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豪ドル円今後の見通し2019年5月 | 短期・長期(10年後)の最新予想とその理由

2019年05月22日 18:05

豪ドル円今後の見通し





今回は、先進国トップレベルの金利がありながら、経済成長が続き、かつ、財務的にも安定していることから、FXでも長期投資派から人気の高い豪ドル(オーストラリアドル)について、今後の見通しを予想し、その上で豪ドルをトレードする場合のおすすめの戦略について解説します。(2019年5月更新!)





豪ドルは、

  • レバレッジ3倍で、スワップポイント年利回り6%以上にもなる高金利

  • オーストラリアは27年連続で経済成長を遂げており、この27年間の間にはITバブル崩壊、リーマンショック、チャイナショックなども含まれている

  • 公的債務残高が低く、国債の信用格付けも最高ランク


  • というように、長期投資に向いている通貨である一方で、現在は下落基調にあるので、今後どこまで下げる可能性があるのか、将来的に値上がりが期待できるのか?といった観点から、この記事を読んでもらえればと思います。





    では、豪ドル円の見通しがどうかというと、結論から書くと、




  • 短期的(1か月程度)にはかなり難しい局面で、ここからもう一段下げるか(72円程度)、ここで底を打つか不透明だが、80円超えに戻す展開は想像しづらく、ショートの方がやりやすそう

  • 2019年の予想は71-82円を想定し、戻り売り推奨

  • 長期的には緩やかながら堅実な成長、高い財政規律等からいずれ上がると考えられ、今は割安水準でもあるのでゆっくりとした買い下がりを推奨(今すぐ全力で買うのではなく、70円割れ水準まで断続的に少しずつ買っていくイメージ)




  • と考えております。





    短期的には、6月の利下げの可能性が極めて高く、また米中対立も再燃しており、世界経済も停滞見通しもあることから、基本的には今後よほどの好材料が出てこない限りは、戻り売りが良いと考えております。





    ただし、豪ドルはドルストレートで見た時に現在0.69割れの水準ですが、これは2016年のチャイナショック時の安値にかなり近い水準であり、ここからさらに下がるかどうかというと、なかなか判断が難しいところで、今売るとツッコミ売りになってしまうリスクもあることから、個人的には少なくとも0.705くらいまで戻してから売りたいと考えております。





    一方で、豪ドルを長期で見た場合には、見通しが悪化したとはいえ経済成長も2.5%は予想され、公的債務残高も小さく安定性があること、資源国で高金利通貨でもあり、このままどこまでも落ちていくとは考えづらく、どこかのタイミングで反発するとは考えており、長期では買いで良いと思います。





    そのため、豪ドルへの投資をする場合、以下のような取引が良いと考えております。



  • 豪ドルを買うなら、70円割れまで前提にして、豪ドル円をレバレッジ3倍以内でゆっくりと買い下がる

  • 売りで考えるなら、売りでもスワップが貰えてチャートも読みやすい豪ドル/ドルで戻り売りを狙う

  • 豪ドルが上がっても下がっても同じように上げ下げすると考えられるNZドルも絡ませた、豪ドル/NZドルでトレードする←個人的には一番おすすめで、私も560万円運用しており、利回り40%超の実績の戦略もあります




  • そして、それぞれの手法でおすすめの会社は、以下の通りです。







    トレイダーズ証券[みんなのFX]

    豪ドル円の買い、豪ドル/ドルの売りのどちらでもおすすめ!

  • 豪ドル円のスプレッドが0.4銭原則固定と業界最狭
  • 豪ドル円のスワップポイントも業界最高
  • 1,000通貨単位で取引可能
  • 豪ドル/ドルの売りで貰えるスワップも業界最高
  • 当サイトからの申込限定で3,000円特別キャッシュバック
  • トレイダーズ証券【LIGHT FX】

    みんなのFXと合わせて持っておきたい口座

  • スプレッド、スワップはみんなのFXと同じ
  • つまりスプレッド、スワップともに業界最高
  • 1,000通貨単位で取引可能
  • 当サイトからの申込限定で3,000円特別キャッシュバック
  • アイネット証券

    豪ドル/NZドルの自動売買でおすすめ

  • 管理人も300万円公開運用
  • 利回り40%以上の戦略もあり
  • 自動売買手数料無料
  • 豪ドル/NZドルのスプレッドが自動売買の中で最狭
  • 1,000通貨単位でも手数料なしで自動売買可能
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  • 豪ドル円の買い、豪ドル/ドルの売りは、どちらもみんなのFXとLIGHT FXがおすすめなのですが、この2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





    そのため、このどちらで取引しても大丈夫ですが、この2社は豪ドル以外でも、ドル円、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド等、様々な通貨でスワップが最高、かつ、スプレッドも最狭という会社で、また後でも書くように豪ドル/ドルを売る場合でも一番おすすめの会社なので、両方とも持っておいて、状況次第で使い分けるというのがおすすめです。





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    次に個人的には一番おすすめで、私も560万円を投資して、利回りが高いものでは40%超えの戦略もある豪ドル/NZドルのトレードについては、アイネット証券のループイフダンがおすすめです。(私の公開運用のポジションや、その設定根拠、実績などは、

    【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧

    をご覧ください)





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    以下の順番で豪ドルの見通しを説明していきます。

  • オーストラリア経済の基本

  • 豪ドルという通貨の特徴

  • 豪ドルに関係が深いRBA政策金利の見通し ロウ総裁発言で2019年6月利下げの可能性浮上

  • これまでの豪ドル円の為替推移の分析

  • 豪ドル/USドル(AUD/USD)の為替推移の分析

  • 豪ドル為替の今後の見通し予想

  • (参考)野村証券、みずほ証券、大和証券の豪ドル見通しレポート一覧






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    オーストラリア経済の基本







    豪ドルはオーストラリアの通貨であり、その為替相場の見通しには、オーストラリア経済が今後どうなるか、ということも影響してくるため、まずは簡単にオーストラリア経済の基本について説明します。





    オーストラリア経済は、先進国でありながら、継続的に経済成長していて、財政リスクが低い(公的債務比率が低い)という特徴があります。





    まず、オーストラリアの一人当たりGDPは、日本より高い51,8501ドル(日本は38,917ドル)と、非常に豊かな国です。





    国内の産業構造としてはサービス産業等の第三次産業が70.9%、工業等の第二次産業が26.9%、農業等の第一次産業が2.2%というように、典型的な先進国型の経済となっております(出典:外務省 オーストラリア連邦基礎データ





    国外への輸出としては、鉄鉱石(16.3%)、石炭(12.8%)、教育関連旅行サービス(6.6%)の順番であり、基本的に資源と旅行サービスを輸出することに強みを持った国といえます。輸出の相手先としては、上位3か国が中国28.3%、日本11.7%、米国6.3%というように、特に中国との結びつきが強くなっております。





    また、主要な輸出品である資源についても、中国が世界一の資源消費国であるため、資源価格は中国経済の影響を大きく受けることとなり、このように様々な面からオーストラリアは中国経済の影響を受けやすくなっております





    ただ、中国経済の影響を受けるとはいえ、2015年の8月や2016年はじめに中国株価の暴落(いわゆるチャイナショック)が起こった時にもオーストラリア経済は安定して成長を続け、1991-1992年にかけての成長から27年連続で経済成長が続いております。





    この27年連続経済成長というのは、経済成長期間の長さとして、世界最長記録を現在進行形で更新しております、今後も2-3%で成長していく見通しとなっており、最近も経済成長の見通しが引き下げられたとはいえ、それでも2.5%と予想されております。(出典:IMF World Economic Outlook Database)





    この27年間には、アメリカのITバブル崩壊、リーマンショック、欧州債務危機、中国株価大幅下落も当然含まれていおり、その中でもずっと経済成長を続けられているということで、オーストラリア経済がいかに強いかがよくわかります。





    このように経済成長を続けているオーストラリア経済ですが、そういう成長を遂げている国にとっては珍しく、公的債務の残高が世界的に見ても非常に低いレベルであり、通貨危機のリスクが極めて低いという特徴もあります。





    政府純債務残高対GDP比は19%程度と、世界的に見ても非常に低い水準であり、その結果として、ムーディーズ、S&P、フィッチという代表的な格付け会社三社の評価すべてでAAAとされており、財政面での健全性については、世界的にも強い信頼があります。





    以上、まとめると、オーストラリア経済は、最近では中国経済や資源価格の低下の影響を受けつつも、それでも安定して成長しており、かつ、財務的にも非常に安定しているということができます。





    豪ドルという通貨の特徴







    豪ドルという通貨を語る上で欠かせないのが、まず、何より先進国の中でもトップクラスの金利があげられます。





    オーストラリアの政策金利は2019年5月現在1.5%で、例えば日本は0.1%、イギリスも0.75%、EUにいたっては0.0%というように、金利が引き下げられたとはいえ、先進国の中ではかなり高い水準にあります。





    この高金利の旨味というのはFXでもスワップポイントを通じて得ることができて、スワップポイントの高い会社では1万通貨買いで1日45円、年換算すると16,425円になります。今豪ドルは76円くらいなので、レバレッジ3倍で運用するとスワップだけで収益率6.5%に相当し、もしレバレッジ5倍で運用していればスワップだけで収益率11.5%にもなります。(スワップポイントは、FX会社の中で一番豪ドルのスワップが高いみんなのFXLIGHT FXの1日当たりのスワップで計算)




    日本はマイナス金利で10年もの国債の利回りも0%前後であることを考えると、こうした高金利はかなり魅力的と言えます。





    もちろん、豪ドルより高い金利の通貨もありますが、そうした通貨は、米ドルやNZドル円を除けば今後どうなるか読みづらい新興国であったり、財政リスクが高いなど、いわゆる「ハイリスクハイリターン」な通貨であり、それに対して豪ドルは、オーストラリア自体が安定して成長を続けている先進国で、かつ、債務残高も低く財政リスクも極めて低いというように、「ローリスクミドルリターン」な通貨というのが特徴と言えます(NZドル円は、ニュージーランドの経済状態がオーストラリアとかなり似ていることもあり、通貨としても豪ドルとかなり似たような動きをします)





    豪ドルに関係が深いRBA政策金利の見通し ロウ総裁発言で2019年6月利下げの可能性浮上







    オーストラリアの金融政策(政策金利をどうするかということを含む)はインフレターゲットを採用しております。インフレターゲットというのは、消費者物価上昇率等のインフレ率の指標について、マイルドなインフレ率を目標値を決めて、その目標値に入るように金融政策を決めるもので、日本でも採用されております。





    インフレターゲットでは、今のインフレ率が目標より低ければ利下げ、逆にインフレ率が目標より高ければ利上げをすることが基本となり、オーストラリアの目標インフレ率は2~3%となっておりますが、2016年まではインフレ目標である2~3%のレンジより低いインフレ率であったため、利下げ方向で金融政策が行われておりました。





    何故インフレ率が低いと利下げをするかというと、非常に簡単に説明すると、インフレ率が低いというのは、物が売れにくくなって値段が下がるということで、それを直すためには、政策金利の引き下げ(=銀行への貸付金利の低下)によって、銀行が金を借りやすくなる→企業や消費者が銀行から金を借りやすくなる→金が市中に回って使われるようになる→物が売れてインフレ率が上がるというようなロジックです。





    このように、インフレ率が目標値より低いことから最近までは豪ドルは利下げのトレンドにありました。





    この利下げのトレンドについては、インフレ率について、2017年4-6月が同1.9%増、7-9月期が1.8%増、10-12月期が1.9%増、2018年1-3月期が1.9%増、4-6月が2.1%、7-9月が1.9%、10-12月が1.8%と、目標である年率2-3%のレンジを概ね達成していること、及び、RBAも今後しばらくの据え置きを示唆していたことから、2018年までは「しばらく据え置き」というのがコンセンサスでした。





    しかし、2019年2月に入ると、2/6にRBAのロウ総裁が、これまでは「次のアクションは利上げになるだろう」と言っていたのが、「次のアクションは利上げの可能性も利下げの可能性もどちらもある」というように、利下げについて含みを持たせ、さらに2/8に発表されたRBA四半期金融報告では、2019年6月までの経済成長見通しを従来の3.25%→2.5%に、インフレの見通しを2%→1.25%と大幅に引き下げたことで、そのムードは変わりました。





    実際に4月に発表された豪の2019年1-3月の消費者物価指数は1.3%と非常に低く、5月にも利下げするのではないかという予想が高まり、5月のRBAの政策金利発表前の市場予想は、「利下げ」が「据え置き」を若干上回る状態となっておりました。





    そんな中で迎えた5月のRBA政策金利は、市場の予想に反して据え置きとなり、そこで豪ドルは上げましたが、それでも年内利下げの可能性は高いという市場の見通しは変わらず、また、5/21のロウ総裁の発言でも「6月の利下げを検討」というものもあり、おそらく6月には利下げが行われるであろうというのが現在の市場の大方の予想となっており、年内にさらなる利下げもあるのではないかという見通しまで出ております。





    以上のように、金利の見通しについては、短期的にはかなりネガティブなものとなっております。





    ただし、長期的なスパンで見ると、オーストラリアの今の政策金利は史上最低レベルであり、安定して経済成長を続けていれば、いずれは「いつ利上げするか」ということが注目されるようになり、利上げトレンドに戻した場合、豪ドル円も大きく上昇することが期待されます。(通貨は、金利据え置きや利下げトレンドから利上げトレンドに変わった時に、大きく、かつ長い上昇トレンドに入りやすいです)





    そのため、豪ドルに投資する場合は、短期的なスワップポイント狙いというよりは、安いうちに仕込んでおいて、しばらくはスワップポイントを貰ってゆっくり待ちながら(利下げされて下がる可能性はあっても、マイナスになるとは考えづらい)、中長期での利上げトレンドに転じたときの為替差益を狙うというのが良いと思います。





    これまでの豪ドルの為替推移の分析







    では、これまでの豪ドルの推移を分析し、何故動いたのか、ということから見ていきましょう。まずは、長めに、直近10年ちょっとのチャートを見てみましょう。





    【豪ドル円 過去10年超 月足チャート】
    AUD chart1905_10year





    このように、豪ドルの過去10年間の推移としては、

  • 2008年のリーマンショック後急落

  • その後戻すも、2015年7月、8月に下落

  • 2015年9-12月終わりまでは戻す基調であったものの、2015年年末から2016年年始にかけて下落

  • その後はレンジであったものの2016年4、5月にふたたび下落

  • 2016年10月以降は上昇トレンド

  • 2018年以降は下落基調


  • となっております。





    まず、2008年には、リーマンショックにより、豪ドルは大きく下落しました。





    リーマンショックではほぼ全ての通貨で円高に振れているのですが、豪ドルは、「公的債務残高が少ない」「高金利」ということから、リーマンショック前は特に人気の強い通貨ペアだったのですが、2008年10月に政策金利を7%から6%と一気に1%ポイント引き下げ、その後の利下げも示唆したことから、それまでの人気の反動もあって豪ドルは大きく下落し、一時期100円超であったのが50円台と、なんと4割超も下落しました。(一般的に利上げにしても利下げにしても0.25%ポイントずつ行うのがほとんどで、1%ポイントと言うのは異例の下落幅です)





    しかし、その後は豪ドルの財務の安定性、経済成長、先進国の中での相対的な高金利といったことから、豪ドルは徐々に買い戻され、一時的に上下することはあれど、2015年7月くらいまでは全体としては上昇トレンドにありました。





    豪ドル円が2015年7月、8月に下落した理由







    2015年7月、8月に下落した理由としては、中国の株価の下落によるものです。皆さんの中にも「いきなりドル円が120円を切った」「日経平均が2万円を割り、1日で895円安になった」ということを覚えている人もいるかもしれませんが、特に8/24に、中国株が大きく下落し、それが世界的な株安、新興国通貨安に繋がりました。





    このように、中国経済の減速傾向により、豪ドルは7月から8月にかけて大きく下げることになります。





    豪ドル円が2015年9月以降回復基調にあった理由







    7月、8月に豪ドルが下がった理由が中国経済の停滞観測であったように、9月以降に回復する理由も、また中国経済への観測の変化によるものでした。





    9月以降は、中国経済が底を打ち、安定的に推移するとの見通しから、豪ドルも買い戻され、徐々に回復傾向を見せておりました。上海総合指数も安定的に推移していたことが見えると思いますが、このように、中国経済への見通しは、豪ドルに大きな影響を与えます。





    豪ドル円が2015年末から2016年年初にかけて下落した理由







    豪ドルは2015年末から2016年年初にかけて下落しました。2016年以降のチャートを見てみましょう。





    【豪ドル円 週足チャート 2016年以降】
    AUD chart1905_2016





    まず2015年末から2016年始にかけて下落した理由は、2015年末については世界的なリスクオフ、2016年年始については、リスクオフに加え、中国株価への懸念が再び出たことでした。





    2015年のリスクオフというのは、原油価格が大きく下落したことや、ロシアとトルコの関係悪化、イスラム国の活動に対してロシアが核ミサイルの使用を示唆する発言をする等、世界的にリスクオフの動きが大きく広がったことです。





    このあたりでは、豪ドルだけではなく、ほとんどすべての通貨で円高に振れました。





    また、2016年1月に入ってからは、上海総合指数の大きな下落(年始早々連日サーキットブレイカーの発動したことはなんとなく記憶にあるかと思います)や、イランとサウジアラビアの国交断絶とそれに伴う中東情勢への懸念の高まりといったリスクオフの動きにより、やはり円が強くなって下落し、4月末から5月にかけて、もう一段階下落しました。





    豪ドル円が2016年4月末から5月にかけての下落した理由







    4月末まではレンジ相場でいったり来たりを繰り返していたのですが、4月末から5月にかけて大きく下落しました。





    これについては、まず4月末の下落については、単なるレンジの中の値動きで、その下限に行っていただけにすぎなかったのですが、5月3日にRBA(オーストラリア準備銀行)が0.25%ポイントの金利引き下げを発表したこと、及び、5月6日には、中国経済への懸念から、インフレ目標を2-3%から1-2%に引き下げることを発表するなどもあり、レンジの下限であった81円を破り下落しました。





    とはいえ、その一方で、住宅建設許可件数(住宅需要の動向が分かる指標)、貿易収支、小売売上高等の指標は市場予想よりも良い等、オーストラリアの実体経済面の強さもあり、下値も78円でとまり、こうした実体経済の強さと、金融政策の動向が拮抗した結果、5月以降は78円から80円の間で、小幅なレンジ相場となっておりました。





    豪ドル円が2016年6月末に大きく落ちて、その後戻した理由







    2016年6月末には大きく下落しました。これはご存じのように、日本時間で6/24にイギリスのEU離脱の国民投票の結果、まさかの離脱派勝利によるもので、このときには全面的に円高になりました。





    しかし、その後実体経済への影響は今のところ大きく見られず、また、7月10日にあった日本の参院選の結果、自民党が圧勝したことで今後も引き続きアベノミクス(追加緩和等)がより力強く継続されるという見通しから、ポンドやユーロ以外の通貨については、元の水準に戻りました。





    ただ、その一方で、この自民党勝利による円安傾向は長続きせず、徐々に円高に戻してきたことに加え、豪ドルについては8月に利下げをするのではないかという観測が強まり、実際に8月2日に利下げを実施したことにより、明確に上昇基調を取ることもなく、結果レンジ相場となりました。





    豪ドル円2016年10月から12月の推移とその理由







    10月から11月上旬にかけて若干の上昇基調を見せ、一度大きく下落して、その後節目の80円を上抜けしまし、2017年中ごろまでは上昇基調になっておりました。





    これについては、10月の上昇と、11月~12月半ばまでの上昇で若干理由が異なるので、分けて説明します。





    まず、10月には、アメリカの大統領選挙において、クリントン優勢と伝えられ、これによって全体的に円安トレンド(=豪ドル円については豪ドル高)になっておりました。





    これは、トランプ氏というのが政治経験が全くなく、様々な問題発言もあったトランプの大統領就任はマーケットでリスク要因と認識され、トランプ氏有利ならリスクオフの円高、クリントン氏有利ならリスクオンの円安、というような動きになるためです。





    そんな中、日本時間で11月9日、市場の事前予想に反し、アメリカの大統領選挙でトランプ氏が大統領に選ばれました。





    これに対しての市場の反応は、はじめは上で書いたように「定石通り」一時的に大きく下落しましたが、その後トランプ氏もしばらくは「おとなしく」していたことや、保守的な政策よりも財政支出や減税等の「ドルを強くする」政策が強調されたこともあり、米ドルが強くなり、逆に「安全資産」である円は売られ、対円ではほとんどの通貨が上昇することとなり、豪ドルも例外ではなく12月半ばまで上昇トレンドとなりました。





    2016年12月以降は、その時その時で見るといくつかの材料によって動いておりますが、全体としての動きは小さく、緩やかな上昇の中で、レンジの値動きをするような形となりました。





    豪ドル円2017年の推移とその理由







    3月の終わりからの下落の理由は、トランプ大統領の医療保険制度改革(オバマケアの撤廃と新制度の導入)が否決されたことにより、トランプ政権の実行力に疑問が呈され、上で書いたのと逆のロジックでドル安・円高が進んだことによるものです。また、4月に入ると北朝鮮問題が大きくクローズアップされるなど、世界的にリスクオフの動きを見せ、そのことが為替相場にも影響を与えました。





    しかし、6月に入ると、オーストラリアの小売り、雇用統計等の指標が好調で、7月に入るとRBAが議事録でも「ポジティブ」という表現を多用する等、オーストラリア経済については、かなり良い状態にあることが分かり、それによって上昇しました。





    また、このように好調になってくると、今度は逆に「景気の過熱」、特にその中でも住宅市場に資金が集まりすぎてバブルが発生することを防ぐことから、「利上げ」の可能性も一部で指摘され始め、たとえば6月にはRBAの元理事であるジョン・エドワーズ氏が「18年と19年に0.25ポイントの利上げが計8回行われる明確な可能性があるように私には思われる」とコメントする等もありました。





    8月に入ると、上昇材料についてもある程度織り込まれ、また北朝鮮情勢やインフレ率、資源価格等、その時の材料を拾って上下するも、全体としてトレンドになるほどの材料もなく、レンジが続きました。





    豪ドル円2018年の推移とその理由







    2018年に入ると下落基調に入り、それが今も続いております。2018年以降のチャートを見てみましょう。





    【豪ドル円 日足チャート 2018年以降】
    AUD chart1905_2018






    このように、豪ドル円は2018年に入って下落しましたが、これは大きく


  • 3月までは円高トレンドであった

  • 豪ドルも米ドルとの金利差の逆転したことで米ドルに資金が流れている

  • 米中貿易問題もあって中国経済への見通しが悪化している



  • という、3つの要因があります。





    2018年に入ると、1月は大きな材料がない中で、日銀の金融緩和終了という噂が出たこともあり、若干円高基調となりました。





    2月になると、NYダウの急落があり、為替相場は全体的にリスクオフの円高となりました。これについては、簡単に言うと、「NYダウが高くなりすぎていたことにより、その調整の下落」であり、ダウが大きく下落したことで市場は動揺し、全体的にリスクオフの円高になりました。





    ただし、こうした円高トレンドも、4月以降は市場もそうしたリスクオフ要因にも徐々に慣れはじめ、アメリカ経済の好調さや長期金利が高く推移していることから、米ドル円については少しずつ円安トレンドとなっておりますが、豪ドル円は、基本的にはレンジ相場というように、上げ切らない状態になっておりました。





    8月に入ると、トルコリラの暴落で全体的にリスクオフ相場になったことによる円高に加えて、オーストラリアのターンブル首相への退陣要求で政情が混乱する等で下落したことも嫌われて下落しました。





    政情の混乱については、結局ターンブル首相が退陣し、モリソン新首相が誕生したことで一度落ち着きを取り戻しましたが、9月に入ると政策金利のところでも書いた、「大手銀行による住宅ローン金利の引き上げ」によるオーストラリア経済へのマイナスの影響が懸念されて下落し、その後リスクオンによる円安もあって82.5円まで戻したものの、南シナ海で米中の駆逐艦が衝突の危機に陥る等で、米中対立が意識されて、豪ドルはまた下落しました。





    10月は、NYダウが27,000近い水準だったのが一時24,100まで落ちるというように、米国株が再び下落し、それによるリスクオフで若干下落基調となりました。





    しかし、10月終わりから11月頭にかけては、米国株も戻してきたことや、トランプ大統領が中国との貿易協議に向けて合意草案の作成を指示といった報道もあって、米中対立緩和期待から豪ドルは上昇し、米中首脳会談で追加関税の一時見送りが決定されると、一時的に84円まで上昇しました。





    しかし、それも利確売りや、ファーウェイCFO逮捕、NYダウ安等によって戻し、さらに12/19のFOMCでアメリカが「2019年に2回、2020年に1回の利上げ」というように、「市場が思っていたよりも利上げをちゃんとする見通し」が示されたことで、世界的に株安となり、その影響もあって豪ドルも77円台まで下落しました。





    2019年1月のフラッシュクラッシュ、2月のロウ総裁発言での急落






    豪ドルは、2019年に入って、さらに下落します。2019年以降のチャートを見てみましょう。





    【豪ドル円 2019年以降 日足】
    AUD chart1905_2019





    2019年に入ると、まず1月3日に、「フラッシュクラッシュ」「アップルショック」ともいわれる相場の大暴落があり、豪ドル円も大きく下げて、FX会社によっては、一時70円割れをしました。





    これは、

  • アップルが業績を大幅に下方修正

  • その後のNY時間と東京時間の間で、さらに東京勢も新年休みであったため、流動性が非常に低い時に、投機筋が売り仕掛け

  • 投機筋の売りによって相場が急落し、それにAIの追撃売りや、ロスカットの売りも巻き込んで、売りが売りを呼ぶ大暴落


  • というもので、相場のオーバーシュート(行き過ぎ)が如実に表れたものでした。





    その後元の水準にすぐ戻して、さらに1月中は緩やかに上昇基調であったものの、2019年2月6日にロウ総裁が「利上げの可能性も利下げの可能性もどちらもある」と発言したことで利下げの可能性が市場で意識され、豪ドル円は大きく下落し、さらに2月8日にもRBAの四半期金融報告で、経済成長見通しとインフレ見通しが大幅に引き下げられたことでさらに下落しました。





    しかし、その後は米中の対立緩和見通しや、また3月の中国PMIが良かったことから中国の景気回復見通しが出たことによって、豪ドルは徐々に戻していき、4月には一時80円超えもありました。





    2019年4月から5月にかけて豪ドルが下落した理由






    しかし、4月16日のRBA議事録公開で、「インフレや失業率によっては利下げが適切」「インフレを鑑みると、目先の利上げの可能性は低い」といった内容が嫌われて豪ドルは再び下落し、さらには4月24日にはオーストラリアの消費者物価指数(インフレ率)が1.3%と、非常に弱い結果であったことから、5月にも利下げがあるのではないかという見通しが強まり、豪ドルは下落しました。




    その後5月に入ると、


  • これまで順調アピールされていた米中通商協議について、トランプ大統領が突然ちゃぶ台返しをして、関税の引き上げを行った

  • 5月は市場予想に反してRBA政策金利は据え置きであったが、年内の利下げの可能性がいまだに根強い

  • ファーウェイへの制裁発動や、Google等もファーウェイとの取引停止といった米中対立の激化が嫌われた

  • 5/21のロウ総裁の発言で、「6月の利下げを検討する」というものがあり、6月の利下げの可能性が高まった



  • といったことから、豪ドルは引き続き軟調な動きを見せており、今後どうなるか・・・・となっております。





    以上がこれまでの豪ドル円の動きでした。豪ドルの動きについては、ドルストレートで見ると、またドル円とは違った見え方をする部分もあるので、豪ドル/米ドルのチャートも次に見てみます。





    豪ドル/米ドル(AUD/USD)の為替推移の分析







    2018年に入ってからは、円高の影響以外に、豪ドル/米ドル(AUD/USD)も下落気味だという話について、2018年に入ってからの豪ドル/米ドルのチャートも見ながら、説明したいと思います。まず、2018年以降の豪ドル/米ドルのチャートを見てみましょう。





    【豪ドル/米ドル 日足チャート 2018年以降】
    AUD USD chart1905_2018





    このように、豪ドル/.米ドルで見ると、2018年以降は全くレンジ相場ではなく、むしろ基本的には一貫して下落傾向にあることがわかります。





    この大きな要因は、


  • アメリカの政策金利利上げ、長期金利の上昇で、アメリカとオーストラリアの金利が逆転した

  • 米中対立

  • 中国経済への見通しが悪化した



  • というものがあります。





    政策金利については、アメリカは2018年に入ってから3回利上げを実施し、政策金利が現在2.5%と、オーストラリアの1.5%を超えて、先進国トップの金利となりました。





    これにより、オーストラリアだけではなく、高金利通貨の為替市場は、全体的に軟調になりました。





    2019年1月には、2019年内のアメリカの利上げの可能性が大きく後退し、それによって一時的に豪ドル/ドルは上昇しましたが、2月に入って豪ドルも利下げの可能性が現実的になってくると、豪ドル/ドルは再び下落方向に向かいました。





    また、中国経済の見通し悪化や、米中対立は、特に中国との結びつきが強いオーストラリアにとってマイナス材料となり、豪ドルは下落しました。





    なお、では豪ドル/米ドルのターゲットとなるのはどこかと考えると、





    2015年(チャイナショックがあった年で、リーマンショックを除けば豪ドル/米ドルが一番安かった時期)以降のチャートで見ると、2015年安値は既に割り、今現在進行形で2016年最安値をチャレンジしており、次のターゲットは0.683、さらにその次にいくと0.68の節目となります。





    【AUD/USD 2016年以降チャート】
    AUD USD chart1905_2015





    米ドルが110円まで落ちて豪ドル/ドルが0.68までいくと、豪ドル円は74.8円となります。また、仮に円高ドル安となって、ドル円が105円とすると、0.68で71.4円なので、70円くらいまでの下落はあっても全然おかしくないと考えております





    以上がこれまでの豪ドルの為替相場の推移についての分析でした。ちなみに、上のAUD/USDのチャートは、サクソバンク証券のものを使っております。





    サクソバンク証券は、外資系の会社だけあって、ドルストレートの通貨ペアが豊富で、南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソ等も対米ドルでチャートを表示することができ、また、複数の通貨ペアの動きを表示して見比べることもできるので、それらのチャートを見たい場合、サクソバンク証券でも口座を持っておくことをおすすめします。





    また、サクソバンク証券については、当サイト限定キャッシュバック4,000円もあるので、口座開設は、当サイトから行うのがおすすめです。口座開設自体は当然無料でできて、口座維持手数料なども無料で、上で書いたように色々なチャートも見ることができて非常に便利なので、まだ持っていなければ是非ここでどうぞ。





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    からできます。





    それでは、次に、豪ドルは今後どうなるかを予想していきます。





    豪ドル為替の今後の見通し







    さて、それでは、豪ドルの今後の見通しを予想したいと思います。





    結論から書くと、冒頭にも書いたように、

  • 短期的(1か月程度)にはかなり難しい局面で、ここからもう一段下げるか(72円程度)、ここで底を打つか不透明だが、80円超えに戻す展開は想像しづらく、ショートの方がやりやすそう

  • 2019年の予想は71-82円を想定し、戻り売り推奨

  • 長期的には緩やかながら堅実な成長、高い財政規律等からいずれ上がると考えられ、今は割安水準でもあるのでゆっくりとした買い下がりを推奨(今すぐ全力で買うのではなく、70円割れ水準まで断続的に少しずつ買っていくイメージ)



  • で、短期的には戻り売り、長期的には「安い時に買いを入れて、長期でスワップをもらう」というのが良いと思います。その理由を説明していきます。





    豪ドル円為替の2019年の見通し予想







    豪ドル円について、2019年の見通しとしては、下がる可能性の方が高いと予想しており、レンジとしては71-84円と予想します。





    豪ドルに影響を与える要素としては、引き続き


  • 利下げ(利上げ)の時期

  • 中国経済の動向

  • 米中貿易戦争

  • 世界的なリスクオフの動向



  • といったあたりだと考えますが、利上げ時期は上でも書いたように、2019年内での利上げ観測はなくむしろ利下げの可能性が高い、米中対立は色々と錯綜しているものの、ファーウェイCFO逮捕や今回の制裁等からも分かるように短期で解決するような簡単な問題ではないと考えられ、世界的経済の見通しも景気減速が懸念されていることから、上がるよりは下がる可能性の方が高いと考えております。





    ただし、では今この瞬間に売りかというと、それもそうと言い切れず、というのも、豪ドルはドルストレートで見た時に現在0.69割れの水準ですが、これは2016年のチャイナショック時の安値にかなり近い水準であり、ここからさらに下がるかどうかというと、正直かなり微妙なところで、個人的には少なくとも0.705くらいまで戻してから売りたいと考えております。





    そのため、短期的には上がるとしたら戻り売りで対応したいと考えており、下値目安としては、ドル円105円、豪ドル/米ドル0.68を一応の下値と考えて、71.4円を想定し、少し余裕を見て71円とします。





    ただし、米中対立がまた深刻化する可能性や、株価が崩れる、中国経済への懸念が高まるなどのリスクオフが起これば、例えばドル円100円、豪ドル/米ドル0.65までいけば、65円というように、買いポジションの場合、71円まで見ておけば安心というものでもないので、ご注意ください





    一方で、米中対立の緩和、中国経済の持ち直し等があって、上の心配が「杞憂」に終わった場合には、オーストラリアについても「利上げをいつ開始するか」というような目線になってくると考えられ、そうなってくると、例えばドル円115円、豪ドル/米ドル0.8(2018年の年初くらい)まで戻すと92円というように、長期で上げる可能性もあるので、ショートする場合には、こうした動向に注意を払って、流れが変わりそうであれば、ロスカットも入れていくと良いと思います。





    豪ドル円為替の中長期見通し(2020年以降で、最大10年後まで)







    これまで短期見通しでは豪ドルは下落を予想しておりましたが、豪ドル円については、「長期的には基本的には買い」と考えております。





    オーストラリアは一番はじめにも書いたように、債務残高が小さく、GDP成長率も安定してプラスで成長している、住宅需要や貿易収支、景気指標も好調というように、基本的にはプラス要素が多く、また、オーストラリア経済自体から「リスク」が発生することはあまりなく、外部要因(中国経済、アメリカ経済、資源価格等)による影響を、金融政策でいかに調整していくか(豪ドル金利がどうなるかを含む)、ということにかかっているためです。





    過去10年間のチャートを見てもらっても分かるように、元々は100円超えの水準の通貨であり、それが下がったのもオーストラリアの経済自体に何か大きな欠陥があったというよりは、世界的なリスク状況によるものなので、長期的にはリーマンショック前の水準である90円、100円超えの水準に戻すと考えております。





    このように、オーストラリア経済は中長期で見た時に安定感があり、金利動向も利下げの可能性が大きく減少したことから、基本的には買いポジションで、下がれば買い、上がれば売り、ロスカットまでいかない範囲の下げ幅であればスワップをもらいながら上がるのを待つ、というのが良いと思います。





    ではその「ショック」が起こるリスクとしてどういうのがあるかを考えると、先ほどの分析でも、豪ドルが動いた要因は、長期で見てもほとんどが中国経済とリスクオフの流れ、そして金利動向ということであったように、そこで何が起こるか、ということがポイントになるかと思います。





    それぞれのリスク要素についてみていくと、結論から言うと、2020年以降もリスク要素はあり、そこでさらに下落する可能性もあると考えられます。





    まず、中国経済については、経済のけん引役の不動産の上昇がバブルである可能性があり、バブルが崩壊した場合中国経済に大打撃となるというように、リスクとしてあるだろうと言えます。





    2019年に入ってからは景気刺激策を積極的に打ち出し、最近では指標も良い結果が散見されるようになり、上海総合指数も上がっておりますが、この「景気回復が本物なのか」ということについては疑問があり、例えば、Three Reasons To Question China's Blockbuster Economic Dataでは、

    「もし本当に景気が回復しているとすると、

    ・土地の売上が減少している
    ・輸入量が減少している
    ・エネルギー消費量が減少している

    ということが考えづらく、真実性に疑問がある」「ただし、こうした公式発表をした以上、金融緩和を抑える方向で政策が行われる可能性がある」(管理人の意訳)


    というように書かれており、中国経済が本当に回復したのかどうかはいまだ疑わしく、今後も見ていく必要があると思っております。





    次に、「世界的なリスク動向」という点については、北朝鮮動向、NYダウからの世界的な株安傾向、米中貿易摩擦等、様々な「リスク」が出ています。こうしたリスクについては、「ふたを開けてみないと分からない」面もあり、今後も新しい「リスク要因」が出てくることもあると思いますが、現時点で考えられるリスクについて、分析を行いたいと思います。





    北朝鮮情勢については、2018年には米朝首脳会談が実施され、2019年も2月27日に再び米朝首脳会談が開催されるように、しばらく大人しくしておりましたが、最近はミサイルの発射をしていることもあったり、また、そもそも中長期で見た場合に、北朝鮮が完全に非核化するとは到底思えないので、またどこかのタイミングでリスク要因となると考えております。





    イギリスのEU離脱については、今も混乱が続いておりますが、仮にソフトランディングしたとして、離脱後の経済への実体的な打撃は「実際に離脱してみないと分からない(離脱するまではイギリスも従来通りの条件でEUとの交易や往来が可能)」上に、その影響もポジティブに予想する人もいれば、ネガティブに予想する人もいて、見通しは極めて難しい状態になっております。





    さらに言うと、「二回目の国民投票」といった話も出ておりますが、これも議会で通るかや、国民投票の結果どうなるかは全く見通しがなく、実際にどうなるのかは、いまだによく分からない状態が続いております。





    NYダウからの世界的な株安傾向については、「12月に急落したように、いまだに不安定な状況にあり、また急落してリスクオフになってもおかしくはない。ただし、NYダウの性質や過去数十年のトレンドを見ても、NYダウが低調であり続けることは考えづらく、長期で見た時にはかなり高い確率で上昇する」と考えております。





    従って、こうした株安から一時的にリスクオフ相場となり、豪ドルも下落する可能性はありますが、中長期的には元の水準以上に戻ると考えております。





    米中対立については、ファーウェイ問題は単なる産業の覇権争いにとどまらず、国家の情報管理という、国防にもかかわる論点でもあり、その象徴としてファーウェイCFO(創業者の娘)を逮捕というかなりの強硬策に出ている時点で、かなり深刻な対立であり、そう簡単に解決するものではないと考えております。





    ただし、中長期で見た時には、本気で行くところまで行って武力衝突・・・・とまで行くかというと、米中ともに核保有国であり、また、基本的には「豊かな先進国」で、「全面戦争だと失うものが大きすぎる」状態であることから、そこまではいかず、どこかで止まると思っております。





    あくまで現時点の予想ですが、どこかのタイミングで経済力の格差から、中国が折れざるをえなくなり、いわゆる「西側諸国」への進出をあきらめ、それ以外で中国製品が使われるという展開になるのではないかと考えておりますが、本当にそうなるかも、それがいつなのかも現時点では予想が不可能なので、「リスク」として認識しておくべきポイントだと思っております。





    豪ドルの金利動向については、上でも書いたように、しばらくは利下げのリスクがあるものの、2020年後半以降どこかのタイミングで利上げをすると考えられ、ある程度利上げが現実的になり、RBA声明でも利上げを示唆するようなコメントが出始めると、豪ドルは大きく上昇する可能性が高いと考えられます。





    最後に、日本の金融緩和については、緩和の継続が明言され、また、緩和路線をとっていた安倍首相の三選の可能性も高くなっており、しばらくは継続されると予想します。ただし、中長期的には日銀も「緩和の副作用」を意識し始めており、どこかのタイミングで引き締めに回る可能性は考慮に入れておいた方が良いと思います。





    以上が今後豪ドルに影響を与えそうな要素の分析です。まとめると、一時的に下落するリスクはあるものの、全体的には良好な経済環境と安定した財務環境から、長期的には高い確率で上昇するというのが妥当かと思っております。





    オーストラリアは世界でも珍しい公的債務残高の少ない低リスクな投資先でありながら、成長性もあり、今は価格が落ちているとはいえ資源もあるというように、非常に安定感のある投資先であり、こうした安定性について中長期的には必ず注目を浴びる機会が来て、その時には大幅に値上がりすることが期待でき、その値上がりするまでも高い金利(FXではスワップ)をもらえるので、安い間に買って持っておくのが良いと考えております。





    ですから、長期目線で取引をするなら、安くなった時に買い、中長期で保有する、というのが良いと考えております。





    このように、



  • 短期的には上値が重い展開が続くと思いながらも、今ここでつっこみ売りも怖い

  • 長期的には上がるとは思うが、それがいつなのかは正直分からない



  • という状態なので、おすすめのトレードとしては、



  • 豪ドルを買うなら、70円割れまで前提にして、豪ドル円をレバレッジ3倍以内でゆっくりと買い下がる

  • 売りで考えるなら、売りでもスワップが貰えてチャートも読みやすい豪ドル/ドルで戻り売りを狙う

  • 豪ドルが上がっても下がっても同じように上げ下げすると考えられるNZドルも絡ませた、豪ドル/NZドルでトレードする←個人的には一番おすすめで、私も560万円運用しており、利回り40%超の実績の戦略もあります



  • といったあたりかと思っております。





    この手法でトレードする場合、

  • 豪ドル円の買い、豪ドル/ドルの売りは、どちらもみんなのFXとLIGHT FX

  • 豪ドル/NZドルでトレードする場合、手数料無料で自動売買ができるアイネット証券


  • がおすすめで、これらの会社には、当サイト限定のキャンペーンもあるので、もしまだ口座を持っていなければ、是非どうぞ(もちろん、口座開設や口座維持手数料は一切無料で、登録自体は5分から10分程度でできます)





    みんなのFXとLIGHT FXの2社は、どちらも同じトレイダーズ証券という会社が運用しているFXで、スプレッド、スワップポイント、取引単位など、基本的な条件が全部同じになっているところです。





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    また、豪ドルについては、短期的には不透明であるため、豪ドルと似たような動きをするNZドルも組み合わせた豪ドル/NZドルのトレードもおすすめと考えております。





    実際に、この戦略については、私も560万円を投資して、利回りが高いものでは40%超えの戦略もあり、個人的には豪ドルをトレードするなら、これが一番いいのではないかと思っております。(私の公開運用のポジションや、その設定根拠、実績などは、

    【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧

    をご覧ください)





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    (参考)野村証券、大和証券の豪ドル見通し予想一覧







    最後に、参考として、当サイトの予想以外にも、野村証券、みずほ証券、大和証券等がどのような見通しを持っているかについて、まとめたいと思います。





    結論としては、基本的には短期的に上値が重いというのは一致していながら、みずほ証券は、2019年後半から2020年にかけて上昇していくことを予想しておりました。





    野村証券 5月13日(今後1年間)
    今後、豪州の利下げ観測がさらに高まれば、豪ドルには下押し圧力がかかりやすくなると見られます。豪州は中国向け輸出が全体の3割超を占め、最大輸出品目である鉄鉱石は約8割が中国向けであることから、米中通商摩擦に伴う中国の景気減速懸念は、豪ドルの上値を重くしています。今後は米中通商交渉の行方が注目されます。



    また、5月18日の総選挙に向けた世論調査では、野党が与党をリードしており、6年振りに政権が交代するかが焦点となります。向こう1年間の豪ドルの対円相場レンジを1豪ドル=75.0~84.0円と予想します。






    みずほ証券4月4日(2020年3月までの予想)
    市場の利下げ期待はやや行き過ぎのように見える。また、豪ドル相場は米中摩擦から中国景気が大幅に減速するといった思惑をかなり織り込んで下落してきた経緯があり、やや売られ過ぎ感もある。



    仮にRBAが利下げを実施したとしても、市場ではすでに織り込みが進んでおり、豪ドルの下落が加速するとはみていない。米中が通商合意に向かい、また豪州経済の回復が年後半以降に予想されるなか、豪ドル相場は年後半にかけては反転上昇をうかがう展開になるのではないか。



    賃金やインフレ率の上昇が確認され、 市場で利上げ観測が意識され始める20年以降にかけては、豪ドル相場は緩やかにレンジを切り上げていく展開を予想している。


    予想レンジ
    2019年12月末:81円(75~90円)
    2020年3月末:82円(76~91円)





    大和証券 ウィークリーレポート(5/20から5/24までの週の予想)
    1豪ドル75-77円






    このように、短期的には上値が重くなる展開で一致しながら、みずほ証券は2019年後半から2020年にかけての上昇を予想しており、やはり「短期では戻り売り、長期では安いところで拾っておく」という戦略が妥当なのではないかと思います。





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    そのため、このどちらで取引しても大丈夫ですが、この2社は豪ドル以外でも、ドル円、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド等、様々な通貨でスワップが最高、かつ、スプレッドも最狭という会社で、また後でも書くように豪ドル/ドルを売る場合でも一番おすすめの会社なので、両方とも持っておいて、状況次第で使い分けるというのがおすすめです。





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    また、豪ドルについては、短期的には不透明であるため、豪ドルと似たような動きをするNZドルも組み合わせた豪ドル/NZドルのトレードもおすすめと考えております。





    実際に、この戦略については、私も560万円を投資して、利回りが高いものでは40%超えの戦略もあり、個人的には豪ドルをトレードするなら、これが一番いいのではないかと思っております。(私の公開運用のポジションや、その設定根拠、実績などは、

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