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豪ドル/NZドルの裁量トレードのやり方と実績

2022年09月17日 15:25

※:本記事にはプロモーションを含みます。

私が-min



豪ドル/NZドルは、豪ドルとNZドルがどちらもオセアニア通貨で、値動きの特徴もほぼ同じであることから、長期で相場がレンジになりやすい&動くときも非常に方向性が予想しやすい通貨ペアで、個人的には一番好きな通貨ペアだったりします。



このトレードについては、大体Twitterでもリアルタイムで配信してきたのですが、「実際にどういう判断でやっているのか、やり方を教えて欲しい」という質問も割と頂くようになりました。



そこで、今回は私の豪ドル/NZドルの裁量トレードのやり方と実績を解説したいと思います。



ちなみに今は豪ドル/NZドルについては下方向で見ており、短期的に上がってたので以下のように売りポジションをゴリゴリに持っていたところ、少しは+125万円の含み益とかだったのが、12月に入って豪ドル/NZドルが上がってそのまま上がり続け、今は-871万円と順調に含み損が増えていますw



AUDNZD position0917-min



今は1.1超えというかなりの高値圏で、トレンドとして「まだ上昇が続くのか、そろそろ上昇トレンドが終わるのか」みたいな状況なので、正直今落ちるのか、まだしばらく踏みあげてから落ちるのかはいまいち分からないものの、「まあ明らかに高すぎるし、どっかで落ちるだろうし気絶して待つか」みたいな心境でいます。



ただ、とはいえ1.12になった時にこのままではみんなのFXのポジションが強制ロスカットになりそうだったので、一部損切をして若干ポジションを減らしました。



どこまで上がるのかは短期的には分かりませんが、この上がり方はさすがに異常で、どこかで反落するとは思うので、しばらくはまた気絶しておこうと思います。



また、最近は1.1台での動きばかりで裁量は気絶&自動売買も不調ゾーンで利益が少ないので、その穴埋めのため、1.09-1.15でのグルトレを最近開始し、こちらはぼちぼち利益も出ています。



【年利40%】グルグルトレイン(グルトレ)のやり方と私の設定・実績を解説

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今開始するならこの戦略もかなり良いと思うので、興味あれば是非ご覧ください!



なお、この豪ドル/NZドルをトレードする場合は、後で詳しく条件も比較しますが、今はセントラル短資FXが一番おすすめで、私も実際ここを使っています



実は少し前まではみんなのFX、LIGHT FXの方が圧倒的に売りスワップの条件が良く、そちらで大量に売っていたのですが、最近売りスワップが逆にひどいことになり、その辺りでスプレッドの狭さやスワップポイントの安定感を考えても、結局はセントラル短資FXが一番信頼できる気がしたので、最近ポジションを追加する時はこちらを使っています。



セントラル短資FXについては2020年の12月くらいからセントラル短資FXがスプレッド1.0pips、スワップポイントは買いも売りも0で安定しており、RBNZ利上げ前まではずっとこの感じで、今はさすがに買いにマイナス・売りにプラスが付くものの、とはいえスワップの上下動も納得のいくもので、スプレッドも相変わらず狭いので、ここが一番だと思っています。



なおこのセントラル短資FXに当サイトから口座開設して貰うと、当サイトオリジナルのFX投資戦略マニュアル(チャート分析)+5,000円のキャッシュバックという破格の限定特典もあります。



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また、最新の豪ドル/NZドルの見通しは、👇の記事で基本的に毎週更新しているので、こちらも合わせてご覧ください!

豪ドル/NZドル見通し(基本毎週更新) | 重要指標・チャート・IMM通貨先物で予想

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また、この裁量以外にも、半分裁量・半分自動売買のグルトレや、普通の自動売買もやっているので、興味があればそちらもご覧ください。



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【完全放置で年利30%程度のトラリピ】

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トラリピに豪ドル/NZドルが追加されるけど、どういう設定がおすすめ?9/26からついにトラリピに「トラリピ史上最強通貨、豪ドル/NZドル」が追加されました。この豪ドル/NZドルという通貨ペアは、私が一番気に入っている通貨で、現在ループイフダンでハイリスク運用(年利50%弱)ループイフダンでローリスク運用(年利10%程度)みんなのFX、LIGHT FXで裁量トレード(相場環境次第で)ループイフダンとみんなのFXを組み合わせてグル...





豪ドル/NZドルという通貨の特徴





豪ドル/NZドルという通貨は、豪ドルを買って、NZドルを売るという通貨です。



豪ドルとNZドルは、

  • どちらもオセアニア諸国の通貨

  • どちらも中国経済の影響を大きく受ける

  • どちらも高金利通貨であり、リスクオンで買われ、リスクオフで売られる

  • どちらも緩やかに長期間経済成長が続いている

  • どちらも公的債務残高が少なく、財政リスクが低い


  • というように、特徴が非常に似ているため、為替もほぼ同じような動きをしており、その結果、豪ドル/NZドルという通貨ペアはレンジ相場になりやすい通貨ペアです。実際に30年チャートを見てみましょう。



    AUD NZD 30year



    このように、かなりレンジ相場になりやすい通貨ペアの上、さらに史上最安値が1.0と、かなり分かりやすい通貨ペアです(実は3/19に一瞬だけ割りましたが、すぐに戻しました)



    豪ドル/NZドルが1を割るというのは、豪ドル<NZドルになるということですが、これが継続的に起こったことはまだなく、また、オーストラリアとニュージーランドでは、基本的に国力、GDP、人口等、基本的にオーストラリアの方が圧倒的に強い国で、またニュージーランドにとってはオーストラリアは主要な輸出先の一つで、自国通貨高になるのは困るところなので、ここが逆転する可能性は理屈の上でもかなり低そうと言えます。



    また、基本的にこの通貨ペアは「豪とNZの金融政策の差」が値動きの最大の要因であり、それ以外は一時的に動いたとしても最終的に金融政策の差の方向に動きやすいという、非常に値動きが分かりやすいという特徴もあります。



    【豪ドル/NZドルと政策金利の差の推移】
    AUDNZD and kinri-min



    このように、レンジになりやすく、また値動きの大きな流れも比較的読みやすいということで、豪ドル/NZドルはかなりトレードしやすい通貨と言えます。



    豪ドル/NZドル裁量トレードのコツ





    コツは大きく3つあると考えており、

  • 基本的にレンジ通貨なので、今のレンジの上限、下限がどこかを意識する

  • 経済指標や要人発言スケジュールを抑えて、それを意識しながらトレードする

  • 短期ならスプレッド重視、ある程度長期ならスワップ重視と、FX会社を使い分ける


  • という点があります。それぞれ解説します。



    今のレンジの上限、下限がどこかを意識する





    豪ドル/NZドルは

  • 金融政策に違いが出てトレンドが出ている時

  • そのトレンドがある程度行くところまで行って、狭いレンジになっている時


  • の2パターンがあります。最近の日足チャートを見てみましょう(3/15時点)



    AUDNZD chart day0315-min



    このように、少し前までは1.068-1.084のレンジ、最近は1.03-1.05のレンジというように、短期的にレンジ相場になっているポイントがあります。



    そして、少し前まで「今だと、1.03というのが下値として機能しており、また2019年も1.03を割った水準でRBNZが政策を変えることも多いので、ここはひとつかなり重要な節目になってくると考えております」と書いていたのですが、明確に1.03を割り込み、少し相場が読みづらいなと思っております。



    1.03を割ってくると、今度は史上最安値の1.0までこれといったサポートがないというのもあり、また、1.0(豪ドル<NZドルになる)という分かりやすい節目でもあり、今のように豪ドルが弱い状態だと、もしかしたら短期的に1.0を割るような売り仕掛けが行われるリスクもあり、下値リスクはこれまでより高まっているというのが正直なところかと思っております。



    AUDNZD chart week0314-min



    そのため、今は少し下値リスクを意識して、買い下がりのペースを緩めており、短期的に少し反発したタイミングで利確してポジションを減らすことも一部やっております。



    一方、上値としてはやはり1.045がそれなりに機能しており、その上となるとRBNZ前につけた1.05が今時点の上値余地で、これを継続的に超えるには、NZが弱気化することが必要になってくるかなと思っております。



    後で私のトレードの履歴もご覧いただきますが、トレードでも「ここがそろそろ上値に近づいているから」というのが利確の理由として多いように、かなり意識しているポイントです。



    【2020年5月追記】
    その後実際1.0を一旦つけた後急反発し、またNZが緊急利下げし、豪も「豪ドル安を注視する」としたことで、1.05の上限も突破しました。そこでのトレード履歴についても後で解説します。



    豪、NZの指標発表スケジュールを抑える





    豪ドル/NZドルという通貨ペアは、オーストラリアとニュージーランドが似たような特徴を持った国であり、リスクオン・オフへの反応や、中国経済への見通しによる上げ下げがほぼ同じなので、この通貨ペアが動くのは、金融政策の違いが一番大きな要因となります。



    その金融政策を決めるのが1か月-2か月に1度あるRBA、RBNZであり、ここでの政策金利の発表や、声明が、一番大きな値動き材料となります。



    また、その金融政策を決めるのに、

  • 雇用の状態

  • インフレの状態


  • が重要な要素となります(雇用が良ければ利上げしやすい→強気に、インフレ見通しも高まれば利上げしやすい→強気にという方向)。



    それ以外だと、RBA、RBNZのそれぞれのトップ(ロウ総裁、オア総裁)の発言や、四半期に一度の金融政策報告書も今後の金融政策を占ううえで非常に重要な要素であります。



    こうしたイベントがある時は、豪ドル/NZドルが大きく動きやすいので、「既に利益が乗っているから利確」「ここからさらに下がるとは考えづらいから、買いで入る」等、そのイベントを意識した投資をすることが重要になり、私のトレードでもこのイベントスケジュールはかなり気にしながらやっており、そのため基本的に毎週イベントスケジュールや、その週の見通しを公開しております。

    【関連記事】

    豪ドル/NZドル見通し(基本毎週更新) | 重要指標・チャート・IMM通貨先物で予想

    豪ドル/NZドルは、とにかくレンジ相場になりやすく、自動売買でも裁量トレードでも非常にやりやすい通貨ペアで、私も合計500万円以上投資しております。【関連記事】ハイリスク版(2020年の利益154万円)【年利40%】ループイフダン運用実績をブログで毎週公開【豪ドル/NZドル設定】ループイフダンで年利40%を目指したい!こういうコンセプトのもとで、元々利回り40%近い過去の実績があったコアレンジャー豪ドル/NZドルを改良して、...





    豪ドル/NZドルは、FX会社選びが非常に重要





    豪ドル/NZドルという通貨ペアは、FX会社の中でもそれなりにマイナーな通貨ペアであるため、取扱がない会社や、あっても条件が悪い会社も多く、以下のように、FX会社によって条件が大きく異なります。



    スプレッドスプレッド手数料買いスワップ売りスワップスワップ合計自動売買取引単位
    セントラル短資FX1無料-1716-1×
    アイネット証券6無料-97-2
    インヴァスト証券9.8無料-17.68-9.6
    マネースクエア変動(4pips程度)無料-207-13
    マネーパートナーズ6無料-22.42.4-20
    みんなのFX2.9無料-43-1×
    LIGHT FX2.9無料-43-1×
    LINE FX1.9無料-81.6-6.4×
    外為オンライン(店頭)10420-750-75
    ヒロセ通商1.9無料-28.80.8-28×
    FXブロードネット7.1400-380-38




    このように、色々とありますが、

  • 自動売買をやりたい:マネースクエア(トラリピ)かアイネット証券(ループイフダン)

  • 裁量トレードorグルトレのサポートポジションを持ちたい:セントラル短資FX



  • がおすすめで、これらの口座については、どれも当サイトからの申込限定特典もあるので、興味があれば是非この機会にどうぞ(もちろん口座開設や口座維持手数料は一切無料です)



    【裁量でおすすめ】
    セントラルミラートレーダー



    【自動売買でおすすめ】
    アイネット証券


    マネースクエア



    裁量口座については、基本的に今は売りが良いと思っており、売りはずっとみんなのFX、LIGHT FXの条件が良かったのでそこを使ってましたが、クリスマス以降逆に買いのマイナススワップが安く、売りのスワップも安いというようになっており、これが続くのかも全く読めないので、今時点では「スプレッドが狭く、何だかんだでスワップも安定していて、動いた時も理由が分かりやすいセントラル短資FXが結局一番なのではないか」と思っています。



    またこの会社は買いで条件が良いのは昔から変わらずで、その点で今は裁量トレードならセントラル短資FXなのかなと思っています。



    自動売買については、スペック的にはループイフダンとトラリピが優位なのは相変わらずで、この2社については別記事でかなり細かく比較していますが、ざっくりというと

  • スプレッドは一見トラリピの方がよさそうに見えるが、レートの出方が独特なので、実際にはループイフダンの方がきちんと約定される

  • スワップはループイフダンが上

  • 自動売買の機能的にはトラリピの方が細かくきちんと設定可能で放置しやすく、ループイフダンは簡単に設定できるが放置はしづらい


  • という感じで、スペック的にはループイフダン、自動売買の楽さではトラリピに分があります。



    【参考】

    トラリピとループイフダンを徹底比較!自動売買でおすすめはどっち?

    トラリピとループイフダンの自動売買を比較するとどちらがおすすめ?結局トラリピとループイフダンを比較するとどっちがいいの?今回は、読者の方からもよく頂く、「トラリピとループイフダンだとどっちがいい?」という疑問や、さらにピンポイントに「豪ドル/NZドルだとトラリピかループイフダンはどちらがいいですか?」という疑問にお答えしようと思います。また、年利50%超で運用できており、当サイトの中でも特に人気の高い戦...





    この2社は正直好みで使い分けてもらえれば良いと思っていて、私の場合は

  • 元々放置する予定のない、ハイリスクに攻めるような戦略はループイフダン

  • グルトレなどのように、「このレンジでトレード」と細かく決めたいものや、完全放置で運用したいものはトラリピ


  • という感じでやっています。




    以上のように、やはり

  • 裁量トレードorグルトレのサポートポジションを持ちたい:セントラル短資FX

  • 自動売買をやりたい:マネースクエア(トラリピ)かアイネット証券(ループイフダン)


  • という感じで考えています。みんなのFXやLIGHT FXの方針が分かればまたこれらの会社を推すこともあるかもしれませんが、今時点では「次何してくるか読めない」という点が怖すぎるので、おすすめするのは一旦控えています。



    実はこの3社、全て当サイト限定タイアップでレポートが貰えるキャンペーンもやっていて、具体的には

  • セントラル短資FX:5,000円のキャッシュバック+当サイト限定チャート分析レポート

  • アイネット証券:当サイト限定のループイフダンの完全攻略本+3,000円のAmazonギフト券

  • マネースクエア:豪ドル/NZドルの自動売買を徹底解説した当サイト限定レポート


  • が貰えます。



    特に、アイネット証券やマネースクエアのレポートでは、この豪ドル/NZドルという通貨ペアについて、基本的な情報から、過去にサイトでも公開したことのないようなバックテスト情報まで、様々なデータを分かりやすくパワーポイントにまとめており、豪ドル/NZドルをトレードする上では非常に役に立つレポートだと思うので、興味があれば是非どうぞ。



    どこも口座開設は一切無料で、口座維持手数料などもかからないところなので、まだ持ってないところがあれば是非貰って下さい!



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    私のこれまでの豪ドル/NZドルのトレードの履歴と実績





    では、具体的にどういうトレードをして、どれくらい利益が出ているのかを説明し、その上で「何故ここでエントリーして、ここで利確したのか」ということを解説していきます。



    私のトレード履歴のおおよそのところを、買いは赤丸、決済売りは青丸でチャートに記載したものがこちらです(チャートは手入力で入れていること、またエントリーは豪ドル円とNZドル円を分けているものもあるので、完全に正確ではない点はご容赦ください)



    【トレード履歴(チャート)】

    (2020年)
    AUDNZD chart1219dayrireki-min (1)



    (3/16の週-4/3まで)
    AUDNZD rireki0404-min



    (2021年以降)
    AUDNZD chart0827trade-min



    【トレード履歴(表)】
    AUDNZD trade0827-min



    【残っているポジション】
    AUDNZD position0917-min



    2020年、2021年は合計160万円の利益がありましたが、2022年のロスカットでほぼ全部飛んで、さらにまだ含み損も抱えているというなかなか悲惨な状態ですw



    最近は豪ドル/NZドルが思いっきり上昇しており、含み損もなかなか大変なことになってますが(笑)、ただここから下がれば逆に利益が一気にドカンと出て、「さすがに上げすぎだろう」という水準までは来ているので、しばらく気絶しながら落ちるのを待とうと思っていますw



    また、少し前は「1.05くらいまでは利確しない」と言っていましたが、最近はRBAも利上げモードに入ってきたので、1.1のポジションは1.08くらいで利確して、1.08より下のポジションも順次「この辺が下値として機能しうるなあ」という辺りでボチボチ利確していこうと考えています(まずは1.07から1.06台ミドルを意識)



    何故このようなトレードをしたのか説明していきます。



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    トレイダーズ証券【LIGHT FX】



    みんなのFX_メキシコペソ



    私の豪ドル/NZドル裁量トレードのやり方と考え方を履歴に沿って解説





    まず12/9のエントリーは、1.038という、これまでの週足で何度か反発しているラインに近づいてきたので、少し早いかなと思いつつエントリーしました。豪ドル/NZドルはこの1.038、1.03を少し割った水準、1.0が節目となっております。



    【豪ドル/NZドル 週足】
    AUDNZD0138-min.png



    その後一瞬1.04を割ったものの、すぐに戻して、「あ、やはり1.038は節目になりそうだな」と思いながら見ておりました。



    なお、この後の1.048くらいで利確しなかったのは、この時点ではまだレンジの上値がどのくらいか見えておらず、中途半端なところで利確するのもどうかと思ったこと、また、この時はまだマイナススワップも少なく、「まあ長期で保有していれば1.06には戻すだろう」と思っていたので、利確は見送っておりました(上の履歴を見てもらうと分かるように、この後もう少し下の水準でもこまめに利確するようになります)



    そうやって2019年内の動きを見ていると、「大体1.045のあたりで反落しやすい」という傾向が見えてきており、レンジは1.038-1.045くらいかなと思いながら相場を見るようになってきました。



    AUDNZD1045-min.png



    しかしその後2020年に入ると、この1.038をあっさり割り、1.03台前半まで来たので、そこからまた買い下がりを開始することにしました。



    この時は「1.03を大きく割り込む可能性はそこまで高くはないが、勢いがつけば1.02台まで行くかもしれないし、そこで買えるようにまだ本気買いはせずゆっくりしていよう」と思っていたところ、すぐに戻して、レンジ上限の目途であった1.045に近づく動きを見せたので、その少し前の1.044で1/15に利確しました。



    この上下動については、特に何か豪やNZについてファンダメンタルズ的な材料があったわけではなく、イラン情勢の緊迫→緩和によるリスクオン・オフでの動きだったので、基本的にはレンジ継続だろうと考えながらトレードしておりました。



    その後1/23には豪雇用統計、1/24にはNZ消費者物価指数があり、この直前のあたりでは豪ドル/NZドルは1.03台、IMMポジションでは豪ドルはNZドルよりかなり強く売られているということから、「指標発表前に1.03台ならとりあえず買って持っておきたい」と思いながらおりました(こういう時は、豪ドルは既に売られているので多少のマイナスインパクトでは下がりづらい一方、NZドルはある程度買戻しが進んでいるので、下がる時は一気に下がり、豪ドル/NZドルという点では買いの方が入りやすい)



    1/23発表の豪雇用統計の結果が良く、豪ドル/NZドルは上がったものの、その日の動きを見ていて1.044のあたりで上値が重い印象があったので、一度半分くらい(15枚のうち8枚)利確し、その後NZ消費者物価指数発表前にまた下がってきたのでそこで少し仕込みを入れて待ちました。



    1/24発表のNZ消費者物価指数は市場予想より良い結果で、そのためNZドル上げ→豪ドル/NZドル下げとなりましたが、そこまでクリティカルに良かったわけではないことから、これまで通り1.03台で買い下がる戦略で入っていきました。



    なお、2/4にはRBA、2/12にはRBNZという、豪ドル/NZドルにとっては一番重要な指標も控えていたので、その点も意識しながらトレードしていたのですが、2/4のRBAでは政策金利据え置き、声明も追加緩和についてはそれなりに慎重なものであったので、「まあ当面はそこまで弱くならないだろう」と思いながら、ホールドする方針でおりました。



    ただ、RBNZの前には、様々な指標を見ていてもさすがに利下げはなさそうだという感じだったので、1.045で一部利確し、その後さらに1.05に近づく動きを見せたので、少しずつ利食いしていくことにしました。



    その後RBNZは据え置き、また年内の利下げも基本的にはなさそう(コロナウィルスの動向に注目するというのはあれど、基本は据え置き方針)ということで豪ドル/NZドルは下がり、この環境下では次に何かNZが弱気化しないと豪ドル/NZドルは上値が重くなるだろうなあと考えて、レンジ上限の1.045に戻ってきたところでまた一部利確することにしました。



    2/28にまた少し利確しているのは、来週3/3(火)にRBA政策金利・声明があり、そこでサプライズ利下げ等があると、一気にドカンと落ちるリスクがあると考えたためです。



    実は、これまでは3月の利下げはないだろうと思いながら見ていたのですが、2/24の週は新型コロナウィルスの拡大懸念で株式相場が暴落→為替も円高→FRBも追加利下げを示唆というように、これまでと比べてサプライズ利下げのリスクが高まったと考えて、そんな中でちょうど1.045まで戻したので、一回ポジションを整理しておこうということで、残りポジションの半分を利確しました。



    そこで、この時点では「来週のRBA据え置きでそこまで上昇しなかったり、あるいは来週サプライズ利下げで大きく下げる展開があれば、そこからまたポジションを買い直したいと思っております」と言っていたのですが、その3/3のRBAは、

    結果:0.25%利下げ
    豪ドル/NZドル:上昇

    というように、非常に判断に困るような展開となりました。



    豪ドルは対NZドル以外でも上げていたので、おそらく市場で実際にトレードしている人は「利下げがあるだろう」という前提でポジションを組んでいて、「噂で買って、事実で売る」の逆バージョンになったのではないかと思いますが、この状況で豪ドル/NZドルが上がるということは、市場は3月25日のRBNZについて、「0.25%の利下げは基本線、0.5%の利下げもありうる」と見ているということで、こうなるとトレードの難易度はかなり上がるなあという印象でした。



    ただ、3月25日の利下げがほぼ確定的とまで言えない状況で、1.053まで付けたので、「さすがにこれ以上ついて行くのは厳しいな」と感じて、3/4に残ったポジションを全部利確して、一旦ポジションをクローズしました。



    そして、3/7時点では、「今後は、また1.04を割ってきたら積極的に買いたいとは思っていますが、今の相場環境を見ていると1.04をまた割ることはあるのだろうか・・・?という感じで、とはいえ一方でこれまでの上限であった1.045以上で買いたい程でもないので、なかなか悩ましいなと思いながら、色々な「続報」を待っているのが今の状態です」と書いていました。



    そして、その通りトレードしたのですが、そこから豪ドル/NZドルが下落して、1.04を割ったので積極的に買っていった結果、その後思いっきりつかまりました(笑



    1.04を割るとそんなに思っていなかったので、1.04割れの段階で7単位とそれなりに強めに買いを入れ、また1.0375まで行ったときにもさらに追加で4単位買いました。



    その後、1.04を回復したので、大丈夫かなと思いつつも、1.045の辺りで上値が重そうな動きをしていたので、「念のため」に少しだけ利確をしました(この時11.5単位持っていたので、まず1.0425で3単位様子見で利確、残りは1.045で5.5単位くらい、1.05で3単位くらい利確しようみたいに思ってました)



    正直この時点ではそこまで心配していなかったのですが、その後3/10にはNZドルに比べて豪ドルの反発が弱く、豪ドル/NZドルは1.03台に食い込んでいき、この時点では「1.03を少し割ったくらいで止まるだろう」と思っていたので、1.035、1.032のあたりで強めに買いを入れ、1.03を割ったあたりでも「まあ一時的だろう」くらいに思って強めに買いを入れていました。



    しかし、その後割とすぐに1.02に一時タッチする動きを見て、「あ、これは流れが変わっている可能性がある」と思って、そうなるとこれまで強いサポートであった1.03が逆に上値抵抗として機能する可能性もあると見て、1.0283の時に下値で買った一部を利確しました。



    その後一時は1.015まで下げる等、かなりの下落相場になりましたが、ここまで来ると逆に「下値目途が分からない」という状態になったので、買い下がりも少し慎重にしていこうと考えて、1.02で少し買って以降は買わず・・・・というのが3/14まででした。



    3/16以降については、短期間に乱高下して、細かくトレードしているので、時間足で見てみましょう。



    AUDNZD rireki0404-min



    3/16になると、朝起きたら気が付いたら1.014が約定されておりました。そして、3/14の0時以降は、1.02が上値として重かったので、少し早いですが、1.02の少し手前で一度利確し、再び1.014、1.01、1.005、1.0に指値注文を入れて、持久戦の構えにしました。



    ちなみに3/16にはRBNZが0.75%の緊急利下げをして、政策金利が1%→0.25%になるという、普段であればとてつもなく跳ねるであろうことが起こったのですが、戻りも鈍い状態が続き、「やっぱりこれは普段の相場とは違うな」と感じながらトレードしておりました。



    そうしていたところ、上で設定した指値注文が、1.005まで約定され、3/17あたりでは、正直に言うと、「これは1.0を割りそうだな」「ちょっとまずいかも」とか思いながら相場を見てました(笑



    ただ、そこから反発し、その後1.005を下値としたレンジが続き、3/18には一時1.015まで戻し、この時は「ついに戻ったか」と思って1.02くらいで利確しようと見ていたのですが、1.015を超えられずに反落してきたので、1.01で1.005と1.01のポジションを利確(1.01はほぼ建値決済)して、今度は1.003と1.0に指値を入れました(1.015で反落した時点で、「これは下落だろう」と考え、下値を広めにとりました)



    そうやって指値を入れていたところ、3/19の寝ている間に1.0まで約定され、朝起きたら1.015近くまで戻っていたという幸運があったので、慌ててそこで利確しました(笑



    その後も1.003と1.0にまた指値を入れて、1.003が刺さったものの今度は1.0までいかずに反騰したので、過去にサポート、レジスタンス両方として機能した1.015を利確目安としながらトレードを繰り返しました。



    3/20には、1.015の前のサポレジゾーンであった1.02が近づいたので、1.019で1.014で買っていたポジションを利確し、少しポジションを身軽にしました。



    その後1.025まで上がり、「これは上昇トレンドかな」と思ったので、今度は押し目の判断を今までの上値として機能していた1.015でサポレジ転換しているだろうと予想して3/24に1.015でエントリーし、その後何度もはじき返されている1.022で利確しました。



    その後1.03まで上がり、普通であれば「これまでずっとサポートであった1.03は今度は逆にレジスタンスとして機能するかも」と考えて利確するところだったのですが、その時は見逃してしまいましたが、これは正直に言うと単なるミスです・・・・・(この辺り仕事が忙しかったので、相場観が働いていなかったという、非常にしょうもないミスです)



    その後1.02、1.015の節目で買って、やはり1.022で利確して、3/31には、前回ミスで利確できなかった1.03に再び戻ってきてくれたので、今度こそはちゃんと利確を行いました(笑



    最後の1.022での買いは、上でも何度か書いているように、「サポートとレジスタンスが逆転する(サポレジ転換と呼ばれる)」が起こりやすいので、これまで利確ラインとして見ていた1.022で再びエントリーして、再び重要節目の1.03で利確しました。



    その後は、

  • 週足で機能していた1.038のライン

  • 1.04の節目

  • 以前上限として割と機能していた1.045


  • で利確していきました。



    そのあと1.06を見逃して1.05あたりまで落ちたときに利確したのは、

  • 1.06時点では、強気見通しを変えず、1.07くらいまでは最低でも上がるだろうと思っていた

  • ただ4/20にオーストラリア2位の航空会社ヴァージン社が経営破綻という予想外の事態が起こり、その翌日にRBAロウ総裁の発言を控えていて、どうなるか分からないから含み益があるうちに逃げた


  • というのが理由で、結果的にはこの経営破綻は特段相場に影響はなく、完全にチキン利確でした(苦笑



    ただまあ、この時点ではきちんとプラスで終われていて、あの時点では本当にどうなるかも分からなかったので、個人的には仕方ない判断だったかなと思ってます。



    その後1.075まで上がった後に1.06くらいまでまた落ちてきて、相場環境が変わっていない中で日足チャート的にも「ちょうどいい押し目」と見える位置まで戻ってきたので、再びエントリーしました。



    豪ドル/NZドルは、仮に上がり切ってこの後レンジを形成するにしても、レンジ幅が150pips-200pips程度で収まることが多いので、何か流れが変わるような事態が起こらなければ大丈夫かなと見ておりましたが、案の定そこから反発し、5/13にRBNZで追加緩和が発表されて大きく上昇し、1.07の指値利確注文が約定されました。



    1.07の指値を入れていなければもう少し伸ばせたかなというのが正直なところですが、ただ、RBNZの追加緩和であそこまで市場が反応するというのもあまり想定していなかったので、仕方ないかなとも思ってます(最近は金融政策をほぼ無視するような相場だったので、あそこまでしっかり反応したのはメジャー通貨含めて結構久しぶりだったりします)



    そして、一度1.084近くまで上げた後、1.07まで戻してきたのでまた買いを入れました。



    これについては、「なんでそんなところで買ったんですか?」と言われることもありましたが、実はチャートで見ると、以下のように

  • 前回の11月までのレンジの上限とほぼ同じ位置で止まって、1.07は下限圏内である

  • 日足のトレンドラインは上向きで、ちょうどこの辺りにサポートがある

  • 1.07近辺は何度か抜こうとしてはじき返され、RBNZ追加緩和で一気に抜けたポイントなので、いわゆる「サポレジ転換」の可能性もある


  • という点で、ある意味で「教科書的な押し目買いポイント」だと思ったので買いました。



    ADUNZD chart trade0606-min



    そして、その後予想通り上昇してくれて、1.08で一旦利確、その後また下がってきたので1.07に指値を入れつつ、ただ、1.072の時点で「ここからまた下がるか分からないな」と思ったので、軽めに2単位だけ買いました。



    その後1.07の指値が約定され、そこからさらに下がりそうであったものの、下がった理由が「リスクオフでの巻き込まれ」であり、特に豪に悪材料が出たとか、NZに強気材料が出たとかでもなかったので、買い下がっていくことにして、一度1.07の節目まで戻したので軽めに利確をして、また下の方で買い増していきました。



    最近は上値の重さを感じることが増えてきており、大体1.07-1.072くらいで反発することも増えてきたので、一度1.07の少し手前の1.069で利確をし、さらに1.071、上抜けした1.072や1.075といったあたりに利確注文を入れておりました。



    AUDNZD chart0718 4hour-min



    こうやって利確注文を入れていたところ、7/21,22と豪ドル/NZドルは良い感じに上がり、利確注文が刺さって利益を再び伸ばすことができました。



    そして、「1.08は超えるかもしれないが、重そうなところなので1.077、1.0785と1.08の手前で利確しておこう」ということでそこに指値注文を入れていたところ刺さり、ポジションが全部利確済みになりました。



    その後さらに豪ドル/NZドルは伸びて、1.086まで行ったので、「さすがにそろそろ上値が重くなるだろう」と考えて売りを入れました。このポジションについては、1.096にロスカット注文を入れており、「逆行したら潔く諦める」ということを決めてのポジションです。



    逆に利確目途は、「1.072でのサポレジ転換の可能性も考慮して、1.073~1.075くらいで考えており、その時の状況(重要指標があるか、値動きの方向感はどうか等)によって決めたいと思っています」と言っていましたが、先週RBNZ声明で「追加緩和」「マイナス金利も選択肢」と発言したことで一時1.09を超え、その後1.087くらいまで戻ってきたので、慌てて損切しました。



    ここで1.09より上で損切しなかったのは、単純にそのタイミングで別用で相場を見ておられず、その後見た時に1.087くらいだったからというだけで、正直完全なラッキーパンチでしたw



    豪ドル/NZドルは上でも書いたように基本的に金融政策の差に反応する&材料が出てから実際に相場が動くまで若干タイムラグがある中で、

  • 豪はマイナス金利の可能性を今時点で否定している

  • NZはマイナス金利を選択肢の一つと言っている


  • というように、スタンスの違いがしっかりとクローズアップされてしまったので、少なくとも売りはないということで、迷わず損切しました。



    その後豪ドル/NZドルは緩やかに上昇し1.1も超えたので、あの時損切したのはやはり正解で、我ながら自画自賛したくなるようなナイストレードでした。



    このように、上方向ではあったのですが、さすがに1.09超えの水準では買いたくなかったのでしばらく放置していたところ、9/18には下のように

  • 上昇トレンドの中、トレンドライン近くに落ちてきた

  • レンジ的にも「サポレジ転換」が期待できる


  • ということから、1.0826と1.08強のところで久しぶりに買いました。



    AUDNZD chart trade0927-min



    ただ、そんな中ですぐに利確したのは、エントリーした後にロバートソン財務相の「2021年3月まで0.25%維持」「経済は不況から回復しており、2021年初頭までにさらに改善する」という発言があったことを知り、さらに9/23にはRBNZがあるという中で、「とにかく逃げた方が良さそうだ」と思っていたら、幸運にも月曜日は短期的に上げ調子で、含み益もあったので、慌てて全部利確したという感じです。



    何故この発言を「やばい」と思ったかというと、上でも書いたように、今豪ドル/NZドルが高値圏にいる理由は「豪強気」「NZ弱気」だったのが、RBNZではなく財相とはいえ、ある程度強気な発言&0.25%維持のコミットもあったというのはかなり重要だと考え、そうなると少なくとも今までのように「1.1をまた超えるかどうか」みたいなレンジではなく、「1.06~1.09くらいのレンジ」とみた方が良さそうだと考えたためです。



    こういう中でRBNZも強気な声明があった場合、1.06近くまで落ちてもおかしくないと考え、このポジションは早めに見切りました(なお実際にはRBNZは今まで通りの声明で、特にサプライズはありませんでした。ただ、結果的には案の定結構下がりました)



    その後、10月に入るとRBAの利下げ観測もある中で、豪ドル/NZドルがRBA直前に1.081と高値水準であったので、RBA声明で利下げ示唆でも来ないかなと思って売りを入れました。



    結果的にはRBA声明もそこまで強い利下げ示唆はなく、ギャンブルは失敗に終わったのですが、ただとはいえここからまた1.1を超えてどこまでも上げていく・・・・という展開は想像しづらいので、売りを継続保有しつつ、1.09の手前の1.087台で軽く売りを追加していました。



    その時は、RBAのロウ総裁の発言が控えており、もしここで強気な発言等があって上昇したら損切も検討しながら、ただ今のところそうはならないだろうと予想して売りを継続していましたが、案の定「追加緩和」「今後3年間は利上げしない」と弱気な発言で下落しました。







    実はそのロウ総裁の発言の前に1.078と1.076で利確しており、このロウ総裁発言による下落は取れていないのですが(笑)、ただ市場がこうした追加緩和を見越して下げてくることを予想しての売りポジで利益を出せたので、まあ良かったのではないかと思っています。



    その後はなかなか上がっても下がってもおかしくないような状態が続いていたのでノートレードの状態だったのですが、11月にRBA利下げ、RBNZ2021年3月まで据え置きという状況になって豪ドル/NZドルが下がってきて、割と重要な節目である1.055に近づいてきたので、軽く買いで様子を見てみました。



    【豪ドル/NZドル トレンドライン入りのチャート】
    AUDNZD chart1114day trend-min



    政策金利の差は0.15%で、今の状態としてはRBNZが当面は据え置きではあるもののマイナス金利も含めて検討中なのに対し、RBAはマイナス金利は否定的であることを考えても、1.06より下であれば買っても良いと思っており、もしここからまた下がってくるようであれば積極的に買っていきたいと思っており、さらにもう一段階1.05の手前の1.0515、1.048、1.042で少し買い増しを入れました。



    このターゲットレートについては、「今のところは1.06前後で一部利確予定で、1.06半ばから後半で一旦全部を利確予定」と書いていましたが、実際にその通りのトレードを行って、1.06の手前の1.0595で半分、さらに1.0645でもう半分ちょっとを利確して、さらに1.069で残りを利確して、またポジションがなくなりました。



    その後2020年末から2021年1月にかけては、RBA、RBNZ、ロウ総裁やオア総裁の発言といったイベントが一切なく、値動きも想定レンジ1.06-1.08の中で納まっていたのでほぼチャンスがなかったのですが、2/2のRBAで「4月以降も緩和継続」というのや、その後のロウ総裁発言でも緩和の継続を明言したことで、豪ドル/NZドルは一時1.06を割ってきました。



    そこで1.06を割ったら買おうと思っていたので、ポジションを持とうと思ったところ、ふと見ると昔入れていた注文を消し忘れて残っていて、それが約定されていて、本数も大体ちょうど持とうと思っていたくらいだったので、「まあ、これを裁量とするか」と思って持ち続けることにしました。まあ、持ち方は完全に事故ですが(笑)、方向性も持とうとしていた本数も似たような感じだったので、まあ良いかなとw



    ただ、「金融緩和発言での100pips以上の下落」という動きから、1.04台までは落ちるかなあと思って、あまりポジションを持たず、また利確も1.06台半ばでやっていこうと思っていたところ、1.064、1.065の利確が刺さり、11,963円の利益が出ました。



    その後は当初予定通り、1.066、1.067、1.068で少しずつ利確していき、また1.075近辺で反発することもある&2/24のRBNZに向けて、上がるよりは下がる可能性の方が高いかなと見て、1.0745で売りを軽く入れ、その後も徐々に売り上がっていき、1.082まで売りポジションを持ちました。



    これについては、最終的にRBNZ後の下落で利確できたのですが、その利確前に言っていたことをそのまま残すと「ここから1.08台までは売りを続け、もしRBNZまでに1.06台前半まで落ちればそこで利確、仮にRBNZ時点でそこまで下がっていなければRBNZの結果を待とうと考えていたのですが、RBNZ前日の今も1.08台なので、まあRBNZの結果を待とうかなと思っております。



    RBNZの結果については、緩和を強化or今後の利下げを示唆とかでもなければ基本は損切をしないことを予定しており、仮に緩和が現状維持で上がったとしても、その時は軽く売りを追加していこうと思っています(逆に緩和を強めたり利下げしようとしたら迷わずためらわずに切ります)」と言っておりました。



    結果としては、RBNZの政策はほぼ完全に現状維持で、一瞬上がって「まあ売り上がるかな」と思っていたところ、何故かその後流れが一気に変わって豪ドル/NZドルが下落したので、1.07割れのあたりから少しずつ利確していき、最後は1.065でポジションを一旦クローズし、トータル10万円ほど利益が出ました。



    RBNZ前に1.08台だったのは、正直「え、なんで?」「完全に売りのボーナスステージでは?」くらいに思っていましたが、案の定下げてくれて安心しましたw



    その後も当面1.06-1.08レンジと予想しているのですが、また1.08を超えて上がってきたので売りを追加していたところ、3月23日には1.09越えをするなど、なかなかの上げ相場となりました。



    【豪ドル/NZドル日足】
    AUDNZD chart0327day traripi-min



    これは2021/3/23(火)の早朝にNZがいきなり住宅価格高騰を抑制するために税制措置を発表し、これによってNZドルが下落→豪ドル/NZドルが上昇となったのが原因です。



    何故これでNZドルが下げたかというと、元々NZ政府は住宅価格高騰を気にしており、RBNZに対しても金融緩和をこれ以上しすぎないように牽制を行ってました。(政府と中銀は別の機関で、独立性を持つのが大体どこの国でも建前としてはありますが、実態は政治圧力を「忖度」しなければいけないのは、程度の違いこそあれどどこの国も同じです)



    そんな中で市場では「政府の住宅価格を抑えたいという圧力で、RBNZはいずれ利上げをせざるをえなくなるだろう」という思惑があったようですが、今回の税制措置で住宅価格の抑制について「緩和をやめさせる」ではなく、こうした別の手段を用いるとの観測が高まり、「利上げ圧力の低下→NZドル下落」という反応になったようです。







    これについては、正直「いや、さすがに早期利上げはありえなかったし、市場の暴走じゃないの?なんか不思議な動きをしてトレンド方向としてはNZが弱くなったけど、それが継続するとは思えない」と考えており、あまり気にせず売りを続けていきたいと思っていましたが、案の定また下がってきていました。



    【5/22時点日足チャート】
    AUDNZD chart0522tora-min



    そういう感じでしばらくポジションを持っていたのですが、チャート的にも若干下値の堅さを感じるところだったので、1.07の少し前あたり(指値は1.0705に入れてましたが、その前の1.072に少しだけ移しました)で少しポジションを利確し、ここからまた上がった時は、その時はそれはそれでグルトレや自動売買の方で稼いでもらおうくらいで考えていましたが、RBNZでまさかの「利下げを検討」という文言が削除されるというサプライズがあり、豪ドル/NZドルが大きく下落しました。



    【豪ドル/NZドル 2021/5/26のRBNZ】
    AUDNZD chart0526min-min



    元々1.065では全部利確しようと思っていたので少しずつ利確指値を入れていたのですが、とりあえずRBNZ後に見れたタイミングで1.066台であったので、そこで残っていたポジションの半分利確&残り半分を当面ホールドという方針にしました。



    こういう金融政策の違いで動いた時はしばらくの期間トレンドが継続しやすいので、基本的には下目線で良いと思うのですが、ただ元々1.07前後~1.065くらいまでには利確しようと思っていたポジションだった&6/1にはRBAもあってそこでもし追随されたらまた上昇してレンジに戻しそうなので、半分だけ利確という形で妥協しました。



    このポジションについては、今後は1.06を割って1.056まで来たらさすがに利確しようと思っており、そうでなくても豪ドル/NZドルの値動きも見ながら、下値が厳しそうだったり、あるいはRBAで変なことを言ってきてその時1.07より下であれば、今より多少上がっていても利確しようかなと思っています。



    逆にRBAも現状維持なのに上がる等という謎の展開になれば、その時は1.07台半ばから売っていこうと思っていたところ、1.075~1.08まで上がってきたので、軽く売り上がっていくことにしました。



    【豪ドル/NZドル 日足チャート】
    AUDNZD chart0710rireki-min



    このポジションについては「今は「1.06~1.08をメインとしたレンジか、1.06を割っていくかの2択」と思っているので、このポジションは、1.065くらいで大部分を利食いつつ、一部は1.06割れまで引っ張ろうと思ってます」と書いていましたが、7/14のRBNZで1.065を割ったので、1.065指値を入れていた大部分が利確されました。







    その後7/16には消費者物価指数が市場予想より高く、1.06まで割ってさらに下落していますが、残りについては、1.055と1.049で利確指値を入れてそれが刺さるのを待っていたところ、7/22に無事1.055の方が利確され、8/4には1.049の方も利確されました。



    また、値動き的に1.06が上値として重そうだったので、1.06にもう一回タッチしたら軽く売り直そうと思っていたところ、7/28には1.06にまたワンタッチしてくれたので、5枚売りを追加しました。



    その後は予想通りどんどん落ちていき、また値動きを見ていたところ、1.05の辺りで上値が重くなる傾向を感じて、今は売り目線というのが変わらなかったので、1.05のところで3枚売り増しして、合計8万通貨売りポジションを持ちました。



    【豪ドル/NZドル8/14に振り返る時間足】
    AUDNZD chart0814hour-min



    そしてこの時は翌週にRBNZを控えており、当時の市場予想ではここでは利上げが予想されていたものの、RBNZという中銀は昔からサプライズが多い&実はこれまで利上げは2022年にあるかどうかみたいなことしか言っていないことを踏まえて考えると、売りポジションをどうするかは悩みながら、とりあえず1.044と1.042に利確注文を入れつつ、もしRBNZが「利上げ?しないよ?」みたいなことを言って来たら損切しようと考えて、RBNZの週を迎えました。



    するとまず1.044が利確されたのですが、その後NZのオークランドでコロナの市中感染が発生→NZ全土ロックダウンというとんでもイベントがRBNZの前日に発生し、一気に1.052まで上がりました



    【8/17の豪ドル/NZドルチャート】
    AUDNZD chart0817_min-min



    この時は、「RBNZが利上げする主な目的は不動産価格の抑制だし、NZもここまで先手を打ってロックダウンをした以上はコロナの抑制も可能だろうし、ここは売りだ!」と思って1.052の辺りで成行きで売りを追加し、RBNZを待つことにしました。



    そのRBNZの結果は、「金利据え置き」というもので、これによってNZドル下落→豪ドル/NZドル急上昇となり、その時は「ああ、外したな」と思って1.053の辺りで前日に売った1.052と上の1.06のポジションと合わせて決済(トータル微益)したのですが、その後声明文をよく読むと明らかに今後の利上げを示唆&今回の据え置きはロックダウンを受けて念のためということが分かったので、その時は若干下がってましたが1.05の辺りで売り直ししました。



    【8/18のRBNZの日のトレード】
    AUDNZD chart0818 1min-min



    この辺り一見すると1.053の損切が余計だったように見えるかもしれませんし、実際結果論としてはそうなのですが(笑)、ただ、声明文を確認できるまではとにかく「サプライズ据え置き」ということで、これでもし今後も据え置きという観測が流れれば1.06は軽く超える水準になっていたと考えられるので、まあ仕方のないトレードだったのかなと思います。



    その上で、とりあえず1.042のところに1/3である4万通貨の利確注文を入れて、それ以外は相場状況も見ながら、しばらく握っていようと思って指値を入れていたところ、8/24に1.042が利確されました。



    また、9/7にはRBAがあって、そこで市場予想は7月発表の資産買い入れ規模50億豪ドル→40億豪ドルを停止(50億豪ドル継続もしくは60億豪ドルへの上乗せ)だったのが、特にそんなことはなく予定通り削減という発表があり、一時的に跳ねてきたので、そこで1.045のあたりで売りを増やしました。











    これで売りポジションが11万通貨になりましたが、これについては、とりあえず当面は様子見でホールドしていようと思っており、利確予定も今は未定です。



    この理由は、「自動売買の買いが溜まっていて、こっからまた下がるとそちらの含み損が増える」ということから、心理的なヘッジという気持ちも割とあり、もしそういうのがなければ、1.03の少し前の今くらいの水準(1.033とか)で軽く半分くらい利確しておくかなと思います。



    1.03というのはこれまで割と機能してきたラインで、RBNZもかなり意識していそうなところではあるので、利確目安としては一つの良いポイントかと思う一方、ただ今のこの環境ではそこでもお構いなしにRBNZが利上げしてくる可能性も高そうで、そうなった時に果たしてどこまで下げるか・・・・というのもあり、判断が難しくなってきていますが、今の自分みたいに自動売買の買いが多ければホールド、少なければ一旦半分から1/3くらいを利確、くらいでいいのかなと見ています・・・・とか書いていましたが、その後案の定1.03で一回反発し、1.06まで戻してきました(笑



    ただ、1.05から上は明確に売り目線、1.04台でも売ってもいいだろうという相場観自体は変わっていないので、1.04から少しずつみんなのFXで売り始めて、今はセントラル短資FXで元々持っていた11枚、みんなのFXで1.04からの売り上がり分81.5枚で、合計92.5枚売りを持つ形になり、さらに11月のRBA・四半期金融政策報告・ロウ総裁発言全てで「2024年利上げ」と豪が現状維持を表明してきたので、1.044の時に15万通貨売りを追加し、107.5万通貨売りを持つ形になりました。



    この1.044の時に追加したのは、「正直まだ売りのヘッジが足りないな」と思っていた状態で、ただ11月のRBAはスタンスを変えてくるかもしれないということで若干警戒していた中で、実際は若干変更はあったものの「利上げは2024年」発言は相変わらずで、さらに11/24にはRBNZもあってそこは利上げがほぼ確実な情勢なので、「じゃあ売っても良いか」という感じで売り増すことにしましたw



    またRBNZ前に少しずつ下がりましたが、RBNZが0.25%利上げか0.5%利上げかという中で実際が0.25%利上げの失望売りで豪ドル/NZドルがまた上がってきたので、1.045と1.05、1.055、1.06、1.065、1.07、1.075の少し手前、1.08、1.1で売りを追加していきました。まあ順調に踏みあげられてますねw



    その結果が今のとんでもない含み損になっているのですが、ただ今でもNZの方が利上げが先行しており、今後RBAも利上げモードに入ったとはいえ差が埋まることはしばらくないと思うので売りポジションを気絶しながら持っていようと思っています。



    ちなみに、このポジションの決済予定ですが、損切は「さすがに金額的に厳しいな」と思ったら順次下の方から切っていく(それはその時の状況によるのでいくらくらいとは決めてない)、逆に利確としては1.1の売りは1.08前後で利確し、1.08より下のポジションも1.06台から順次利確していこうと考えています。



    RBAが利上げモードに入る前は「1.05台から利確して、1.04前後から本格的に利確を始めて1.03で全部利確」とか言ってましたが、今はそういう状況でもなくなってきたので、ある程度チャートを見て節目となりうるポイントで適宜利確できるものをしていく方針に変えました。



    また1.12の時にみんなのFXポジションが強制ロスカットが近くなったので、下の方から切っていって一部ポジションを損切しました。



    以上がこれまでのトレードと今後の予定です。基本的にやっていることは「相場の大きな方向性を読む」「水平線でサポート・レジスタンスを意識する」ということだけで、あまり難しいことはしていませんが、それで年間100万円稼げたので、かなり良い戦略じゃないかなと思っています(今は思いっきり含み損抱えてますが、最後どうなるかは今後お楽しみにしてくださいw)



    上でも書いたように、

  • RBA、RBNZを中心とした豪、NZの状況

  • レンジの上限、下限はどこか


  • を考えながらトレードをすると、かなりやりやすい通貨ペアなのかなと思っております。



    なお、この豪ドル/NZドルをトレードする場合は、今はセントラル短資FXを使っています。



    実は少し前まではみんなのFX、LIGHT FXの方が圧倒的に売りスワップの条件が良く、そちらで大量に売っていたのですが、最近売りスワップが逆にひどいことになり、その辺りでスプレッドの狭さやスワップポイントの安定感を考えても、結局はセントラル短資FXが一番信頼できる気がしたので、最近ポジションを追加する時はこちらを使っています。



    セントラル短資FXについては2020年の12月くらいからセントラル短資FXがスプレッド1.0pips、スワップポイントは買いも売りも0で安定しており、RBNZ利上げ前まではずっとこの感じで、今はさすがに買いにマイナス・売りにプラスが付くものの、とはいえスワップの上下動も納得のいくもので、スプレッドも相変わらず狭いので、ここが一番だと思っています。



    なおこのセントラル短資FXに当サイトから口座開設して貰うと、当サイトオリジナルのFX投資戦略マニュアル(チャート分析)+5,000円のキャッシュバックという破格の限定特典もあります。



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    ※:本記事にはプロモーションを含みます。

    2022年9月時点の相場短観 資源高・ウクライナ情勢も解説-min



    今回は、久しぶりに相場全体の短観を書いていきたいと思います。



    今の相場は

  • 世界各国のインフレと金融引き締め、そしてそれと対照的な日本の緩和姿勢

  • エネルギー問題

  • 最近あまり相場に影響を与えていないものの、めちゃくちゃ動きまくっているロシア・ウクライナ情勢


  • 等、様々な要因で動いており、非常にややこしいところではあるのですが、今それぞれどういう状態になっていて、その中でどういうトレード戦略があるのかということも書いていきたいと思います。



    結論をざっとまとめると、以下の通りです。


  • 短期的にはとにかく資源国通貨高の流れが強い

  • その資源国通貨高の原因となるエネルギー問題については、今ヨーロッパで言われている対策で解決する気が全くしないが、ただロシアへの接近という「禁じ手」をギリギリになって発動する可能性や、イラン核合意復帰等の可能性もそれなりにあり、正直全く読めない

  • ロシア・ウクライナ情勢は良い方向にも悪い方向にも転びうるターニングポイントとなってきており、最近は相場での存在感が薄いものの、本来はもっと注目されても良いと思われる

  • 基本的には今だとドル円の買いが一番無難と思われるが、日銀の政策が変わってきた場合には注意が必要。また私のメイン通貨だと、ユーロズロチについては引き続き急上昇待ち、豪ドル/NZドルは強制ロスカットにならない範囲で気絶継続

  • 株価指数については、当面上がる要因があまりなさそうだが、こういう下落局面こそ積立等でしっかりとポジションを持っていくのが大事




  • このように、色々と不透明性の高い情勢となっていますが、短期的には「強い通貨と弱い通貨」がある程度明確になっているので、短期トレードで損切をしっかりと入れていくようなやり方だと、それなりに勝ちやすいのかなとも思っています。



    こういう相場環境では、「リスクを管理した上で攻めていくこと」「旬の銘柄の見極め」がこれまで以上に重要になりますが、そういう点で


  • ノックアウトオプションやノースリッページ注文でリスクを限定して攻めた取引できる

  • スワップもかなり貰えることから人気が高まっているEUR/PLNのトレードができて、こんなマイナー通貨ペアでもノックアウトオプションを使ってトレードできる

  • CFD銘柄を17,000銘柄以上取り扱っており、個別株式銘柄についてもレバレッジをかけての取引や、売りからも入ることができる



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    エネルギー問題と資源国通貨高の流れ





    相場のテーマは最近だと「インフレと金融引き締め」「資源」という感じですが、ここ1か月で見ると、完全に資源国通貨高の流れができています。



    【通貨強弱 1か月】
    strength0915-min.jpg



    こんな感じで、ドル、ユーロを除けばほぼ資源国通貨が上という分かりやすい状況になっています。



    ちなみにドルとユーロについてはここ1か月はかなり対照的な動きになっていますが、これについては

  • ECBが7月に0.5%の利上げ、9月には初の0.75%の利上げと、ついにマイナス金利から脱出し、完全に利上げモードに入ったことで、ドル一強体制ではなくなった(取引量が多いのはEUR/USD、USD/JPY、つまりドル、ユーロ、円が上位3通貨だが、ECB利上げまではドルだけが利上げ通貨であった

  • しかし先日発表の米消費者物価指数で前月比+0.1%、前年比+8.3%(予想-0.1%、8.1%)、コア指数だと前月比+0.6%、前年比+6.3%(予想0.3%、6.1%)とアメリカのインフレが非常に根強いことが判明し、米の利上げ観測がさらに高まったことでドルがまた盛り返した


  • というのが大きな要因です。



    それに対して日本は最近ではレートチェックをしたり為替介入を示唆したりはして、若干円高に振れたものの、今でも声明文には「必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置」というお約束の一文が残っており、さらに今月の日銀会合でもコロナオペの文言削除は検討されているものの、緩和バイアス自体は維持される見通しという感じで、まあ全く引き締めモードに入っておらず、その点で円最弱がお約束となっております。



    ちなみにレートチェックというのは、読んで字のごとく「レートをチェック」するだけで、具体的にやったことは「ドル円のレートを銀行に聞く」とかいう、「んなもんFXトレーダーなら毎日やっとるわ!!!!!」というようなものです(一応介入の前準備ではありますが、やったことはレートを聞いただけ)



    そんな感じでドル、ユーロ、円の力関係は説明がつくのですが、他については、先ほどの通貨強弱を見て貰っても分かるように、見事に資源国通貨が強いという傾向が出ております。



    この背景には、ノルドストリーム問題などに代表されるガス供給問題で、最近は原油価格は落ち着いてきたものの、天然ガス価格がまた高騰してきております。



    【原油価格チャート】
    oil chart0915-min



    【天然ガス価格チャート】
    GAS chart0915-min



    エネルギー問題については、ヨーロッパでは様々な助成金や減税等で対応しようとしていますが、エネルギー問題の根本的な原因として「そもそもエネルギーが必要なのに、入ってこない」という部分がこれらの対策では一切解決するはずがなく、また企業や家計にとっては仮に助成金で負担が減るにしても、資源価格に対してはむしろ上昇要因となる点からも、これらの対策で解決するとは全く思えんよなあというのが正直な感想です。



    解決策としてありうるとしたら、

  • 増産

  • 利用量の減少(原発の利用含む)

  • イラン核合意復活

  • ロシアへの歩み寄り


  • あたりですが、増産もそう簡単ではなく、利用量の減少といっても限度があり、イラン核合意復活はずっと言われながらもなかなか実現しておらず、ロシアへの歩み寄りというのが一番現実的な解決策ではあるものの、今時点でそれは「禁じ手」となっており、またロシア側もそれで足元を見ようとしている点から、どう決着するんだろうなあと思いながら見ています。



    ただし、じゃあロシアへの歩み寄りがありえないかというと、別にあってもおかしくはない状態で、最近のウクライナの快進撃も、「冬が近づく中で西側諸国の支援が減るリスクがある」といった背景もあるので、次にウクライナ情勢も簡単に解説します。



    ロシア・ウクライナ情勢





    ロシアウクライナ情勢については、ニュースでも散々報道されているように今はウクライナの反攻が非常に上手く行っており、東部・南部の領土奪還も日を追うごとに800㎡→1000㎡→2000㎡→3000㎡→6000㎡→8000㎡と、とんでもないペースで増えております。



    特にハルキウから「再編成」という名目での撤退はロシア国内でもボロクソに叩かれており、反戦派からは「さっさと撤退しろ」と言われ、右派からは「国民総動員して核使え」と言われております。



    この中で戦局を変えられる可能性があるとしたら割と真面目に「核使用」「他国の協力」くらいしかなさそうですが、これらの事態になった場合NATO諸国がどう反応するかという点も含め、また侵攻直後のような緊張感のある状況になりそうで、その点は個人的には結構なリスクだよなあと思いながら見ています。



    撤退や停戦の可能性は個人的にはかなり薄いとは思っていますが(何もせずに戦局がまた膠着するの方が可能性が高そう)、とはいえそれもないとは言えず、その点で良い方向にも悪い方向にも転びうるというのが現状かなと思っています。



    こうした環境を踏まえた上での投資戦略





    以上が今の相場の分析ですが、こういう状況であれば、やはり基本的にはドル円の買い方向でのトレードが一番やりやすいかなと思っています。



    というのも、結局アメリカの利上げ方針は相変わらず強く、日本も色々と言ってはいるものの打つ手は特になく、またアメリカ自体も世界最大の資源国であるという点もあります(天然ガス・原油ともに生産量世界1位はアメリカ)であり、その点で言えば、一番強弱が分かりやすいのはこれなのかなというのが理由です。



    日本が本気で円高・インフレ対策として引き締めに転じる場合はシナリオが変わってきますし、今も相当な高値圏ではありますが、ただ当面の目線としては、やはりドル円は上方向なのかなと思っています。



    他の通貨については、私のメイン通貨の豪ドル/NZドルは、これまでも書いてるように「短期的には非常に嫌な形で上昇している」「資源国通貨高の流れもある」という点から考えると、今は短期的には上方向のリスクが高いかなと見ています。



    ただし、本来はこの通貨ペアは金融政策に連動しやすい通貨で、資源国通貨高の流れも結局は「そういうブーム」という面もあること、さらには長期ではあまり資源価格との連動性もなく、RBAが利上げの減速を示唆したこともあって、「どこかのタイミングでは落ちるだろう」とは思っており、強制ロスカットにはならないようにしつつも、売りポジションは引き続き持って気絶していますw



    ユーロズロチについては、ECBが利上げを始めた&ポーランドは利上げそろそろ打ち止めモードということや、また上でも書いたようにウクライナ情勢が急にきな臭くなるリスクもある点から、その点で「今はスワップ目的で軽く持つくらいにしておいて、本番は急上昇した後に取っておく」というのが良いかなと思っています。



    株価指数については、短期的には相場のセンチメント以外ではあまり上がる理由が見当たらないなというのが正直なところではありますが、ただS&P500連動ETFやダウ等は、結局「最強のアメリカ」を背景に長期的には上がると思うので、積立投資を継続しつつ、安くなったところで拾っていく方針で見ています。



    以上が相場の見通しとトレード戦略です。



    このように、色々と不透明性の高い情勢となっていますが、短期的には「強い通貨と弱い通貨」がある程度明確になっているので、短期トレードで損切をしっかりと入れていくようなやり方だと、それなりに勝ちやすいのかなとも思っていて、そういう時に短期トレードしたいのであれば、ノックアウトオプションは非常に便利です。



    ノックアウトオプションというのは、

  • 短期トレードをやる上で資金効率が非常に良い

  • ノックアウト価格をはじめに設定するのが必須で、窓開けや急変があろうともそこで必ず損切されるので、リスクが限定される

  • IG証券のノックアウトオプションだと、為替だけではなく株価指数や金・原油等も取引可能(他社だと為替のみ)。また為替でもユーロ/ズロチのような超マイナー通貨も対応している

  • 金融庁の認可を受けており、税率も申告分離課税の20.315%



  • と、守りを固めた上で大きなロットを運用できる商品で、海外業者と違って出金リスクもなく税率も20.315%という特徴があり、こういう「何かが起こるかもしれないが、基本的にはこの方針でトレードする」みたいな状況では最適です。



    ノックアウトオプションだと、週明けに窓開けが起きても、またスイスショックのようなとんでもない事態や、またいきなり核戦争や第三次世界大戦が起こっても、最初に設定したノックアウト価格では必ず損切されるので、週末リスクや相場急変リスクを抑えてトレードができます。



    今のようにいきなり変なことが起こるリスクがある環境で大きめのロットで短期トレードをするなら、リスクをどう抑えるかというのが重要なポイントになりますが、その点でノックアウトオプションを使えば、命綱付きでトレードができるので非常に重宝します。



    また最近はスワップも増えたことで人気のユーロ/ズロチについても、スワップが安定して高い&ノックアウトオプションでリスクを限定することもできる点から、IG証券がおすすめです。



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    今は上で書いたようにウクライナ情勢もかなり動いてきており、今後良い方向にも悪い方向にも動く可能性があり、その点でウクライナのすぐ隣のポーランドのズロチは、今後大きく動く可能性があると見ており、個人的にも注目しています。



    またこの会社は米国個別株も含めてCFDは17,000銘柄以上も取扱いがあり、「ここになければないですね」というレベルで品ぞろえが豊富なので、今後新しい材料が出て何かの銘柄が注目されだした時にその旬の銘柄をトレードすることもできます。



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    関連記事

    豪ドル/NZドル見通し2022/9/5週 | 重要指標・チャート・IMM通貨先物で予想

    2022年09月08日 21:11

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    豪ドル_NZドル週間予報指標スケジュール-min



    豪ドル/NZドルの見通しはどう?



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    しかし、この通貨ペアで見た時に、「今週の見通しはどうなのか」「重要指標発表スケジュールはどうなっているのか」といった情報があまりないなと思ったので、当面の間、日曜午後から月曜午前くらいの間に、不定期で週間予報をアップすることにしました。







    というわけで、早速今週(2022/9/5週)の見通しを書きたいと思います。



    結論を要約すると、


  • 基本的には金融政策の差や2年債利回り等の短い金利差に反応する通貨ペアで、今はどちらも利上げ中だが、若干NZの方が先行している

  • 2021年末からは2年債利回りの差の縮小もあって上昇基調だが、そうはいっても今のレートは「金融政策が同じであっても高すぎる価格帯」に来ているので、数か月単位で見ると売りで良いと思われる

  • 燃料価格の上昇は当然に想定され、それで豪ドル高という声もあるが、豪ドル/NZドルという通貨ペアについては、これまでの値動きを長期的に見ても燃料価格との連動性は低く、中長期的には下がりそう

  • ただし今は他の資源国通貨も上がっていることから、ノルドストリーム問題での天然ガス価格の高騰に上昇で反応してるとしか思えず、短期的には燃料価格との連動もありそうで、8月後半の上昇理由も資源国通貨買い以外では考えづらい状態

  • チャート的には月足で見た時の重要ライン1.125をちょっと超えたあたりが守られるかどうか

  • 今週は、ロウ総裁がRBAの利上げペース減速を示唆したり、天然ガス価格が下がったり、2年債利回りが広がる(NZの方が高い)と下がりそうな材料は出ているが、今のところ相場はほぼ無風で、今後どう反応するか



  • という感じです。



    この通貨ペアは基本的には政策金利の差や2年債利回りの差と言った短期的な金融政策の違いに反応しやすく、政策金利と2年債利回り差が連動しやすかったのでこれまでは「政策金利連動」と思えたのが、2021年末ごろから政策金利はNZの方が上がっているにも関わらずRBAへの利上げ期待から2年債利回り差は縮小(豪の方が強く上がる状態)し、それによって上昇し、さらにはロシアのウクライナ侵攻以降は燃料価格が相場の大きなテーマになって資源国通貨が買われたり、その上RBAも実際に利上げを始めたこともあって、今は全体的に上昇基調となっております。



    普段であれば「豪強気化なので、買い目線」となるところなのですが、ただ今は1.12くらいの位置におり、これは「豪の方がNZより強気」な時だと理解できる水準なのですが、今は「どちらも強気」「利上げはNZが先行している」という状況なので、正直「なんでここまで高いの・・・?」という感じになっていますw



    こんな感じで下がると思いながら踏み上げを食らい続けていますが、長期的には金利差に連動しやすい通貨で、また仮に最近の資源高で豪ドルの方が買われているという事情があったとしても、これについても長期的には資源価格と豪ドル/NZドルの連動性は低いので、「短期的にどうなるかは分からないものの、さすがに高い」という水準といえて、私は売りを気絶しながら耐えています(強制ロスカットを避けるために少しだけポジションは減らしましたが)



    仮に相場のセンチメントを最大限に汲んでも「豪とNZが同じくらいの利上げペースになる」までだと思いますが、そうなったとしても、2020年後半から2021年前半までの「1.06-1.08をメインにしながら、1.04-1.1くらいのレンジ」みたいな評価なので、「ロスカットさえされなければいずれ下がるだろうし、ポジションがあるなら気絶or少し減らすくらい、今まだポジションを持っていなかったり資金に余力があれば絶好の売りチャンス」と見ています。



    今は政策金利についてRBNZが3%、RBAが2.35%で0.65%差で、ここ5年間でかなり大きい金利差で、しかもその上でまだRBNZもRBAも同じくらいのペースでの利上げとなっています。



    ちなみに9月についてはRBAが0.5%利上げでしたが、RBNZは9月は開催されず、次回のRBAは10/4、RBNZは10/5となっており、そのせいで1回分利上げ幅が縮まりました。



    ただ、後で詳しく書きますが、ここからRBAは利上げペースをスローダウンさせる(0.25%刻みになりそう)という見通しが強く、ロウ総裁発言でもそれを示唆されている一方で、RBNZは8月の声明文でも利上げペースをむしろ5月より強めていたことを踏まえると、NZの方が利上げモードが強い、というのは変わりません。



    なので、短期的には上げトレンドですが、私は引き続き売りで見ていようと思っています。



    なお、この豪ドル/NZドルをトレードする場合は、

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  • 裁量トレードorグルトレのサポートポジションを持ちたい:セントラル短資FX



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  • マネースクエア:豪ドル/NZドルの自動売買を徹底解説した当サイト限定レポート

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    特に、アイネット証券やマネースクエアのレポートでは、この豪ドル/NZドルという通貨ペアについて、基本的な情報から、過去にサイトでも公開したことのないようなバックテスト情報まで、様々なデータを分かりやすくパワーポイントにまとめており、豪ドル/NZドルをトレードする上では非常に役に立つレポートだと思うので、興味があれば是非どうぞ。



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    以下の順番で書いていきます。

  • 豪ドル/NZドル関係の経済指標等発表スケジュール

  • 豪ドル/NZドルのチャート分析

  • 豪ドルとNZドルのIMMポジションの推移

  • 豪ドルとNZドルの1年程度の見通し予想

  • 豪ドル/NZドルをトレードする場合のおすすめFX会社

  • 豪ドル/NZドルの代わりに豪ドル円買い、NZドル円売りにしてスワップを貰う方法




  • なお、前回からの主な更新点は、

  • 今週のイベントの更新

  • 経済指標スケジュール、チャート、IMMポジションのデータ更新


  • という感じです。



    豪ドル/NZドル関係の経済指標等発表スケジュール





    まず、豪ドル/NZドルにとって、一番重要な指標と言っていい政策金利の見通しの推移から見ていきましょう。この通貨ペアは、基本的には金融政策の違いに反応するもので、以下のように政策金利の差とレートをプロットすると、2022年に入ってからを除けば非常に近い動きとなっています。



    【参考 金利差と豪ドル/NZドルのレート】
    audnzd and kinri0624-min



    最近は思いっきり金利差が開いているのに豪ドルNZドルがあげるという状態になっていて、そのせいで私も売りで含み損を抱えていますが、ただ長期で見ればやはり金利連動の通貨ペアだということが分かります。



    ちなみに、国債利回りとの関係ではどうなのかということでは、実は2年債利回りとは連動性が高く、10年債利回りとの連動性はそこまで高くないという関係がありました。



    【2年債利回りとの関係】
    AUDNZD and rimawari2nen-min



    【10年債利回りとの関係】
    AUDNZD and 10nensa-min



    このように、長期金利というよりは、政策金利や2年債利回り等の短めの金利との連動性が高い通貨ペアと言えそうで、その点からもやはり重要なのは短期的な金融政策の見通しと考えられます。



    2020年くらいからそれぞれの金融政策を振り返ると、まずコロナショック前の2020年2月は豪側ではRBAで据え置き、ただし、金融政策報告によると、年内に0.25%ポイントの利下げはありそう、NZの方もRBNZで据え置き、今後はコロナウィルスの状況にもよるが、基本的には据え置きという方針が示され、どちらかといえば豪の方が弱気な状態になっておりました。



    そのため、2月までは「レンジ相場ではあるが、上値はかなり重い」という展開が続いておりました。



    そして、3月のいわゆる「コロナショック」が起こると豪ドル/NZドルもさすがに無風とはいかず、乱高下する中で、一時1.0にタッチする等、急落しました。



    そんな中で政策金利としては、

  • 3/16にRBNZが緊急利下げし、1→0.25%に

  • 3/19にRBAが緊急利下げし、0.5%→0.25%に


  • となり、コロナウィルスで不透明性が高まる中で、両行ともに「当面この水準を維持」「量的緩和政策への含み」を示し、足並みが揃った状態になりました。



    さらに2020年5月は、RBNZが声明文で追加緩和について触れたため、NZドル下落→豪ドル/NZドル上昇ということで、一段と豪ドル/NZドル高が進みました。



    AUDNZD chart hour 0517-min



    コロナショック後の相場では金融政策の発表でここまで大きく動いたのは主要国通貨含めてかなり珍しく、また、じゃあ豪と比べてそこまで相対的に弱気になったかと言われるとそこまででもないので、この動きについては正直かなり驚きました。



    また、8月にもRBNZ声明で「追加緩和」「マイナス金利導入も選択肢」というものがあったことで上昇傾向が強まり、

  • 豪とNZの政策金利は0.25%で同じ、どちらも緩和方向で経済見通しがネガティブなのも同様

  • ただし、豪はマイナス金利導入に否定的なのに対し、NZはマイナス金利導入も選択肢と言っているように、緩和への見通し度合いでいえばNZの方が強い


  • ということから、豪ドル/NZドルで見ると、金融政策の面からは上がりやすい状態になっておりました。



    ただし、9月に入るとNZのロバートソン財務相が、

  • 2021年3月までは政策金利0.25%維持をコミット

  • NZ経済は不況から回復しており、2021年初頭までにさらに改善する


  • と発言してNZドルへの見通しが好転し、さらにRBAの政策金利についても、11月3日のRBA会合で0.1%への利下げというのが徐々に市場でも織り込まれ始めたことで徐々に下がってきて、実際に11月3日のRBAでは利下げが行われました。



    その後一度1.042まで下がりましたが、また戻して1.08くらいに来ております。豪ドル/NZドルは金融政策の違いに反応しやすい通貨ペアなのですが、まあ、教科書通りの値動きだなと思いながら見ておりました(とはいえ、1.05を割ったのは「ああ、そこまで反応したか」という感想もありました)



    2021年に入ってからは、2月のRBA、RBNZ声明でどちらも当面の現状維持を明言し、RBAについてはRBA四半期金融政策報告やロウ総裁発言、RBNZについてはオア総裁発言でもそのスタンスが一貫しており、また為替レートについても豪ドル(NZドル)高へのけん制発言もなく、4月も同様でした。



    これはつまり2020年後半からの金融政策が維持されるということで、豪ドル/NZドルにとっては、当面方向感のない狭い範囲でのレンジ相場が続きそう(1.06-1.08をメインで想定)と考えていました。



    しかし、5/26のRBNZで、まさかの声明文で追加利下げの文言削除&2022年中の利上げの可能性のにおわせもやってきたことで、NZドル上昇→豪ドル/NZドル下落という展開になりました。



    さらに2021年7月にはRBNZが「大規模資産買い入れの停止」を決定し、さらにはNZの消費者物価指数も3.3%と中銀の目標レンジ1-3%を超えたことで8月の利上げの可能性まで浮上し、その後1.04台まで落ちていきました。



    これはその少し前にRBAでは豪の金融緩和を50億豪ドル→40億豪ドルとしただけ&2024年まで利上げはないことを再三繰り返していることと比べると、明らかにNZの方が強気(NZは買い入れやめた)で、その結果としての豪ドル/NZドルの下げと言えます。



    そして、8月のRBNZの前の週には市場では「0.25%の利上げは完全に織り込み済みで、サプライズで0.5%利上げがあるか?」というような話も出ていたくらい、最早「利上げは当然」という空気が支配的だったのですが、そのRBNZの前日の8/17にNZのオークランドでコロナの市中感染者が発生→NZ全土ロックダウンという、とてつもない事態が発生し、豪ドル/NZドルは1.042くらいから1.054くらいまで一気に上がるという、なかなか見ないような動きをしました。



    【8/17の豪ドル/NZドルチャート】
    AUDNZD chart0817_min-min



    この急上昇した11時台時点では「コロナの市中感染発生」「閣僚会合をして、アーダーン首相も会見する」というようなニュースで、まだロックダウンは決まっていなかったのですが、それでもこれだけ急角度での上昇(NZドル下落)でしたが、最終的にはNZ全土では3日間のロックダウン、オークランドと感染者が滞在していたコロマンデルは7日間のロックダウンが決定されました。



    そいて、そういう大混乱の中で迎えたRBNZは、市場の予想を裏切りまさかの据え置きで一瞬NZドル下落→豪ドル/NZドル急上昇となったものの、その後RBNZの声明文が非常に強気で、金利見通しも2021年末で0.6%(今0.25%)、2022年末で1.6%、2023年末に2.0%というものになり、一瞬据え置きでNZドル失望売りで豪ドル/NZドル上昇→すぐに下落に戻す→何故かまた上がるという感じの動きを見せました。



    【豪ドル/NZドル 8/18チャート】
    AUDNZD chart0818min-min



    【RBNZ金利見通し】
    RBNZ0818-min.png



    このOCRというのが政策金利のことで、非常に強気な見通しとなっており、実際に10月のRBNZでは25bpsの利上げを行い、政策金利は0.5%になりました。今時点では、市場は11月の連続利上げを予想する声が多く、またその上げ幅もBNZなどは「50%以下の確率ではあるが、0.5%の利上げもありうるのでは」というコメントを出す等、NZの利上げ予想はかなり強くありました。



    そんな中で11月のRBNZは、結果としては0.25%の利上げであり、市場も若干は0.5%利上げを期待していたことから、若干失望売りが入り豪ドル/NZドルは若干上昇しました。



    ちなみに11月にもGDPやインフレ率、金利の見通しが公表されたのですが、そちらは以下のように、8月のRBNZの見通しよりもさらにタカ派姿勢が強まっています



    【11月RBNZ会合 見通し】
    RBNZ Nov-min



    そしてRBNZは12月と1月は会合がなく、その次が3か月空いて2022年2月となるので、しばらくはRBNZは一旦お休み状態になりました。



    一方でもう一つのRBAの方は、9月の会合で7月に言った通り50億豪ドル→40億豪ドルの資産買い入れ削減は実際に行うようですが(若干のサプライズ)、ただこの40億豪ドルの買い入れは2022/2まで続けることを明言し、また利上げの時期については相変わらず「2024年くらいかな」みたいな感じで、10月の会合でも引き続きそのスタンスが維持されました。



    11月2日のRBAや、11月5日のRBA四半期金融政策報告では「RBAが2024年まで利上げしない発言を撤回するのでは」というような見方も強かったのですが、11/5の四半期金融政策報告でも「最初の利上げは2024年となる可能性が高い」というもので、さらにロウ総裁も「利上げは2024年が高い」という等、「また同じこと言ってるよ」という感じで見ていましたw



    その後RBAやロウ総裁のコメントで「2023年の利上げの可能性」も言及されるようになってきたものの、2022年内の利上げについては否定的で、また40億豪ドルの国債買い入れも当初予定通り2月まで継続ということになっており、このスタンスは12月のRBAやロウ総裁発言でも踏襲されました。



    そして2022年に入って1月はRBAがなく、2/1が2022年初のRBAだったのですが、ここでは

  • 40億豪ドルの国債買入は終了

  • 金融緩和の停止は利上げを意味するものではない

  • 利上げはインフレ率が持続的に2-3%の目標範囲に収まるまで行わない。インフレ率は上向いているが、目標範囲内に持続的に収まったと結論づけるには時期尚早、理事会は忍耐強く対応する準備がある


  • というもので、個人的には「それなりにタカ派的だなあ」という第一の感想だったのですが、相場の反応は発表直後は一瞬豪ドルが急落(豪ドル/NZドル派1.075くらいから1.07くらいまでストンと落ちた)、ただその後戻してきたみたいなものでした。



    またその後出てきたロウ総裁発言、RBA四半期金融報告も声明文を完全に踏襲したものとなり、特にサプライズはなく、2/15に発表されたRBA議事録も特段目新しいこともないような感じでした(3月RBAも完全に2月を踏襲+ウクライナ情勢の不透明感という感じでした)



    そしてそういう中でついに2022年初のRBNZを迎えたのですが、そこでは0.25%利上げで、声明文のリリースのタイトルが「More tightening needed」で、内容としても「11月の声明よりも多くの引き締めが必要」「0.25%利上げか0.5%利上げかで微妙なバランスの決定であった」「7月から保有国債の売却」というようになかなかタカ派的なもので、2022年も引き続き引き締め目線が強く打ち出されていました。



    2021年末から2022年初には、「RBNZはこれまで言ってたほど利上げをしないのでは」みたいなニュース記事も割と出ていましたが、とりあえずRBNZが弱気化というのはなさそうで安心でしたw



    ちなみに2月の会合での今後の見通しは以下のような感じでした。



    rbnz 202202-min



    このように、2022年内の利上げペースはそこまで大きく変わっていないものの、2023年も引き続きかなりのペースで利上げを続けることが示唆されており、またインフレも2022年内はかなり高い水準でとどまりそうという予想となっております。



    こうした声明文の強さを反映したのか、金利発表直後はそんなに動かなかったのが、その後徐々にジワジワと下げてきていたのですが、ただ、そんな流れを吹っ飛ばすような大事件として、2/24にロシアがウクライナに全面侵攻するという事態が起こりました。



    これによって相場は「NZの利上げ」とかそういったムードが一切吹き飛んで、何というかウクライナ情勢を中心に相場が動き、豪ドル/NZドルはその中でほんろうされているとしか言いようがないような状態になりながらも、全体的には資源国通貨の豪ドルの方が買われたのか、豪ドル/NZドルが上昇する方向で動いていました。



    このウクライナ情勢については戦局が硬直し、また時間経過する中で段々市場にも織り込まれていった中で、4月にあったRBAではついに声明文の文言から「忍耐強く待つ」が削除、「今後数か月でインフレと賃金の変化に関する重要な追加の証拠が手に入る」という文言が追加等、全体的に利上げが近いことを示唆し、市場では6月利上げが織り込まれ、豪ドル/NZドルは1.09を超えました



    そして市場では6月利上げ予想がメインだったのですが、実際にはRBAは5月から利上げを開始し、6月、7月、8月も連続で利上げし、今は政策金利1.85%まで上がりました。



    RBNZの方は、2月利上げもあって「まあ利上げなんですね」という感じでしたが、今も利上げは続いており、こちらも5月発表のOCRの予想は2月のものよりも高くなっており、7月、8月も0.5%の利上げがされております。



    【5月発表RBNZ予想】
    RBNZ ocr2205-min



    【8月発表RBNZ予想】
    RBNZ8yosou-min.png



    このようにRBNZもしっかり利上げを続け、利上げ予想は2月、5月、8月と段々高くなっており、8月のRBNZでは発表当初は大きく豪ドル/NZドルが下げて一時1.1割れまで行ったのが、その後オア総裁が「0.75%利上げは検討しなかった」という発言をしたこともあり、全戻ししてさらに上昇ということになっています(もっとも全戻しまではともかく、その後の上昇は資源国通貨買い要因だと考えており、その点については後で解説します)



    こんな感じでRBA、RBNZともに同じくらいのペースで利上げが続いておりますが、今時点では先行したRBNZの方が高い状態が続いております。



    そんな中で今週の重要指標は以下のような感じです。



    日付NZ
    2022/09/05
    2022/09/06RBA政策金利・声明
    2022/09/07第2四半期GDP
    2022/09/08ロウ総裁発言
    2022/09/09




    今週はRBA、GDP、ロウ総裁発言と豪サイドの重要イベントラッシュでしたが、執筆時点で全て結果が出ているのでお伝えすると、

  • RBAについては、市場予想通り0.5%利上げ&声明文もほぼ前月コピペでレートもほぼ動かず

  • GDPについては、前年同期比3.5%予想が結果3.6%と予想以上であったが、市場もそこまで反応せず

  • ロウ総裁発言については、市場予想通り利上げペースの減速を示唆したが、市場もそこまで反応せず


  • という感じで、「市場予想通りすぎて全く動かねえ」みたいな感じでした(笑



    利上げペースの減速という点については、エコノミスト予想では、9月は0.5%利上げながら、10月以降は0.25%利上げに落としていくのではという観測が元々強く、ロウ総裁発言でも「金融政策のオペレーションにはタイムラグがあり、金利が極めて急速に上昇したことを認識している」「他の条件が全て同じなら、キャッシュレートの水準が上昇するにつれて、利上げペースを緩める根拠が強まると理解している」というものが入っており、こうした市場の予想がある程度オーソライズされる形となりました。



    上でも書いたように、RBNZについては利上げペースの予想が8月時点の声明で5月の時より強まっていたことを含めると、金融政策の強気度について、またNZ>豪となってきそうな感じになっております。



    ただ気がかりな材料としては、豪とNZの実態経済の差で、直近の小売売上高について、豪は-0.1%予想で結果+1.3%な一方、NZは+2.3%の予想がまさかの-3.7%と対照的だったり、豪GDPが上でも書いたようにプラスであったのに対し、NZは第一四半期がマイナス成長で2四半期連続減少のテクニカル・リセッションリスクが高まっているという点はあります。



    NZの小売売上高の結果については、英語版のロイターニュースによると「インフレで家計の購買力が減っているのではないか」という見解があり、第2四半期もマイナス成長で「テクニカルリセッション(2四半期連続マイナス成長)」に陥るリスクはあるとしつつも、ただ雇用環境が強い中で(失業率は3.3%と歴史的に見ても低い水準)、RBNZもインフレ抑制を優先していることから、RBNZに影響を与える可能性は低そうだと書かれていました。

    参考:NZ retail sales Q2 fall raises technical recession risk, but job market strong 8/24



    これらの材料については、今のところそこまで市場は反応しておらず、また相場全体を見ていてもこうした実態経済の数値と相場の動きが連動しているかというとそうでもないこともあり、どこまで材料視すべきかは不明ですが、気がかりな材料としては確実に存在しています。



    このように、NZの景気後退リスクは現実的になってきましたが、その中でも豪ドル/NZドルという通貨ペアは基本的に金融政策への連動性が強い通貨ペアで、その中で金利差は縮まりつつあるものの、NZの方が先行しており、今のレートは同程度の金利水準で見ても高すぎるレンジなので、基本的には売り目線継続でいます。



    下値としては、以前は1.03とか言っていましたが、ただこのRBAも強気化した環境だとそこまで行くかどうかは怪しく、基本的には1.05-1.06くらいがターゲットなのかなと見ており、また通常レンジ1.06-1.08くらいで、そこを若干ワイドに使う・・・・・みたいな展開になるのが一番想像しやすいと思っています。



    今後も最新情報については、私のTwitterやこの記事でも書いていくので、是非今後もご覧頂ければと思います!

    Twitter:



    豪ドル/NZドルのチャート分析





    豪ドル/NZドルの日足チャートを見てみましょう。



    【豪ドル/NZドル 日足チャート】
    AUDNZD chart0908-min



    このように、最近は若干落ちているものの、それでも全体としてみるとまだ上昇トレンドで、しかも1.125もワンタッチするという状況になっています。なおこの前の1.125というのは、2014年以降での最高値圏にあり、ここで持ちこたえられるかが非常に重要になります。



    【豪ドル/NZドル週足】
    AUDNZD chart0908week-min



    なお、ウクライナ情勢から資源価格高騰→資源国通貨買いで豪ドル/NZドルが上がっているという説はあり、これについては原油価格との短期的な時間足での連動性の低さから割と疑っていましたが、ただ2022年の動きについては日足くらいのスパンで見るとシンクロ度が高く、その点で「資源価格のせいなのかな・・・・・違うと思うけどやっぱりそうなのかな・・・・・」みたいになっていますw(あとで詳しく書きますが、最近は原油以上に天然ガスと連動してます)



    【豪ドル/NZドル、原油】
    AUDNZD and oil0624-min



    ただ短期的に原油や天然ガスと豪ドル/NZドルが連動することはありますが、長期で見ると原油や石炭と豪ドル/NZドルの値動きに相関性はなく、そうした点から、少なくとも過去の傾向から見ると、こうした理由で上がり続けるということはそこまで心配しなくても良いかなと思っています。



    過去に振り返ってどういう要因で値動きしていたかを2020年くらいから簡単に解説すると、2020年3月に急落したのは、コロナショック&OPEC減産合意不成立もあって、資源国通貨である豪ドルが売られたのが原因で、豪ドルはドルストレートで見たときに、リーマンショック時の最安値近辺の節目である0.6を割るのでは・・・・?という見通しが出た(そしてその後実際に割った)ことによるものです(オーストラリアは特に産油国というわけではないですが、資源国ではあるため、原油などの資源価格が下落した時には売られやすい)



    実際に、当時の豪ドル/NZドルと原油価格の動きを見比べると、かなり近い動きをしていることが分かります。



    AUDNZD vs oil-min



    ただし、

  • そもそも元々豪ドル/NZドル自体そこまで原油と連動性が高い通貨ペアではなく、一時的にパニック売りで落ちたものの、相場が落ち着きを取り戻すと政策金利が一致してきた方が重視され始めた

  • 豪、NZともに金融政策の不透明性が解消され、基本的に足並みが揃った動きをしそう

  • また、豪については、豪ドル安について為替介入もちらつかせはじめた


  • という点でポジティブな材料が多く、結果的に一瞬1.0を割るも、その後急上昇しました。



    ただ、1.08を超えたあたりから上値が重くなり、一時1.06割れするなど、「上昇トレンドというよりは、レンジに移行」という感じだったのですが、8月のRBNZでの追加緩和・マイナス金利も選択肢という声明で2020年高値の1.089を超えて、さらには1.1を突破する等、再び上昇モードに切り替わりました。



    上でも書いたように、豪とNZの金融政策のスタンスとして、豪は緩和方向ながらもマイナス金利には否定的、NZは緩和方向でありマイナス金利も選択肢と言っているというように、豪の方が見通しが強気だったので、豪ドル/NZドルで言うと上方に行きやすい状態にありました。



    そういう豪ドル/NZドルの上昇の流れの転換点だと個人的に思っているのは、9/18にはNZのロバートソン財務相の「2021年までの政策金利0.25%に維持」「NZ経済は不況から回復」という発言で、これによってNZドルへの緩和予想が後退し、その結果サポレジ転換していた1.084や1.08の節目も割っての下落となりました。



    また他にも9月後半から10月にはRBAの方に追加緩和の見通しが強まっており、そちらの点からも、豪ドル/NZドルは上値が重くなりやすい展開になっており(実際11/3にRBAは0.1%に利下げしました)、一時1.042まで下げる展開となりました。



    ただ、とはいえ政策金利の差は0.15%程度であり、かつ、豪はこれ以上の利下げの可能性は低い一方、当時の情報ではNZは2021年4月以降にはマイナス金利導入の可能性が高そうであった(今は全然違いますが、あくまで当時の見方として)ということを考えると、1.04を割っていく展開もあまり考えにくいと見ており、仮にここからもう一段下げていく場合にはさすがに下げすぎなので積極的に買っていきたいと言っていましたが、案の定その後また上げてきました。



    ちなみに2021年3月に豪ドル/NZドルが大きく上げていますが、これは2021/3/23にNZで住宅価格高騰に対して税制改正で対応し、それによって「利上げ以外の方法で住宅価格を抑制しようということで、RBNZへの利上げ圧力が弱まるのではないか?」という思惑から、NZドルが下落→豪ドル/NZドルが上昇したものでした。



    これについては、元々NZ政府は住宅価格高騰を気にしており、そのためRBNZに対しても緩和をしすぎないように圧力をかけると見られていたのが、他の手段でやるなら、RBNZへの利上げ圧力も弱まるのではというものです。



    個人的には、「まあ売り場が来たかな」くらいで見ておりましたが、最終的に1.09台で伸び悩み、1.07台まで戻し、さらにRBNZ後には1.06台前半まで落ちてきました。



    そして7月のRBNZ、NZ CPIのあとは1.06を割り、一時1.03も割ったのその後急激に上昇し、10月に1.06近辺まで上がりました。この辺りの動きについては、「豪ドルとNZドルの動き」にわけてみた方が分かりやすいので、その両方をプロットしたチャートを見てみましょう。



    【豪ドル円とNZドル円のチャート】
    AUD and NZD chart1012_2-min



    このように、豪とNZで動く方向性は同じなのですが、少し前まではNZの方がより強く動いていたのが、その後豪ドルが急上昇し、NZドルに追いついてきたということが分かります。



    少し前までNZドルの方が強かったのは、シンプルに「金融政策がNZの方が強気だったから」という点で説明がつくのですが、最近豪ドルが強い理由としては、よく言われるのは

  • オーストラリアでゼロコロナを諦めロックダウンが解除される

  • 世界的な燃料不足で燃料価格が上昇し、資源国である豪ドルが買われている(実際他も資源国通貨が強い)

  • オーストラリアの石炭について、中国はここしばらく禁輸していたが、最近の電力不足でいよいよ受け入れている


  • といった材料があり、これらは豪単独での強気要因なので、豪ドルの方が強い状態になっていたのだろうと思います。



    ただし、これらについては

  • NZもゼロコロナをあきらめムードに入りつつあり、またワクチン接種率も豪とNZでほとんど差がないことから、NZも遠からずさらにロックダウンが緩和すると予想される

  • 燃料価格との連動は、「ある時はあるが、中長期で見ると相関性がほぼない」という特徴があり、実際コロナショックの時は今と逆だったが、結局あまり関係なくなった

  • 中国の禁輸解除もあくまで「電力不足という非常事態への対応」であろうし、そもそも豪ドル/NZドルは石炭価格との連動性も低いように、あまり中長期で影響してくるとも思えない


  • ということから、短期的にはともかく、中長期では結局金融政策のスタンスの違いが意識されて下がると予想していたところ、案の定下げてきました。



    燃料価格との相関がないとか、石炭価格との相関がないというのは、プロットしてみたので、以下のチャートをご覧頂ければと思います(2022/2にロシアの侵攻で原油がとんでもない上がり方をしたので、もっと昔のも含めて長期でプロットしました)



    【豪ドル/NZドルと原油価格】
    AUDNZD and oil0304-min



    【豪ドル/NZドルとオーストラリアの石炭価格】
    AUDNZD and coal0304-min



    このように、短期的には市場でこうした材料が主役級の扱いを受け、その中では豪の方がより買われやすいということになっていたものの、あまり中長期で影響してくるとも思えず、また金融政策の違いはスワップにも影響してくることも考えると、こういう時は「売り場をくれてありがとう」と思いながら売っていくのがセオリーで、この時はセオリー通り下げてくれました。



    2022年の上昇基調についても、やはりまた豪ドル円とNZドル円をプロットしてみると、ほぼ同じような値動きの中でほんのわずかに差があり、その差がなかなか縮まらないというのが今の状態です。



    【豪ドルとNZドルの比較】
    AUD and NZD0825-min



    この理由としては、上でも書いたように

  • 2021年末から2022年初については豪への期待とNZへの懸念(本当にそこまで利上げするの?という感じ)

  • 2022年2月からはウクライナ情勢への巻き込まれ+RBA利上げへの期待の高まり

  • ここ最近はノルドストリーム問題に起因した資源国通貨買い


  • という感じで、上げている理由が変わっています。



    この金融政策の見通しについては、2年債利回りの違いで見ると2021年以降もある程度相関性はあり、特に去年の年末からの上昇については、2年債利回りの縮小という点である程度説明ができそうな感じでした。



    【2021年以降2年債利回り差と豪ドル/NZドル】
    AUDNZD and rimawari0908-min



    ただし、この表を見て貰っても分かるように、「上がること自体は分かるが、この金利差でこんなに高くなるか?」という点についてはやはりいきすぎな感じであり、やはり今の1.12超えまでした水準はさすがに高すぎると考えられ、また最近は利回り差も広がりつつあるので、気長に売りで待っていようと思います。



    また最近は上で書いた「2年債利回り差」「原油価格」のどちらも下落基調にある中で豪ドル/NZドルが上昇していますが、これについては「ノルドストリーム問題で天然ガス価格が上がってるから」としか考えづらいかなと思っており、実際に全体的に資源国通貨が強い傾向にあり、さらに言えばこの前の1.118手前でのピークアウトの時もちょうど天然ガスのピークアウトと同じ時期であり、「なんかそうなってるんだからそうなんじゃない?」としか言いようがない感じになっています。



    【豪ドル/NZドルと原油価格、天然ガス価格の最近のチャート】
    AUDNZD and gas0908-min



    【最近の通貨強弱(1か月)】
    strength0902-min.jpg



    「この前まで原油だったのに今度は天然ガスかよ!!!!後付けじゃねえか!!!」と怒られそうですが、ただ実際に今の相場はノルドストリーム問題で天然ガス価格がかなり注目されており、そして資源国通貨が全体的に強かったという傾向も考えると、「相場がそういう風に考えてるんだからそうなんでしょう」としか言えない感じです。



    ただ、この天然ガス価格との連動性も長期ではそこまで高くはないので、これも「一時的な相場のブーム」みたいに考えていれば良いかなと思っています。



    【豪ドル/NZドルと天然ガス価格】
    aUDNZD and gas0727-min



    なので、短期的には天然ガス価格と相場の空気次第という感じですが、中長期で見ればやはり金融政策の違いに反応しやすい通貨だと考えられ、そこまでNZだけが弱気化する材料もないので、基本的には売り目線で良いかなと思っています。



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    豪ドルとNZドルのIMMポジションの推移





    豪ドルとNZドルのIMMポジションの推移を見てみましょう。



    まずは、2007年からの長期推移をご覧ください。



    【豪 IMM通貨先物 2007年以降】
    AUDIMM0908-min.png



    【NZ IMM通貨先物 2007年以降】
    NZDIMM0908-min.png



    もう少し細かく、2018年以降の動きを見てみます。



    【豪ドル IMM通貨先物 2018年以降】
    AUDIMM0908_2018-min.png



    【NZドル IMM通貨先物 2018年以降】
    NZDIMM0908_2018-min.png



    最近は特にポジションの大きな変化はなく、次の状況次第という感じかなという感想です。



    豪ドルとNZドルの1年程度の見通し予想





    最後に、1年くらいの目線で見通しを予想したいと思います。



    豪ドルもNZドルも、2018年以降から2020年のコロナショックまでは基本的に下げ続けており、その大きな要因は、コロナショックを除けば

  • 米中対立

  • 中国経済の悪化

  • 利下げ


  • といったあたりが原因でした。



    その内、米中対立と、中国経済の悪化は、基本的には豪ドルにもNZドルにも同じように悪影響を与えるもので、豪ドル/NZドルへの影響という点では、「どちらが先に利下げするか」「どちらが今後より利下げをしそうか」といった思惑に大きく左右されておりました(もちろん、米中対立や中国経済の悪化も、市場のセンチメントとして「より売られやすい側」があり、そこで若干の影響はあったものの、あくまで大勢として、という意味です)



    そして、この金融緩和については、これまで「豪は0.1%、NZは0.25%まで落として、当面は据え置きを示していることを考えると、基本的にはレンジ相場が続くと考えており、一時的なセンチメントの違いで上下することはあっても、基本的には「そのどこかでレンジを作る」「そしてそのレンジもいずれまた真ん中くらいに戻ってくる」という感じで、2021年前半までは非常に分かりやすい状態で、その中でレンジトレードでしっかり稼ぐことができました。



    しかしその後RBNZが明確に強気化し、利上げも実際に始まったことで売り目線になっており、最初はかなり順調に稼げていたのですが、その後2021年12月くらいからそんな中でも謎に豪ドル/NZドルが上昇して踏み上げを食らい、そしてその後RBAも利上げモードに入って今に至ります。



    元々は「RBAが強気化するまでは売り目線」と書いていましたが、ただそれは「豪ドル/NZドルが普通に1.03とかそういう安値圏にいれば」という話で、今の1.1台の水準は「いやいくらRBAが強気化してもさすがに高いでしょう」と考えている水準なので、今も引き続き売り目線を継続し、ただRBAが強気化したことで1.03割れとかはそんなに気にする必要が一旦なくなってきたかなと思っています。



    ただし、今後例えば市場に大きなショックがあった時はまた話は別で、そうなってくると、なりふり構わず再びゼロ金利・マイナス金利といった選択肢が採られる可能性も否定はできません。



    そうなってくると、どちらかというと、NZの方が先にそういう変なことをやりそうな印象があることや、また、豪が先にやったとしても、NZも十中八九追随するであろうことを考えると、豪ドル/NZドルという通貨ペアで見ると、中長期では上に上がりすぎる方にリスクがあるという見通しは変わらずかなと見ております。



    【参考:私の実際のトレード】

    ハイリスク版(2021年の利益150万円)

    【年利40%】ループイフダン運用実績をブログで毎週公開【豪ドル/NZドル設定】

    ループイフダンで年利40%を目指したい!こういうコンセプトのもとで、元々利回り40%近い過去の実績があったコアレンジャー豪ドル/NZドルを改良して、さらにスプレッドももっと狭いループイフダンを使えば、もっと利回りを上げることができるのではないか?という発想でループイフダンの設定を組み、自腹で360万円を運用することで、本家コアレンジャー豪ドル/NZドルと対決させて、利回りを比べました。そして、10か月運用した結果...




    ローリスク版(2021年の利益9.6万円。ただし超安全運転)

    ループイフダン初心者におすすめの設定 | 豪ドル/NZドルの安全運用

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    今回は、グルトレ(グルグルトレイン)という手法について解説します。グルトレは、自動売買に裁量要素も加えることで、「上がっても下がっても利益が出る」「含み損問題も、裁量ポジションで解決する」というような、かなり画期的な手法で、実際に運用しても放置可能なのに年利30%~50%近くいくこともあるようなものです。また、実例もあった方が分かりやすいと思うので、私が公開運用している2019/8/6から2019/9/3までの豪ドル/N...





    以上が今週の見通しでした。最後に、豪ドル/NZドルをFXでトレードする場合のおすすめFX会社比較を書きます。



    豪ドル/NZドルをトレードする場合のおすすめFX会社





    最近、以下のように「豪ドル/NZドルを取引する場合のおすすめFX会社を教えて欲しい」という質問もメールやTwitterで頂くようになりました。







    そこで、FX会社の豪ドル/NZドルで比較して、おすすめはどこか説明します。



    各社のスペックの一覧は、以下の通りです。



    スプレッドスプレッド手数料買いスワップ売りスワップスワップ合計自動売買取引単位
    セントラル短資FX1無料-98-1×
    アイネット証券6無料-97-2
    インヴァスト証券9.8無料-19.29.6-9.6
    マネースクエア変動(4pips程度)無料-1710-7
    マネーパートナーズ6無料-22.42.4-20
    みんなのFX2.9無料-43-1×
    LIGHT FX2.9無料-43-1×
    LINE FX1.9無料-81.6-6.4×
    IG証券2.5-5無料-303-27×
    外為オンライン(店頭)10420-750-75
    ヒロセ通商1.9無料-29.40.8-28.6×
    FXブロードネット7.1400-380-38




    このように、色々とありますが、

  • 裁量トレードの売りはセントラル短資FX

  • 自動売買でスワップ重視orしっかりと約定する約定力を重視したいならループイフダン

  • 自動売買で完全放置したいならトラリピ

  • 私の自動売買設定を簡単に再現したい&スペックも良いところで完全放置したいならトライオートFX



  • がおすすめで、これらの口座については、どれも当サイトからの申込限定特典もあるので、興味があれば是非この機会にどうぞ(もちろん口座開設や口座維持手数料は一切無料です)



    【裁量でおすすめ】
    セントラルミラートレーダー



    【自動売買でおすすめ】
    アイネット証券


    マネースクエア



    裁量口座については、基本的に今は売りが良いと思っており、売りはずっとみんなのFX、LIGHT FXの条件が良かったのでそこを使ってましたが、クリスマス以降逆に買いのマイナススワップが安く、売りのスワップも安いというようになっており、これが続くのかも全く読めないので、今時点では「スプレッドが狭く、何だかんだでスワップも安定していて、動いた時も理由が分かりやすいセントラル短資FXが結局一番なのではないか」と思っています。



    自動売買については、スペック的にはループイフダンとトラリピが優位なのは相変わらずで、この2社については別記事でかなり細かく比較していますが、ざっくりというと

  • スプレッドは一見トラリピの方がよさそうに見えるが、レートの出方が独特なので、実際にはループイフダンの方がきちんと約定される

  • スワップはループイフダンが上のことが多いが、最近は売りだとトラリピも良くなってきた

  • 自動売買の機能的にはトラリピの方が細かくきちんと設定可能で放置しやすく、ループイフダンは簡単に設定できるが放置はしづらい


  • という感じです。



    【参考】

    トラリピとループイフダンを徹底比較!自動売買でおすすめはどっち?

    トラリピとループイフダンの自動売買を比較するとどちらがおすすめ?結局トラリピとループイフダンを比較するとどっちがいいの?今回は、読者の方からもよく頂く、「トラリピとループイフダンだとどっちがいい?」という疑問や、さらにピンポイントに「豪ドル/NZドルだとトラリピかループイフダンはどちらがいいですか?」という疑問にお答えしようと思います。また、年利50%超で運用できており、当サイトの中でも特に人気の高い戦...





    この2社は正直好みで使い分けてもらえれば良いと思っていて、私の場合は

  • 元々放置する予定のない、ハイリスクに攻めるような戦略はループイフダン

  • グルトレなどのように、「このレンジでトレード」と細かく決めたいものや、完全放置で運用したいものはトラリピ


  • という感じでやっています。



    また最近だとトライオートFXで私の設定を選ぶだけで簡単に再現できるようにもなり、その利回りが30%前後と、同じ完全放置設定ながら、トラリピよりも良い成績を上げることができております。



    トラリピとトライオートFXを徹底比較!自動売買を実際に使ってどちらがおすすめか解説

    トラリピとトライオートFXを比較すると、どちらの方がおすすめ?こういう質問を割とよく頂くので、今回はこの記事で比較したいと思います。また、私は今豪ドル/NZドルで似たような設定ながら微妙に細部を変えて比較運用しているのですが、それも5か月くらいは運用できたので、今時点の比較結果と、何故そういう違いになったのかも分析したいと思います。ちなみにトラリピとトライオートFXの運用設定は👇の記事でそれぞれ理由も付け...





    これについては、実際に比較する前は「カタログスペック的にトラリピの方が良いから、トラリピが勝つだろう」と思っていたものの、実際に運用して見ると、約定力の差であったり、利幅の差であったり、あとはスワップ条件等の違いから、トライオートFXが勝つという面白い結果になっています。



    またトライオートFXには他の自動売買にないメリットとして、私の設定を選ぶだけで簡単に再現できるという点もあり、こうした点からもトライオートFXはおすすめです。



    以上のように、やはり

  • 裁量トレードorグルトレのサポートポジションを持ちたい:セントラル短資FX

  • 自動売買をやりたい:マネースクエア(トラリピ)かアイネット証券(ループイフダン)かインヴァスト証券(トライオートFX)


  • という感じで考えています。みんなのFXやLIGHT FXの方針が分かればまたこれらの会社を推すこともあるかもしれませんが、今時点では「次何してくるか読めない」という点が怖すぎるので、おすすめするのは一旦控えています。



    実はこの4社、全て当サイト限定タイアップでレポートや追加キャッシュバックが貰えるキャンペーンもやっていて、具体的には

  • セントラル短資FX:5,000円のキャッシュバック+当サイト限定チャート分析レポート

  • アイネット証券:当サイト限定のループイフダンの完全攻略本+3,000円のAmazonギフト券

  • マネースクエア:豪ドル/NZドルの自動売買を徹底解説した当サイト限定レポート

  • トライオートFX:3,000円の追加キャッシュバック


  • が貰えます。



    特に、アイネット証券やマネースクエアのレポートでは、この豪ドル/NZドルという通貨ペアについて、基本的な情報から、過去にサイトでも公開したことのないようなバックテスト情報まで、様々なデータを分かりやすくパワーポイントにまとめており、豪ドル/NZドルをトレードする上では非常に役に立つレポートだと思うので、興味があれば是非どうぞ。



    どこも口座開設は一切無料で、口座維持手数料などもかからないところなので、まだ持ってないところがあれば是非貰って下さい!



    口座開設は


    セントラル短資FX
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    からできます。
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