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ファンダメンタルズ超基礎~インフレ・デフレの為替に与える影響~

2011年01月05日 22:31

今日は前回の予告通り、ファンダメンタルズの超基礎として、インフレ・デフレのメリット・デメリットについて説明したいと思います。




インフレとは物価が上がり続けることで、消費者物価指数(CPI)と呼ばれるものによって測定されます。国によって「適正なインフレ率」というのが異なるため一概には言えませんが(例えば日本なら0~2%を適正なインフレとしている一方、中国では3%以上が適切とされています)、基本的には1~3%がいいとされています。




FX投資に直接的な関係があることから書くと、




一般的にインフレが起こると

・金利が上昇(つまり、スワップポイントが増える)
・通貨価値は下落

と言われています。



デフレならその逆で、

・金利が下落(つまり、スワップポイントが減る)
・通貨価値は上昇


となります。



それぞれの理由を書くと、

① 金利の上昇

物の値段が上がるなら、今のうちに物(例えば金など)への投資が集まる→投資するためにはお金が必要だから金を借りる。これについて「自前のカネじゃないの?」と思われるかもしれませんが、普通の投資家でもレバレッジは使いますし、また、機関投資家は当然のように借入でお金をまかなおうとします。このように、金を借りる需要が高まる→そうなると銀行としては高い金利を設定してもうけられるので、金利をあげる



というのがその理由です。理由も含めて書いたので見難くなってますが、ようは

投資のために金が必要になる→そんなに金が欲しいならと銀行が高い金利で貸す
ってことです。





② 通貨価値の下落


例えば1ドル=100円=りんご1個としましょう。かなり極端な例ですが、日本でインフレがおこり、そのせいでりんご1個=200円になるというものです。このときドルに特に変動要因がなければ、りんご1個1ドルのままなので、1ドル=200円=りんご1個となります。つまり、日本でインフレが起こったことで1ドル=200円(=円安ドル高)になったということができます。ここでは円がインフレを起こして円が安くなっているように、インフレを起こした通貨の価値が下がるということですね。



デフレのときはこの逆です。






ただ、ここで注意していただきたいのが、これはあくまで「一面にすぎない」ということです。





例えばインフレ→金利上昇→金利目当てで投資が集まる→通貨高というロジックも全然ありえます。インフレが危険なものではなく、景気が好調だから起こっていると思われたときにはこうなることの方がむしろ多いです(ドルが大幅に下落するまでドルのキャリートレードが大流行していたのもこれが理由です)し、また、逆にデフレが原因で通貨安が起こることもあります。




ですから、そういう「良いインフレ」のときにはその通貨に投資すれば、金利でも売買差益でもどちらでも儲かるということです。




では、「危険なインフレ、危険でないインフレ」をどうやってみわけるのか?ということです。





それについては次回書きたいと思います。次回は1週間以内に更新する予定です。今後もよろしくお願いします。








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