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メキシコペソ見通し予想2019年5月 | メキシコ経済・為替今後の見通し

2019年05月24日 18:01

メキシコ_convert_20171105184742





メキシコペソは、政策金利8.25%の高金利通貨でありながら、南アフリカランドやトルコリラといった他の高金利通貨と比べると、


  • メキシコは世界最強の国であるアメリカの隣国であり、アメリカの成長に伴って成長が期待される

  • メキシコ自体も今後人口の増加が予想されており、経済成長も期待されている

  • 高い失業率、債務残高、インフレ率といった新興国ではよくある問題がない

  • メキシコは産油量世界6位、銀生産量世界2位等、世界有数の資源大国



  • と、高金利通貨の中では比較的リスクが低い通貨として人気が高く、実際に、格付会社による格付けも、他の高金利通貨の国と比べると一段階高くなっております。




    ムーディーズS&Pフィッチ
    メキシコA3BBB+BBB+
    南アBaa3BB+BB+
    トルコBa1BBBB+
    ブラジルBa2BB-BB-






    このようにメキシコペソは高金利通貨の中で信頼性が高い割りにスワップポイントも非常に高く、高いところだと10万通貨で1日160円(セントラル短資FXのレート)、つまり年間58,400円、メキシコペソのレートが今大体5.7円くらいなので、利回り換算するとレバレッジ1倍でも年利回り10%近くにもなり、FXトレーダーの間でも、高金利通貨の中では優等生な通貨としてどんどん人気が高まっております。





    そこで、今回はこのメキシコペソについて、今後の見通しを予想していきます。結論を要約すると、



  • メキシコは、アメリカとの強い関係、人口動態、豊富な資源から、2050年に世界有数の経済大国になると予想されている

  • 高金利通貨の国によくある、失業率、インフレ率、債務残高といった点に問題がなく、比較的低リスク

  • 2018年の最大の懸念点であったNAFTA再交渉についても、無事新協定が結ばれた(USMCAに改称)

  • 短期的にはそろそろ買い時が来そうな感じで、私も5.6円くらいから買い下がりたい(2019年内は5.1-6.2円で予想)

  • 中長期的には、アメリカの成長に伴って成長することが予想され、上昇すると考えられる




  • となっており、メキシコペソの見通しは、中長期的には一時下落することはあってもかなり安定した見通しとなっております。





    メキシコペソは、南アフリカランド、トルコリラといった他の高金利通貨と比べると、財務面や経済面から比較的低リスクで、世界最強の国であるアメリカの隣国として、将来的にも安定した成長が期待できて、さらに1万円以内の少額からも投資できることから、最近どんどん人気が高まっている通貨なので、是非試してみてほしい通貨です。





    なお、メキシコペソをFXで取引する場合のおすすめのFX会社は、


  • 2-3年くらいまでの保有であれば、セントラル短資FXがおすすめ

  • それ以上の長期保有であれば、みんなのFXかLight FXがおすすめ



  • となります。





    まずセントラル短資FXについては、


  • スワップポイントがトップクラス

  • スプレッドも原則固定の中で一番狭い

  • 1,000通貨取引可能なため1万円以内からの少額投資もできる



  • と三拍子そろっており、多くの人にとって、メキシコペソのトレードではセントラル短資FXがまずおすすめです。





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    このFX投資戦略マニュアルでは、「何故貯金だけだと危険なのか」ということについて、「日本が破綻するというのは、実際のところどこまで本当なのか?」ということも含めて分かりやすく解説し、その解決策として、初心者でもやりやすい、長期で堅実に投資する方法を紹介したものです。





    FXをまだやったことないという人や、初心者で、「FXで安全に長期投資ってどうやればいいんだろう?」という人、さらには「投機」ではなく「長期投資」をしたい人には、是非読んでほしい内容です。





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    button2.png


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    一方で、長期投資で考える場合、みんなのFXやLight FXがおすすめです。





    この2社は、どちらも運営しているのがトレイダーズ証券で、スプレッド、スワップポイント、取引単位等、条件は全て同一となっておりますが、スワップポイントはトップクラス1,000通貨取引も可能となっております。





    その一方で、スプレッドはセントラル短資FXが0.4銭に対して、みんなのFXとLight FXは1.8銭と、そこで見るとセントラル短資FXの方が優位なのですが、みんなのFXと、Light FXには、未決済のポジションのスワップポイントに課税されないという、セントラル短資FXにはないメリットがあります。





    この未決済ポジションのスワップに課税されか否かについては、未決済ポジションのスワップポイントに税金が課されるか否かは重要か?数字で検証で詳しく書いているのですが、結論を要約すると、2-3年以内ではあまり変わらないが、そこを超えて5年、10年と経つと非常に大きな差になるという感じで、長期保有を考える場合、一つ考えるべきポイントではあります。





    実際に、この未決済ポジションに課税されるか否かはかなり多くの方が気にされているようで、私の質問箱にも多く質問が来たので、そういう点を重視する場合、スワップポイントが高く、かつ決済するまで課税されないみんなのFXやLIGHT FXがおすすめです。





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    長期保有のポジションは、他のポジションと同じ会社で取引をすると、何かが起こったときに一瞬下落して全部まとめてロスカットというリスクがあり、また、どの通貨で利益が出てどの通貨で損失が出ているのかの損益管理も面倒になるため、これからメキシコペソへの投資をはじめる場合、今使っていない口座をメキシコペソ専用口座にするのがおすすめで、その点同じスペックの会社が2つあるのは、大変ありがたい状況となっております。





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    口座開設は、



    みんなのFX
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    以下の順番で詳細に書いていきます。



  • メキシコ経済の基本

  • 何故メキシコペソは高金利通貨の中で低リスクと言われているのか?

  • メキシコペソ過去の為替相場の推移とその理由

  • USD/MXN(ドルメキシコペソ)の2018年、2019年の推移とその理由

  • メキシコペソ今後の為替相場の見通しを予想

  • (参考)野村證券、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーのメキシコペソ見通し

  • メキシコペソスワップポイント比較 と、FXおすすめ業者(当サイト別記事)






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    メキシコ経済の基本







    メキシコ経済については長期的に大きな成長が予想されており、例えば2050年時点のGDP予想では、ゴールドマンサックスの予想では世界5位、PWCの予想でも世界7位(購買力平価ベース)となっているように、今後大きく成長することが期待されています。





    何故このようにメキシコ経済が成長すると予想されているかというと、アメリカという世界最大の大国の隣の国でアメリカ経済に伴って成長することに加え、今後人口の増加が見込まれること、さらには産油国であり、資源国としての性格も兼ね揃えているということがあげられます。





    まずメキシコはアメリカと隣接した国で、輸出の約8割がアメリカというように、アメリカ経済と密接な関係を持っております。





    そのアメリカ経済はリーマンショックのあった2008年、2009年を除けば、かなり長い期間プラス成長になっており、その結果、GDPの規模は、他の国を置き去りにして圧倒的な伸び方となっております。





    【主要国名目GDP推移】
    主要国名目GDP推移





    アメリカでは、GoogleやApple等のIT企業の好調であったり、シリコンバレーに優秀な企業や人が集まることで、さらに世界中から優秀な人が集まるというような状態になっており、経済成長がさらなる経済成長を呼ぶという好循環となっております。





    このように経済成長が続いているアメリカの隣国であり、経済的なつながりも大きいメキシコでは、21世紀に入ってからは、実質GDPについてリーマンショックの影響があった2009年を除いて全てプラス成長となっており、経済成長が続いております。





    【メキシコ名目GDP推移】
    メキシコ名目GDP推移





    アメリカ、メキシコ、カナダの3国は、NAFTAと呼ばれる自由貿易協定(今はUSMCAと改称)があり、そのため、メキシコはアメリカの安価なシェールガス(ヨーロッパや日本で使っている天然ガス価格の3分の1の価格とも言われます)を利用することができ、また、輸出する際もアメリカに対して原則関税がかからず、このこともメキシコの経済成長の要因となっております。





    そして、このNAFTAは再交渉が行われ、果たしてこの枠組みが継続されるのか心配されましたが、2018年9月末に無事にアメリカ、メキシコ、カナダの三国で貿易協定が結ばれ、USMCAと名称変更されたうえで、継続されました。





    メキシコの輸出については、主要な輸出品は自動車・自動車部品、電子機器等及び原油であり、豊富な人口を活かした工業と産油国としての側面の双方を持ちます。その輸出の相手先は大部分がアメリカであり、最近ではアメリカのトランプ大統領が「メキシコの工場に雇用が奪われている」と批判しているのや、「NAFTA離脱も含めて見直す」といった発言は、こうした背景があります。





    このように、メキシコ経済はアメリカ経済との関係が非常に密接であるため、アメリカ経済の見通しや、メキシコのアメリカとの政治的な関係性が経済に大きくかかわります(そうしたアメリカの要因も含めて今後どうなるかは、今後の見通しのところで後述します)





    次の人口という点ではメキシコでは、現在人口は継続的に増加しており、今後も増加が見込まれます





    【メキシコ人口推移】
    メキシコ人口推移





    また、人口が増加している中でも、上で書いたようにアメリカ向けの輸出等で経済が好調であることから、新興国にしては珍しく、失業率も低い水準にあり、2016年は3.88%、2017年も3.61%となっております。





    このように、世界最大の国であるアメリカの隣国であり、国力の源泉である人口も増加しており、その中でもきちんと就業機会があって失業率も低いということから、メキシコは今後も経済成長が期待されております。





    最後の資源国であるということについては、メキシコは産油量世界6位、銀生産量世界2位、また、世界一の広さの天然塩田があること等から、世界有数の資源大国とされております(出典:外務省





    このように、メキシコの特徴としては、

  • 世界最強国であるアメリカとの関係が非常に強く、アメリカの成長に伴い成長すると期待される

  • メキシコ自体も人口が今後増加し、経済成長が期待される

  • 天然資源も豊富


  • となっております。




    何故メキシコペソは高金利通貨の中で低リスクと言われているのか?







    高金利通貨というと、「南アフリカランド」「トルコリラ」あたりが人気ですが、最近はメキシコペソの人気が高まっております





    メキシコペソのスワップポイントは、高いところで1日160円(10万通貨)、365日で58,400円であり、メキシコペソのレートが約5.7円であることを考えると、レバレッジ1倍でもスワップ収益率が10%近くと、非常に高くなっております。(スワップ1日160円というのは、スワップが高いセントラル短資FXの数値)





    これを他の通貨ペアと比べると、一番スワップが高い会社で、南アフリカランドは150円(みんなのFXの執筆時点の数値)で365日で54,750円、1南アフリカランドが5.7円なのでスワップ収益率約9%、トルコリラだと1日110円(みんなのFXの執筆時点の数値)で365日で40,150円、1トルコリラが約18円なので、スワップ収益率22%なので、スワップ収益率だけで見ているとトップではないものの、それでも十分高利回りと言える水準なのが分かると思います。





    そして、その中でメキシコペソは高金利通貨の中で比較的低リスクということが、メキシコペソが最近人気が高まっている大きな理由となります。失業率、インフレ率(名目消費者物価指数)、政府債務残高対GDP比を、比較してみると、以下のようになります。





    単位は全てパーセント
    失業率インフレ率債務残高対GDP比率
    メキシコ3.44.5554.18
    トルコ10.617.953.2
    南アフリカ27.44.551.57
    (参考)日本2.50.6236.3






    このように、あくまで参考として並べた日本の政府債務残高対GDP比率が一番悪いのはご愛嬌として(笑)、メキシコは、失業率、インフレ率、債務残高に特段の問題がなく、高金利通貨の中で比較的「優等生」と言えるのが分かります。





    そして、この「低リスク」ということは、格付け機関からも評価されており、他の高金利通貨の国よりメキシコの格付けは良いです。





    ムーディーズS&Pフィッチ
    メキシコA3BBB+BBB+
    南アBaa3BB+BB+
    トルコBa1BBBB+
    ブラジルBa2BB-BB-
    (参考)日本A1A+A






    こうした安定性から、メキシコペソは高金利は欲しい、でもそこまでリスクが高い通貨は嫌という人から人気が高まっております。





    では、本当にメキシコペソにリスクはないのか?ということや、今後メキシコペソはどうなるかを見ていきたいと思います。まずは、メキシコペソの過去の値動きと、その上下した理由を分析していきます。





    メキシコペソ過去の推移とその理由







    それでは、メキシコペソのこれまでの推移と、何故そのような動きになったのかを分析したいと思います。まず長めに10年のチャートを見てみましょう。





    【メキシコペソ円10年チャート】
    MXN chart1905_2008





    このように、メキシコペソは、


  • 2008年にリーマンショックで大きく下落

  • 2011年には円高の進行でメキシコペソ円も下落

  • 2012年末より、アベノミクスによる円安でメキシコペソ円も上昇

  • 2015年から2016年は基本的に下落基調

  • 2017年半ばまでは上昇

  • それ以降下落基調だったが、2018年6月下旬から上昇

  • 2018年10月から下落

  • その後2019年に入って上昇




  • となっております。それぞれ何があったか詳細に見て行きましょう。





    メキシコペソ、2008年のリーマンショックから2015年半ばまでの推移の理由







    まず、リーマンショックでは、ほぼ全ての通貨でリスクオフから円高が進行しましたが、メキシコペソも例外ではなく、大きく下落しました。





    その後少しずつ戻す傾向にあったのですが、円高を容認する姿勢をとっていた民主党政権下では、2011年にはドル円も80円を割って70円台の期間が長く続くなど、円高が進行し、それによって2011年にはメキシコペソ円は一段安となりました。





    その後2012年12月に自民党が政権をとり、アベノミクスによる金融緩和が行われたことで円安が進み、その中でメキシコペソ円も上昇しました。





    メキシコペソ、2015年8月から2016年にかけて下落した理由







    このように上昇基調にあったメキシコペソ円ですが、2015年8月、2016年年始に、再び大きく下落します。これは中国の上海総合指数が大きく下落したことに伴うもので、2015年8月にはそれまでずっと120円台をキープしていたドル円が120円割れを起こし、世界中の株式市場で株安が起こる等の混乱があったり、2016年始には年始早々上海総合指数が暴落し、「サーキットブレーカー(一定以上の下落が起こった時に取引を停止する仕組み)」が発動し、ここでも世界的な円高・株安が進んだことが原因でした。





    その後、上海総合指数は底を打ち、落ち着きを取り戻したのですが、2016年の間は、メキシコペソは低調な状態にありました。2016年以降のチャートを見てみましょう。





    【メキシコペソ円2016年以降チャート】
    MXN chart1905_2016week





    2016年は、アメリカで大統領選があり、そこで大統領候補であったトランプ氏(現大統領)が「不法入国」「メキシコとの国境に壁」等の発言を繰り返しており、対米関係の悪化を懸念してメキシコペソは売られ、その後、実際にトランプ大統領の就任が決定すると、メキシコペソは一時期急落しました。この時メキシコペソは、史上最安値の4.9円をつけました。





    しかし、その後は、トランプ大統領の減税や公共投資といった政策を市場が評価し、全体的に「リスクオンによる円安」となり、その結果、メキシコペソ円も上昇しました。ただし、この時は、あくまで円安によるメキシコペソ円の上昇であって、ドルストレートで見た時は、まだメキシコペソは下落基調が続いておりました。





    2017年のメキシコペソの推移の理由







    2017年に入ると、対円でも対ドルでもメキシコペソは上昇しました。





    これは、大きく2つ要因があり、一つは「メキシコ中銀の利上げ、為替介入による効果」で、もう一つが「アメリカでのトランプ大統領の影響力低下」です。





    まず前者のメキシコ中銀の利上げ、為替介入については、上でも書いたように、メキシコはこうしたメキシコペソ安に対抗するため、継続的に利上げを行い、また、為替介入も行うことで、メキシコペソの価値を保つことに成功しました。





    また、もう一つのトランプ大統領の影響力低下については、3月に医療保険制度改革(オバマケアの撤廃と新制度の導入)が否決されたことにより、トランプ政権の実行力に疑問が呈されたことや、ロシア疑惑等もあって支持率も34%まで低下したという報道もあるように、メキシコを目の敵にしていたトランプ大統領のアメリカ議会での影響力への疑問が高まり、メキシコペソは買い戻されました。




    こうしたトランプ大統領の影響力低下は、ほとんどの通貨に対して「リスクオフによる円高要素」となるのですが、それ以上に目の敵にされていたメキシコにとっては「マイナス要素の減少」という側面が強く、対ドルでも対円でもメキシコペソは上昇しておりました。




    しかし、2017年9月下旬からは、NAFTAの見直しについての不透明感から、メキシコペソは下落しました。こうした不透明感からのメキシコペソの下落傾向は、しばらく続き、2018年も「明確に下落とはいえないが、全体的に軟調」なものとなっておりました。





    メキシコペソの2018年の推移の理由







    2018年に入ってもメキシコペソは上で書いたNAFTAの不透明さ、2月以降のNYダウの下落や米中貿易対立による円高、対米強硬派のオブラドール氏が大統領選で有利などの情報から軟調な推移となっていたのですが、6月に入ると、一転上昇しました。2018年以降のチャートを見てみましょう。





    【メキシコペソ円 2018年以降チャート】
    mxn chart1905_2018





    2018年6月に上昇したのは、メキシコが利上げし、政策金利を7.5%→7.75%にしたことによる影響でした。





    また、7月には大統領選でオブラドール氏が実際に当選し、「Buy the rumor, sell the fact(噂で買って、事実で売る)」の逆の動きをしたこともあり、メキシコペソは上昇基調にあります(オブラドール氏の当選は、選挙前から確実視されていました)





    8月終わりには、メキシコとアメリカのNAFTA再交渉で2国間合意が締結されたことで、メキシコペソは上昇し、9月に入ると新興国通貨不安から一時的に下落したものの、その後トルコで利上げが行われて新興国通貨不安が後退したことから、再び上昇に戻しました。





    また、これは現時点でそこまで相場に影響を与えていないと考えられますが、アメリカとの二国間合意の中には、通貨安を目指さないという為替条項が含まれております(出典:日経新聞 9/5





    この記事にもあるように、メキシコは元々通貨安を目指さないことを国際的に約束しており、また、中銀のこれまでの行動もどちらかというと「通貨防衛」の観点が多かったことから、現時点ではそこまで影響を与えておりませんが、中長期的にはメキシコペソ安の一つの歯止め材料となる可能性があります。





    しかし、10月に入ると、メキシコペソは下落しました。これはNYダウの急落からのリスクオフでの円高と、オブラドール次期大統領が新空港建設の中止を決めたことが主な原因でした。





    まずNYダウについては、9月終わりには27,000到達が時間の問題と思われたいたのが、10月に入って急落し、一時は24,000近くまで下落しました。これによって、リスクオフの円高が進行し、メキシコペソ円についても例外ではなく、下落しました。





    もう一つの新空港の建設中止については、オブラドール次期大統領(12月から就任)は、選挙段階から「金の無駄」として反対していたのですが、10月28日に住民アンケートをとって、その反対を理由に中止を決定しました。この問題がどう深刻かというと、



  • 元々メキシコの空港の発着数は23%もキャパシティーオーバーしており、利用者の安全や航空機の安全の観点から問題視されていた

  • その問題を解決するために新空港を建設していたのが、オブラドール大統領が市民の反対を理由に中止

  • その市民の反対自体も、法的に適正な手続きではなく、中立性も疑わしい

  • 空港建設の中止自体によって、1兆円弱の損失や、4万人以上の雇用が喪失が起こる

  • 中止を表明した10月29日の1日だけで、代表的な株価指数のIPCは4%下落。通貨ペソの対ドル相場も3%下がった。



  • というような形で、決定のプロセスにも、決定されたこと自体にも疑問が残ることとなっております。





    このように、10月終わりにメキシコペソは大きく下落し、その後メキシコ中銀の利上げもあったものの、それは「下落を止める」という効果はあったものの、戻す程の力もなく、2018年の間は、メキシコペソは下も固いものの、上昇に戻っていないというもみ合い相場になっておりました。





    メキシコペソが2019年に入って上昇した理由







    メキシコペソは、2019年に入ると、上昇基調にあります。2019年以降のチャートを見てみましょう。





    【メキシコペソ 2019年以降チャート】
    MXN chart1905_2019





    これは大きく3つ理由があり、


  • アメリカが利上げを停止したことで、高金利通貨に資金が流れやすくなった

  • 2019年予算が、基礎的財政収支が対GDP比+1.0%の黒字が見込まれるなど、財政規律を重視した内容であった

  • 円安が進行していた



  • ということです。





    まず1つめのアメリカの利上げ停止は、アメリカという世界最大の経済・軍事大国が利上げをしていると、「じゃあ利回りの良い米国債やアメリカドルを買おう」ということになりやすく、アメリカの利上げは基本的に新興国通貨にとってマイナス要因となります。





    2018年の間は利上げが続いており、12月のFOMCでも2019年には2回の利上げと言われていたのですが、2019年に入ってからFRBが一転して利上げをやめたことで、アメリカから資金が出て行って、メキシコペソにもプラスに働きました。





    もう一つのメキシコの予算については、下でも書きますが、オブラドール大統領はいわゆる「ポピュリスト(人気取りの政治家)」と考えられており、財政支出を増やしてバラマキで人気取りをしようとするのではないかと市場から懸念されておりました。





    それが、2019年の予算としては、それなりに財規律を守ったものが出てきたので、その安心感からメキシコペソは買われ、上昇しました。





    最後の円安については、メキシコペソ円で見ると一貫して上昇して見えますが、実はUSD/MXNで見るとそこまで一本調子には上昇しておらず、円安による影響も大きくあることが分かります。





    【2019年のUSD/MXNチャート】
    USD MXN chart1905_2019





    このように、2018年以降の値動きには円高・円安といった要因もかなり絡んできているため、メキシコペソの強さを別の視点から見るため、USD/MXN(ドル/メキシコペソ)の2018年以降のチャートを参考に見てみましょう。





    USD/MXN(ドルメキシコペソ)の2018年、2019年の推移とその理由







    まず、USD/MXNの2018年のチャートを見てみましょう。(メキシコペソが上昇するとチャートとしては下落、逆にメキシコペソが下落すると上昇に見えます)





    【USD/MXN 2018年以降チャート】
    USD MXN chart1905_1018






    このように、ドルストレートで見ると、

  • 4月半ばまでは緩やかなメキシコペソ高ながら、そこまで大きな動きではない

  • 4月半ばから、NAFTA再交渉や、メキシコ大統領選でオブラドール氏優勢との見通しから、下落(USD/MXNチャートで見ると上昇)

  • 6月に政策金利引き上げによって、メキシコペソ高に

  • その後はレンジであったが、10月末の新空港建設中止決定で急落

  • 2018年末から2019年始にメキシコペソ高に

  • 最近は19-19.5のレンジ相場ながら、何度か19を割って下がっているように、若干の下落基調


  • となっていることが分かります。




    2019年始に下落(メキシコペソが上昇)したのは、上でも書いたようにアメリカの利上げ停止観測や、また、メキシコの予算が財政規律を重視したものであったためでした。





    しかし、2月に入ると、ペメックス社の財政悪化が懸念され、メキシコペソは下落(USD/MXNは上昇)しました。





    ぺメックスというのは、メキシコの国営石油会社で、ここが2018年の業績が約64億ドルの純損失、格付もジャンク債寸前まで落ち込んでおり、こうした財政状態の悪化が原因で、新しい油田開発ができず、生産量も減少しております。





    メキシコにとって、石油などの資源は重要であるため、メキシコ政府も当然支援を行っておりますが、格付会社のフィッチは、「年間12億~17億ドルの追加支援が必要」というように、支援が不十分だと見ており、このぺメックス問題が原因で、メキシコ国債の格下げも検討されているという状態です(実際に、最近もS&PがBBB+からBBB+ネガティブへの格下げを行いました)





    3月に入ると、オブラドール大統領の就任100日演説で、改めて大統領の人気の高さや、経済成長4%への自信を見せたことでメキシコペソは一度戻します。





    しかし、3月の下旬には、フランス、ドイツ、アメリカのPMIが悪かったことが立て続けに発表され、新興国通貨はリスクオフから大きく売られ、メキシコペソもUSD/MXNで19.5近辺まで上昇(メキシコペソは下落)しました。





    その後4月に入ると、中国経済の持ち直し、アメリカ企業の好決算等もあってリスクオフの空気は後退し、メキシコペソも上昇基調にありますが、果たして今後どうなるか・・・・というようになっております。





    以上がメキシコペソのこれまでの為替推移の分析でした。





    なお、上の分析でも使ったUSD/MXNのチャートは、サクソバンク証券のものを使っております。





    為替相場は基軸通貨であるドルをベースに取引されるので、USD/MXNは、テクニカル的には非常に重要なチャートであるのですが、FX会社で取り扱いが少なく、なかなか見ることができません。





    その中で、サクソバンク証券ではUSD/MXNだけでなく、トルコリラや南アフリカランド等も対米ドルでチャートを表示することができるので、それらのチャートを見たい場合、サクソバンク証券でも口座を持っておくことをおすすめします。





    また、サクソバンク証券については、当サイト限定キャッシュバック4,000円もあるので、口座開設は、当サイトから行うのがおすすめです。





    サクソバンク証券
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    メキシコペソ今後の為替相場の見通しを予想







    それでは、今後のメキシコペソの為替推移の見通しを予想したいと思います。





    結論から言うと、短期的には頭打ちも、中長期的には一時的に下落しても上昇と予想します。





    具体的には、為替研究所では、2019年は5.1円から6.2円、5年以内に8円超えを予想しており、私も5.6円くらいから、最悪3円くらいまでの下落も考慮に入れつつ、徐々に買いで入っていこうと思っております。





    メキシコペソの短期的な見通し予想(2019年まで)







    メキシコペソ円の短期見通しについては、さすがに今後上値が重くなり、このまま上昇を続けるとは想定しづらいと考えております。





    チャートとしては、ドルストレートで見た時に意識されやすいポイントに来ており、トレンドラインを引いてもそのあたりが堅そう(=メキシコペソにとっては上値が重そう)になっております。





    【USD/MXN日足チャート】
    USD MXN chart1905_day





    このように、日足はいわゆる「ペナント」の形になっており、水平線で見ても再び19を明確に割れるかというのがポイントですが、では、そこでさらにメキシコペソ高が進むかというと、その可能性はそこまで高くないと考えており、その理由としては、


  • メキシコの成長にはアメリカの成長が不可欠だが、アメリカの景気拡大は一旦頭打ちと予想されている

  • メキシコ自体も、上で書いたぺメックス問題で格下げリスクまで抱えている



  • といったことで、これらを考えると、今の水準から短期的に上がり続けることはあまり想定できず、いったとしても少しオーバーシュートして18.5くらいまでかなと予想し、その時ドル円を115円としても6.2円くらいと考え、上値を6.2円と予想します。





    では逆に下値としてはどこまでいくかというと、2018年のNAFTA再交渉が不透明で、オブラドール氏(当時は大統領選挙の最有力候補)が「反米の危ないポピュリスト」くらいに思われていた時期につけたUSD/MXNで21を超えることはないと予想し、その時ドルが108円として5.14円なので、おおよそ5.1円くらいと予想します。





    以上から、2019年内は5.1円から6.2円で、予想します。





    私個人としては、5.6円くらいから徐々に買いでエントリーしていき、仮に何かリーマンショック級の自体が起こって急落しても耐えられるように、最悪3円くらいまでの下落を見ながら徐々に入っていこうと思っております。





    メキシコペソの中長期的な見通し予想(5年程度)







    次に中長期的な見通し予想を行います。メキシコペソに大きな影響を与える要素として、

  • アメリカ経済の見通し

  • アメリカとの関係

  • オブラドール次期大統領の政策

  • トランプ政権の動向

  • 世界的なリスクオフの動向


  • があります。





    まずアメリカ経済の見通しについては、世界最大の経済大国としてアメリカは成長が続いているものの、2019年は鈍化するというのがコンセンサスとなっており、これまでほどの成長性はなくなると予想されます。





    ただし、アメリカ経済が鈍化することについては、市場でもある程度織り込まれており、また、アメリカ以外の中国や欧州といった方がより「危ない」状況にあることを考えると、アメリカが世界の中で相対的に強いということは変わらないと考えられ、そこまでネガティブに捉えなくて良いと思っております。





    次のアメリカとの関係については、NAFTA再交渉が無事終了し、USMCAとして貿易協定が結ばれたことから、今後オブラドール次期大統領やアメリカのトランプ大統領が余程の何かをしない限りは、そこまで大きな問題とならないと考えており、この二人の大統領は、予想外の動きをすることも多いながらも、お互いに相手国の重要性は理解していることを考えると、一時的に対立して下げることはあったとしても、そこまで致命的に関係を悪化させるような事態が発生する可能性は低いと思っております。





    トランプ大統領は2019年に入って「メキシコの壁」を蒸し返しておりますが、一番はじめに言っていたように「メキシコに費用負担させる」というようなことは言わなくなってきており、また、現実的にメキシコの壁建設というのはかなり困難と考えられ、さらにそんな中でもメキシコペソが上昇していたというように、これについてはそこまで気にしなくても良いと思います。





    次のオブラドール次期大統領の政権運営については、上でも書いたように新空港建設の中止や銀行手数料の一部廃止等、強権的かつ疑問の残る政策が出てきており、今後も動向を見る必要があります。ただし、オブラドール大統領は選挙中も「強い反米」を見せていたのが、実際に就任すると大人しくなったように、基本的に「アピール」が好きな人なので、こうした政策も単なる「アピール」なのか、「本気」なのかを見極める必要があります。





    次にトランプ大統領の動向ですが、2019年はしばらく大人しくしていたのが、最近はまた中国への圧力を強めるなど、やはり「ずっと大人しくしている」というような人ではなかったなという感じでした。





    こうした中でトランプ大統領の動きが警戒される状況が続く場合、リスクオフからメキシコペソが売られて下落する可能性があります。ただし、「対外強硬策」というのは、ずっとやり続けられるわけではなく、どこかで和解する必要があるため、中長期で見ると、余程の大ごとでもない限りは、影響が小さいと考えております。





    トランプ大統領も、株価の動向はかなり注意しており、そうした中で「緊張と緩和」を意図的に繰り返している節があるので、大きくリスクオフから株価が下げて、リスクオフからメキシコペソも下げてくるというような事態になった場合には、むしろ買いのチャンスになるのではないかと思っております。





    最後の世界的なリスクオフについては、中国経済、Brexit、世界の株安動向等、様々な「リスク」があります。





    こうしたものについては、「今後リスクはそこまで拡大しない」ということになれば新興国通貨であるメキシコペソも上昇すると考えられる一方、逆に「中国経済への悲観論が広まる」「Brexitによる実体経済面での打撃が見え始める(EU参加国での脱EU路線の強化等も含む)」「世界的な株安が起こる」等が起これば、下落するリスクもあります。





    中国経済については、経済のけん引役の不動産の上昇がバブルである可能性があり、バブルが崩壊した場合中国経済に大打撃となるというように、リスクとしてあるだろうと言えます。





    2019年に入ってからは景気刺激策を積極的に打ち出し、最近では指標も良い結果が散見されるようになり、上海総合指数も上がっておりますが、この「景気回復が本物なのか」ということについては疑問があり、例えば、Three Reasons To Question China's Blockbuster Economic Dataでは、

    「もし本当に景気が回復しているとすると、

    ・土地の売上が減少している
    ・輸入量が減少している
    ・エネルギー消費量が減少している

    ということが考えづらく、真実性に疑問がある」「ただし、こうした公式発表をした以上、金融緩和を抑える方向で政策が行われる可能性がある」(管理人の意訳)


    というように書かれており、中国経済が本当に回復したのかどうかはいまだ疑わしく、今後も見ていく必要があると思っております。





    イギリスのEU離脱については、一旦10月までの延期が決まりましたが、とはいえこれまで3年近くかけてほぼ何も決まらないまま来たのが、あと半年で解決するのか、解決するとしてどのようにするのかといったことは全く不透明なままで、リスクは依然残ります。また、最近では


  • 2回目の国民投票でEU残留になるのではないか

  • メイ首相の後釜としてボリスジョンソン氏になるのではないかという見通しから、ハードBREXITの可能性が高まった


  • という感じで、EU離脱は相変わらず混迷を極めており、今後も動向に注目する必要があります。





    NYダウからの株安傾向は、最近は安定しているものの、上でも書いたように、アメリカの経済成長の減速が予想され、最近は指標も悪いものが散見されるようになってきたことを考えると、再び下落する可能性はあると思います。





    ただし、アメリカ経済や株価は、30年スパンで見ると、ITバブル崩壊やリーマンショック等、様々なことがあっても、結局は基本的に右肩上がりであることを考えると、中長期的にはあまり心配しなくても良いと考えてます。





    以上をまとめると、


  • アメリカ経済:減速見通しはあるものの、相対的に強さは維持できると考えられる

  • アメリカとの関係:NAFTA再交渉で無事アメリカ、メキシコ、カナダでUSMCAが締結され、基本的にそこまで心配していない

  • オブラドール大統領の動向:今後も要注目

  • トランプ大統領が、対外強硬策を続けるか融和策にいくか注目が必要だが、中長期的にはそこまで大きな影響はない

  • 世界的なリスクオフ:ふたを開けてみないと分からない



  • となり、上で書いたように、不透明ながら、一時的に下落しても中長期では上昇と予想します。





    中長期ではアメリカ経済が今後もトップであり、そのアメリカと隣接しているという地理的有利さ、人口が着実に増加していくという見通しからも、仮に一時的に下落することがあったとしても、メキシコが成長することはほぼ間違いないと考えており、こうしたことからメキシコペソについても上昇を予想します。





    (参考)野村證券、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーのメキシコペソ見通し







    最後に野村証券、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーといった有識者のメキシコペソの見通しをまとめます。結論から書くと、


  • 野村証券:向こう1年間で5.2円~6.0円と予想

  • ゴールドマンサックス:2019年8月にUSD/MXNを17.75と予想(ドル円110円とすると6.2円、105円なら5.9円程度)

  • モルガンスタンレー:売り推奨



  • と、見事に見解が分かれております。





    野村証券については、野村証券マーケットアウトルック3/25で、見通しを書いており、ここでは上記の通り向こう1年間で5.2円~6.0円という予想を出しております。





    ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーについては、少し古いですが、Bloomberg 8/7の記事で記載があり、ゴールドマン・サックスは7%値上がりの後もまだ上昇余地があるとみる。モルガン・スタンレーは売りのポイントに近いとの見方だ。とあります。





    この記事はNAFTA再交渉でアメリカとメキシコが貿易協定合意前の見通しですが、両者ともにNAFTAで合意することを前提として予想しているので、今でもある程度はそれに近い予想となっていると考えられます。





    以上のように、メキシコペソについては、有識者の間でも見通しが割れております。とはいえ、メキシコペソのスワップポイントは、1日160円で、年間58,400円貰えることを考えると、2年後に1円下がっていても収支としてはプラスで、過去最安値でも今から1円下落はいかないレベルなので、下がった時にスワップポイントを貰いながら、少しずつ買っていく場合には、リスクは小さいと思います。





    そして、その後メキシコペソのレートが中長期的に上がっていけば、それまでのスワップポイント+そこでの為替差益を二重で取ることができるので、メキシコペソについては、短期的に下落する可能性があったとしても、基本的には買いが良いと思います。





    なお、メキシコペソをFXで取引する場合のおすすめのFX会社は、


  • 2-3年くらいまでの保有であれば、セントラル短資FXがおすすめ

  • それ以上の長期保有であれば、みんなのFXかLight FXがおすすめ



  • となります。





    まずセントラル短資FXについては、


  • スワップポイントがトップクラスに高い

  • スプレッドも原則固定の中で一番狭い

  • 1,000通貨取引可能なため1万円以内からの少額投資もできる



  • と三拍子そろっており、多くの人にとって、メキシコペソのトレードではセントラル短資FXがまずおすすめです。





    セントラル短資FXには当サイトからの口座開設限定のキャンペーンもあり、5月までの期間限定で、当サイトからセントラル短資FXに口座開設を行うと、当サイトオリジナルのFX投資戦略マニュアル+5,000円のキャッシュバックをもらえるキャンペーンも行っておりますので、口座開設は当サイトから行うのがおすすめです。





    このFX投資戦略マニュアルでは、「何故貯金だけだと危険なのか」ということについて、「日本が破綻するというのは、実際のところどこまで本当なのか?」ということも含めて分かりやすく解説し、その解決策として、初心者でもやりやすい、長期で堅実に投資する方法を紹介したものです。





    FXをまだやったことないという人や、初心者で、「FXで安全に長期投資ってどうやればいいんだろう?」という人、さらには「投機」ではなく「長期投資」をしたい人には、是非読んでほしい内容です。





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    一方で、長期投資で考える場合、みんなのFXやLight FXがおすすめです。




    この2社は、どちらも運営しているのがトレイダーズ証券で、スプレッド、スワップポイント、取引単位等、条件は全て同一となっておりますが、スワップポイントはセントラル短資FXと同じで160円でトップ1,000通貨取引も可能となっております。





    その一方で、スプレッドはセントラル短資FXが0.4銭に対して、みんなのFXとLight FXは1.5銭と、そこで見るとセントラル短資FXの方が優位なのですが、みんなのFXと、Light FXには、未決済のポジションのスワップポイントに課税されないという、セントラル短資FXにはないメリットがあります。





    この未決済ポジションのスワップに課税されか否かについては、未決済ポジションのスワップポイントに税金が課されるか否かは重要か?数字で検証で詳しく書いているのですが、結論を要約すると、2-3年以内ではあまり変わらないが、そこを超えて5年、10年と経つと非常に大きな差になるという感じで、長期保有を考える場合、一つ考えるべきポイントではあります。





    実際に、この未決済ポジションに課税されるか否かはかなり多くの方が気にされているようで、私の質問箱にも多く質問が来たので、そういう点を重視する場合、スワップポイントが高く、かつ決済するまで課税されないみんなのFXやLIGHT FXがおすすめです。





    なお、みんなのFXかLIGHT FXのどちらの方が良いかというと、今時点ではどちらも運営会社は同じで、スペックも全く同じなので、単純に今使っていない方の口座を、メキシコペソ長期保有専用口座にするのがおすすめです。





    長期保有のポジションは、他のポジションと同じ会社で取引をすると、何かが起こったときに一瞬下落して全部まとめてロスカットというリスクがあり、また、どの通貨で利益が出てどの通貨で損失が出ているのかの損益管理も面倒になるため、これからメキシコペソへの投資をはじめる場合、今使っていない口座をメキシコペソ専用口座にするのがおすすめで、その点同じスペックの会社が2つあるのは、大変ありがたい状況となっております。





    また、みんなのFX、Light FXの両方とも、当サイトからの申し込み限定で、通常のキャッシュバックに加えて、3,000円の特別キャッシュバックも貰うことができるので、口座開設をしたい場合、当サイトから申し込みするとお得です。





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    【関連記事】

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    アイネット証券に取材訪問!自動売買ループイフダンのおすすめ通貨や設定を質問

    2019年05月24日 16:05

    inet samune





    今回は、ループイフダンでお馴染みの、アイネット証券に取材訪問に伺ってきました。





    ループイフダンというのは、はじめに通貨ペアと売買の方向と通貨量、値幅、最大本数を設定したら後は全部自動で売買してくれるという自動売買で、取引のイメージとしては以下のような感じです。





    loop.png





    このように、「下がったら買う、上がったら売る」といった取引を、非常に簡単な設定で全自動で行ってくれるものです。





    また、ループイフダンは設定が簡単であることに加えて、手数料が無料で、スプレッドも自動売買にしてはかなり狭く、スワップポイントも高いことから、初心者からも人気の高いものです。





    このように、人気の高いループイフダンについて、アイネット証券で直接色々と教えてもらおうというのが今回の取材の趣旨で、具体的には、


  • ループイフダンは何故スプレッドやスワップの条件が良いのか

  • ループイフダンはどういう人におすすめ?

  • ループイフダンに皆どのくらいの証拠金で入れているのか?

  • 今ループイフダンで人気の高いおすすめ通貨ペア


  • 等、様々なことを聞いたうえで、さらに当サイト管理人Yukiが、「ループイフダンのここを直してほしい」という点を、直談判してきましたので、その取材記録をこれから2回に分けて書きたいと思います。





    今回は、「ループイフダンについて私が教えて頂いたこと」を書き、次回「アイネット証券にお伝えした要望と、それに対しての回答」を書いていきたいと思います。





    なお、今回質問させて頂いたループイフダンは、アイネット証券の口座を持っていれば誰でも手数料無料で使えるもので、また、当サイトから口座開設を行うと、当サイト限定で、10万円以上の入金でもれなく3,000円のQUOカードが貰えるタイアップもあるので、まだ口座を持っていない方は、この機会に是非どうぞ。(もちろん口座開設や口座維持手数料も一切無料です)





    口座開設は、



    アイネット証券
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    からできます。





    また、今回取材にお答えいただいたのは、

  • 外為為替本部で取締役の鈴木様

  • カスタマーサポート部の照沼様

  • カスタマーサポート部の配島様


  • のお三方でした。





    inet shuzai





    それでは、取材した内容を書いていきます。





  • ループイフダンの強み 何故スプレッドやスワップポイントが良いのか

  • ループイフダンはどういう人におすすめ?

  • みんなのループイフダンの必要証拠金の目安

  • ループイフダンで人気の通貨ペアや、最近の傾向






  • ループイフダンの強み 何故スプレッドやスワップポイントが良いのか







    -それでは、よろしくお願いいたします。まず、御社のループイフダンの強みについて、簡単に教えて頂けないでしょうか。





    配島様「お客様からも「アイネット証券と言えばループイフダン」と言われることもありますが、当社としても「ループイフダンでの自動売買に特化してサービスを提供する」ということにこだわっております。





    ループイフダンの強みとしては、

  • 初心者でも選ぶだけで簡単に自動売買ができて、そのロジックもシンプルに「上がったら売る、下がったら買う」というもので分かりやすいこと

  • 手数料無料で、スプレッドも自動売買の中でトップクラスであること

  • スワップポイントは、他社の裁量口座と比べてもトップレベルの水準で提供していること


  • だと思っております。」





    -なるほど。分かりやすさ、手数料やスプレッドの安さ、スワップポイントの高さの3つですね。





    配島様「そうですね。はじめの分かりやすさというのは、「初心者の方でも、自動売買は難しくない」と思ってもらえるように、「通貨ペアと売買方向・間隔、ポジション量と本数を選ぶだけ」というように、非常にシンプルな作りにしました。」





    -確かに、ループイフダンの操作は非常に簡単で、「やり方を画像付きで解説」とかしても、画像数枚で済んで助かってます(笑





    他の自動売買だと、「非常に細かくカスタマイズできるが、そうであるがゆえに逆にとっつきづらい」「複雑なロジックでエントリー・利確するがゆえに、何をしているのか分かりにくい」といったものもある中で、御社の「上がったら売る、下がったら買う」を自動で繰り返してくれるという仕組みは、「シンプルイズザベスト」という感じで、私も好きです」





    配島様「ありがとうございます(笑)。実際、当社のユーザーの方からも、「分かりやすくてありがたい」というお声は頂いており、そう思っていただけていると大変うれしく思います」





    -また、御社と言えば、スプレッドやスワップポイントの条件が非常に良いことも特徴かと思いますが、何故このように良い条件を提示できるのでしょうか?





    鈴木様「これは、当社がループイフダンに特化することで、様々な経費を抑えて、その分をスプレッドの縮小・スワップポイントを上げるといったことで、お客様に還元しようとしているためです。





    例えば、当社では、お客様からの注文を自動でカバー先に流す、いわゆる「NDD方式」を採用しており、そのため、ディーリングのコストを下げることができております。





    こうしたことによって、取引手数料は無料、スプレッドは自動売買の中では業界最狭水準を維持し、スワップポイントについては、裁量トレードのFX会社と比べてもトップクラスの水準で提供しております。





    -確かに、スワップポイントを単純に比較しても、御社のスワップポイントは多くの通貨ペアで「トップクラス」ではなく、「トップ」になってますね。




    会社名米ドル豪ドルNZドル南アフリカランドトルコリラメキシコペソ自動売買取引単位
    アイネット証券853332150115160
    みんなのFX854530150110161×
    LIGHT FX854530150110161×
    セントラル短資FX4930218075160×
    外為オンライン(くりっく365)873432137110130
    サクソバンク証券611717140115110×
    ヒロセ通商203433150113180×
    SBIFXトレード82323113092なし×1
    JFX株式会社203433150なしなし×
    GMOクリック証券【FXネオ】71313011084なし×
    インヴァスト証券7530308085なし
    FXプライムbyGMO65252015080120×
    DMM FX723027110なしなし×
    外為オンライン(店頭)6515155011560
    インヴァスト証券(シストレ24)400100なしなし
    フィリップ証券6534309090なし×


    関連記事:FXスワップポイント比較最新ランキング2019年5月(毎週更新)





    鈴木様「そうですね。実際、スワップポイントは、他社の動向も意識しながら、トップを取れるようにと頑張っております(笑)





    当社は、自動売買では「広くレンジを取って、長期で運用して頂きたい」と思っているので、そうしたトレードではスワップポイントは非常に重要になってくると考えて、高いスワップポイントを提示するということには、強いこだわりを持ってやっております。





    今後も、このように「スワップポイントがトップ」となれるように、努力していきます」





    ループイフダンはどういう人におすすめ?







    -私もトルコリラでループイフダンをやっているので、スワップポイントを維持して頂けるというのは大変ありがたいです!ちなみに、自動売買では

  • 相場をそこまで読まず、長期で広くレンジを取る

  • 相場をしっかり読んで、短期でロスカットも組み合わせながら素早く自動売買を回す


  • という2パターンの勝ち方があると思っておりますが、御社としては前者の「長期で広くレンジを取る」というのがおすすめでしょうか?





    配島様「そうですね。相場を読むのは普通の人にとってはかなり難しいと思いますし、また、相場の方向性が読めても、どこまでレンジを見て、どこで損切を入れて、どのくらいの利回りを目指すのか、というのは、ある種の職人技のようなものだと思っており、基本的には長期で広くレンジを取ってゆったりと運用して頂くのが良いと思っております。





    また、当社も手数料は無料にして、スプレッドもできるだけ狭くしておりますが、それでもどうしても裁量トレードと比べるとスプレッドは広くなってしまい、そのような中で短期で売買を繰り返すやり方だと、どうしても「スプレッド負け」する可能性も出てくるので、やはり長期運用で考えて頂いた方がいいと思います。





    そういう点で言うと、ループイフダンは、「資産運用をしたいと思っている」「でも相場にじっくり張り付いている時間はない」というような、「まじめに資産運用を考えている普通の方」にこそおすすめだと思っております。





    そういう方に使っていただきたいと考えているからこそ、初心者でも使いやすく分かりやすいシステムにして、長期運用で有利なようにスワップポイントを高くできるよう、当社としてもそこにこだわっております」





    みんなのループイフダンの必要証拠金の目安







    -ありがとうございます。ちなみに、皆さん、どのくらいの金額でループイフダンを運用されている方が多いのでしょうか・・・?





    配島様「大体20万円くらいで運用されている方が多く、平均をとってもそのくらいになるかと思います。ただ、多く運用されている方は非常に多額で、数千万円から億単位の方までいらっしゃいます」





    -数千万から億は凄いですね!ちなみに、そういう方はどういうトレードをされるのでしょうか・・・・?





    配島様「そういう方ほど、むしろ先ほど言ったような「長期で広くレンジを取って」という点に強くこだわって、維持率なども気にしながら、非常に安全運転な運用をされていますね。





    やはり当社を使っていただけるお客様だと、「レバレッジを高くかけて」というのではなく、「まじめにコツコツ、長期運用で」という方になるようで、そういう当社の特徴を気に入って多額の資金を運用してくださっているのではないかと思っております」





    -なるほど。その辺はかなり会社の個性が出ますね!





    ループイフダンで人気の通貨ペアや、最近の傾向







    ―ループイフダンを運用するコツとしては、「レンジを広くとって、長期運用で」ということだということですが、そういう点で、御社の中で人気の高い、おすすめの通貨ペアを教えて頂けないでしょうか。





    配島様「通貨ペアの人気で言うと、

  • ドル円

  • 豪ドル円

  • 豪ドル/NZドル


  • が特に人気が高く、当社としてもそれらの通貨ペアはおすすめだと思っております。





    ドル円と豪ドル円は、どちらも格付も高く、金利も高い通貨で、情報も多いので、長期運用される場合にはやはり人気で、実際にやりやすい通貨だと思います。





    また、豪ドル/NZドルは昨年11月からスタートした通貨ペアですが、非常にレンジ相場になりやすい通貨ペアということで、どんどん人気が高まってきており、当社にもお問い合わせの際等に話題に出ることも多くなってきております」





    -豪ドル/NZドル人気なんですね!個人的にも一押しの通貨ペアです(笑

    (※ 管理人は豪ドル/NZドルの自動売買で、現在ループイフダンで360万円、トライオートFXで200万円と、合計560万円運用して、その中には実績で年利40%ペースのものもあり、順調に運用出来ております。詳しくは、

    【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧





    ちなみに、ループイフダンの収益ランキングを見ると、ユーロやポンドが上の方に来ておりますが、このあたりはそこまで人気が高くないのでしょうか?





    配島様「そうですね。やはりポンドもユーロも、「どこまでレンジを見たらいいのか」というのが分かりにくい通貨ペアで、確かにうまくやれば大きく利益を出せるのだとは思いますが、そこまでおすすめできるかというと、必ずしもそうではないと思っております。





    収益ランキングは、あくまで「過去の相場からだと、このランキングになる」という参考情報であって、「だからこの通貨ペアをやるといいですよ」というものではなく、実際にユーロもポンドもあの通り利益を上げるのは、なかなか難しい通貨だと思います」





    -ありがとうございます。他に最近人気が高まっている通貨ペアはありますでしょうか?





    照沼様「カナダドルも最近人気が高まっております。





    カナダドルも豪ドルと「同じく格付けの高い先進国通貨・高金利で、資源国」ですが、豪ドルが「利下げ方向」「中国経済に不透明さがある」という一方で、カナダドルは金利見通しが上向きで、関係が深い国も中国ではなくアメリカという点で、徐々にカナダドルの人気も高まっております





    -カナダドル最近色々なところで聞きますが、御社でも人気が高まっているんですね!ちなみに、個人的には御社のトルコリラは結構気に入っているのですが、こちらの人気はいかがでしょうか・・・・?





    配島様「トルコリラは、値幅が50銭間隔と広いという点をよくご指摘を受け、そのせいか、正直そこまで人気がありません・・・・・」





    -ループイフダンの値幅間隔!!その点については、実は私も言いたいことがあります!!読者の方や知人のトレーダーの方からも要望を預かっているので、それを聞いて頂いてもいいですか!?





    配島様「お願いします(笑」





    ・・・・・というわけで、良いところですが、そろそろ長くなってきたので、今回はここまでとなります。次回は、ループイフダンのタブー(?)である、

  • 高金利通貨の値幅設定

  • 豪ドル/NZドルのマイナススワップポイント

  • 指値・逆指値や、「ここまで上がったら稼働ストップ」といった設定ができない

  • スマホアプリで直接ループイフダンの注文ができない(一回ブラウザに移る必要がある)



  • といった点について、直談判して、今後の対応予定を聞いてきたので、それについて書きます。





    実は、現時点で既に高金利通貨の値幅設定については、既に改善されることが公表されておりますが(笑)、その背景であったり、また上の中でまだ対応していなかったり、明確に公式から発表はなかった部分もあるかと思うので、その点について次回書いていきたいと思います。





    なお、今回質問させて頂いたループイフダンは、アイネット証券の口座を持っていれば誰でも手数料無料で使えるものです(もちろん、口座開設や口座維持手数料も無料です)





    また、当サイトから口座開設を行うと、当サイト限定で、10万円以上の入金でもれなく3,000円のQUOカードが貰えるタイアップもあるので、まだ口座を持っていない方は、この機会に是非どうぞ。





    口座開設は、



    アイネット証券
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    からできます。





    それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。




    【関連記事】

    【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧

    ループイフダン豪ドル/NZドルとコアレンジャー比較 | どっちがおすすめ?両方運用して比較検証

    【利回り20%】ループイフダンのトルコリラB50は儲かるか検証【設定・実績公開】





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    トルコリラ見通し予想2019年5月 | トルコリラはどこまで下がる?今後の長期見通し

    2019年05月23日 22:12

    トルコ





    トルコリラは政策金利が24%もあり、スワップポイント(FXで貰える金利相当額)が非常に高い高金利通貨としてFXでも人気の通貨です。





    このトルコリラは、2018年8月に一度異常なレベルで急落して、その後しばらくは安定していたものの、最近また下落基調にあります。





    そこで、そもそも何故トルコリラは急落したのか、何故また下がり始めたのか、ということも含めて、これまでの推移を分析した上で、トルコリラは今後どうなるか、見通しを予想したいと思います。





    結論から書くと、



  • トルコ経済のポテンシャルは非常に大きい

  • 短期的(今後1か月)には下落基調が続くと予想し、一時的に17円割れも警戒すべき

  • 今後1か月の予想レンジは16.8円~18.8円と予想し、17円を割ったら私も買いで入る予定

  • 2019年には、インフレや対外債務やエルドアン大統領の暴走等が再び意識されて、また15円台に下落する可能性が高い

  • 中長期的には、対外債務返済の山場の2019年を耐えきれば、トルコのポテンシャルや高い金利が好まれて30円くらいまでは回復する

  • ただし、相変わらず一時的な下落リスクはあるので、数か月単位のポジションでレバレッジ3倍、年単位で持ちたければ2倍以内にするべき




  • と考えております。





    そのため、トルコリラをこれからはじめるのであれば、

  • そこまで単位を大きくせず、スワップの高いところで買いポジションを持つ(レバレッジ1倍でも20%超なので、あまり欲張らないのが吉)

  • 下がるリスクを抑えたければ、両建てで為替リスクをほぼ0にして年利益率7-10%くらい狙う

  • ゆったりとした自動売買の買い(私は11.6円まで耐えられる設定で、年利益率22%程度で運用しています)


  • といったあたりがおすすめです。

    関連記事:トルコリラスワップポイント生活は可能? | 必要資金、利回り・リスク2019年(毎週更新)





    トルコリラ円は、スワップの高い会社で持っていれば1日110円、つまり年換算すると、年間4万150円(年収益率はなんと20%超!)ものスワップをもらえるため、4円くらいなら値下がりしても、スワップで持ちこたえることができます(執筆時現在トルコリラのスワップが安定して高く、おすすめのみんなのFXLIGHT FXのスワップで計算。なお、スワップが一番低いところだと1日70円)





    そのため、買いポジションを持って、スワップポイントを受け取りながら、ある程度上がったら売るというのが、基本的にはおすすめです。





    なお、トルコリラの買いでおすすめなのは、



  • トルコリラのスワップポイントが安定して高い

  • トルコリラのスプレッドも一番狭い

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  • もできるというように、取引口座として三拍子そろっていて、さらにその上、



  • 口座を持っていると、個人投資家のトルコリラの売買状況(買いと売りはどっちが多いのか、どの辺りのレートに買いがどのくらい入っているのか)を見ることができる

  • トルコリラ、南アランド、メキシコペソ、人民元の高金利通貨に特化した独占配信ニュースを見ることができる

  • 未決済ポジションのスワップポイントに対して課税されず、長期投資に向いている



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    関連記事:トルコリラスワップポイント両建てサヤ取り運用を公開!リスクも解説





    これは、トルコリラのスワップポイントが高い会社で買いポジションを持って、逆に売りのマイナススワップポイントが安い会社で同額売りポジションを持つことで、トルコリラが上がれば買いが+、売りが-になってトータルでは相殺、逆に下がれば買いが-、売りが+になってやはりトータルで相殺され、為替の変動からの影響を受けなくするという戦略です。





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  • と、なかなか悪くない戦略だと思っており、こちらもなかなか良いパフォーマンスをあげており、こちらもおすすめです。

    関連記事:【利回り20%超で11.6円まで耐えられる想定】ループイフダンのトルコリラB50は儲かるか検証【設定・実績公開】





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    このように、トルコリラには、

  • 上がると思えば買い

  • 下がるリスクを警戒しながらスワップを貰いたければ両建て

  • また乱高下して最後には戻すと思うなら自動売買


  • と、色々な手法があり、どれも利益率はかなり高めなので、興味があれば是非やってみてください。





    トルコリラの見通しの詳細を、以下の順番で書いていきたいと思います。

  • トルコリラ見通しの基礎 | トルコ経済の基本を解説

  • トルコリラという通貨の特徴

  • トルコリラに大きな影響を及ぼす、トルコ政策金利の今後の見通し予想

  • これまでのトルコリラの為替推移とその理由の分析

  • USD/TRY(米ドル/トルコリラ)の推移の分析

  • トルコリラの短期見通し予想(1か月程度)

  • トルコリラの長期見通し予想(2019年から10年後まで)

  • 有識者のトルコリラ見通し(エミンさん、野村證券、ゴールドマンサックス、大和証券)






  • Twitterでも、FXや資産運用についての有益な情報や、様々な通貨の見通し、重要イベントや経済指標の結果予想、経済政策へのコメント等をつぶやいておりますので、是非フォローしてください。







    トルコリラ見通しの基礎 | トルコ経済の基本を解説







    まずは、トルコリラが最近では急落しているとはいえ、トルコという国の経済的なポテンシャルは非常に高いということから説明したいと思います。





    トルコリラは名前の通りトルコの通貨なのですが、トルコという国は、ヨーロッパとアジアを繋ぐ位置に存在しているため歴史的にも重要な役割を持った国で、その主要都市であるイスタンブール(旧コンスタンティノープル)は歴史的には東ローマ帝国、オスマン帝国という超大国の首都でした。





    【トルコの地理的な位置】
    turkey map





    今ではトルコに対して「大国」というイメージを持つ人はあまりいないと思いますが、ヨーロッパとアジアを繋ぐ地理的重要性は現代でも変わらず、また、トルコは労働力人口も多いことから、「欧州の工場」として経済成長が続いており、これからも経済成長が期待されております。





    以下、トルコの経済成長率のチャートを示しますが、リーマンショックの影響があった2009年を除けば、常にプラス成長で、その成長幅も大きなものとなっております。





    TRK growth rate





    現在のトルコの産業構成としてはサービス業が57.7%、工業が24.1%と、サービス業(その中でも観光業に強みを持っています)や工業を中心としたいわゆる「先進国型」の経済で、主な輸出品目も自動車が一番多く、11.5%となっております。(出典:トルコ基礎データ | 外務省Jetro トルコ情報)





    また、人口が8,000万人、若年人口も非常に多く今後も伸びており、人口動態で見ても、非常に成長性のある国です。





    こうした環境の中、トルコ政府も2023年に世界10位の経済大国となることを目指しており、先ほど書いたような人口の多さ、及び、地理的にもアジアとヨーロッパをつなぐ位置にあることから、「欧州の工場」として、海外からの企業誘致を積極的に行っており、それが功を奏して、経済成長しております。(出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)





    このように、トルコはアジアとヨーロッパを繋ぐという地理的優位、増加している内需や労働力といった要因を活かして中長期的な成長が期待されている国ですが、その一方で、トルコ経済にはリスクもあります。





    まずは、これは「トルコだから」というわけではなくどこの国でもリスク要素になることですが、アメリカや中国、欧米、日本等の先進国で経済が不調になると、そうした先進国への輸出や、先進国からの外資の流入が減少し、経済に悪影響を及ぼします。





    また、それ以外にもトルコ固有のリスク要素もあり、それは

  • エルドアン大統領による独裁状態

  • トルコとアメリカ、EUとの関係悪化

  • トルコの高いインフレ率

  • トルコは直近1年間で多額の対外債務の返済が必要


  • というものがあります。それぞれ見ていきましょう。





    エルドアン大統領による独裁状態







    まず、政治体制としては、実質的にエルドアン大統領の独裁状態にあります。





    エルドアン
    (エルドアン大統領の演説中の画像。出典はラジオ「スプートニク」





    このエルドアン大統領の特徴として、

  • 外資系企業の誘致・インフラの整備に積極的

  • 対外的には超強硬派(領空侵犯してきたロシアの戦闘機を撃墜、トランプ大統領と牧師の解放をめぐって争いを続ける等)

  • 民衆からの人気は高い一方、インテリ層からは嫌われている

  • トルコ中央銀行に利下げ圧力をかける


  • といったものがあり、トルコ国内でも好き嫌いが大きく分かれ、2016年7月にはトルコでクーデター未遂事件まで起きました。





    そのため、トルコリラの為替相場としては、このエルドアン大統領の動向にも大きく左右され、実際にこれまでもエルドアン大統領の動向でトルコリラの為替レートは大きく動きました(これまでの動きや今後の見通し予想は後述します)





    トルコとアメリカ、EUとの関係悪化







    2017年10月以降、トルコはアメリカやヨーロッパとの関係悪化についても不安視されております。





    アメリカとの関係では、2017年にはトルコの間でビザの発給を相互に停止したり、2018年にもブランソン牧師というアメリカ人の牧師をトルコが拘束していることに対して、アメリカが釈放を求めて経済制裁を課すといったこともありました(ブランソン牧師は10月に釈放済みで、経済制裁も一部解除されております)





    最近も、トルコがロシアからS400というミサイル防衛システムを導入しようとしており、それについてアメリカが反発する等、対米関係については、今でも注目されている論点です。





    また、対ヨーロッパについては、欧州連合首脳会議でトルコにおける人権問題(昨年のクーデター後の反政権派の逮捕・処刑等の弾圧)からトルコへの資金援助について削減が検討されたりするなど、トルコとヨーロッパの関係も、あまり良くないものとなっております。





    トルコの経済は、欧米への輸出、観光といったものや、また、国内にもヨーロッパの会社が人件費の安いトルコで生産するための工場が多いことから、欧米との関係悪化はトルコ経済への懸念材料となります。





    トルコの高いインフレ率







    高いインフレ率については、トルコは現在高いインフレ率に悩まされており、直近では2019年4月の数値で、前年同月比19.5%上昇となっております。





    トルコのインフレ率は、7月までの数値では15%台だったのが、8月には17.9%、9月の数値で24.52%、10月に25.24%と、新興国であることを考えても非常に高い数値かつ現状右肩上がりで、11月は21.62%、12月が20.3%、1月が20.35%、2月19.67%、3月19.71%、4月19.5%と少し抑制されたものの、それでもまだ異常に高い水準であり、市場でも注目が集まっております。





    トルコは直近1年間で多額の対外債務の返済が必要







    トルコは、民間の銀行などを中心に、多額の対外債務があり、それらについて、直近1年内に20兆円、2018年の間でも3.2兆円もの対外債務を返済する必要があります。(出典:ロイター 2018/8/31





    この大部分は外貨建てであると考えられ、外貨建て債務を返すためには、外貨を用意する(=トルコリラを売って返済用の外貨を入手する)必要があるため、トルコリラは実需面からも売り圧力がかかりやすくなっております。





    また、もし返しきれなかった場合は、銀行の倒産などを通じて、トルコ経済に悪影響を与え、さらにその上でトルコへの債権を多く持つヨーロッパの国にもダメージが波及し、トルコ発の欧州金融危機リスクまでありうるという人もおります。





    以上のように、トルコ経済は長期的には成長が期待され、実際に今でも経済成長は続けておりプラス要素があるという強みがある一方で、現在では政治面での暴走リスクや欧米との関係、経済的にはインフレや対外債務の返済というリスクもあり、その結果、最近は堅調に推移しているものの、トルコリラは2018年は基本的に下落基調にありました。





    トルコリラという通貨の特徴







    トルコリラという通貨自体の特徴としては、その非常に高い金利があげられ、政策金利はなんと24%にもなっております。





    他の高金利通貨では、南アフリカランドで6.75%、NZドルで1.5%、豪ドルで1.5%であることを考えると、非常に高い水準であることがわかります。





    そのためスワップポイントも非常に高く、高いところでは1万通貨持っていれば1日110円にもなります。これはこの水準が続けば年間で4万円にも相当し、今18円程度なので、この水準が続くと、レバレッジ1倍でも収益率で換算して20%超にもなります。また、他の考え方をすると、スワップで年間4万円以上ということは、トルコリラが1年後4円下がっても収支はプラスということで、為替がよほどの落ち方をしない限り、プラス収支をとれるという魅力もあります。





    こうした点から、トルコリラは下落のリスクもあるものの、やはり買いで入ると、非常に高いスワップポイントも貰えるという魅力がある通貨です。





    なお、トルコリラの買いでおすすめなのは、



  • トルコリラのスワップポイントが安定して高い

  • トルコリラのスプレッドも一番狭い

  • 1,000通貨単位投資ができる



  • もできるというように、取引口座として三拍子そろっていて、さらにその上、



  • 口座を持っていると、個人投資家のトルコリラの売買状況(買いと売りはどっちが多いのか、どの辺りのレートに買いがどのくらい入っているのか)を見ることができる

  • トルコリラ、南アランド、メキシコペソ、人民元の高金利通貨に特化した独占配信ニュースを見ることができる

  • 未決済ポジションのスワップポイントに対して課税されず、長期投資に向いている



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    この2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





    トルコリラのような新興国通貨のポジションは、去年の8月のように一時的に急落する可能性もあり、他のポジションと同じ会社で取引をすると、何かが起こったときに一瞬下落して全部まとめてロスカットというリスクがあり、また、どの通貨で利益が出てどの通貨で損失が出ているのかの損益管理も面倒になるため、これからトルコリラへの投資をはじめる場合、今使っていない口座をトルコリラ専用口座にするのがおすすめで、その点同じスペックの会社が2つあるのは、大変ありがたい状況となっております。





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    このように、トルコリラはその金利の高さと、リスクはあっても中長期的な成長が期待できるということから、非常に人気の高い通貨となっております。





    トルコリラ見通しに大きな影響のあるトルコ政策金利の今後の見通し予想







    トルコリラは、高金利通貨としての人気が高く、また、上でも書いたようにインフレが経済にとっての大問題となっているため、政策金利についての見通しが、トルコリラの見通しに大きな影響を及ぼします。





    トルコの政策金利については、


  • 激しいインフレが起こっているため、中銀としては高金利を維持したい

  • エルドアン大統領は利上げに反対姿勢を出している



  • という状況にあります。





    本来であれば、政策金利というのは、中銀の意向によって上下するもので、大統領からは独立したものなのですが、トルコのような独裁国家の場合、大統領が反対しているとなかなか利上げは難しく、実際に2018年の7月には、市場が利上げを期待している中で据え置きとしたことで、8月のトルコリラ大暴落の原因となりました。





    しかし、その後、9月には市場予想を超える6.25%ポイントもの大幅利上げを行い、その後エルドアン大統領も「利上げには反対だが、中銀の独立性は尊重する」という発言をしたことによって、現在ではトルコの政策金利見通しは、以前と比べてポジティブなものとなっております。





    エルドアン大統領が、昨年の大統領選で苦戦が予想された背景に、「通貨安」や、それが引き起こす「インフレ」があり、8月のいわゆる「トルコリラ・ショック」は脳裏に刻まれているので、色々と口出しは続けるとは思うものの、当面は利下げについては心配しなくても良いと思っております。





    これまでのトルコリラの為替推移の分析(10年間を分析)







    では、次に、これまでトルコリラがどういう動きをしてきたのかについて、チャートも使いながら説明したいと思います。まずは、長期的な視点として、直近10年の動きを見てみましょう。





    【トルコリラ円 直近10年チャート】
    TRY chart1905_2008





    このように、トルコリラは過去10年間のチャートを見ると、全体的に下落基調にありますが、何故下落したのか(あるいはたまに上昇していたのか)について、それぞれ細かく見ていきたいと思います。





    2008年から2014年までのトルコリラの推移の理由







    まず、2008年に起こったリーマンショックでは、ほとんどの通貨がリスクオフから円高になりましたが、トルコリラも例外ではなく、2008年後半から2009年にかけて大きく下落しました。また、その後も2010年には欧州債務危機が起こり、ヨーロッパとの経済的なつながりの強いトルコリラは、さらに下落することとなりました。





    2012年末には日本で自民党が与党となり、「アベノミクス」で金融緩和が行われる中、為替相場は全体的に円安(=外貨が高くなる)となり、トルコリラも2013年半ばまでは上昇基調にありました。





    しかし、2013年に入ると、5月のトルコ国内での自爆テロ、6月の10万人以上の参加者が出た反政府デモとそれに対してのトルコ政府の強制排除、さらには2013年末にエルドアン大統領の親族による贈収賄疑惑等の治安・政治面での不安定さが嫌われ、全体的に為替は円安になる中でも、トルコリラは上昇しませんでした。





    2015年にトルコリラが下落した理由







    2015年1月には、トルコの予想外の利下げによって、トルコリラは下落します。この利下げについては、エルドアン大統領が中央銀行に利下げ圧力をかけたための利下げとも言われ、これも広い意味では「トルコの政治面への不安」による下落と言うことができます。





    その後は、2015年7月から下落し、9月から11月の終わりまで戻すも、2015年11月後半から再び下落します。





    2015年7月から下落した理由は、中国経済への懸念の高まりと、トルコの政治に対しての不透明性の高まりが原因でした。





    中国経済という点では、中国の株価である上海総合指数は、2015年6月から下落基調でありました。世界最大の消費国である中国経済が悪化すると、世界的にリスクオフが起こり、円のような安全資産は買われ、トルコリラのような「ハイリスク・ハイリターン」な通貨は売られることとなります。





    また、トルコ国内の事情としては、6月に実施した総選挙の結果、今の与党であるAKPの議席が過半数割れを起こし、再選挙が行われることになり、政治的に混乱が起こっていたというように、リスクオフの動きがある中で、さらにトルコ国内のごたごたもあり、トルコリラは下落することとなりました。





    その後、中国株価については、9月に底打ちして戻す様子を見せ、また、総選挙についても、11月1日に再選挙が行われ、与党が単独過半数の議席を無事獲得したこともあり、2015年の9月から11月終わりくらいまでは底打ちしたような動きを見せておりました。





    しかし、11月後半から再び下落します。これは、トルコの治安悪化を懸念したものでした。





    トルコはイスラム国の活動領域(シリアやイラク)と近接しており、イスラム国についての情勢が悪化したことで、トルコリラは売られました。しかも12月にはそれに加えさらに、ロシアの戦闘機がトルコ領以内に入ったことから撃墜され、ロシアとの関係が一時大きく悪化したということもありました(ロシアの主張としては領域外であるというもので、最終的にはトルコ側が謝罪することで解決しました)





    2016年にトルコリラが下落した理由







    2016年1月に入るとさらにトルコリラは大きく下落し、年始には41.2円前後であった水準が、一時38円前後と、3円近く下落しました。2016年以降のチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円チャート 2016年以降】
    TRY chart1905_2016





    これは、年始から上海総合指数が大幅に下落したこと、および、「トルコで景気回復のために利下げをするのではないか」という観測が流れたことが原因です。





    まず上海総合指数については、年始にいきなり上海総合指数が3,539から3,296まで大幅に下落(6.8%の下落。中国株全体では7%超の下落によって、サーキットブレーカー(一定以上下落した時に売買が停止する制度)が発動しました)というように、大波乱の幕開けとなりました。





    また、エルドアン大統領が景気高揚のために利下げを中銀に要求したことも、その前年の2015年年始にトルコが利下げをしていたことから、「トルコが再び利下げを行うのではないか」という観測につながり、それも原因として一段と安値を付けました。





    しかし、1/19発表の政策金利で、金利の据え置きが決定され、さらにその声明の中で「インフレの抑制が重要であり、そのために慎重に金融政策を行っていく」ということで、利下げどころかむしろ利上げを示唆(インフレを抑制するためには利上げを行うのが金融の世界では定石であるため)し、そのことによって、1月20日を底に、トルコリラは若干戻す動きを見せました。





    さらに、1/29には、日銀がマイナス金利導入も含むさらなる金融緩和を行うことを決定したことにより、円安が進み(マイナス金利ということは、原理原則論としては円を買えば利息がもらえるどころかむしろ払わなければならず、そのため円売りが進みます)、それも追い風となってトルコリラは40円台を回復しました。ただし、マイナス金利の効果については、一時的なものにすぎず、結局元の水準に戻ってしまいました。





    その後、しばらくはレンジ相場だったのですが、5/5にトルコの首相のダウトオール首相が辞任したことで、トルコリラは大きく下落しました。何故この人が辞任するとトルコリラが下落するかというと、この辞任劇が、エルドアン大統領からの辞任圧力に負けてのもので、エルドアン大統領の権力拡大を市場が嫌ったためです。





    エルドアン大統領が大統領権限のさらなる強化をもくろんでいたところ、それをとめていたのがダウトオール首相だったのですが、その人が結局政治圧力に負けて辞任したことにより、エルドアン大統領の権限がさらに強化され、最終的にはトルコの金利引き下げにつながるのではないか・・・・・ということになり、トルコリラは売られました。





    なお、後任はユルドゥルム首相(最近イスタンブール市長選でも話題になったあの人)でしたが、この人は完全にエルドアン大統領派の人間で、「大統領権限を強化するための憲法改正」を主張し、必要とあれば議会解散からの総選挙も辞さない、という人で、実際に2016年12月に憲法改正が国会に提案され、2017年1月には承認されました。





    こうした中、トルコリラについては警戒感からあまり手が出されず、動きが小さかったのですが、6/24にはイギリスのEU離脱の国民投票で離脱派勝利による全面的な円高(リスクオフ)、その後、ポンドやユーロを除いた通貨については、ある程度元の水準に戻ったのですが、トルコリラについては、7/15に起きたクーデター未遂事件によって、再び大きく下落し、こうした政治的混乱の影響もあって、下落基調が続きました。





    11月にはアメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利したことによるリスクオフの円買いで、選挙当日の11月9日(日本時間)では下落しましたが、ご存知のようにその下落はすぐに戻しました。ただ、為替では円安傾向がどの通貨に対しても続く中、トルコリラについてはほぼ横ばいというように、トルコについては、政治の不透明さから上昇基調とまでは言えない状態が続きました。





    2017年にトルコリラが下落した理由







    そのような中、2017年年始に大きく下落しました。これは、政治の不透明さやエルドアン大統領の利下げ圧力、中東情勢の不安といったものに加え、トルコの経常赤字が大きくなるのではないか、との懸念によるものでした。





    その後もトルコについては、テロが断続的に発生する治安情勢や、政治的不透明性の高さから下落し、4月18日には29.5円と当時の史上最安値を付けました(なお現在この史上最安値はとっくに更新されております)。





    このような中で、トルコ中銀が通貨防衛を目的に流動性引き締め措置を取ったことや、また、政治的にも改憲案が成立し、エルドアン大統領の権限が強化されたことで、「良くも悪くも不透明性が減少した」ということで、しばらく下げ止まりました。





    しかし、10月から再び下落基調になりました。トルコリラは10/9に一時的に急落し、その後戻したものの、23日以降再び下落し、11/3にも大きく下落しました。これは、


  • アメリカとの関係悪化

  • ヨーロッパとの関係悪化

  • トルコの高いインフレ率が嫌われた



  • という3つの要因があります。





    まず10/9の一時的急落については、トルコとアメリカで互いにビザの発給を停止し、関係が悪化したことが原因でした。これについては、簡単に整理すると



  • トルコが米総領事館の職員(トルコにいるトルコ人)をクーデターに関与した容疑で逮捕

  • アメリカ大使館がそれに反発してトルコ国民へのビザ発給を停止

  • トルコがそれへの対抗策でアメリカ国民へのビザ発給を停止



  • ということでしたが、その後アメリカとのビザの問題については、徐々に解決していく見通しとなり為替は元に戻す動きを見せました(実際にその後12/29にはビザ発給が正常化しました)





    しかし、次はヨーロッパとの関係が悪化し、EU首脳会議でドイツのメルケル首相が「トルコの人権問題は受け入れがたい」「資金援助の削減を強く求める」と発言し、削減の検討が決定されました。なお、トルコの人権問題というのは、昨年のクーデター後トルコでは非常事態宣言が発令され、クーデターとの関連ということで反エルドアン派に対して逮捕・処刑等の弾圧が行われていることです。





    それに加え、トルコのインフレ率が予想+11.50% であったのが結果+11.90%、さらにトルコ中銀も年末のインフレ率の見通8.7%から9.8%に引き上げたこと等もあり、トルコリラはさらに下落します。(2019年3月現在もっと悪化しておりますが、それは後述)





    その後、12月に入ると、格下げ濃厚とみられていたS&Pの格付けが据え置きとなったことや、アメリカとのビザ発給が再開される等の好材料もあり、トルコリラは12月に動きを見せました。





    2018年にトルコリラが急落した理由







    2018年に入っても、9月までは下落基調が続き、特に8月には暴落と言っていいレベルの下落も経験しました。2018年に入ってからのチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円 2018年以降のチャート】
    TRY chart1905_2018





    これだけ見ると、単純にトルコリラ円が下落しているだけに見えるのですが、実際は2月までと3月以降で原因は異なり、

  • 2月までは、円高が原因

  • 3月に入ってからは、トルコリラ安が原因

  • 5月にはトルコリラ安が大きく進行したが、貸出金利、政策金利を相次いで引き上げたことで少し戻した

  • その後エルドアン大統領が再任され、最安値水準を何度も更新

  • 9月以降はトルコリラが盛り返している

  • 2019年には一瞬急落してすぐ戻した


  • となっております。





    まず、2月まで何故円高が進んでいたかと言うと、NYダウの急落から、株式市場が全体的に下落しており、リスクオフの空気が高まっていることが原因でした。その一方でトルコリラ自体は、そこまで悪くなく、ドル/トルコリラで見ると堅調に推移しており、単純に円高が原因で下げておりました。





    しかし、3月に入ると、ムーディーズが高インフレや経常赤字を懸念して格下げを行ったことや、経常赤字額が市場予想より悪化していたことを嫌って、トルコリラが下落し、それ以降は基本的にはトルコリラは下落基調にありました。





    5月に入ると、

  • エルドアン大統領が中央銀行に利下げ圧力をかけはじめた→トルコリラ安要因

  • アメリカがイラン核合意から離脱等、中東情勢が怪しくなる→トルコリラ安要因

  • 格付け会社のフィッチがエルドアン大統領の中銀への介入に苦言を呈す→トルコリラ安要因

  • 5月にトルコ中銀が貸出金利、政策金利と相次いで利上げし、トルコリラは上昇→トルコリラ高要因

  • 6月7日に政策金利を17.75%までさらに引き上げた→トルコリラ高要因


  • と一進一退の様相を呈しておりました。





    とはいえ、市場はさらなる利上げを求めていることや、また、6月24日にトルコ総選挙を控えていることから、「上昇トレンド」にはいたりませんでした。





    そして、その後総選挙でエルドアン大統領が勝利したことによって、一時的にトルコリラ高になったものの、エルドアン大統領の利下げ発言を受けて下落し、その中で注目されていたエルドアン大統領再任後初の政策金利発表では、市場予想が1.0%ポイントの利上げであったのに対し、結果は据え置きとなり、そこで失望売りも起こりました。





    こうした背景の中、8月に入ると、これまでに見たことないレベルでの急落が起こります。





    8月2日には、ブランソン牧師の解放を求めるアメリカからの経済制裁(これについて詳しくは後述)によって、トルコリラはこれまでぎりぎりで耐えていたUSD/TRY5.0、TRY/JPY22の壁を突破し、その後も下落基調が続き、8/10にはTRY/JPYが20円から一気に16円台まで急落、8/13にもUSD/TRYが一時7.1を超え、TRY/JPY15円台前半をつけるなど、暴落と言ってもよいレベルの落ち方をしました。





    8/10と13の下落については、これまでのトルコリラの暴落を受けて、9月に予定されていた中長期経済計画発表を、8/10にわざわざ前倒しをして、エルドアン大統領とアルバイラク財務相が演説したにも関わらず、そこで利上げや為替介入等の通貨防衛策について一切言及がないまま、トルコ国民に対して「外貨建て資産を売ってトルコリラを買いなさい」というだけという、想像を超えた無策さによって、市場が失望売りしたことと、そのタイミングを狙って、トランプ大統領がトルコへの鉄鋼とアルミニウムの輸入関税引き上げを発表したことが原因でした。





    その後は定期的にブランソン牧師の解放見通しが出たり、また、トルコで外貨預金の税率を引き上げ、トルコリラ建て預金の税率を引き下げ等もあって、トルコリラは一進一退を繰り返す状態となりました。





    そんな中で、9/13にトルコ中銀の政策金利発表があったのですが、そこで17.75%→24%と大幅に利上げ(市場予想はバラバラだったものの、中央値は21-22%程度)したこともあって、トルコリラは大きく上昇し、トルコリラ円では20円、USD/TRYは逆に6.0を目指す動きとなりました。





    10月に入ると、ブランソン牧師の釈放が決定されたこと、さらには原油価格が下落したことによって、トルコリラは一時22円をつけるなど、かなり堅調な動きとなりました。





    原油価格については、トルコにとって原油高というのは、

  • 輸入物価を押し上げ、インフレの要因となる

  • 原油のほぼすべてを輸入に頼っているため、貿易赤字の原因ともなり、経常赤字にもつながる


  • と、二重の意味で痛いことなのですが、最近はこの原油価格の下落に伴って、トルコリラは上昇しております。これについては、実際にチャートを見てもらうと分かりやすいので、以下ご覧ください。





    【原油価格 VS トルコリラ円】
    TRY vs oil1905






    このような背景もあって、トルコショックから2018年末までの間は、トルコリラは比較的堅調に推移しました。





    2019年にトルコリラが急落した理由







    2019年に入ると、トルコリラは年始にいきなり下落し、その後戻すも、3月から再び下落トレンドに入っております。2019年以降のチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円 日足 2019年以降】
    TRY chart1905_2019





    2019年1月3日に急激に下げているのは、「フラッシュクラッシュ」「アップルショック」ともいわれる相場の大暴落があり、その時にトルコリラも大きく下げたことが原因です。





    これは、

  • アップルが業績を大幅に下方修正

  • その後のNY時間と東京時間の間で、さらに東京勢も新年休みであったため、流動性が非常に低い時に、投機筋が売り仕掛け

  • 投機筋の売りによって相場が急落し、それにAIの追撃売りや、ロスカットの売りも巻き込んで、売りが売りを呼ぶ大暴落


  • というもので、相場のオーバーシュート(行き過ぎ)が如実に表れたものでした。





    その後何事もなかったかのように元の水準に戻しましたが、3月22日に再び急落しました。





    これは、様々な要因が重なり合ったもので、



  • トルコのエルドアン大統領がアメリカのトランプ大統領を非難し、対米関係悪化が懸念された

  • 17時半発表のドイツPMIが非常に悪い結果で、欧州との関係も深いトルコリラがさらに売られた

  • 22 時45分発表のアメリカのPMIが悪く、さらに3か月ものと10年物の金利差が逆転(3か月の方が高くなりました)という、いわゆる「逆イールド」が発生したことにより、リスクオフの空気が強まり、円高、株安、新興国通貨安

  • 23時45分ごろに、トルコの外貨準備高が予想外に下落した」ということが嫌われて下落して、そのタイミングで投資家のロスカットが引っ掛かって、売りが売りを呼んだ



  • ということがありました。

    関連記事:トルコリラが2019年3月22日に急落した理由は?暴落の原因と対策を解説





    その後、一時21円台まで戻すも、やはり下落圧力が強く、さらに最近では、

  • イスタンブール市長選で、エルドアン大統領も所属するAKPのユルドゥム候補(上で書いたイエスマンの元首相)が負けたことを受けて再選挙を要求し、再選挙実施が決まった

  • ロシアからS400ミサイル防衛システムの購入をめぐって、アメリカから経済制裁を受ける可能性が高まっている


  • といったこともあり、今のところまだ大崩れはしていないものの、上値は非常に重く、また、いつ大崩れしてもおかしくないような状態が続いております。





    以上がトルコリラ円のこれまでの推移と、その理由の分析でした。





    このように、クロス円で見ても大体の要因は把握できるのですが、ドル以外の通貨の場合、為替の世界では基本的に基軸通貨であるドルストレート(対ドル)で考えるもので、節目等はドルストレートで見た方がより分かりやすいこともあるので、次にドルストレート(ドル/トルコリラ)の分析をしたいと思います。





    USD/TRY(米ドル/トルコリラ)チャートの分析







    トルコリラ円というのは、為替市場では「USD/TRY」と「USD/JPY」を合成した合成通貨ペアであり、テクニカル分析的には、「TRY/JPY」で見るより、「USD/TRY」を見た方が意味があると言われております。また、2018年に入ってから2月までのトルコリラ円の下落は、トルコリラが原因と言うより、円高が原因なのですが、それについてもUSD/TRYのチャートを見てもらった方が分かりやすいので、USD/TRYについても、簡単に分析したいと思います。まず、2016年以降のチャートを見てみましょう。





    【USD/TRY 2016年以降のチャート】
    USD TRY chart1905_2016






    このように、


  • 2016年は、トルコの不透明さ(エルドアン大統領の権限強化、クーデター等)や、米ドル上昇もあってUSD/TRYは上昇(トルコリラは下落)

  • 2017年始は上昇するも、2月から9月まではUSD/TRYは下落(トルコリラが上昇)

  • 2017年10月に急上昇(トルコリラが下落)

  • 2017年11月から2018年2月までは下落基調(トルコリラは上昇)

  • 3月に4.00を超えると、そこからは一方的に上昇基調(トルコリラは下落)し、一時7.1超えも

  • 9月以降は利上げ、ブランソン牧師の釈放、原油価格下落などもあって、5.2付近まで下落(トルコリラは上昇)

  • 2019年1月のフラッシュクラッシュで一瞬急落するもすぐ戻す

  • 最近また上昇傾向(トルコリラは下落)



  • となっております。ちなみに、先ほどから何故7.1という中途半端な数値を出しているかというと、ゴールドマンサックスが、USD/TRYが7.1を超えるとトルコの銀行に大打撃を及ぼすという予想を出しており、市場もそれに注目しているからです(ロイター 8/8)





    2018年に入ってからのUSD/TRYのチャートをより細かく見てみましょう。





    【USD/TRY 2018年以降のチャート】
    USD TRY chart1905_2018






    このように、2018年以降では、2月まではトルコリラが悪いというより、円高ゆえのトルコリラ円の下落であったのが、3月に入ってからトルコリラが下落し、8月にピークを迎え、しばらくトルコリラは上昇基調であったものの、最近また下落基調であるということが、ドルストレートで見ても分かります。





    ドルストレートで見た時の節目は、トルコショックの時に目前までつけた7.5、トルコショック時にもみ合いがあった6.5あたりが有力で、逆に下値としては5.0をや売れるかどうかがポイントということが分かります。





    以上がUSD/TRYの分析でした。なお、上のUSD/TRYのチャートや、原油価格との比較チャートは、サクソバンク証券のものを使っております。





    USD/TRYは、上で書いたようにテクニカル的には一番重要なチャートであるのですが、FX会社で取り扱いが少なく、なかなか見ることのできる機会がありません。





    その中で、サクソバンク証券は、スワップポイントが一番高いだけでなく、USD/TRYのチャートを見ることができて、さらには南アフリカランドやメキシコペソ等も対米ドルでチャートを表示することができるので、それらのチャートを見たい場合、サクソバンク証券で口座を持っておくことをおすすめします。





    また、サクソバンク証券については、当サイト限定キャッシュバック3,000円ももらえるので、口座開設は、当サイトから行うのがおすすめです。





    口座開設は、


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    トルコリラの短期見通し予想(2019年6月まで)







    それでは、今後トルコリラの為替の見通しがどうなるか、予想したいと思います。





    結論から書くと、


  • 短期的(今後1か月)には下落基調が続くと予想し、一時的に17円割れも警戒すべき

  • 今後1か月の予想レンジは16.8円~18.8円と予想

  • 2019年には、インフレや対外債務やエルドアン大統領の暴走等が再び意識されて、また15円台に下落する可能性が高い

  • ある程度長いスパンで考えると、ドル/トルコリラ10の節目の10~11円くらいも想定した方が良い

  • 中長期的(3-5年程度)にはエルドアン大統領の独裁体制が解消(政権交代や、IMFの介入による強制的な失脚、そこに至るまでのエルドアン大統領の「改心」等を想定)し、周辺国との問題やインフレ問題などにきちんと手を付けられるようになれば、トルコのポテンシャルを考えると伸びる



  • と考えております。





    その根拠を書いていきます。





    トルコリラの現在の為替相場は、基本的に下落トレンドであり、特に21日移動平均線がレジスタンスラインとして機能しております。





    【トルコリラ円日足チャート】
    TRY chart1905_day0523





    トルコの状況は、上で書いたように「S400をめぐっての対米関係」「イスタンブール市長選の再選」と目下2つの問題があり、この内たとえS400購入を断念してアメリカからの制裁がなくなったとしても、イスタンブール市長選の結果が出るまで不安材料が大きいため、基本的には上値が重い展開が続くと考えております。(なお再選挙は6/23で、今のところAKP勝利が予想されております)





    また、みんなのFXや外為ドットコムの出しているオーダーやポジションの状況を見ても、

  • 日本人の玉はほとんどは買いで入っている(みんなのFXでも外為ドットコムでも買いが91%)

  • 18円台前半での買いポジションが多く、今は含み損も抱えて、政治情勢からも不安が強まっていると考えられる

  • 外為ドットコムのオーダー情報によると、17円台でのロスカット注文がかなり多い

  • 一方で、下値で買おうと狙っている人も多くいそうで、特に17円を割ると、割安感からの買いが入りやすいと考えられる



  • ということから、下値としては17円を割ってロスカットが巻き込まれて、そこから反発という展開を予想し16.8円、上値としては、レジスタンスラインを一時的に上抜くとしても19円にたどり着く前に売りの圧力が大きくなると予想し、18.8円と考えます。





    【参考 外為ドットコムのオープンオーダー】
    TRY position gaitame





    上値について少し補足すると、トルコリラの場合、ただでさえ高金利な上に、下がると中銀が一時的にオーバーナイト金利引き締めとかをしてくることもあって、ショートはそこまで入りづらく、ショートがロスカットされてあげられていく展開はそこまで考えづらいため、素直に19円の手前で落ちてくるかなと思っております。





    トルコリラの長期見通しと投資の考え方







    2019年以降のトルコリラの見通しについては、どこかのタイミングでまた大きく下落する時があると予想しております。





    その理由としては、トルコのインフレはすぐ解決するような問題ではなく、また、対外債務の返済による実需も2019年にむしろ返済が本格化すること、さらにはエルドアン大統領も定期的に暴走を繰り返すことを考えると、今後どこかのタイミングでまた下落すると考えております。





    下落の想定としては、2段階あり、



  • 8月の猫も杓子もとにかくトルコリラ売り、というパニックに近い状態でも、7.0を少し超えたあたりで止まったことや、今のところUSD/TRYは年始の4.0→5.0ちょっとくらいになりそうであり、それでも過去10年以上で最大の上がり幅であることを考えると、7.0を超えて上昇するとは考えづらく、その際ドル円が105円だとしても15円なので、15円が第一段階

  • ドル/トルコリラがさらに上がり(トルコリラが下がり、次の大台である10を意識した10-11円が第二段階



  • と考えております(逆にそこを超えて下がる場合は、本気でデフォルトやデノミといったリスクが意識されている状態だと思ってます)





    そのため、トルコリラの買いを持つ場合、少し余裕をもって、11円くらいまでは耐えられるような水準で持つ必要があると考えており、そうなると、レバレッジ3倍(今の水準では約13.8円でロスカット)では少し高すぎで、2倍(今の水準で約10.3円でロスカット)以内に収めておきたいと考えております。(両建ての場合、買いにも売りにも指値・逆指値を入れるのであれば、レバレッジ3倍くらいでも問題ないと考えております)





    トルコリラ為替の長期見通し予想(10年後まで)







    これまでの直近の10年間での為替推移が動いた理由と同様、今後も注目ポイントは、やはり「中国経済」「トルコのインフレ率」「トルコと欧米の関係」「エルドアン大統領の暴走リスク」「世界的なリスクオフ(NYダウの動向や、Brexitの影響やトランプ大統領の行動もここに含む)」「日本の緩和が続くか」の5点が主な要因となると考えられます。





    まず、中国経済については、経済のけん引役の不動産の上昇がバブルである可能性があり、バブルが崩壊した場合中国経済に大打撃となるというように、リスクとしてあるだろうと言えます。





    2019年に入ってからは景気刺激策を積極的に打ち出し、最近では指標も良い結果が散見されるようになり、上海総合指数も上がっておりますが、この「景気回復が本物なのか」ということについては疑問があり、例えば、Three Reasons To Question China's Blockbuster Economic Dataでは、

    「もし本当に景気が回復しているとすると、

    ・土地の売上が減少している
    ・輸入量が減少している
    ・エネルギー消費量が減少している

    ということが考えづらく、真実性に疑問がある」「ただし、こうした公式発表をした以上、金融緩和を抑える方向で政策が行われる可能性がある」(管理人の意訳)


    というように書かれており、中国経済が本当に回復したのかどうかはいまだ疑わしく、今後も見ていく必要があると思っております。





    次のトルコのインフレ率については、収まるのは当分先と考えられ、今後も注目の必要があります





    直近発表のトルコの消費者物価指数は、ついに政策金利を超えた19%台と少し収まっておりますが、それでもまだまだ高い水準であり、今後どうなるか注目が必要です。





    そして、このインフレについては、引き締めをしても2019年末くらいまでは続くと考えられます。

    関連記事:【トルコリラ暴落要因】トルコのインフレ悪化の原因と、今後の見通し





    トルコと欧米の関係という点について、まずアメリカとの関係については、上でも書いたように、今はS400を巡って緊張が高まっており、また、仮にそれが穏便に解決したとしても、エルドアン大統領は基本的に喧嘩っぱやく(アメリカ以外にも、2015年にはロシアの戦闘機を撃墜してプーチン大統領と非難合戦をしていたことも)、中長期的に見るとまた問題が再燃するリスクはあります。





    またドイツをはじめとしたヨーロッパとの関係については、今後も関係が悪化する場合、トルコの経済がヨーロッパとの関係によって成り立つ部分が多い(例えば輸出の最大の相手先はドイツ)ことから、トルコリラにとっても下落要因となります。





    とはいえ、ヨーロッパの国にとっても、債権を多額に保有しているトルコがデフォルトなどを起こすと、一気に債務危機などが広がりかねない状態にあり、また、アジアとの物理的な接点にあるトルコで混乱が起これば、難民の大量流入などの問題も起こりかねないので、下落局面からさらに「とどめを刺す」ようなことはしないと考えられます。





    実際に、ドイツのメルケル首相も、昨年のトルコショックの時には、「支持を表明する」としたことからも、これは調子がいい時に下落する材料にはなっても、下落相場でとどめとなるような性質のものではないと考えております。





    エルドアン大統領の暴走リスクは、正直これは「常にある」としか言いようがなく、また、何をするかも読めない人なので、常に意識しておく必要があります(一時的に大人しくなっても、忘れたころにまた変なことを言い出すタイプの人です・・・・)





    世界的なリスクオフについては、これは「世界的な株安」、「イギリスのEU離脱の影響がどう波及していくか」など、正直「起こってみないとわからない」ものであり何とも言えませんが、ただ、最近の世界情勢の不安定さを考えると、こうしたリスクによって急落するリスクに備える必要はあると考えられます。





    まず2018年に何度もあった、NYダウ安からはじまった世界的な株安状況については、まだ注意が必要で、今後また株価が急落するようであれば、市況全体がリスクオフに傾き、トルコリラも売られることになると考えられます。





    ただし、NYダウは数十年単位で見るとほぼ右肩上がりであり、一時的に調整することがあっても、長期的に低迷する可能性は低いと考えられ、長期見通しではあまり気にしなくてよいと思います。





    イギリスのEU離脱については、一旦10月までの延期が決まりましたが、とはいえこれまで3年近くかけてほぼ何も決まらないまま来たのが、あと半年で解決するのか、解決するとしてどのようにするのかといったことは全く不透明なままで、リスクは依然残ります。また、最近では


  • 2回目の国民投票でEU残留になるのではないか

  • メイ首相の後釜としてボリスジョンソン氏になるのではないかという見通しから、ハードBREXITの可能性が高まった


  • という感じで、EU離脱は相変わらず混迷を極めており、今後も動向に注目する必要があります。





    最後の日本の緩和動向については、現在も緩和の継続が明言され、今も緩和傾向が続いていることを考えると、しばらくは警戒する必要がないと思いますが、数年後にインフレが高まってきた時には、注意する必要が出てきます。





    以上のように、トルコリラについては、今はいつ急落してもおかしくない状況ではあるものの、そんな中でインフレの改善、他国との関係改善等が地道に続けば、中長期的にはトルコの高いポテンシャルへの期待から、30円を超えて戻すと予想しております。





    また、仮に10円まで下がっても、現在の18円からでは8円、スワップで2年ちょっとで利益が出るレベルであり、かつ、中長期的にはトルコ自体の持つ人口の多さや、中東と欧州をつなぐ位置にあるという地政学的な重要性があり、経済成長も続いているのは間違いないため、中長期的な成長は期待出来て、そうした意味で、短いスパンで売るか、中長期保有目的で買いを入れる、もしくは取引単位を大きくせず、安くなった時に買う、というナンピン戦略がおすすめとなります。





    トルコリラ円は、スワップの高い会社で持っていれば1日110円、つまり年換算すると、年間4万円(年収益率はなんと20%超!)ものスワップをもらえるため、4円くらいなら値下がりしても、スワップで持ちこたえることができます。





    そのため、買いポジションを持って、スワップポイントを受け取りながら、ある程度上がったら売るというのが、基本的にはおすすめです。





    なお、トルコリラの買いでおすすめなのは、



  • トルコリラのスワップポイントが安定して高い

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  • 口座を持っていると、個人投資家のトルコリラの売買状況(買いと売りはどっちが多いのか、どの辺りのレートに買いがどのくらい入っているのか)を見ることができる

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  • 未決済ポジションのスワップポイントに対して課税されず、長期投資に向いている




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    トルコリラのような新興国通貨のポジションは、去年の8月のように一時的に急落する可能性もあり、他のポジションと同じ会社で取引をすると、何かが起こったときに一瞬下落して全部まとめてロスカットというリスクがあり、また、どの通貨で利益が出てどの通貨で損失が出ているのかの損益管理も面倒になるため、これからトルコリラへの投資をはじめる場合、今使っていない口座をトルコリラ専用口座にするのがおすすめで、その点同じスペックの会社が2つあるのは、大変ありがたい状況となっております。





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    有識者のトルコリラ見通し(野村證券、ゴールドマンサックス、大和投資信託、エミンさん)






    上に書いたのが管理人のトルコリラ見通しですが、有識者の意見もまとめましたので、それも見てみましょう。




    ざっくりとまとめると、



  • トルコリラはイスタンブール市長選までは下値余地は限定的:エミンさん

  • トルコリラはイスタンブール市長選までは上値も下値も限定的:大和投資信託

  • トルコリラ経済は市場予想よりも悪化するリスクがある:ゴールドマンサックス

  • トルコリラは懸念材料が多い:野村證券



  • というように、有識者の間でもトルコリラの見通しは割れております。





    エミンさん:トルコリラはイスタンブール市長選までは下値余地は限定的







    エミンさんは、Zai FXで毎週トルコリラのコラムを連載されておりますが、その中で、イスタンブールの市長選まで下値余地は限定的という予想をされてます。




    当局は、頻繁な売買を規制することによって為替レートを安定させようとしています。




    これらの政策は、短期的にトルコリラを安定させる効果があると思います。少なくとも6月23日(日)に行われるイスタンブール市長再選挙までトルコリラが大幅に下落するリスクは少ないと考えます。



    しかし長期的には、国民に、政府がそのうち資本規制をするのではないかとの懸念を与える可能性があります。



    トルコ国民の外貨預金は、今年(2019年)に入ってから200億ドル増加し、1800億ドルに達しました。国民は、外貨の資本規制や引き出し規制が行われるのでは?と心配になると、これらの外貨預金を銀行から引き出し、タンス預金にしてしまいます。



    また、外国為替取引への税率が、今後、もっと引き上げられた場合に、取引そのものがシステムから消えて、ブラックマーケットに移行する可能性があります。

    出典:エミン・ユルマズ トルコの消費マインドが大幅悪化…。11年ぶりに復活した「外貨購入税」とは?





    トルコリラは下落に要警戒:大和投資信託







    大和投資信託のトルコリラの見通しとしては、上値も下値も限定的としております。





    中央銀行の準備金活用案は取り下げられたとの報道が出ましたが、イスタンブール市長の再選挙が予定されている6月23日まで政治的不透明感から、トルコ・リラが積極的に買われる環境にはないと考えます。一方、トルコ当局の各種引き締め策によりトルコ・リラ売りのコストも高まっていることから、下落リスクも限定的と考えられます。


    出典:大和投資信託 トルコの金融市場動向 5/21





    トルコリラは下落見通し:ゴールドマンサックス







    一方で、トルコリラの見通しをネガティブに予想している有識者としては、投資銀行のゴールドマンサックスがあります。ゴールドマンサックスでは、2019年8月末のトルコリラのレートをUSD/TRYで7.5と予想しており、これはドル円を110円とすると、トルコリラ円のレートとしては14.6円程度となります。





    米ゴールドマン・サックスは直近のリポートで、リラの安定には「大幅な利上げと包括的な財政計画、米国との緊張緩和が必要だ」と指摘。為替スワップ制限や、カタールが支援を表明した1兆6千億円規模の対トルコ直接投資の効果は疑問だとした。1年後のリラ相場の予想を従来の1ドル=5.5リラから7.5リラへ大幅に切り下げた。

    出典:日経新聞8/24




    ただし、これについてはいわゆるトルコショック直後の8月の見通しです。





    最近の報道では、3/22の一時的な中銀の引き締めや、外貨準備高の減少に対してネガティブに評価して、GDPのマイナス成長が、市場予想の-2.5%よりさらに大きなものとなるリスクがあると警告しております。

    出典:INTELINEWS 4/2(英語)





    トルコリラは下落に警戒が必要:野村證券







    野村證券は、4/15更新時点では、向こう1年間で17.9円~20.9円という予想を出しておりましたが、最新の見通しでは価格の予想がなくなっておりました。以下のような文章であったため、基本的には下落方向で見ているものと思われます。






    トルコリラが長期的な下落基調にある背景として、高インフレと短期対外債務の増加など経済ファンダメンタルズ(基礎的条件)の悪化が挙げられます。リラ下落に伴う物価高や大幅利上げの影響により、野村證券では2019年にトルコは景気後退に陥ると予想しています。



    4月10日に政府は新たな経済計画を発表し、国営銀行への資本注入や食料インフレの抑制策を打ち出しました。今後、政府による追加的な支出が財政規律を歪めるリスクや、トルコ金融当局がリラ買いなど市場介入を続けることはリラ相場にとり、懸念材料となります。



    対外政策面においては、トルコはNATO(北大西洋条約機構)の加盟国であるにもかかわらず、仮想敵国のロシアから最新鋭地対空ミサイルシステムを導入する計画であり、その場合、米国がトルコに対して制裁を発動することが最大のリスクと考えられます。

    出典:野村證券マーケットアウトルック





    このように、トルコリラの見通しについては、短期的には下値を限定的に見る動きもありながら、やはりどちらかというと、下落方向に予想する人が多いようです。





    そのため、トルコリラに投資する場合、買いにしても売りにしても、常に逆に動く可能性は考えて、ロスカットの設定や、余裕を持ったレバレッジでの運用が重要です(逆に、多少ギャンブル要素があっても大きく利益を出したいなら、ロスカット覚悟のうえでハイレバ取引という考え方もありますが、個人的にはあまりおすすめしません)





    なお、トルコリラの買いでおすすめなのは、



  • トルコリラのスワップポイントが安定して高い

  • トルコリラのスプレッドも一番狭い

  • 1,000通貨単位投資ができる



  • もできるというように、取引口座として三拍子そろっていて、さらにその上、



  • 口座を持っていると、個人投資家のトルコリラの売買状況(買いと売りはどっちが多いのか、どの辺りのレートに買いがどのくらい入っているのか)を見ることができる

  • トルコリラ、南アランド、メキシコペソ、人民元の高金利通貨に特化した独占配信ニュースを見ることができる

  • 未決済ポジションのスワップポイントに対して課税されず、長期投資に向いている



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    豪ドル円今後の見通し2019年5月 | 短期・長期(10年後)の最新予想とその理由

    2019年05月22日 18:05

    豪ドル円今後の見通し





    今回は、先進国トップレベルの金利がありながら、経済成長が続き、かつ、財務的にも安定していることから、FXでも長期投資派から人気の高い豪ドル(オーストラリアドル)について、今後の見通しを予想し、その上で豪ドルをトレードする場合のおすすめの戦略について解説します。(2019年5月更新!)





    豪ドルは、

  • レバレッジ3倍で、スワップポイント年利回り6%以上にもなる高金利

  • オーストラリアは27年連続で経済成長を遂げており、この27年間の間にはITバブル崩壊、リーマンショック、チャイナショックなども含まれている

  • 公的債務残高が低く、国債の信用格付けも最高ランク


  • というように、長期投資に向いている通貨である一方で、現在は下落基調にあるので、今後どこまで下げる可能性があるのか、将来的に値上がりが期待できるのか?といった観点から、この記事を読んでもらえればと思います。





    では、豪ドル円の見通しがどうかというと、結論から書くと、




  • 短期的(1か月程度)にはかなり難しい局面で、ここからもう一段下げるか(72円程度)、ここで底を打つか不透明だが、80円超えに戻す展開は想像しづらく、ショートの方がやりやすそう

  • 2019年の予想は71-82円を想定し、戻り売り推奨

  • 長期的には緩やかながら堅実な成長、高い財政規律等からいずれ上がると考えられ、今は割安水準でもあるのでゆっくりとした買い下がりを推奨(今すぐ全力で買うのではなく、70円割れ水準まで断続的に少しずつ買っていくイメージ)




  • と考えております。





    短期的には、6月の利下げの可能性が極めて高く、また米中対立も再燃しており、世界経済も停滞見通しもあることから、基本的には今後よほどの好材料が出てこない限りは、戻り売りが良いと考えております。





    ただし、豪ドルはドルストレートで見た時に現在0.69割れの水準ですが、これは2016年のチャイナショック時の安値にかなり近い水準であり、ここからさらに下がるかどうかというと、なかなか判断が難しいところで、今売るとツッコミ売りになってしまうリスクもあることから、個人的には少なくとも0.705くらいまで戻してから売りたいと考えております。





    一方で、豪ドルを長期で見た場合には、見通しが悪化したとはいえ経済成長も2.5%は予想され、公的債務残高も小さく安定性があること、資源国で高金利通貨でもあり、このままどこまでも落ちていくとは考えづらく、どこかのタイミングで反発するとは考えており、長期では買いで良いと思います。





    そのため、豪ドルへの投資をする場合、以下のような取引が良いと考えております。



  • 豪ドルを買うなら、70円割れまで前提にして、豪ドル円をレバレッジ3倍以内でゆっくりと買い下がる

  • 売りで考えるなら、売りでもスワップが貰えてチャートも読みやすい豪ドル/ドルで戻り売りを狙う

  • 豪ドルが上がっても下がっても同じように上げ下げすると考えられるNZドルも絡ませた、豪ドル/NZドルでトレードする←個人的には一番おすすめで、私も560万円運用しており、利回り40%超の実績の戦略もあります




  • そして、それぞれの手法でおすすめの会社は、以下の通りです。







    トレイダーズ証券[みんなのFX]

    豪ドル円の買い、豪ドル/ドルの売りのどちらでもおすすめ!

  • 豪ドル円のスプレッドが0.4銭原則固定と業界最狭
  • 豪ドル円のスワップポイントも業界最高
  • 1,000通貨単位で取引可能
  • 豪ドル/ドルの売りで貰えるスワップも業界最高
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  • トレイダーズ証券【LIGHT FX】

    みんなのFXと合わせて持っておきたい口座

  • スプレッド、スワップはみんなのFXと同じ
  • つまりスプレッド、スワップともに業界最高
  • 1,000通貨単位で取引可能
  • 当サイトからの申込限定で3,000円特別キャッシュバック
  • アイネット証券

    豪ドル/NZドルの自動売買でおすすめ

  • 管理人も300万円公開運用
  • 利回り40%以上の戦略もあり
  • 自動売買手数料無料
  • 豪ドル/NZドルのスプレッドが自動売買の中で最狭
  • 1,000通貨単位でも手数料なしで自動売買可能
  • 当サイト限定で3,000円分QUOカードがもらえる!






  • 豪ドル円の買い、豪ドル/ドルの売りは、どちらもみんなのFXとLIGHT FXがおすすめなのですが、この2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





    そのため、このどちらで取引しても大丈夫ですが、この2社は豪ドル以外でも、ドル円、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド等、様々な通貨でスワップが最高、かつ、スプレッドも最狭という会社で、また後でも書くように豪ドル/ドルを売る場合でも一番おすすめの会社なので、両方とも持っておいて、状況次第で使い分けるというのがおすすめです。





    口座開設や口座維持手数料は一切無料で、口座登録自体も5分から10分程度でできて、また、みんなのFX、Light FXの両方とも、当サイトからの申し込み限定で、通常のキャッシュバックに加えて、3,000円の特別キャッシュバックも貰うことができるので、まだ持っていない場合は、是非この機会にどうぞ。





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    次に個人的には一番おすすめで、私も560万円を投資して、利回りが高いものでは40%超えの戦略もある豪ドル/NZドルのトレードについては、アイネット証券のループイフダンがおすすめです。(私の公開運用のポジションや、その設定根拠、実績などは、

    【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧

    をご覧ください)





    アイネット証券のループイフダン口座も、口座開設や維持手数料は一切無料で、また、当サイトから口座開設を行うと、当サイト限定で、10万円以上の入金でもれなく3,000円のQUOカードが貰えるタイアップもあるので、口座開設は当サイトからがおすすめです。





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    以下の順番で豪ドルの見通しを説明していきます。

  • オーストラリア経済の基本

  • 豪ドルという通貨の特徴

  • 豪ドルに関係が深いRBA政策金利の見通し ロウ総裁発言で2019年6月利下げの可能性浮上

  • これまでの豪ドル円の為替推移の分析

  • 豪ドル/USドル(AUD/USD)の為替推移の分析

  • 豪ドル為替の今後の見通し予想

  • (参考)野村証券、みずほ証券、大和証券の豪ドル見通しレポート一覧






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    オーストラリア経済の基本







    豪ドルはオーストラリアの通貨であり、その為替相場の見通しには、オーストラリア経済が今後どうなるか、ということも影響してくるため、まずは簡単にオーストラリア経済の基本について説明します。





    オーストラリア経済は、先進国でありながら、継続的に経済成長していて、財政リスクが低い(公的債務比率が低い)という特徴があります。





    まず、オーストラリアの一人当たりGDPは、日本より高い51,8501ドル(日本は38,917ドル)と、非常に豊かな国です。





    国内の産業構造としてはサービス産業等の第三次産業が70.9%、工業等の第二次産業が26.9%、農業等の第一次産業が2.2%というように、典型的な先進国型の経済となっております(出典:外務省 オーストラリア連邦基礎データ





    国外への輸出としては、鉄鉱石(16.3%)、石炭(12.8%)、教育関連旅行サービス(6.6%)の順番であり、基本的に資源と旅行サービスを輸出することに強みを持った国といえます。輸出の相手先としては、上位3か国が中国28.3%、日本11.7%、米国6.3%というように、特に中国との結びつきが強くなっております。





    また、主要な輸出品である資源についても、中国が世界一の資源消費国であるため、資源価格は中国経済の影響を大きく受けることとなり、このように様々な面からオーストラリアは中国経済の影響を受けやすくなっております





    ただ、中国経済の影響を受けるとはいえ、2015年の8月や2016年はじめに中国株価の暴落(いわゆるチャイナショック)が起こった時にもオーストラリア経済は安定して成長を続け、1991-1992年にかけての成長から27年連続で経済成長が続いております。





    この27年連続経済成長というのは、経済成長期間の長さとして、世界最長記録を現在進行形で更新しております、今後も2-3%で成長していく見通しとなっており、最近も経済成長の見通しが引き下げられたとはいえ、それでも2.5%と予想されております。(出典:IMF World Economic Outlook Database)





    この27年間には、アメリカのITバブル崩壊、リーマンショック、欧州債務危機、中国株価大幅下落も当然含まれていおり、その中でもずっと経済成長を続けられているということで、オーストラリア経済がいかに強いかがよくわかります。





    このように経済成長を続けているオーストラリア経済ですが、そういう成長を遂げている国にとっては珍しく、公的債務の残高が世界的に見ても非常に低いレベルであり、通貨危機のリスクが極めて低いという特徴もあります。





    政府純債務残高対GDP比は19%程度と、世界的に見ても非常に低い水準であり、その結果として、ムーディーズ、S&P、フィッチという代表的な格付け会社三社の評価すべてでAAAとされており、財政面での健全性については、世界的にも強い信頼があります。





    以上、まとめると、オーストラリア経済は、最近では中国経済や資源価格の低下の影響を受けつつも、それでも安定して成長しており、かつ、財務的にも非常に安定しているということができます。





    豪ドルという通貨の特徴







    豪ドルという通貨を語る上で欠かせないのが、まず、何より先進国の中でもトップクラスの金利があげられます。





    オーストラリアの政策金利は2019年5月現在1.5%で、例えば日本は0.1%、イギリスも0.75%、EUにいたっては0.0%というように、金利が引き下げられたとはいえ、先進国の中ではかなり高い水準にあります。





    この高金利の旨味というのはFXでもスワップポイントを通じて得ることができて、スワップポイントの高い会社では1万通貨買いで1日45円、年換算すると16,425円になります。今豪ドルは76円くらいなので、レバレッジ3倍で運用するとスワップだけで収益率6.5%に相当し、もしレバレッジ5倍で運用していればスワップだけで収益率11.5%にもなります。(スワップポイントは、FX会社の中で一番豪ドルのスワップが高いみんなのFXLIGHT FXの1日当たりのスワップで計算)




    日本はマイナス金利で10年もの国債の利回りも0%前後であることを考えると、こうした高金利はかなり魅力的と言えます。





    もちろん、豪ドルより高い金利の通貨もありますが、そうした通貨は、米ドルやNZドル円を除けば今後どうなるか読みづらい新興国であったり、財政リスクが高いなど、いわゆる「ハイリスクハイリターン」な通貨であり、それに対して豪ドルは、オーストラリア自体が安定して成長を続けている先進国で、かつ、債務残高も低く財政リスクも極めて低いというように、「ローリスクミドルリターン」な通貨というのが特徴と言えます(NZドル円は、ニュージーランドの経済状態がオーストラリアとかなり似ていることもあり、通貨としても豪ドルとかなり似たような動きをします)





    豪ドルに関係が深いRBA政策金利の見通し ロウ総裁発言で2019年6月利下げの可能性浮上







    オーストラリアの金融政策(政策金利をどうするかということを含む)はインフレターゲットを採用しております。インフレターゲットというのは、消費者物価上昇率等のインフレ率の指標について、マイルドなインフレ率を目標値を決めて、その目標値に入るように金融政策を決めるもので、日本でも採用されております。





    インフレターゲットでは、今のインフレ率が目標より低ければ利下げ、逆にインフレ率が目標より高ければ利上げをすることが基本となり、オーストラリアの目標インフレ率は2~3%となっておりますが、2016年まではインフレ目標である2~3%のレンジより低いインフレ率であったため、利下げ方向で金融政策が行われておりました。





    何故インフレ率が低いと利下げをするかというと、非常に簡単に説明すると、インフレ率が低いというのは、物が売れにくくなって値段が下がるということで、それを直すためには、政策金利の引き下げ(=銀行への貸付金利の低下)によって、銀行が金を借りやすくなる→企業や消費者が銀行から金を借りやすくなる→金が市中に回って使われるようになる→物が売れてインフレ率が上がるというようなロジックです。





    このように、インフレ率が目標値より低いことから最近までは豪ドルは利下げのトレンドにありました。





    この利下げのトレンドについては、インフレ率について、2017年4-6月が同1.9%増、7-9月期が1.8%増、10-12月期が1.9%増、2018年1-3月期が1.9%増、4-6月が2.1%、7-9月が1.9%、10-12月が1.8%と、目標である年率2-3%のレンジを概ね達成していること、及び、RBAも今後しばらくの据え置きを示唆していたことから、2018年までは「しばらく据え置き」というのがコンセンサスでした。





    しかし、2019年2月に入ると、2/6にRBAのロウ総裁が、これまでは「次のアクションは利上げになるだろう」と言っていたのが、「次のアクションは利上げの可能性も利下げの可能性もどちらもある」というように、利下げについて含みを持たせ、さらに2/8に発表されたRBA四半期金融報告では、2019年6月までの経済成長見通しを従来の3.25%→2.5%に、インフレの見通しを2%→1.25%と大幅に引き下げたことで、そのムードは変わりました。





    実際に4月に発表された豪の2019年1-3月の消費者物価指数は1.3%と非常に低く、5月にも利下げするのではないかという予想が高まり、5月のRBAの政策金利発表前の市場予想は、「利下げ」が「据え置き」を若干上回る状態となっておりました。





    そんな中で迎えた5月のRBA政策金利は、市場の予想に反して据え置きとなり、そこで豪ドルは上げましたが、それでも年内利下げの可能性は高いという市場の見通しは変わらず、また、5/21のロウ総裁の発言でも「6月の利下げを検討」というものもあり、おそらく6月には利下げが行われるであろうというのが現在の市場の大方の予想となっており、年内にさらなる利下げもあるのではないかという見通しまで出ております。





    以上のように、金利の見通しについては、短期的にはかなりネガティブなものとなっております。





    ただし、長期的なスパンで見ると、オーストラリアの今の政策金利は史上最低レベルであり、安定して経済成長を続けていれば、いずれは「いつ利上げするか」ということが注目されるようになり、利上げトレンドに戻した場合、豪ドル円も大きく上昇することが期待されます。(通貨は、金利据え置きや利下げトレンドから利上げトレンドに変わった時に、大きく、かつ長い上昇トレンドに入りやすいです)





    そのため、豪ドルに投資する場合は、短期的なスワップポイント狙いというよりは、安いうちに仕込んでおいて、しばらくはスワップポイントを貰ってゆっくり待ちながら(利下げされて下がる可能性はあっても、マイナスになるとは考えづらい)、中長期での利上げトレンドに転じたときの為替差益を狙うというのが良いと思います。





    これまでの豪ドルの為替推移の分析







    では、これまでの豪ドルの推移を分析し、何故動いたのか、ということから見ていきましょう。まずは、長めに、直近10年ちょっとのチャートを見てみましょう。





    【豪ドル円 過去10年超 月足チャート】
    AUD chart1905_10year





    このように、豪ドルの過去10年間の推移としては、

  • 2008年のリーマンショック後急落

  • その後戻すも、2015年7月、8月に下落

  • 2015年9-12月終わりまでは戻す基調であったものの、2015年年末から2016年年始にかけて下落

  • その後はレンジであったものの2016年4、5月にふたたび下落

  • 2016年10月以降は上昇トレンド

  • 2018年以降は下落基調


  • となっております。





    まず、2008年には、リーマンショックにより、豪ドルは大きく下落しました。





    リーマンショックではほぼ全ての通貨で円高に振れているのですが、豪ドルは、「公的債務残高が少ない」「高金利」ということから、リーマンショック前は特に人気の強い通貨ペアだったのですが、2008年10月に政策金利を7%から6%と一気に1%ポイント引き下げ、その後の利下げも示唆したことから、それまでの人気の反動もあって豪ドルは大きく下落し、一時期100円超であったのが50円台と、なんと4割超も下落しました。(一般的に利上げにしても利下げにしても0.25%ポイントずつ行うのがほとんどで、1%ポイントと言うのは異例の下落幅です)





    しかし、その後は豪ドルの財務の安定性、経済成長、先進国の中での相対的な高金利といったことから、豪ドルは徐々に買い戻され、一時的に上下することはあれど、2015年7月くらいまでは全体としては上昇トレンドにありました。





    豪ドル円が2015年7月、8月に下落した理由







    2015年7月、8月に下落した理由としては、中国の株価の下落によるものです。皆さんの中にも「いきなりドル円が120円を切った」「日経平均が2万円を割り、1日で895円安になった」ということを覚えている人もいるかもしれませんが、特に8/24に、中国株が大きく下落し、それが世界的な株安、新興国通貨安に繋がりました。





    このように、中国経済の減速傾向により、豪ドルは7月から8月にかけて大きく下げることになります。





    豪ドル円が2015年9月以降回復基調にあった理由







    7月、8月に豪ドルが下がった理由が中国経済の停滞観測であったように、9月以降に回復する理由も、また中国経済への観測の変化によるものでした。





    9月以降は、中国経済が底を打ち、安定的に推移するとの見通しから、豪ドルも買い戻され、徐々に回復傾向を見せておりました。上海総合指数も安定的に推移していたことが見えると思いますが、このように、中国経済への見通しは、豪ドルに大きな影響を与えます。





    豪ドル円が2015年末から2016年年初にかけて下落した理由







    豪ドルは2015年末から2016年年初にかけて下落しました。2016年以降のチャートを見てみましょう。





    【豪ドル円 週足チャート 2016年以降】
    AUD chart1905_2016





    まず2015年末から2016年始にかけて下落した理由は、2015年末については世界的なリスクオフ、2016年年始については、リスクオフに加え、中国株価への懸念が再び出たことでした。





    2015年のリスクオフというのは、原油価格が大きく下落したことや、ロシアとトルコの関係悪化、イスラム国の活動に対してロシアが核ミサイルの使用を示唆する発言をする等、世界的にリスクオフの動きが大きく広がったことです。





    このあたりでは、豪ドルだけではなく、ほとんどすべての通貨で円高に振れました。





    また、2016年1月に入ってからは、上海総合指数の大きな下落(年始早々連日サーキットブレイカーの発動したことはなんとなく記憶にあるかと思います)や、イランとサウジアラビアの国交断絶とそれに伴う中東情勢への懸念の高まりといったリスクオフの動きにより、やはり円が強くなって下落し、4月末から5月にかけて、もう一段階下落しました。





    豪ドル円が2016年4月末から5月にかけての下落した理由







    4月末まではレンジ相場でいったり来たりを繰り返していたのですが、4月末から5月にかけて大きく下落しました。





    これについては、まず4月末の下落については、単なるレンジの中の値動きで、その下限に行っていただけにすぎなかったのですが、5月3日にRBA(オーストラリア準備銀行)が0.25%ポイントの金利引き下げを発表したこと、及び、5月6日には、中国経済への懸念から、インフレ目標を2-3%から1-2%に引き下げることを発表するなどもあり、レンジの下限であった81円を破り下落しました。





    とはいえ、その一方で、住宅建設許可件数(住宅需要の動向が分かる指標)、貿易収支、小売売上高等の指標は市場予想よりも良い等、オーストラリアの実体経済面の強さもあり、下値も78円でとまり、こうした実体経済の強さと、金融政策の動向が拮抗した結果、5月以降は78円から80円の間で、小幅なレンジ相場となっておりました。





    豪ドル円が2016年6月末に大きく落ちて、その後戻した理由







    2016年6月末には大きく下落しました。これはご存じのように、日本時間で6/24にイギリスのEU離脱の国民投票の結果、まさかの離脱派勝利によるもので、このときには全面的に円高になりました。





    しかし、その後実体経済への影響は今のところ大きく見られず、また、7月10日にあった日本の参院選の結果、自民党が圧勝したことで今後も引き続きアベノミクス(追加緩和等)がより力強く継続されるという見通しから、ポンドやユーロ以外の通貨については、元の水準に戻りました。





    ただ、その一方で、この自民党勝利による円安傾向は長続きせず、徐々に円高に戻してきたことに加え、豪ドルについては8月に利下げをするのではないかという観測が強まり、実際に8月2日に利下げを実施したことにより、明確に上昇基調を取ることもなく、結果レンジ相場となりました。





    豪ドル円2016年10月から12月の推移とその理由







    10月から11月上旬にかけて若干の上昇基調を見せ、一度大きく下落して、その後節目の80円を上抜けしまし、2017年中ごろまでは上昇基調になっておりました。





    これについては、10月の上昇と、11月~12月半ばまでの上昇で若干理由が異なるので、分けて説明します。





    まず、10月には、アメリカの大統領選挙において、クリントン優勢と伝えられ、これによって全体的に円安トレンド(=豪ドル円については豪ドル高)になっておりました。





    これは、トランプ氏というのが政治経験が全くなく、様々な問題発言もあったトランプの大統領就任はマーケットでリスク要因と認識され、トランプ氏有利ならリスクオフの円高、クリントン氏有利ならリスクオンの円安、というような動きになるためです。





    そんな中、日本時間で11月9日、市場の事前予想に反し、アメリカの大統領選挙でトランプ氏が大統領に選ばれました。





    これに対しての市場の反応は、はじめは上で書いたように「定石通り」一時的に大きく下落しましたが、その後トランプ氏もしばらくは「おとなしく」していたことや、保守的な政策よりも財政支出や減税等の「ドルを強くする」政策が強調されたこともあり、米ドルが強くなり、逆に「安全資産」である円は売られ、対円ではほとんどの通貨が上昇することとなり、豪ドルも例外ではなく12月半ばまで上昇トレンドとなりました。





    2016年12月以降は、その時その時で見るといくつかの材料によって動いておりますが、全体としての動きは小さく、緩やかな上昇の中で、レンジの値動きをするような形となりました。





    豪ドル円2017年の推移とその理由







    3月の終わりからの下落の理由は、トランプ大統領の医療保険制度改革(オバマケアの撤廃と新制度の導入)が否決されたことにより、トランプ政権の実行力に疑問が呈され、上で書いたのと逆のロジックでドル安・円高が進んだことによるものです。また、4月に入ると北朝鮮問題が大きくクローズアップされるなど、世界的にリスクオフの動きを見せ、そのことが為替相場にも影響を与えました。





    しかし、6月に入ると、オーストラリアの小売り、雇用統計等の指標が好調で、7月に入るとRBAが議事録でも「ポジティブ」という表現を多用する等、オーストラリア経済については、かなり良い状態にあることが分かり、それによって上昇しました。





    また、このように好調になってくると、今度は逆に「景気の過熱」、特にその中でも住宅市場に資金が集まりすぎてバブルが発生することを防ぐことから、「利上げ」の可能性も一部で指摘され始め、たとえば6月にはRBAの元理事であるジョン・エドワーズ氏が「18年と19年に0.25ポイントの利上げが計8回行われる明確な可能性があるように私には思われる」とコメントする等もありました。





    8月に入ると、上昇材料についてもある程度織り込まれ、また北朝鮮情勢やインフレ率、資源価格等、その時の材料を拾って上下するも、全体としてトレンドになるほどの材料もなく、レンジが続きました。





    豪ドル円2018年の推移とその理由







    2018年に入ると下落基調に入り、それが今も続いております。2018年以降のチャートを見てみましょう。





    【豪ドル円 日足チャート 2018年以降】
    AUD chart1905_2018






    このように、豪ドル円は2018年に入って下落しましたが、これは大きく


  • 3月までは円高トレンドであった

  • 豪ドルも米ドルとの金利差の逆転したことで米ドルに資金が流れている

  • 米中貿易問題もあって中国経済への見通しが悪化している



  • という、3つの要因があります。





    2018年に入ると、1月は大きな材料がない中で、日銀の金融緩和終了という噂が出たこともあり、若干円高基調となりました。





    2月になると、NYダウの急落があり、為替相場は全体的にリスクオフの円高となりました。これについては、簡単に言うと、「NYダウが高くなりすぎていたことにより、その調整の下落」であり、ダウが大きく下落したことで市場は動揺し、全体的にリスクオフの円高になりました。





    ただし、こうした円高トレンドも、4月以降は市場もそうしたリスクオフ要因にも徐々に慣れはじめ、アメリカ経済の好調さや長期金利が高く推移していることから、米ドル円については少しずつ円安トレンドとなっておりますが、豪ドル円は、基本的にはレンジ相場というように、上げ切らない状態になっておりました。





    8月に入ると、トルコリラの暴落で全体的にリスクオフ相場になったことによる円高に加えて、オーストラリアのターンブル首相への退陣要求で政情が混乱する等で下落したことも嫌われて下落しました。





    政情の混乱については、結局ターンブル首相が退陣し、モリソン新首相が誕生したことで一度落ち着きを取り戻しましたが、9月に入ると政策金利のところでも書いた、「大手銀行による住宅ローン金利の引き上げ」によるオーストラリア経済へのマイナスの影響が懸念されて下落し、その後リスクオンによる円安もあって82.5円まで戻したものの、南シナ海で米中の駆逐艦が衝突の危機に陥る等で、米中対立が意識されて、豪ドルはまた下落しました。





    10月は、NYダウが27,000近い水準だったのが一時24,100まで落ちるというように、米国株が再び下落し、それによるリスクオフで若干下落基調となりました。





    しかし、10月終わりから11月頭にかけては、米国株も戻してきたことや、トランプ大統領が中国との貿易協議に向けて合意草案の作成を指示といった報道もあって、米中対立緩和期待から豪ドルは上昇し、米中首脳会談で追加関税の一時見送りが決定されると、一時的に84円まで上昇しました。





    しかし、それも利確売りや、ファーウェイCFO逮捕、NYダウ安等によって戻し、さらに12/19のFOMCでアメリカが「2019年に2回、2020年に1回の利上げ」というように、「市場が思っていたよりも利上げをちゃんとする見通し」が示されたことで、世界的に株安となり、その影響もあって豪ドルも77円台まで下落しました。





    2019年1月のフラッシュクラッシュ、2月のロウ総裁発言での急落






    豪ドルは、2019年に入って、さらに下落します。2019年以降のチャートを見てみましょう。





    【豪ドル円 2019年以降 日足】
    AUD chart1905_2019





    2019年に入ると、まず1月3日に、「フラッシュクラッシュ」「アップルショック」ともいわれる相場の大暴落があり、豪ドル円も大きく下げて、FX会社によっては、一時70円割れをしました。





    これは、

  • アップルが業績を大幅に下方修正

  • その後のNY時間と東京時間の間で、さらに東京勢も新年休みであったため、流動性が非常に低い時に、投機筋が売り仕掛け

  • 投機筋の売りによって相場が急落し、それにAIの追撃売りや、ロスカットの売りも巻き込んで、売りが売りを呼ぶ大暴落


  • というもので、相場のオーバーシュート(行き過ぎ)が如実に表れたものでした。





    その後元の水準にすぐ戻して、さらに1月中は緩やかに上昇基調であったものの、2019年2月6日にロウ総裁が「利上げの可能性も利下げの可能性もどちらもある」と発言したことで利下げの可能性が市場で意識され、豪ドル円は大きく下落し、さらに2月8日にもRBAの四半期金融報告で、経済成長見通しとインフレ見通しが大幅に引き下げられたことでさらに下落しました。





    しかし、その後は米中の対立緩和見通しや、また3月の中国PMIが良かったことから中国の景気回復見通しが出たことによって、豪ドルは徐々に戻していき、4月には一時80円超えもありました。





    2019年4月から5月にかけて豪ドルが下落した理由






    しかし、4月16日のRBA議事録公開で、「インフレや失業率によっては利下げが適切」「インフレを鑑みると、目先の利上げの可能性は低い」といった内容が嫌われて豪ドルは再び下落し、さらには4月24日にはオーストラリアの消費者物価指数(インフレ率)が1.3%と、非常に弱い結果であったことから、5月にも利下げがあるのではないかという見通しが強まり、豪ドルは下落しました。




    その後5月に入ると、


  • これまで順調アピールされていた米中通商協議について、トランプ大統領が突然ちゃぶ台返しをして、関税の引き上げを行った

  • 5月は市場予想に反してRBA政策金利は据え置きであったが、年内の利下げの可能性がいまだに根強い

  • ファーウェイへの制裁発動や、Google等もファーウェイとの取引停止といった米中対立の激化が嫌われた

  • 5/21のロウ総裁の発言で、「6月の利下げを検討する」というものがあり、6月の利下げの可能性が高まった



  • といったことから、豪ドルは引き続き軟調な動きを見せており、今後どうなるか・・・・となっております。





    以上がこれまでの豪ドル円の動きでした。豪ドルの動きについては、ドルストレートで見ると、またドル円とは違った見え方をする部分もあるので、豪ドル/米ドルのチャートも次に見てみます。





    豪ドル/米ドル(AUD/USD)の為替推移の分析







    2018年に入ってからは、円高の影響以外に、豪ドル/米ドル(AUD/USD)も下落気味だという話について、2018年に入ってからの豪ドル/米ドルのチャートも見ながら、説明したいと思います。まず、2018年以降の豪ドル/米ドルのチャートを見てみましょう。





    【豪ドル/米ドル 日足チャート 2018年以降】
    AUD USD chart1905_2018





    このように、豪ドル/.米ドルで見ると、2018年以降は全くレンジ相場ではなく、むしろ基本的には一貫して下落傾向にあることがわかります。





    この大きな要因は、


  • アメリカの政策金利利上げ、長期金利の上昇で、アメリカとオーストラリアの金利が逆転した

  • 米中対立

  • 中国経済への見通しが悪化した



  • というものがあります。





    政策金利については、アメリカは2018年に入ってから3回利上げを実施し、政策金利が現在2.5%と、オーストラリアの1.5%を超えて、先進国トップの金利となりました。





    これにより、オーストラリアだけではなく、高金利通貨の為替市場は、全体的に軟調になりました。





    2019年1月には、2019年内のアメリカの利上げの可能性が大きく後退し、それによって一時的に豪ドル/ドルは上昇しましたが、2月に入って豪ドルも利下げの可能性が現実的になってくると、豪ドル/ドルは再び下落方向に向かいました。





    また、中国経済の見通し悪化や、米中対立は、特に中国との結びつきが強いオーストラリアにとってマイナス材料となり、豪ドルは下落しました。





    なお、では豪ドル/米ドルのターゲットとなるのはどこかと考えると、





    2015年(チャイナショックがあった年で、リーマンショックを除けば豪ドル/米ドルが一番安かった時期)以降のチャートで見ると、2015年安値は既に割り、今現在進行形で2016年最安値をチャレンジしており、次のターゲットは0.683、さらにその次にいくと0.68の節目となります。





    【AUD/USD 2016年以降チャート】
    AUD USD chart1905_2015





    米ドルが110円まで落ちて豪ドル/ドルが0.68までいくと、豪ドル円は74.8円となります。また、仮に円高ドル安となって、ドル円が105円とすると、0.68で71.4円なので、70円くらいまでの下落はあっても全然おかしくないと考えております





    以上がこれまでの豪ドルの為替相場の推移についての分析でした。ちなみに、上のAUD/USDのチャートは、サクソバンク証券のものを使っております。





    サクソバンク証券は、外資系の会社だけあって、ドルストレートの通貨ペアが豊富で、南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソ等も対米ドルでチャートを表示することができ、また、複数の通貨ペアの動きを表示して見比べることもできるので、それらのチャートを見たい場合、サクソバンク証券でも口座を持っておくことをおすすめします。





    また、サクソバンク証券については、当サイト限定キャッシュバック4,000円もあるので、口座開設は、当サイトから行うのがおすすめです。口座開設自体は当然無料でできて、口座維持手数料なども無料で、上で書いたように色々なチャートも見ることができて非常に便利なので、まだ持っていなければ是非ここでどうぞ。





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    それでは、次に、豪ドルは今後どうなるかを予想していきます。





    豪ドル為替の今後の見通し







    さて、それでは、豪ドルの今後の見通しを予想したいと思います。





    結論から書くと、冒頭にも書いたように、

  • 短期的(1か月程度)にはかなり難しい局面で、ここからもう一段下げるか(72円程度)、ここで底を打つか不透明だが、80円超えに戻す展開は想像しづらく、ショートの方がやりやすそう

  • 2019年の予想は71-82円を想定し、戻り売り推奨

  • 長期的には緩やかながら堅実な成長、高い財政規律等からいずれ上がると考えられ、今は割安水準でもあるのでゆっくりとした買い下がりを推奨(今すぐ全力で買うのではなく、70円割れ水準まで断続的に少しずつ買っていくイメージ)



  • で、短期的には戻り売り、長期的には「安い時に買いを入れて、長期でスワップをもらう」というのが良いと思います。その理由を説明していきます。





    豪ドル円為替の2019年の見通し予想







    豪ドル円について、2019年の見通しとしては、下がる可能性の方が高いと予想しており、レンジとしては71-84円と予想します。





    豪ドルに影響を与える要素としては、引き続き


  • 利下げ(利上げ)の時期

  • 中国経済の動向

  • 米中貿易戦争

  • 世界的なリスクオフの動向



  • といったあたりだと考えますが、利上げ時期は上でも書いたように、2019年内での利上げ観測はなくむしろ利下げの可能性が高い、米中対立は色々と錯綜しているものの、ファーウェイCFO逮捕や今回の制裁等からも分かるように短期で解決するような簡単な問題ではないと考えられ、世界的経済の見通しも景気減速が懸念されていることから、上がるよりは下がる可能性の方が高いと考えております。





    ただし、では今この瞬間に売りかというと、それもそうと言い切れず、というのも、豪ドルはドルストレートで見た時に現在0.69割れの水準ですが、これは2016年のチャイナショック時の安値にかなり近い水準であり、ここからさらに下がるかどうかというと、正直かなり微妙なところで、個人的には少なくとも0.705くらいまで戻してから売りたいと考えております。





    そのため、短期的には上がるとしたら戻り売りで対応したいと考えており、下値目安としては、ドル円105円、豪ドル/米ドル0.68を一応の下値と考えて、71.4円を想定し、少し余裕を見て71円とします。





    ただし、米中対立がまた深刻化する可能性や、株価が崩れる、中国経済への懸念が高まるなどのリスクオフが起これば、例えばドル円100円、豪ドル/米ドル0.65までいけば、65円というように、買いポジションの場合、71円まで見ておけば安心というものでもないので、ご注意ください





    一方で、米中対立の緩和、中国経済の持ち直し等があって、上の心配が「杞憂」に終わった場合には、オーストラリアについても「利上げをいつ開始するか」というような目線になってくると考えられ、そうなってくると、例えばドル円115円、豪ドル/米ドル0.8(2018年の年初くらい)まで戻すと92円というように、長期で上げる可能性もあるので、ショートする場合には、こうした動向に注意を払って、流れが変わりそうであれば、ロスカットも入れていくと良いと思います。





    豪ドル円為替の中長期見通し(2020年以降で、最大10年後まで)







    これまで短期見通しでは豪ドルは下落を予想しておりましたが、豪ドル円については、「長期的には基本的には買い」と考えております。





    オーストラリアは一番はじめにも書いたように、債務残高が小さく、GDP成長率も安定してプラスで成長している、住宅需要や貿易収支、景気指標も好調というように、基本的にはプラス要素が多く、また、オーストラリア経済自体から「リスク」が発生することはあまりなく、外部要因(中国経済、アメリカ経済、資源価格等)による影響を、金融政策でいかに調整していくか(豪ドル金利がどうなるかを含む)、ということにかかっているためです。





    過去10年間のチャートを見てもらっても分かるように、元々は100円超えの水準の通貨であり、それが下がったのもオーストラリアの経済自体に何か大きな欠陥があったというよりは、世界的なリスク状況によるものなので、長期的にはリーマンショック前の水準である90円、100円超えの水準に戻すと考えております。





    このように、オーストラリア経済は中長期で見た時に安定感があり、金利動向も利下げの可能性が大きく減少したことから、基本的には買いポジションで、下がれば買い、上がれば売り、ロスカットまでいかない範囲の下げ幅であればスワップをもらいながら上がるのを待つ、というのが良いと思います。





    ではその「ショック」が起こるリスクとしてどういうのがあるかを考えると、先ほどの分析でも、豪ドルが動いた要因は、長期で見てもほとんどが中国経済とリスクオフの流れ、そして金利動向ということであったように、そこで何が起こるか、ということがポイントになるかと思います。





    それぞれのリスク要素についてみていくと、結論から言うと、2020年以降もリスク要素はあり、そこでさらに下落する可能性もあると考えられます。





    まず、中国経済については、経済のけん引役の不動産の上昇がバブルである可能性があり、バブルが崩壊した場合中国経済に大打撃となるというように、リスクとしてあるだろうと言えます。





    2019年に入ってからは景気刺激策を積極的に打ち出し、最近では指標も良い結果が散見されるようになり、上海総合指数も上がっておりますが、この「景気回復が本物なのか」ということについては疑問があり、例えば、Three Reasons To Question China's Blockbuster Economic Dataでは、

    「もし本当に景気が回復しているとすると、

    ・土地の売上が減少している
    ・輸入量が減少している
    ・エネルギー消費量が減少している

    ということが考えづらく、真実性に疑問がある」「ただし、こうした公式発表をした以上、金融緩和を抑える方向で政策が行われる可能性がある」(管理人の意訳)


    というように書かれており、中国経済が本当に回復したのかどうかはいまだ疑わしく、今後も見ていく必要があると思っております。





    次に、「世界的なリスク動向」という点については、北朝鮮動向、NYダウからの世界的な株安傾向、米中貿易摩擦等、様々な「リスク」が出ています。こうしたリスクについては、「ふたを開けてみないと分からない」面もあり、今後も新しい「リスク要因」が出てくることもあると思いますが、現時点で考えられるリスクについて、分析を行いたいと思います。





    北朝鮮情勢については、2018年には米朝首脳会談が実施され、2019年も2月27日に再び米朝首脳会談が開催されるように、しばらく大人しくしておりましたが、最近はミサイルの発射をしていることもあったり、また、そもそも中長期で見た場合に、北朝鮮が完全に非核化するとは到底思えないので、またどこかのタイミングでリスク要因となると考えております。





    イギリスのEU離脱については、今も混乱が続いておりますが、仮にソフトランディングしたとして、離脱後の経済への実体的な打撃は「実際に離脱してみないと分からない(離脱するまではイギリスも従来通りの条件でEUとの交易や往来が可能)」上に、その影響もポジティブに予想する人もいれば、ネガティブに予想する人もいて、見通しは極めて難しい状態になっております。





    さらに言うと、「二回目の国民投票」といった話も出ておりますが、これも議会で通るかや、国民投票の結果どうなるかは全く見通しがなく、実際にどうなるのかは、いまだによく分からない状態が続いております。





    NYダウからの世界的な株安傾向については、「12月に急落したように、いまだに不安定な状況にあり、また急落してリスクオフになってもおかしくはない。ただし、NYダウの性質や過去数十年のトレンドを見ても、NYダウが低調であり続けることは考えづらく、長期で見た時にはかなり高い確率で上昇する」と考えております。





    従って、こうした株安から一時的にリスクオフ相場となり、豪ドルも下落する可能性はありますが、中長期的には元の水準以上に戻ると考えております。





    米中対立については、ファーウェイ問題は単なる産業の覇権争いにとどまらず、国家の情報管理という、国防にもかかわる論点でもあり、その象徴としてファーウェイCFO(創業者の娘)を逮捕というかなりの強硬策に出ている時点で、かなり深刻な対立であり、そう簡単に解決するものではないと考えております。





    ただし、中長期で見た時には、本気で行くところまで行って武力衝突・・・・とまで行くかというと、米中ともに核保有国であり、また、基本的には「豊かな先進国」で、「全面戦争だと失うものが大きすぎる」状態であることから、そこまではいかず、どこかで止まると思っております。





    あくまで現時点の予想ですが、どこかのタイミングで経済力の格差から、中国が折れざるをえなくなり、いわゆる「西側諸国」への進出をあきらめ、それ以外で中国製品が使われるという展開になるのではないかと考えておりますが、本当にそうなるかも、それがいつなのかも現時点では予想が不可能なので、「リスク」として認識しておくべきポイントだと思っております。





    豪ドルの金利動向については、上でも書いたように、しばらくは利下げのリスクがあるものの、2020年後半以降どこかのタイミングで利上げをすると考えられ、ある程度利上げが現実的になり、RBA声明でも利上げを示唆するようなコメントが出始めると、豪ドルは大きく上昇する可能性が高いと考えられます。





    最後に、日本の金融緩和については、緩和の継続が明言され、また、緩和路線をとっていた安倍首相の三選の可能性も高くなっており、しばらくは継続されると予想します。ただし、中長期的には日銀も「緩和の副作用」を意識し始めており、どこかのタイミングで引き締めに回る可能性は考慮に入れておいた方が良いと思います。





    以上が今後豪ドルに影響を与えそうな要素の分析です。まとめると、一時的に下落するリスクはあるものの、全体的には良好な経済環境と安定した財務環境から、長期的には高い確率で上昇するというのが妥当かと思っております。





    オーストラリアは世界でも珍しい公的債務残高の少ない低リスクな投資先でありながら、成長性もあり、今は価格が落ちているとはいえ資源もあるというように、非常に安定感のある投資先であり、こうした安定性について中長期的には必ず注目を浴びる機会が来て、その時には大幅に値上がりすることが期待でき、その値上がりするまでも高い金利(FXではスワップ)をもらえるので、安い間に買って持っておくのが良いと考えております。





    ですから、長期目線で取引をするなら、安くなった時に買い、中長期で保有する、というのが良いと考えております。





    このように、



  • 短期的には上値が重い展開が続くと思いながらも、今ここでつっこみ売りも怖い

  • 長期的には上がるとは思うが、それがいつなのかは正直分からない



  • という状態なので、おすすめのトレードとしては、



  • 豪ドルを買うなら、70円割れまで前提にして、豪ドル円をレバレッジ3倍以内でゆっくりと買い下がる

  • 売りで考えるなら、売りでもスワップが貰えてチャートも読みやすい豪ドル/ドルで戻り売りを狙う

  • 豪ドルが上がっても下がっても同じように上げ下げすると考えられるNZドルも絡ませた、豪ドル/NZドルでトレードする←個人的には一番おすすめで、私も560万円運用しており、利回り40%超の実績の戦略もあります



  • といったあたりかと思っております。





    この手法でトレードする場合、

  • 豪ドル円の買い、豪ドル/ドルの売りは、どちらもみんなのFXとLIGHT FX

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    また、豪ドルについては、短期的には不透明であるため、豪ドルと似たような動きをするNZドルも組み合わせた豪ドル/NZドルのトレードもおすすめと考えております。





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    【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧

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    (参考)野村証券、大和証券の豪ドル見通し予想一覧







    最後に、参考として、当サイトの予想以外にも、野村証券、みずほ証券、大和証券等がどのような見通しを持っているかについて、まとめたいと思います。





    結論としては、基本的には短期的に上値が重いというのは一致していながら、みずほ証券は、2019年後半から2020年にかけて上昇していくことを予想しておりました。





    野村証券 5月13日(今後1年間)
    今後、豪州の利下げ観測がさらに高まれば、豪ドルには下押し圧力がかかりやすくなると見られます。豪州は中国向け輸出が全体の3割超を占め、最大輸出品目である鉄鉱石は約8割が中国向けであることから、米中通商摩擦に伴う中国の景気減速懸念は、豪ドルの上値を重くしています。今後は米中通商交渉の行方が注目されます。



    また、5月18日の総選挙に向けた世論調査では、野党が与党をリードしており、6年振りに政権が交代するかが焦点となります。向こう1年間の豪ドルの対円相場レンジを1豪ドル=75.0~84.0円と予想します。






    みずほ証券4月4日(2020年3月までの予想)
    市場の利下げ期待はやや行き過ぎのように見える。また、豪ドル相場は米中摩擦から中国景気が大幅に減速するといった思惑をかなり織り込んで下落してきた経緯があり、やや売られ過ぎ感もある。



    仮にRBAが利下げを実施したとしても、市場ではすでに織り込みが進んでおり、豪ドルの下落が加速するとはみていない。米中が通商合意に向かい、また豪州経済の回復が年後半以降に予想されるなか、豪ドル相場は年後半にかけては反転上昇をうかがう展開になるのではないか。



    賃金やインフレ率の上昇が確認され、 市場で利上げ観測が意識され始める20年以降にかけては、豪ドル相場は緩やかにレンジを切り上げていく展開を予想している。


    予想レンジ
    2019年12月末:81円(75~90円)
    2020年3月末:82円(76~91円)





    大和証券 ウィークリーレポート(5/20から5/24までの週の予想)
    1豪ドル75-77円






    このように、短期的には上値が重くなる展開で一致しながら、みずほ証券は2019年後半から2020年にかけての上昇を予想しており、やはり「短期では戻り売り、長期では安いところで拾っておく」という戦略が妥当なのではないかと思います。





    なお、豪ドル円の買い、豪ドル/ドルの売りは、どちらもみんなのFXとLIGHT FXがおすすめなのですが、この2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





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    また、豪ドルについては、短期的には不透明であるため、豪ドルと似たような動きをするNZドルも組み合わせた豪ドル/NZドルのトレードもおすすめと考えております。





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