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5/7の為替変動2~雇用統計~

2010年05月09日 22:50

もう2日もたってしまいましたが、あの時の為替変動について今回の記事では説明したいと思います。まあ、「説明したいと思います」とか偉そうなことを言っていますが、正直、あの雇用統計発表後の為替の動きは若干予想外で、利食いし損ねた面もありますが(それでもプラスにはできたので、その手法もお伝えしますが)、その反省もかねて書きたいと思います。





まず、2日前米国の雇用統計が発表されました。事前予想では非農業部門雇用者数+19万人、失業率9.7%だったのですが、蓋を開けてみると非農業部門雇用者数+26万人、失業率9.9%と、予想以上に米国の雇用状況が好調なことが判明しました。





「あれ?失業率が上がっているけど、なんで好調なの?」と思われるかもしれません。これは、失業率というのがそもそも「仕事をしたいけどできていない人の率」であり、「仕事を得られないからあきらめている」人はそもそも「失業」とカウントされないということがその理由です。つまり、ある程度底堅い雇用状況になってきた結果、労働市場に人が戻りはじめ、その結果分母も大きくなったため、失業率は悪化したと言うことです。






具体的に数字を出して簡単に説明すると、たとえば100人いて、81人仕事があり、9人働きたくても働けない人(=失業者)がいて、10人仕事につくことをあきらめていたとします。





この場合、失業率は9/90で、10%となります。仕事につくことをあきらめている人はそもそも分母の含まないためこういうことになります。





一方、同様に85人仕事があり、15人失業状態だとすると、失業率は15/100で15%となり、前のものより働いている人が多いにも関わらず、失業率が高いということになります。





そして、じゃあどっちの方が「雇用状態がいい」と言えるかという話ですが、前の「もう働く気にもなっていない人がおおいため、見かけ上失業率が低い」のと、「皆やる気があって、仕事についている人も多い」社会の、どちらがよりよい状態かと言うのは一目瞭然だと思います。






もちろん、失業率も下がっている方がいいには決まっているのですが、ただ、これだけ非農業部門雇用者数が増えていることを考えると、雇用状況は予想より「良かった」ということができます。





実際に、雇用統計発表前92.5円付近だったドルも、その後一分の間に、93.27円まであがりました。





しかし、その後すぐに反発し、92.2円と、5分程度で1円近く下がる結果になりました。






これについては、色々な記事を読みましたが、一番説得力があったのが、「ダウ平均の下げ方に対し、まだ市場が警戒感を持っていて、過剰にあがりすぎたことに対し警戒している」というものかなあと思っております。





というのも、ダウ平均の下がり幅が非常に大きかったというのは事実であり、「誤発注説」などもあっても、これもあくまで一つの仮説にすぎず、そうである以上、やはりドルに対しての警戒感は未だ強く、雇用統計の発表で一時的に値上がりしても、すぐに売り戻しが起きたということだと思います。実際に、その後もダウ平均の値動きはかなり注目され、ダウ平均の値動きとドルの相場はかなり近い動きを示しております。







で、今このように説明していますが、あのときは「まだ上がるだろう」と思っていて、利食いしそこねたりもしました。ですが、それでもある程度の利益を上げることはできました。それは何故か。







まず、私が昨日やったことは、92.75円の逆指値で40万通貨の買い注文が約定されました。実はこのとき92.1円でも逆指値で売り注文を入れていました。というのも、当たり前ですが発表前では予想より良いか悪いかなんてわかるはずもなく、つまり上がるか下がるかわからないので、どちらにしても稼ぐチャンスを残すため、ある程度あがったところで買い、下がったら売りというように、いずれにせよトレンドに乗れる形で注文を入れました。




後日追加。現在ではFXプライムでは両建での逆指値注文ができなくなっておりますので、この方法はもうできませんので、ご注意ください。





ちなみに、今回は誤発注事件もあってなんとなく荒れそうな気がしていたので、スプレッドが固定されていてかつ約定力も強いFXプライムを使用しました。ここでは、逆指値が「スプレッド分必ずズレる」というシステム上の仕様があるので、それも考慮して逆指値を入れる必要りますが、そこさえ意識すればずれないですむので重宝しています。





このとき、ロスカットは92.5円で入れました。つまり、最大10万円までの損失を覚悟したということです。以前損切りについての記事では2万円程度の損失までと言っていましたが、重要指標発表時のトレンド乗りなど、ある程度自信をもってやれるときは、それなりに大きくもします(それでも専業トレーダーの皆様からは「それでポジションのつもりか」と言われてしまいそうですがw)





で、この後順調にドルが伸びていって、93.1円のところで、20万通貨決済し、さらに残りの20万通貨も92.9円まで損切りをあげました。これで+10万円を確実にしました。






私がよくやるトレーディング手法なんですが、「決済額から損切りラインを引いた差額と同じだけ上がったら、半分決済して、残りの損切りラインも利益がでるところまで上げる」という方法があります。この方法をやれば、最低でも利益はそれなりに出ますし、その後利益を伸ばす可能性も残せます。







もちろん、「絶対に利益が伸びる」という自信がある人や、あるいは「利益を失うことがあっても、それでもたまに大勝ちして取り返せばいい」というような強いメンタルがある人であれば、こんなことする必要は全くないのですが、「利益も確実にある程度決済したい」「でも、利益をもっと伸ばせるなら伸ばしたい」というような人にはおすすめできる手法です。






というのも、半分とはいえ損切りラインとの差以上の利益をあげたものを決済し、さらに最悪でも損はしないという状況になれば、人間精神的にかなり余裕が出てきて、そのあとのトレーディングを冷静に進められるようになるからです。





FXで勝つ方法という記事でも書いたように、FXでの最大の敵は、自分の中にある恐怖心です。その恐怖心を半分のポジション決済で抑えられ、残り半分のポジションで利益を伸ばせるのであれば、私は安いものだと思っております。





で、私の結果はどうだったかというと、さっきも言ったように、予想外にドルが反発したため、92.9円の逆指値が約定され、+10万という結果になりました。覚悟した損失と全く同じ額の利益ですから、あまり良い数字ではありませんが、最低限の結果は出せたと思いますし、わずか数分の間で+10万なら時給数十万の仕事をしたのと同じですので、まあ、よかったのかなあとポジティブに考えることにします(笑














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