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トルコリラ見通し予想2019年5月 | トルコリラはどこまで下がる?今後の長期見通し

2019年05月23日 22:12

トルコ





トルコリラは政策金利が24%もあり、スワップポイント(FXで貰える金利相当額)が非常に高い高金利通貨としてFXでも人気の通貨です。





このトルコリラは、2018年8月に一度異常なレベルで急落して、その後しばらくは安定していたものの、最近また下落基調にあります。





そこで、そもそも何故トルコリラは急落したのか、何故また下がり始めたのか、ということも含めて、これまでの推移を分析した上で、トルコリラは今後どうなるか、見通しを予想したいと思います。





結論から書くと、



  • トルコ経済のポテンシャルは非常に大きい

  • 短期的(今後1か月)には下落基調が続くと予想し、一時的に17円割れも警戒すべき

  • 今後1か月の予想レンジは16.8円~18.8円と予想し、17円を割ったら私も買いで入る予定

  • 2019年には、インフレや対外債務やエルドアン大統領の暴走等が再び意識されて、また15円台に下落する可能性が高い

  • 中長期的には、対外債務返済の山場の2019年を耐えきれば、トルコのポテンシャルや高い金利が好まれて30円くらいまでは回復する

  • ただし、相変わらず一時的な下落リスクはあるので、数か月単位のポジションでレバレッジ3倍、年単位で持ちたければ2倍以内にするべき




  • と考えております。





    そのため、トルコリラをこれからはじめるのであれば、

  • そこまで単位を大きくせず、スワップの高いところで買いポジションを持つ(レバレッジ1倍でも20%超なので、あまり欲張らないのが吉)

  • 下がるリスクを抑えたければ、両建てで為替リスクをほぼ0にして年利益率7-10%くらい狙う

  • ゆったりとした自動売買の買い(私は11.6円まで耐えられる設定で、年利益率22%程度で運用しています)


  • といったあたりがおすすめです。

    関連記事:トルコリラスワップポイント生活は可能? | 必要資金、利回り・リスク2019年(毎週更新)





    トルコリラ円は、スワップの高い会社で持っていれば1日110円、つまり年換算すると、年間4万150円(年収益率はなんと20%超!)ものスワップをもらえるため、4円くらいなら値下がりしても、スワップで持ちこたえることができます(執筆時現在トルコリラのスワップが安定して高く、おすすめのみんなのFXLIGHT FXのスワップで計算。なお、スワップが一番低いところだと1日70円)





    そのため、買いポジションを持って、スワップポイントを受け取りながら、ある程度上がったら売るというのが、基本的にはおすすめです。





    なお、トルコリラの買いでおすすめなのは、



  • トルコリラのスワップポイントが安定して高い

  • トルコリラのスプレッドも一番狭い

  • 1,000通貨単位投資ができる



  • もできるというように、取引口座として三拍子そろっていて、さらにその上、



  • 口座を持っていると、個人投資家のトルコリラの売買状況(買いと売りはどっちが多いのか、どの辺りのレートに買いがどのくらい入っているのか)を見ることができる

  • トルコリラ、南アランド、メキシコペソ、人民元の高金利通貨に特化した独占配信ニュースを見ることができる

  • 未決済ポジションのスワップポイントに対して課税されず、長期投資に向いている



  • という特徴まであるみんなのFXか、LIGHT FXがおすすめです。





    この2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





    そのため、このどちらで取引しても大丈夫ですが、この2社はトルコリラ以外でも、ドル円、豪ドル、メキシコペソ、南アフリカランド等、様々な通貨でスワップが最高、かつ、スプレッドも最狭という会社で、また後でも書くように豪ドル/ドルを売る場合でも一番おすすめの会社なので、両方とも持っておいて、状況次第で使い分けるというのがおすすめです。





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    一方で、それでもトルコリラには下落のリスクはまだあるので、こうした下落リスクを嫌うのであれば、両建てによって為替リスクをほぼ0に抑えて、スワップポイントの差額だけ貰うこともおすすめで、私も120万円を公開運用中です。

    関連記事:トルコリラスワップポイント両建てサヤ取り運用を公開!リスクも解説





    これは、トルコリラのスワップポイントが高い会社で買いポジションを持って、逆に売りのマイナススワップポイントが安い会社で同額売りポジションを持つことで、トルコリラが上がれば買いが+、売りが-になってトータルでは相殺、逆に下がれば買いが-、売りが+になってやはりトータルで相殺され、為替の変動からの影響を受けなくするという戦略です。





    この場合、上で書いたみんなのFXかLIGHT FXに加えて、売マイナススワップポイントが一番安く、スプレッドも最狭のセントラル短資FXがおすすめで、実際に私の120万円のポジションも、みんなのFXとセントラル短資FXでやっており、スワップポイント利回りも8%近く出ております。





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  • スワップポイントも高い会社なので、値動きしなければスワップを貰っていればOK

  • 13万円からはじめられて、11.6円くらいまでの下落には耐えられる


  • と、なかなか悪くない戦略だと思っており、こちらもなかなか良いパフォーマンスをあげており、こちらもおすすめです。

    関連記事:【利回り20%超で11.6円まで耐えられる想定】ループイフダンのトルコリラB50は儲かるか検証【設定・実績公開】





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    このように、トルコリラには、

  • 上がると思えば買い

  • 下がるリスクを警戒しながらスワップを貰いたければ両建て

  • また乱高下して最後には戻すと思うなら自動売買


  • と、色々な手法があり、どれも利益率はかなり高めなので、興味があれば是非やってみてください。





    トルコリラの見通しの詳細を、以下の順番で書いていきたいと思います。

  • トルコリラ見通しの基礎 | トルコ経済の基本を解説

  • トルコリラという通貨の特徴

  • トルコリラに大きな影響を及ぼす、トルコ政策金利の今後の見通し予想

  • これまでのトルコリラの為替推移とその理由の分析

  • USD/TRY(米ドル/トルコリラ)の推移の分析

  • トルコリラの短期見通し予想(1か月程度)

  • トルコリラの長期見通し予想(2019年から10年後まで)

  • 有識者のトルコリラ見通し(エミンさん、野村證券、ゴールドマンサックス、大和証券)






  • Twitterでも、FXや資産運用についての有益な情報や、様々な通貨の見通し、重要イベントや経済指標の結果予想、経済政策へのコメント等をつぶやいておりますので、是非フォローしてください。







    トルコリラ見通しの基礎 | トルコ経済の基本を解説







    まずは、トルコリラが最近では急落しているとはいえ、トルコという国の経済的なポテンシャルは非常に高いということから説明したいと思います。





    トルコリラは名前の通りトルコの通貨なのですが、トルコという国は、ヨーロッパとアジアを繋ぐ位置に存在しているため歴史的にも重要な役割を持った国で、その主要都市であるイスタンブール(旧コンスタンティノープル)は歴史的には東ローマ帝国、オスマン帝国という超大国の首都でした。





    【トルコの地理的な位置】
    turkey map





    今ではトルコに対して「大国」というイメージを持つ人はあまりいないと思いますが、ヨーロッパとアジアを繋ぐ地理的重要性は現代でも変わらず、また、トルコは労働力人口も多いことから、「欧州の工場」として経済成長が続いており、これからも経済成長が期待されております。





    以下、トルコの経済成長率のチャートを示しますが、リーマンショックの影響があった2009年を除けば、常にプラス成長で、その成長幅も大きなものとなっております。





    TRK growth rate





    現在のトルコの産業構成としてはサービス業が57.7%、工業が24.1%と、サービス業(その中でも観光業に強みを持っています)や工業を中心としたいわゆる「先進国型」の経済で、主な輸出品目も自動車が一番多く、11.5%となっております。(出典:トルコ基礎データ | 外務省Jetro トルコ情報)





    また、人口が8,000万人、若年人口も非常に多く今後も伸びており、人口動態で見ても、非常に成長性のある国です。





    こうした環境の中、トルコ政府も2023年に世界10位の経済大国となることを目指しており、先ほど書いたような人口の多さ、及び、地理的にもアジアとヨーロッパをつなぐ位置にあることから、「欧州の工場」として、海外からの企業誘致を積極的に行っており、それが功を奏して、経済成長しております。(出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)





    このように、トルコはアジアとヨーロッパを繋ぐという地理的優位、増加している内需や労働力といった要因を活かして中長期的な成長が期待されている国ですが、その一方で、トルコ経済にはリスクもあります。





    まずは、これは「トルコだから」というわけではなくどこの国でもリスク要素になることですが、アメリカや中国、欧米、日本等の先進国で経済が不調になると、そうした先進国への輸出や、先進国からの外資の流入が減少し、経済に悪影響を及ぼします。





    また、それ以外にもトルコ固有のリスク要素もあり、それは

  • エルドアン大統領による独裁状態

  • トルコとアメリカ、EUとの関係悪化

  • トルコの高いインフレ率

  • トルコは直近1年間で多額の対外債務の返済が必要


  • というものがあります。それぞれ見ていきましょう。





    エルドアン大統領による独裁状態







    まず、政治体制としては、実質的にエルドアン大統領の独裁状態にあります。





    エルドアン
    (エルドアン大統領の演説中の画像。出典はラジオ「スプートニク」





    このエルドアン大統領の特徴として、

  • 外資系企業の誘致・インフラの整備に積極的

  • 対外的には超強硬派(領空侵犯してきたロシアの戦闘機を撃墜、トランプ大統領と牧師の解放をめぐって争いを続ける等)

  • 民衆からの人気は高い一方、インテリ層からは嫌われている

  • トルコ中央銀行に利下げ圧力をかける


  • といったものがあり、トルコ国内でも好き嫌いが大きく分かれ、2016年7月にはトルコでクーデター未遂事件まで起きました。





    そのため、トルコリラの為替相場としては、このエルドアン大統領の動向にも大きく左右され、実際にこれまでもエルドアン大統領の動向でトルコリラの為替レートは大きく動きました(これまでの動きや今後の見通し予想は後述します)





    トルコとアメリカ、EUとの関係悪化







    2017年10月以降、トルコはアメリカやヨーロッパとの関係悪化についても不安視されております。





    アメリカとの関係では、2017年にはトルコの間でビザの発給を相互に停止したり、2018年にもブランソン牧師というアメリカ人の牧師をトルコが拘束していることに対して、アメリカが釈放を求めて経済制裁を課すといったこともありました(ブランソン牧師は10月に釈放済みで、経済制裁も一部解除されております)





    最近も、トルコがロシアからS400というミサイル防衛システムを導入しようとしており、それについてアメリカが反発する等、対米関係については、今でも注目されている論点です。





    また、対ヨーロッパについては、欧州連合首脳会議でトルコにおける人権問題(昨年のクーデター後の反政権派の逮捕・処刑等の弾圧)からトルコへの資金援助について削減が検討されたりするなど、トルコとヨーロッパの関係も、あまり良くないものとなっております。





    トルコの経済は、欧米への輸出、観光といったものや、また、国内にもヨーロッパの会社が人件費の安いトルコで生産するための工場が多いことから、欧米との関係悪化はトルコ経済への懸念材料となります。





    トルコの高いインフレ率







    高いインフレ率については、トルコは現在高いインフレ率に悩まされており、直近では2019年4月の数値で、前年同月比19.5%上昇となっております。





    トルコのインフレ率は、7月までの数値では15%台だったのが、8月には17.9%、9月の数値で24.52%、10月に25.24%と、新興国であることを考えても非常に高い数値かつ現状右肩上がりで、11月は21.62%、12月が20.3%、1月が20.35%、2月19.67%、3月19.71%、4月19.5%と少し抑制されたものの、それでもまだ異常に高い水準であり、市場でも注目が集まっております。





    トルコは直近1年間で多額の対外債務の返済が必要







    トルコは、民間の銀行などを中心に、多額の対外債務があり、それらについて、直近1年内に20兆円、2018年の間でも3.2兆円もの対外債務を返済する必要があります。(出典:ロイター 2018/8/31





    この大部分は外貨建てであると考えられ、外貨建て債務を返すためには、外貨を用意する(=トルコリラを売って返済用の外貨を入手する)必要があるため、トルコリラは実需面からも売り圧力がかかりやすくなっております。





    また、もし返しきれなかった場合は、銀行の倒産などを通じて、トルコ経済に悪影響を与え、さらにその上でトルコへの債権を多く持つヨーロッパの国にもダメージが波及し、トルコ発の欧州金融危機リスクまでありうるという人もおります。





    以上のように、トルコ経済は長期的には成長が期待され、実際に今でも経済成長は続けておりプラス要素があるという強みがある一方で、現在では政治面での暴走リスクや欧米との関係、経済的にはインフレや対外債務の返済というリスクもあり、その結果、最近は堅調に推移しているものの、トルコリラは2018年は基本的に下落基調にありました。





    トルコリラという通貨の特徴







    トルコリラという通貨自体の特徴としては、その非常に高い金利があげられ、政策金利はなんと24%にもなっております。





    他の高金利通貨では、南アフリカランドで6.75%、NZドルで1.5%、豪ドルで1.5%であることを考えると、非常に高い水準であることがわかります。





    そのためスワップポイントも非常に高く、高いところでは1万通貨持っていれば1日110円にもなります。これはこの水準が続けば年間で4万円にも相当し、今18円程度なので、この水準が続くと、レバレッジ1倍でも収益率で換算して20%超にもなります。また、他の考え方をすると、スワップで年間4万円以上ということは、トルコリラが1年後4円下がっても収支はプラスということで、為替がよほどの落ち方をしない限り、プラス収支をとれるという魅力もあります。





    こうした点から、トルコリラは下落のリスクもあるものの、やはり買いで入ると、非常に高いスワップポイントも貰えるという魅力がある通貨です。





    なお、トルコリラの買いでおすすめなのは、



  • トルコリラのスワップポイントが安定して高い

  • トルコリラのスプレッドも一番狭い

  • 1,000通貨単位投資ができる



  • もできるというように、取引口座として三拍子そろっていて、さらにその上、



  • 口座を持っていると、個人投資家のトルコリラの売買状況(買いと売りはどっちが多いのか、どの辺りのレートに買いがどのくらい入っているのか)を見ることができる

  • トルコリラ、南アランド、メキシコペソ、人民元の高金利通貨に特化した独占配信ニュースを見ることができる

  • 未決済ポジションのスワップポイントに対して課税されず、長期投資に向いている



  • という特徴まであるみんなのFXか、LIGHT FXがおすすめです。





    この2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





    トルコリラのような新興国通貨のポジションは、去年の8月のように一時的に急落する可能性もあり、他のポジションと同じ会社で取引をすると、何かが起こったときに一瞬下落して全部まとめてロスカットというリスクがあり、また、どの通貨で利益が出てどの通貨で損失が出ているのかの損益管理も面倒になるため、これからトルコリラへの投資をはじめる場合、今使っていない口座をトルコリラ専用口座にするのがおすすめで、その点同じスペックの会社が2つあるのは、大変ありがたい状況となっております。





    また、みんなのFX、Light FXの両方とも、当サイトからの申し込み限定で、通常のキャッシュバックに加えて、3,000円の特別キャッシュバックも貰うことができるので、口座開設をしたい場合、当サイトから申し込みするとお得です。(もちろん、口座開設手数料などは一切無料です)





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    このように、トルコリラはその金利の高さと、リスクはあっても中長期的な成長が期待できるということから、非常に人気の高い通貨となっております。





    トルコリラ見通しに大きな影響のあるトルコ政策金利の今後の見通し予想







    トルコリラは、高金利通貨としての人気が高く、また、上でも書いたようにインフレが経済にとっての大問題となっているため、政策金利についての見通しが、トルコリラの見通しに大きな影響を及ぼします。





    トルコの政策金利については、


  • 激しいインフレが起こっているため、中銀としては高金利を維持したい

  • エルドアン大統領は利上げに反対姿勢を出している



  • という状況にあります。





    本来であれば、政策金利というのは、中銀の意向によって上下するもので、大統領からは独立したものなのですが、トルコのような独裁国家の場合、大統領が反対しているとなかなか利上げは難しく、実際に2018年の7月には、市場が利上げを期待している中で据え置きとしたことで、8月のトルコリラ大暴落の原因となりました。





    しかし、その後、9月には市場予想を超える6.25%ポイントもの大幅利上げを行い、その後エルドアン大統領も「利上げには反対だが、中銀の独立性は尊重する」という発言をしたことによって、現在ではトルコの政策金利見通しは、以前と比べてポジティブなものとなっております。





    エルドアン大統領が、昨年の大統領選で苦戦が予想された背景に、「通貨安」や、それが引き起こす「インフレ」があり、8月のいわゆる「トルコリラ・ショック」は脳裏に刻まれているので、色々と口出しは続けるとは思うものの、当面は利下げについては心配しなくても良いと思っております。





    これまでのトルコリラの為替推移の分析(10年間を分析)







    では、次に、これまでトルコリラがどういう動きをしてきたのかについて、チャートも使いながら説明したいと思います。まずは、長期的な視点として、直近10年の動きを見てみましょう。





    【トルコリラ円 直近10年チャート】
    TRY chart1905_2008





    このように、トルコリラは過去10年間のチャートを見ると、全体的に下落基調にありますが、何故下落したのか(あるいはたまに上昇していたのか)について、それぞれ細かく見ていきたいと思います。





    2008年から2014年までのトルコリラの推移の理由







    まず、2008年に起こったリーマンショックでは、ほとんどの通貨がリスクオフから円高になりましたが、トルコリラも例外ではなく、2008年後半から2009年にかけて大きく下落しました。また、その後も2010年には欧州債務危機が起こり、ヨーロッパとの経済的なつながりの強いトルコリラは、さらに下落することとなりました。





    2012年末には日本で自民党が与党となり、「アベノミクス」で金融緩和が行われる中、為替相場は全体的に円安(=外貨が高くなる)となり、トルコリラも2013年半ばまでは上昇基調にありました。





    しかし、2013年に入ると、5月のトルコ国内での自爆テロ、6月の10万人以上の参加者が出た反政府デモとそれに対してのトルコ政府の強制排除、さらには2013年末にエルドアン大統領の親族による贈収賄疑惑等の治安・政治面での不安定さが嫌われ、全体的に為替は円安になる中でも、トルコリラは上昇しませんでした。





    2015年にトルコリラが下落した理由







    2015年1月には、トルコの予想外の利下げによって、トルコリラは下落します。この利下げについては、エルドアン大統領が中央銀行に利下げ圧力をかけたための利下げとも言われ、これも広い意味では「トルコの政治面への不安」による下落と言うことができます。





    その後は、2015年7月から下落し、9月から11月の終わりまで戻すも、2015年11月後半から再び下落します。





    2015年7月から下落した理由は、中国経済への懸念の高まりと、トルコの政治に対しての不透明性の高まりが原因でした。





    中国経済という点では、中国の株価である上海総合指数は、2015年6月から下落基調でありました。世界最大の消費国である中国経済が悪化すると、世界的にリスクオフが起こり、円のような安全資産は買われ、トルコリラのような「ハイリスク・ハイリターン」な通貨は売られることとなります。





    また、トルコ国内の事情としては、6月に実施した総選挙の結果、今の与党であるAKPの議席が過半数割れを起こし、再選挙が行われることになり、政治的に混乱が起こっていたというように、リスクオフの動きがある中で、さらにトルコ国内のごたごたもあり、トルコリラは下落することとなりました。





    その後、中国株価については、9月に底打ちして戻す様子を見せ、また、総選挙についても、11月1日に再選挙が行われ、与党が単独過半数の議席を無事獲得したこともあり、2015年の9月から11月終わりくらいまでは底打ちしたような動きを見せておりました。





    しかし、11月後半から再び下落します。これは、トルコの治安悪化を懸念したものでした。





    トルコはイスラム国の活動領域(シリアやイラク)と近接しており、イスラム国についての情勢が悪化したことで、トルコリラは売られました。しかも12月にはそれに加えさらに、ロシアの戦闘機がトルコ領以内に入ったことから撃墜され、ロシアとの関係が一時大きく悪化したということもありました(ロシアの主張としては領域外であるというもので、最終的にはトルコ側が謝罪することで解決しました)





    2016年にトルコリラが下落した理由







    2016年1月に入るとさらにトルコリラは大きく下落し、年始には41.2円前後であった水準が、一時38円前後と、3円近く下落しました。2016年以降のチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円チャート 2016年以降】
    TRY chart1905_2016





    これは、年始から上海総合指数が大幅に下落したこと、および、「トルコで景気回復のために利下げをするのではないか」という観測が流れたことが原因です。





    まず上海総合指数については、年始にいきなり上海総合指数が3,539から3,296まで大幅に下落(6.8%の下落。中国株全体では7%超の下落によって、サーキットブレーカー(一定以上下落した時に売買が停止する制度)が発動しました)というように、大波乱の幕開けとなりました。





    また、エルドアン大統領が景気高揚のために利下げを中銀に要求したことも、その前年の2015年年始にトルコが利下げをしていたことから、「トルコが再び利下げを行うのではないか」という観測につながり、それも原因として一段と安値を付けました。





    しかし、1/19発表の政策金利で、金利の据え置きが決定され、さらにその声明の中で「インフレの抑制が重要であり、そのために慎重に金融政策を行っていく」ということで、利下げどころかむしろ利上げを示唆(インフレを抑制するためには利上げを行うのが金融の世界では定石であるため)し、そのことによって、1月20日を底に、トルコリラは若干戻す動きを見せました。





    さらに、1/29には、日銀がマイナス金利導入も含むさらなる金融緩和を行うことを決定したことにより、円安が進み(マイナス金利ということは、原理原則論としては円を買えば利息がもらえるどころかむしろ払わなければならず、そのため円売りが進みます)、それも追い風となってトルコリラは40円台を回復しました。ただし、マイナス金利の効果については、一時的なものにすぎず、結局元の水準に戻ってしまいました。





    その後、しばらくはレンジ相場だったのですが、5/5にトルコの首相のダウトオール首相が辞任したことで、トルコリラは大きく下落しました。何故この人が辞任するとトルコリラが下落するかというと、この辞任劇が、エルドアン大統領からの辞任圧力に負けてのもので、エルドアン大統領の権力拡大を市場が嫌ったためです。





    エルドアン大統領が大統領権限のさらなる強化をもくろんでいたところ、それをとめていたのがダウトオール首相だったのですが、その人が結局政治圧力に負けて辞任したことにより、エルドアン大統領の権限がさらに強化され、最終的にはトルコの金利引き下げにつながるのではないか・・・・・ということになり、トルコリラは売られました。





    なお、後任はユルドゥルム首相(最近イスタンブール市長選でも話題になったあの人)でしたが、この人は完全にエルドアン大統領派の人間で、「大統領権限を強化するための憲法改正」を主張し、必要とあれば議会解散からの総選挙も辞さない、という人で、実際に2016年12月に憲法改正が国会に提案され、2017年1月には承認されました。





    こうした中、トルコリラについては警戒感からあまり手が出されず、動きが小さかったのですが、6/24にはイギリスのEU離脱の国民投票で離脱派勝利による全面的な円高(リスクオフ)、その後、ポンドやユーロを除いた通貨については、ある程度元の水準に戻ったのですが、トルコリラについては、7/15に起きたクーデター未遂事件によって、再び大きく下落し、こうした政治的混乱の影響もあって、下落基調が続きました。





    11月にはアメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利したことによるリスクオフの円買いで、選挙当日の11月9日(日本時間)では下落しましたが、ご存知のようにその下落はすぐに戻しました。ただ、為替では円安傾向がどの通貨に対しても続く中、トルコリラについてはほぼ横ばいというように、トルコについては、政治の不透明さから上昇基調とまでは言えない状態が続きました。





    2017年にトルコリラが下落した理由







    そのような中、2017年年始に大きく下落しました。これは、政治の不透明さやエルドアン大統領の利下げ圧力、中東情勢の不安といったものに加え、トルコの経常赤字が大きくなるのではないか、との懸念によるものでした。





    その後もトルコについては、テロが断続的に発生する治安情勢や、政治的不透明性の高さから下落し、4月18日には29.5円と当時の史上最安値を付けました(なお現在この史上最安値はとっくに更新されております)。





    このような中で、トルコ中銀が通貨防衛を目的に流動性引き締め措置を取ったことや、また、政治的にも改憲案が成立し、エルドアン大統領の権限が強化されたことで、「良くも悪くも不透明性が減少した」ということで、しばらく下げ止まりました。





    しかし、10月から再び下落基調になりました。トルコリラは10/9に一時的に急落し、その後戻したものの、23日以降再び下落し、11/3にも大きく下落しました。これは、


  • アメリカとの関係悪化

  • ヨーロッパとの関係悪化

  • トルコの高いインフレ率が嫌われた



  • という3つの要因があります。





    まず10/9の一時的急落については、トルコとアメリカで互いにビザの発給を停止し、関係が悪化したことが原因でした。これについては、簡単に整理すると



  • トルコが米総領事館の職員(トルコにいるトルコ人)をクーデターに関与した容疑で逮捕

  • アメリカ大使館がそれに反発してトルコ国民へのビザ発給を停止

  • トルコがそれへの対抗策でアメリカ国民へのビザ発給を停止



  • ということでしたが、その後アメリカとのビザの問題については、徐々に解決していく見通しとなり為替は元に戻す動きを見せました(実際にその後12/29にはビザ発給が正常化しました)





    しかし、次はヨーロッパとの関係が悪化し、EU首脳会議でドイツのメルケル首相が「トルコの人権問題は受け入れがたい」「資金援助の削減を強く求める」と発言し、削減の検討が決定されました。なお、トルコの人権問題というのは、昨年のクーデター後トルコでは非常事態宣言が発令され、クーデターとの関連ということで反エルドアン派に対して逮捕・処刑等の弾圧が行われていることです。





    それに加え、トルコのインフレ率が予想+11.50% であったのが結果+11.90%、さらにトルコ中銀も年末のインフレ率の見通8.7%から9.8%に引き上げたこと等もあり、トルコリラはさらに下落します。(2019年3月現在もっと悪化しておりますが、それは後述)





    その後、12月に入ると、格下げ濃厚とみられていたS&Pの格付けが据え置きとなったことや、アメリカとのビザ発給が再開される等の好材料もあり、トルコリラは12月に動きを見せました。





    2018年にトルコリラが急落した理由







    2018年に入っても、9月までは下落基調が続き、特に8月には暴落と言っていいレベルの下落も経験しました。2018年に入ってからのチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円 2018年以降のチャート】
    TRY chart1905_2018





    これだけ見ると、単純にトルコリラ円が下落しているだけに見えるのですが、実際は2月までと3月以降で原因は異なり、

  • 2月までは、円高が原因

  • 3月に入ってからは、トルコリラ安が原因

  • 5月にはトルコリラ安が大きく進行したが、貸出金利、政策金利を相次いで引き上げたことで少し戻した

  • その後エルドアン大統領が再任され、最安値水準を何度も更新

  • 9月以降はトルコリラが盛り返している

  • 2019年には一瞬急落してすぐ戻した


  • となっております。





    まず、2月まで何故円高が進んでいたかと言うと、NYダウの急落から、株式市場が全体的に下落しており、リスクオフの空気が高まっていることが原因でした。その一方でトルコリラ自体は、そこまで悪くなく、ドル/トルコリラで見ると堅調に推移しており、単純に円高が原因で下げておりました。





    しかし、3月に入ると、ムーディーズが高インフレや経常赤字を懸念して格下げを行ったことや、経常赤字額が市場予想より悪化していたことを嫌って、トルコリラが下落し、それ以降は基本的にはトルコリラは下落基調にありました。





    5月に入ると、

  • エルドアン大統領が中央銀行に利下げ圧力をかけはじめた→トルコリラ安要因

  • アメリカがイラン核合意から離脱等、中東情勢が怪しくなる→トルコリラ安要因

  • 格付け会社のフィッチがエルドアン大統領の中銀への介入に苦言を呈す→トルコリラ安要因

  • 5月にトルコ中銀が貸出金利、政策金利と相次いで利上げし、トルコリラは上昇→トルコリラ高要因

  • 6月7日に政策金利を17.75%までさらに引き上げた→トルコリラ高要因


  • と一進一退の様相を呈しておりました。





    とはいえ、市場はさらなる利上げを求めていることや、また、6月24日にトルコ総選挙を控えていることから、「上昇トレンド」にはいたりませんでした。





    そして、その後総選挙でエルドアン大統領が勝利したことによって、一時的にトルコリラ高になったものの、エルドアン大統領の利下げ発言を受けて下落し、その中で注目されていたエルドアン大統領再任後初の政策金利発表では、市場予想が1.0%ポイントの利上げであったのに対し、結果は据え置きとなり、そこで失望売りも起こりました。





    こうした背景の中、8月に入ると、これまでに見たことないレベルでの急落が起こります。





    8月2日には、ブランソン牧師の解放を求めるアメリカからの経済制裁(これについて詳しくは後述)によって、トルコリラはこれまでぎりぎりで耐えていたUSD/TRY5.0、TRY/JPY22の壁を突破し、その後も下落基調が続き、8/10にはTRY/JPYが20円から一気に16円台まで急落、8/13にもUSD/TRYが一時7.1を超え、TRY/JPY15円台前半をつけるなど、暴落と言ってもよいレベルの落ち方をしました。





    8/10と13の下落については、これまでのトルコリラの暴落を受けて、9月に予定されていた中長期経済計画発表を、8/10にわざわざ前倒しをして、エルドアン大統領とアルバイラク財務相が演説したにも関わらず、そこで利上げや為替介入等の通貨防衛策について一切言及がないまま、トルコ国民に対して「外貨建て資産を売ってトルコリラを買いなさい」というだけという、想像を超えた無策さによって、市場が失望売りしたことと、そのタイミングを狙って、トランプ大統領がトルコへの鉄鋼とアルミニウムの輸入関税引き上げを発表したことが原因でした。





    その後は定期的にブランソン牧師の解放見通しが出たり、また、トルコで外貨預金の税率を引き上げ、トルコリラ建て預金の税率を引き下げ等もあって、トルコリラは一進一退を繰り返す状態となりました。





    そんな中で、9/13にトルコ中銀の政策金利発表があったのですが、そこで17.75%→24%と大幅に利上げ(市場予想はバラバラだったものの、中央値は21-22%程度)したこともあって、トルコリラは大きく上昇し、トルコリラ円では20円、USD/TRYは逆に6.0を目指す動きとなりました。





    10月に入ると、ブランソン牧師の釈放が決定されたこと、さらには原油価格が下落したことによって、トルコリラは一時22円をつけるなど、かなり堅調な動きとなりました。





    原油価格については、トルコにとって原油高というのは、

  • 輸入物価を押し上げ、インフレの要因となる

  • 原油のほぼすべてを輸入に頼っているため、貿易赤字の原因ともなり、経常赤字にもつながる


  • と、二重の意味で痛いことなのですが、最近はこの原油価格の下落に伴って、トルコリラは上昇しております。これについては、実際にチャートを見てもらうと分かりやすいので、以下ご覧ください。





    【原油価格 VS トルコリラ円】
    TRY vs oil1905






    このような背景もあって、トルコショックから2018年末までの間は、トルコリラは比較的堅調に推移しました。





    2019年にトルコリラが急落した理由







    2019年に入ると、トルコリラは年始にいきなり下落し、その後戻すも、3月から再び下落トレンドに入っております。2019年以降のチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円 日足 2019年以降】
    TRY chart1905_2019





    2019年1月3日に急激に下げているのは、「フラッシュクラッシュ」「アップルショック」ともいわれる相場の大暴落があり、その時にトルコリラも大きく下げたことが原因です。





    これは、

  • アップルが業績を大幅に下方修正

  • その後のNY時間と東京時間の間で、さらに東京勢も新年休みであったため、流動性が非常に低い時に、投機筋が売り仕掛け

  • 投機筋の売りによって相場が急落し、それにAIの追撃売りや、ロスカットの売りも巻き込んで、売りが売りを呼ぶ大暴落


  • というもので、相場のオーバーシュート(行き過ぎ)が如実に表れたものでした。





    その後何事もなかったかのように元の水準に戻しましたが、3月22日に再び急落しました。





    これは、様々な要因が重なり合ったもので、



  • トルコのエルドアン大統領がアメリカのトランプ大統領を非難し、対米関係悪化が懸念された

  • 17時半発表のドイツPMIが非常に悪い結果で、欧州との関係も深いトルコリラがさらに売られた

  • 22 時45分発表のアメリカのPMIが悪く、さらに3か月ものと10年物の金利差が逆転(3か月の方が高くなりました)という、いわゆる「逆イールド」が発生したことにより、リスクオフの空気が強まり、円高、株安、新興国通貨安

  • 23時45分ごろに、トルコの外貨準備高が予想外に下落した」ということが嫌われて下落して、そのタイミングで投資家のロスカットが引っ掛かって、売りが売りを呼んだ



  • ということがありました。

    関連記事:トルコリラが2019年3月22日に急落した理由は?暴落の原因と対策を解説





    その後、一時21円台まで戻すも、やはり下落圧力が強く、さらに最近では、

  • イスタンブール市長選で、エルドアン大統領も所属するAKPのユルドゥム候補(上で書いたイエスマンの元首相)が負けたことを受けて再選挙を要求し、再選挙実施が決まった

  • ロシアからS400ミサイル防衛システムの購入をめぐって、アメリカから経済制裁を受ける可能性が高まっている


  • といったこともあり、今のところまだ大崩れはしていないものの、上値は非常に重く、また、いつ大崩れしてもおかしくないような状態が続いております。





    以上がトルコリラ円のこれまでの推移と、その理由の分析でした。





    このように、クロス円で見ても大体の要因は把握できるのですが、ドル以外の通貨の場合、為替の世界では基本的に基軸通貨であるドルストレート(対ドル)で考えるもので、節目等はドルストレートで見た方がより分かりやすいこともあるので、次にドルストレート(ドル/トルコリラ)の分析をしたいと思います。





    USD/TRY(米ドル/トルコリラ)チャートの分析







    トルコリラ円というのは、為替市場では「USD/TRY」と「USD/JPY」を合成した合成通貨ペアであり、テクニカル分析的には、「TRY/JPY」で見るより、「USD/TRY」を見た方が意味があると言われております。また、2018年に入ってから2月までのトルコリラ円の下落は、トルコリラが原因と言うより、円高が原因なのですが、それについてもUSD/TRYのチャートを見てもらった方が分かりやすいので、USD/TRYについても、簡単に分析したいと思います。まず、2016年以降のチャートを見てみましょう。





    【USD/TRY 2016年以降のチャート】
    USD TRY chart1905_2016






    このように、


  • 2016年は、トルコの不透明さ(エルドアン大統領の権限強化、クーデター等)や、米ドル上昇もあってUSD/TRYは上昇(トルコリラは下落)

  • 2017年始は上昇するも、2月から9月まではUSD/TRYは下落(トルコリラが上昇)

  • 2017年10月に急上昇(トルコリラが下落)

  • 2017年11月から2018年2月までは下落基調(トルコリラは上昇)

  • 3月に4.00を超えると、そこからは一方的に上昇基調(トルコリラは下落)し、一時7.1超えも

  • 9月以降は利上げ、ブランソン牧師の釈放、原油価格下落などもあって、5.2付近まで下落(トルコリラは上昇)

  • 2019年1月のフラッシュクラッシュで一瞬急落するもすぐ戻す

  • 最近また上昇傾向(トルコリラは下落)



  • となっております。ちなみに、先ほどから何故7.1という中途半端な数値を出しているかというと、ゴールドマンサックスが、USD/TRYが7.1を超えるとトルコの銀行に大打撃を及ぼすという予想を出しており、市場もそれに注目しているからです(ロイター 8/8)





    2018年に入ってからのUSD/TRYのチャートをより細かく見てみましょう。





    【USD/TRY 2018年以降のチャート】
    USD TRY chart1905_2018






    このように、2018年以降では、2月まではトルコリラが悪いというより、円高ゆえのトルコリラ円の下落であったのが、3月に入ってからトルコリラが下落し、8月にピークを迎え、しばらくトルコリラは上昇基調であったものの、最近また下落基調であるということが、ドルストレートで見ても分かります。





    ドルストレートで見た時の節目は、トルコショックの時に目前までつけた7.5、トルコショック時にもみ合いがあった6.5あたりが有力で、逆に下値としては5.0をや売れるかどうかがポイントということが分かります。





    以上がUSD/TRYの分析でした。なお、上のUSD/TRYのチャートや、原油価格との比較チャートは、サクソバンク証券のものを使っております。





    USD/TRYは、上で書いたようにテクニカル的には一番重要なチャートであるのですが、FX会社で取り扱いが少なく、なかなか見ることのできる機会がありません。





    その中で、サクソバンク証券は、スワップポイントが一番高いだけでなく、USD/TRYのチャートを見ることができて、さらには南アフリカランドやメキシコペソ等も対米ドルでチャートを表示することができるので、それらのチャートを見たい場合、サクソバンク証券で口座を持っておくことをおすすめします。





    また、サクソバンク証券については、当サイト限定キャッシュバック3,000円ももらえるので、口座開設は、当サイトから行うのがおすすめです。





    口座開設は、


    サクソバンク証券
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    からできます。




    トルコリラの短期見通し予想(2019年6月まで)







    それでは、今後トルコリラの為替の見通しがどうなるか、予想したいと思います。





    結論から書くと、


  • 短期的(今後1か月)には下落基調が続くと予想し、一時的に17円割れも警戒すべき

  • 今後1か月の予想レンジは16.8円~18.8円と予想

  • 2019年には、インフレや対外債務やエルドアン大統領の暴走等が再び意識されて、また15円台に下落する可能性が高い

  • ある程度長いスパンで考えると、ドル/トルコリラ10の節目の10~11円くらいも想定した方が良い

  • 中長期的(3-5年程度)にはエルドアン大統領の独裁体制が解消(政権交代や、IMFの介入による強制的な失脚、そこに至るまでのエルドアン大統領の「改心」等を想定)し、周辺国との問題やインフレ問題などにきちんと手を付けられるようになれば、トルコのポテンシャルを考えると伸びる



  • と考えております。





    その根拠を書いていきます。





    トルコリラの現在の為替相場は、基本的に下落トレンドであり、特に21日移動平均線がレジスタンスラインとして機能しております。





    【トルコリラ円日足チャート】
    TRY chart1905_day0523





    トルコの状況は、上で書いたように「S400をめぐっての対米関係」「イスタンブール市長選の再選」と目下2つの問題があり、この内たとえS400購入を断念してアメリカからの制裁がなくなったとしても、イスタンブール市長選の結果が出るまで不安材料が大きいため、基本的には上値が重い展開が続くと考えております。(なお再選挙は6/23で、今のところAKP勝利が予想されております)





    また、みんなのFXや外為ドットコムの出しているオーダーやポジションの状況を見ても、

  • 日本人の玉はほとんどは買いで入っている(みんなのFXでも外為ドットコムでも買いが91%)

  • 18円台前半での買いポジションが多く、今は含み損も抱えて、政治情勢からも不安が強まっていると考えられる

  • 外為ドットコムのオーダー情報によると、17円台でのロスカット注文がかなり多い

  • 一方で、下値で買おうと狙っている人も多くいそうで、特に17円を割ると、割安感からの買いが入りやすいと考えられる



  • ということから、下値としては17円を割ってロスカットが巻き込まれて、そこから反発という展開を予想し16.8円、上値としては、レジスタンスラインを一時的に上抜くとしても19円にたどり着く前に売りの圧力が大きくなると予想し、18.8円と考えます。





    【参考 外為ドットコムのオープンオーダー】
    TRY position gaitame





    上値について少し補足すると、トルコリラの場合、ただでさえ高金利な上に、下がると中銀が一時的にオーバーナイト金利引き締めとかをしてくることもあって、ショートはそこまで入りづらく、ショートがロスカットされてあげられていく展開はそこまで考えづらいため、素直に19円の手前で落ちてくるかなと思っております。





    トルコリラの長期見通しと投資の考え方







    2019年以降のトルコリラの見通しについては、どこかのタイミングでまた大きく下落する時があると予想しております。





    その理由としては、トルコのインフレはすぐ解決するような問題ではなく、また、対外債務の返済による実需も2019年にむしろ返済が本格化すること、さらにはエルドアン大統領も定期的に暴走を繰り返すことを考えると、今後どこかのタイミングでまた下落すると考えております。





    下落の想定としては、2段階あり、



  • 8月の猫も杓子もとにかくトルコリラ売り、というパニックに近い状態でも、7.0を少し超えたあたりで止まったことや、今のところUSD/TRYは年始の4.0→5.0ちょっとくらいになりそうであり、それでも過去10年以上で最大の上がり幅であることを考えると、7.0を超えて上昇するとは考えづらく、その際ドル円が105円だとしても15円なので、15円が第一段階

  • ドル/トルコリラがさらに上がり(トルコリラが下がり、次の大台である10を意識した10-11円が第二段階



  • と考えております(逆にそこを超えて下がる場合は、本気でデフォルトやデノミといったリスクが意識されている状態だと思ってます)





    そのため、トルコリラの買いを持つ場合、少し余裕をもって、11円くらいまでは耐えられるような水準で持つ必要があると考えており、そうなると、レバレッジ3倍(今の水準では約13.8円でロスカット)では少し高すぎで、2倍(今の水準で約10.3円でロスカット)以内に収めておきたいと考えております。(両建ての場合、買いにも売りにも指値・逆指値を入れるのであれば、レバレッジ3倍くらいでも問題ないと考えております)





    トルコリラ為替の長期見通し予想(10年後まで)







    これまでの直近の10年間での為替推移が動いた理由と同様、今後も注目ポイントは、やはり「中国経済」「トルコのインフレ率」「トルコと欧米の関係」「エルドアン大統領の暴走リスク」「世界的なリスクオフ(NYダウの動向や、Brexitの影響やトランプ大統領の行動もここに含む)」「日本の緩和が続くか」の5点が主な要因となると考えられます。





    まず、中国経済については、経済のけん引役の不動産の上昇がバブルである可能性があり、バブルが崩壊した場合中国経済に大打撃となるというように、リスクとしてあるだろうと言えます。





    2019年に入ってからは景気刺激策を積極的に打ち出し、最近では指標も良い結果が散見されるようになり、上海総合指数も上がっておりますが、この「景気回復が本物なのか」ということについては疑問があり、例えば、Three Reasons To Question China's Blockbuster Economic Dataでは、

    「もし本当に景気が回復しているとすると、

    ・土地の売上が減少している
    ・輸入量が減少している
    ・エネルギー消費量が減少している

    ということが考えづらく、真実性に疑問がある」「ただし、こうした公式発表をした以上、金融緩和を抑える方向で政策が行われる可能性がある」(管理人の意訳)


    というように書かれており、中国経済が本当に回復したのかどうかはいまだ疑わしく、今後も見ていく必要があると思っております。





    次のトルコのインフレ率については、収まるのは当分先と考えられ、今後も注目の必要があります





    直近発表のトルコの消費者物価指数は、ついに政策金利を超えた19%台と少し収まっておりますが、それでもまだまだ高い水準であり、今後どうなるか注目が必要です。





    そして、このインフレについては、引き締めをしても2019年末くらいまでは続くと考えられます。

    関連記事:【トルコリラ暴落要因】トルコのインフレ悪化の原因と、今後の見通し





    トルコと欧米の関係という点について、まずアメリカとの関係については、上でも書いたように、今はS400を巡って緊張が高まっており、また、仮にそれが穏便に解決したとしても、エルドアン大統領は基本的に喧嘩っぱやく(アメリカ以外にも、2015年にはロシアの戦闘機を撃墜してプーチン大統領と非難合戦をしていたことも)、中長期的に見るとまた問題が再燃するリスクはあります。





    またドイツをはじめとしたヨーロッパとの関係については、今後も関係が悪化する場合、トルコの経済がヨーロッパとの関係によって成り立つ部分が多い(例えば輸出の最大の相手先はドイツ)ことから、トルコリラにとっても下落要因となります。





    とはいえ、ヨーロッパの国にとっても、債権を多額に保有しているトルコがデフォルトなどを起こすと、一気に債務危機などが広がりかねない状態にあり、また、アジアとの物理的な接点にあるトルコで混乱が起これば、難民の大量流入などの問題も起こりかねないので、下落局面からさらに「とどめを刺す」ようなことはしないと考えられます。





    実際に、ドイツのメルケル首相も、昨年のトルコショックの時には、「支持を表明する」としたことからも、これは調子がいい時に下落する材料にはなっても、下落相場でとどめとなるような性質のものではないと考えております。





    エルドアン大統領の暴走リスクは、正直これは「常にある」としか言いようがなく、また、何をするかも読めない人なので、常に意識しておく必要があります(一時的に大人しくなっても、忘れたころにまた変なことを言い出すタイプの人です・・・・)





    世界的なリスクオフについては、これは「世界的な株安」、「イギリスのEU離脱の影響がどう波及していくか」など、正直「起こってみないとわからない」ものであり何とも言えませんが、ただ、最近の世界情勢の不安定さを考えると、こうしたリスクによって急落するリスクに備える必要はあると考えられます。





    まず2018年に何度もあった、NYダウ安からはじまった世界的な株安状況については、まだ注意が必要で、今後また株価が急落するようであれば、市況全体がリスクオフに傾き、トルコリラも売られることになると考えられます。





    ただし、NYダウは数十年単位で見るとほぼ右肩上がりであり、一時的に調整することがあっても、長期的に低迷する可能性は低いと考えられ、長期見通しではあまり気にしなくてよいと思います。





    イギリスのEU離脱については、一旦10月までの延期が決まりましたが、とはいえこれまで3年近くかけてほぼ何も決まらないまま来たのが、あと半年で解決するのか、解決するとしてどのようにするのかといったことは全く不透明なままで、リスクは依然残ります。また、最近では


  • 2回目の国民投票でEU残留になるのではないか

  • メイ首相の後釜としてボリスジョンソン氏になるのではないかという見通しから、ハードBREXITの可能性が高まった


  • という感じで、EU離脱は相変わらず混迷を極めており、今後も動向に注目する必要があります。





    最後の日本の緩和動向については、現在も緩和の継続が明言され、今も緩和傾向が続いていることを考えると、しばらくは警戒する必要がないと思いますが、数年後にインフレが高まってきた時には、注意する必要が出てきます。





    以上のように、トルコリラについては、今はいつ急落してもおかしくない状況ではあるものの、そんな中でインフレの改善、他国との関係改善等が地道に続けば、中長期的にはトルコの高いポテンシャルへの期待から、30円を超えて戻すと予想しております。





    また、仮に10円まで下がっても、現在の18円からでは8円、スワップで2年ちょっとで利益が出るレベルであり、かつ、中長期的にはトルコ自体の持つ人口の多さや、中東と欧州をつなぐ位置にあるという地政学的な重要性があり、経済成長も続いているのは間違いないため、中長期的な成長は期待出来て、そうした意味で、短いスパンで売るか、中長期保有目的で買いを入れる、もしくは取引単位を大きくせず、安くなった時に買う、というナンピン戦略がおすすめとなります。





    トルコリラ円は、スワップの高い会社で持っていれば1日110円、つまり年換算すると、年間4万円(年収益率はなんと20%超!)ものスワップをもらえるため、4円くらいなら値下がりしても、スワップで持ちこたえることができます。





    そのため、買いポジションを持って、スワップポイントを受け取りながら、ある程度上がったら売るというのが、基本的にはおすすめです。





    なお、トルコリラの買いでおすすめなのは、



  • トルコリラのスワップポイントが安定して高い

  • トルコリラのスプレッドも一番狭い

  • 1,000通貨単位投資ができる



  • もできるというように、取引口座として三拍子そろっていて、さらにその上、



  • 口座を持っていると、個人投資家のトルコリラの売買状況(買いと売りはどっちが多いのか、どの辺りのレートに買いがどのくらい入っているのか)を見ることができる

  • トルコリラ、南アランド、メキシコペソ、人民元の高金利通貨に特化した独占配信ニュースを見ることができる

  • 未決済ポジションのスワップポイントに対して課税されず、長期投資に向いている




  • という特徴まであるみんなのFXか、LIGHT FXがおすすめです。





    この2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





    トルコリラのような新興国通貨のポジションは、去年の8月のように一時的に急落する可能性もあり、他のポジションと同じ会社で取引をすると、何かが起こったときに一瞬下落して全部まとめてロスカットというリスクがあり、また、どの通貨で利益が出てどの通貨で損失が出ているのかの損益管理も面倒になるため、これからトルコリラへの投資をはじめる場合、今使っていない口座をトルコリラ専用口座にするのがおすすめで、その点同じスペックの会社が2つあるのは、大変ありがたい状況となっております。





    また、みんなのFX、Light FXの両方とも、当サイトからの申し込み限定で、通常のキャッシュバックに加えて、3,000円の特別キャッシュバックも貰うことができるので、口座開設をしたい場合、当サイトから申し込みするとお得です。(もちろん、口座開設手数料などは一切無料です)





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    有識者のトルコリラ見通し(野村證券、ゴールドマンサックス、大和投資信託、エミンさん)






    上に書いたのが管理人のトルコリラ見通しですが、有識者の意見もまとめましたので、それも見てみましょう。




    ざっくりとまとめると、



  • トルコリラはイスタンブール市長選までは下値余地は限定的:エミンさん

  • トルコリラはイスタンブール市長選までは上値も下値も限定的:大和投資信託

  • トルコリラ経済は市場予想よりも悪化するリスクがある:ゴールドマンサックス

  • トルコリラは懸念材料が多い:野村證券



  • というように、有識者の間でもトルコリラの見通しは割れております。





    エミンさん:トルコリラはイスタンブール市長選までは下値余地は限定的







    エミンさんは、Zai FXで毎週トルコリラのコラムを連載されておりますが、その中で、イスタンブールの市長選まで下値余地は限定的という予想をされてます。




    当局は、頻繁な売買を規制することによって為替レートを安定させようとしています。




    これらの政策は、短期的にトルコリラを安定させる効果があると思います。少なくとも6月23日(日)に行われるイスタンブール市長再選挙までトルコリラが大幅に下落するリスクは少ないと考えます。



    しかし長期的には、国民に、政府がそのうち資本規制をするのではないかとの懸念を与える可能性があります。



    トルコ国民の外貨預金は、今年(2019年)に入ってから200億ドル増加し、1800億ドルに達しました。国民は、外貨の資本規制や引き出し規制が行われるのでは?と心配になると、これらの外貨預金を銀行から引き出し、タンス預金にしてしまいます。



    また、外国為替取引への税率が、今後、もっと引き上げられた場合に、取引そのものがシステムから消えて、ブラックマーケットに移行する可能性があります。

    出典:エミン・ユルマズ トルコの消費マインドが大幅悪化…。11年ぶりに復活した「外貨購入税」とは?





    トルコリラは下落に要警戒:大和投資信託







    大和投資信託のトルコリラの見通しとしては、上値も下値も限定的としております。





    中央銀行の準備金活用案は取り下げられたとの報道が出ましたが、イスタンブール市長の再選挙が予定されている6月23日まで政治的不透明感から、トルコ・リラが積極的に買われる環境にはないと考えます。一方、トルコ当局の各種引き締め策によりトルコ・リラ売りのコストも高まっていることから、下落リスクも限定的と考えられます。


    出典:大和投資信託 トルコの金融市場動向 5/21





    トルコリラは下落見通し:ゴールドマンサックス







    一方で、トルコリラの見通しをネガティブに予想している有識者としては、投資銀行のゴールドマンサックスがあります。ゴールドマンサックスでは、2019年8月末のトルコリラのレートをUSD/TRYで7.5と予想しており、これはドル円を110円とすると、トルコリラ円のレートとしては14.6円程度となります。





    米ゴールドマン・サックスは直近のリポートで、リラの安定には「大幅な利上げと包括的な財政計画、米国との緊張緩和が必要だ」と指摘。為替スワップ制限や、カタールが支援を表明した1兆6千億円規模の対トルコ直接投資の効果は疑問だとした。1年後のリラ相場の予想を従来の1ドル=5.5リラから7.5リラへ大幅に切り下げた。

    出典:日経新聞8/24




    ただし、これについてはいわゆるトルコショック直後の8月の見通しです。





    最近の報道では、3/22の一時的な中銀の引き締めや、外貨準備高の減少に対してネガティブに評価して、GDPのマイナス成長が、市場予想の-2.5%よりさらに大きなものとなるリスクがあると警告しております。

    出典:INTELINEWS 4/2(英語)





    トルコリラは下落に警戒が必要:野村證券







    野村證券は、4/15更新時点では、向こう1年間で17.9円~20.9円という予想を出しておりましたが、最新の見通しでは価格の予想がなくなっておりました。以下のような文章であったため、基本的には下落方向で見ているものと思われます。






    トルコリラが長期的な下落基調にある背景として、高インフレと短期対外債務の増加など経済ファンダメンタルズ(基礎的条件)の悪化が挙げられます。リラ下落に伴う物価高や大幅利上げの影響により、野村證券では2019年にトルコは景気後退に陥ると予想しています。



    4月10日に政府は新たな経済計画を発表し、国営銀行への資本注入や食料インフレの抑制策を打ち出しました。今後、政府による追加的な支出が財政規律を歪めるリスクや、トルコ金融当局がリラ買いなど市場介入を続けることはリラ相場にとり、懸念材料となります。



    対外政策面においては、トルコはNATO(北大西洋条約機構)の加盟国であるにもかかわらず、仮想敵国のロシアから最新鋭地対空ミサイルシステムを導入する計画であり、その場合、米国がトルコに対して制裁を発動することが最大のリスクと考えられます。

    出典:野村證券マーケットアウトルック





    このように、トルコリラの見通しについては、短期的には下値を限定的に見る動きもありながら、やはりどちらかというと、下落方向に予想する人が多いようです。





    そのため、トルコリラに投資する場合、買いにしても売りにしても、常に逆に動く可能性は考えて、ロスカットの設定や、余裕を持ったレバレッジでの運用が重要です(逆に、多少ギャンブル要素があっても大きく利益を出したいなら、ロスカット覚悟のうえでハイレバ取引という考え方もありますが、個人的にはあまりおすすめしません)





    なお、トルコリラの買いでおすすめなのは、



  • トルコリラのスワップポイントが安定して高い

  • トルコリラのスプレッドも一番狭い

  • 1,000通貨単位投資ができる



  • もできるというように、取引口座として三拍子そろっていて、さらにその上、



  • 口座を持っていると、個人投資家のトルコリラの売買状況(買いと売りはどっちが多いのか、どの辺りのレートに買いがどのくらい入っているのか)を見ることができる

  • トルコリラ、南アランド、メキシコペソ、人民元の高金利通貨に特化した独占配信ニュースを見ることができる

  • 未決済ポジションのスワップポイントに対して課税されず、長期投資に向いている



  • という特徴まであるみんなのFXか、LIGHT FXがおすすめです。





    この2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





    トルコリラのような新興国通貨のポジションは、去年の8月のように一時的に急落する可能性もあり、他のポジションと同じ会社で取引をすると、何かが起こったときに一瞬下落して全部まとめてロスカットというリスクがあり、また、どの通貨で利益が出てどの通貨で損失が出ているのかの損益管理も面倒になるため、これからトルコリラへの投資をはじめる場合、今使っていない口座をトルコリラ専用口座にするのがおすすめで、その点同じスペックの会社が2つあるのは、大変ありがたい状況となっております。





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    一方で、それでもトルコリラには下落のリスクはまだあるので、こうした下落リスクを嫌うのであれば、両建てによって為替リスクをほぼ0に抑えて、スワップポイントの差額だけ貰うこともおすすめで、私も120万円を公開運用中です。

    関連記事:トルコリラスワップポイント両建てサヤ取り運用を公開!リスクも解説





    これは、トルコリラのスワップポイントが高い会社で買いポジションを持って、逆に売りのマイナススワップポイントが安い会社で同額売りポジションを持つことで、トルコリラが上がれば買いが+、売りが-になってトータルでは相殺、逆に下がれば買いが-、売りが+になってやはりトータルで相殺され、為替の変動からの影響を受けなくするという戦略です。





    この場合、上で書いたみんなのFXかLIGHT FXに加えて、売マイナススワップポイントが一番安く、スプレッドも最狭のセントラル短資FXがおすすめで、私も120万円をみんなのFX+セントラル短資FXで運用し、今のところスワップ利回り8%近くとなっております。





    この2社を使うと、実は税金の面についても有利で、というのも、セントラル短資FXは未決済ポジションのスワップに課税されるので、逆に言えばマイナススワップによる損失を他の利益から引くこともできるということで、みんなのFXとあわせると、

  • 買いのプラスのスワップ:課税されない

  • 売りのマイナススワップ:税金を減らす方向で発生する


  • というように、税金面からもメリットのある両建てとなるためです。





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