2023年05月27日 17:19

先日みんなのFX、LIGHT FXにハンガリーフォリント円が追加され、そのスワップポイントが1lot30円で、レバレッジ1倍で持ってもスワップ年利益率が30%、私の設定だと想定スワップ年利益率66%とかいうありえないレベルの条件の良さなことから、ハンガリーフォリントの人気がどんどん高まっています。
【参考】
そんな中でよく頂くご意見や質問に、「高利回りは魅力的だけど、チェココルナに比べてリスクが高いんじゃないのか?」というものがありました。
チェココルナは、ハンガリーフォリントと同様CEE通貨(中東欧通貨)であり、こちらもみんなのFX、LIGHT FXで最近導入され、さらにスワップポイントの高さで人気なのも共通の通貨です。
【参考:チェココルナ円】
【参考:ユーロ/コルナ】
このように「高金利の東欧通貨」という点が共通するからか、やはりこの2つの通貨のどっちが良いのか?というのが気になる方も多いようです。
そこで今回はこの2つの通貨の特徴の違いを解説したいと思います。
結論から言うと、以下の通りです。
そのため、ハンガリーフォリントは「安値圏でスワップも大きいけどハイリスク・ハイリターン」、チェココルナは「高値圏でスワップはハンガリーフォリントよりは安いが、安定感があって相対的にリスクが低い」という感じです。
実はチェココルナについては、色々な人から「レートが上がり続けてて、高値圏で今買っていいのか不安です」と言われていましたが、ハンガリーフォリントは「こんな下がっていて今安値圏にある通貨買っていいのか不安です」と言われたように、万人に受けるものはないんだろうなと感じています(笑
個人的にはチェココルナ円、ユーロ/コルナ、ハンガリーフォリントの3つ全部投資していますが、「こういう人にはこれがおすすめ」で言うと
みたいな感じかなと思ってます。そして、最近はコルナ円のスワップのスタートダッシュボーナスが終了し「適正レート」に落ち着いてきたことで、相対的にユーロ/コルナの魅力も上がっており、特に5月は円高アノマリーもあるので、個人的には今割とユーロ/コルナにも注目しています。
ハンガリーフォリント円については、私の設定だと想定スワップ年利益率66%なので、変な話このペースが半年続けば、その時に価値が2/3の0.24になってもペイするということで、しかも今は長期では安値圏でもあるので、そういう通貨に魅力を感じる人にとっては非常に面白い通貨だと思います。
なので、上のような特徴の違いも考えながら、ご自身の好みに合った通貨に投資するのが良いかなと思います!
なお、上で書いた3つの通貨について、
がおすすめで、それぞれ今期間限定で超お得なキャンペーンもあるので、興味ある方は是非この機会にどうぞ!
具体的には、
という感じです。
みんなのFXとLIGHT FXはどちらもトレイダーズ証券の運営で、スペックもほとんど同じなのですが、この2社は、他にも豪ドル/NZドルの売りだったり、ユーロズロチの売りだったりと、非常に使い道が多く、個人的にも同じスペックの会社があと2、3個欲しいと思ってるくらいです。
この2社で貰えるレポートもほとんど同じなのですが、例えば「みんなのFXの口座を持っているがLIGHT FXは持っていない」という方ならLIGHT FXを口座開設すれば貰えますし、逆に「LIGHT FXは持ってるけどみんなのFXは持ってない」という方ならみんなのFXを口座開設すれば貰えるので、まだ持ってない方の口座があれば是非この機会にどうぞ!
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以下の順番で書いていきます。
チェココルナとハンガリーフォリントの長期チャートの比較
まずチェココルナとハンガリーフォリントのチャートの違いを、クロス円、クロスユーロで見てみましょう。まずはクロス円から見ていきます。
【チェココルナ円チャート】

【ハンガリーフォリント円チャート】

このように、チェココルナはリーマンショックで大きく落ちた以降は基本的に安定的に推移し、どちらかといえば上昇傾向で、今は高値圏にあるのに対し、ハンガリーフォリントはリーマンショック以降も基本的には下落傾向で、ただ0.3の下値もある程度長期で固く、今はその辺りまで落ちてきているという感じです。
そしてチェコもハンガリーもどちらもEU加盟国なので、対ユーロで見た方がより実際の実需の動きとも近いのですが、対ユーロで見ると、クロス円以上に明確に違いが分かりやすくなっています。
【ユーロ/コルナ チャート】

【ユーロ/フォリント チャート】

こっちで見ると明確にユーロ/コルナは下落基調(コルナ高)、ユーロ/フォリントは上昇基調(フォリント安)となっているのが分かります。
つまり通貨としての強さは明確にチェココルナの方が強く、その傾向はかなり長期で見ても明確に出ています。
チェコとハンガリーの国や経済状態の違い
それでは、何故このような違いが出るかについて、国や経済状態の違いを分析したいと思います。
まずチェコとハンガリーの国としてのスタンスとしては、
という点で異なります。
ハンガリーについては、ロシアに対しても友好的で、EUがウクライナ支援・ロシア非難で一致している中で、ハンガリーは親ロシア的なスタンスを明確にしていることからも、EU加盟国でありながら、あまりEU的でない国だというイメージはあると思いますが、それ以外でもEU理事会から「憲法と選挙制度」「汚職・利益相反」「表現・学問・宗教の事由」「LGBTQの権利保護」等について改善勧告が出ています。
産業や輸出品については2国とも自動車や電気機器などの工業製品を中心としている点や、輸出先の大部分がヨーロッパで、特にドイツへの輸出が多い点は共通しています。
また経済指標で見ると全体的にチェコの方が良い傾向にあります。
チェコ | ハンガリー | |
GDP(億ドル) | 281 | 181 |
1人あたりGDP(ドル) | 20,083 | 15,518 |
失業率 | 3.9% | 4.1% |
人口(万人) | 1,050 | 969 |
政府債務残高対GDP比率 | 41.9% | 73.5% |
そのため国際格付もチェコの方が上で、主要国の並びで見ると大体以下のようになっています。
国名 | ムーディーズ | S&P | フィッチ |
チェコ | Aa3 | AA- | AA- |
中国 | A1 | A+ | A+ |
日本 | A1 | A+ | A |
ポーランド | A2 | A- | A- |
メキシコ | Baa2 | BBB | BBB- |
ハンガリー | Baa2 | BBB- | BBB |
ブラジル | Ba2 | BB- | BB- |
南アフリカ | Ba2 | BB- | BB- |
トルコ | B3 | B | B |
このように、経済指標や主要貿易相手のEUとの関係性から、チェコの方が国債格付けが上となっており、ただハンガリーもそこまで悪いわけではなく、チェココルナが出る前は「新興国通貨の優等生」と言われていたメキシコとほぼ同じという感じです。
チェココルナとハンガリーフォリントのスワップポイント年利益率の比較
チェココルナ円とハンガリーフォリント円のスワップポイントを比べると、1lotあたりの金額で、チェココルナは12円、ハンガリーフォリントは30円となっています。
【みんなのFX スワップポイント一覧表】





少し前まではフォリントは1日30円、コルナが1日12円で安定していたのですが、最近はチェココルナが1日11円、フォリントが25円になっていました。
チェココルナは1lotが1万通貨で、今見るとレートが6.35円なので1lot63,500円となり、スワップポイントが1日12円、365日だとすると4,380円なので、レバレッジ1倍だと年利益率6.9%、1日11円だと年間4,015円で年利益率6.3%となります。
チェコの政策金利が7%なので、「スタートダッシュボーナスが終わり、ちょうど適正なレートに落ち着いてきた」みたいな感じかなと思ってましたが、11円に落ちるとなると・・・・というのが正直な感想です。
一方でハンガリーフォリントは1lotが10万通貨で、今見るとレートが0.4円なので、レバレッジ1倍だと40,000円となり、スワップポイントが1日30円、365日だとすると10,950円なので、レバレッジ1倍だと年利益率27.4%でしたが、今週はスワップが若干下がり、1週間で160だったので、年間8,320円、レバレッジ1倍だと年利益率20.8%となりました。
このスワップ利益率の違いは大きく2つの要因によると思っていて、
というのがありそうで、その点で言うと、ハンガリーフォリントの年利益率20%が続くかについては、正直おそらく数か月持てば十分かなあくらいのものだと思いますが(というか少し前は27%だったのが、今既に少し下がってきている)、とはいえ最終的に政策金利くらいに落ち着くにしても、それでも年利益率13%はレバレッジ1倍でも狙えるという感じになります。
なお、チェコもハンガリーも2023年は政策金利は据え置きが続いており、これ以上スワップが上がることは期待しづらいものの、両国ともにインフレがまだ続いていることから当面は据え置きが予想され、こうした十分高い水準のスワップはある程度長期間期待できそうだと思っています。
また、1lotの金額を見てもらうと分かるように、どちらも数万円程度と非常に細かく刻むことができて、しかもみんなのFX、LIGHT FXだと0.1lotでの取引も可能なので、どちらの通貨も1万円以内でレバレッジ1倍でトレードができるという点は、両方の通貨の共通の強みとなっています。
結論 チェココルナとハンガリーフォリントはどっちがおすすめ?
以上がチェココルナとハンガリーフォリントの違いでした。まとめると、
という感じで、「安定感を求めるならチェココルナ、大きくリターンを狙いたいならハンガリーフォリント」という感じかなと思います。
どちらが良いかについては、結局は「リスクとリターンは比例する」という話で、自分がどのようなリスクを負って、どれくらいリターンを取りたいかということなのかなという話なので、正直好みだと思いますw
ただ、どちらの通貨もレバレッジ1倍でも1万円以内でできる通貨なので、興味があるならまずは少額だけでも持ってみて、それでどっちの方が自分の好みに合ってるのか試してみるのが良いかなと思います。
なおこの2つの通貨ペアは、どちらもみんなのFX、LIGHT FXのどちらかでやるのがおすすめで、この2社とも当サイトから口座開設をすると限定レポートも貰えるので、まだ持っていない口座があれば、是非どうぞ!
このレポートは豪ドル/NZドルやユーロ/ズロチという通貨ペアがそもそもどういうものなのかから、私の投資戦略まで、徹底的に書いている、当サイトでしか貰えない完全オリジナルレポートです。
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この2社は、他にもハンガリーフォリント、チェココルナ以外にも、豪ドル/NZドルの売りだったり、ユーロズロチの売りだったりと、非常に使い道が多く、個人的にも同じスペックの会社があと2、3個欲しいと思ってるくらいなので、まだ持っていない口座があれば是非この機会にどうぞ!
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またチェココルナの投資の中でも、リスクの一つに「円高リスク」というのがありますが、その円高リスクをヘッジして、できるだけ為替変動を小さくスワップを貰いたいというのであれば、ユーロ売りが絡む分スワップは落ちますが、ユーロコルナでトレードするのもありで、これでも年利益率15%くらいは狙えそうです。
【参考:ユーロ/コルナ】
このように、為替リスクをヘッジしながら年利益率10~15%くらいを目指したいというのであれば、ユーロ/コルナが一番おすすめなので、こちらの戦略も是非ご検討ください!
なお、ユーロ/コルナはIG証券でトレードするのがおすすめ(というよりほとんど取り扱ってる会社がない)ですが、このIG証券、期間限定・先着600名限定で最大5万円キャッシュバックを貰えるキャンペーンをやっているので、まだ口座を持ってない人は是非この機会にどうぞ!
この先着限定キャンペーン、以前は先着150名だったのが、あまりに人気だからなのか300名→600名と徐々に枠が増えて、さらに最大5万円のうち
というように、かなり簡単な条件でも5,000円までは貰えるので、是非お早めにどうぞ!
口座開設は
IG証券

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