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各国利上げ停止間近!?相場テーマのおさらいと、今後の見通し・戦略2023年4月版

2023年04月20日 17:55

各国利上げ停止間近!? 相場見通しと投資戦略 2023年4月時点-min



今回はシリコンバレー銀行破綻から始まった金融不安、その中での各国の利上げ停止観測、そして日銀の植田総裁就任等の最新動向等も踏まえて、相場全体の状況や、今後の見通し・投資戦略を解説したいと思います。



また政策金利について、個人的に注目している米、欧、豪、NZ、ポーランド、チェコ、ハンガリーについても現時点の最新の見通しをお伝えしようと思っています。



結論から言うと、以下の通りです。

  • シリコンバレー銀行破綻から始まった信用不安は、いわゆる「取付騒動」であり、ここしばらくは新しい銀行の破綻も出ていない&銀行株も安定してきたことから、一旦ネタとしては忘れても問題なさそう

  • ただし、この銀行破綻も一つのきっかけとなった利上げ停止の流れは先進国の間で強まっており、そうした中で「株価と為替の関係」も変わりつつある(2022年は「クロス円上昇と株価下落が連動」だったのが、2023年は「クロス円上昇と株価上昇」のタイミングが一致するようになり、2021年以前のパターンに戻ってきている)

  • 日銀については、植田新総裁の就任会見は「黒田路線踏襲」を明言したため一旦は円安方向に。とはいえそう遠からず引き締めに向かうという観測も根強いが、個人的には「本当に引き締めができるのか?」についていまだに疑問が残っており、その「答え合わせ」が今年になりそう

  • 投資戦略としては、短期トレードだと5月まではクロス円は戻り売り戦略が良さそう。またいつも通りユーロズロチについては急上昇狙い撃ちのチャンスを待ち、豪ドル/NZドルについては短期的には上方向に行くかもだが、ゆったりと売り目線(1.15までは耐える前提)




  • 以下、それぞれ具体的に解説していきます。

  • シリコンバレー銀行破綻・クレディスイス買収の解説と今後の見通し

  • 各国の利上げ停止の流れ(2023年4月時点)

  • 日銀の動向と「本当に出口戦略が可能なのか」問題

  • 今後の市場全体の見通しと投資戦略








  • シリコンバレー銀行破綻・クレディスイス買収の解説と今後の見通し





    まず今年の大きな事件であったシリコンバレー銀行破綻に始まり、クレディスイス買収まで至った「金融不安」について簡単な解説と今後の見通しを書きたいと思います。



    事の発端となったシリコンバレー銀行破綻については、instagram投稿でかなり詳しく解説しているのですが、非常に単純化した図解としてはこんな感じです。



    3-min-min.png

    画像出典:私のInstagram投稿


    Instagramでは、それ以外にも「そもそも何故利上げで債券価格が下がるのか」とか、「その後どうなると当時考えていたのか、その根拠は何か」といった辺りも解説しているので、興味があればぜひこちらもご覧ください(そしてできればフォローもお願いしますw)



    Instagramアカウント:@kawaselab



    このシリコンバレー銀行破綻やその後のシグネチャー銀行破綻については、instagramでも書いたように、米当局が「預金保険でカバーされない部分も含めて、顧客の預金を全額保護」という力技によって、アメリカでは一旦こうした「取付騒動」の流れは収まりましたが、その後は特に欧州の銀行株が売られまくり、クレディスイスに至っては実質的に破綻からのUBSによる買収まで行きました。



    クレディスイスについては、それ以前からアルケゴス破綻に伴う巨額損失等もあって「危ない」とは言われてはいたものの、シリコンバレー銀行破綻からの「取付騒動」の動きで顧客預金が流出し、その後筆頭株主のサウジ・ナショナル・バンクが追加投資を拒否したことでさらなる預金流出も招き・・・・という感じです。



    元々経営不安が強かったクレディスイスの買収にはUBSもはじめは慎重であったものの、スイス政府が90億フラン(約1.3兆円)もの損失保証をしたことや、スイス中銀も1,000億フラン(約15兆円)もの流動性支援という意味不明なレベルの大盤振る舞いをし、さらには株価も時価総額の半分以下、しかも債務であるAT1債を無価値化するという凄まじい力技もあって、買収(というか実質的に救済)が成立しました。



    このように、シリコンバレー銀行破綻からのクレディスイス買収劇までの流れは、米やスイスがかなりの力技で無理やりねじ伏せた結果として、相場は一旦落ち着きを取り戻しました。



    その上で今後どうなるかについては、「とりあえず短期的な状況としては、政府や中銀の力技でねじ伏せる方向性が見えたので、取付騒動的な動きは収まり、一旦は解決。ただし、そうした公的機関による救済や、クレディスイス買収の際のAT1債無価値化といった「力技」が後々悪影響を及ぼす可能性もある」という感じかなと思っています。



    実際に欧州の銀行株についても、下げ止まり傾向は見せています。



    【STOXX Banks EURチャート】
    stoxx bank0420-min



    そのため、短期的なトレード戦略としては、一旦この「金融不安」みたいな話は忘れて良いと思います(中長期でリスクがあるという点については、そんなものはいつでもあるものなので・・・・)



    各国の利上げ停止の流れ(2023年4月時点)





    しかしこの「金融不安問題」によって、「利上げを急速に進めすぎた」ことの副作用が意識されることとなり、各国中銀の利上げ停止について、ある種「大義名分」ができてきたことで、市場でも利上げ停止を織り込む動きがかなり増えてきました



    元々ある程度インフレのピークアウトは見えてきて、それでもまだ高いみたいな状況でどうするか、みたいな話だったので、どこかで「利上げ停止」の流れを作りたいのだろうなあとは思っていましたが、金融不安問題は、その大きなきっかけとなったのだろうと見ています。



    2023年4月時点の見通しとして、

  • 米:5月の利上げ確率について、一時はほぼ据え置き確実くらいまで落ちたが、今は86%:14%で0.25%利上げが多いくらいまで戻った(ただし今時点ではそれで今年の利上げ終了見通しが多い)

  • 欧:5月に0.25%利上げか0.5%利上げかと言われており、利上げする可能性が高いと見られている。ただし、利上げ停止は近い

  • 豪:4月に利上げ一時停止。5月は0.25%利上げを予想するエコノミストが多いが、そこで利上げ停止見通しが多数

  • NZ:4月に0.25%利上げと予想される中で0.5%利上げというサプライズ。5月も0.25%利上げが今時点では予想されるが、そこで利上げ打ち止めという見通しが強い

  • ポーランド、チェコ、ハンガリー:2022年時点で利上げ停止し、今は据え置きモード。年内に利下げもありうると見られている


  • という感じです。



    このように、今時点だと欧州の金利見通しが一番強く、その影響か最近は欧州通貨が全体的に強い傾向にあります。(米は元々かなりタカ派予想だったのが落ち着いてきた感じ、豪やNZは元々大体そんなものと思われていた)



    そしてこの利上げ停止の流れの影響なのか、個人的に割と注目しているのが、相場のルールとして、元々「クロス円上昇と株価上昇が連動」だったのが、2022年の利上げモードの時は「クロス円上昇と株価下落が連動」と逆の動きになり、ただ今年に入るとまた「クロス円上昇と株価上昇が連動」に戻ってきたという点を注目しています。



    【2022年からの長期の動き】
    USD and dow0420-min



    【2023年の動き】
    dow and usd0420hour-min



    これは去年までは「利上げによる通貨高・株安」という流れだったのが、それが一旦終わって、いつも通りの「リスクオフの時にはクロス円下落・株価下落」「リスクオンの時にはクロス円上昇・株価上昇」の流れに戻ってきたのだと考えています。



    日本については、少なくとも「中銀政策として今より緩和する」ということはない中で、現状維持でも相対的に円高が進みやすい環境になり、もし今後「緩和からの出口戦略(国債やETF買入の停止・YCC修正・利上げ等)」に向かえばさらに円高になると考えられます。



    日銀の動向と「本当に出口戦略が可能なのか」問題





    では、この日銀の政策ですが、新総裁として植田総裁が就任されました。この就任時の記者会見では、全体的に黒田路線の継続方針を明確にし、

  • 政府との共同声明を直ちに見直す必要はない

  • 12月のYCC緩和については今は様子見する段階であり、現行のYCC継続が妥当

  • マイナス金利政策は継続する

  • 状況によっては出口戦略も考えるが、今はその時ではない


  • といった感じでした。この就任会見で大きく政策変更を示唆する声を期待する人はさすがに少なかったものの、ここまで「現状踏襲」を明確化されることで、クロス円は大きく売られました。



    こうした植田総裁のコメントに対し、市場では「短期的には現状維持と言っているだけで、どこかのタイミングで急に政策変更をしてくるだろう」という観測もいまだに強いのが現状で、「とはいえ」というべきか「だからこそ」というべきか、いずれにせよ「ショートカバー」でクロス円が上がっているんだろうなあと思いながら見ています。



    では、この「出口戦略」についてどう考えるかと言うと、個人的には「できるならやるだろうけど、本当にできるのか?と疑問に思っている」という感じです。



    なので、クロス円の見通しとしては、「本当の短期ではショートカバーでとりあえず上目線だが、その後落ち着いて落ちてくるだろうし、しばらくはレンジないし円高方向で見ている。ただし、インフレが続く中でいつまでも出口戦略ができないとなると、急激な円安が進むリスクもある」という感じで見ています。



    この「出口戦略ができるのか問題」については1月の見通し記事でも書きましたが、金融引き締めで国債金利が上がると、日本の国債残高の大きさから利払いに耐えきれず、だから引き締めができないとこれまでずっと言われてきたように、引き締めを本気でやることができない可能性もあります。



    日本の政府債務残高対GDP比率は先進国の中で異常に高い水準にあり、ただその中でも「対外純債権があるから大丈夫」とか、「結局国債は国内で消化されているから大丈夫」とか「資産が多く、増税余地もあるから大丈夫」とか、色々な説もあり、これまでは「まあとりあえず大丈夫でしょう」みたいな流れになっていましたが、こうした環境下で国債利回り上昇で債務負担感が強まった上でどうなるかは不明です。



    実は日本の政策金利については、1995年に0.5%になって以降は、ずっと0%台が続いており、その当時から今で政府債務残高は3倍近くになっており、「本当に利上げできるのかな」「利上げしないにしても、国債買入停止しての金利上昇に耐えられるのかな」というのは個人的には割と心配しており、これができないとなると、いよいよ本格的にまずい円安が起こるのでは・・・・と危惧しています。



    これが20年くらい前だったら、「円安になれば輸出大国の日本が輸出攻勢を仕掛けてくるから各国も政治的に許容不可能」ということもありえたのですが、今となっては日本の輸出力は大きく減少し、むしろ輸入の円安リスクの方が大きいという状態になっていることから、そういう「大丈夫な要因」が一つ消えているのも懸念点と思っています。



    それでも無理して引き締めした場合は、じゃあ利払い費をどう確保するのかという問題も出てきて、それで増税ができるのかという話にもつながってくるので、実は今年は日本にとってもかなりの正念場なんじゃないかと個人的には見ています。



    ちなみにこういう風に「分からない」と書くと「はっきりしろや」と思われそうですが、実はこれについては「分かるはずがないし、断定は無理」というのが答えで、というのも最終的に重要なのは「市場が日本国債や、日本円を信頼するかどうか」という点に尽きて、それについては色々な材料を総合判断しての相場心理なので、「●●だから大丈夫」とも「●●だからダメ」とも断定はできるはずがなく、こういう風に「危ないと思うけど大丈夫かな」くらいまでしか言いようがないというのが限度だと思われます。



    なので、クロス円については、基本的には戻り売り戦略で見ているものの、「日銀には何もできない」ということになると急激に円安が進むリスクもあり、「トレードでは当面戻り売り、資産運用としては分散投資」を心掛けたいと考えています。



    今後の市場全体の見通しと投資戦略





    それでは、今後の投資戦略を書いていきたいと思います。



    結論としては、上でも書いたように

  • 5月まではクロス円は戻り売り目線

  • 豪ドル/NZドルは短期的には不透明だが、売り目線は継続

  • ユーロズロチは今の4.6台では手を出さず、急上昇して4.75以上になった時に狙い撃ちたい


  • という感じで見ています。



    はじめのクロス円については、

  • これまで利上げを続けていた海外が利上げ停止モードに入っており、日銀が現状維持だとしても金融政策の差が縮まる上、今のところは出口戦略への見通しも強い

  • 「直ちに変更しない」と言っている以上、仮に4月の政策会合で何もなくてクロス円が上昇したとしても、次の6月、7月に向けての「疑心暗鬼」は全然残ると考えられる

  • クロス円は5月に下落しやすいアノマリーもある


  • といった傾向を踏まえると、今この瞬間は踏み上げモードで上がっているものの、5月くらいまでは戻り売り目線で見た方が良いかなと見ています。



    次の豪ドル/NZドルについては、豪とNZのどちらも利上げ停止が近づいてきたものの、今の政策金利差は1.65%と非常に大きく、また豪ドル/NZドルという通貨は、1.1までの上昇後に下落トレンドに入ると、高確率で1.05までは落ちるという傾向もあり、その点から、少なくとも1.05までは売り目線を継続しようと考えています。



    【豪ドル/NZドル 週足チャート】
    AUDNZD chart0420week-min



    今朝のNZのCPIが予想外に低かったことで今は上昇モードに入り、このチャートを見てもちょうど下落トレンドラインが今の1.09辺りで、また豪ドル/NZドルのトレンド転換の目安である「安値からの300pips上」とも近いので、今まさにここが正念場という感じですが、ただ長期で見た時に今の1.09辺りは十分高値圏&豪も利上げ停止間近なことを考えると、このまま一方的に上昇していく展開はあまり考えづらいかなと今のところは思っています。



    最後のユーロズロチについては、上で書いたようにユーロがまだ利上げ傾向にあり、スワップポイントはもう少し下がる可能性が高いと思いますが、結局「急上昇後に下がる」という傾向は全然変わっていないので、その点で狙い撃ち戦略は今でも有効だと思っています。



    【ユーロズロチ 日足チャート】
    EURPLN chart0420day-min



    【ユーロズロチ 週足チャート】
    EURPLN chart0420week-min



    それ以外で言うと、利上げ停止の中で今後どういった業種が盛り上がるか、また一旦は収束したものの、それでもこれまでの利上げでバランスシートが痛んだ銀行は多い中で、今後どうなっていくのかといった辺りもあり、個別企業であったり業種であったりでも明確に浮き沈みが出てくるはずで、その辺りも狙っていけたらと思っています。(今時点では具体的な企業や業種についてはノーアイディアです)



    このように、今の相場としては去年までと流れが明らかに変わってきており、特に「各国の利上げ停止でどうなるか」という点で、様々な資産に投資チャンスが出てきそうで、このように色々な投資チャンスが出てくる中では、IG証券は絶対に持っておいた方が良い口座と言えます。



    IG証券は


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  • ユーロズロチも取引可能で、また豪ドル/NZドルの売りスワップ条件も良い



  • という会社です。



    IG証券のCFDだと、ダウ等の株価指数や金・原油と言った商品、さらには個別株式銘柄についても、売りから入ったり、レバレッジをかけての投資も可能です。



    また今のように「いきなり状況が変わって逆行することもありうる」という時は、損切が非常に重要ですが、その点だとはじめに指定したノックアウト価格で必ず損切されるというノックアウトオプションが輝きます。



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  • 短期トレードをやる上で資金効率が非常に良い

  • ノックアウト価格をはじめに設定するのが必須で、窓開けや急変があろうともそこで必ず損切されるので、リスクが限定される

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    2023年の相場テーマと投資戦略を予想 | 日本は利上げができるのか?

    2023年01月20日 20:21

    2023年の相場はどうなる!?-min



    今回は、2023年相場の大きなテーマと、今後こういうトレード戦略がありそう、ということを書いていきたいと思います。



    2022年の間はほぼずっと円安・ドル高傾向が続き、ドル円は一時150円を超えたのが、2022年11月から急に下がり始め、今や130円割れ・・・・というように、色々と動きがあり、このまま流れが変わるのかといったあたりも分析したいと思うので、興味のある方は是非最後までご覧ください。



    結論から書くと、以下のような感じで考えています。

  • 2023年の大きなテーマは「各国のインフレと中銀政策・その中でも特にFRBと日銀」「ロシア情勢については、余程のことがない限り相場への影響は限定的になりそうだが、逆に核使用、NATO参戦、あるいは逆に終了となれば大きく動く」「中国の経済状況や行動」といった辺り

  • 今は日本の引き締め観測が強まって円高傾向が続いているが、実は本当に引き締めができないという説もあり、その点で円高が進むと考えすぎるのは禁物で、個人的に今年日本の財政問題について正念場になると見ている

  • 基本的な投資戦略としては、株価指数やBTCが下がってきた時にゆっくり仕込むこと+普段通りの自動売買やスワップ戦略で、それ以外だとやはりユーロズロチの狙い撃ちが美味しそう


  • という感じです。



    去年の10月くらいまでは「短期トレードならドル円の買い方向でトレンドフォローが良いのでは?」と言えていたのですが、今年はそういう明確に勝ちやすそうな通貨ペアが現時点ではなく、なかなか難しい環境になってるなという感想です。



    これは今時点では色々なプレイヤーが次にどうするかが見えづらくなっているのが最大の原因で、この辺りがはっきりして来たら動きやすくなるのですが、今はなかなか・・・・という感じです。



    ただユーロズロチについては、最近また4.7台まで戻してきて、そろそろ狙い撃ちもできそうな水準まで上がってきたので、これについては引き続き注目しています。



    この通貨ペアについては、去年のうちのエース戦略で、スワップも為替差益も両方狙える通貨なので、是非ご注目下さい!



    ユーロズロチやノックアウトオプション等、様々な銘柄が取引できる!




    以下の順番で書いていきます。



  • 2023年の相場最大のテーマは各国のインフレと中銀政策

  • ロシア情勢は余程のことがない限り動かないが、余程のことが起きる可能性はある

  • 中国の動向は去年まで以上に注目が必要

  • 2023年の見通しとおすすめの投資戦略




  • 2023年の相場最大のテーマは各国のインフレと中銀政策





    まず2023年の相場の最大のテーマは、やはり各国のインフレと中銀政策であるのは間違いなく、特にその中でもFRBと日銀の動向には注目が必要です。



    2022年は、とにかく世界的に金融引き締めの年で、昨年1月から12月の政策金利の変化として、アメリカ0.25%→4.5%、英国0.25%→3.5%、欧州0%→2.5%、あのマイナス金利国家スイスですら-0.75%→1%と、各国利上げが進みました。



    この背景には世界的に進むインフレがあり、以下のように2022年の間に各国のインフレは大幅に進行しました。



    【各国消費者物価指数比較】
    CPI hikaku2212-min

    出典:総務省統計局



    これは元々コロナ禍での各国の異次元の金融緩和の影響で資金がジャブジャブに市場に流れていた中で、ロシアのウクライナ侵攻による資源・食料高、さらには中国ロックダウンの影響での資材高騰などが重なった結果であり、これを見ても分かるように、特にヨーロッパのインフレがひどいことが分かります。



    このような状況であれば利上げをしてインフレを収めるのが一般的な金融政策なのですが、問題はそんな中で経済成長率も大きく下落しているという、いわゆる「スタグフレーション」に近い状態になっていることで、実際各国の経済成長率は、以下のように大幅に低下しています。



    【各国経済成長率の推移】
    gdp seichouritu-min

    出典:世界経済のネタ帳



    経済成長が低下する中では、上とは逆に一般的な金融政策は利下げによって景気を活性化することなのですが、それをやるとインフレが進行し、かといって引き締めを続けるとさらに経済にブレーキがかかる・・・・・というように各国中銀はかなり悩ましい状態になっており、その上で次にどうするのか、というのが注目されています。



    そしてこれが最近FRBが利上げ後退観測が出たり、逆に12月のYCC緩和までは何も動いていなかった日銀の引き締め見通しが出たりしている理由でもあり、要は「アメリカはここまで引き締めをかなり強力に進めたから、そろそろ景気後退への対策をするのでは」「逆に日本はここまでインフレを完全放置しすぎてきたから、そろそろインフレへの対策をするのでは」という感じです。



    これについては上でも書いたように、「インフレと景気のどちらを優先するか」という答えのない難しい問題にどう取り組むかという、ある意味で決めの問題でもあるので、今時点で予想するのはかなり難しいと言えます。



    その中でも特に世界経済の中心であるアメリカのFRBと、あとはこれまで完全に動かなかった日銀の動向には注目が必要で、FRBについてはその影響力の大きさからある程度「におわせ」を明確にやってきて、今だとインフレをけん制しながらも基本的には引き締めを緩めていく方向性を出しているものの、問題は日銀で、ここについては何をしたいのかがかなり読みづらくなっています(12月のYCC緩和もいきなりすぎて市場で大サプライズになっていました)



    日銀については、今は「さすがにインフレも進んできたし、黒田総裁の任期満了が今年の4/8と総裁交代も見込まれる中で引き締めに舵を切るのでは」という見通しが多いですが、ただ日銀については、金融引き締めで国債金利が上がると、日本の国債残高の大きさから利払いに耐えきれず、だから引き締めができないとこれまでずっと言われてきたように、引き締めを本気でやることができない可能性もあり、この環境下ではいよいよその「答え合わせ」になります。



    日本の政府債務残高対GDP比率は先進国の中で異常に高い水準にあり、ただその中でも「対外純債権があるから大丈夫」とか、「結局国債は国内で消化されているから大丈夫」とか「資産が多く、増税余地もあるから大丈夫」とか、色々な説もあり、これまでは「まあとりあえず大丈夫でしょう」みたいな流れになっていましたが、こうした環境下で利上げしてどうなるかは不明です。



    実は日本の政策金利については、1995年に0.5%になって以降は、ずっと0%台が続いており、その当時から今で政府債務残高は3倍近くになっており、「本当に利上げできるのかな」というのは個人的には割と心配しており、これができないとなると、いよいよ本格的にまずい円安が起こるのでは・・・・と危惧しています。



    これが20年くらい前だったら、「円安になれば輸出大国の日本が輸出攻勢を仕掛けてくるから各国も政治的に許容不可能」ということもありえたのですが、今となっては日本の輸出力は大きく減少し、むしろ輸入の円安リスクの方が大きいという状態になっていることから、そういう「大丈夫な要因」が一つ消えているのも懸念点と思っています。



    それでも無理して利上げした場合は、じゃあ利払い費をどう確保するのかという問題も出てきて、それで増税ができるのかという話にもつながってくるので、実は今年は日本にとってもかなりの正念場なんじゃないかと個人的には見ています。



    ちなみにこういう風に「分からない」と書くと「はっきりしろや」と思われそうですが、実はこれについては「分かるはずがないし、断定は無理」というのが答えで、というのも最終的に重要なのは「市場が日本国債や、日本円を信頼するかどうか」という点に尽きて、それについては色々な材料を総合判断しての相場心理なので、「●●だから大丈夫」とも「●●だからダメ」とも断定はできるはずがなく、こういう風に「危ないと思うけど大丈夫かな」くらいまでしか言いようがないというのが限度だと思われます。



    ロシア情勢は余程のことがない限り動かないが、余程のことが起きる可能性はある





    ロシア情勢については現在完全に膠着状態となっており、また相場としてもロシア情勢ではほとんど反応しなくなりました。



    個人的には去年のクリミア大橋攻撃とか、ポーランドミサイル着弾とかはかなりまずいんじゃないかと思いましたが、前者は相場はほとんど反応なし、後者は結局ウクライナ側の誤射ということで落ち着きました。



    これについては、コロナもはじめは「どこで感染者が増えた」「どこがロックダウンした」とかに大きく反応していたのが、5月以降はそういったニュースにほぼ反応せず、それどころか変異株が出たりしても相場は影響なし、という状態になったように、相場の特徴としてこうした事象はある程度すぐに織り込み、その後は余程のことがない限り反応しないという感じです。



    こういったニュースについては、今後は「核使用」「NATO参戦」「逆に戦争終結」といった今時点で織り込まれていないことが起これば当然反応するものの、それ以外だと基本的には反応しないのかなと思っています。



    ただ、とはいえウクライナ侵攻からそろそろ1年が経過し、動きも膠着していることからこういうニュースが急に飛び込んでくる可能性は否定できず、その点で注意が必要です(こうした大きな動きであれば、さすがにある程度事前に情報が流れてからになるとは思いますが)



    なのでロシア情勢については、普通にニュースはある程度抑えながら、このレベルの大きな話でなければ無視というくらいで良いのかなと思います。



    中国の動向は去年まで以上に注目が必要





    中国については、昨年にゼロコロナを撤回し、コロナは蔓延しているものの、経済面では持ち直しが期待され、1月に発表された実質GDPについても、予想1.8%が結果2.9%と、予想以上に持ちこたえていることが分かりました。



    この数字については、「予想より強かった」という見方と、「とはいえ政府目標の5.5%より低い」という見方の両方がありますが、客観的な事実としては、表でも見て分かるように、GDP成長率が2006年から全体的に緩やかに低下してきた中で、2020年と2021年のコロナ前後の例外はともかくとして、その中でさらに下落した、ということができます。



    【再掲 各国の経済成長率推移】
    gdp seichouritu-min



    中国経済については、ゼロコロナ解除はプラス要素である一方で、直近だとアメリカの対中姿勢の明確化(共和党、民主党どちらも)、不動産バブル崩壊といった問題に加え、2022年に人口減少が起こり、2023年には人口首位がインドに移ることが確定しているように、かつての一人っ子政策の反動による人口減少・少子高齢化の問題もあり、中長期的な成長見通しについてもかなり陰りが見えてきております。



    実際に人口動態からの将来予想だと、今後の少子高齢化の進展度合いはかなり激しいものになると予想されています。



    【中国人口将来推計】
    china jinkou-min



    「人口動態についてはかなり前から分かってきたことだから、今更では?」と思われるかもしれませんが、これについても重要なのが市場心理で、要はこれまで中国の経済力や成長期待から中国が色々と優遇されてきたのが、その流れが悪くなると一気に逆流が始まり、それがどのタイミングで始まるかという話で、これまでは何だかんだ言っても中国の国際的なプレゼンスはどんどん上がっていたのが、今後どうなるか、という状況に来ています。



    そして、このように将来成長が続けられないとなった時には「国内での不満を立て直すために、戦争を起こす」というのが歴史的にも常道だったように、台湾侵攻といったリスクも高まってきて、実際に去年の10月頃には米軍高官や政府関係者が相次いで台湾侵攻リスクを語る等、きな臭さが上がっております。



    こうした台湾侵攻リスクについては、最近はトーンダウンしている感じもありますが、今年はこうした中国経済がどうなるのか、その中で米中関係・中台関係がどうなるのかといったあたりは、やはり注目が必要であろうと思われます。



    この辺りで最近気になっているのが、実は「有事の金買い」で有名な金価格が最近上がっており、これについては「インフレの中で買われている」という説明が多いものの、そろそろロシアのウクライナ侵攻後の高値すら見えてくるレベルまでまた上がってきており、こうした点についても個人的には注目しています。



    2023年の見通しとおすすめの投資戦略





    以上が2023年の相場の大きなテーマと予想でした。



    その中で今年の投資戦略としては、大きな流れとしては資産分散を意識的に行うこと(株や仮想通貨、金や外貨等をゆったりと買う)、短期的な流れとしては現時点ではかなり不透明だが、方向性が明確になったタイミングで動いていくという感じかなと思っています。



    上でも書いたように、日本円がどうなるかが特に読みづらく、クロス円のトレードは短期目線では方向性が明確に出たり、ある程度エッジが効いた場面(上値は限定的だが下値が大きい、下値が限定的だが上値が大きい場面)以外ではやりづらいかなと思っています。



    ただ、日本円については「本当に大丈夫なのか」という懸念も一方であり、その点で言うと、普通に日本に住んでいる人だと、多くの人は給料を円で貰い、貯金を円でしていることから、意図的に円以外に資産を分散すること、つまりちょっとずつでも株や仮想通貨、金、外貨といったものに移していくことも重要だろうと思っています。



    去年の円安局面を見ても分かるように、「円は絶対安全」「リスクオフの円買い」といった法則は最早通用せず、円だけで資産を持つことはやはり危険なので、トレードという目線ではなく、資産の分散という点から投資を行っていくことが重要だと思います。



    また、今時点では方向性は不明確なものの、去年については「各国利上げの中で日銀だけは緩和継続」ということで日本円が売られ続けたように、こういう環境下で中銀の行動にある程度明確な差が生まれてきた場合には絶好のチャンスとなり、その点で各国の動きには注目が必要です。



    個人的にトレード目線で注目しているのは、上でも書いたようにクロス円が読みづらいので、ユーロズロチや豪ドル/NZドルといった、いつもやっている日本円の絡まない通貨ペアを意識していて、特にユーロズロチについては、最近はまた4.7台に復活してきて、もう少しでエントリーチャンスも来そうで注目しています



    このように、今年は各国利上げをどこまで続けるのか、スタグフレーションは来るのか、ロシア・ウクライナ情勢はどうなるのか、中国がどういうことをしてくるのか等、様々なテーマがあり、そうした中で投資チャンスも去年以上に出てきそうです。



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    師走相場(年末相場)とは?何故起こるのかや実際の傾向を月次アノマリー分析で解説

    2022年12月18日 17:11

    師走相場とは何か? 意味と特徴・投資戦略を解説-min



    2022年はロシアのウクライナ侵攻や世界各国で金融引き締めの流れになるなど色々な動きがありましたが、早いもので今はもう12月で、あと2週間後には2023年となりました。



    昔から12月は「師走相場」や「年末相場」と呼ばれて特別視されてきたわけですが、今回は、そもそも師走相場とはどういうものなのか、そして今後どのように取引をすればいいのかといったあたりについて、為替や株価、金、原油等の月別アノマリーも踏まえて解説したいと思います。



    結論から言うと、アノマリーと現在の状況を考えると、以下の投資戦略が良いと考えています。

  • 豪ドル/NZドルについては、金融政策の違いが明確化されたことで下落基調にあることに加え、3月くらいまでは上がりにくいアノマリーもあること、また買いにマイナススワップがつく可能性が高そうなことから、基本的に売り目線を継続している

  • ユーロズロチは流動性の低さから急上昇したら狙い撃ちたいと考えていて、いつも以上に注目している

  • 他だと豪ドル円、NZドル円といったオセアニア通貨の押し目買い狙いも12月中は有力(あくまで短期トレード)

  • 株価指数については、1月に下がりやすい傾向もあり、最近少し落ちたとは言えまだ高いので、一旦様子見(積立投資とかは継続)


  • というのが良いのではないかと個人的には思っています。



    その根拠も含めて、以下の順番で書いていきます。



  • 師走相場とはどういうものか?12月の為替・株価の値動きの特徴

  • 為替・株価・金・原油等の月別アノマリー

  • 師走相場アノマリーも含めて考えた2022年末から2023年始の戦略




  • ユーロズロチやノックアウトオプション等、様々な銘柄が取引できる!




    師走相場とはどういうものか?12月の為替・株価の値動きの特徴





    まず、師走相場とは何なのかということなのですが、一般的に12月の相場は、「基本動きにくいが、動く時はいきなり動いて分かりづらい」と言われております。



    これは欧米はクリスマス休暇に向けて徐々に市場参加者が減っていき、取引量が減っていくのが原因で、取引量が少ないということは、

  • 基本的には取引がされにくいので値が動きにくい

  • しかし一度大口の動きが入ると、板も薄くなっている分、ロスカットも巻き込んで一気に上下する


  • というように、上でも書いたような「基本動きにくいわりに、動き出すと一気に動く」ということになります。



    このように流動性の低さから変な値動きになりやすいのですが、為替相場でも、いきなりリスクオン・リスクオフの流れが変わったり、「動かないなあと思ったら、いきなり大きく動いて、すぐ戻した」といった理不尽な動きをすることが多い印象があります。



    ちなみに、個人的には今の相場環境は2018年の年末と雰囲気が近いなと思っていて、あの時も米中間選挙後で、FRBはタカ派、12月に何度か株価急落等もある点に共通性があります。



    2018年だと、クリスマスあたりで大きな下落があり、また2019年始にはあの「フラッシュ・クラッシュ」も起こったように、あの時はまさに「相場の流動性が低いとこうなる」というのがよく分かる感じだったなあと思っています。



    ただ、印象論だけだとあれなので、次に主要な資産の月別の上下動や、値幅等を検証したいと思います。



    為替・株価・金・原油等の月別アノマリー





    では、次に為替・株価・金・原油等について、月別の値動きを見ていきたいと思います。なお、データはinvesting.comで月別で資産価格を取り、基本的に1999年9月から(確か何かの資産がそこまでしか取れず、そこを調査の起点にしたので)、ただしダウだけは何故か2002年5月からしかなかったので、そこを起点に取っています。



    ATR、平均終値-始値、標準偏差と、上下回数をまとめた一覧が以下の通りです。なお、青く塗っているのが上昇傾向、ピンクに塗っているのが下落傾向です。



    為替の月別アノマリー





    【ドル円】
    usd1217-min.png



    【ユーロ円】
    eur1217-min.png



    【ポンド円】
    gbp1217-min.png



    【豪ドル円】
    adu1217-min.png



    【NZドル円】
    nzd1217-min.png



    これを見ると、実はスイングレベルで考えると、為替相場のアノマリーとして12月に明確な方向性があるのは「ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドルがやたらと強い」という点と、翌月の1月に「上下回数だけ見ると上がることも下がることもあるが、平均的には下がっている(円が強い)」という特徴があることが分かります。



    ちなみに、個人的にメインでやっている豪ドル/NZドルとユーロ/ズロチについても統計を取ると、以下のような感じでした。



    【豪ドル/NZドル】
    audnzd1217-min.png



    【ユーロ/ズロチ】
    eurpln1217-min.png



    これらの通貨については、11月、12月はかなり下がりやすい傾向があることが分かります。



    実を言うとユーロ/ズロチについて下落が多いというのは個人的には意外で、というのも私は2018年からこの通貨ペアをやっているのですが、12月は流動性の低さから「急上昇してポジションを持てる」ということが割と多く、チャンスのある月だと思っていたからです。



    ただ冷静に考えると「12月に持ったポジションは、12月中とか翌年の早い段階で利確まで至っている」ということもあり、確かにトータルで見ると下がりやすい傾向にあるのかと納得しました。



    豪ドル/NZドルについては、この時期に下がりやすいというのは体感とも完全に一致していて、今でこそ売りポジションばかり持って下がれ下がれと思っていますが、例年は買いポジションを持って「なんか含み損膨らむし、マイナススワップも痛いなあ」と年末年始に思っていることがほとんどだった気がします(2022年だけは例外)



    そのため、為替については、12月相場では

  • ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドルは買い目線

  • 1月はいきなり来る「ドカン」に備える

  • 豪ドル/NZドルは売り継続、ユーロズロチは急上昇した時は絶好の狙い目なので普段以上に急上昇が来ないか注目する


  • といったトレード戦略が考えられ、個人的にはいつも通り豪ドル/NZドルの売りと、ユーロズロチのチャンスの狙い撃ちを待っていようと思っています。



    株価指数の月別アノマリー





    次に、株価指数の月別傾向を見ていきたいと思います。



    【日経平均】
    nikkei1217-min.png



    【NYダウ】
    dow1217-min.png



    このように、

  • 日経平均・ダウともに12月はトータルでは上昇しやすく、1月は下落しやすい

  • 日経平均については「セルインメイ」の傾向が明確で、5月から9月までは弱い

  • ダウは基本右肩上がりなので全体的に上昇確率が高いが、やはり5月から9月までは7月を除いて全体的に弱い


  • という傾向が分かります。



    今の相場環境はスタグフレーションがかなり現実的になってきており、ただその中で中銀としてはまずインフレ対策で利上げや引き締めをしており、全体的にいつ相場が急落してもおかしくない環境にあるので、積極的に手を出すというよりは、急落を待ちつつ、ただ積立投資くらいは粛々と継続、というのが良いかなと思っています。



    原油、金の月別アノマリー





    実は、この「月別アノマリー」が一番働きやすそうだったのが、最後に紹介する商品系です。



    【金】
    gold1217-min.png



    【原油】
    oil1217-min.png



    このように、金や原油は年明けからしばらくは上昇が続く傾向にあり、この辺りは短期トレードであれば、買い方向で持つのがアノマリー的には有利そうです。



    師走相場アノマリーも含めて考えた2022年末から2023年始の戦略





    以上が月別のアノマリーですが、それと今の状況を合わせて考えると、上でも書いたように個人的には


  • 豪ドル/NZドルについては、金融政策の違いが明確化されたことで下落基調にあることに加え、3月くらいまでは上がりにくいアノマリーもあること、また買いにマイナススワップがつく可能性が高そうなことから、基本的に売り目線を継続している

  • ユーロズロチは流動性の低さから急上昇したら狙い撃ちたいと考えていて、いつも以上に注目している

  • 他だと豪ドル円、NZドル円といったオセアニア通貨の押し目買い狙いも12月中は有力(あくまで短期トレード)

  • 株価指数については、1月に下がりやすい傾向もあり、最近少し落ちたとは言えまだ高いので、一旦様子見(積立投資とかは継続)


  • といった戦略を考えております。



    また、原油については年明けからしばらくは上昇しやすいアノマリーが明確に出ており、その点も注目しています。



    原油については、ロシアからの供給がどうなるのか、利上げの影響がどうなるか、実需がどうか(冬の寒さや景気動向による)といった様々な要因にもよってくるものの、全体として上がりやすい傾向があるという特徴を頭に入れた上でトレードするとなかなか面白いかもしれません。



    このように、色々な資産を見ていれば投資チャンスは非常に多く、特に今は資源価格、ロシア・ウクライナ情勢、各国の金融政策の変化、スタグフレーション懸念・・・・等々、値動きする材料もいくらでもあるので、是非色々と考えながらやってもらえればと思います。



    なお、このように色々な資産に投資するチャンスを待つためには、IG証券は絶対に持っておいた方が良いと思っていて、私も実際にIG証券はかなり使っています。



    IG証券は

  • とにかく銘柄数が圧倒的に多く、個別株から株価指数、為替、金や原油等の商品まで、IG証券になければないですねというレベルで品ぞろえが豊富

  • ノックアウトオプションという、少額から取引できて、はじめに指定したノックアウト価格で必ず損切される金融商品がトレード可能(これについては2社しかトレードできるところはなく、株価指数や商品も取扱いがあるのはIG証券のみ

  • ユーロズロチについて長期間スワップ条件がトップクラスを維持してきて、またノックアウトオプションでも取引可能な点から、私もメインで使っている


  • という会社です。



    IG証券のCFDだと、ダウ等の株価指数や金・原油と言った商品、さらには個別株式銘柄についても、売りから入ったり、ノックアウトオプションでベア(下落)をトレードすることで「下がる」という場合にも投資ができます(個別株式銘柄はノックアウトオプションの対象外)。



    また年末年始特有の流動性の低さや、今のように「いきなり状況が変わって逆行することもありうる」という時は、損切が非常に重要ですが、その点だとはじめに指定したノックアウト価格で必ず損切されるというノックアウトオプションが輝きます。



    ノックアウトオプションというのは、

  • 短期トレードをやる上で資金効率が非常に良い

  • ノックアウト価格をはじめに設定するのが必須で、窓開けや急変があろうともそこで必ず損切されるので、リスクが限定される

  • IG証券のノックアウトオプションだと、為替だけではなく株価指数や金・原油等も取引可能(他社だと為替のみ)。また為替でもユーロ/ズロチのような超マイナー通貨も対応している

  • 金融庁の認可を受けており、税率も申告分離課税の20.315%




  • と、守りを固めた上で大きなロットを運用できる商品で、海外業者と違って出金リスクもなく税率も申告分離課税の20.315%という特徴があり、こういう「何かが起こるかもしれないが、基本的にはこの方針でトレードする」みたいな状況では最適です。



    ノックアウトオプションだと、年末年始でレートがぶっ飛んでも、窓開けが起きても、またスイスショックのようなとんでもない事態や、為替介入等があっても、最初に設定したノックアウト価格では必ず損切されるので、相場急変リスクを抑えてトレードができます。



    今のようにいきなり変なことが起こるリスクがある環境で大きめのロットで短期トレードをするなら、リスクをどう抑えるかというのが重要なポイントになりますが、その点でノックアウトオプションを使えば、命綱付きでトレードができるので非常に重宝します。



    また私が2022年のメイン通貨として運用していたユーロズロチについても取扱いがあり、この通貨ペアについて条件が安定して良く、私もここ数年ずっとここを使ってます。



    このユーロズロチ、過去には年末に急上昇&いきなり急下降して年越しそばを食べてる間に利益が出ていたこともあり、今年もチャンスが来ないかなと思って待っていますw







    こうした点からIG証券は今のような環境では是非持っておきたい口座と言えるので、まだ持ってない方は是非この機会にどうぞ!



    なおこのIG証券については、期間限定・先着600名限定で最大5万円キャッシュバックを貰えるキャンペーンをやっており、まだ口座を持ってない人にとっては大チャンスです。



    この先着限定キャンペーン、以前は先着150名だったのが、あまりに人気だからなのか300名→600名と徐々に枠が増えて、さらに最大5万円のうち

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    FXで大損しないための損切りの考え方 | ロスカットについて改めて考える

    2022年11月25日 21:18

    loss samune



    今回はFXで致命的な大損をしないための損切について、自分がこの前久しぶりにやらかした「大損」の実例も踏まえて、改めて考えてみたいと思います。



    私自身はFX歴15年で、最近だと2019年は145万円、2020年は681万円、2021年は562万円の利益だったのですが、今年は豪ドル/NZドルの損切のせいで色々合わせると-1,000万円くらい損切して年間赤字はほぼ確定、しかもその時も全部損切ではなく半分くらいポジションを残したので、そのまま上がり続けたら過去にFXで稼いだ利益の全部吐き出しリスクまである状態になっていました。







    具体的には、豪ドル/NZドルをひたすら売っていたのですが、1.125~1.145のところで損切し、半分くらいまで減らしたところ、その後相場が反落して今は1.07台まで来て、「半分残したポジションが助かった」とも、「高値切り乙www」とも言えるような状態になりました。



    AUDNZD chart1123loss-min



    そこで今回は、改めてその損切を振り返りながら、FXで大損しないための損切の考え方について書きたいと思います。



    この記事の要約は、以下の通りです。

  • 1.125と1.145で損切したことは全く問題なく、その後反落したのはあくまで「結果論」であり、また半分残すという判断も間違ってなかったと考えている

  • むしろ損切については、ポジションによってはもっと早くにやっておくべきものがあり、「損切ルールの徹底」が大事であった

  • 具体的には「豪ドル/NZドル下落のためのヘッジ売り」としていたものは自動売買の買いを利確したタイミングで同時に切るべきで、また1.02-1.08レンジでやっていたグルトレは1.08を超えた時に切るべきであった

  • 自分がトータルで持っているポジション量を定期的に把握し、それがどのレートまでいくといくら損失になるのか、というのを見返すことが必要であった




  • 正直特に3つ目と4つ目とかは当たり前すぎることで、「いやお前そんなんでよくFX15年目とか言えたな」と自分でも思いますし、正直お恥ずかしい限りです。



    豪ドル/NZドルについては値動きのルールが2021年まではかなり明確で、そのおかげで2020年、2021年とかなり利益が出ていたので、「まあ何とかなるだろう」というように自信過剰になっていたというのがあり、その点が今回のやらかしの最大の要因だったのかなと思っています(逆にそれ以外の通貨ペアとか株価指数とかだとしっかり損切もできていたので・・・・)



    相場というのは、理不尽な動きをすることがあって、どれだけ自信があっても「自分の予想がはずれた時にどうするか」というプランBを常に考えておく必要があるという当たり前の事実を、改めて感じた次第でした。



    このように、正直思い返しても死にたくなるような馬鹿みたいな損の仕方をしてしまいましたが、今回はあえてこれをより詳細に振り返ることで、私としては今後の反省にしつつ、読者の皆様にとっては「こうはなってはならない」という反面教師として頂ければと思います。



    以下の順番で書いていきます。


  • 結果的に大損だった損切を後悔しているか?

  • ポジションをロスカットせず半分残した判断について

  • FXで大損しないためのロスカットルールの決め方

  • FXのロスカットレートや損失計算の方法

  • 損切やロスカットとレバレッジの関係

  • まとめ FXで大損を防ぐための損切管理




  • 結果的に大損だった損切を後悔しているか?





    まず結果的に大損となった豪ドル/NZドルの損切について振り返ると、「結果論的には損切不要だったが、損切の判断自体は適切だった」と考えています。



    1.125と1.145で損切したタイミングは、以下のチャートを見て貰っても分かるように、「重要な節目を抜けた」ところで、しかも「豪の経済指標は好調・NZの経済指標は弱い」「資源国通貨高の流れが明確で、資源国である豪ドルの方がより買われている」という状態にありました。



    【豪ドル/NZドル 週足チャート】
    AUDNZD chart losscut-min



    1.125の辺りでは、まだ見通し記事も更新していたので、当時の記事を読んでもらえると「その時のリアルイムな相場判断」が分かります。







    また1.145については、レンジの高値抜けで、このまま1.15の節目も抜ければ後はどこまでも上げていく・・・・という形で、この場面では確実にある程度の損切は必要だったと思います。



    こんな感じで、チャート的にも相場の流れ的にもかなり厳しい感じだったので、損切は仕方なかったと思っています。



    ただ、損切した直後は完全にメンタルが死んでおり、以下のような病みツイートを連発してましたw











    やはり金額が金額だけに損切後はメンタルが死にましたw



    ポジションをロスカットせず半分残した判断について





    逆に一部残したのについては、これは正直「とはいえ上がりすぎだし、売りでいいだろう」という理性と、「全部切って楽になりたい」という感情との戦いで、その折衷案というか、「2000万円(過去の累計利益の概算額)までの損失は許容するが、それ以上になったら全部切る」という覚悟の元で残したポジションでした。







    結果的にはこの判断のおかげでその後利益が出ましたw



    この利益が出たことについては、特に👇のループイフダンやトラリピの記事を読んでもらうと分かり、今は含み損もかなり減り、また10月、11月はどちらも20万円以上の利益を上げてくれています。











    自動売買では、やはり「ピンチの後にチャンスあり」という感じですね。



    FXで大損しないためのロスカットルールの決め方





    このように、豪ドル/NZドルを半分くらい損切したことについては後悔はないのですが、どちらかといえば、「もっと早くに切るべきポジションがあった」というのは思うところでした。



    例えば2021年には「豪ドル/NZドルが下がるだろう」と思って、自動売買の買いの下落に備えるため100万通貨近くヘッジ売りをしていたのですが、これについては、1.06台で自動売買の買いを一旦全切りした時に確実に一緒に切っておくべきものでした。



    あの時は「もうさすがにこれ以上上がらないだろう」と思っていたので「売りポジションを切る理由がない」と考えたのですが、冷静に考えれば「買いのヘッジ」だった以上は、その買いを切った時に一緒に切るべきなのは当たり前で、それをグダグダ持ち続けて1.125とか1.145までロスカットしない・・・・というのは、我ながらバカすぎて泣きたくなります。



    また他にも1.02-1.08のグルトレ売りとかもやっていて、これも1.08を想定ロスカットとしながら、「他のトラリピとか裁量ポジションと合わさると強制ロスカットされなかったし、売りは持ってて良いと思った」とか言いながら切らなかったのもありました。



    ・・・・正直この辺りをちゃんと適時に切ってさえいれば、今年の年間黒字も達成できていた可能性が割と高いあたりが、「切るべき時にちゃんと切る」ということの重要性がよく分かります。



    このように、「元々こういう目的で持つ」とか、「想定ロスカットレートはここ」と決めたような戦略であれば、そのレートに来た時は何が何でも切って、その上でまた持ち直したければ持ち直すというように、一度冷静になるためにも損切は確実に必要と言えます。



    FXのロスカットレートや損失計算の方法





    では、その「どこで切るか」というのをどうやって考えるかというと、やはり「自分のポジションがどのレートまで行ったら、いくら損になるのか」というのをあらかじめ計算して、「ここまでの損失は許容可能」とか、「ここまではさすがに行かないだろう」と考えておくしかないかなと思います。



    私も最後の最後に半分くらいロスカットした時は、ちゃんと計算した結果「1.155まで行ったら全部切る」と決意してやってましたが、正直ここで覚悟決めたのはさすがに遅すぎだなと我ながら思います。







    この「どこまで行けばロスカットされるか」「その時損失はいくらか」というのは、私もエクセルを公開していて、最後の最後はこれをちゃんと使って自分がどこで潰れるかを決めたので、まだ持ってない方は是非もらってください。







    損切やロスカットとレバレッジの関係





    ちなみに、FXで大損というと、「ハイレバだから」とか「レバレッジ高すぎたのでは」と言われることも多く、これについては「レバレッジは本質ではない」「本質的に重要なのはポジションの数量と想定ロスカットレートの管理」と思っているので、これについても書きたいと思います。



    FXのレバレッジというのは、例えばドル円が100円として、1万通貨買いたい時には100万円分のポジションとなりますが、それを10万円とか50万円とかの証拠金で買えることです(今のレートとは乖離していますが、計算しやすいので1ドル100円にします)



    国内FX業者だと、レバレッジは最大25倍までに規制されており、ドル円を1万通貨買いたければ、最低4万円の資金が必要ということになりますが、ただこれだとほんの少しマイナスに振れればロスカットになるので、実際には5万円くらいは必要になり、これだとレバレッジは20倍になります。



    そしてドル円を1万通貨買うと、1円動けば1万円の値動きになるので、たった1円動いただけで5万円のうち1万円、つまり20%も証拠金が減ることになります。100円のうち1円、つまり1%の値動きで20%証拠金が動くというのがレバレッジの凄さで、この「値動きの倍率」と「レバレッジの倍率」は同じになります(今回はレバレッジ20倍なので、20倍の値動き)



    FXで大損というと、このレバレッジが悪者にされることが多いのですが、実際にはレバレッジというより「許容損失」と「ポジション量」の問題で、「レバレッジが高いから悪い」「レバレッジが低ければいい」というものでもないと思っています。



    というのも、上の例で言うと、確かに全財産が5万円の人にとって、1円動いただけで1万円マイナスになるようなトレードをするのはリスクありすぎなのは間違いないですが、例えば資産500万円の人が5万円をFX口座にいれて1万通貨持つのはそんなにリスクがないと思います。



    また、豪ドル/NZドルは「値動きした」と言っても1~1.15(2014年以降のレンジ)だと15%の値動きでしかないわけで、同じ期間で100円から150円まで値動きしてるドル円とか、120円から190円まで値動きしてるポンド円とかと比べると値動きが小さく、その点でレバレッジをかけることのリスクが、他の通貨より低いというのもあります。



    さらにいえば、自動売買だと始めはポジションが少ないので「低レバ」ですが、ポジションが増えればレバレッジも上がっていき、「じゃあ適正レバレッジって何で、どの時点で計算するの」という話にもなります。



    結局重要なのは「最悪どのくらいまで行くと予想するか」「その時にいくらまでなら損失が許容できるか」という点なので、「レバレッジ」を考えることはあまり意味はなく、その点で上で紹介したロスカット計算ツール等でポジションの持ち方を考えるのが重要だと思います。



    まとめ FXで大損を防ぐための損切管理





    最後に私の後悔と反省をまとめると、

  • いくら自信がある通貨や銘柄でも、相場は時に理不尽な動きをするものなので、「相場に絶対はない」というのを忘れてはいけない

  • 自分の持っているポジションを全体として把握して、それがどこまで行けばいくら損失になるのかは常に考える必要がある

  • 元々「レンジはここからここ」と決めている戦略は、想定レートに行ったら絶対にロスカットする


  • という感じです。



    正直全部当たり前のことすぎて、逆に何でこんなことを徹底できていなかったんだという気持ちになりますが、人間やはり上手く行ってるとこういうことも忘れるんだなというのを改めて感じました。



    ただもうやってしまったことは仕方ないので、これからはこの反省も活かして、公開運用もまた色々とやっていこうと思っています。



    公開運用については、👇で一覧にしているので、興味があれば是非ご覧ください!(生き残ったものは割と好調ですし、上でも書いたように今年も「ちゃんと損切りさえしていれば」多分黒字出たはずですw)








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    FXスワップポイントサヤ取りとは?やり方・両建て業者と私の実績を公開

    2021年10月27日 21:44

    買い-min



    今回はFXスワップポイントサヤ取りのやり方や、メリット・デメリット、おすすめの通貨や両建てをする業者をどこにすべきかを解説したいと思います。また、私も過去に2回ほど公開運用でもやったことがあるので、その時の実績も書きたいと思います。



    FXスワップポイントサヤ取りは、為替リスクをほぼ0に抑えながらスワップポイントを貰える手法であり、状況次第ではかなり旨味のある戦略です。



    ただし、この手法も万能ではなく、そのことは実際に公開運用でやっていても感じた部分でもあるので、それについても解説していきます。



    この記事の要点は、以下の通りです。

  • FXスワップポイントサヤ取りとは、スワップポイントの高い業者と、売りスワップの安い業者で同じ通貨を両建てすることで、為替リスクをほぼ0にしてスワップポイントの差額を貰う手法

  • この手法のメリットは為替リスクがほぼ0な中でスワップを貰えることで、逆にデメリットは、スワップ差額が割と不安定なことと、スプレッド分の回収まではマイナスになること

  • 最新のスワップデータでは、今やるならトルコリラかメキシコペソが良さそうで、年利5%くらいは狙えそう




  • なお、トルコリラとメキシコペソについては、おすすめの両建てFX業者と、スワップ差額、スプレッド回収までの日数は以下の通りです。


    【トルコリラ】
    買い売り合計
    FX会社IG証券セントラル短資FX-
    スワップ58-4018
    現在レート--12.33
    想定年利益率※1--8.0%
    スプレッド※21.71.73.4
    1万通貨コスト170170340
    回収日数--19




    【メキシコペソ】
    買い売り合計
    FX会社アイネット証券みんなのFX-
    スワップ90-6129
    現在レート--5.62
    想定年利益率※1--4.7%
    スプレッド※210.31.3
    10万通貨コスト10003001300
    回収日数--45


    ※1 レートは10/23調査時点
    ※2 スワップが現状のまま続くと仮定して、また現在レートからレバレッジ5倍になる資金でポジションを持つ前提で算定(トルコリラよりはリスクが低い通貨なので、レバレッジは高め)
    ※3 スプレッドは例外あり



    このように、

  • トルコリラなら買いはIG証券、売りはセントラル短資FXの組み合わせで、かなり高い利益率を狙えそう

  • メキシコペソなら買いはアイネット証券、売りはみんなのFXの組み合わせで、5%程度の年利益率になり、通貨ペアの安定感や、金融政策の安定性を考えても、こちらの方がリスクは低そう(今は3%程度ですが、大体5%くらいのことが多い)


  • と考えられます。そしてこのスワップ差額、大体の時期ではトルコリラの方が利回りが高いことが多く、ただ値動きのリスクを考えるとローリスクなのはメキシコペソの方という感じで、どちらを選ぶかは好みによる感じです。



    実は少し前までメキシコペソで年利8%とか出ており、こちらの方が利回りも上だったのですが、ただ当時から「中長期では利回りでいうとおそらくトルコリラの方が上回ってくると思うので、この辺りは、どちらを選ぶかは好みかなと思います(メキシコペソの方が上回っているのは極めてまれ)」と言ってましたが、案の定そうなりました。



    なので、基本的にはリスクは高いがリターンも大きいトルコリラ、リスクは低めで利回りも抑え目なのがメキシコペソという認識で良いかなと思います。



    なお、これらの会社については、

  • IG証券:期間限定・先着150名限定で、非常に簡単に1.5万円貰えるキャンペーン

  • セントラル短資FX:当サイト限定で、当サイト限定のチャート分析の教科書+5,000円のキャッシュバックが貰える

  • アイネット証券:当サイト限定で、当サイト限定のループイフダン攻略本+3,000円のAmazonギフト券が貰える

  • みんなのFX:当サイト限定で、他ではまず解説されないようなマイナー通貨ペアのトレード戦略解説レポートが貰える


  • というように、どこもかなりお得なキャンペーンもやっているので、もし興味があって、まだ持ってない口座があれば是非この機会にどうぞ!



    口座開設は


    【トルコリラの買いでおすすめ】
    IG証券
    application_orange_b_320_100.png


    【トルコリラの売りでおすすめ】
    セントラル短資FX
    button2.png


    【メキシコペソの買いでおすすめ】
    アイネット証券
    button2.png


    【メキシコペソの売りでおすすめ】
    みんなのFX
    button2.png


    からできます。



    以下の順番で書いていきます。



  • FXスワップポイントサヤ取りとは?

  • FXスワップポイントサヤ取りの利回り

  • FXスワップポイントサヤ取りのメリット

  •   FXスワップポイントサヤ取りでは両建てで為替リスクがほぼ0になる

      FXスワップポイントサヤ取りではスワップ差額が毎日貰える

  • FXスワップポイントサヤ取りのデメリット

  •    FXスワップポイントサヤ取りのスワップ差額は不安定

       FXスワップポイントサヤ取りではスプレッド分の回収まで含み損になる

       FXスワップポイントサヤ取りでは、相場急変時に片側だけロスカットされるリスクもある

  • FXスワップポイントサヤ取りでおすすめの通貨ペアと両建て用FX業者

  •   FXスワップポイントサヤ取りで買いで使うFX業者

      FXスワップポイントサヤ取りで売りで使うFX業者

  • FXスワップポイントサヤ取り私の実績

  • FXスワップポイントサヤ取り以外でおすすめの不労所得は




  • FXスワップポイントサヤ取りとは?





    FXスワップポイントサヤ取りとは、スワップポイントの高い業者と、売りスワップポイントの安い業者で同額の両建てポジションを持つことで、為替リスクをほぼ0にしながらスワップポイントの差額分を貰う手法です。



    例えば、高金利通貨で人気のあるトルコリラで見ると、買いで一番条件の良いIG証券だと買いのスワップポイントが57円であるのに対し、逆に売りで一番条件の良いセントラル短資FXだと-40円であり、IG証券で買い、セントラル短資FXで売りを持てば17円の差額を貰えることになります。



    そして、この状態であれば、トルコリラが上がれば買いのIG証券では含み益、売りのセントラル短資FXでは含み損となり、同じ通貨を取引している以上、その含み損益は基本的には一致することとなり、為替リスクをほぼ0にした上でスワップの差額を貰うことができます。



    「こんなのが本当に儲かるのか?」と思われるかもしれないので、次に大体どのくらいの利回りを狙えるかを解説します。



    FXスワップポイントサヤ取りの利回り





    各通貨ペアのスワップ差額と、サヤ取りで必要な資金(買い、売り両方の口座にレバレッジ一定の倍率となるように入金する前提)で利回りを算定すると、以下の通りでした。



    米ドル豪ドルNZドルランドリラペソ
    買いスワップ最高値151724905890
    売りスワップ最低値-73-8-61-40-61
    スワップ差額82016291829
    年間スワップ金額2,9207,3005,84010,5856,57010,585
    現在レート114.2484.7880.827.8212.335.62
    年間スワップ収益率0.9%3%2.5%2%8.0%4.7%
    必要額326,400242,229230,91452,13382,200224,800


    ※ レバレッジは先進国通貨は7倍、新興国通貨は3倍で、ただしメキシコペソは新興国通貨の中でもレートの安定感が高いので5倍で計算。スワップは2021/10/23時点。



    このように、通貨ペアによっては全然ダメですが、今だとトルコリラやメキシコペソだと5%くらいが狙えそうです。



    為替リスクをほぼ0にして、かつほぼ放置でいけることを考えると、悪くない数字ですね。



    ただ、この利回りは確定されたものではなく、実際には割とスワップ差額は変動し、私が過去にトルコリラで2回やった時は、10%くらいを目指しながら、それぞれ4.3%ペース、2.2%ペースとなりました(この私の実績は後で詳しく書きます)



    FXスワップポイントサヤ取りのメリット





    FXスワップポイントサヤ取りのメリットは、初めに買いと売りの両建てをして、OCO注文で利確・損切も決めておけば、基本的には完全放置で毎日スワップ差額が貰えて、為替リスクもほぼ0に抑えられることにあり、総合的には定期預金などに入れておくよりも良い利回りで運用できるという点にあります。



    FXスワップポイントサヤ取りでは両建てで為替リスクがほぼ0になる





    FXスワップポイントサヤ取りでは、買いポジションと売りポジションを同額持つので、為替リスクをほぼ0に抑えられます。また、OCO注文で利確・損切ポイントも決めておけば、普段の為替変動を気にすることなく基本的には完全放置でいけます。



    FXスワップポイントサヤ取りではスワップ差額が毎日貰える





    FXスワップポイントサヤ取りでは、このように初めに両建てを入れたら完全放置でOKなのですが、それでいてスワップの差額は基本的に毎日不労所得として入ってきます。スワップ差額自体は割と変動することもありますが、ただ会社をちゃんと選べば「スワップ差額がプラスになる」まではある程度安定しているので、会社をちゃんと選んでおけばマイナスにまで落ちることはほとんどありません。



    FXスワップポイントサヤ取りのデメリット





    FXスワップポイントサヤ取りのデメリットとしては、両建てでのスワップ差額は割と不安定で利回りが一定しないことと、またスプレッドの分だけ含み損になり、そのスプレッド分をスワップ差額で回収するまではマイナスになる点、そして最後に相場急変で片側だけロスカットされてサヤ取りが強制終了になるリスクがある点があげられます。



    FXスワップポイントサヤ取りのスワップ差額は不安定





    FXのスワップポイントというのは一定していないもので、このスワップポイントサヤ取りでは、ただでさえ一定してないスワップについて、買いの会社のスワップ変動と、売りの会社のスワップ変動の両方の影響を受けるので、その結果スワップ差額は一定しません。



    実際私が過去に2回やった時も、当初は年利10%くらいのスワップ差額が貰える計算だったのが、実際に運用して見るとそれぞれ4.3%と2.2%という結果になりました。



    このように、「年利〇%狙える」というのはあくまで「現時点では」という点であり、その利回りは全く保証されたものではありません。



    上でも書いたように、ちゃんと会社を選んでいればさすがに日々のスワップ差額がマイナスになることは少ないのですが、どのくらいプラスかについては、割と不安定です。



    FXスワップポイントサヤ取りではスプレッド分の回収まで含み損になる





    FXスワップポイントサヤ取りで意外と重要なのがこの「スプレッド」で、FXではポジションを持つとまずスプレッド分含み損になりますが、両建てサヤ取りだとそのスプレッドの含み損が買いと売りの会社の2社分あり、その後の為替変動は基本的にはないので、為替差損益の合計は、基本的にはじめにスプレッドの影響でできた含み損で一定します。



    この含み損益の変動については実際に私が運用していた時もかなり安定しており、「まあそういうもんなんだな」という感じです。



    このスプレッド分の含み損を毎日のスワップ差額で回収していくのがFXスワップポイントサヤ取りなのですが、その差額で回収できるまではトータル損益がマイナスになります。



    そのスプレッド分を回収しきれば後は「勝手に毎日スワップ差額が入ってくる」状態になりますが、そこに至るまでは不安だというのがあります。



    FXスワップポイントサヤ取りでは、相場急変時に片側だけロスカットされるリスクもある





    FXスワップポイントサヤ取りは両建てで為替変動リスクを0にする戦略ですが、それぞれの会社で持つポジションは「買いポジのみ」「売りポジのみ」となるため、上がれば売りが、下がれば買いに強制ロスカットリスクが出てきて、もし片側だけロスカットされると、両建てが強制終了となってしまいます。



    これを避けるためには、資金をある程度余裕を持たせておいた上で、それで強制ロスカットされる水準を計算して、その少し前にOCO注文で指値利確と逆指値損切をそれぞれ入れておくことで、片側だけロスカットされるリスクを抑える方法があり、私が実際にやった時はこの方法でリスクを抑えていました。



    ただ、これについても本当に相場が急変した時はきちんと約定される保証はなく、その点でこのスワップポイントサヤ取りにとって、相場の急変というのは天敵と言えます。



    FXスワップポイントサヤ取りでおすすめの通貨ペアと両建て用FX業者





    FXスワップポイントサヤ取りでは、買いはスワップが高くて安定してスプレッドも狭い会社、売りは売りスワップが安く安定してスプレッドも狭い会社を使うのが重要ですが、その上でどこがおすすめかを書くと、トルコリラなら買いはIG証券、売りはセントラル短資FX、メキシコペソなら買いはアイネット証券、売りはみんなのFXがおすすめです。



    上でも見ましたが、各通貨ごとのスワップ差額と、そこから想定される利回りは以下の通りです。



    米ドル豪ドルNZドルランドリラペソ
    買いスワップ最高値151724905890
    売りスワップ最低値-73-8-61-40-61
    スワップ差額82016291829
    年間スワップ金額2,9207,3005,84010,5856,57010,585
    現在レート114.2484.7880.827.8212.335.62
    年間スワップ収益率0.9%3%2.5%2%8.0%4.7%
    必要額326,400242,229230,91452,13382,200224,800




    FXスワップポイントサヤ取りにとって相場の急変が天敵だと書きましたが、その点で言うと、トルコリラはこうした急変が起こりやすく、メキシコペソは逆に新興国通貨の中ではかなり安定感がある通貨なので、利回り重視ならトルコリラ、ローリスク重視ならメキシコペソというのが良いかなと思います。



    その上で、それぞれの通貨ペアでおすすめの会社を見てみましょう。



    FXスワップポイントサヤ取りで買いで使うFX業者





    FXスワップポイントサヤ取りの買いで使うFX業者は、トルコリラならIG証券、メキシコペソならアイネット証券がおすすめです。



    それぞれの通貨ペアの買いでのスワップ比較一覧を見てみましょう。



    会社名トルコリラメキシコペソ取引単位
    アイネット証券4590
    IG証券5880
    セントラル短資FX1080
    LIGHT FX4081
    外為オンライン(くりっく365)5181
    FXプライムbyGMO4070
    みんなのFX4061
    LINE FX3980
    ヒロセ通商4080
    JFX株式会社4080
    GMOクリック証券【FXネオ】3980
    インヴァスト証券50なし
    マネーパートナーズ210
    DMM FXなし70




    このように、スワップが一番高いのはトルコリラだとIG証券、メキシコペソではアイネット証券になっており、ここは普段から大体トップにいるところなので、トルコリラはIG証券、メキシコペソはアイネット証券がおすすめです。



    私は毎週スワップを一覧比較して確認しているのですが、この2社はそれぞれの通貨ペアでいつもトップにいるような会社なので、スワップの安定感も問題ありません。



    また、スプレッドもIG証券のトルコリラは1.7銭※、アイネット証券は1.0銭(例外あり)と、IG証券はスプレッド比較でもトップで、アイネット証券もトップではないものの比較的狭い水準にはあります。

    ※:人気通貨ペアのスプレッドの午前9時から翌午前3時のレート



    そのため、スワップポイントサヤ取りで買いのFX業者を選ぶなら、トルコリラはIG証券、メキシコペソはアイネット証券がおすすめです。



    なお、これらの会社については、

  • IG証券:期間限定・先着150名限定で、非常に簡単に1.5万円貰えるキャンペーン

  • アイネット証券:当サイト限定で、当サイト限定のループイフダン攻略本+3,000円のAmazonギフト券が貰える


  • というように、かなりお得なキャンペーンもやっているので、もし興味があって、まだ持ってない口座があれば是非この機会にどうぞ!



    口座開設は

    IG証券
    application_orange_b_320_100.png


    アイネット証券
    button2.png


    からできます。



    FXスワップポイントサヤ取りで売りで使うFX業者





    FXスワップポイントサヤ取りの売りで使う会社については、トルコリラはセントラル短資FX、メキシコペソはみんなのFXがおすすめです。



    こちらも売りスワップの一覧を見てみましょう。



    会社名トルコリラメキシコペソ取引単位
    みんなのFX-40-61
    セントラル短資FX-40-180
    LIGHT FX-40-81
    外為オンライン(くりっく365)-51-81
    FXプライムbyGMO-50-100
    GMOクリック証券【FXネオ】-42-110
    DMM FXなし-100
    マネーパートナーズ-115-250
    LINE FX-42-150
    IG証券-78-100
    アイネット証券-59-120
    インヴァスト証券-72なし
    ヒロセ通商-70-130
    JFX株式会社-70-130




    このように売りで使うならトルコリラはセントラル短資FX、メキシコペソはみんなのFXがおすすめです。今週はトルコリラもセントラル短資FXとみんなのFXが同率でしたが、セントラル短資FXの方が安定して40円で、ほとんどの場合こちらがトップになるので、トルコリラだとセントラル短資FXがおすすめです。



    スプレッドについても、セントラル短資FXは1.7銭(例外あり)で最狭、みんなのFXも0.3銭でほぼ最狭というように、どちらもスプレッドの面からも問題ありません。



    なお、これらの会社についても、

  • セントラル短資FX:当サイト限定で、当サイト限定のチャート分析の教科書+5,000円のキャッシュバックが貰える

  • みんなのFX:当サイト限定で、他ではまず解説されないようなマイナー通貨ペアのトレード戦略解説レポートが貰える


  • というように、かなりお得なキャンペーンもやっているので、もし興味があって、まだ持ってない口座があれば是非この機会にどうぞ!



    口座開設は


    セントラル短資FX
    button2.png


    みんなのFX
    button2.png


    からできます。



    FXスワップポイントサヤ取りの私の実績





    私も過去に2回トルコリラでFXスワップポイントサヤ取りをやっているので、その実績についても書くと、1回目が120万円元本(途中で半分利確)で112日間で最終的に+15,815円の利益で年利4.3%ペース、2回目が200万円元本で106日間で+12,740円の利益で年利2.2%となりました。



    【1回目のトルコリラスワップポイントサヤ取りの実績】
    確定利益スワップ合計
    みんなのFX 1回目利確-10,20049,92539,725
    みんなのFX 2回目利確-7,25056,74049,490
    セントラル短資FX 1回目利確8,050-41,780-33,730
    セントラル短資FX 2回目利確5,250-44,920-39,670
    合計-4,15019,96515,815




    【2回目のトルコリラスワップポイントサヤ取りの実績】
    スワップ評価損益トータル損益
    インヴァスト証券(買い)111,740-183,200-71,460
    セントラル短資FX(売り)-84,800169,00084,200
    Total26,940-14,20012,740




    買いで使っているのはその当時スワップがキャンペーンもあって高いところでしたが、売りはずっとセントラル短資FXで安定してます(笑



    このように、FXスワップポイントサヤ取りでは、「当初想定していたほどの利回りにはならない」ということはあっても、ちゃんとプラスにはなり、また基本的には完全放置でいけるので、あまり投資するものがない時に「定期預金よりは良い条件で運用できる」みたいな戦略としては有力だと思います。



    FXスワップポイントサヤ取り以外でおすすめの不労所得は





    FXスワップポイントサヤ取りのメリットは、「完全放置で基本的に毎日不労所得が入ってくる」という点にありますが、こういう「不労所得」という点だと、例えば自動売買で運用する等、他にも手段はあります。



    私が実際に運用している中でも、

  • 非常に安定感のある通貨ペアについて、史上最安値を大幅に割っても大丈夫な前提で、年利10%程度を目指すローリスク戦略

  • 若干リスクは取るが、年利30%くらいを目指す戦略

  • それなりにリスクは取り、また数か月に1回くらい設定を入れたり消したりする必要はあるが、年利50%以上稼げているうちのエース戦略


  • 等もあり、個人的には今の相場環境だとそういった戦略の方が稼ぎやすいかなとも思っています。



    【若干手を入れながら年利50%を狙う戦略】

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    もちろん自動売買だとこのスワップポイントサヤ取りの最大の強みである「為替リスクをほぼ0にできる」という点がカバーされないのですが、ただ、スワップポイントサヤ取りだと良くても年利10%くらい(おそらく現実的には5%前後)なのに対して、自動売買だとリスクの取り方によっては年利30%とか50%とかも放置運用で狙えて、今の環境ではこちらの方がやりやすそうなので、こちらも是非試してみてもらえればと思います。



    今回は以上です。もう一度まとめると、



  • FXスワップポイントサヤ取りとは、スワップポイントの高い業者と、売りスワップの安い業者で同じ通貨を両建てすることで、為替リスクをほぼ0にしてスワップポイントの差額を貰う手法

  • この手法のメリットは為替リスクがほぼ0な中でスワップを貰えることで、逆にデメリットは、スワップ差額が割と不安定なことと、スプレッド分の回収まではマイナスになること

  • 2021年の最新データで、今やるならトルコリラかメキシコペソが良さそう




  • という感じで、実際に使う会社は、


  • トルコリラなら買いはIG証券、売りはセントラル短資FXの組み合わせで、かなり高い利益率を狙えそう

  • メキシコペソなら買いはアイネット証券、売りはみんなのFXの組み合わせで、5%程度の年利益率になり、トルコリラより低いが、ただ通貨ペアの安定感や、金融政策の安定性を考えても、こちらの方がリスクは低そう



  • という感じです。



    これらの会社については、

  • IG証券:期間限定・先着150名限定で、非常に簡単に1.5万円貰えるキャンペーン

  • セントラル短資FX:当サイト限定で、当サイト限定のチャート分析の教科書+5,000円のキャッシュバックが貰える

  • アイネット証券:当サイト限定で、当サイト限定のループイフダン攻略本+3,000円のAmazonギフト券が貰える

  • みんなのFX:当サイト限定で、他ではまず解説されないようなマイナー通貨ペアのトレード戦略解説レポートが貰える


  • というように、どこもかなりお得なキャンペーンもやっているので、もし興味があって、まだ持ってない口座があれば是非この機会にどうぞ!



    口座開設は


    【トルコリラの買いでおすすめ】
    IG証券
    application_orange_b_320_100.png


    【トルコリラの売りでおすすめ】
    セントラル短資FX
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    【メキシコペソの買いでおすすめ】
    アイネット証券
    button2.png


    【メキシコペソの売りでおすすめ】
    みんなのFX
    button2.png


    からできます。

    FXロスカット計算エクセル(自動売買用)を公開します

    2021年09月19日 19:45

    losscut simulation-min



    以前から「私が使っている自動売買のロスカット検証エクセルが欲しい」というお声を頂いていたものの、私が作るのは大体即席でぱっとその時の用途に合わせて作る感じだったのでなかなかお渡しできなかったのですが、ようやく公開できるレベルである程度綺麗に作れたので、配布することにしました!



    【イメージ図】
    MXN loss-min



    こんな感じで、

  • 買いか売りか

  • 想定最悪レート

  • 後ろの通貨のレート(豪ドル/NZドルならNZドルの方で、ドル円なら円なので1)

  • 最大レバレッジ

  • (もしあれば)1単位の必要最低証拠金

  • どういうレートでいくらずつ持ちたいか


  • を入力すれば、必要証拠金と、含み損のトータル(ロスカットされる時の損失額)が出てくるという、割と便利なエクセルです。



    このツールは、後ろの通貨のレートを入れることから分かるように、クロス円だけじゃなくて豪ドル/NZドル、ユーロ/ズロチのようなクロス外貨や豪ドル/ドルのようなドルストレート通貨、さらにはETFなどのドル建てのものも計算できるようになっています。



    また、必要最低証拠金の入力欄もあるので、トライオートETFのようにレートが落ちてくれば必要証拠金とレバレッジの間に乖離が出てくるようなものにも対応しています。



    私の公開運用ポジションも大体このツールで計算できて、それについては後で具体的な入力画面も見せながら説明するので、是非ご自身で設定を作る際にもお役立てください!



    なお、このツールは公開アドレスに置いているので自由に落としていただいて大丈夫ですが、もしよかったら

  • Twitter@kawaselabのフォロー

  • この記事の紹介やツイートのRTでの拡散


  • にもご協力いただけるととてもありがたいです!



    実は元々はフォロー&RTでの配布というよくあるキャンペーン形式にしようかなと思っていましたが、一つ一つ確かめるのも大変だったり、またTwitter非公開アカウントだとお渡しできないのもなんなので、その辺は皆さんのお気持ちにお任せすることにしましたが、できればフォローや拡散のご協力いただけると大変嬉しく、今後もこういう企画をやるモチベーションにもなります(笑



    よかったら是非ご協力ください!



    ツイート👇




    このツールは、以下のURLから落とすことができるので、まずはこちらを落としてから、記事を読んでいってください。

    ツールアドレス:ロスカット計算エクセル



    なおこのエクセルは、私自身が使っているものと同じ計算式で作っておりますが、あくまで簡易的に自動売買設定のロスカットを検証するためのものであり、使用は自己責任でお願いいたします。一応ミスがないかは何度か確認しておりますが、このツールを使って何か不利益が発生したとしても、責任は取りかねますので、その点は悪しからずご了承お願いいたします。



    自動売買ロスカット検証エクセルの使い方





    このエクセルは、黄色くしたセルだけが入力シートで、それ以外は触らないことを前提に作っており、水色のセルが結果として出てくるセルになっています。



    まずは一番分かりやすいクロス円から説明していきたいと思います。今回は私もやっているメキシコペソのB25で、ロスカットレートを4円に設定するものの必要証拠金を計算して見ます。



    以下のように

  • 買いを選択

  • 最悪レートとして4円を想定するので、4を入力

  • メキシコペソ円で、後ろの通貨が円なので、1で入力(後ろが円なら1)

  • レバレッジはFX会社の通常レバレッジで25倍

  • 5.6円から0.25円刻みにポジション量1万通貨ずつ


  • を入力してください。



    なお、必要最低証拠金も入力できますが、ここはレートが変われば大体のFX会社はそれに連動してレバレッジ25倍程度になるように変動するので、今回は無視します(トライオートETF等のように、「最低500円」など決められているところを想定して作った欄なので、FXだとあまり使わないかなと思ってます)



    これを入力すると以下のような画面になります。



    MXN loss-min



    このように、含み損、結果の部分が自動で計算され、必要証拠金が68,100円、その時の含み損が58,500円ということが分かります。この含み損金額が、大体ロスカットされる時の損失金額になります。こんな感じで必要証拠金や含み損金額、さらにはおまけとしてポジション総量や、その円換算のレートも計算されます。



    なお、これは一直線に下落して、一度も利確がなく、またスワップなども考慮しないものですが、利確回数やスワップがいくらかを想定するのはさすがに難しいので、あくまで簡易計算用として、今回はその辺りはなしにして計算しています。



    自動売買であれば、おそらく利確とスワップの合計はプラスになるはずなので(逆にそうならないならそんな設定をやるべきではない)、基本的には「悪いケースの想定」と思ってもらえれば良いと思います。



    以上がクロス円での使い方でした。



    では、次にクロス円ではない、豪ドル/NZドルのような通貨ペアで、今度は買いと売りの両方をやってみたいと思います。今回はトラリピやトライオートFXの認定ビルダー戦略を前提にロスカットレートを計算してみましょう。



    まず買いの方だと、

  • 買いを選択

  • 最悪想定レートを0.99(この設定の想定レート)

  • 後ろの通貨はNZドルで、当時の想定レートの75円を入力

  • 最大レバレッジは25倍

  • 必要最低証拠金は空欄のまま



  • という感じで入力します。



    AUDNZD high loss-min



    この場合、必要証拠金は24.7万円で、その時の含み損トータルが13.1万円と計算されました。



    豪ドル/NZドルは、レートが動きにくいためある程度ハイレバの設定となっているので、ポジション証拠金が割と重めで、その影響でロスカットになっても意外とお金が残ることが分かります。



    この設定についても、一度も利確なしで一直線に下落したらという想定なので、現実的にはここまでの資金は必要ないと思っており、私は20万円1単位でやっています。



    では次に売りの方でやってみましょう。売りだと以下のように入力してください。


  • 売りを選択

  • 最悪想定レートを1.15(この設定の想定レート)

  • 後ろの通貨はNZドルで、当時の想定レートの75円を入力

  • 最大レバレッジは25倍

  • 必要最低証拠金は空欄のまま





  • AUDNZD high sell loss-min



    このように、売りの方だと必要証拠金が25.2万円で、その時の含み損が14.8万円と分かります。



    この設定も買いを作って大体25万円だったので、それとバランスを取れるように売りの設定を作ったので、大体買いと同じくらいの必要資金となっており、こちらも買いと同様に「一直線に上がれば」という前提ながら、上がる時には利確もあるはずなので、25万円まではいらないだろうということで、私は20万円にしています。



    なお、売りも買いも必要資金は25万円(私は20万円で運用)となっていますが、これを両方やるのにも足して50万円(40万円)にする必要はなく、25万円(私は20万円)でやるのは、こういう両建て設定は、上の時は買いポジションは何もなくなり売りだけに、逆に下の時は売りポジションは何もなくなり買いだけになり、どちらか片側分だけあれば十分なためです。



    このような点から、両建てする場合は、買いと売りの必要資金が大体同じくらいになるように設定を組んで、片側分だけの証拠金で運用して利回りを上げるということになります。



    最後に、FX以外のものとして、トライオートETFのパターンを見てみましょう。今はもうできなくなりましたが、ナスダックトリプルの設定を作る時の設定が残っていたので、それを使ってみます。



    この場合、以下のように入力してください。

  • 買いを選択

  • 最悪想定レートを10(この設定の想定レート)

  • ドル建てなので、当時の想定レートの110円を入力

  • 最大レバレッジは5倍

  • 必要最低証拠金は500円(トライオートETFの当時の最低証拠金)





  • TQQQ loss range-min



    これはTQQQの「通常レンジ」という想定で作ったものだったのですが、これを計算すると、必要証拠金は22.1万円で、その時の含み損は21.1万円となることが分かります。



    TQQQの場合、値動き想定が大きく、当時110くらいだったのが最低レート10(リーマンショック以上の下落)と想定しながら作った設定なのですが、そこまで落ちるとポジション証拠金が大きく落ちるので、レバレッジ5倍で最低証拠金500円でも意外としっかりついていけることが分かります。



    このように、トライオートETFなどの外貨建てETFで、最低証拠金が一定で決まっているものについても計算できるように作っており、色々な自動売買に対応したツールなので、是非色々と使って見て、オリジナルの設定を作ってみてください!



    このツールは、以下のURLから落とすことができるので、まずはこちらを落としてから、記事を読んでいってください。

    ツールアドレス:ロスカット計算エクセル



    なおこのエクセルは、私自身が使っているものと同じ計算式で作っておりますが、あくまで簡易的に自動売買設定のロスカットを検証するためのものであり、使用は自己責任でお願いいたします。一応ミスがないかは何度か確認しておりますが、このツールを使って何か不利益が発生したとしても、責任は取りかねますので、その点は悪しからずご了承お願いいたします。



    また、このツールは公開アドレスに置いているので自由に落としていただいて大丈夫ですが、もしよかったら

  • Twitter@kawaselabのフォロー

  • この記事の紹介やツイートのRTでの拡散


  • にもご協力いただけるととてもありがたいです。



    実は元々はフォロー&RTでの配布というよくあるキャンペーン形式にしようかなと思っていましたが、一つ一つ確かめるのも大変だったり、またTwitter非公開アカウントだとお渡しできないのもなんなので、その辺は皆さんのお気持ちにお任せすることにしましたが、できればフォローや拡散のご協力いただけると大変嬉しく、今後もこういう企画をやるモチベーションにもなります(笑



    ツイート👇




    もしこの企画が好評であれば、今後もまた色々と作ってみようと思うので、是非お楽しみにしてください!




    経済再開は実行されるのか?イギリスのロックダウン解除を考える

    2021年07月14日 17:37

    イギリスで規制解除決定! 今後の見通しと為替・経済への 影響を考察-min



    最近はデルタ株(インド株)の影響もあり、ワクチン接種が進んでいたイギリスやイスラエルでも感染状況が拡大しております。



    【イギリス】
    UK corona-min



    【イスラエル】
    isuraeru corona-min



    イスラエルは微増という感じですが、イギリスはかなり凄まじいですね。



    しかしこういう中で、イギリスは7/19からロックダウンのほぼ全面解除&マスクの着用義務の解除を発表し、7/12にその方針が正式決定しました。



    そこで、今回はこの事例も踏まえながら、今後の世界的な経済再開がどうなるかや、それが為替や株価にどういう影響を与えるかを考察していきたいと思います。



    以下の順番で書いていきます。


  • イギリスの経済再開の背景

  • デルタ株にはワクチンは効かないのか?今時点の知見

  • 今後の他国の経済再開の予想

  • 経済再開の為替や株価に与える影響

  • こういう環境でおすすめの投資法




  • イギリスの経済再開の背景





    イギリスではコロナの感染拡大の中でロックダウン解除についてボリス・ジョンソン首相の説明がありましたが、これは要は「ワクチンで重症化は抑えられるので、コロナと共生する道を模索するしかない」というものです。



    例えばイギリスの感染者は爆増していますが、その一方で死者数については、ほぼ横ばいで推移しています。



    【イギリス コロナ死者数】
    uk corona death-min



    また、入院患者数で見ても、実は今のところ「微増」くらいで済んでいます。

    UK corona hospital-min
    画像出典: 7月19日に正常化するイギリス 1日5万人の感染者も許容範囲内 「コロナとの共生」を模索



    コロナの場合は、感染増加から重症化・死亡までタイムラグがあり、また夏だと重症化しづらくなる傾向もある(実際ワクチンがない去年も「感染者数の割に死者増えないなあ」とか思った記憶がある)ものの、それにしても上がり幅が大人しすぎて、確かにワクチンには効果があるのは間違いなさそうです。



    デルタ株やラムダ株にはワクチンは効かないのか?今時点の知見





    デルタ株へのワクチンの効果としては、ファイザーやモデルナのものであれば、効果があるという研究結果が出ています。最近は「イスラエルで有効性低下」みたいなタイトルの記事も出ていましたが、中身を見ると「発症予防効果は64%まで落ちたが、重症化予防は93%」という感じで、「お前アンチの皮をかぶったファンだろ」と言いたくなるような内容です。



    また少し話題となっているラムダ株については、現在査読付きの論文はなく、効果について明確なエビデンスはないものの、初期的な実験室での研究によると、ファイザーやモデルナやコロナバック(中国シノバックのもの)で抗体は減少するものの、ウイルスを中和することができるとされています。

    論文: Infectivity and immune escape of the new SARS-CoV-2 variant of interest Lambda
    もう少し分かりやすいNYタイムスの記事: Covid’s Lambda Variant: Worth Watching, but No Cause for Alarm 7/8



    こうしたことを考えると、現時点では「ワクチンによって重症化は高い確率で防げそうだ」と考えらえます。



    ただ、最近は「ワクチンの3回目接種によってより有効性を上げよう(ブースターショットの論点)」という話も出ており、今の2回接種でのワクチンの有効性については「当初予定していた程ではなくなりつつある」可能性もあるのかなと見ています(そしてこれが日本でワクチンが急に足りなくなった理由の1つでもあるんだろうなあと思ってます)



    今後の他国の経済再開の予想





    今後の経済再開の方向性については、まずイギリスが今後どうなるかというのはかなり大きいと考えられますが、基本的にはある程度再開の方向で進むのは間違いないと思います。



    そもそもコロナが何故ここまで問題になったかというと、「病床を占めてしまい医療崩壊する」という点に集約され、今時点でワクチンの重症化予防効果は否定されておらず、この状況であれば経済再開は既定路線にはなると思います。



    ただ、その一方で、重症予防効果が93%だとしても、「じゃあ全員がノーガードで好き勝手に動き回った時に、本当にそれで病床が足りるのか」というのは、実際のところどの国も経験したことがないので現時点では予想は難しく、その点でもイギリスの状況は「試金石」になるのだろうと思いますし、ユーロとかウインブルドンとかもあって感染者が爆増している現状を見るに、その答え合わせは夏の間には出そうだなと見ています。



    この「本当に大丈夫か分からない」というのを、日本を例にして超雑に計算することで、イメージを共有します(超雑なシミュレーションで噴飯ものですが、あくまでイメージとして)



    今時点の入院すべき割合が40%(ステージ3の入院率の指標)、重症化率が1.6%(従来株での日本の全年齢での重症化率)、ワクチンで93%重症化を予防できると考えた時に、超雑に試算をすると、仮に人口の1%弱である100万人がノーガードなら感染するとしたら、入院患者は100万×40%×7%=28,000人で、重症者は100万×1.6%×7%=1,120人になるということになります(専門家が見たら殴られても文句言えないレベルで雑な試算です)



    今の日本の入院者数が16,234名、重症者が464人(7/8現在)で重症者数が一番大きい山で1400人であったことを考えると、1,120人も重症者が出るとかなり危ないというのが分かります。



    そして、ノーガードでやってたインフルエンザだと年間1,500万人くらいが冬に集中して発生していたことや、新型コロナの感染力が従来株ですらインフルエンザよりは明らかに強そうなことを考えると、ノーガードでやるとなるとそれくらいの発生が出る可能性もないとは言えそうです。



    このように個々人で見た時には1.6%×7%=0.11%という低い確率であったとしても、母数が大きいと全体としては厳しくなります。ちなみに日本の重症者の定義は、ICU、人工呼吸器、ECMOなので、重症者であれば入院は不可避なわけで、これだけの人数が重症化すれば医療崩壊に近い状態と言えるでしょう。



    もちろん、この計算は「物凄く雑に」と書いたように、全く正確な計算をしたものではなく、また100万人というのも何の根拠もなく適当に入れた数字で、しかも「感染防止効果」を含めず、集団免疫も前提としていない超雑なものなのですが、ただ少なくとも「重症化予防が93%だから絶対大丈夫」と言えるものではないとは分かって貰えるかと思います。



    この正確なシミュレーションは専門家であっても完全に計算することはできないはずで、だからこそほぼノーガード戦法で行くイギリスの今後の動向は非常に重要で、これでもうまくいくなら急速に経済再開は進むでしょうし、逆にやっぱり無理だとなって方針転換するようであれば、その中で妥協点を探ることになると考えられ、個人的には「さすがにノーガードは無茶では・・・?」という思いはあります。



    ただ、とはいえこれだけ重症化予防効果のあるワクチンがある以上、今までに比べると規制を緩めていく方向になるのは間違いなく、また、コロナ禍での「バラマキ」も厳しくなってきてはいるので、ある程度は「正常化」の方向で向かうのはほぼ確実と考えられ、もしノーガードに失敗したとしても、その時に相場に混乱が起これば大チャンスだなあくらいに思ってます



    経済再開の為替や株価に与える影響





    まず為替については、「どこが先にテーパリングに向かうか」という点で、この点で言うと、やはりアメリカは先行する可能性が高いと見ています。



    コロナ禍の中での緩和の規模も圧倒的でしたし、今時点で雇用の改善・物価の上昇ということもあり、テーパリングの議論が出ており、さらにいえば中国周りを巡って地政学リスクも高まる中では、やはりドルが一番買いやすいのかなと見ています。



    あとはNZドルもかなり有望だと見ており、ここについてはRBNZが公式に「2022年9月までの利上げの可能性」を示唆している上に、金融機関の多くが2021年11月の利上げを予想し、今日発表のRBNZでも大規模資産買い入れの停止があり、気が早いところ(ASB)だと来月8月の利上げまで見込み始めています。

    参考:New Zealand bank ASB now forecasting an August RBNZ cash rate hike



    ただし、NZドルについては、「じゃあドルや円(何だかんだ言ってもリスクオフで買われる)と比べてどっちが強いのか」と言われると難しい面もあり、そのため私自身は「豪ドル/NZドルの売り」みたいな形でやっています。



    一方で経済再開が決定したイギリスは、BOEは今時点では「インフレは一時的」「緩和縮小は先送り」という感じで、市場の予想も利上げ時期は2022年8月ごろという感じで、今時点ではそこまで・・・・・という感じではあります。ただ、ユーロ/ポンド等で見た時には、ユーロよりは早い時期になるのは間違いなさそうです。



    この通貨ペアは金利差に反応するような、しないような通貨ですが、今この環境においては、やはり売りの方が入りやすいのかなとは思っています。



    以上から今後も基本的にはドルの買い、豪ドル/NZドルの売り目線を当面は続けたいと思っており、トラリピのユーロ/ポンドも売り方向のみでやっていこうと思っています。



    一方、株価については本当に難しく、

  • 今時点で年始から比べてダウは14%も上がっており、これまでの平均の年上昇率でも9%程度であったことを考えると、明らかに上昇ペースは速く、高すぎる感じはある

  • そしてそのこれまで相場を引っ張っていたダウで最近は高値を更新できずに落ちるパターンが増えており、上昇が息切れしている感じがある

  • ただしナスダックやS&Pは今も好調で高値更新中

  • テーパリングがあるとしても、株価には気を使いながらのものとならざるを得ず、悪影響はあるにしてもそこまで大きく落ちるとも思えない

  • 逆に経済再開が厳しいとしても、その時は緩和継続期待で上がりかねない


  • というように、予想が非常に難しい状況になっています。



    おそらく個別株式で見ると「このジャンルやこの会社が良い」みたいなのはあるとは思いますが、株式相場全体で見た時に、今が買いなのか売りなのかはかなり難しい状況と見ています。



    株価指数でトレードをするなら、やはり今だとナスダックの押し目買いになるかなと見ており、ただこれについても、やはり今は高いので、短期でトレードしていく場合、ロスカットをしっかり入れながらトレードをしていくのが必要になると思います。



    こういう環境でおすすめの投資法





    今の相場環境としては、

  • 今後ワクチン接種が進み、今時点で有効性が高そうなことはほぼ確実

  • ただし、ではノーガードで経済再開できるかというと割と謎で、基本的には「増えすぎたのでまた締め付け」みたいなイベントはいずれ起こるのではないかと思っているが、全体としては再開の方向で行かざるを得ない

  • その中でテーパリング観測は高まっていき、為替だとドルやNZドルが買いやすく、株価指数だと基本的には上昇トレンドが続いており、経済再開が厳しくなった時にも強いハイテク株メインのナスダックを買っていくのがやりやすそう


  • という感じだと思っています。



    このように、相場のボラティリティもまた出てきそうで、ただ、「ワクチンを打ってもやはり再ロックダウン不可避」みたいになった時は混乱が起きる可能性もそれなりにあるように、相場としてはまた熱い展開になってくれるのではないかと期待しています。



    こういう時だと、特に短期トレードをする上では「どこまで落ちたらロスカットするか」「その上でどのくらい利幅を狙えるか」というのを意識していくのが不可欠で、その点ではやはりノックアウトオプション等を使って、リスクを限定しながらやっていくのが良いと思います。



    ノックアウトオプションは、

  • 短期トレードをやる上で資金効率が非常に良い

  • ノックアウト価格をはじめに設定し、窓開けや急変があろうともそこで必ず損切されるので、リスクが限定される

  • IG証券のノックアウトオプションだと、為替だけではなく株価指数や金・原油等も取引可能(他社だと為替のみ)

  • 金融庁の認可を受けており、税率も分離課税の20.315%


  • と、守りを固めた上で大きなロットを運用できて、しかも海外業者と違って出金リスクもなく税率も20.315%という特徴があり、こういう「何かが起こるかもしれないが、基本的にはこの方針でトレードする」みたいな状況では最適な商品と言えます。



    ノックアウトオプションだと、週明けに窓開けが起きても、またスイスショックのようなとんでもない事態がいきなり起こっても、最初に設定したノックアウト価格では必ず損切されるので、週末リスクや相場急変リスクを抑えてトレードができます。



    今のようにいきなり変なことが起こるリスクがある環境で大きめのロットで短期トレードをするなら、リスクをどう抑えるかというのが重要なポイントになりますが、その点でノックアウトオプションを使えば、命綱付きでトレードができるので、非常に重宝します。



    このノックアウトオプションを取引できるIG証券では、今は期間限定、先着150名限定で簡単に1.5万円まで貰えるキャンペーンもやっているので、是非この機会にどうぞ!



    このキャンペーンは期間ごとに先着150名限定で、かなり人気も高いものなので、もし口座開設をしたい場合はお早めにどうぞ。



    口座開設は


    IG証券
    application_orange_b_320_100.png


    からできます。



    豪ドル/NZドルのマイナススワップ対策等、小技を紹介

    2020年04月05日 18:51

    豪ドル_NZドル小技 マイナススワップ対策 決済指値の小技-min



    今回は、豪ドル/NZドルについてのちょっとした小技として、「マイナススワップ対策」と、「それをやった後の決済注文を指値で出す方法」について紹介したいと思います。



    最近は豪ドル/NZドルのマイナススワップが1日数十円と馬鹿にならない金額でかかることも増えてきており、「買いポジションのマイナススワップがつらい」という声をよく聞くようになりました。



    実際に、週末時点でFX会社の条件をまとめると、以下のように、一番マイナススワップが少ないIG証券でも-16円、さらに会社や日によっては-100円以上の時もあるというように、なかなかマイナスが重くなってきております。



    スプレッドスプレッド手数料買いスワップ売りスワップスワップ合計自動売買取引単位
    アイネット証券6無料-3510-25
    IG証券2.5-5無料-16-1-17×
    みんなのFX1.9無料-2019-1×
    LIGHT FX1.9無料-2019-1×
    >FXブロードネット7.1400-3510-25
    セントラル短資FX6無料-255245-10×
    インヴァスト証券9.8無料-210-21
    外為オンライン(店頭)10420-4025-15
    マネーパートナーズ6無料-56.70.7-56
    ヒロセ通商1.9無料-51-12.8-63.8×




    そこで、まずこのマイナススワップ対策について解説したいと思います。



    豪ドル/NZドルのマイナススワップ対策は?





    この方法は豪ドル/NZドルの記事では何度か書いているのですが、改めて「マイナススワップ対策」という観点から紹介したいと思います(おそらく、既に何回も見たという人も多いと思いますが、その点はご容赦ください)



    豪ドル/NZドルというのは何かと言うと、要は「豪ドルを買って、NZドルを売る」というトレードです。なので、分けようと思えば、「豪ドル円の買い」「NZドル円の売り」に分解することができます。



    そして、このように豪ドル円の買い、NZドル円の売りに分けると、マイナススワップがかなり抑えられ、スプレッドも別にそこまで広くならないというような裏技があります。



    実際に、豪ドル円とNZドル円に分けた場合のスペックを見てみましょう(スプレッドは原則固定で単位は銭。ただし、FXプライムbyGMOは例外あり)


    会社名買いスワップスプレッド計取引単位豪ドル円
    買いスワップ
    NZドル円
    売りスワップ
    豪ドル円
    スプレッド
    NZドル円
    スプレッド
    LIGHT FX01.619-190.61
    みんなのFX-11.64-50.61
    外為オンライン(くりっく365)-5変動-3-2変動変動
    セントラル短資FX-202.8-4-160.82
    DMM FX-101.91-110.71.2
    アイネット証券-123.5-10.521-331.5-4.02.0-6.5
    ヒロセ通商-581.71-590.71
    サクソバンク証券-43変動-17-26変動変動
    外為オンライン(店頭)-2090-2036
    GMOクリック証券【FXネオ】-151.91-160.71.2
    JFX株式会社-581.71-590.71
    インヴァスト証券-552.35-600.61.7
    FXプライムbyGMO-252.5-5-200.91.6
    インヴァスト証券(シストレ24)-105変動-40-65変動変動




    このように、LIGHT FXやみんなのFXであれば、スプレッドは合計でも1.6銭、マイナススワップはほぼ0で、しかも1,000通貨単位もできるという状態になっております。



    何故こんなことができるかというと、この2社と3番目のくりっく365には重要な共通点があり、それは「買いと売りのスワップを同じにしている」というのがあります。



    つまり、豪ドル円の買いと売りのスワップが対象、NZドル円の買いと売りのスワップも対象で、今の金利水準(どちらも政策金利0.25%)では、どちらも大したスワップがつけられない以上、裏を返せばマイナススワップも安くなるということで、それを組み合わせればマイナススワップをかなり抑えられるというわけです。



    そのため、今マイナススワップが重いと感じるのであれば、

  • 1.07とか1.08以上とかの、「しばらく利確されなさそうなポジション」について、成行きで決済を行う(損切)

  • 損切直後にLIGHT FXかみんなのFXで同じだけ豪ドル円買い、NZドル円売りポジションを持つ


  • ということで、マイナススワップ対策はできます。



    具体的な数値を出すと、例えば8万通貨移したいのであれば、

  • 豪ドル/NZドルを8万通貨成行きでロスカット

  • 豪ドル円を8万通貨買い、NZドル円を8.4万通貨売り


  • というようにすれば、マイナススワップが安い所にポジションを移管できたということであり、また、損失を確定損失にしたことで、もし年度をまたいだ場合には、「確定損失」として所得から引けるという税務的なメリットもあります。



    なお、豪ドル8万通貨に対してNZドルの売りが8.4万通貨なのは、「豪ドル/NZドルを1.05と仮定すると、豪ドル8万通貨に対応するのはNZドル8.4万通貨だから」であり、このあたりは、別に1:1や、あるいは1.1:1とかでやっても、そこまで大勢に影響はないので、正直好みの問題と思っていただいて大丈夫です。



    もちろん、一回損切してポジションを持ち直すので、スプレッド分は損なのは間違いないのですが、スプレッドが1.6銭なので、1万通貨あたり160円くらいのコストということで、数週間・数か月単位で持てばあまり気にならないレベルかなと思います。



    以上がマイナススワップ対策でした。この方法を使うLIGHT FXやみんなのFXだと、当サイトから口座開設を申し込むと、限定特典として、あまり知られていないが、管理人おすすめの通貨ペアについて徹底解説した当サイトオリジナルレポートが貰えます。



    このレポートでは、「マイナーではあるが、管理人もかなり気に入っている通貨ペア」について徹底的に解説したもので、具体的には豪ドル/NZドルとユーロ/ズロチという通貨ペアについて、

  • そもそもこれはどういう通貨ペアなのか

  • 何故この通貨ペアがおすすめなのか

  • どういうトレードがおすすめなのか

  • この通貨ペアはどういう時に値動きするのか

  • 具体的なトレード戦略



  • を、様々なデータ(国のデータ、長期のチャート分析、政策金利の長期分析、価格帯の推移の分布、バックテストデータ(最新版)等)も含めて、徹底的に解説しております。



    これらについては、当サイトでも色々な記事で書いたり、Twitterでも呟いたりしてることもありますが、それらの情報が一覧になっている上に、パワポのレポートなので様々な表やグラフ、画像も使って分かりやすく解説し、さらにレポートを書いている上で、「そういえばこのデータは公開したことなかったな」と思うようなものまで、徹底的に書いているので、是非ご覧いただければと思います。



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    からできます。



    では、次に、この手法をやるのに1点注意が必要な点を書きたいと思います。



    豪ドル/NZドルのマイナススワップ対策、ループイフダンだと難しい





    これがこの手法の最大の欠点で、今私がメインで使っているループイフダンだと、この方法をやるのがかなり難しくなります。



    というのも、ループイフダン注文で持ったポジションを決済する場合、ループイフダン注文自体も一緒に止まってしまう仕様になっているためで、上の方のポジションだけ消して、下の方をループイフダンで引き続き回す・・・・・ということができないためです。



    これまでアイネット証券のスワップ条件はかなり良く、あまり「わざわざ移し替えなければ」と思うことがなかったので気にしていなかった欠点なのですが、こういう状況になってくると、この仕様がネックとなっております。



    この場合、

  • ループイフダン注文事態を諦めて、ポジションを移す

  • ループイフダンを一旦止めて、下がった時に再稼働させて、また一定以上あがったら止めるというように、手動で対応していく/li>

    のどちらかで対応するしかなく、どうしたものかなあと正直まだ決めかねております。



    個人的には、ループイフダンのスワップ条件はこれまでも良く、今は金融市場が混乱してマイナススワップが膨らんでいるものの、少し落ち着いて来れば、マイナススワップも落ち着いてくるのではないか・・・・と予想しているのですが、今後の動向次第では、2つめで書いたように、ポジションを移行して、ループイフダンを入れたり止めたりするか、もしくは今後は手動で対応するかのどちらかにしようかなとも思っております。



    今後ポジションを移すと決めた時には、またTwitterや記事でも書いていきたいと思いますが、とりあえず今しばらくは一旦様子を見ようかと思います。



    豪ドル/NZドルを豪ドル円とNZドル円に分けた時の決済指値注文の仕方





    では、最後に、ポジションを移し替えた後に、「決済指値注文」と同じような効果を持つ方法を解説したいと思います。



    これは非常にシンプルで、「決済したいと思うポイントに、豪ドル/NZドルの売り指値注文を入れる」ということです。



    例えば1.04で3万通貨決済したい場合、「豪ドル/NZドル」の新規売り指値注文を3万通貨、1.04に入れるというイメージですね。



    よく「両建ては、実質的には決済しているのと同じ」と言われますが、まさに今回のこの方法はそれを狙ったもので、売りで指値注文を入れることで、そこでポジションを持ってからの上げ下げは、その豪ドル/NZドルの売りポジションの含み損益で吸収することができるようになります。



    これは、豪ドル円とNZドル円だけでなく、豪ドル/NZドルという通貨ペアそのものも扱っているLIGHT FXやみんなのFXだからこそできる方法であり、また、実はスワップポイントも豪ドル/NZドルの売りだとプラススワップになるという点で、スワップ面から見ても得な取引だったりします(そこまで大きな利益ではなく、はじめのスプレッド分のマイナスもあるのでわざわざサヤ取り戦略としてやる程ではないですが)



    実際、私も実験的にやってみたのですが、1.0295で指値を入れて、そこがヒットした後に下がったのですが、その時には売りポジションの利益が膨らむことで、1.0295で決済したのとほぼ同じような状態にできました。







    なおこの方法、厳密に言えば、

  • 豪ドル円買い、NZドル円売りと、実際の豪ドル/NZドルのレートの違いで、微妙な差が出る

  • 両建てになる分、豪ドル/NZドルの売りに係るスプレッド分だけ、普通に決済するより損


  • という点はありますが、ただ、「しばらく相場から目を離さないといけない」というような時に、気持ち高めのところに入れておくと、便利かと思います。



    以上が今回の豪ドル/NZドルについての「小技」でした。



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  • この通貨ペアはどういう時に値動きするのか

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    みらいチャートの精度と使い方をレビュー | 新機能の売買シグナル追加

    2016年09月16日 19:47

    未来予想



    過去のビッグデータから自動で未来の為替を予想するツールが無料で使える!?



    今回は、そんなツールを紹介したいと思います。



    そのツールとはセントラル短資FXのみらいチャートで、これは上でも書いたように過去のビッグデータから自動で今後の為替の推移を予想してチャートに表示してくれるもので、さらに、売買シグナル(移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表等のテクニカル指標の結果から、売買の推奨を出す機能)が追加されました。



    そこで、今回は改めてみらいチャートがどういうものなのかというのと、その使い方を説明します。



    為替の今後の見通しを自動で予想する、みらいチャートとは?





    みらいチャートとは、セントラル短資FXで口座を持っていれば誰でも使えるツールで、過去の値動きと今のチャートの形を比較して、その過去の値動きから想定される今後の見通しを第三近似まで表示してくれて、そのチャートについても「どの程度近似しているのか」というのを表示してくれるものです。



    mirai chart2



    また、2016/9/12に新機能として、売買シグナルが追加され、これによって、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表等、様々なテクニカル指標で、「この通貨ペアはこの時間足では買いなのか売りなのか」というのが、一覧形式で一目で分かるようになりました。


    mirai6.png



    自分でチャートを見るときに全ての指標をチャートに表示してしまうと、情報が多すぎてわけがわからなくなりますが(笑)、このみらいチャートを使えば、一覧で多くの指標について売買の判断が可能になります。




    そして、その想定されるみらいのチャートから、今が買いなのか、売りなのか、あるいは中立なのかまで教えてくれます。



    mirai4.png



    このように、過去の推移から未来を自動的に予想するようなツールは、実はプロの為替ディーラーなら誰でも使っています



    ただ、当たり前ですが、そこで使われているプログラムはプロにとって収益を稼ぎだすための最大の機密事項なので公開されておらず、一般の投資家は使うことができません。



    それを無料で提供してくれるのが、みらいチャートなのです。



    そこで、今回はこのみらいチャートの使い方について、このツールの精度と、具体的な使い方について説明したいと思います。



    みらいチャートの予想の信頼性についてのレビュー





    こういう「自動的に予想するツール」というと、信頼性はどうなの?と思われるかもしれませんが、私はこのみらいチャートは究極のテクニカル指標だと考えています。



    というのも、テクニカル分析の本質は、「過去の値動きから将来の値動きを予想する」というものであり、それを考えるために移動平均、ローソク足なりボリンジャーバンドなりRSIなり、色々な切り口から「過去の動きからこう推移するはず」というのを予想するものです。



    それに対し、みらいチャートは、そういった切り口の全てを勘案した上で、「過去の値動きからはこうなるはずだ」というのを実際のデータを用いて予想してくれるものなので、確実なデータに基づき、全ての切り口から見た、究極のテクニカルと言えるからです。



    また、プロもこのようなツールを使って予想している以上、みらいチャートで上がると考えられる時は、プロの使うツールでも買いシグナルを出すはずで、その時点で買えば、プロの使う大きな資金の流れも読めるというメリットもあります。



    さらに、追加された売買シグナル機能では、移動平均、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、ストキャスティクス、RSIという、ほとんどの人が使っているテクニカル指標について、一覧で「買いなのか売りなのか」ということを出してくれているので、これについては、「本来じっくり見ないと分からないものがぱっと分かるようになった」ということなので、普通にテクニカル分析をすることと比較して、プラスにこそなれマイナスになる要素はあまりないものといえます。



    このように、みらいチャートは、ある種究極のテクニカル指標ということができると思います。



    ただし、当たり前ですが,100%当たるわけではありません。それはどんなテクニカル指標を使おうが、どんなファンダメンタルズ情報を持っていようが、100%こうなる、ということは言えないのと同様、過去の推移から予想するみらいチャートでもはずすことはあります。



    また、第一近似から第三近似まで、バラバラの予想をすることもあれば、売買シグナルが拮抗することもあります。そういう場合は、テクニカルで考えると「判断が難しい局面」といえます。



    一方で、第一近似から第三近似までが似た値動きを予想した場合、短期間の予想ではかなりの精度があると思います(体感的には7、8割当たってる気がします)



    なので、トレードの参考として非常に役に立つと思います。



    みらいチャートの使い方




    このみらいチャートは、セントラル短資FXで口座を持っている人ならだれでも使うことができます



    FXダイレクトにログインすると、こういう画面が出ます。そこで、このみらいチャートを選んでください。



    mirai cjart1




    そこでみらいチャートを使うと、このような画面が出ます。



    mirai chart2



    このように、まずは第一近似から第三近似まで、どういう推移になるかということ、及び、下にどのくらい近似しているか、というkとを見ることができます。



    そして、右の方に目をやると、このように、売買シグナルでどの程度シグナルが出ているか、という情報がランキングで見ることができます。



    mirai4.png



    なお、今は日足で見ていますが、これについては左の画面で時間足を変えれば、別の時間足でどうなるか、ということも見ることができます。


    mirai8.png



    mirai5.png



    では、次に新機能として追加された売買シグナルについて、使い方を説明します。まず左上から売買シグナルを選んでください。



    mirai3.png




    このように、時間足を選べば、どのテクニカル指標では買いなのか、どの指標では売りなのか、というのが、一覧になっているので一目で分かります。



    なお、この新機能の凄いところは、こうやって一目で分かるということだけではなく、さらに、このシグナルに従っていたらこれまで損益はどうなっていたか、ということまで分かることがあります。



    例えば、USドルの移動平均線での取引について、クリックしてみましょう。



    mirai6.png




    すると、右側の画面が、このようになります。



    mirai7.png




    この下に出ているのが、このシグナルに従って売買した時の損益と、その累積損益で、赤ならプラス、青ならマイナスになっております。



    このように、「ある通貨ペアについて、どのテクニカル指標はどの時間足で特に有効なのか」といったようなことを調べることもできます



    このみらいチャートはセントラル短資に口座を持っていれば誰でも使えます(FXダイレクトプラス口座でのチャートなのですが、セントラル短資FXでは、3つの口座まとめて開設が可能なので、他の口座をメインで使う場合でも使えます)。



    口座開設は


    セントラル短資FX
    FXダイレクトプラス




    からできます。

    初心者のためのFX建玉操作法~ピラミッディングについて~

    2015年11月26日 17:22

    今回は、建玉操作について説明します。「建玉」とは「たてぎょく」と読んで、意味は保有しているポジションのことです。私もFX初心者の頃、「たてだま」と読んで恥ずかしい思いをした記憶がありますので、皆さんも読み方には注意してください(笑



    建玉操作というのは、要は「ポジションを持つ量をどうやって調整していくか」ということです。ですから、広い意味で考えればポジションを持つのもそれを決済するのも「ポジションの量の調整」なわけですから、建玉操作の一種と言えます。今回解説するのは、もうすこし狭い意味で、自分が持っているポジションの一分を決済することで利益を確定したり、あるいはさらに買い増したりすることで利益を増やしたりするように、量を微調整していくことというものにしたいと思います。



    FXをはじめて間もない人は、「はじめにいくらか買って、それを高くなったら全部売る」と思い込んでいる人がおおいんですが、ある程度やっている人ならそんなことをする人はほとんどいないと思いますし、少なくとも私の周りでは見たことがありません。



    というのも、相場というのは、時に応じて変わっていくものだからです。ですから、「投資した時点よりあとの方がわかりやすい」という時もあれば、逆に「投資した時点ではわかりやすかったけど、これからどうなるかはあんまりわからない」ということもあるからです。



    例えば、トレンドが出始めたころとういのは、そこでポジションを持てれば利益は大きいものの、やっぱりそんなトレンドなんてなかったということはよくあります。ですが、それがいったんどこかでブレイクアウト(一気に上がったり下がったりすること)すれば、その後はそのトレンドがしばらく続くだろうと言うのが読めます。



    その一方で、むしろ「投資を行ったあと」の方がわかりにくくなるケースもあります。たとえば、「サポートライン(相場のトレンドで、「ここまで下がったら反発する」というところ。普通はトレンドラインの下や、あるいは直近の安値などで判断します)で反発したから買いをいれて予想通り上がったけど、そろそろレジスタンスライン(サポートラインの逆で、「ここまで上がったら反発する」というところ)の付近に来た。ここでレジスタンスラインを超えて上がり続けるのか、それともまた反発するのか、わからない」という状態です。



    このように、FXでは「これからどうなるかわかりやすい時」と「わかりにくい時」があり、その両方で同じだけポジションを持ち続けるのがあまり賢い戦略ではないと言うのはなんとなくお分かりいただけると思います。わかりやすい時には多く、わかりにくい時には少なくした方がいいに決まっています。



    そこで、今回はこの建玉操作法の中でも最も有名な、ピラミッディングについて説明します。



    ピラミッディングとは、W.D.ギャンという、生涯の勝率が8割を超えていたと言う伝説上の相場師が使っていた手法で、文字通り、ピラミッドのように値上がりすれば買い増し、値下がりすれば売りましをしていくことです。一般的にははじめに多めに買って、その後その半分ずつくらい買いましていくという戦略が多いです。たとえば、はじめに10単位、次に5単位というように、少しずつ買い増していく金額を小さくするんですね。



    ただ、これについては色々なやり方があって、同額ずつ積んでいく人もいれば、逆にはじめは少なく、段々大きくするという人もいます。



    それぞれの場合のメリット、デメリットとしては、


    ① 少しずつ少なくしていく方法

    メリット:買い増したあとに反発した場合のリスクが小さい


    デメリット:逆にはじめの時点で自分の予想と逆の動きをした場合にはリスクが大きい、買い増したあとにどんどん値上がりしても、利益が小さくなる


    総括:はじめは自信をもってこっちと言えるけど、あとのほうがわかりにくくなる」というときに向いている方法。上の例で言うと、サポートライン(ここまで下がったら反発するというところ)で反発したから買いをいれて予想通り上がったけど、そろそろレジスタンスライン(サポートラインの逆)の付近に来た。ここでレジスタンスラインを超えて上がり続けるのか、それともまた反発するのか、わからないという状態など。



    ② 少しずつ増やしていく方法

    メリット:はじめに自分の予想がはずれてもリスクが小さい、買い増したあとに値上がりすれば利益がどんどん大きくなる

    デメリット:買い増したあとに反発すると損失が大きくなる、

    総論:①とは逆にはじめはわかりにくく、あとのほうがわかりやすい場合に向いている。たとえば、トレンドのはじまりと思われる時点で少し買って、ブレイクアウトしたところで一気に積み増し等。

    個人的な意見:最近はダマシのブレイクアウトが非常に多いので、相場が方向性を持っていない今のような時期には余りやらない方がいいかもしれません。



    ③ 同額ずつ積み上げていく方法

    ①と②を足して2で割ったような感じです。個人的には、中途半端だと思っているのであまりやりません。



    と、色々なパターンがあります。もちろんこれ以外にもはじめは増やして、段々減らしていくなど、バリエーションは無限大にあります。



    ただ、いずれの方法を取る場合でも、ここで重要なのは、「買い増すときにストップロスの金額を利益が出る水準まで引き上げる」ことだとギャンは書いております。



    たとえば、120円でドルを10単位買って、121円まであがって5単位買い増すとして、その時はストップロスを最低でも120円34銭(プラスマイナスがほぼ0になる水準)、できれば120.7円(1単位1万通貨なら、プラス8.5万円)くらいに設定したいということです。ちなみに、ギャンの理論では「値上がり幅が10に対し、落ちるのを許容する額は3」となっていますが、個人的には半々か、あるいは6:4くらいがちょうどいい気がしています。



    こうすれば利益を確定しつつ、さらに利益を伸ばすことも狙えるので、非常に有効な戦略と言えますが、この建玉操作法、一つ欠点があります。



    それは取引単位が大きくならざるをえないということです。ピラミッディングをするなら、最低でも7単位は通貨が欲しいですが(4、2、1と積み上げるため)、1単位1万通貨なら、はじめに4単位ポジションを持つだけでも相当な勇気がいると思います。また、逆にどんどん増やしていく方法を使う場合も、はじめに1単位しか持たないとしても、次は2単位は必要な事になりますが、それが反発するリスクも考えると、それを積むのも勇気が必要になります。そのため、建玉法をやる場合は潤沢な資金力が必要とされると言われることが多いです。




    しかし、実はそこまで取引単位を大きくせずにピラミッディングをする方法があります。




    その考え方は、あくまで「1万単位等の大きな単位で取引する」から資金力が必要なのであって、1単位を減らせばいいだけです。


    ほとんどの業者では、1単位1万通貨からだったり、あるいは1000単位でできても、それでも数万通貨に最終的になってしまうリスクがあるなど、難しい面はあります。ですが、ひとつだけ100単位から取引ができて、かつ取引手数料も無料で、スプレッドも原則固定で非常に狭いところがあります。



    それはどこでしょうか?



    それはマネーパートナーズです。



    ここは100通貨単位から取引が可能です。また、スプレッドも、さまざまな通貨でスプレッドがトップで、半自動売買も可能という点で、持っていて損はない口座なので、もしまだ持っていなければ是非どうぞ。



    口座開設は


    マネーパートナーズ
    application_orange_b_320_100.png




    からできます。




    このように、小さな単位で取引できるところで、色々と建玉操作法を練習してみて下さい。