落して、含み損が拡大しており、もっと下がるかもしれなくて怖い」というような場合でも、両建てというのは検討に値する一つの選択肢だと考えており、実際に私も一部のトルコリラのポジションについては両建てを行っております。




    ただし、両建てにはメリットだけではなく、デメリットもあるため、正しいやり方で両建てを行う必要があります。




    以下の順番で書いていきます。

    1 そもそもFXでの両建てとは何か?

    2 両建てはロスカットと同じなのか?

    3 FX両建てのメリット

     3-1 プラスのスワップとマイナスのスワップの差額がもらえる

     3-2 「売り」目線での取引も可能になり、視野が広がる

    4 FX両建てのデメリット

     4-1 マイナススワップが安い会社で取引しないと意味がない

     4-2 スプレッド分の損失が出る

     4-3 相場急変時に片側だけロスカットされるリスクがある

     4-4 両建てでは資金効率が悪化する

    5 結論 FXの両建てに意味があるのはどういう場合?




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    1 そもそもFXでの両建てとは何か?






    FXの両建てというのは、FXで同じ通貨ペアについて、買いポジションと売りポジションを持つことで、両建てすることによって、為替が上がっても下がっても基本的に利益も損失も変わらなくなります。





    このことについて具体的な数字で示すと、例えば、ドル円110円で買いと売り両方持つとすると、115円に上がった場合、買いポジションが5円分の利益、売りポジションが5円分の損失でトータルすると0円になり、逆に100円に下がっても、買いポジションが10円の損失、売りポジションが10円の利益で、やはりトータルすると0円になります。




    これは買いと売りが同額の場合ですが、例えば3万通貨買い、1万通貨売りであれば、

  • 両建てされている1万通貨分は、上がっても下がっても関係ない

  • 残りの2万通貨分は、上がれば利益、下がれば損失


  • というように、一部だけ両建てすることで、損失リスクを限定するといったことも可能です。





    2 両建てはロスカットと同じなのか?







    FXで両建てというと、「意味がない取引だ」とか、「それならロスカットをするべき」といった意見もよく見かけます。こうした意見に対しては、実際のところどうなのでしょうか?




    結論的には、上でも書いたように、「ロスカットと両建ては別物で、意味はある」と考えております。




    そこで、次に「ロスカットした場合」と比べての、FXで両建てをすることのメリットとデメリットを書いていきたいと思います。





    3 FX両建てのメリット






    FXで両建てすることのメリットは大きく2つあり、


  • プラスのスワップとマイナスのスワップの差額がもらえる(いわゆるサヤ取り、アービトラージ)

  • 「売り」目線での取引も可能になり、視野が広がる



  • ということで、個人的には、どちらかというと、2番目の視野が広がるということがより重要だと考えております。それぞれ詳細に説明していきます。





    3-1 プラスのスワップとマイナスのスワップの差額がもらえる






    まず、両建てのメリットとしてよく言われるものが、FX業者間のスワップの違いを利用して、為替リスクを相殺したうえで、買いスワップと売りスワップの差額をもらえるということがあげられます。





    例えば、執筆時現在、トルコリラでは、一番スワップが高い会社では1日100円(※1)、逆にマイナススワップが一番安い会社では1日-79円(※2)となっているので、この水準が続けば、その差額だけで1日21円もらうことができます。

    ※1 みんなのFXの執筆時のスワップ
    ※2 GMOクリック証券【FXネオ】の執筆時のマイナススワップ





    1日21円ということは、仮にこの水準が365日続けば、7,665円の利益が出るということで、トルコリラが今約16円なので、レバレッジ1倍でも収益率2.4%と、為替リスクを限定しているにしては、なかなか悪くない収益率となります。





    これは、特に「今もう既に買いポジションを持っているけど、今後下がるのが怖い」という人にとっては、ロスカットをするのではなく、売りを持つことによって、損失を限定しつつ、その差分だけは毎日スワップとしてもらえるという点で、なかなか魅力的なことだと思っております。(ある程度戻してもう大丈夫だと思えば、売りポジションを切れば、また上がれば利益が出る状態になります)





    この手法は、サヤ取りやアービトラージ等と呼ばれている手法で、わざわざ名前がついていることから分かるように、FX中級者以上の間ではメジャーな取引手法となっております。





    3-2 「売り」目線での取引も可能になり、視野が広がる







    上で書いたように、FXで両建てすることのメリットで一番強調されやすいのは、スワップの差額がもらえることなのですが、実は私がそれより重要だと思っているのが、この「視野が広がる」ということです。





    買いポジションをロスカットした場合、ポジションとしてなくなるわけですから、それ以降の値動きをチェックしなくなったり、あるいは、「どこまで下がるかよくわからないけどまだ下がりそう」というだけで終わってしまうことが多くなります。あるいは、状況次第では、「ロスカットした後に上がるのが悔しいから見ない」というようなこともあるかもしれません。





    それに対して、売りポジションを同額持つ場合、今度は「売りの利確をいつするか(あるいは逆に、損切をどこでするか)」という目線が出てきます。





    このことは実は非常に重要で、買いポジションだけを持っていたら、「上がるかどうか」という視点、何も持っていなければ「無関心」となりがちな中で、売りも持つようになると、今度は売りポジションのためにも、より中立な目線で「今後相場はどうなるか」ということに注目できるようになります。





    こういう「視野の広がり」があるため、私も自分が見通しを書いている通貨ペアについては、少額であろうとも両建てし、定期的に売りの方の損益も見るようにしており、こうすることによって、自分が持っている通貨についても、「しばらくはまだ下げそうだ」「長期的には上がりそうなので、ある程度トレンドが出たら売りをロスカットする」といったように見ることができております(少なくとも自分ではそのつもりです(笑))





    以上のように、FXの両建てには、単純にスワップのサヤ取りだけではなく、視野を広げるという点でも意味のある取引だと思っております。





    4 FX両建てのデメリット






    では、次に、両建てのデメリットも書いていきたいと思います。ここでは、既に買いを持っている通貨について、ロスカットするか、売りを入れるかで、売りを入れる場合のデメリットという視点で書いていきます。





    デメリットは大きく4つあり、

  • マイナススワップが安い会社で取引しないと意味がない

  • スプレッド分の損失が出る

  • 相場急変時に片側だけロスカットされるリスクがある

  • 両建てでは資金効率が悪化する


  • というのがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。





    4-1 マイナススワップが安い会社で取引しないと意味がない






    1つめは当たり前ですが、マイナススワップの方が、プラススワップより高ければ、毎日マイナスが積もるだけの取引になります。





    「それでも両建てして視野を広げたい」という場合は止めませんが、FX会社では、探せばマイナススワップの方が安いところはあるので、FX業者選びをきちんとして、差額分だけは貰っておいた方が得だと思います。





    なお、高金利通貨で有名な南アフリカランドとトルコリラについては、それぞれ


    【トルコリラ】
    買い:みんなのFXで100円
    売り:GMOクリック証券【FXネオ】で-79円
    差額:21円



    【南アフリカランド】
    買い:みんなのFXで20円
    売り:DMM FXで-9円
    差額:11円



    となっております(すべて執筆時のスワップ)。





    もちろん、スワップがずっとこのままというわけではないので、定期的にモニタリングする必要がありますが、少なくとも今は、こうしたサヤ取りでそれなりに利益が出るので、FX業者選びをきちんとすることで、損失を避けることが重要です。





    4-2 スプレッド分の損失が出る







    サヤ取りについて書いてあるブログで意外とよく忘れられがちなのが、このスプレッドです。





    例えば、トルコリラの売りで使用するGMOクリック証券では、トルコリラのスプレッドが2.9銭あり、1万通貨では290円かかることになります。そのため、トルコリラの差額が1日21円として、そのスプレッド分を回収するのに約14日かかります。なので、それより短いスパンで決済する場合、いくらその間差額のスワップが貰えるといっても、トータルで見ると損になります。





    ちなみに、南アフリカランドでは、DMM FXのスプレッドが1.0銭、スワップの差額が11円なので、スプレッドの回収に約10日かかります。





    とはいえ、それ以上の期間を持つ場合はプラスになるので、「ある程度下落が長期化しそう」と考えている場合には、ある種「保険料」のようなものだと考えるとよいと思います。





    4-3 相場急変時に片側だけロスカットされるリスクがある






    買いスワップと売りスワップを別のFX業者でポジションを持つ以上、当たり前ですが、それぞれの口座で見ると、損が出る口座と、利益が出る口座と両方あります。





    そこで、相場急変時には、損が出た方の口座で強制ロスカットされるリスクがあり、その場合には、両建ての効果が切れてしまいます





    これについては、ある程度定期的に口座の状況を確認して、ロスカットされそうであれば、資金の追加投入や、買いも売りも両方ポジションを減らすといったことで対応していけば問題ないかと思います。





    4-4 両建てでは資金効率が悪化する






    「FX口座について、別のところを使う」という点から波及するデメリットがこれで、買いについても、売りについても、それぞれに証拠金が必要なので、単純に2倍の資金量が必要です。





    また、ロスカットされないということも重要なので、そこまでレバレッジも上げられない(2倍から3倍が目安、どれだけ高くても5倍までなイメージ)ということもあり、資金効率という点では悪化します。





    そのため、もし他に投資したいものがある場合には、資金効率の点も考えて行う必要があります。





    5 結論 意味のあるFX両建て取引とは?







    以上まとめると、FX両建てには



    【メリット】
  • プラスのスワップとマイナスのスワップの差額がもらえる(いわゆるサヤ取り、アービトラージ)

  • 「売り」目線での取引も可能になり、視野が広がる




  • 【デメリット】
  • マイナススワップが安い会社で取引しないと意味がない

  • スプレッド分の損失が出る

  • 相場急変時に片側だけロスカットされるリスクがある

  • 両建てでは資金効率が悪化する




  • があります。そのため、両建てをする場合には、


  • きちんとプラススワップとマイナススワップを把握して取引するFX業者を決める

  • 不透明な状態がある程度長引きそうな時にする

  • どちらの口座も定期的にモニタリングして、投資戦略を考える



  • ということが重要です。





    そして、そういう意味では、今のトルコリラ円のように、

  • 買いと売りのスワップの差額がそれなりにある

  • どこまで下落するか、あるいはいつ急騰するかも読みづらい


  • というような通貨ペアには、おすすめできる取引手法だと思っております。





    プラススワップとマイナススワップについては、上でも書きましたが、

    【トルコリラ】
    買い:みんなのFXで100円
    売り:GMOクリック証券【FXネオ】で-79円
    差額:21円



    【南アフリカランド】
    買い:みんなのFXで20円
    売り:DMM FXで-9円
    差額:11円


    となっているので、ここでの取引がおすすめです。





    口座開設は、


    みんなのFX
    トレイダーズ証券[みんなのFX]




     GMOクリック証券【FXネオ】
    GMOクリック証券




    DMM FX
    DMMFX




    からできます。




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    暴落中のトルコリラのショート(売り建て)は儲かるか?FXでの注意点

    2018年08月12日 19:18

    try uri






    トルコリラは2018年に入ってから基本的に下落基調にあり、特に8月に入ってからは暴落といってもいいレベルで急落しており、トルコリラの買いポジションを持っている人にとっては、つらい日々が続いております(最近のトルコリラ急落の理由や、今後の見通しはトルコリラ16円台まで急落の原因は?2018年の暴落が異常な理由で書いております)





    その一方で、トルコリラが下がっているということで、FXトレーダーの間ではトルコリラのショート(売り建て)で利益をあげるということに注目が集まっております。





    例えば、8月にはトルコリラショートで大きく利益をあげた人もおります。




























    他にも、私の知り合いでこのサイトのアドバイザーもしてもらっている専業FXトレーダーも、8/10の相場急落時に60万円利益をあげたと言っておりました(ちなみに、管理人はこういう相場急変時の取引が苦手なので、ただ呆然と含み損が拡大し、一部のポジションがストップロスにあうのを眺めておりました・・・・・)





    とはいえ、このトルコリラをショートするというのは、今は暴落相場なので簡単に利益をあげている人もいる一方で、本来はそこまで簡単な取引ではなく、ちょっとした「コツ」がいる取引手法です。そこで、今回は、トルコリラを売り建てる時のコツと、注意すべき点について解説していきます。(8/13追記。アイキャッチ画像では5つの注意点となっておりますが、6つになりました・・・・・すみません)





    以下の順番で書いていきます。

    1 トルコリラショート(売り建て)のコツ

     1-1 適切な利確、ロスカット幅を意識する

     1-2 ヒゲを狙わない

     1-3 トルコリラの売りではスプレッドが特に重要

     1-4 マイナススワップがあるため、相場がぐだついてきたら損切りする

    2 トルコリラショート(売り建て)の注意点

     2-1 トルコリラにも急騰するリスクがある

     2-2 初心者は相場急変時に触らない方が良い

    3 トルコリラショート(売り)でおすすめのFX業者




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    1 トルコリラショート(売り建て)のコツ






    トルコリラショート(売り建て)は、うまくやればかなり利益を出しやすい一方で、いくつか他の通貨ペアではあまり感じられない「コツ」があります。



  • 適切な利確、ロスカット幅を意識する

  • ヒゲを狙わない

  • トルコリラの売りではスプレッドが特に重要

  • マイナススワップがあるため、相場がぐだついてきたら損切りする






  • 以下、それぞれ詳しく書いていきます。




    1-1 適切な利確、ロスカット幅を意識する







    短期トレードでは、「利確と損切のポイントを、エントリー段階で決めておいて、その通りに実行する」というのが鉄則なのですが、トルコリラについては、この「利確と損切の幅」が独特です。





    利確と損切の幅は、1日の通貨の値動きの幅から、自分の想定している決済までの時間を考慮したうえで決めるものですが、では、トルコリラは1日何円くらい動くか?という質問に対して、ぱっと答えられるでしょうか?





    答えは、直近3年間の平均をとると、トルコリラの1日の終値と始値の差の平均値は0.24円、高値と安値の差は0.54円となっております。





    これは、率で見ると高値と安値の差で1.6%(ドル円なら1.8円くらいの動き)、終値と始値の差であれば0.7%の差(ドル円なら0.8円くらいの動き)と、決して小さいものではないのですが、それでもトルコリラは一単位あたりの金額が小さいため、金額の絶対値で見ると、意外と小さくなります。





    また、この高値と安値の差についても、下の図を見てもらうと分かるように、ほとんどの日で0.25~0.5円での動きとなっております。





    【直近3年間のトルコリラ高値-安値の分布】
    try histo

    (為替データを基に管理人作成)





    下でまた詳しく書きますが、トルコリラの場合、売り建てで日をまたぐとマイナススワップが発生するので、できればその日のうちに決済、長くても1ヶ月以内には決済したいので、トレードする際には、「どの程度で決済されて欲しいか」「そこで利益がどのくらい欲しいか」というのを考えた上で取引する必要があります。





    最近は値動きが激しすぎるせいで、チャートのテクニカル分析だけで見ると、何日も何ヶ月も決済されない可能性があったので、ここで注意点として書きました。





    1-2 ヒゲを狙わない







    トルコリラというと、どうしても、「長い下ひげ」を狙いたくなります。




    【トルコリラ1時間足チャート。このヒゲを狙いたくなるが・・・・・】
    TRY 1hour





    しかし、この下ヒゲを狙ってはいけません





    何故なら、上でも書いたように、トルコリラは本来そこまで凄まじい値動きをする通貨ではなく、下ヒゲを欲張って狙うと、利確ができなくなってしまうためです。





    「とはいえもったいない・・・・・」と思うかもしれませんが、最近くらい値動きが荒くなると、利確注文もスリッページして有利になることが多いため、わざわざ狙わなくとも、偶然そういうタイミングが来たら、心配しなくてもきちんと利益は伸びてくれます。





    なので、下ヒゲを狙うのではなく、ある程度コツコツと利益を積み上げていくことがおすすめです。





    1-3 トルコリラの売りではスプレッドが特に重要






    短期売買では、スプレッドが少しでも小さいところでトレードするというのが鉄則ですが、トルコリラの場合、スプレッドが狭いFX業者で取引する重要性が他の通貨より圧倒的に大きいと言っても過言ではありません。





    トルコリラのスプレッドについては、狭いところでは原則固定で1.8銭(セントラル短資FX)から、広いところでは15銭以上(FXトレード・フィナンシャル)と、FX業者によって大きくスプレッドが異なります。





    上でも書いたように、トルコリラはほとんどの場合、1日の高値と安値の差ですら25銭から50銭の値動きで、デイトレで狙うならせいぜい10銭前後であるため、数銭、あるいは0.数銭の違いが、かなり大きな違いになります。





    また他の通貨ではスプレッドが狭いイメージのある会社でも、トルコリラについては意外と広いというところもあるので、一般的名スプレッド比較ではなく、トルコリラのスプレッドで比較する必要があります。(スプレッド比較は、別記事の主要なFX業者のトルコリラのスプレッド、スワップ、取引単位、自動売買の有無の比較表で書いておりますので、そちらもあわせてご覧ください)





    なお、このトルコリラのスプレッドが一番狭いセントラル短資FXについては、当サイト限定、かつ、9月までの期間限定で、当サイトからセントラル短資FXに口座開設を申し込むと、5,000円の特別キャッシュバックもあるので、セントラル短資FXへの口座開設を考えている場合、当サイトから申し込むのがおすすめです。





    口座開設は



    セントラル短資FX
    セントラルミラートレーダー



    からできます。





    1-4 マイナススワップがあるため、相場がぐだついてきたら損切りする







    トルコリラは、元々「高金利のスワップ狙い」で有名な通貨なので、逆に言えば、売りで日をまたげばマイナススワップが発生します。





    このマイナススワップは、執筆時現在一番少ないところでも1万通貨で1日81円、高いところで1日179円かかります(執筆時現在の数値で、安いところはGMOクリック証券【FXネオ】の数値、高いところはヒロセ通商の数値)





    そのため、例えば10日持てば安いところでもスワップだけで810円、1ヶ月持てば2,430円のマイナスになります。





    「そこまで大した金額じゃなくない?」と思われるかもしれませんが、確かにこれだけ見ると大した額ではなく見えますが、ここで言いたいのは、「予想に反して上がったからといって、塩漬けにはできない」ということです。





    買いポジションであれば、「まあ下がったけど将来上がるだろうから待っておこう」というようなゆったりした取引ができますが、売りではマイナススワップの関係上そういうことは許されず、基本的に「ある程度相場がぐだついてきたら、さっさと損切りして終わらせる」という意識が必要になります。これは、今まで高金利通貨をロング(買い)していた人にとっては、特に意識改革が必要な点なので、ここで書きました。





    以上がトルコリラで売り建てする場合のコツです。それでは、次にトルコリラをショートで取引する場合の注意点についてまとめていきます。





    2 トルコリラショート(売り建て)の注意点







    トルコリラをショートするときの注意点は2つあり、



  • トルコリラにも急騰するリスクがある

  • 初心者は相場急変時に触らない方が良い




  • ということがあります。以下、詳細に見ていきましょう。





    2-1 トルコリラにも急騰するリスクがある







    トルコリラは、10年くらい下落基調にあり、特に今年に入ってからの下落は非常に激しく、そのため忘れ去られがちな事実なのですが、トルコリラにも急騰する可能性はあります





    こう書くと、買いポジションを持ってる人間の負け惜しみのように聞こえるかもしれませんが(苦笑)、それを置いとくにしても、2018年に入ってからトルコリラは40%超の下落と、明らかに異常な水準での急落であり、さすがに下がりすぎの反動で戻す可能性はあります(詳しくはトルコリラ16円台まで急落の原因は?2018年の暴落が異常な理由で書いております)





    実際に、5月には1日の間で2円以上急騰した日もあり、こういう時にロスカットもなく売りを入れていれば、強制ロスカットのリスクもあります。





    そのため、「トルコリラが下がっているから売っていれば大丈夫」と油断することなく、きちんとロスカットを入れて注文することが重要です。





    2-2 初心者は相場急変時に触らない方が良い







    上でも書いたように、8/10の相場急変時にショートで何十万円(何百万の人もいるかもしれません)と利益を出した人もおり、「自分もこうやって利益をあげたいなあ」と思うかもしれませんが、これについては、基本的にあまりおすすめせず、どうしてもやりたい場合は、何度か小さい単位で練習してみてからやることをおすすめします。(例えば1,000通貨であれば、仮に5円落ちても5,000円の損失で済みます)





    相場急変時は、ただ「投機筋がどこまで下げに来るか」「どのくらいロスカットが巻き込まれて下がるか」という要因で値動きしているので、ファンダメンタルズもテクニカルも役に立たず、ただ「直感」のみが武器となる世界です。





    まれにこういう「相場急変時に異様に強い人」というのもいて、先ほど言った60万円稼いだ専業トレーダーの人もまさにそのタイプの人なのですが、とはいえ、普通の人には「どちらに動くか」「どこまで動くか」のどちらも手がかりのない中で、トレードするのは極めて困難です。





    なので、基本的にはこうした相場急変時の取引はおすすめせず、もしそれでもやってみたい場合、1,000通貨等、小さい単位でまずは練習してみて、ある程度コツがつかめたら、大きく勝負してみるというのが良いと思います(私は相場急変時の取引が下手なのでこういう取引はやりませんが、こういうのが得意な人にとっては、何十万円と稼げるボーナスステージらしいです・・・・・)





    以上がトルコリラ売りのコツと注意点でした。もう一度まとめると、


    【コツ】
  • 適切な利確、ロスカット幅を意識する

  • ヒゲを狙わない

  • トルコリラの売りではスプレッドが特に重要

  • マイナススワップがあるため、相場がぐだついてきたら損切りする



  • 【注意点】
  • トルコリラにも急騰するリスクがある

  • 初心者は相場急変時に触らない方が良い




  • ということで、読んでもらえれば分かるように、意外と「買い」の感覚で売ろうとすると、戸惑うことも多いと思いますので、売りははじめてという人は、まずは少ない金額で練習してみるのがおすすめです。





    トルコリラは、全体的に下落基調であり、短期トレードであれば買いよりも売りの方が利益をあげやすいので、上で書いた注意点を踏まえたうえで、取引してもらえれば、かなり利益をあげやすいと思います。





    3 トルコリラショート(売り)でおすすめのFX業者







    それでは、次にトルコリラをショート(売り)で取引する場合の、おすすめFX業者を書いていきたいと思います。トルコリラ売りの場合、以下の2社がおすすめです。






    セントラルミラートレーダー

    スプレッド、取引単位ならここ!

  • スプレッド原則固定の中で最狭の1.8銭
  • 1,000通貨単位で取引可能
  • 急落時にも安定した価格を提示してくれる
  • 100年以上短資会社として運営している金融機関との信頼関係
  • 当サイトから申し込み限定で5,000円の特別キャッシュバックあり
  • はっちゅう君

    マイナススワップならここ!

  • 執筆時現在マイナススワップが81円で最安値
  • FX年間取引高6年連続世界1位
  • 有力FXブロガーアンケートでも1位!






  • まず、スプレッドと取引単位で選ぶ場合、セントラル短資FXがおすすめです。ここはトルコリラについて原則固定スプレッドで1.8銭と、業界最狭となっております。また、取引単位についても、1,000通貨単位で取引が可能です。トルコリラは今17円なので、1,000通貨なら、レバレッジ1倍でも1万7,000円程度のポジションであり、非常に少額から取引ができるので、まず「はじめて売り建てをやってみる」という場合にはここがおすすめです。





    また、当サイト限定、かつ、9月までの期間限定で、当サイトからセントラル短資FXに口座開設を申し込むと、5,000円の特別キャッシュバックもあるので、セントラル短資FXへの口座開設を考えている場合、当サイトから申し込むのがおすすめです。





    口座開設は



    セントラル短資FX
    セントラルミラートレーダー



    からできます。






    次に、マイナススワップの観点から選ぶ場合、GMOクリック証券【FXネオ】がおすすめです。





    ここは、マイナススワップが1日-81円と、執筆時現在マイナススワップが最安値のところです。そのため、マイナススワップを重視する場合、ここがおすすめです。





    また、GMOクリック証券は、取引ツールの使いやすさや、株・CFD口座と一体で運用可能ということからも人気が高いところで、2012年以来6年連続でFX年間取引高世界1位となっており、また、FX攻略.comが実施して、当サイトもアンケートに答えたFXブロガーアンケートでも有名ブロガーが使っているメイン口座でも1位と、初心者から上級者まで、多くの人から選ばれております。





    その一方で、トルコリラのスプレッドは原則固定の2.9銭、取引単位は1万通貨からとなっており、これらの面ではセントラル短資FXの方が上回っているので、スプレッドや取引単位を重視する場合はセントラル短資FX、マイナススワップを重視する場合はGMOクリック証券がおすすめとなります。




    口座開設は、


     GMOクリック証券【FXネオ】
    GMOクリック証券



    からできます。





    なお、スプレッドや取引単位、マイナススワップの比較は、別記事の主要なFX業者のトルコリラのスプレッド、スワップ、取引単位、自動売買の有無の比較表で書いておりますので、よかったらそちらもご覧ください。





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    南アフリカランドのおすすめ投資方法と、FX業者スワップ比較2018

    2018年08月11日 22:27

    南アフリカ





    今回は、レバレッジ1倍でもスワップ年収益率9%超と、高金利通貨として人気の高い南アフリカランドについて、おすすめの投資方法と、その方法で取引をするうえでのおすすめのFX業者について紹介していきます。(南アフリカランドの下落リスクに備えながらスワップの差分だけ抜く両建て手法についても、どのくらい利回りが出るかも含めて南アフリカランドの下落に備えた「両建てサヤ取り手法」とは?の部分で紹介しております!)





    FXで南アフリカランドというと、「初心者には無理」「大損をした人が周りにいる」等、なかなか難しい通貨だと思われやすいものではありますが、きちんと対策をしたうえで取引をすればそうしたリスクを管理していくこともできるので、まずそもそも何故大損する人が出てくるのかということと、ではどうやって対策したらいいのか、ということも含めて書いていきたいと思います。





    順番としては、以下のような順で書いていきたいと思います。



  • 南アフリカランドという通貨の特徴

  • 南アフリカランドは難しい?何故大損する人が出るのか

  • 南アフリカランドでのおすすめ投資方法

  • 南アフリカランドの下落に備えた「両建てサヤ取り手法」とは?

  • 南アフリカランド取引でのおすすめFX業者は






  • なお、南アフリカランドの今後の為替見通しについては、南アフリカランド為替・経済今後の見通し2018年で書いており、こちらの記事については基本的には毎月更新しているので、よろしければこちらもどうぞ。





    南アフリカランドという通貨の特徴







    南アフリカランドという通貨は、「高金利」「単位当たり価格が安い」「値動きが激しいがレンジ相場になることが多い」という特徴があります。





    南アフリカの政策金利は6.75%もあり、他の国では、例えば日本は0.1%、利上げしたアメリカでも1.5%、イギリスも0.5%、EUにいたっては0.05%、高金利として有名な豪ドルやNZドルでもそれぞれ1.5%、1.75%というように、非常に高金利と言えます。





    こうした高金利はFXではスワップを通じてメリットを享受できて、高いところではスワップが1万通貨あたり1日約20円ですが、これは365日で7,300円となります。これだけ聞くとそこまで高そうに聞こえないかもしれませんが、南アフリカランドは1通貨7.8円程度なので、1万通貨で約8万円分のポジション、つまり、この水準が続けば、年換算すると、レバレッジ1倍でも収益率9.4%という、非常に高い収益率となっております。

    ※スワップ収益率については、執筆時現在スワップポイントが一番高いみんなのFXの1日20円×365日÷執筆時のレートで計算しております。





    次の「1単位が安い」というのは、先ほども述べたように、1ランド9円程度なので、1万通貨持っても8万円分、10万通貨でも80万円というように、かなり細かい単位で投資ができます。例えば米ドルでは110円くらいなので、1万通貨持つと110万円程度のポジションになりますが、南アフリカランドでは、10万通貨持っても米ドル1万通貨より少ないポジションということになります。





    最後の値動きが激しいがレンジ相場が多いというのは、南アフリカランドについてはかなり多くの期間でレンジ相場になり、そのレンジの中での値動きとなっております。実際に過去10年のチャートと、直近1年のチャートを見てみましょう。





    【南アフリカランド円 直近10年間チャート】
    ZAR 10year





    【南アフリカランド円 直近1年間チャート】
    ZAR 1year





    このように、値動きは激しいながらも、レンジ相場が多くなっております。これは、南アフリカランドというのは新興国なので下がるときは下がる一方、政策金利の高い通貨であるため、「下がりすぎたら金利差を狙って買われる」という特徴があり、その結果として、レンジ相場となります。





    また、南アフリカ自体も、自国通貨防衛(通貨が安くなり過ぎないようにする)という発想を持った国であるため、南アフリカランドが大きく下げそうな事態になると、金利を上げるなどで対抗措置をとることが多く、それによって、「下がってもその時に金利狙いで買われる」ということが起こりやすいというのもその理由となります。





    最近では、為替市場では評判の悪かったズマ大統領に対して、「脱ズマ路線」をかかげたラマポーザ氏が2017年末に南アフリカの与党の党首に選ばれ、2018年2月には大統領に就任したことで、南アフリカについては、見通しが好転しております。(詳しい理由や今後の見通しは南アフリカランド為替・経済今後の見通し2018年をご覧ください)





    以上のように、高金利かつ、1単位あたりの価格が小さい、値動きは激しいがレンジ相場が多いというのが南アフリカランドという通貨の特徴となります。





    南アフリカランドは難しい?何故大損する人が出るのか







    南アフリカランドというと、「怖い」とか「大損をした」とかとよく言われます。何故このようなことを言われるのかを次に見ていきましょう。





    南アフリカランドを必要以上に怖がっていたり、また実際に大きな損失を出したりした人は何人も見たことがありますが、この人たちは、ほぼ全て以下のどちらかに当てはまります。



  • スプレッドが想定以上に大きくて驚く

  • 一時的な急落でロスカットにひっかかってしまう






  • まずはじめのスプレッドについては、南アフリカランドはFX会社かんでスプレッドの差が大きく、少ないところでは1銭前後なのに対して、高いところでは15銭にもなります。





    そして、南アフリカランドは1通貨9円程度ということから、多くの場合10万通貨単位(米ドルで言うとこれでも1万通貨にも満たない投資水準)で取引をすることになりますが、スプレッド15銭のところで10万通貨取引すると、取引が約定した瞬間に1万5,000円の損失となります。





    FX歴がある程度ある方からすると、「1万5,000円くらいなら全然大損とは言わないのでは?」と思われるかもしれませんが、FX初心者の方からすると、この時点で大損したと感じて、もう二度と南アフリカランドで取引したくなり、周りにも「南アフリカランド怖い」と言っていることはかなり多くあります。(実際、普通に生活していたら1万5,000円損したらかなり大きな損をしたと思うだろうなとは私も感じます)





    このように、スプレッドなどの条件が悪い会社で取引したがために「南アフリカランドは怖い」という印象を持たれるというのは、まず1つの理由としてあります。





    次に、実際に何百万円と損失を出す場合というのは、「取引単位を大きくしすぎて一時的な急落でロスカットを食らう」という場合がほとんどです。





    まず、南アフリカランドは、スワップが多く、1単位あたりの金額が少ないため、「スワップ目当てで買っていたら気が付いた時には大きなポジションを持っていた」という人がかなり多いです。





    スワップ条件が良いところでは、10万通貨持つだけで年間7万円のスワップ、そしてそれでも1万米ドルにすら満たない投資水準なので、じゃあ100万通貨で年間スワップ70万円、200万通貨で年間スワップ140万円・・・・・というように、段々自制が効かなくなって大きな単位で取引をしてしまう、という人は多いです。





    また、1単位当たり8円程度と小さいので、例えば0.5銭動くというのはかなりの事件といっていいレベルであるにも関わらず、感覚的には「そんなに動いていない」と感じられてしまうということも、「想定外に損失が出た」となる理由の一つとなっております。





    このように取引単位が大きくなると一度でもがくっと下がるとロスカットになってしまうリスクがありますが、南アフリカランドは、以下のように、1日の中でも一時的に大きく落ちて最終的にある程度戻すというような動きをすることがあります。





    日付 始値 安値 終値 始値から安値 割合 始値から終値 割合 概要
    2015/8/24 9.132 8.668 8.952 -0.465 -5.1% -0.180 -2.0% チャイナショック
    2016/1/11 7.229 6.605 7.023 -0.624 -8.6% -0.206 -2.8% 南アランド急落
    2016/6/24 7.098 6.517 6.786 -0.580 -8.2% -0.312 -4.4% Brexit







    特に、2016/1/11については、他の通貨についてはここまで大きな変化はなく、また、南アフリカランドについても特に何か大きな事件があったわけでもないというように、「売りが売りを巻き込んで一時的に急落し、その後戻した」というようなものでした。





    このように、気が付いた時に単位が大きくなりすぎていて、そこで一時的な下落があったときに耐え切れずロスカット・・・・・みたいなパターンで何百万以上の単位で損をするというのは、南アフリカランドでよくあることで、これが「南アフリカランドで大損」と言われる最大の理由です。





    では、どのように対策したらいいかということも含めて、南アフリカランドでのおすすめの投資方法と、その投資方法が可能なFX業者について次に見ていきましょう。





    南アフリカランドおすすめの投資方法







    では次に南アフリカランドをFXで取引する場合にどのように取引をしたらいいかについて書いていきたいと思います。





    まず、そもそも南アフリカランドをFXで取引する最大の魅力は、高金利通貨であることであり、また南アフリカという国自体今後発展が期待される国であることから、基本的には買いポジションを持つことが考えられます(もちろん下げると予想されるタイミングで売り建てるというのもありですが、あくまで基本線としてはという意味です)





    そして、値動きが激しくレンジになりやすいという性質があることから、「レンジの中で安くなった時に買い、高くなった時に売る」という取引が基本となります。これについては、南アフリカランドは1単位9円程度であるため、レンジを広くとることが比較的やりやすいということもあり、基本的にはレンジを広くとることで「下がりすぎて損失を抱えすぎる」ということを防ぎやすいという特徴もあります。





    その上で、南アフリカランドで大きな損を出してしまう要因として、

  • スプレッドが広いところで取引をしてしまう

  • 欲が出て気が付いた時に取引単位が大きくなりすぎている


  • というのがありました。





    そこで解決策としては、以下のようなものが考えられます。

  • 単純にスプレッドが狭い会社で取引する

  • 取引単位が小さい会社で取引する

  • 自動売買で一定のルールに従って取引して、人間の感情を介在させない






  • はじめのスプレッドについては解決法は非常にシンプルで、単純にスプレッドが狭いところを選べばよいことになります。





    次の取引単位が気が付いた時に大きくなってしまうということについては、対策として大きく2つ考えられ、1つは単純に「取引単位を細かく決めることができる会社で取引する」ということ、もう一つが、「自分の意志で取引するのではなく、あらかじめ決めた取引ルールで自動売買する」ということがあります。





    まず、最も単純な解決策としては、「細かく取引できるFX業者で取引をする」ということがあげられます。





    これについては、例えば10万通貨単位でしか取引できないところであれば、当たり前ですが増やすときも10万通貨単位で上げることになり、気が付いた時には数百万通貨単位のポジションとなることがありますが、少ない単位で取引量を増やせるところであれば、そんなに一気に増やさないで少しずつ増やしていくということが可能です。(後で細かく説明しますが、例えばSBIFXトレードでは、1通貨単位での取引も可能で、完全に自由に取引量をコントロールできます)





    ただし、取引単位を小さくするというのは、「小さくできる」ということであって、逆に言うと「大きくすることもできる」ので、そこについてはきちんと「大きくしすぎない」という意思を持って取引を行う必要があります。





    そこで、次の解決策として、自動売買で一定のルールに従って取引して、人間の感情を介在させないというのがあげられます。





    もちろん、自動売買でも設定を変えたり、自動売買の仕掛けを増やす等をしてしまえば意味がありませんが、自動売買では多くの場合「最大の取引量や損失想定に基づいた証拠金」が拘束されるため、資金管理として自動売買は実はかなり有効な手法です。





    また、自動売買では別のメリットもあり、それは想定値幅の範囲内であれば一時的に大きく動いて戻した時にむしろ利益が出るということがあります。これは、裁量トレードでは相場に張り付いていないとできないことですが、自動売買ではこうした時も自動で取引をしてくれるため、そうしたチャンスも逃さずにすみます。





    こうした点から、南アフリカランドについては、レンジを広めにとりながら自動売買で利益をあげていくということが第一におすすめです。自動売買では、想定以上の下落が起こった場合に損失が出てしまうという弱点がありますが、南アフリカランドについては、1単位当たりの金額も8円程度と小さいことから、幅を大きくとって取引をすることが他の通貨に比べて容易であり、こうした点からも自動売買というのがおすすめできます。





    以上のように、南アフリカランドについては、レンジを広めにとっておいた上で「安くなったら買う、高くなったら売る」を繰り返すことで、これを実行するためには自動売買を行うか、取引単位の小さいところで取引していくか、ということがおすすめの投資方法となります。





    南アフリカランドの下落に備えた「両建てサヤ取り手法」とは?







    最近のトルコリラの急落で注目が高まっているのが、「高金利通貨を両建てして、スワップのサヤ取り」というものがありますが、南アフリカランドでも、この手法は可能です。





    これは、FX業者間のスワップポイントの違いを利用して、スワップが高いところで買いポジションを、マイナススワップが安いところで売りポジションを持つことで、為替レートが上がっても下がっても買いポジションと売りポジションの含み損益が同じになる一方、スワップポイントについては、そのFX業者間の差額分のスワップをもらえるという手法です。





    南アフリカランドについては、スワップが高いみんなのFXでは買いスワップが20円、マイナススワップが安いDMM FXではマイナススワップが-9円となるので、今の水準が続けば、1日11円の差額がもらえることになります。





    1日11円ということは、この水準が続けば365日で4,015円、1万通貨持つのに78,000円×2(買いと売り両方のポジション)で156,000円分のポジションであるため、レバレッジ1倍なら年収益率2.5%、レバレッジ3倍なら7.5%と、なかなかの数字になります。





    ただ、ではこの両建て手法に全くリスクがないかというと、そういうわけではなく、以下の2点に注意する必要があります。


  • 買いスワップと売りスワップの関係が逆転したら損になる

  • 相場急変時には、一方だけロスカットされてしまうリスクがある



  • ということがあります。




    ただし、1つめについては、ある程度定期的にスワップポイントを確認して、きちんとプラスになっているかということを確認することで、「まずくなったら一度ポジションを全決済」とすることで、それまでの利益を得ることができます。




    また、もう一つのロスカットについても、例えばレバレッジ3倍とかであれば、そこまでロスカットは近くないので、「最近動いたなあ」と思ったときにチェックして、ロスカットが近づいてきたら上と同じで一度ポジションを全決済すればOKです。





    そのため、この投資法を使う場合、ある程度定期的にスワップの状況や、口座のロスカットまでの金額等をモニタリングする必要はありますが、かなりリスクを抑えた上で、スワップの差分を丸々利益として得ることができます。





    南アフリカランド取扱いFX業者を比較しておすすめ業者は?







    南アフリカランドに投資する場合、業者によってスプレッド、スワップ、取引ツール等全く違い、それによって全く利益が変わってきます





    例えば、スプレッドは1銭未満のところから、15銭のところもあります。例えば1万通貨取引するとして、スプレッド1銭なら100円ですが、15銭なら1,500円で、その時点で1400円もの差が出て、10万通貨単位でしか取り扱っていない場合、スプレッドだけで14,000円もの差になります。





    また、スワップも0円のところから、20円まで、数倍の差があり、それによってスワップの収益率が著しく違ってきます。例えば、1日0円のところと20円のところでは、1日20円、年間7,300円の差になります。(というか、スワップ0円なら高金利通貨の意味ないですよね・・・・)





    また、逆に売り建てる場合には、今度はマイナススワップを支払う必要があるので、逆に「マイナススワップが少ないところ」を選ぶ必要があります。





    南アフリカランドの場合、投資家から人気はあるとはいえ、まだマイナー通貨であるのは間違いないので、このようにスプレッド、スワップ、取引単位と、業者によって大きく差があるのが現状で、なので、「どこで取引するか」というのが非常に重要になってきます。では、その中でどこがおすすめかということについて、取引スタイルに応じていくつか紹介します。










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    まず1つめは、外為オンライン(くりっく365)です。






    くりっく365はスプレッド・スワップともに業界トップクラスで、その上取引先としてスリッページ、約定拒否なし、倒産リスクほぼなしと、最も安定性があり、その結果、くりっく365全体ではFXの南アフリカランド取引のうち40%行われているというところです(これらの条件はくりっく365の業者すべてに共通する事項です)





    ここは、スプレッドは固定ではないのですが、平均スプレッド0.77銭(2018/7月実績)、かつ、スワップも14円と、どちらも業界トップレベルです。






    このように圧倒的な条件の良さと、くりっく365という取引所がやっているもので、スリッページ、約定拒否なしの信頼性の高いところであることから、FX取引で南アフリカランド円の売買の40%を占めるに至り、南アフリカランドを取引する場合、まずここがおすすめです。





    なお、くりっく365をやっている会社間では、 くりっく365おすすめ業者2018年 | 店頭FXとの違い、会社間の違いを比較で詳しく書いてあるのですが、スプレッド、スワップ、取引単位はすべて同じで、その一方、手数料や取引ツールなどに違いがあります。





    くりっく365で取引ができるFX業者は色々ありますが、その中でどこがいいか、ということについては、基本的に私がおすすめしているのは外為オンラインGMOクリック証券【くりっく365】 ですが、南アフリカランド取引については、外為オンラインでの取引をよりおすすめします。






    その理由としては、外為オンラインについては、基本的に取引手数料は無料、ツールも使いやすく、スマホや携帯にも対応というのに加え、何よりくりっく365でiサイクル注文という自動売買ができる唯一の会社というのがその理由です。





    このiサイクル注文と言うのは、年間500万円の不労所得を稼ぐ戦略も!?iサイクル注文でFX自動売買!iサイクル注文の使い方と設定方法で詳しく書いてあるのですが、要は「下がったら買う、上がったら売る(もしくは上がったら売る、下がったら買うの取引も可能)」というのを自動売買してくれるものです。





    そして、このiサイクル注文については、「値動きの激しい高金利通貨」との相性が特に良いと言われております。





    これは、iサイクル注文で買いを入れた場合、レンジ相場であれば、値動きが激しいため、基本的に上げ下げしており何度も約定して利益が出るということになります。また、その間でも日をまたいで買いポジションがあれば、スワップも当然もらえます。





    また、上がっている時も、一本調子にあがるということはまずないので、その中で下がった時に買って利確できますし、iサイクル注文は「相場が上がっている時にはそれに追随できる」という特徴もあるので、その場合も利益を逃さず取引できます(詳しくはiサイクル注文でFX自動売買!iサイクル注文の使い方と設定方法をご覧ください)





    一方、下がったとしても、その時には買いポジションが増えて、スワップがどんどん溜まり、その後上がるときには、今までのスワップも累積しながら、ポジションとしても利確する・・・・・・という夢のような状態になります。





    このように、レンジ相場が多くて値動きの激しい高金利通貨とiサイクル注文という組み合わせを、スプレッド、スワップ共にトップの条件でできるというのが、ここをまず一番におすすめした理由です。





    口座開設は



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    次に、単純に高いスワップを求める場合におすすめなのが、みんなのFXです。





    ここは、1日20円の買いスワップで、下の一覧表で見てもらえれば分かるように、スワップがトップです。





    スワップだけならFXプライムbyGMOも同額なのですが、スプレッドがみんなのFXは1.8銭に対し、FXプライムbyGMOは3.0銭と、スプレッドも考慮するとみんなのFXの方が条件が良いです。





    また、1,000通貨単位での取引も可能であり、少額から取引したいという場合にもおすすめです。南アフリカランドであれば、1,000通貨ならレバレッジ1倍でも1万円以内で取引可能なので、かなり少額からはじめることもできます。





    このように、スワップ、スプレッド、取引単位といった基本的なスペックが高いのがみんなのFXの特徴です。





    口座開設は、



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    次に執筆時現在、マイナススワップが最安値なのが、DMMFXです。





    ここは、スプレッドは原則固定で1.0銭と、くりっく365の平均値よりは高いものの、それでも業界内でかなり狭い水準であり、かつ、原則固定であること、また、マイナススワップが-9円と記事掲載日現在最安値であるため、売り建てを行う場合におすすめです。






    また、他にも、この会社は取引ツールに強みを持っております。PC版のチャートでは、米国の国債やダウ平均、金相場等と為替の影響を見比べたり、それだけでなく経済指標の発表時に、どういう事前予想で、結果がどう、その結果がどれくらい値動きをしたかというのが一目でわかるという機能や、あらかじめ設定したレートに到達したときにアラートを鳴らすシステム等、かゆいところに手が届くシステムとなっております。





    このように、取引ツールが優れているのが一つの強みですが、もう一つの強みは、「サポート体制」です。





    この会社は、平日24時間カスタマーサポートに問い合わせが可能で、しかもその方法も、電話やメールだけでなく、LINEでの問い合わせも可能になっております。






    何かあった時にすぐに気軽に問い合わせができるというのも、この会社の強みとなっており、その結果、DMM.com証券は国内FX口座数第一位となっております。(2018年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ(2018年1月口座数調査報告書))





    また、今当サイトから口座開設して条件をみたすと、当サイトオリジナルの節税方法も含めた確定申告に係るレポートと、当サイト限定追加キャッシュバック4,000円をもらえるので、DMM FXで口座開設をすることを考えているなら、当サイトから開設するのをおすすめします。





    FXをやっていると、大きな利益を出したり、あるいは逆に最終的に損失になってしまうこともあるかと思いますが、そのレポートでは、「どうやって確定申告をするのか」というだけでなく、「損失が出た場合に翌年以降に税金を安くする方法」「それ以外にも合法的な節税の方法」「そもそもどうやって税務署は利益が出ている人を把握しているのか」「経費を計上するときの注意点」等、今後もかなり使える情報をぎっしりと詰め込んでいるので、おすすめです。





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    次に、自動売買をしたいけど、くりっく365のように10万通貨単位はちょっと単位が大きい・・・・・という人におすすめなのが、セントラル短資FXのミラートレーダーです。





    セントラル短資FXでは、FXダイレクトプラスと、セントラルミラートレーダーという2つの口座があるのですが、高金利通貨を自動売買したいという場合、セントラルミラートレーダーがおすすめです。





    セントラルミラートレーダーの特徴としては、前で紹介したくりっく365は取引単位が南アフリカランドは10万通貨からの取引であるのに対し、ここは5,000通貨単位で自動売買ができるというのが特徴です。





    また、iサイクル注文は「いくら下がったら買う、それを何本」等というように設定するのに対し、セントラルミラートレーダーの自動売買は、プロが作ったストラテジーを選ぶだけでできるのも特徴です。





    一方で、スワップ条件としてはくりっく365の方が基本的に高いので、スワップの高さや自分で投資戦略を決めたいという点を重視するならくりっく365が、5,000通貨での取引や選ぶだけの自動売買というのを重視したいならセントラルミラートレーダーがおすすめです。





    また、もう一つのFXダイレクトプラスでは、みらいチャートという今後の為替の動きを自動で予想するツールを無料で使え、また、セントラルミラートレーダーでは取り扱っていないトルコリラの取扱いもあるので、そうした点からもおすすめです(みらいチャートについては、みらいチャートの精度と使い方をレビュー | 新機能の売買シグナル追加で詳しく書いております)





    セントラル短資FXについては、期間限定、かつ、当サイトからの申し込み限定で、5,000円の特別キャッシュバックもあるので、口座開設を行う場合、当サイトからがおすすめです!





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    最後に、非常に細かく取引単位を決めたい場合のおすすめとして、SBIFXトレードを紹介します。






    ここは、スプレッドが原則固定で0.99銭と原則固定の中ではトップ(10万通貨以下の場合のみ。それを超えると、1.99銭となります)、スワップも15円でトップクラス、取引通貨単位も1通貨からできます。






    この会社は、南アフリカランドも含めて1通貨単位から取引できるので、理論的には1ランドだけ買う、というようなことも可能です。もちろん、そんなことしても10%下がったところで1円しか動かないので、全く利益は出ませんが(笑)、細かく取引したい、という点を最重視するならここがおすすめです。また、スプレッドも原則固定の中では最も狭いため、狭い原則固定スプレッドで取引したい場合もおすすめです。





    その一方で、この会社は珍しいことに、10万1通貨以上で取引するとスプレッドが広くなり、その時は1.99銭となるため、ある程度大きな単位で取引したい場合には、他の会社の方がよりやりやすいかと思います。






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    最後に、南アフリカランドの条件について、先ほど紹介しなかった会社も含めて、比較表を作りましたので、ご覧ください。スワップの単位は円、スプレッドの単位は原則固定の銭(くりっく365のみ平均)です。





    会社名スワップマイナススワップスプレッド取引単位自動売買
    外為オンライン(くりっく365)14-14平均0.77(スプレッドは随時変動)10万通貨
    みんなのFX20-201.81,000通貨×
    DMM FX9-911万通貨×
    セントラル短資FX10-22変動5,000通貨
    SBIFXトレード12-13※0.99
    1.99
    1通貨×
    FXプライムbyGMO20-3031,000通貨×
    サクソバンク証券13-16平均0.9(スプレッドは随時変動)5万通貨×
    ヒロセ通商15-6511,000通貨×
    インヴァスト証券10-191.81万通貨
    アイネット証券13-211510万通貨×
    GMOクリック証券【FXネオ】11-111.410万通貨×
    ひまわり証券4-1541万通貨×
    インヴァスト証券(シストレ24)0-40変動1万通貨


    ※SBI FXトレードのスプレッドは、10万通貨以下では0.99銭、10万1通貨以上では1.99銭となっております。




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    南アフリカランド今後の見通し予想2018/8 | 下落の理由は?どこまで下がる?

    2018年08月11日 21:07

    南アフリカ





    南アフリカランドは、政策金利6.5%とFXでも高金利通貨として非常に人気ですが、その南アフリカランドが今後どうなるかについて、昨年12月に高騰した理由や、2018年に入って下落しつつある理由を分析し、そのうえで今後の見通しはどうなのかを予想していきたいと思います。





    結論から書くと、



  • 南アフリカは、今後成長していくアフリカ大陸を代表する国であり、成長が期待される

  • 2017年までは非常に評判の悪い大統領だったが、2018年2月に大統領が交代し、その大統領は非常に評判が良い

  • 最近下落しているのは、アメリカの利上げ、南アフリカの1-3月のGDPが悪かったこと、トルコリラ急落からの新興国通貨不安等が原因

  • 今後の見通しとしては、短期的には底打ちする可能性が高い

  • 中長期的には、一時的に下落しても南アフリカの成長、高金利通貨としての強い需要から12円以上になる可能性が高い



  • と考えております。(なお、この南アフリカランドにFXで投資する場合のおすすめの投資方法(最近話題の両建てスワップサヤ取り手法のやり方や注意点、南アフリカランドでの収益率も書いてます)やどこで取引すればいいのかということについては、南アフリカランドのおすすめ投資方法と、FX業者スワップ比較2018で詳しく書いております)





    詳細について、以下のような順で書いていきたいと思います。


  • 南アフリカ経済の基本

  • 南アフリカの財政は悪いのか?

  • 南アフリカランドという通貨の特徴

  • 新しく就任したラマポーザ大統領はどういう人?

  • 南アフリカランド、これまでの為替推移とその理由

  • 南アフリカランドの今後の見通し予想






  • Twitterでも、FXや資産運用についての有益な情報や、様々な通貨の見通し、重要イベントや経済指標の結果予想、経済政策へのコメント等をつぶやいておりますので、是非フォローしてください。








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    南アフリカ経済の基本







    アフリカの労働人口が2040年には中国やインドを上回ると予想されることや、経済の伸び代などから、「21世紀はアフリカの時代」と言われることもありますが、そのアフリカ経済をけん引しているのが南アフリカです。





    南アフリカは、1996年に金融政策・貿易の自由化や規制の撤廃等の自由化をすすめた結果、経済成長をしてきており、IMFによれば、サブサハラアフリカ(サハラ砂漠より南のアフリカ。下の地図を見てもらえれば分かるように、アフリカのほぼ全域)の全GDPの26.9%を占めるに至っております。





    【サブサハラアフリカの地図】
    sub_sahara.jpg
    (画像出典:外務省 外交青書2010)





    GDPも、21世紀に入ってから、リーマンショックの影響のあった2009年を除き常にプラス成長となっております。





    ZAR_gdp.png
    (IMF World Economic Outlook Databasesより管理人作成)





    そのGDPの内訳は、農業2.6%、鉱工業21.7%、サービス業75.7%と、鉱工業とサービス業がメインとなっております。





    鉱工業が強いのは、南アフリカが資源大国であるためで、例えば金については世界の産出量の1/4は南アフリカで、当然世界一の産出量をほこり、また、白金、マンガン、クロムといった、工業製品で不可欠なレアメタルも多く産出しております。





    こうした資源が主要な輸出商品であるため、輸出先は中国、アメリカ、日本、ドイツといった、レアメタルを多く消費する先進国が中心となっており、世界的に景気が良い時はこうした資源も多く求められるため南アフリカ経済は好調に、逆に世界的に景気が悪ければ不調になります。





    また、サービス業の中では特に金融関係に強みを持っており、GDPの21.5%を金融・保険が占めております。





    以上をまとめると、南アフリカは、レアメタルを産出する資源国家として強みに加えて、自由化による金融を中心としたサービス業によって成長しており、サブサハラアフリカのGDPの26.9%を占めるようになった、ということです。





    一方で、GDPが成長している中で、経常収支では赤字が続いており、「財政健全化への見通し」もよく話題にあがります。





    GDPと経常赤字の関係について、誤解を恐れずに噛み砕いて説明すると、一般企業で言うと「売上」と「利益」の違いのようなものと考えてもらうと分かりやすく、GDPは成長(=売上が成長)しながらも、費用がかさんで経常赤字(=利益は出ない)と考えていただけると分かりやすいかと思います。





    新興国では、インフラや社会保障の拡充等の支出の必要も大きくなるため、GDPが成長しながらも経常赤字というのはよくあることなのですが、これについては最近格付けについて話題になることも多いので、少し詳細に説明したいと思います。





    南アフリカの財政状態は悪いのか?







    南アフリカというと、前大統領のズマ氏の時代には、「財政健全化への道のりが遠ざかった」「格付けの下落」等、財政状態について言及されることが多く、それが為替に影響を与えてきました。





    では、実際に南アフリカの財政状態はどれくらい悪いのかを見てみたいと思います。まず、経常収支については、2003年以降連続して赤字が続いております。





    ZAR syushi
    (IMFレポートを基に管理人作成)





    このように、経常赤字が続いているため、それを減らすために緊縮財政を行うべきではないかと考えられており、その緊縮財政を積極的に行おうとしていたネネ財相やゴーダン財相が更迭された際には、格付けの見直しが行われたり、為替にも影響を与えるといったことがありました。また、2017年11月にはムーディーズ等の格付け会社が格下げを検討している中で、ズマ大統領が教育の無償化を検討しているという報道がなされ、その報道でも財政への悪影響を懸念して、南アフリカランドは下がりました。





    zuma.jpg
    教育無償化を打ち出したズマ元大統領(青枠画像は日経新聞社より引用部分)





    何故経常赤字が続いているかというと、発展途上国ではよくあることですがインフラ投資や社会保障等の拡充に投資が必要であり支出が大きいこと、また、リーマンショック後は資源の売上低迷等により景気が悪化して税収が減少したこと等があり、現在も赤字が続いております。





    しかし、では南アフリカが財政的に悪く、デフォルト(財政破綻)に陥るかというと、それは論点が異なります





    まずそもそもデフォルトとは何かというと、ざっくりというと、「国が借金を返せなくなる状態」であり、ここ数年話題になっているギリシャ等でも、国債の償還期限が近づくたびにデフォルトの論点が出てくるのはそのためです。





    つまり、デフォルトという論点については、経常収支以上に、債務残高の方が重要ということです(もちろん、赤字が続けば債務を増やさざるを得なくなるので、赤字がどれだけ続いても大丈夫というわけではありませんが、デフォルトが近い将来起こるかどうかという観点からは、今債務がどのレベルであるかという方がより重要ということです)





    では、南アフリカの債務がどうかという点について見ていくと、これについては、政府総債務残高対GDPという比率でみると、増加傾向にあるものの、今後は50%程度で推移していくと予想されております。





    ZAR saimu
    (IMFレポートを基に管理人作成。2017年以降はIMF予想値)





    この50%前後という値をどう見るかというと、例えば日本は239.2%、ギリシャは181.3%、アメリカでも107.4%、ドイツが67.7%ということを考えると、そこまで高い水準ではなく、今すぐにデフォルトリスクを意識するようなレベルではないことが分かります。





    また、最近では、ズマ大統領が退任し、新大統領となったラマポーザ氏が財政健全化、経済の活性化に積極的であることもあり、格付け会社の格付けも維持される傾向にあります(ラマポーザ氏については、後で詳しく書きます)





    このように、南アフリカは経常赤字が続いており、これは確かに解決すべき問題ではありますが、では直近でいきなりデフォルトリスクがあるかというと、その段階ではまだないと考えられます。





    南アフリカランドという通貨の特徴








    南アフリカランドという通貨は、「高金利」「単位当たり価格が安い」「レンジ相場がかなり多い」というのが投資家にとって大きな魅力となっております。






    一番はじめにも書いたように、南アフリカの政策金利は6.5%もあり、他の国では、例えば日本は0.1%、利上げしたアメリカでも2.0%、イギリスも0.5%、EUにいたっては0.0%、高金利として有名な豪ドルやNZドルでもそれぞれ1.5%、1.75%と、非常に高金利と言えます。





    南アフリカランドのスワップポイントが一番高いみんなのFXでは、スワップが1万通貨あたり1日20円ですが、これは365日で7,300円となります。これだけ聞くとそこまで高そうに聞こえないかもしれませんが、南アフリカランドは1通貨8円程度なので、1万通貨で8万円分のポジション、つまり、この水準が続けば、年換算すると、レバレッジ1倍でも収益率9.1%と、非常に高い収益率となっております。







    もちろん、先進国通貨と比べると、値動きが荒かったり、リスクオフの際にはより売られやすいということもありますが、逆に言うと、「為替の変動でもスワップでもどちらでも利益が出る可能性もある」ということで、是非一度はトライしてみてほしい通貨といえます。






    次の「1単位が安い」というのは、先ほども述べたように、1ランド8円程度なので、1万通貨持っても8万円分、10万通貨でも80万円と、かなり細かい単位で投資ができます。例えば米ドルでは110円くらいなので、1万通貨持つと110万円程度のポジションになりますが、南アフリカランドでは、10万通貨持っても米ドル1万通貨より少ないポジションになります。






    最後のレンジ相場が多いというのは、南アフリカランドについてはかなり多くの期間でレンジ相場になり、そのレンジの中での値動きとなっております。これは、南アフリカは新興国なので下がるときは下がる一方、政策金利の高い通貨であるため、「下がりすぎたら金利差を狙って買われる」という特徴があり、その結果として、レンジ相場となります。






    また、南アフリカ自体も、自国通貨防衛(通貨が安くなり過ぎないようにする)という発想を持った国であるため、南アフリカランドが大きく下げそうな事態になると、金利を上げるなどで対抗措置をとることが多く、それによって、「下がってもその時に金利狙いで買われる」ことが起こりやすいのもその理由となります。






    このレンジ相場の多いことの何が良いかというと、レンジの幅を広くとりつつ、きちんとロスカットさえ入れておけば、ほとんどの場合レンジ相場なので、下がった時に買い、上がった時に利確すれば利益を上げられる可能性が高いということです。






    以上のように、高金利かつ、1単位を非常に小さく取引できる、相場がほとんどレンジで読みやすいのが、南アフリカランドのFXでの魅力と言えます。






    なお、具体的なおすすめの投資方法や、どこで投資をしたらいいかについては、南アフリカランドFX取引、大損を防ぐおすすめの投資方法とFX業者2018年で書いておりますので、こちらもご覧ください。






    ラマポーザ大統領はどういう人?市場での評価や、ネルソン・マンデラ元大統領との関係








    先ほど「ラマポーザ大統領になって、市場からの信頼が回復した」という話を少し書きましたが、このラマポーザ大統領がどういう人なのかについて、簡単に説明したいと思います。






    ラマポーザ大統領は、2017年12月のANC(南アフリカの与党)の総裁選挙で党首に就任した人で、2018年2月にズマ大統領が辞任したことで、大統領に就任しました。






    ラマポーザ
    党首選に勝利したラマポーザ氏(2017年9月25日撮影、(c)AFP PHOTO / Glyn KIR)






    ラマポーザ氏は、元々はネルソン・マンデラ元大統領の側近で、南アフリカのアパルトヘイト(人種差別思想に基づいた様々な法律)の廃止にも尽力した人です。






    ネルソン・マンデラ元大統領といえば、このアパルトヘイトの廃止によってノーベル平和賞なども受賞した伝説的な南アフリカの大統領ですが、この人が右腕として重宝したのが現大統領のラマポーザ氏であり、ネルソン・マンデラ元大統領が自身の後継者となることを望んだとも言われております。(出典:毎日新聞 2017/12/20





    しかし、当時は党内で支持が集まらず、実業家に転身しましたが、そこでも大成功を収め、コカ・コーラやマクドナルドの株を保有するなどして財をなし、推定資産は4億5千万ドル(約480億円)とも言われております(出典:産経新聞 2018/2/15





    そのようにビジネスの世界でも大成功を収めたラマポーザ氏は、2012年にANC副議長として南アフリカの政界に復帰し、昨年末のANC党首選では満を持してANC党首となり、今年2月には大統領となりました。





    ラマポーザ氏は、就任に際して、反汚職と経済の再建を宣言し、実際に財務相に財政改革を断行しようとしてズマ大統領に嫌われて退任させられたネネ氏を起用し、また、同じような理由で財務相を退任させられたゴーダン元財務相も閣僚として登用する等、人事面でも財政再建に積極的な人を重用しております。





    そうした背景もあって、ズマ大統領時代は「格下げ」「ジャンク級になって資金が流出するのでは」等といわれていた南アフリカ国債についても、最近では投資家からも高い人気となっております。(出典:ロイター6/8 アングル:南ア国債、マイナス成長でも新興国市場で輝き失せず)





    このように、ラマポーザ大統領は非常に優秀で市場からも高く評価されている人なのですが、とはいえすぐに全ての問題が解決するものでもなく、実際に南アフリカの赤字は解決するのか、今後どのように成長していくのか、汚職等の問題は解決していくのかということについて、注目が集まっております。




    経済については、最近では7月に中国の習近平主席が南アフリカに1.6兆円超の投資を約束するなど、早速ラマポーザ大統領の手腕が発揮されつつあります。





    ラマポーザ大統領の政策の中で、一つ不安の種があるとすると、白人から土地を補償なしで収容し、貧困対策に使おうとしているという政策を行おうとしていることがあります(出典:ロイター 4/2





    これは、南アフリカでは黒人が8割を占めておりますが、その黒人の貧困問題が南アフリカの高い失業率や治安といった問題を引き起こしており、その解決策として、裕福な白人から土地を収用し、黒人に再配分をすることで貧困問題の解決を図るというものです。




    この土地収用については、かつて南アフリカの隣国であるジンバブエで失敗した手法であり、また、人種差別的な手法でもあるため、投資家からは心配されている部分でもあります。




    これについては、現在のところあくまで検討段階であり、また、ラマポーザ大統領も一時期トーンダウンするなど、実際に実行されるかどうかは不透明ではあるものの、こうしたニュースがクローズアップされるようになると、南アフリカにとって世界的にネガティブな見方をされるリスクはあります。





    それでは、次に南アフリカランドはこれまでどのように推移して、今後どうなるかということについて見ていきたいと思います。





    南アフリカランド、これまでの為替推移とその理由







    南アフリカランドの推移をまずみましょう。まずは期間を長めにとって、過去10年間分見てみましょう。





    【過去10年間 南アフリカランド円チャート 月足】
    ZAR cahrt1808_1





    これを見ると、



  • 基本的に南アフリカランドは値動きが大きく、レンジ相場になりやすい

  • リーマンショックや米国債格下げ、2015年8月や2016年1月のチャイナショックなど、世界的なリスクオフに反応した時に大きく下げる

  • 最近は比較的値動きが小さいが、2018年は若干下落基調





  • といったことが分かります。では、次に、それぞれの時期に何が起こって変動していたのか見ていきましょう。





    2014年までの南アフリカランドの推移とその理由の分析







    まず、2007年のアメリカにおけるサブプライムローン問題、2008年のリーマンショックによって、2008年中は南アフリカランドは大きく下落しております。





    これは、こうしたリスクオフに対して、日本円が円高になった(円は安全資産として、リスクオフの流れが強くなった時に買われやすい)ということに加えて、2007年まで南アフリカランドのような高金利通貨を買い持つキャリートレードが流行し、それが一転してリスクオフによって売られたということもあり、大きく下落しました。





    その後、南アランドの高金利が好感されて少し戻すものの、2011年の8月から9月にかけては、米国国債の格下げ、9月にスイスフランへの介入(ユーロに連動するように為替介入を行い、大幅にスイスフラン安となった)等もあり、下落しました。





    一方で、逆に言うとそうしたリスクオフが発生していないときは、基本的にレンジ相場を形成し、2015年8月までは上がったり下がったりを繰り返しておりました。





    2015の南アフリカランドの推移とその理由の分析







    2015年8月には、上海総合指数が大きく下落し、中国経済への見通しが悪化したことで、世界的にリスクオフが高まり、全体的に円高となりました。そして、その中でも、中国への輸出割合が大きい南アフリカについては、他の通貨と比べても大きく下落しました(南アフリカの貴金属類の多くは中国に輸出され、南アフリカの輸出の相手先として1番大きいのは中国となっております)





    2015年9月から11月にかけては、中国経済への見通しが底打ちしたこともあって南アフリカランドも戻す動きを見せましたが、2015年末から2016年始にかけて再び下落しました。





    2015年12月の下落は、12/10に世界的な原油安や、ロシアがイスラム国に対して核ミサイルの使用の可能性を言及など、世界的にリスクオフが強まったことによるものでした。





    また、ネネ財務相(緊縮財政派の財相)が更迭されたことにより政局が不安視され、「リスク資産の中でも特に南アフリカランドが売られやすい」という状態になり、南アフリカランドは、新興国通貨の中でも大きく下落することとなりました。





    2016年の南アフリカランドの推移とその理由の分析







    2016年以降の値動きをチャートで見てみましょう。




    【2016年以降 南アフリカランド円チャート 週足】
    ZAR chart 1808_2





    2016年の年始は、為替相場は全体的に円高傾向にあり、南アフリカランドも例外でありませんでした。これは、年始いきなりの上海総合指数の大幅下落、サウジアラビアとイランの国交断絶とそこから伴う中東情勢の悪化懸念、北朝鮮の核実験等、世界的にリスクオフの動きが広まりやすい環境となっており、そうしたことが円高の原因となり、南アフリカランドも下落しました。





    特に、1/11には一時的に6円台前半まで暴落し、その後また元に戻すように非常に荒い動きをし、市場を驚かせました。これについては、「ロスカット売りがさらなるロスカット売りを巻き込み、それに自動売買(今の為替の世界では、ニュースや為替の動きから自動売買するソフトが当たり前のように使われております)での売りにもつながり、一時的に暴落した」と言われております。





    この日の暴落については、1/11中に7円台に戻し、終わってみれば始値と終値がそこまで変わらなかったように、「市場の暴走」が原因で、何か大きな事件があったわけではないという、かなり珍しいケースと言えます。





    2月以降は10月までは6.9円から7.7円の間をいったりきたりしつつ、6月の終わりに一瞬大きく下落しておりますが、すぐにレンジ相場に戻りました。6月に一時的に大きく下落したのは、イギリスのEU離脱国民投票で離脱派の勝利(いわゆるBREXIT)によるものです。ただ、このBREXITについては、その後、「ではいつ離脱の交渉をはじめるのか」すら決まっていない中でのもので、また、特に目立った実体経済面でのダメージもなく、市場はポンドやユーロ以外は、元の水準に戻りました。





    このようにレンジ相場が続いていたのですが、10月以降は上昇トレンドになります。





    10月は全体的に世界のリスクオフの流れが緩和し、円安傾向にありました。その中で、南アフリカランドも例外ではなく上昇しているのですが、10月に一つ大きな陰線があり下落しているところは、10月11日に今の財務相でありズマ大統領と財政健全化をめぐって対立のあるゴーダン財相が警察に出頭を命じられ、「政局が不安定」「財政健全化への道のりが遠ざかった」という観測によるものでした。





    しかし、10月31日にゴーダン財相への捜査の打ち切りが発表され、それによってレンジの上限となっていた7.8円にタッチするくらい上昇するも、そこを上抜けすることもなく、再びレンジ相場に戻りました。





    その後、11月に入って、トランプ大統領当選直後に一時的に下げるも、その後はご存じ「トランプ相場」による円安の影響で、南アフリカランドについても上昇基調となり、8円の節目も突破し、8.6円まで上昇しました。





    市場はトランプ大統領決定までは「トランプ大統領と言う何をするか分からない存在(彼に政治経験はなく、また、選挙中のお騒がせ発言については、皆さんご存知かと思います)」に対する警戒心が強く、トランプ氏優勢と伝わるたびに円高、クリントン氏が盛り返したときには円安というような展開になっておりましたが、トランプ大統領が決定すると、その後は円安の方向にシフトしました(「リスクオフ」としての性質が強い円は、リスクが高まった時に買われて円高に、逆に下がった時に円安になります。これは対南アフリカランドでも同様です)





    2017年の南アフリカランドの推移とその理由の分析







    2016年は年末に上昇し、2017年も3月くらいまでは9円近くまで上昇するなど、順調に推移していたのですが、3月末から4月上旬にかけて大きく下落します。




    これは二つの下げ要因があり、一つはアメリカでのトランプ大統領が医療保険制度改革について、共和党の支持を得られず法案提出を撤回したこと、もう一つが3月31日に緊縮財政派のゴーダン財相が辞任させられたことにより、政局が混乱したことです。





    まず前者の医療保険制度改革の失敗については、トランプ大統領はオバマケアの撤廃・新制度の導入を目指していたものの、これが共和党(トランプ氏は共和党)の支持を得られず、可決できない見通しになったため法案撤回となりました。これはトランプ大統領の政策の中でも重点政策であり、これに議会がNoを突きつけたことで、トランプ大統領の議会運営に疑問視され、ドル高・円安の大きな要因となっていた減税・公共投資といった政策も実現可能性に疑問符が付いたことにより、為替相場全体がリスクオフで円高になりました。





    もう一つのゴーダン氏の退任は、上でも書いたように元々財政再建について、積極的に財政再建を進めたいゴーダン氏と先送りにしたいズマ大統領の間には対立があったのですが、そのズマ大統領のストッパーとなっていたゴーダン氏の退任によって、南アフリカの政局の混乱・財政再建の遅れを問題視されたものです。





    これによって、4月3日に、格付け機関のS&Pは南アフリカ国債の格下げを行い、その結果南アフリカ国債は「投資適格級」から「投機的水準」となりました。





    こうした要因によって、4月の上旬まで南アフリカランドは下落基調にありました。





    その後は、南アフリカランド特有の「特に明確な材料がない時にレンジ相場」という状態が続いておりましたが、年末に大きく上昇しました。





    11月下旬に入ると、12月16-20日にあるアフリカ民族会議の党首選でラマポーザ氏(現在の大統領)が選出される可能性が高いと見られズマ大統領の財政赤字拡大路線が修正されるのではないかと言う期待から、若干戻す動きを見せ、実際に党首選でラマポーザ氏が選出されたことにより、南アフリカランドは大きく上昇しました。





    2018年の南アフリカランドの推移とその理由の分析







    2018年の南アフリカランドは、2017年末のラマポーザ氏当選の勢いもあって、年始は上昇基調にありました。2018年に入ってからのチャートを見てみましょう。





    【2018年 南アフリカランド円チャート 日足】
    ZAR cahrt1808_1





    ANC党首選でラマポーザ氏が当選したことで、ズマ大統領がいつ辞任するのかということに注目が集まっておりましたが、2月14日、ついにズマ大統領の辞任が発表され、ラマポーザ氏が大統領に就任しました。





    しかし、その後南アランドは下落基調にあります。





    この半年の動きについては、対円で見るより、対ドルで見たほうが、値動きの理由が分かりやすいので、USD/ZARのチャートを見てみましょう(USD/ZARなので、南アランドが上昇するとチャートでは下落、逆に南アランドが下落するとチャートでは上昇に見えます)




    【2018年以降 USD/ZAR 日足】
    USD ZAR chart1808_1





    これを見るとわかるように、USD/ZARは14.5が一つの節目となっており、現在そこを目指して上昇(南アフリカランドにとっては下落)しております。USD/ZAR14.5というのは、ドル円が110円とすると、7.6円くらいの水準です)





    2018年の3月までは、南アフリカランドは、ラマポーザ氏への期待もあって、NYダウの急落などのリスクオフ要因で為替相場が全体的に円高になる中で、南アフリカランドは堅調に推移し、対ドルでは上昇し、対円でもレンジ相場となっておりました。





    しかし、4月に入ると、アメリカの長期金利が上昇したことで、「高金利」目的での投資が米国債に集中したことで、高金利通貨である南アランドは下落します。





    また、6月に入ると、南アフリカの2018年1-3月のGDPが2.2%のマイナス成長となったことで南アフリカランドは大きく売られました(出典:ロイター 6/11





    これによって、南アフリカランドは、対円では8.5円を割り、対ドルでも13.00や13.50の節目をあっさり突破し、執筆時現在は米中貿易問題によるリスクオフからの全面的な円高もあって、8円を割る水準となりました。





    さらに、8月に入ると、トルコリラが年初から40%超下落と暴落したことによって、新興国通貨全般に対して売りが入り、USD/ZARも14を超えて上昇しました(南アフリカランドにとっては下落。なお、トルコリラの急落の理由や今後の見通しについては、トルコリラ16円台まで急落の原因は?2018年の暴落が異常な理由で詳しく書いております)





    以上が南アフリカランドのこれまでの推移です。なお、上の分析でも使ったUSD/ZARのチャートは、サクソバンク証券のものを使っております。





    為替相場は基軸通貨であるドルをベースに取引されるので、USD/ZARは、テクニカル的には非常に重要なチャートであるのですが、FX会社で取り扱いが少なく、なかなか見ることができません。





    その中で、サクソバンク証券ではUSD/ZARだけでなく、トルコリラやメキシコペソ等も対米ドルでチャートを表示することができるので、それらのチャートを見たい場合、サクソバンク証券でも口座を持っておくことをおすすめします。





    また、サクソバンク証券については、当サイト限定キャッシュバック4,000円もあるので、口座開設は、当サイトから行うのがおすすめです。





    サクソバンク証券
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    南アフリカランドの今後の見通し予想







    さて、それでは、南アフリカランドの今後の見通しを説明したいと思います。





    結論から書くと、



  • 短期的には一旦底打ちを予想し、8.2円程度まで戻す

  • ただし、2018年の間は、円高要素が顕在化する可能性が高く、そこまで大きく上昇は期待しづらい

  • 世界的なリスクが顕在化すれば、一時的に7円を超えて下落する可能性はあるが、中長期的には戻すと考えられる

  • 2019年末のレートはラマポーザ氏の政策手腕にもよるが、10円超えが基本線

  • 中長期的には上値余地は大きく、12円以上になると期待される




  • と予想しております。




    上でも書きましたが、南アフリカランドは金利目当ての投資が多く、また成長性もあるため、「大きな事件がなければレンジ相場もしくは上昇」という傾向にあります。





    過去10年間でも10円以上の時の方が多く、また、年間の高値と安値の差額としておおよそ4円くらい動くことが多い通貨なので、基本的には今はまだ割安水準であり、今後さらに下がったら買い増して、高いスワップポイントを貰いながら、上がるまでポジションを持つのが正解と考えられます。(上でも書いたように、南アフリカランドのスワップポイントが一番高いみんなのFXであれば1日20円のスワップで、年換算7,300円、今南アランドがおおよそ8円なので、レバレッジ1倍でも年収益率約9%となるため、下がっている間も高い収益率で運用できます)





    最近では、トルコリラの下落に巻き込まれる形で下落しておりますが、上で紹介した南アフリカ国債が人気という記事でもある通り、南アフリカは金利が高いわりにインフレも起こっておらず、「実質金利」という点でインフレ率が15%を超えているトルコと異なることから、多少は影響があるにしても、節目の14.5を割るほどの下落になるとは想定しておらず、短期的には7.5-7.6円付近で下げ止まることを予想しております。(実質金利というのは、名目金利 - インフレ率で求められるもの)





    一方で、南アフリカランドを中長期的な視点で見る場合、「リスクオフ」の際には大きく売られやすい通貨でもあるので、何か大きな事件が起こった場合には一時的に下落する可能性はあります。そうした点から、「レンジを広めにとる」「ある程度取引単位を大きくするのであれば、ロスカットをしっかりと入れる」といったことは必要と考えられます。(南アランドのような新興国通貨には「全財産を投資」というのはおすすめせず、投資先の一つとして長期で持つのが良いです)





    では、南アフリカランドに影響を与えそうな要素について、それぞれが2018年以降どうなるか、どういう点に注目していけばいいのかということを書いていきたいと思います。2018年に南アランドに影響を与えるものとして、以下のものを考えております。




    南アフリカの動向

  • ラマポーザ氏の政策手腕が実際どうか

  • GDPや経常赤字はどうなるか






  • 南アフリカ以外の情勢

  • NYダウ安からはじまる世界の株安傾向

  • アメリカのトランプ大統領の動向

  • 中国経済

  • EUの動向

  • 日本の金融緩和がどうなるか

  • 世界的なリスクオフの動き







  • それぞれについて簡単に説明していきます。まず南アフリカの動向から見ていきましょう。





    南アフリカについてみると、「ラマポーザ大統領が何をするか」「それによってGDPや経常赤字は改善されるのか」という点がポイントになります。





    まず前提として、2017年に辞任したズマ大統領については、汚職疑惑や、財政再建に積極的であったゴードン氏を退任させたこと、財政赤字が続いている中で教育無償化を打ち出す等、財政規律を高めるということへの意識は低く、こうした点が格付け会社等からも懸念されておりました。





    その中で、脱ズマ路線を打ち出したラマポーザ氏がANC(南アフリカの与党)の党首選で勝利したことにより、昨年末に南アランドは大きく上昇しました。





    このラマポーザ氏は、上でも書いたとおり、脱ズマ路線を打ちだしたというだけではなく、南アフリカのアパルトヘイト政策(人種隔離)を廃止したネルソン・マンデラ大統領の右腕として活躍し、その後ビジネスの世界でも大成功を収めた人でもあり、その実力は政財界から非常に高く評価されている人であるため、そのラマポーザ氏が党首に選ばれたとき市場は好感したのですが、では、実際にどこまで脱ズマ路線を実現できるのか、経常赤字改善の見通しをきちんと示せるか、というのが重要となります。





    その中で、経常赤字の改善という点について、ラマポーザ大統領は、かつて緊縮財政を行おうとして退任に追い込まれたネネ氏やゴーダン氏も閣僚として重用しており、財政健全化についても、積極的に取り組むことが期待されます。





    しかし、この前の2018年第1四半期のGDPもマイナスとなってしまったように、こうした経済政策は効果が出るのには時間がかかるものではあるため、今後実際にどうなるか、という点については、引き続き注目する必要があります。





    とはいえ、ラマポーザ大統領は、実業家としても大成功を収めたように、基本的には経済に明るく、また、海外の有力な実業家とのコネクションや交渉力も強い人でもあるので、中長期的には南アフリカの経済状況は好転するものと思われます。





    実際に、上でも書いたように、7月には中国の習近平主席から1.6兆円超の投資の約束を取り付ける等、早速ラマポーザ大統領の経済手腕が発揮されております。




    このように、基本的にラマポーザ大統領の手腕にはかなり期待ができると考えられ、南アフリカ国内の状況としては、今後ポジティブな材料が増えていくものと考えられます。





    次に、南アフリカ以外の情勢で南アフリカランドに影響を与えそうなものを見ていきましょう。





    まずNYダウ安からはじまった世界的な株安状況については、NYダウ見通し予想2018年 | 最近のダウ暴落の理由と今後の見通しで詳しく書いておりますが、要約すると、現在もまだ割高水準にはあるため、再び下落調整が起こってもおかしくはない状態にあります。





    最近はNYダウも安定感がなく、まだ「戻す」とも「さらに下落する」とも言い切れない状態が続いており、今後もどうなるか注目する必要があります。





    ただし、上の記事でも詳しく書いておりますが、NYダウは世界のトップ中のトップ企業を集めたものであり、何かファンダメンタルズ的に悪材料があったわけでもなく、数十年以上基本的には右肩上がりで伸びていることから、長期的にはこうしたリスクオフの動きは解消され、南アフリカ自体の成長性から、南アランドは上昇すると考えております。





    トランプ大統領の動向ですが、最近では中国との通商問題や、追加関税等、タカ派色の強い政策を実行しておりますが、この傾向は、11月に行われるアメリカの中間選挙までは続くと考えられるため、今後もこうしたリスクオフからの円高はありうると思っております。





    ただし、では本当に中国との貿易戦争になるかというと、それはアメリカ経済にも大打撃となることから、現実的なものではなく、実際にこれまでも「緊張」「緩和」を繰り返しているように、ある種の「茶番」にすぎないものであると考えられることから、しばらくは「思い出したようにリスクオフが発生し、戻す」くらいの認識でよいかと思います(逆に言えば、このようにしばらくは「思い出したようにリスクオフ」がありえることから、本格的な円安局面にもなりづらいと思っております)





    次の中国経済については、中国株価(上海総合指数)・経済の今後の見通し2017年で詳しく書いているのですが、結論としては、現在は好調であるものの、経済のけん引役の不動産の上昇がバブルである可能性があり、バブルが崩壊した場合中国経済に大打撃となるというように、中長期的にはリスクとしてあるだろうと言えます。





    また、最近では米中貿易問題から大きく上海総合指数は下落しており、中国経済へのネガティブな見通しが今後出てくる可能性はありえて、その場合、南アフリカランド円にとってはネガティブな影響を与えると考えております。





    EU動向については、来年3月には、実際にイギリスがEUからの離脱が行われますが、その時期が近づいてくれば、本当のBrexit後への見通しから、上下する可能性が高いです。





    日本の緩和動向については、今年初めに「緩和政策の出口戦略」などと言われていた時には、ありえないと思っていたのですが、3月に入って緩和政策を強く推し進めていた安倍政権が森友問題で動揺が走り、安倍首相・麻生財務相が退任に追い込まれるような事態になれば、一気に円高が進む危険があると考えておりました。





    ただし、この森友問題については、最近ではそこまで大きく報道されることもなくなり、また、安倍政権の状況については、自民党の有力派閥が基本的に安倍支持でまとまりつつあり、少し前までのように、「9月の自民党総裁選挙での3選は厳しい」という状況ではなくなってきております。





    また、7月31日の日銀の金融政策発表では、「金融緩和の副作用を懸念して、緩和路線を弱める」という事前報道もありましたが、実際には緩和の継続が明言され、その点についてもリスクは後退しております。





    最後のテロや戦争などの世界的なリスク要因については、正直「起こってみないとわからない」面がありなんともいえませんが、ここれについては、「何かがあった時に下がるリスク」として認識しておいて、買う場合はある程度余裕を持った投資を行い、売る場合はタイミングを見計らって、しっかりロスカットを入れて行うことが良いと思います。





    このように、
  • NYダウなどの株式市場の動向

  • 中国経済

  • EUの動向

  • 等、リスク要因があります。




    そうなった場合、南アフリカランドはどこまで下がるかというと、USD/ZARとしては、過去3年チャートを見ると、14.5というのが節目の金額となっているので、ここがまず一つのポイントとなります。





    USD ZAR chart1808_1





    USD/ZARが14.5ということは、ドル円が110円なら約7.6円ですが、その次の節目は16.0であり、そこは6.8円なので、このあたりが悪材料が続いた場合のシナリオとして考えておくべき水準だと考えております。





    以上から、南アフリカランドとしては、短期的には底打ちで若干戻す、中長期的には2018年の間は大きな上昇は期待しづらいものの、その後上昇していくと予想します。





    冒頭でも説明したように、人口動態や成長余地を考えると、中長期的にアフリカが伸びていくのは間違いなく、その時にはその成長の中心である南アフリカも成長できると考えられますし、何より、今後工業で需要が確実に見込まれるレアメタルを安定して産出できるという強みがあることが大きな要素になります。





    そのため長い目で見ると10円以上になる可能性が高く、南アフリカランドの投資戦略としては、やはり値下がりしたときに買っておいて、高いスワップをもらいつつ値上がりするまで待つというのが正解だと思います。





    歴史的には高値を付けていた時には20円台のときもあり、また直近5年間でもほとんどの時が10円台だったことを考えると、今の水準であればまだまだ伸びる余地は大きく、それまではスワップをもらいじっくり投資をして、大きく伸びたら売ることで、二重に利益を上げることが期待できます(具体的なおすすめの投資方法や、どこで投資をしたらいいかについては、南アフリカランドFX取引、大損を防ぐおすすめの投資方法とFX業者で書いておりますので、こちらもご覧ください)





    なお、例えば今後のNYダウの動向、トランプ大統領の動向、中国経済の動向、南アフリカの政局等をどうやって今後もウォッチすればいいかということについては、無料でFX関係の為替ニュースをリアルタイムに集める方法で解説しているので、よかったらそちらもご覧ください。





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    トルコリラFX取引、おすすめ投資方法とFX業者2018年 | トルコリラFX比較

    2018年08月11日 11:45

    トルコ





    今回は政策金利が17.75%と、高金利通貨としてFXでも人気ながら、最近暴落しており、一体どうしたらいいのか、と多くの人が困惑しているトルコリラについて、今後おすすめの投資方法を書いていきます。(今流行りつつあり、先日の暴落局面で何十万円と稼いだ人もいるような、トルコリラ売りの方法についても書いております)





    また、その投資方法をやるうえでどこで取引したらいいかということについて、トルコリラのスプレッド、スワップ、自動売買の有無等を比較して、おすすめFX業者を紹介します。トルコリラは、取引するFX業者が違えば、数万円から数十万円単位で利益に差が出ることもあるので、どのように投資をするかというのと同じくらい、どこで投資するかということも重要なので、ぜひ最後まで読んでください。





    以下のような順番で書いていきたいと思います。





  • トルコリラおすすめ投資方法その1 辛抱強く買い増す

  • トルコリラおすすめ投資方法その2 短期的に売り建てる

  • トルコリラおすすめ投資方法その3 両建てでポジションを持つ

  • トルコリラのFX投資で、FX業者が違えば何十万円単位で利益が違ってくる理由とは?

  • トルコリラ投資のおすすめFX業者

  • 主要なFX業者のトルコリラのスプレッド、スワップ、取引単位、自動売買の有無の比較表






  • なお、トルコリラの今後の見通しについては、トルコリラ為替・経済今後の見通し予想2018年(毎月更新)で書いておりますので、こちらもどうぞ。





    トルコリラおすすめ投資方法その1 辛抱強く買い増す







    いきなり「辛抱強く」と、心をえぐるような言葉を使ってしまい恐縮ですが(苦笑)、この買い増すというのは、高金利通貨への投資法としては王道ではあるものの、最近の下落相場では、かなり「我慢」が必要な手法です。(管理人も今相当我慢しておりますが、8/10の暴落ではさすがに一部ストップロス(自分で設定した逆指値)が刺さってしまいました・・・・)





    ただし、その分将来上がった時に最高に気持ちの良い投資法でもあるので、ウォーレンバフェットのように、「私は自分の保有している株式が下がっても全く気にしない」というような人におすすめの投資法です。





    トルコリラではまだ「将来に上がる」を経験していないのですが、他の通貨ではこういうことがありました。





    リーマンショックの前、米ドル円は120円くらいだったのですが、リーマンショックからの民主党政権でドル円はじりじりと下げ続け、米ドル円は一時的に70円台半ばまで落ちました。この時、管理人は、FXをはじめてそこまで間もない時代だったので、かなり混乱しておりました(当時はまだレバレッジ規制もなく、管理人のポジションは95円くらいのところで強制ロスカットどころか、一部追証すら食らい、合計で200万円くらい飛びました)





    あの時は「FXなんてもう二度とやるか」と思い、一時FXから離れましたが、80円台に落ちてきた米ドルを見て、「アメリカはそろそろ立ち直りつつあるのに、さすがに売られすぎというか、円が買われすぎでは」と思い、少しずつ落ちれば買いという取引を繰り返しました。





    それでも東日本大震災があったり、その後も謎に円高傾向が続き、何度かストップロスも食らいながら、3年くらいの間苦しい思いを続けました。(当時為替介入をして一瞬ドル円が上がって、またすぐ戻す・・・・・というような、一瞬期待させて落とすという、精神が一番砕かれるやつを何回も食らいました)





    今では「3年間」とたったの3文字で書くことができますが、当時の自分にとってその「3年間」は非常に長く感じられ、その時は長期ポジションの口座は怖くて見られず、短期トレードばかりやっておりました。そうやってぐだぐだした相場を見ながら半ば諦めていたころに、流れが変わりました。





    自民党に政権交代して、いわゆる「アベノミクス」がはじまってからドル円は大きく伸びて、その結果、リーマンショックで失ったとき以上の利益を手にしました。(ただ、98円の時にほとんどのポジションを売ってしまったのはご愛敬なのですが・・・・・(笑))





    他にも、南アフリカランドでやった時には、一時史上最安値の6.3円まで落ちたこともあったものの、最終的にはズマ大統領が退任したことで大きく回復し、大幅な含み損から一気に大幅な含み益、しかもスワップも大量に累積しているとなった時は、本当に最高でした。





    では、このことは、トルコリラに当てはまるのか?と言われると、トルコリラの場合、このままズルズルと下落した結果、実体経済にも大打撃を与えてしまい、さらなる暴落というリスクもあります(詳しくは、トルコリラ今後の見通し2018年8月 | トルコリラはどこまで下がる?で書いております)





    ただし、トルコリラの場合、そうしたリスクに見合っただけの巨大なリターンもあるので、まずこの方法から書きました。以下、具体的な数字を使ってみていきましょう。





    まず、トルコリラという通貨自体の特徴としては、その非常に高い金利があげられ、政策金利はなんと17.75%にもなっております。他の高金利通貨では、南アフリカランドで6.5%、NZドルで1.75%、豪ドルで1.5%であることを考えると、非常に高い水準であることがわかります。





    そのためスワップポイントも非常に高く、高いところでは1万通貨持っていれば1日110円というところもあります。これはこの水準が続けば年間で40,150円にも相当し、今17円程度なので、この水準が続くと、レバレッジ1倍でも収益率で換算して約23.6%にもなります。(執筆時現時点でスワップが一番高いみんなのFXのレートで計算)





    また、他の考え方をすると、スワップで年間40,150円ということは、トルコリラが1年後4円下がっても収支はトントンということで、為替がよほどの落ち方をしない限り、プラス収支をとれるという点がトルコリラの最大のメリットとなります。(そのよほどの落ち方をしているのが困りものでもあるのですが・・・・・)





    このように、トルコリラはスワップが非常に高くて魅力的であること、及び、トルコリラは多くの会社で1万通貨から取引できて、今17円程度で、1万通貨買ってもポジションとしては17万円、レバレッジ10倍なら2万円から買える通貨ということもあり、やはり長期保有を前提に買うか、もしくはもう少しリスクを取りたいならナンピンで買ってスワップをもらうというのが基本的なトレード方針となります。





    数字を使って考えましょう。例えば17円で1万通貨、16円で1万通貨、15円で1万通貨・・・・と買って、そこからさらに大暴落して10円まで落ちたとしましょう。






    この時、含み損の合計は、10,000+20,000+30,000+40,000+50,000+60,000+70,000=280,000円(28万円)になります。結構な金額の損失になりますが、この時平均スワップもたとえ半分になって50円になったとしても(通貨の価格が下がると、その利息であるスワップも下がる可能性があります。また、金利が下がれば、スワップも下がる可能性があります)、8万通貨持っているので、一日50円×8=400円のスワップで、280,000(損失)÷400(1日スワップ)=700日、つまり2年いかずともスワップだけで穴埋めできるということです。





    そして、そのあと価格が少し前までの水準である20円まで戻ったら、今度は含み益が逆に52万円になり、しかもスワップもそれ以上になっている、2016年年始の水準である40円まで戻せば含み益268万円、しかもスワップも毎日ついている・・・・という夢のような状況です。





    このように、高金利通貨は多少通貨安になってもスワップだけで穴埋めができるというのが特徴で、そのため長期保有を前提に買い持ちするか、もう少しリスクをとるなら、安くなった時にナンピンで買って価格が戻ったら売ることで一気に大儲け、というのが基本となります。(急激な為替変動のリスクはあり、その場合には損失が出るリスクもあります)





    最近では、トルコリラ急落によって含み損が膨らみ、「もうだめだ」とあきらめる人も多くなっておりますが、先ほども書いたバフェットの言葉にも、「辛抱強さや冷静さは、知能指数より重要」というものがあるように、こういう下落相場でこそ、買い増しして上がるのを待つ、というのが、高金利通貨の投資の基本です。





    ただし、その一方で、「いつ上がるか」までは見通せず、また、トルコリラ安が実体経済にも響いてさらに大暴落というリスクもあるのが現状なので、「資金を追加投入してどこまでもついていく」というのは絶対にやめておくべきなので、その点はご留意ください。





    この方法を使う場合の留意点は、やはり「スワップが高いところを選ぶ」「できれば取引単位も小さいところを選ぶ」ということが重要で、そうなると、

  • 1日110円のスワップがもらえて1,000通貨単位で取引できるみんなのFX


  • スワップは92円になるものの、1通貨単位で取引できるSBIFXトレード


  • での取引がおすすめです。(下でも書きますが、スワップが少ないところでは1日60円となっており、スワップの差はFX業者によって非常に大きなものとなっております)





    このように、「下がった時に買い増す」というのが、トルコリラの基本的な取引方法なのですが、とはいえ、この方法は上でも書いたように、今はかなり「辛抱強さ」が必要な時期なので、そういうのはちょっと・・・・・と思う人には、次の投資方法をおすすめします。





    トルコリラおすすめ投資方法その2 短期的に売り建てる






    トルコは現在も、高いインフレ率、エルドアン大統領の暴走リスクや通貨下落への無策、アメリカの経済制裁など、様々な問題を抱えており、短期的には下落基調が続くことが予想されます。(詳しくはトルコリラ為替・経済今後の見通し予想2018年(毎月更新)で書いております)





    そこで、トルコリラについて、短期的に売り建てるということも考えられます。





    ここで「短期的に」と書いたのは、高金利通貨であるため、長期になるとマイナススワップの影響が大きくなってくること、また、中長期的にはトルコはアジアとヨーロッパをつなぐ位置にあり、地政学的な要所であり、労働力人口の増加などもあってトルコが成長することが考えられることから、売る場合短期でのポジションにとどめておくのがよいかと思われるためです。





    高金利通貨で売り建てというと抵抗感を持つ人もおりますが、デイトレでは日付をまたがなければマイナススワップが発生しないため、下落相場の時にデイトレで売り建てるというのが最近では利益を上げやすい方法となっており、実際に専業トレーダーの友人やFX会社の友人に聞くと、それで利益を上げている人も多いようです。(当サイトのアドバイザーの一人である専業トレーダーは、トルコリラ売りで8/10の暴落相場で60万円利益を出したらしいです・・・・管理人はこういう荒い相場の時のトレードが苦手なので、ただ含み損が増えるのを呆然と見ておりました(苦笑))





    この方法で注意すべきなのは、大きく2つあり、

  • トルコリラのスプレッドが狭い会社で取引する

  • ロスカットは必ず入れる


  • ということがあげられます。





    まず1つめのトルコリラのスプレッドについては、狭いところと高いところで10銭以上の差があります。10銭違えば、1万通貨取引しただけでいきなり1,000円の差になるので、この違いはかなり大きいです。





    次のロスカットについては、トルコリラは最近は明らかに下がりすぎであり、例えばUSD/TRYは、これまで15年間で見ると、2016年の1.0が一番大きい動きだったのが、2018年に入って7か月ですでに2.5と、過去15年間で圧倒的に最大の下落幅となっております。





    また、トルコ中銀もインフレ率の高さから、緊急利上げする可能性も存在しており、そうしたサプライズがあった時には、いきなり上昇する可能性も否定はできません。(詳しくは何故トルコは17.75%からまだ利上げが必要なのか?為替、政策金利、インフレの関係で書いております)





    このように、スプレッドが狭いところで取引するということと、ロスカットをきちんと入れるということが、売り建てる場合非常に重要になります。





    なお、売り建てをする場合、スプレッドが原則固定1.8銭と、原則固定の中で一番スプレッドが狭く、かつ、1,000通貨単位での取引も可能で、いざ日をまたいでもマイナススワップも少ないセントラル短資FXがおすすめです。セントラル短資FXは、当サイトからの申し込み限定で、5,000円の特別キャッシュバックもあるので、口座開設は当サイトからどうぞ。





    セントラル短資FXの口座開設ページ(限定キャンペーンページ)へ行く。





    以上のように、トルコリラは「長期で買い増す」「短期で売り建てる」というのが基本なのですが、最後に裏技として、「両建てすることでスワップの差額を抜く」という、いわゆる「アービトラージ」について解説します。





    トルコリラおすすめ投資方法その3 両建てでポジションを持つ







    これは、買いポジションを持ちながら、同じだけのポジションを売りポジションで持って両建てすることで、為替の動きを相殺するという投資法です。





    「それだと上がっても利益が出ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ここには一つカラクリがあり、FX業者間での買いスワップと売りスワップの違いを利用することで、その差額のスワップだけ貰うという投資法です。





    これで具体的にどのくらいの利益が出るかというと、今買いスワップが一番高いところで1日110円、売りスワップが一番少ないところで-81円なので、その差額は1日29円で、この水準が1年続けば、10,585円の利益になります。これはトルコリラの値段が22円なので、年収益率で換算すると、レバレッジ1倍で2.4%、レバレッジ3倍で運用すれば7.2%とそれなりの数字(※)になります。




    ※ 以下の2社の執筆時現在の1日のスワップ額で算定

    買い会社:スワップが執筆時点で一番高いみんなのFX

    売り会社:マイナススワップが執筆時点で一番安いGMOクリック証券





    この手法の注意点は主に2点あり、

  • 買いスワップと売りスワップの関係が逆転したら損になる

  • 相場急変時には、一方だけロスカットされてしまうリスクがある


  • ということがあります。





    1つめについては、ある程度定期的にスワップポイントを確認して、きちんとプラスになっているかということを確認することで、「まずくなったら一度ポジションを全決済」とすることで、それまでの利益を得ることができます。





    もう一つのロスカットについては、例えばレバレッジ3倍とかであれば、そこまでロスカットは近くないので、「最近動いたなあ」と思ったときにチェックして、ロスカットが近づいてきたら上と同じで一度ポジションを全決済すればOKです。(例えば、8万円でトルコリラを1万通貨であれば、おおよそ7円くらい動いたときにロスカットになります。これはトルコリラでいうと、買いが15円でロスカット、売りが29円でロスカットくらいの水準です)





    そのため、この投資法を使う場合、ある程度定期的にスワップの状況や、口座のロスカットまでの金額等をモニタリングする必要はありますが、かなりリスクを抑えた上で、スワップの差分を丸々利益として得ることができます。





    以上がトルコリラについてのおすすめの投資方法でした。次に、こうした投資方法をする場合、どこのFX業者で取引するのがおすすめなのか見ていきます。





    まずは、何故FX業者選びが重要なのかについて、具体的な数字も使って説明します。





    FX業者が違えば数万円、数十万円利益に違いが出る理由







    FXでは、「どうやって取引するか」と同じくらい「どこで取引するか」が重要と言われますが、それはトルコリラについても当てはまり、スプレッドでも、スワップでも、FX業者が違えば年間数万円から数十万円の違いになります。





    具体的な数字をあげて考えましょう。




    スプレッドでは、安いところでは原則固定で1.8銭であるのに対し、高いところでは15銭となっており、その差は13.2銭あり、これは、1万通貨持てばその時点で1,320円の違いになります。





    1回だけでも高いランチくらいの差になりますが、トルコリラの場合、1万通貨で30万円にもならないので、10万通貨で取引することもあるかと思いますが、それをやると1回で1万円以上利益に差が出るということになります。





    これが10回積み重なれば13万円と、年間で考えると大きな差になります。





    また、スワップについても高いところでは110円に対し、安いところは60円と50円の差があり、これも1万通貨を1年間持つだけで1.8万円もの差になります。





    このように、スプレッド、スワップの違いが大きいため、FX会社が違えば同じ取引をしても数万円から数十万円の利益の差が出ることがあります。





    また、ほかにも自動売買の有無という点も大きな違いになります。





    トルコリラは、大きく動いたが結局元に戻るみたいな動きをすることも多く、そこで取引をできていれば大きな差になります。





    例えば、50銭で売買するストラテジーであれば、1回その取引機会を見逃すだけで5,000円の差になります。





    為替相場は日本では深夜のニューヨーク時間に動くことが多く、また、ほとんどの人にとってFX以外にもやることがあり、相場に1日中ずっと張り付いているわけにはいかないことからも、自動売買の有無というのは、実は大きな違いとなります。





    以上のように、FX会社によって同じようにトルコリラを取引する場合でも大きな違いとなるのですが、では、そのうえでどこで取引をするのが良いのかを次に見ていきましょう。





    トルコリラ、スワップ投資のおすすめFX業者







    それでは、トルコリラの取引条件について、スプレッド、スワップ、自動売買の有無等を含めて、トルコリラ取引のおすすめFX業者を紹介したいと思います。







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    忙しいあなたにおすすめ

  • iサイクル注文で自動売買可能
  • スワップ・マイナススワップもトップレベル
  • 東京金融取引所運営のくりっく365のため信頼性が高い
  • トレイダーズ証券[みんなのFX]

    長期で買いポジションを持つならここ

  • スワップがトップ
  • 原則固定の中でスプレッドもトップレベル
  • 1,000通貨単位取引可能
  • FXダイレクトプラス

    短期での売りを行うならここ

  • 原則固定スプレッドの中で最狭のスプレッド
  • 1,000通貨単位で取引可能
  • 急落時にも安定した価格を提示してくれる
  • 100年以上短資会社として運営している金融機関との信頼関係
  • 当サイトから申し込み限定で5,000円の特別キャッシュバックあり
  • はっちゅう君

    長期で売りポジションをもつならここ

  • マイナススワップが一番少なく、両建ての売り口座におすすめ
  • FX年間取引高6年連続世界1位
  • 有力FXブロガーアンケートでも1位!
  • サクソバンクFX

    世界のプロ仕様のFX口座

  • 平均スプレッドトップ
  • USD/TRYのチャートを見ることができる
  • スキャルピング歓迎を明言
  • 月曜早朝に他のFXトレーダーに先駆けてトレード可能
  • 当サイトから申し込み限定で4,000円の特別キャッシュバックあり
  • SBIFXトレード

    ワンコインでも取引可能

  • ワンコインでも投資が可能
  • 1通貨単位で取引可能!
  • スプレッド・スワップも高水準






  • 外為オンライン(くりっく365)(忙しい人におすすめ)







    まず1つめは、スプレッド、スワップともに長い間トップレベルで、取引先としても約定拒否やスリッページが無い信頼できるところで、さらには自動売買も可能である結果、くりっく365を紹介します。





    くりっく365については、 くりっく365おすすめ業者2018年 | 店頭FXとの違い、会社間の違いを比較で詳しく説明し、業者間の違いも比較しているのですが、簡単に言うと、くりっく365とは東京金融取引所が運営するFXであり、スプレッドやスワップは東京金融取引所が公平に決めております。そのためくりっく365の業者間ではスワップの条件は全て同じです。





    ここは、取引所とのやりとりで信頼性があるということや、スリッページや約定拒否がありえないということに加え、トルコリラについてはスプレッド、スワップともにトップレベルの条件であることから、トルコリラの取引の40%がくりっく365で行われているというように、トルコリラを取引する場合にはまずおすすめできるところです。





    また、くりっく365の特徴の一つに、「プラススワップ=マイナススワップ」というものがあり、例えば買いスワップが100円なら、売りのマイナススワップは必ず-100円になるというような関係になっており、後で比較表でもまとめますが、売り建てる際にもおすすめとなります。





    ちなみに、くりっく365で取引ができるFX業者は色々ありますが、その中でどこがいいか、ということについては、トルコリラ取引については、外為オンラインでの取引をおすすめします。





    その理由としては、くりっく365では業者ごとに違うのは取引ツールと手数料くらいで、外為オンラインについては、基本的に手数料無料、チャートも使いやすい、スマホや携帯にも対応しているというように、全て条件が良いことに加えて、iサイクル注文という自動売買がくりっく365でもできるというのがあげられます。





    このiサイクル注文と言うのは、年間500万円の不労所得を稼ぐ戦略も!?iサイクル注文でFX自動売買!iサイクル注文の使い方と設定方法で詳しく書いてあるのですが、要は「下がったら買う、上がったら売る(もしくは上がったら売る、下がったら買うの取引も可能)」というのを自動売買してくれるものです。





    そして、このiサイクル注文については、「値動きの激しい高金利通貨」との相性が特に良いと言われております。





    これは、iサイクル注文で買いを入れた場合、レンジ相場であれば、値動きが激しいため、基本的に上げ下げしており何度も約定して利益が出るということになります。また、その間でも日をまたいで買いポジションがあれば、スワップも当然もらえます。





    また、上がっている時も、一本調子にあがるということはまずないので、その中で下がった時に買って利確できますし、iサイクル注文は「相場が上がっている時にはそれに追随できる」という特徴もあるので、その場合も利益を逃さず取引できます。





    一方、下がったとしても、その時には買いポジションが増えて、スワップがどんどん溜まり、その後上がるときには、今までのスワップも累積しながら、ポジションとしても利確する・・・・・・という夢のような状態になります。





    おすすめの取引方法について、「下がった時に買って、上がった時に売る」というのを書きましたが、これを24時間完全に自動でやってくれて、その間の値動きでも利益を出せるというのがこのiサイクル注文です。





    このように、値動きの激しい高金利通貨とiサイクル注文という組み合わせを、スプレッド、スワップ共にトップクラスの条件でできるというのが、ここをまず一番におすすめした理由です。





    口座開設は


    外為オンライン
    外国為替証拠金取引の外為オンライン口座開設申込




    からできます。




    みんなのFX(長期買いポジションでおすすめ)







    次に、自動売買はできないものの、スプレッドは原則固定の中でトップレベル、スワップもトップというように、スペックで選ぶならここ、という会社として、みんなのFXを紹介します。





    ここは、トルコリラの取扱いを今年の1月29日より開始したばかりなのですが、そのスペックは破格であり、原則固定スプレッドの中ではトップの1.9銭、スワップも1日110円と一番高く、その上で1,000通貨単位でも取引できるというように、トルコリラ取引で自動売買をしない場合には、ここがおすすめです。





    このように、まず何よりスペックを重視したいという人には、みんなのFXをおすすめします。





    口座開設は、



    みんなのFX
    トレイダーズ証券[みんなのFX]




    からできます。





    セントラル短資FX(短期での売りにおすすめ)








    次に、短期での売りという、おすすめの投資方法2で使う口座としておすすめなのが、セントラル短資FXです。





    ここは、下の一覧表を見てもらうとわかりますが、トルコリラのスプレッドが原則固定の中で一番狭く、スプレッドで選ぶならここになります。





    また、スプレッド以外にも、セントラル短資FXは元々短資会社(金融機関の間での取引を仲介する会社)として100年以上金融機関との付き合いがある会社で、相場が大きく動いた時にも安定したレートを提示してくれることを重視する場合もここがおすすめです。





    実際に、例えばトルコリラ急落時の主要FX会社提示レート一覧で2017年にあったトルコリラ急落時の提示レートをまとめておりますが、セントラル短資FXでは急落時に他の会社がほとんど29円を割り、中には27円台まで落ちたところもある中で、29.65円と、適切なレートを提示し続けました。





    短期トレードでは、「いきなり大きく動いて、約定されない」というのが一番恐ろしいことですが、セントラル短資FXであれば、そういった心配をしなくてすみます。





    また、この会社も1,000通貨単位での取引も可能なので、「売り建てをやったことがないので、少しずつ試してみたい」という人にもおすすめできます。





    なお、9月までの期間限定で当サイトからセントラル短資FXの口座開設を申し込むと、5,000円の特別キャッシュバックもあるので、セントラル短資FXへの口座開設を考えている場合、当サイトから申し込むのがおすすめです。





    口座開設は




    セントラル短資FX
    FXダイレクトプラス




    からできます。





     GMOクリック証券【FXネオ】(長期で売りポジションを持つのにおすすめ)







    ここは、下で一覧にまとめますが、トルコリラ売りポジションのマイナススワップが一番少なくすむ会社です。





    そのため、おすすめの投資法3で書いた「買いと売りを両建て」という戦略をとる場合に、売る側のFX業者としては、ここがおすすめとなります。





    また、GMOクリック証券は、2012年以来6年連続でFX年間取引高世界1位となっており、また、FX攻略.comが実施して、当サイトもアンケートに答えたFXブロガーアンケートでも有名ブロガーが使っているメイン口座でも1位と、初心者から上級者まで、多くの人から選ばれいる会社であり、まだ口座を持っていないのであれば、まずは持っておくのがおすすめの会社です。





    口座開設は


     GMOクリック証券【FXネオ】
    GMOクリック証券



    からできます。





    サクソバンク証券(USD/TRYチャートなど、上級者におすすめ)







    次に、少し上級者向けの口座として、サクソバンク証券を紹介します。





    サクソバンク証券は、日本では知る人ぞ知る中上級者向けFX会社です。





    ここは、世界のプロトレーダーと同水準のFX取引をモットーにした会社で、南アフリカランドやトルコリラといった、いわゆる「プロ向け通貨」に力を入れており、また、スキャルピングも歓迎している会社です。





    ここのスプレッドは、NDD直結型の変動スプレッドなのですが、6月実績で平均スプレッドが1.8銭と最狭であり、スワップについても99円でトップレベルの水準となっております。





    また、USD/TRYのチャートも見ることができるので、「トルコリラ円」ではなく、対ドルでどうなっているのかということを見る場合には、ここのチャートを非常に重宝します。





    さらに、この会社を「知る人ぞ知る」としている要素の一つに、月曜早朝3時から取引が可能という点があります。





    おそらく「月曜朝何時から取引できるか」という点でFX会社を比較した人はあまりいないと思いますが、ほとんどのFX会社は、月曜は朝5時からの取引となっております。それに対して、サクソバンク証券では朝3時から取引ができます。





    「それに何の意味があるの?」と思われるかもしれませんが、例えば、土日に何か大きな事件があった時を考えてみてください。





    当然土日は為替市場が閉まっているので、FXで取引はできませんが、その事件にあわせて月曜の為替は大きく動くことになります。





    そして、その「事件」は金曜には当然織り込んでいないので、月曜の朝「早い者勝ち」となります。





    そして、その際、サクソバンクであれば、朝3時に他のトレーダーに先駆けて取引ができるということです。





    また、他にも板情報を見ることもできる高機能な取引ツールもあることから、サクソバンク証券は玄人向けのFX会社と言えます。





    なお、当サイトからサクソバンク証券の口座開設を申し込むと、4,000円の特別キャッシュバックもあるので、サクソバンク証券への口座開設を考えている場合、当サイトから申し込むのがおすすめです。





    口座開設は



    サクソバンク証券
    サクソバンクFX



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    SBIFXトレード(少額からはじめたい人におすすめ)







    次に、ナンピンをするためには細かく小さい単位で取引を重ねたいという人もいると思いますが、そういう人にとってのおすすめ業者として、1通貨単位取引が可能(1トルコリラから売買可能)な会社が、SBIFXトレードです。





    ここはスプレッドが原則固定で1万通貨以下であれば1.89銭(1万1通貨以上では2.89銭)、スワップが92円と、後でまとめますが、スプレッドは1万通貨以下であればトップ、スワップも比較的高い水準であり、かつ、こうした条件の会社の中で、唯一1通貨単位で取引できます。





    口座開設は




    SBIFXトレード
    SBIFXトレード



    からできます。






    主要なFX業者のトルコリラのスプレッド、スワップ、取引単位、自動売買の有無の比較表








    最後に、上で紹介しなかった会社も含めて、主要なFX会社のトルコリラのスプレッド、スワップを一覧でまとめます。スプレッドについてはセントラル短資FXのものを除いて原則固定スプレッドで単位は銭、スワップについては執筆時点のもので単位は円となります。



    会社名スプレッドスワップマイナススワップその他
    外為オンライン(くりっく365)平均3.9100-100・金融取引所FX
    ・自動売買可能
    ・シェア40%
    みんなのFX1.9110-110・スワップトップ
    ・スプレッドもトップレベル
    セントラル短資FX1.880-92・原則固定でスプレッドトップ
    ・トルコリラ急落時に一番提示レートが良く信頼性が高い
    サクソバンク証券平均1.899-123・USD/TRYチャートが見れる
    ・スプレッドトップ
    ・スワップもトップクラス
    GMOクリック証券【FXネオ】2.981-81・マイナススワップ最小
    SBIFXトレード1.89
    2.89
    92-981通貨単位取引可能!
    ヒロセ通商1.994-179
    FXプライムbyGMO4.880-95
    FXトレード・フィナンシャル1578-86
    フィリップ証券変動60-100


    ※ 変動スプレッドでもスプレッド実績を開示しているくりっく365とサクソバンク証券については、直近の平均提示スプレッドを採用





    口座開設は



    外為オンライン
    外国為替証拠金取引の外為オンライン口座開設申込




    みんなのFX
    トレイダーズ証券[みんなのFX]




    セントラル短資FX
    FXダイレクトプラス




    GMOクリック証券【FXネオ】
    GMOクリック証券




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    SBIFXトレード
    SBIFXトレード



    からできます。





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    トルコリラ16円台まで急落の原因は?2018年の暴落が異常な理由

    2018年08月10日 23:50

    TRY kyuuraku





    最近トルコリラが急落したけど、いったい何が起こったの?





    こういう人のために、2018年に入ってからトルコリラが暴落している理由と、今後トルコリラはどこまで下がるのか、トルコリラを持っている場合、今後どうすればいいのか、といったことをまとめました。(今後どうすればいいのか、ということについては、トルコリラFX取引、おすすめ投資方法とFX業者2018年 | トルコリラFX比較で、詳しく書いております)





    8/12追記 トルコリラ売りについては、質問が多かったので、注意点や投資法を別記事にまとめました。

    暴落中のトルコリラのショート(売り建て)は儲かるか?FXでの注意点





    8/13追記 トルコリラのこれ以上の下落があっても損失が拡大しないように、ポジションを両建てして、FX業者間のスワップの差分だけ貰うという方法についての解説も、別記事にまとめました。

    FXの両建てに意味はないは本当か?ロスカットとの違いを解説




    トルコリラは、2018年8月に急落して史上最安値を更新し、トルコリラ円は16円台(16.1)、USD/TRYは6.8をつけました。その急落の原因と、この値動きがどれくらい異常なのかということについて、トルコリラ円のチャートや、USD/TRYのチャートも見ながら説明します。(8/10の大暴落を受けて追記しました)





    以下の順番で書いていきます。


    1 トルコリラ10年チャートで見る2018年の値動きの異常さ(8/10追記)

    2 2018年のトルコリラ急落の原因3つ

     2-1 とまらないインフレとエルドアン大統領の利下げ圧力による無策(8/10追記)

     2-2 海外からの信頼喪失による信用格付けの低下、直接投資の減少

     2-3 ブランソン牧師問題(8/10追記)

    3 今後トルコリラはどこまで下がる?(8/10追記)

    4 トルコリラを持っていて、含み損を抱えているけどどうしたらいいか?(8/10追記)

    5 参考 USD/TRYチャートを見る方法




    Twitterでも、FXや資産運用についての有益な情報や、様々な通貨の見通し、重要イベントや経済指標の結果予想、経済政策へのコメント等をつぶやいておりますので、是非フォローしてください。







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    1 トルコリラ10年チャートで見る2018年の値動きの異常さ







    まず、「最近トルコリラが急落している」ということについて、簡単に説明します。トルコリラは、10年間のチャートを見ても、全体として下落基調にありましたが、2018年の下落幅は異常なレベルとなっております。





    実は、日本人トレーダーは、「トルコリラが急落している」というところまで認識していても、「異常なレベルの落ち方である」ということは分かっていない人が多いので、まずそこから説明します。





    トルコリラ円のチャートと、USD/TRYのチャートを見てみましょう(なお、USD/TRYのチャートでは、トルコリラが下がったら上昇チャートに、上がったら下落チャートになりますので、そこはご留意ください)





    【トルコリラ円 10年チャート】
    TRY JPY0810 10year





    【USD/TRY 10年チャート】
    USD TRY0810 10year





    これを見ると、トルコリラ円で見るとリーマンショック時の方が下落幅が大きいが、対ドルで見ると2018年の下落幅の方が圧倒的に大きく、その下落幅が7か月ですでに40%超となっていることがわかります。





    リーマンショックの時は、安全資産である「円」が買われたため、トルコリラが下がったというより、円が上がったことによるものであったのに対し、2018年に入ってからのトルコリラの下落は、純粋にトルコリラが暴落しているというものです。





    そして、過去10年間でドルベースで見たときにトルコリラの一番下落幅が大きかったのは、2016年の約2.9→3.9という、約34%の下落であったため、その2016年のペースを半年で既に超え、トルコリラは、2018年に史上稀に見るレベルで急落していることが分かります。





    この「ドルストレートで見てトルコリラが急落している」というのが曲者で、日本人トレーダーにとって、普通トルコリラはクロス円で見るもので、トルコリラ円で見ると、「単純に下落基調が継続している」というくらいにしか見えません。(8/10追記:さすがに8/10の20円弱の水準から16円台までの急落は目立ちましたが・・・・・)





    ところが、世界の投資家からすると、トルコリラは対ドルで見るものなので、「今年に入ってから異常に下落している」というのが、ドルストレートで見る人にとっては2018年の急落はすさまじいものであり、これが、海外のトレーダーと、日本人トレーダーのトルコリラに対しての「見え方」の違いになっております。なお、このUSD/TRY等、ドルストレートでのチャートを見る方法については、最後のUSD/TRYチャートを見る方法で書いておりますので、気になる人はそちらも見てください。





    では、2018年に何故そこまで急落しているのかを次に見ていきましょう。





    2 2018年のトルコリラ急落の3つの原因







    まず、2018年のトルコリラのチャートを、トルコリラ円とUSD/TRYで見比べてみましょう。





    【2018年以降トルコリラ円チャート】
    TRY JPY0810 1year





    【2018年以降USD/TRYチャート】
    USD TRY0810 1year





    このように、日本円ではやはり2018年に入ってからだらだらと下落し、5月に激しく下落と見えますが、USD/TRYで見ると、2月までは特段トルコリラは落ちておらず、3月から下落しはじめ、5月と7月末から8月にかけて急落していることが分かります。何故ここまでトルコリラが下落しているかについて、理由を説明します。





    2-1 とまらないインフレとエルドアン大統領の利下げ圧力による無策(8/10追記)







    昨年末からトルコの高すぎるインフレ率は注目が集まっており、例えば、格付会社のS&Pは、トルコ経済について、輸出の増加や、比較的安価な労働力とインフラ整備が外国からの直接投資を誘引するとして、肯定的に評価する一方で、インフレ率について「よくなるようであれば安定的に、悪化するようであれば下方に修正する」としており、世界的に注目を集めておりました。





    インフレというのは、物の値段の上昇であり、言い換えれば通貨価値の下落でもあるので、一般的にインフレが起これば、通貨価値は下落します。





    そして、そのトルコのインフレ率については、特に最近悪化の一途をたどっております。





    TRY infla





    そのような中で、本来であれば利上げによってインフレを抑える必要があるのですが、エルドアン大統領は逆に「利下げ」を一貫して主張し続けており、実際に先月の政策金利発表では、市場予想が1.0%の利上げであったのに対し、実績は据え置きとなり、トルコリラは大きく下落しました。(トルコのインフレと政策金利の関係については、何故トルコは17.75%からまだ利上げが必要なのか?為替、政策金利、インフレの関係でも詳しく書いております)





    トルコは、5月と6月に相次いで利上げを行い、それによってトルコリラの下落は一時止まっていたものの、6月24日にある大統領選挙までは市場もトルコリラを積極的に買うことは難しいという状態になっていたのですが、6月の大統領選挙でエルドアン大統領が再選し、そのあとはじめての政策金利発表では、据え置きとなったことから、市場では「トルコはこれ以上の利上げが難しくなっているのではないか」と予想され、再び下落基調に入りました。





    エルドアン大統領が何故利下げを主張しているかについての理由は、エルドアン大統領の支持者が商工会や不動産等、「金利が低くて借り入れをしやすい方が有利な業種」に多いからだともいわれており、そのような背景もあって、エルドアン大統領は利下げを主張し続けております。





    トルコは、大統領の権限が非常に強く、実質的な「独裁者」ともいわれているため、そうしたエルドアン大統領の言動がトルコ中央銀行に影響を与え、インフレの中でも利上げがしづらくなっております。





    また、トルコの外貨準備高が足りていないということもあり、利上げを行うことで国債の利払い費用の増大を恐れているという可能性もあります。(トルコの外貨準備高については、トルコの外貨準備高は今年償還期限を迎える債務に対する比率が既に90%を割り込んでおり、新規の借り入れ手段や外貨準備の積み増しがなければデフォルト(債務不履行)となる水準という記事もあります(出典:ロイター5/21)





    このように、トルコの高すぎるインフレと、その一方でインフレを退治するための利上げもしづらくなっているというデッドロックが、トルコリラの下落の一番の要因となっております。





    (8/10追記)

    8/10には始値は19円台後半であったのが、一番低いときは16円台前半と、急落しました。トルコリラ円で見ると、最大3.8円くらいの下落なのですが、これは1日で19%下落したということで、ドル円で言うと1日で20円くらい下落というレベルの大事件でした(管理人も16.6でストップロスを設定していたポジションがあったので、かなりの額のダメージを食らっております・・・・・)





    これについては、これまでのトルコリラの暴落を受けて、9月に予定されていた中長期経済計画発表を、8/10にわざわざ前倒しをして、エルドアン大統領とアルバイラク財務相が演説したにも関わらず、そこで利上げや為替介入等の通貨防衛策について一切言及がないまま、トルコ国民に対して「外貨建て資産を売ってトルコリラを買いなさい」というだけという、想像を超えた無策さによって、市場が失望売りしたことが原因です。





    トランプ大統領のトルコへのアルミや鉄鋼の追加関税等もあったとはいえ、下落が一番大きいタイミングが演説が終わって「結局何もなかった」というところだったことを考えると、やはりこれが一番大きな原因だと考えられます。




    また、投機筋も完全にトルコリラ売りに走っており、その結果一瞬大きくマイナスに動いて少し戻してまた下落する・・・・というような荒い値動きが多くなっております。




    これも根本的には1番で書いた「高いインフレ率にも関わらず、エルドアン大統領が無策」ということと同じだと思うので、ここでまとめました。





    2-2 海外からの信頼喪失による信用格付けの低下、直接投資の減少







    トルコは、上で書いたように、高いインフレ率と、エルドアン大統領の利下げ圧力によって下落しております。





    この傾向については、2018年に入ってはじまったことではなく、2017年末から、上でも書いたように格付会社のS&Pもインフレ率について懸念しておりました。





    そのような中で、3月にムーディーズ(別の格付け会社)がトルコについて高いインフレ率と経常赤字を理由として格下げを行い、それ以降USD/TRYは4.0を超え、上昇基調に入りました(トルコリラにとっては下落基調)





    この経常赤字の大きな要因の一つにも、「海外からの直接投資が減った」というものがあり、トルコという国に対しての信頼性が下がる→実体経済に悪影響→さらに信頼性が下がる→実体経済に悪影響という、悪循環に陥っております。





    この悪循環を止められるチャンスが今年に入ってから2回はあったと考えており、

  • 6月の大統領選挙

  • 7月の政策金利発表


  • というものがあり、大統領選で野党が勝利していたり、あるいは7月の政策金利発表で、エルドアン大統領が再任されてもなお利上げトレンドが続く、ということが示されていれば、流れが変わっていた可能性はあります(実際、2017年の下旬はほぼ下落であったのが、2018年の年始には、あまり動かず、大統領選の様子見という状態になっていた時もありました)






    しかし、その2回の機会の両方とも「期待外れ」に終わった結果、最近トルコリラはさらなる下落基調にあり、7月末以降は明確な材料がない中で急落することが多く起こっております。





    2-3 ブランソン牧師問題(8/10追記)







    8月に入ってから注目される要因となっているのが、このブランソン牧師問題です。





    これは、トルコがブランソン牧師というアメリカ人の牧師を拘束(2016年7月のクーデター未遂に関わった容疑。本人は無罪を主張)していることに対して、アメリカが釈放を強く求めているもので、そのうえでトルコが拒否していることから、アメリカは8/2より経済制裁を科しております





    このブランソン牧師の釈放については、先日協議が行われましたが、トルコ側が相変わらず釈放の約束を行わないまま終了しました(出典:Bloomberg 8/8





    何故トルコが頑なにブランソン牧師の釈放を拒否するかというと、トルコは現在アメリカと交渉したいこととして、

  • トルコの国営銀行ハルクバンクが対イラン禁輸逃れに関与した疑いで米当局の捜査対象となり、米財務省から多額の罰金を科される見通しであること

  • クーデターの首謀者とみられるギュレン師の身柄引き渡し


  • 等、様々なことがあり、その交渉材料としての「人質」と見られております。





    このアメリカからの経済制裁については、現時点ではトルコの内務大臣と法務大臣個人に制裁を科したものであり、トルコ経済への影響という点ではそこまで大きくないと考えられますが、上でも書いたように、トルコリラは、とにかく今「売られる材料」が探されやすい状況にあり、また、今後別の企業や個人にも追加で制裁が科せられる可能性もあり、そのような中で、こうした問題も売りの材料として使われているというのが実際のところです。





    そのため、この問題が仮に解決したとしても、一時的にトルコリラが上昇することはあっても、そこまで大きく状況は改善しないのではないかと予想しております。





    (8/10追記)

    この問題に関連して、トルコに対して鉄鋼とアルミニウムへの輸入関税を2倍にするとトランプ大統領が発表しました。




    このトランプ大統領の発表がちょうどエルドアン大統領の演説中だったのですが、そこで18円割れをして17.5円前後まで下落するなど、トルコリラへの下落圧力を強めておりました。ただし、8/10のトルコリラが一番大きく下落したのは、「結局通貨防衛策が何もなかった」という瞬間であったので、8/10の下落の一番大きな要因というわけではないと考えております。





    3 今後トルコリラはどこまで下がる?(8/10追記)







    トルコリラは、上で書いたように、問題の根本にあるのは、インフレ率が改善していない中、利上げがしづらいという部分なので、ここが解決されない限りは、トルコリラはしばらく下落基調が続くと考えられます。





    ただし、トルコのインフレ率は16%弱であり、その一方でトルコリラの下落率の7か月で40%超というのは、さすがに下がりすぎであると考えられ、また、上でも書いたように、ブランソン牧師問題については、トルコ経済に大きな影響を与えるようなものでもないため、どこかで下げ止まるとは考えております。





    実際に、2017年末時点で、トルコリラは購買力平価ベースで相当程度割安であり、そこからインフレが進んでいるにせよ、それ以上のペースで下落していることから、トルコリラは現在、大幅に割安水準となっていると考えられます。





    try heika
    (出典:週刊東洋経済 1/19





    また、エルドアン大統領自身も、通貨安やインフレということ自体については問題意識を持っており、どこかのタイミングでは、折れて利上げの容認、IMF等への救済といったことがあるのではないかと考えられます。





    以上のように、為替研究所では、トルコリラはしばらく下落が続くと予想しており、それがどこまでいくかは投機筋の動向もあって読みづらいものの、さすがに今の水準は下がりすぎであるため、22円程度までは遠からず回復すると予想しております。(USD/TRY5.0の水準。詳細は、トルコリラ今後の見通し2018年8月 | 急落中のトルコリラはどこまで下がる?をご覧ください)





    ただ、明らかに異常に安い水準にあるのは事実ではあるものの、その一方で、ゴールドマンサックスが、「トルコリラが、対ドルで7.1まで下落した場合、同国内銀の余剰資本が大幅に消失する可能性がある」と指摘する等、トルコリラ安が進行し続けた場合、実体経済にもさらなる悪影響を与え、さらに下落・・・・・というような、悪循環に陥る可能性もあり、予断は許さない状態にあります(出典:ロイター 8/8





    このように、トルコリラは、利上げをしてインフレが解決にさえ向かえば今かなり割安であるため戻すと考えらえる一方で、これ以上トルコリラ安が続くと実体経済に致命的なダメージを与えてさらに下落のリスクもあるという、かなり「ハイリスク・ハイリターン」な状態となっております。





    4 トルコリラを持っていて、含み損を抱えているけどどうしたらいい?(8/10追記)







    では、トルコリラの含み損を抱えており、今後どうしたらいいか?と考えている人に対して、どうすればいいのかについて、私の意見を書いていきたいと思います(実際に、管理人も現在数百万円レベルでの含み損を抱えております・・・・)





    結論としては、

  • 資金が足りなくなる危険があるなら即ロスカット

  • まだ資金に余裕はあるが、トルコリラはもうだめだと思っているなら全部ロスカット

  • まだ資金に余裕があり、「戻るかも」と思うなら、塩漬け

  • まだ資金に余裕があり、トルコリラは戻ると思うなら、買い増し


  • がおすすすめです。




    「あまりに当たり前すぎるだろう!!!!」と思われるかもしれませんが、投資で重要なのは、

  • 一発退場を食らわないこと

  • 自分の相場観を信じて、その通りに投資すること


  • であるため、一発退場のリスクがある状態ならば、まだまだ下落の可能性があるので、ロスカット一択、そうじゃないのであれば、自分の見通しに従って取引するというのが正解になります。




    上でも書いたように、トルコリラは、今明らかに下落基調にあり、そのまま7.1を超えて戻ってこなくなってしまうリスクもある一方、今は明らかに割安であり、それが今後の利上げ等で少し是正されるだけで大きく戻す可能性もあるというように、「絶対にこうなる」とは言いづらい状態にあります。





    こういうときに大事なのは、自分なりの根拠を持って、そのルールに従って投資をすることです。




    なお、あくまで参考意見として、管理人の判断は、

  • トルコリラはスワップの高いところなら、1日110円(※)、年間4万円以上のスワップがもらえて、4円下落まではトントン

  • トルコリラは明らかに割安すぎであり、今後流れが変わると考えている


  • ことから、あえて買い増しを行っております。



    ※ 執筆時現時点でスワップが一番高いみんなのFXのレートで計算




    ただし、短期的には下落局面の方が明らかに多いと考えているので、一時的に上がった時に、短期での売りポジションを持ったり、一部のポジションについて、売りも持つことで、下落リスクも相殺しております(詳しくは、トルコリラFX取引、おすすめ投資方法とFX業者2018年 | トルコリラFX比較で書いております)





    この記事の中では、若干邪道ではありますが、「為替の値動きリスクをぎりぎりまで抑えて、スワップを少しだけもらう」というような裏技も書いてありますので、興味がある人は、是非そちらの記事もご覧ください。





    (8/10追記)
    本日の急落で、あらかじめ設定していた一部のストップロス(自分で設定した逆指値注文)を食らいましたが、上でも書いたように、今の水準は明らかに低すぎると考えているので、また少しずつ買い増しをしていく予定です。





    逆指値注文を食らうのは、「一度落ち着く」という意味でも重要で、もし上がると思うならまた買い増せばいいだけなので、こういうストップロス注文は、必ず入れることをおすすめします。





    5 参考)USD/TRYチャートを見る方法







    今回の記事でも、「トルコリラ円で見るのと、USD/TRYで見るのでは結構見え方が違う」「トルコリラについて、海外の投資家は、クロス円ではなくドルストレートで見ている」「ゴールドマンサックスが、USD/TRY7.1に至ったらトルコ国内の金融機関が危険な状態になる」と書いたように、トルコリラの値動きを見る場合、USD/TRYに注目する必要があります。





    トルコリラはFX業者の間でもそこまで取り扱いが多くなく、あってもほとんどの会社でトルコリラ円でしか取り扱いがないのですが、サクソバンク証券であれば、USD/TRYを取引することができて、当然そのチャートも無料で見ることができます(上で使っているチャートもサクソバンク証券のものです)





    また、サクソバンク証券ではUSD/TRYだけでなく、南アフリカランドやメキシコペソ等もドルストレートの通貨ペアが存在し、チャートも見ることができるので、それらのチャートを見たい場合、サクソバンク証券でも口座を持っておくことをおすすめします。





    FXでは口座開設は手数料無料で、口座維持手数料などもかからず、「とりあえず口座を持つ」というのも全然ありなので、サクソバンク証券の口座を持っていない場合、この機会に開設をおすすめします。(実際に、管理人は、20口座以上FX口座を持っており、その中の一部はほぼ使っておりませんが、特に何か問題が起きたことはありません)





    また、サクソバンク証券については、8月中の申し込みまで限定で、当サイト限定キャッシュバック4,000円ももらえるので、口座開設は、当サイトから行うのがおすすめです。





    口座開設は、



    サクソバンク証券
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    FX高金利通貨スワップおすすめ業者2018 | 業者選びの3つの比較ポイント

    2018年08月02日 22:36

    スワップ1





    FXで高金利通貨は昔から常に人気が高く、米ドル、豪ドル、NZドルといった先進国の中での高金利通貨だけではなく、南アフリカランド、トルコリラ、最近ではそれらに加えてメキシコペソ等も非常に人気となっております。





    高金利通貨の何が良いかというと、FXで高金利通貨を長期で持っていれば、スワップポイント(利息相当額)を毎日コツコツと貰うことができて、売買を繰り返さなくても利益が出るという点で、そのため、高金利通貨をスワップ狙いで投資するのは、忙しい人向けのFX投資法と言われております。




    そしてこのスワップポイントは、金額的にもかなりの額となり、例えばドル円だと、一番スワップポイントが高いところで1万通貨持っていれば、1日74円スワップポイントをもらうことができるので、年換算すると、74円×365日で年間27,010円も、ただ通貨を持っているだけで利益が出るということになります。ドル円は今おおよそ110円前後なので、レバレッジ1倍で持っていても、スワップの年換算収益率は2.4%と、それなりの利回りとなります。





    また、FXでは、レバレッジ3倍程度までは低レバレッジと言われるので、仮に3倍で持つと、ただ持っているだけでスワップ年換算利回り7.2%となります。これはかなり魅力的ですね。





    さらに、ドル円だとスワップ利回りも2.4%くらいですが、例えば新興国の高金利通貨では、それぞれスワップポイントが一番高いところで、南アランドなら1日200円貰えるので、年間73,000円(収益率8.7%)、トルコリラだと1日110円で40,150円(収益率18.3%)、メキシコペソだと1日150円で年間54,750円(収益率9.1%)と、リスクは上がりますが、より大きなスワップ収益を得ることができます。





    ですが、このスワップポイントというのは、上でもわざわざ「一番高いところで」と書いたように、スワップポイントが高いFX業者もあれば、低いFX業者もあり、業者が違えば数万、数十万円単位で利益が違ってきます





    そこで今回は、高金利通貨に長期投資する場合のおすすめのFX業者について、2018年8月の最新情報に基づいて、スワップポイントの比較も行って、どこが良いのか解説したいと思います。





    また、「スワップポイントが大事だ」とは言ったものの、高金利通貨に長期投資する場合、必ずしも「スワップポイントだけ」を比べていればいいというものでもなく、他にも比較考慮すべき点もあります。





    そこで、今回は、高金利通貨にスワップポイント狙いで投資する場合に考慮すべき3つのポイントを解説し、その比較基準にたって、どこがいいのか、多くのFX業者を比較した上で、おすすめのFX業者を5パターン紹介したいと思います。





    FXでは「どのように投資するか」と同じくらいに、「どこの会社で取引するか」によって利益に差が出るとはよく言われますが、高金利通貨の長期投資でも、それは同じで、今既にFXで投資をしている人でも、FX業者を間違えたせいで数十万円損していたというケースもよく見るので、今自分が使っているFX会社は実際どうなんだろう?という点も含めて、この記事を読んでもらえればと思います。





    それでは、以下の順番で書いていきます。


  • FX業者が違うとこんなに利益が違う!スワップだけで数万円、数十万円違う理由

  • 高金利通貨長期投資でFX会社を選ぶ場合に注目すべき3つのポイント

  • FX高金利通貨の長期投資おすすめ業者 2018年8月版

  • 高金利通貨のスワップ比較一覧表








  • FX業者が違うとこんなに利益が違う!スワップだけで数万円、数十万円違う理由







    短期投資ではスプレッドが0.1銭違うだけで年間数万円、数十万円の違いになり、どこで取引するかが非常に重要だと言われますが、長期投資でも同様かそれ以上に、どこの会社で取引するかによって大きな差が出ます。





    FXの長期投資では、多くの場合日々の収入はスワップによるものとなりますが、このスワップは会社によって金額は大きく異なり、ます。例えば、今回紹介する米ドル、豪ドル、NZドル、南アフリカランド、トルコリラでは、スワップが高い会社と低い会社でこれくらいの差があります。






    通貨ペア高い業者低い業者差額(1日)年間差額
    米ドル円74106423,360円
    豪ドル円50203010,950円
    NZドル円4520259,125円
    南アランド円200020073,000円
    トルコリラ円110605018,250円
    メキシコペソ円150906021,900円





    このように、スワップポイントはFX会社間で大きな違いがあるため、1年間積もるだけでも大きな差が出てきます(南アフリカランドとメキシコペソ以外は1万通貨、南アフリカランドとメキシコペソは10万通貨単位から取引できる会社が多いので、これだけ10万通貨単位で表現しました)





    そのため、高金利通貨のスワップ投資でFX業者選びを間違えると、1単位買うだけでも1年間で数万円の違いになり、FX会社選びは非常に重要です。





    しかし、ではだからといって、スワップポイントだけで比較すればいいかというと、必ずしもそうではありません。





    その理由と、ではどういう観点で高金利通貨の長期投資の際のFX会社選びを行えばいいかという、3つのポイントを次で書いていきます。





    高金利通貨長期投資でFX会社を選ぶ場合に注目すべき3つのポイント







    では、どのようなポイントでFX会社を選べばよいか、ポイントを3つあげたいと思います。


  • スワップポイントの高さ

  • 自動売買の有無

  • 取引単位





  • それぞれ何故重要なのか説明していきます。




    FX業者選びのポイント1 スワップポイントの高さ







    まず、1つ目のスワップポイントの高さは、上で書いた通りで、FX業者が違えば数万円、数十万円の違いになるため重要です。これについては、もう上でさんざん書いたので、それ以外の、2つについて、何故重要なのかを書いていきたいと思います。





    FX業者選びのポイント2 自動売買の有無







    中上級者ほど軽視しがちながら実は非常に重要なポイントとして、自動売買の有無という点があります。





    FXで、相場が一番大きく動くのは、ニューヨーク時間だといわれております。これは、世界最大の経済大国であるアメリカで活発に行われる時間なので、ある意味当たり前のことです。





    しかし、このニューヨーク時間というのが、日本では夜中から明け方までの時間帯なので、日本人にとって、非常に取引しづらい時間帯となっております。





    そんな中で、自動売買を設定しておけば、あとは寝ていても、他の仕事やプライベートを楽しんでいても、何をしていようとも、自動的にどんな時間でも取引して利益をあげてくれます。この重要性について、数字を使って考えてみましょう。





    例えば1万通貨で50銭の値幅で取引する場合、1回5,000円の利確になり、これを見逃すというのは、実質的に5,000円損しているのと同じことであり、これが10回積み重なれば5万円、50回積み重なれば25万円・・・・・・と、自動売買ができるかどうかは、ちょっとしたスワップポイントやスプレッドの違いよりも重要とも言えます。





    このように、日本のFXトレーダーにとって、一番取引しづらいニューヨーク時間も含めて、24時間自動で利益を積み重ねてくれるというのが、自動売買の重要な点です。





    FX業者選びのポイント3 取引単位






    次に、取引単位というのも重要になってきます。





    FXでは、はじめにポジションをこう持つと決めても、その後の値動きで、「もっと買いたい」「一部売りたい」等出てくることは、FXトレーダーなら誰でも経験したことがあるものです。





    その中で、例えば1万通貨持っているとして、1万通貨単位でしか取引できないとなると、一部売りたいと思ってもオールオアナッシングであったり、あるいは少しだけ買い足したいと思っても、今のポジションをいきなり2倍にしないといけないというようなことになりかねません。





    それに対して、ある程度細かく取引できる場合、そうしたときには「とりあえず半分だけ売る」「まずは1,000通貨だけ追加で買う」といったことも可能になります。





    長期投資の場合、スパンが長いがゆえに、途中でポジションを一部修正するということが必要になることが多く出てきます。





    そのため、取引単位というのも、重要なポイントとなります。





    以上のように、高金利通貨に長期投資する場合、「スワップポイントの高さ」「自動売買の有無」「取引単位」が重要です。





    では、こうしたことを踏まえたうえで、どこの会社がおすすめなのについて紹介したいと思います。





    FX高金利通貨の長期投資おすすめ業者 2018年8月版







    それでは、今月のスワップや自動売買の有無、さらには取引単位等を比較した上で、スワップ目的の長期投資に向いたFX業者を紹介していきたいと思います。見てもらえれば分かりますが、会社によって「この通貨では強いがこの通貨ではそうでもない」「自動売買がこういう形でできる」という点が異なるので、最後まで見たうえで、自分に合ったFX業者を選んでもらえればと思います。





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    最高水準のスワップで自動売買ができる

  • 米ドル円スワップがダントツトップ
  • それ以外のスワップもトップレベル
  • iサイクル注文で自動売買可能
  • 東京金融取引所運営のくりっく365のため信頼性が高い
  • くりっく365全体で南アランド、トルコリラ取引のシェア約40%
  • FXダイレクトプラス

    1,000通貨から手数料無料で自動売買可能

  • 1,000通貨単位で戦略を選ぶだけの自動売買可能
  • 自動売買も手数料無料
  • スワップも高水準
  • トレイダーズ証券[みんなのFX]

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  • 南アランド、トルコリラ、メキシコペソスワップトップ
  • スプレッドもトップクラス
  • 1,000通貨単位で取引可能
  • ヒロセ通商

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  • FX会社で珍しい原則固定スワップ
  • 豪ドル、NZドルでスワップトップレベル
  • 1,000通貨単位で取引可能
  • SBIFXトレード

    1通貨単位から引可能

  • 100円からでも投資が可能
  • 1通貨単位で取引可能!
  • スワップも全体的に高水準






  • 外為オンライン(くりっく365)





    外為オンライン(くりっく365)は、名前の通り外為オンラインのくりっく365口座です。くりっく365口座というのは、普通のFX会社は、そのFX会社が管理、運営している「店頭FX」なのですが、くりっく365は、東京金融取引所が監理・運営するFXで、公的機関である取引所が運営するため信頼性が高く、例えば倒産リスクがほぼない、スリッページ・約定拒否がない等のメリットがあります。(くりっく365についての詳しい話はくりっく365おすすめ業者2018年 | 店頭FXとの違い、会社間の違いを比較で書いております)





    そして、くりっく365はそうした「信頼性の高さ」だけではなく、高金利通貨についてスワップポイントが高いという点でも評価が高く、その中でも特に、米ドル円のスワップについてはダントツでトップとなっております。





    また、南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソについてもトップレベルの高水準となっており、その結果、くりっく365全体でFXの南アフリカランド・トルコリラ取引のうち40%行われております





    このように、長期投資に必要な「長期にわたってお金を預けていられる信頼性」「高いスワップポイント」という両社を兼ね揃えているため、くりっく365は長期投資に非常に向いています。なお、くりっく365をやっている会社間では、スプレッド、スワップ、取引単位はすべて同じで、その一方、手数料や取引ツールなどに違いがあります。





    では、くりっく365対応FX業者の中でどこがいいかについては、基本的に私がおすすめしているのは外為オンラインGMOクリック証券【くりっく365】 ですが、高金利通貨を長期的に取引する場合には、外為オンラインでの取引をよりおすすめします。





    その理由としては、外為オンラインについては、基本的に取引手数料は無料、ツールも使いやすく、スマホや携帯にも対応ということに加え、何よりくりっく365でiサイクル注文という自動売買ができる唯一の会社のがあります。





    このiサイクル注文と言うのは、年間500万円稼ぐ戦略も!?iサイクル注文でFX自動売買!iサイクル注文の使い方と設定方法で詳しく書いてあるのですが、要は「下がったら買う、上がったら売る(もしくは上がったら売る、下がったら買うの取引も可能)」というのを自動売買してくれるものです。





    そして、このiサイクル注文については、「値動きの激しい高金利通貨」との相性が特に良いと言われております。





    これは、iサイクル注文で買いを入れた場合、レンジ相場であれば、値動きが激しいため、基本的に上げ下げしており何度も約定して利益が出ることになります。また、その間でも日をまたいで買いポジションがあれば、スワップも当然もらえます。





    また、上がっている時も、一本調子にあがることはまずないので、その中で下がった時に買って利確できますし、iサイクル注文は「相場が上がっている時にはそれに追随できる」という特徴もあるので、その場合も利益を逃さず取引できます(詳しくはiサイクル注文でFX自動売買!iサイクル注文の使い方と設定方法をご覧ください)





    一方、下がったとしても、その時には買いポジションが増えて、スワップがどんどん溜まり、その後上がるときには、今までのスワップも累積しながら、ポジションとしても利確する・・・・・・という夢のような状態になります。





    このように、レンジ相場が多くて値動きの激しい高金利通貨とiサイクル注文という組み合わせを、信頼性、スプレッド、スワップ共にトップの条件でできるというのが、ここをまず一番におすすめした理由です。





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    セントラル短資FX





    ここは、自動売買が可能なセントラルミラートレーダー、今後の為替の動きを自動で予想するツールなどが特徴のFXダイレクトと2つの口座を選ぶことができますが、スワップ目的であれば、セントラルミラートレーダーがおすすめです。





    セントラルミラートレーダーの特徴としては、ひとつ前で紹介したくりっく365は取引単位が1万通貨(南アフリカランドは10万通貨)からの取引であるのに対し、ここは1,000通貨単位で自動売買ができるというのが特徴です。





    また、iサイクル注文は「いくら下がったら買う、それを何本」等というように設定するのに対し、セントラルミラートレーダーの自動売買は、プロが作ったストラテジーを選ぶだけでできるのも特徴です。





    一方で、スワップ条件としてはくりっく365の方が基本的に高いので、スワップの高さや自分で投資戦略を決めたいという点を重視するならくりっく365が、1,000通貨での取引や選ぶだけの自動売買というのを重視したいならセントラルミラートレーダーがおすすめです。





    また、ここのFXダイレクトプラスでは、みらいチャートという今後の為替の動きを自動で予想するツールを無料で使え、また、セントラルミラートレーダーでは取り扱っていないトルコリラの取扱いもあるので、そうした点からもおすすめです(みらいチャートについては、みらいチャートの精度と使い方をレビュー | 新機能の売買シグナル追加で詳しく書いております)





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    みんなのFX






    みんなのFXは、スプレッドが狭いことで有名で、最近ではスプレッド業界最狭水準宣言を出したりもしておりましたが、スワップ面でも、最近特に人気が高まっている南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソについては、非常に良い条件を出す会社です。





    ここは、下の一覧表を見てもらうと分かるように、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソでスワップがトップとなっております。





    そのため、高金利通貨の中でも、新興国通貨の取引を考えている場合、みんなのFXがおすすめとなります。





    また、ここは1,000通貨単位での取引も可能なので、取引単位という点でも強みがあります。そのため、南アフリカランドや、トルコリラ、メキシコペソを手動で取引する場合には、ここがおすすめです。





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    ヒロセ通商





    次に、「安定感」を求める人にとっておすすめの会社として、ヒロセ通商を紹介します。





    くりっく365はスプレッド、スワップともに変動ですが、このヒロセ通商では豪ドル50円、南アフリカランド150円で原則固定スワップとなっております。





    最後に一覧表としてまとめますが、米ドル円を除く高金利通貨ではほぼ全てトップレベルの水準のスワップ、特に豪ドル、NZドルについてはトップとなっており、また、豪ドル、南アフリカランドについては原則固定スワップとなっており、安定感があるため、ここをおすすめします。





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    ヒロセ通商
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    SBIFXトレード





    ここは「誰かのFXから、誰もが参加できるFXへ」というキャッチコピーの通り、誰でも少額から投資が可能なことが最大の特徴です。





    具体的には1通貨単位で取引可能で、その結果、通貨によっては100円あれば、レバレッジ1倍でも投資可能と、まさに「誰もが参加できる」FX業者です。





    また、スプレッドやスワップの条件も良く、スプレッド、スワップともに業界トップレベルの水準にあります。





    そのため、小さい単位で取引をしたい人にとっては、まずここがおすすめとなります。





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    SBIFXトレード
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    高金利通貨のスワップ比較一覧表







    最後に、上で紹介しなかった会社も含め、主要なFX業者のスワップ、自動売買の有無、取引単位について一覧表にまとめます。以下の表はすべて10/25時点の情報で、単位はすべて円で、1万通貨あたりのスワップを表示し(南アフリカランドとメキシコペソのみ10万通貨)、その中で一番条件が良いところを赤くしております。




    会社米ドル豪ドルNZドルランドリラペソ自動売買取引単位
    外為オンライン(くりっく365)744244152105120
    セントラル短資FX37403010080×
    みんなのFX443030200110150×
    ヒロセ通商10504515080100×
    SBIFXトレード61373613092××1
    サクソバンク証券51222815099102×
    外為オンライン(くりっく365)55203550××
    GMOクリック証券【FXネオ】62343611083××
    JFX株式会社105045150×××
    インヴァスト証券40402010085×
    マネックスFX4849411209890×
    FXプライムbyGMO55262920080130×
    DMM FX52333090×××
    インヴァスト証券(シストレ24)3020300××
    フィリップ証券5524209060××


    ※セントラルミラートレードは取扱いなし、FXダイレクトプラスは80円





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    米ドル円今後の見通し予想2018年8月 | 米ドル円レート予想

    2018年08月01日 23:10

    星条旗




    今回は、FXトレーダーにとっては基本中の基本であり、最近では政策金利2.0%の高金利通貨としての側面も持つようになってきている、米ドル円について見通しや、米ドル円に投資するおすすめの投資方法を予想します。





    その中で、過去10年間の米ドル円チャートを見て、米ドル円はどのようなことがあると値動きするのかということや、2018年に入ってから年初はしばらく下落基調で、4月以降は何故少しずつ戻しているのかの分析等も含めて説明していきます。





    また、ドルを分析する前提条件として、「アメリカ経済が好調」とか、「アメリカは世界一の経済大国」というようなことは皆さんも聞いたことあるかと思いますが、実際の数字を用いて「どのくらい好調なのか」、「何故好調なのか」について分析し、「そんなに好調なのに何故米ドル円は上がらないのか」ということを説明したり、トランプ大統領の今後の動向も予想もしていきますので、是非最後までお付き合いいただければと思います。





    結論から先に書くと、

  • 米国経済は、世界の中で圧倒的に強く、その地位が揺らぐ気配はない

  • 米ドルの金利は、基本的にしばらく右肩上がりと予想される

  • 2018年内は、アメリカの中間選挙、米中貿易戦争、日米貿易問題等もあり、レンジ相場の継続

  • 米ドルが本格的に上昇基調に入るのは、2019年以降と予想


  • と予想しており、2018年内は105円から114円のレンジ、2019年末には120円以上と見ております。





    そのため、FXで米ドル円を取引する場合、高金利であり、かつ、米国経済は安定しており、長期的にかなり高い確度で上がると予想されることから、基本的には今の比較的安い価格帯で買って、今後さらに下がることがあれば押し目買いで、値下がりしている間はスワップ金利をもらうという、いわゆるキャリートレードがおすすめです。






    以下、その理由について、

  • アメリカ経済の基本

  • 米ドルという通貨の特徴

  • 2017年、2018年は何故アメリカ経済が好調なのに米ドル円は伸び悩んだのか?

  • これまでの米ドル円の為替推移とその理由

  • 米ドル円為替の今後の見通し予想とおすすめの投資方法


  • という順番で書いていきたいと思います。





    Twitterでも、FXや資産運用についての有益な情報や、様々な通貨の見通し、重要イベントや経済指標の結果予想、経済政策へのコメント等をつぶやいておりますので、是非フォローしてください。








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    アメリカ経済の基本







    アメリカは、皆さんご存知のように世界最大の経済大国・軍事大国であり、もっとも世界に影響を与える国であります。





    具体的な数字で説明すると、IMFのWorld Economic Outlook Databaseによると、アメリカのGDPは2016年実績で18兆6,244億USDで、世界全体のGDPの75兆2,627億ドルに対して、たった1国で世界全体のGDPの24.7%を占め、軍事費については、ストックホルム国際研究所のデータ(英語)によると、アメリカの軍事支出は、6,112億ドルで、世界全体の軍事支出1兆6,866億ドルに対して、たった一国で世界の軍事費の36.2%を占めるというように、文字通り桁違いの経済大国・軍事大国です。





    ちなみに、GDP、軍事費ともに世界2位は中国であり、GDPが11兆2,321億ドル、軍事支出が2,152億ドルとなっており、2位の中国に対してGDPでは1.7倍、軍事費では2.8倍というように、アメリカがいかに圧倒的かということが分かるかと思います。





    また、世界全体の経済成長が鈍化する中で、アメリカ経済はリーマンショックのあった2008年、2009年を除けば、安定して1.5%から2.5%の成長を続けております。2%の経済成長というと、「安定した成長」くらいにしか思えないかもしれませんが、アメリカの場合、分母となる元々のGDPが大きいため、2%成長すると、絶対値としては非常に大きなものとなり、その結果、GDPの規模は、他の国を置き去りにして圧倒的な伸び方となっております。





    US growth
    (出典:世界経済のネタ帳




    さらに、7月27日には2018年4-6月のアメリカのGDP成長率が、年換算して4.1%という途方もない数値であることが発表されており、上の図で見ると、さらに大きな差が開いているはず・・・・・という、とてつもない状態になっております。





    何故アメリカ経済がここまで好調なのかというと、いくつか要因はありますが、代表的なものとしては、


  •  量的緩和に対して、すぐにお金を借りて投資をしようとする国民性

  •  シリコンバレーのIT企業を中心に、好調な企業に優秀な人が集まってさらに成長する好循環

  •  シェール革命による大量の安価なエネルギー資源の獲得



  • といったことがあげられます。





    まず、はじめの国民性の話ですが、アメリカは国民性として、「リスクをとってリターンをとる」というような志向を持つ人が多く、金融緩和に対して、反応が大きいということがあげられます。金融緩和をした場合、「金利が下がる→企業や投資家はお金を借りやすくなる→借りたお金を使って投資や雇用の拡大をする→景気が回復する」という効果が期待されますが、これがうまくいくためには、「金利が下がったからお金を借りて、それを投資に回す人」というのが不可欠となります。





    アメリカは、「フロンティア・スピリット」などの言葉にも表れるように、こうした時にリスクを恐れずお金を借りて投資する人が多いため、2009年の金融緩和以降、急速に経済が回復しました。





    このように、経済が回復してくると、今度は逆に「経済が過熱しすぎてインフレやバブルのリスクが高まる」ということから、利上げが検討されるようになりますが、それがまさに今アメリカで起こっていることで、「今後どういうペースで利上げをしていくか」という議論が出ているのもそのためです。





    次のIT企業を中心に人が集まってさらに成長というのは、GoogleやAppleの成長を見れば分かるように、「優秀な企業に優秀な人が集まって、さらに成長する」という好循環が働いております。シリコンバレーは「世界中のITを志す人」にとってあこがれの場所であり、ここに世界中から優秀な人が集まり、そうした人たちが協力して良い企業を作り、さらにまた人が集まる・・・・・というような状況になっています。





    最後のシェール革命については、一昔前ですと、「原油生産量の世界一位はサウジアラビア」「天然ガス生産量の世界一位はロシア」というイメージだったかと思いますが、今では原油生産量・天然ガス生産量の世界一位はどちらもアメリカになっており、価格は従来の天然ガスと比べて3分の1というように、アメリカは「資源大国」ということもできる状況になっております。





    シェール革命というのは、ものすごく簡単に説明すると、シェールと呼ばれる岩を砕いて、その中にある天然ガスや石油を取れる技術が開発されたことによって、天然ガスや石油を採れる量が「革命的なレベルで」増加したことと、そこからの社会的な影響(エネルギー資源が安くなったり、それを使って色々な技術が実現可能になること)のことです。





    2008年から2010年にかけてリーマンショックの影響で870万人もの雇用が失われたのですが、こうした経済成長の結果、それ以降は毎月大体20万人くらいずつ回復し、2014年にはリーマンショック前の水準まで雇用状態を戻し、2015年からは賃金の上昇も見られたため、「では、そろそろ金融緩和もやめるか」ということになり、ご存じのように2016年12月、2017年3月、6月、12月、2018年3月、6月に利上げを行い今後この利上げペースはどうなるか、ということに焦点が移るようになってきました(現時点の基本路線は年内にあと2回の利上げで、2018年末には政策金利2.5%というのが市場予想です)





    以上をまとめると、アメリカは金融緩和による景気拡大、IT企業を中心とした成長、シェール革命等によって、安定的に経済成長を続け、その結果、世界経済の中で文字通り桁違いの位置づけとなっており、さらには資源生産量でも世界一位になる等、圧倒的な大国となっております。





    なお、こうしたアメリカ経済により直接的に投資したい場合、Appleやディズニー、ゴールドマンサックスなどの世界的なアメリカ企業に、まとめて投資できるNYダウ取引もおすすめしているので、よろしければこちらの記事もご覧ください。

    NYダウ今後の見通しとおすすめ業者





    米ドルという通貨の特徴







    米ドルという通貨の特徴としては、現在では


  • 相対的な安全資産としての米ドル

  • 先進国通貨トップの高金利通貨で、今後も利上げが期待される



  • というのがあげられます。





    まず前者の相対的な安全資産としての米ドルという点では、「有事のドル買い」と言われるように、世界で何かリスク(テロ、戦争、中国株安等)があると、ドルが買われるという動きがあります。





    これは、世界の基軸通貨であるドルは、アメリカの圧倒的な経済力・軍事力といった要素もあるため、有事に買われやすく、逆に新興国通貨などは、そうした「リスク」があったときに売られ、ドルが買い戻される傾向にあります。





    ただし、「米ドル円」という観点で見た時には、「円」の方が安全資産として買われやすいため、有事にはドル安(=円高)となります





    これが何故かというと、その説明は人によって色々な説がありますが、

  • 日本は国の借金は多いものの、対外的な債権も多く、世界最大の対外純債権国(外国向け債権>外国向け債務の国)だから

  • 治安が良くて政治リスクが低いため(アメリカはテロが起こったり戦争をすることがありますが、日本はほぼない)

  • リーマンショックによってドルへのイメージが悪化し、当時の名残


  • などが代表的なものです。





    このどれが本当の理由かということは正直分かりませんが、いずれにしても、市場が「リスクがあったらドルより円を買う」という方向になっているのは間違いなく、例えば東日本大震災の時でさえ「リスクオフの円買い」が進みました。





    ですので、米ドル円で投資する場合、「有事のドル買い」といった言葉にまどわされないのが大切かと思います(一方で、例えばユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル等で投資する場合は、「有事のドル買い」で問題ありません)





    もう一つの「先進国通貨トップレベルの高金利通貨で、今後も利上げが期待される」という点については、米ドルの政策金利は2.0%と単独トップとなっております(他に先進国通貨の中で高金利通貨として有名な豪ドル1.5%、同じく高金利通貨として有名なNZドルも1.75%です)






    この高金利通貨という特徴は、FXではスワップを通じてメリットを享受でき、例えば今一番スワップが高いのは外為オンラインのくりっく365で1日74円(執筆時時点)ですが、これは年換算すると27,010円で、レバレッジ1倍でもスワップ年収益率2.4%、レバレッジを3倍にしたらスワップ年収益率7.2%と、非常に高い収益率となります。

    (※くりっく365では、全ての会社でスワップが同じですが、外為オンラインは自動売買も可能、手数料も無料ということで、くりっく365の中でも特に使いやすいので、外為オンラインとしました。詳しくは、くりっく365比較2018年版 | 店頭FXとの違い、会社間の違いとおすすめ業者をご覧ください)





    また、豪ドルやNZドルは利下げトレンドからはようやく脱却しましたが、それでも利上げまではある程度期間が空くとみられている中、米ドルについては年内にあと2回の利上げが見込まれているというように、2018年末には「先進国でダントツでのトップの高金利」となっている可能性も高いです。





    そもそも、アメリカはリーマンショック前の2006年には政策金利が5.25%だったように、元々は高金利通貨であり、そのため、昔はFXと言えば、「ドルを買って、下がったらスワップをもらい、上がったら売って為替差益をとる」という、キャリートレードをする人がほとんどでした。





    アメリカが利上げを検討しているのも、こうした「リーマン以前のように金融を正常化」させることを目的としたもので、このように経済成長が続き、雇用が堅調であれば、その時期がいつになるかということはともかくとして、「高金利通貨」としての側面も出てきて、その時にはまた「キャリートレード」が主流になる時代が来るのではないかと考えております。




    ここまでアメリカ経済が好調なのに何故2017年、2018年米ドル円は伸び悩んでいるのか?







    「アメリカ経済が好調」「2017年に利上げを3回、2018年に既に2回行った」というと、「何故そこまで米ドル円が上がりそうな要素がそろいながら、2017年、2018年はそんなに米ドル円が伸びなかったのか?」と思われるかもしれません。確かに、米ドル円は2017年以降はほぼ108円から114円のレンジ相場で、2018年の頭には一時105円割れするなど、決して伸びているとは言いがたい状況でした。




    USD chart1808_02





    これにはいくつか理由があり、

  • 2017年は長期金利が伸び悩み、トランプ大統領の政策実現能力に疑問符が付いていた

  • 2018年には、NYダウの下落からのリスクオフと、トランプ大統領の強硬策が不安視されている


  • というものがあります。それぞれ説明していきます。




    2017年に米ドル円が伸び悩んだ理由1 長期金利の伸び悩み







    まず2017年の長期金利から話します。前提として、「利上げ」と言われるものは政策金利(≒短期金利)で、長期金利とは別のものです。その長期金利は市場での長期国債の価格の影響も受けるもので、その影響は、長期国債価格が高くなると長期金利が下がるという、逆相関関係にあります。





    この国債価格と金利(正確に言うと国債利回り)が逆の関係になるというのは、ぱっとイメージしづらいかもしれませんので、ものすごくざっくりとした数値例で解説します。例えば、1年後に100もらえる国債を、今50で買えるとしましょう。するとその利回りはいくらでしょうか?





    その場合、100÷50 = 2 = 200%となるので、200%から元本の100%を引いて、利回り100%となります。そんな債権欲しいですね(笑)





    では、この債券価格が上がって、今99で買えるとしましょう。その場合、利回りは100÷99=1.01 = 101% となるので、利回り1%となります。このように、債券価格が上がれば、利回りが低下し、この利回りが多くのところで「金利」と言われるため、色々とややこしくなっております(純粋な「金利」は「表面利回り」などと呼ばれることもあります)





    つまり、長期金利が伸び悩んだというのは、長期国債が高止まりしたということなのですが、何故アメリカの長期国債が高止まりしたかいうと、世界的な金融緩和の中、先進国の国債の中では相対的に高利回りである米国債に資金が集まったことや、FRBによる国債の再投資(償還期限が来たものを買い替え)等により米国債の需要が強かったことによるものです。





    2017年に米ドル円が伸び悩んだ理由2 トランプ大統領の政策実行能力に疑問があった







    もう一つの2017年に米ドル円が伸び悩んだ理由であるトランプ大統領の政策実行力については、医療保険制度改革の失敗や、ロシア疑惑等による支持率低下もあり、2016年後半にドル円の上昇要因となったトランプ大統領の公約実現が難しいと見られました。





    そのため、「期待で買ったが、実際にはそこまでのことができないのではないか」と市場から疑問視され、米ドル円は伸び悩みました。





    このような理由で、2017年は伸び悩んでいたのですが、そうした疑念は2018年に入ると、

  • 長期金利は上昇基調にあり、3%を超えたこともある

  • トランプ大統領は2017年末に税制改革を実行したように、トランプ大統領のリーダーシップの高さは示された



  • というように、そうした問題は解決しました。





    ただし、今度はそれとは別の問題が2018年に入ると出てきて、その結果、米ドル円は、最近は上昇基調とはいえ、今一つ伸び悩んでいる・・・・・という状態が続いております。





    2018年の値動きについては、次の米ドル円のこれまでの値動きの分析で詳しく見ていきます。





    これまでの米ドル円の為替推移とその理由







    それでは、これまでの米ドル円がどのように推移してきたか見てみましょう。まずは、直近10年間のチャートを見てみましょう。





    USD chart1808_0





    このように、
  • リーマンショック後の下落や、その後日本の自民党政権の下で円高が続いた

  • 2012年12月に安倍内閣が成立して以降、2015年8月までは一貫して「ドル高、円安」の傾向

  • 2015年8月以降は下落トレンドに変わって2016年に入り一段と下落

  • 2016年11月の米大統領選挙後は上昇基調だったが、2017年始に上げ止まる

  • 2017年は近年まれに見るレンジ相場

  • 2018年に入ってからは3月まで下落して、4月から戻しつつある


  • となり、では、今後はどうなるか・・・・・という状態になっております。





    民主党時代は、金融政策について、「円高による輸入品価格の低下」という状態を基本的に良しとしていたため、「たまに円売り介入をするだけで、全体的な金融緩和をしない」という方針であったため、投機筋から「一時的に介入してきても、そこでまた売りポジションを持てばまた下がる」というような通貨として見られ、歴史的な円高水準となっておりました。






    それがいわゆる「アベノミクス」によって、大幅な金融緩和を宣言し、実際に実行したこと、また、アメリカの経済について述べたように、アメリカ経済も順調にリーマンショックのダメージから抜けてきて、「米ドルの利上げ」という機運もあったことにより、一貫して米ドル円はドル高・円安の方向となっておりました。






    しかし、2015年8月にある出来事が起こったことで大きく下落し、その後一時戻すも、12月以降また下落トレンドに入り、1月に一瞬戻すも、すぐにまた下落した、という状態になりました。






    以下、詳しく見てきましょう。





    2015年8月に米ドル円が大きく下落した理由







    2015年8月に米ドル円が大きく下落したのは、中国の株価が大幅に下落したことが原因で、特に8月24日には、米ドル円が120円を切り、日経平均が2万円を割るなど、大きな動きとなりました。





    当時の中国株価の下落は、以下のチャートをご覧ください(2016年2月時点の上海総合指数の半年間の推移)





    shanghai1602.png





    このように、中国株価は8月に大きく下落しました(何故暴落したのか、その後どうなったのか等は、中国株価(上海総合指数)・経済の今後の見通しで書いておりますので、そちらもご覧ください)





    こうしたことが起こると、上でも書いたような「リスク回避の円買い」が起こるため、米ドル円についても、円高(=ドル安)ということになりました。





    2015年9月から12月までに米ドル円が戻した理由







    先ほど8月に大きく下落したのは中国が原因だと書きましたが、逆に2015年12月まで戻す調子だったのも、中国経済への底打ちという見通しによるものでした。





    先ほどのチャートでも分かるように、中国株価は9月から12月までは安定して推移しており、こうした底打ち見通しや、また、利上げ観測の高まりもあり、米ドル円は12月までは戻す動きを見せておりました。





    2015年12月から2016年1月に米ドル円が下落した理由







    しかし、12月に入ると、また米ドル円は下落し、1月に入るとさらに落ちました。まず12月に米ドル円が下落した理由は、原油価格が大きく下落したことや、ロシアとトルコの関係悪化、イスラム国の活動に対してロシアが核ミサイルの使用を示唆する発言をする等、世界的にリスクオフの動きが大きく広がったことが原因となっております。





    このあたりでは、リスクオフによってほとんどの通貨で円高に振れており、米ドル円も例外ではなく、円高に振れました。





    アメリカは2015年12月に利上げを実施したのですが、このこと自体は市場が完全に織り込んでいたため特に為替相場に影響を与えることはなく、まさに相場の格言である「噂で買って事実で売る」というようなことになりました。このあたりは、市場に対して利上げの空気を浸透させ、その中で為替相場にショックを与えずに利上げを実施したFRBの手法がうまかった、ということも可能です。





    そして、その後1月に大きく下がったのは、再び中国経済の影響や、サウジアラビアとイランの対立によるリスクオフやが原因となります。中国株価(上海総合指数)は、例えば年始には「連日株価が7%下落したためサーキットブレーカーが発動した」というのを聞いたかと思いますが、1月にふたたび大きく下落しました。





    また、1月にはサウジアラビアとイランの対立、北朝鮮の水爆実験など、様々な「リスク要因」がクローズアップされ、それによって、米ドル円についても円高が進みました。





    2016年1月末に米ドル円が一瞬上昇し、すぐ下落した理由







    1月末に一瞬上がって、すぐに戻した動きがあったかと思いますが、これは、1/29に日銀がマイナス金利導入も含む追加金融緩和を発表したことによるものでした。





    これについては一瞬市場は全面的な円安に振れたのですが、マイナス金利の導入は逆に言うと「これ以上の追加緩和が難しい」ということの表れにもなってしまい、すぐに戻してしまい、効果はほとんどありませんでした





    2016年4月に米ドル円が下落した理由







    2016年3月の終わりから4月にかけて、米ドル円は再び下落しました。





    これは、3/16のFOMCの声明発表で、アメリカの利上げペースを、元々の年4回というものから2回に引き下げられたこと、及び、4月に入ってからは安倍首相が「恣意的な為替市場への介入は慎まなければならない」と発言したことによるものです。





    その後は麻生大臣が「急激な変化は最も望まない」と述べて上がったり、米財務省が日本を為替介入の監視国としてあげたことによって下がったり、それに対して麻生大臣が「為替介入の用意は当然ある」と発言して上がったりというように、一進一退を繰り返し、レンジ相場となりました。





    なお、4月の終わりに大きく下落しているのは、4/28の日銀発表で、さらなる追加緩和が発表されるのではないかという市場の期待があった中、追加緩和がなかったことによる失望売りが原因で、ただ、それも大きく大勢に影響を与えることはなく、一進一退のレンジ相場が続いていました。





    2016年6月に米ドル円が下落した理由







    4月から5月にかけてはレンジ相場を形成していたのが、6月に入ると明確に下落トレンドとなりました。





    6月に入って下落した理由は、イギリスのEU離脱の国民投票で離脱派が優勢という観測から、リスク回避の円買いが進んだことによる影響です。実際の投票直前には「やはり残留派が勝つだろう」という予測から上がりましたが、結果はみなさんご存知のとおり、離脱派が勝利し、それによって大きく円高が進みました。





    2016年7月に米ドル円が少し上がってすぐ戻した理由







    7月以降も、大統領選挙まではレンジ相場が続き、方向性が見えない展開が続きました。直近2年間のチャートを見てみましょう。





    USD chart1808_02





    7月に入ると、Brexit(イギリスの離脱)で大きく売られた反動と、日本の参院選で自民党が圧勝したことにより、アベノミクスがより強く進められるとの見通しから、円が一時的に売られ、ドルが上がりました。





    しかし、こうした日本の経済政策についての期待も、前回のマイナス金利の時と同様やはり長続きせず、すぐに戻すこととなり、次の焦点としては、11月の大統領選挙がどうなるか、利上げが今後どうなるかということにシフトしていき、その中でレンジ相場が形成されました。





    2016年11月の動き







    日本時間11月9日、アメリカの大統領選挙が開票され、その結果、トランプ大統領の誕生が決定しました。





    これに対しての市場の反応は、上で書いたように「定石通り」一時的に大きく下落しましたが、その後トランプ氏もしばらくは「おとなしく」していたことや、保守的な政策よりも財政支出や減税等の「ドルを強くする」政策が強調されたこともあり、米ドルが強くなり、逆に「安全資産」である円は売られました。





    その結果、市場の事前予想と異なり、トランプ大統領誕生でリスクオフによる円高・ドル安どころか、全面的な円安・ドル高となりました。





    2017年に入っての動き






    2017年に入ると、ドルの上昇は止まり、レンジ相場となりました。





    この2017年の相場というのは、実は過去20年間で3番目に値動きが少ないものであり、かなり珍しいレベルで動きのない相場でした。





    個々で見ると、長期金利の見通し、北朝鮮動向の見通し、トランプ大統領の公約実現可能性やロシア疑惑による支持率低下等、上下する要因はあったのですが、それでも2017年中はそれらも「決着」はつくことがなく、結果相場も「小さな範囲で上がったり下がったり」という状態に終始しました。





    2018年に入ってからの米ドル円の動きの理由







    2018年に入ると、ドル円は円高トレンドとなりました。直近1年のチャートを見てみましょう。





    USD chart1808_1





    2月に入ると、2017年のレンジの下限であった108円を割り、3月には次の節目であった105円を割りましたが、4月以降は戻す動きを見せ、6/6の執筆時現在110円前後で推移しております。





    まず、年始に何故このように下落したかと言うと、一番大きな要因はNYダウ下落による世界的なリスクオフが原因です。





    2月までは、下落しているとはいえ、108円に近づくと反発する動きも見せ、あくまでレンジ内での値動きであった中、NYダウが急激に下落した後には、108円を割り、3/22にはNYダウの下落に伴って、ついに105円の節目も割りました。





    上でも書いたように、世界的にリスクオフが進行すると、米ドル以上に円が買われ、円高ドル安となりますが、まさにそのような状態となっておりました。





    しかし、「NYダウの下落は、25,000→24,000を割る水準になる→すぐに戻す」ということを繰り返しているだけで、本格的に下落する様相はないことから、4月以降は少しずつ戻し、最近では上でも書いた「長期金利」が意識されて、米ドルは少しずつ上昇しております。直近半年間の米ドル円のチャートと、参考としてNYダウの値動きも見てみましょう。





    USD chart1808_2






    (参考 NYダウ 直近半年のチャート)
    NYD 1808_1





    このように、全体的には長期金利が意識されて戻す基調にはあるのですが、短期的に見ると、

  • 米中貿易戦争懸念

  • トランプ大統領の利上げ批判、ドル高への不満発言


  • 等もあって下落することもあり、「伸び悩み」が続いております。





    以上がこれまでの米ドル円の値動きの分析でした。では、今後どうなるかを次に予想していきます。





    米ドル円為替の2018年以降の見通し予想とおすすめの投資方法







    それでは、今後の米ドル円為替の見通しを予想したいと思います。今週、来週という単位での予想は、外為オンラインの兵ブロガーの週間見通しで毎週書いているので、もう少し長めのスパンで、2018年の年末や、2019年末でどうなるか、という点で予想します。





    結論としては、2018年はしばらレンジ相場が続き、105-114円のレンジと予想しております。ただし、中長期的な方向性として、日米の金利差や経済格差から、ドル高円安方向に進むと考えており、2019年には120円超えを予想しており、短期での売り、中長期での買いがよいと考えております。





    何故2018年だけこのように円高を予想しているのかということも含めて、以下、具体的に説明していきます。





    まず、米ドル円為替に影響を与える要因は、以下のようなものがあります。


    米国内

  • 米国経済の好調さが続くか

  • 利上げはどのくらい行われるか

  • 長期金利の動向はどうなるか

  • トランプ大統領の動向

  • NYダウの動向






  • 米国外

  • 中国経済

  • EU動向

  • 世界的リスクオフ(北朝鮮等)

  • 日本の金融緩和が続くか(森友問題による安倍政権の動向含む)






  • まず米国経済については、アメリカのGDP成長、雇用の拡大は続いており、また、減税や米国回帰での税制優遇等もあり、実際に4-6月のGDPも4.1%成長であったように、2018年は米国経済は堅調に推移することが予想されます。もちろん、世界規模でのショック等があれば、米国経済もダメージを受けることはあると考えられますが、それは後の「米国外」のリスク要素として検討します。





    次の利上げについては、2018年には2回の利上げが予定されており、3月には1回目、6月には2回目の利上げが行われ、その結果米ドルはNZドルを抜いて、先進国で最高の金利となりました。





    ただし、この利上げについては、利上げのトレンド自体は変わらなくなっているため、最近ではそこまで相場に影響を与えることはなくなりつつあり(一般的に、為替相場は「緩和傾向が利上げ方向に」というようなトレンドの転換には大きく影響しますが、その後のペースはそこまで重要視されにくいです)、現在のボトルネックはむしろ次の「長期金利がどうなるか」という点に注目が移っております。





    次の長期金利については、2018年中は基本的に上昇基調に向かうと考えております。





    上でも書いたように、2017年の長期金利の低迷要因は、

  • 世界的な緩和トレンドの中で、相対的に高利回りな米国債への資金の集まり

  • FRBによる再投資


  • というものでしたが、前者の世界的な緩和トレンドについては、EUが緩和の終了を予定し、オーストラリアやニュージーランドでも利下げのトレンドは終了しているように、2018年は緩和トレンドが終了すると考えられ、また後者のFRBによる再投資は、FRBのバランスシート縮小策によって縮小していくと考えらえるため、米国債の高止まりも終わり、長期金利は徐々に上昇していくと考えております。





    FRBのバランスシート縮小について簡単に説明すると、「今まで持っていた国債等について、償還期限が来た時に再投資するのをやめることで、徐々にFRBの資産保有残高を減らす」というものであり、それが昨年10月よりスタートしております。





    このFRBのバランスシート縮小は「徐々に行っていって最後に大きな金額となる」という性質のものであり、その方針自体は既に織り込まれているため、短期的な影響ではなく、中長期での長期金利上昇・ドル円上昇要因になると考えられ、その効果が徐々に出てくる2018年は、影響が出始めるのではないかと予想しており、実際に、最近長期金利は上昇基調にあります。





    トランプ大統領の動向としては、最近では米中貿易問題であったり、人事面でもティラーソン国務長官、マクマスター大統領補佐官が次々と辞任させられ、その後任は国務長官が対中強硬派として有名なポンぺオ氏、大統領補佐官としては北朝鮮、イランなどへの強硬派として有名なボルトン氏というように、外交面でのタカ派傾向が強まっております





    トランプ大統領は、鉄鋼・アルミニウムへの追加関税や、上記のように中国への制裁等、対外強硬策が目立ちますが、こうした政策を支持するようなメンバーで政権を固めてきており、今後もしばらくこうした強硬策が続くと考えられます。





    何故最近こうした「対外強攻策」を行っているかというと、アメリカは2018年11月に中間選挙が行われ、そこに向けて「トランプ大統領の強さ」をアピールする必要があるためです。





    今年のはじめには、共和党(トランプ大統領も所属)勝利が予想されていたペンシルベニア州での補選でまさかの共和党敗北等もあって、トランプ大統領は焦りを感じており、それが最近の対外強攻策の大きな要因となっております。





    そのような中で、為替を分析すると、トランプ大統領が基本的にドル安を望んでいること、対外強攻策自体がリスクオフからの円高要因となることを考えると、少なくとも中間選挙が行われるまでは、円安・ドル高トレンドに入ることは期待できないのではないかと考えられます。





    次のNYダウについては、今年何度も「史上最大幅の下落」を起こし、世界中で株安を引き起こしました。





    これについては、NYダウの下落理由と今後の見通しで詳しく書いておりますが、端的に言うと、「アメリカ経済の強さを過剰に取り込んで割高となったNYダウに対して、調整の下落が起こった」ということであり、現時点でもPER25倍とまだ割高水準であるため、今後も下がる可能性はあります。





    このように株安が続く場合、リスクオフから円が買われ、一時的に円高・ドル安トレンドとなる可能性はあると考えております。





    ただし、アメリカ経済の好調さや、NYダウ構成銘柄の「いざとなったら世界のルールを変えてでも利益を出せる」、「一時的に下落することはあれど、数十年単位で上昇が続いている」ということを考えると、NYダウが長期的に低迷するとは考えづらく、長期的に見た場合、こうした影響はあまり大きなものとならないと考えております。





    このように、アメリカ国内の状況としては、


  • 米国経済は引き続き好調を維持する

  • 利上げは2回を予想されているが、短期金利の動向がそこまで大きく相場に影響は与えない

  • 長期金利については、2018年に上昇していくと予想される

  • FRBのバランスシート縮小は、短期的な影響というより長期的な上昇要因であり、2018年から少しずつ影響が出てくる

  • トランプ政権の動向については、対外強硬策によるリスクオフが懸念される

  • NYダウは、調整による下落が続く可能性もあるが、長期的に低迷するとは考えづらい



  • と予想しており、現在の市場がその中でも特に「トランプ政権の動向」「NYダウの動向」を注視していることから、短期的にはまだ伸び悩みが続くと予想しております。





    次に、アメリカ以外の情勢を考えてみます。まず中国経済については、中国株価(上海総合指数)・経済の今後の見通し2017年で詳しく書いておりますが、結論的には中国の経済は底打ちしたように見えつつも、経済を支えている不動産業がかなりバブルに近い状態になっていることから、リスクはあると考えております。





    また、最近では米中貿易問題から上海総合指数は下落しており、中国経済へのネガティブな見通しが、今後出てくる可能性はそれなりにあると考えております。その場合、米ドル円については、2015年や2016年始の時と同様、基本的に円高ドル安方向に向かうと考えられるため、これはドル円にとってのマイナス要素となります。





    北朝鮮情勢については、6月にシンガポールで米朝首脳会談が行われましたが、最近の北朝鮮の動向として、「融和策」を続けており、米朝首脳会談もトランプ大統領が一度中止を宣言した後、北朝鮮が再開を強く望んで行動したことから開催されたというように、しばらく北朝鮮はおとなしく「非核化に向けての努力」を続けると予想されます(中長期的名非核化については、現時点ではかなり懐疑的に見ております)





    イギリスのEU離脱については、離脱交渉がついに開始しましたが、経済への実体的な打撃は「実際に離脱してみないと分からない(離脱するまではイギリスも従来通りの条件でEUとの交易や往来が可能)」上に、その影響もポジティブに予想する人もいれば、ネガティブに予想する人もいて、見通しは極めて難しい状態になっております。





    来年3月にはついにBrexitが実際に行われ、その中で市場がどう反応するかは、要注目です。





    最近話題にあがっているイタリアの政局混乱は、再選挙が回避されましたが、反緊縮、反EUのスタンスを持つ2党が連立政権を樹立することが決まったことから、このことがBrexitともあいまって、再びEU離脱問題やEU債務危機を再び引き起こす可能性もあると考えており、リスク要因としてあると考えております。





    最後の日本の緩和動向については、今年初めに「緩和政策の出口戦略」などと言われていた時には、ありえないと思っていたのですが、3月に入って緩和政策を強く推し進めていた安倍政権が森友問題で動揺が走っており、安倍首相・麻生財務相が退任に追い込まれるような事態になれば、一気に円高が進む危険があると考えております。





    ただし、この安倍政権の状況については、自民党の有力派閥が基本的に安倍支持でまとまりつつあり、少し前までのように、「9月の自民党総裁選挙での3選は厳しい」という状況ではなくなってきております。





    また、7月31日の日銀の金融政策発表では、「金融緩和の副作用を懸念して、緩和路線を弱める」という事前報道もありましたが、実際には緩和の継続が明言され、その点についてもリスクは後退しております。






    このように、米ドルについては、

  • アメリカ国内を見ると、短期的には対外強硬策や株安によるドル安が起こりうるものの、長期的には経済の好調さや金利差拡大により上昇が予想される

  • アメリカ以外の動向では、特に中国、EU動向がどうなるかが重要で、その結末によっては大きく円高が進むリスクがある



  • ということで、短期的にはレンジ相場ないし若干の円高・ドル安を予想します。






    ただし、中長期で見た時には、アメリカが経済的にも軍事的にも世界最強国であり、現在の経済状態も非常に良いことは間違いなく、一時的にリスクオフで円高になることはあっても、最終的にはドル円は上昇に向かうことが予想され、また、先進国最高金利ということもあって、安くなったら買って、上がらなければスワップを受け取り続けて上がるまで待つということが良いと思われます。






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    そのため、ドル円については、上でも書いたように、「短期でのナンピン買い、長期での買い」がよいと考えております。





    なお、この記事でも、「トランプ政権の動向」「FRBの金融政策」「NYダウの値動き」「中国経済」「北朝鮮情勢」「EUの状況」等、様々な要素が為替に影響すると書きましたが、為替については、様々なものの影響を受けるというのが予想を難しくする要因としてあります。






    では、こうした情報をどうやって集めて、どうやって分析していけばいいのか、ということについては、無料でFX関係の為替ニュースをリアルタイムに集める方法で詳しく書いておりますので、よろしければこちらもご覧下さい。





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