2020年12月12日 22:43

この記事では、FX暦12年、現在10年連続でFX収益黒字の私が、公開で資産運用しているポジションと、利回りやリスクの目安を説明します。ここで紹介するものは、全て私が実際に投資して、実績も公開しているものです。
私の資産運用ポジションには、
等、色々なものがありますので、是非見ていただいて、興味があるものがあれば、参考にしていただければと思います。
私は現在、元本1420万円を公開で資産運用しておりますが、それぞれの手法に運用している金額、目標(利回り、現在の利回り、リスク認識(低~高の3段階。低の方が優秀)、おすすめ度(5段階評価)を一覧にすると、以下の通りです。(戦略のところに書いてあるリンクをクリックすると、その戦略について詳しく解説した部分に飛びます)
戦略 | 運用元本 | 必要資金 | 目標利回り | 実績利回り | リスク | おすすめ度 |
ループイフダン豪ドル/NZドル (ハイリスク版) | 300万円 | 10万円 | 40.0% | 50.0% | 高 | 5 |
豪ドル/NZドルグルトレ | 100万円 | 20万円 | 30.0% | 1回目:45% 2回目:33% 3回目:50% 4回目:61.9% | 高 | 5 |
ループイフダン豪ドル/NZドル (ローリスク版) | 105万円 | 15万円 | 10.0% | 9.4% | 低 | 5 |
メキシコペソ新設定 | 30万円 | 10万円 | 15.0% | 39.3% | 低 | 5 |
豪ドル/NZドル トラリピ (ハイリスク版) | 100万円 | 10万円 | 30.0% | 36.9% | 高 | 5 |
豪ドル/NZドル トラリピ (ローリスク版) | 120万円 | 15万円 | 10.0% | 6.0% | 低 | 5 |
メキシコペソ円 自動売買&スワップ | 360万円 | 3万円 | 10.0% | 12.3%~40.5% | 中 | 4 |
ズロチ・ユーロ半自動売買 | 230万円 | 45万円 | 20.0% | 15.6% | 中 | 4 |
ズロチ・ユーロサヤ取り | 75万円 | 25万円 | 10.0% | 18.1% | 中 | 3 |
コアレンジャー豪ドル/NZドル | 運用終了 (元200万円) | 13万円 | 40.0% | 11.8% | 高 | 3 |
ループイフダン豪ドル/NZドル (ミドルリスク版) | 運用終了 (元100万円) | 15万円 | 20.0% | 9.6% | 中 | 3 |
ループイフダン トルコリラ | 運用終了 (元63万円) | 12万円 | 15.0% | -13.2% | 中 | 2 |
トルコリラ両建てサヤ取り | 運用終了 | 10万円 | 10.0% | 1回目:5.4% 2回目:2.2% | 低 | 2 |
トライオートETF | 運用終了 (元30万円) | 10万円 | 20.0% | -3.0% | 高 | 2 |
このように、今私が資産運用している中で、特におすすめだと思っているのは、
の5つです。
【関連記事】
【利回り40%】ループイフダン豪ドル/NZドルおすすめ設定と実績をブログで公開
グルトレ(グルグルトレイン)のやり方を解説 | メリット・デメリットや実績も公開
【ループイフダン設定のやり方】おすすめ設定・実績と考え方を解説
【新設定】トラリピ豪ドル/NZドルのおすすめ設定と運用実績をブログで公開
【コロナショック後の新設定】メキシコペソを自動売買!サイクル2取引の設定と実績を公開します
【メキシコペソ円の実績】スワップ&自動売買の利益をブログで公開
リスクやおすすめ度は私の主観も入っておりますが、それぞれどういうものなのか、簡単に説明していきます。
ループイフダン豪ドル/NZドル(ハイリスクで年利40%を目指す版) 資産運用おすすめ度5
この設定は、豪ドル/NZドルのループイフダンのハイリスク設定で、長いことうちの公開ポジションのエースとして活躍している戦略で、はじめから運用していたポジションは2年で元本が2倍になりました。
アイネット証券のループイフダンという自動売買で、豪ドル/NZドルというレンジ相場になりやすい通貨ペアを細かく何度も自動売買する戦略です。
豪ドルとNZドルは、
というように、特徴が非常に似ているため、為替もほぼ同じような動きをします。実際に、直近3年間の豪ドルとNZドルの値動きを比較してみましょう。

このように、ほぼ同じような動きをします。その結果、豪ドルを買って、NZドルを売るという豪ドル/NZドルという通貨ペアは、非常に長い期間で見てもレンジ相場になりやすく、実際に30年間チャートで見ても、かなり安定したレンジ相場になっております。

このレンジ相場になりやすさは、他の通貨ペアと比べても圧倒的であり、他に自動売買で人気の高いドル円、豪ドル円、NZドル/ドルと直近30年間の値動き幅を比べると、以下の通りです。
豪ドル/NZドル | ドル/円 | 豪ドル/円 | NZドル/ドル | |
高値 | 1.464 | 160.32 | 107.84 | 0.88414 |
安値 | 1.006 | 75.29 | 54.92 | 0.391 |
差異 | 0.458 | 85.03 | 52.92 | 0.49314 |
差異率 | 45.5% | 112.94% | 96.36% | 126.12% |
このように、豪ドル/NZドルは、長期でレンジ相場になりやすいという特徴があり、それを自動売買で下がったら買い、上がったら売りを繰り返すことで、利益をあげようというのがこの戦略です。
そしてこの豪ドル/NZドルについて、
というように、レンジをそれなりに広く認識しながら、状況次第で売り買いを変えていく戦略で、これによって年利を40%以上にした戦略です。
この戦略はこれまで2年運用しておりますが、年利40%以上のぺースで運用できており、非常に順調です。
2018年開始 | 2019年9月開始 | 2020年7月開始 | |
確定利益 | 1,040,422 | 686,372 | 328,491 |
含み損 | -283,182 | -234,349 | -311,350 |
含み損込利益 | 757,240 | 452,023 | 17,141 |
年換算利益 | 499,676 | 538,765 | 881,612 |
利回り(年) | 50.0% | 59.9% | 80.1% |
2018年開始版は、1.02くらいの水準でも含み損込でプラスになるレベルの免疫を獲得して1.04だと大幅プラス、2019年開始の方も開始から半年で1.04であれば損益プラスというように、かなり守備力も上がってきました。
コロナショック直後は「含み損込だとマイナス」という状況だったのですが、その時も「こういう下がった時に含み損を抱えながら作ったポジションが決済される時に一気に利益が出る」という点で、含み損は利益の種と考えており、良い感じにポジションが溜まってきていると思って見てます」と言っていましたが、案の定大きくプラスに戻してくれて安心しております(笑
この設定のやり方は若干複雑で、それについての解説は以下の記事で書いてあるので、興味があれば是非ご覧ください。
【利回り40%超】ループイフダン豪ドル/NZドル VS コアレンジャー比較
また、この戦略で使うループイフダンについては、当サイトから口座開設を行うと、当サイト限定で、3,000円のAmazonギフト券が貰えるタイアップもあるので、口座開設は当サイトからがおすすめです。
口座開設は、
アイネット証券

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豪ドル/NZドル グルトレ 資産運用おすすめ度5
レートの中長期での動きが分かりやすい時に最強なのがこの戦略で、今年の前半には、年利50%以上のペースで荒稼ぎを続けてくれたエース戦略で、最近またレート的にやりやすい時期になったので再開した戦略です!
正直、今の環境ならこれが最強だと思ってます。
グルトレというのは、川崎ドルえもんさん(Twitter:@kawasakidoruemo)という、最近様々な雑誌に取り上げられたり、羊飼いさんと共同でEAを開発されたこと等でも有名なトレーダーの方が開発された手法で、もっとも基本的な形としては、
というものです。
※手動でやるやり方もあり、川崎ドルえもんさんも手動でやられているようですが、こうすると結構手間がかかります。
これについての図解は、かつて川崎ドルえもんさんがZaiの企画で羊飼いさんからインタビューを受けられている記事で、分かりやすい図があるので、それを張ります。

出典:Zaiのグルトレ記事
このように、リピートの両建てと、買いか売りの裁量を合わせて行うというトレード手法で、これは「中長期的にはこっちに動くだろうが、しばらくはグダグダとレンジ相場ないし逆行が続きそう」という状況の時に最適な投資戦略です。
これだけ書くとかなり難しそうに見えるかもしれませんが(笑)、実際にやっていることは非常に簡単で、以下の図の通りです。
【子本体 ロング】

【子本体 ショート】

【サポート ロング】

(※12/10までの旧設定は👇。正直これがあんまり良くなかったので、設定変えました)

このように、やってることは非常にシンプルで、10分もあれば設定完了して、あとは放置するだけという超簡単なものだったりします。なお、この設定の詳細や、その理由は
グルトレ(グルグルトレイン)のやり方を解説 | 設定、実績もブログで公開
で書いているので、そちらも是非ご覧ください。
なお、運用成績は、以下のようになっています。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | |
資金 | 750,000 | 771,429 | 1,900,000 | 1,000,000 |
確定利益 | 21,702 | 43,909 | 375,366 | 67,133 |
サポート含み損益 (過去分は確定) | 4,074 | 771 | -37,226 | -16,288 |
合計利益 | 25,776 | 44,680 | 338,140 | 50,845 |
運用日数 | 28日 | 63日 | 130日( | 30日 |
年利換算 | 44.8% | 33.6% | 50.0% | 61.9% |
このように、相場の状況が分かりやすい時では、かなり高い年利で、リスクも抑えながらできるという非常に優れた戦略です。
今グルトレをやるなら、使うFX会社としては
が非常におすすめです。
これは
というのが理由で、私と同じようにグルトレをしたい場合は、今だとこの組み合わせ以外はないかなと思うレベルです。
そして、これらの口座については、全て当サイトからの口座申込特典があり、
というように、オリジナルの当サイト限定レポートも貰えるので、口座開設は当サイトからがおすすめです。
このレポートを読んでいただくと、私のグルトレ設定についても、何故こういう設定にしたのかがより深く分かってもらえると思うので、まだ持っていない口座があれば是非どうぞ!
口座開設は
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なお、私の設定やこれまでの実績について、詳しくは
グルトレ(グルグルトレイン)のやり方を解説 | メリット・デメリットや実績も公開
で書いてます。
ループイフダン豪ドル/NZドル(ローリスクで年利10%程度を目指す版) 資産運用おすすめ度5
こちらも上と同じくループイフダン豪ドル/NZドルのポジションなのですが、買いポジションのみで、0.91(史上最安値が1.0くらい)まで耐えられるように設計し、その上で過去5年間のバックテストで年利回り10%程度を目指したローリスク設定のものです。
通貨ペアも、使う自動売買も同じなのですが、資金量とそれに対して持つポジション量を調整し、また設定も「長期間放置できるように」というコンセプトで作ったのがこちらです。
これは、元々「初心者の方向けに、安全設計を作って欲しい」という要望があって考えたものだったので、最小投資単位も15万円くらいからできるようにしており、また、設定も一度すれば、あとは余程のことがなければ数年単位で放置できるように作っております。
これは、「豪ドル/NZドルという通貨ペアは、歴史的に見ても1.0を割ることがほとんどない」(1.0を割るということは豪ドル
この戦略についても、今のところ以下のようにかなり順調に運用出来ています。
【運用実績の推移グラフ】

確定利益 | 含み損 | 含み損込利益 | |
2019年1月 | 24,071 | -8,393 | 15,678 |
2019年2月 | 28,334 | -24,293 | 4,041 |
2019年3月 | 39,266 | -7,961 | 31,305 |
2019年4月 | 45,004 | -13,144 | 31,860 |
2019年5月 | 52,894 | -8,188 | 44,706 |
2019年6月 | 52,894 | -33,998 | 18,896 |
2019年7月 | 52,894 | -43,009 | 9,885 |
2019年8月 | 67,351 | -4,461 | 62,890 |
2019年9月 | 76,044 | -848 | 75,196 |
2019年10月 | 83,771 | -2,556 | 81,215 |
2019年11月 | 83,771 | -31,458 | 52,313 |
2019年12月 | 83,771 | -55,108 | 28,663 |
2020年1月 | 83,771 | -80,983 | 2,788 |
2020年2月 | 87,666 | -53,345 | 34,321 |
2020年3月 | 122,893 | -74,059 | 48,834 |
2020年4月 | 140,895 | -19,825 | 121,070 |
2020年5月 | 147,272 | -3,220 | 144,052 |
2020年6月 | 157,688 | -29,587 | 128,101 |
2020年7月 | 165,648 | -6,757 | 158,891 |
2020年8月 | 180,721 | -7,695 | 173,026 |
2020年9月 | 180,721 | -27,311 | 153,410 |
2020年10月 | 184,644 | -61,450 | 123,194 |
2020年11月 | 188,557 | -108,725 | 79,832 |
なので、「長期での安全設計」に興味がある人は、是非見て欲しい設定です。
ちなみに、よく聞かれる質問で、「ハイリスク・ハイリターン設定と、この設定、どちらの方がおすすめでしょうか?」というものがありますが、これについては、おすすめ度合いは基本同じで、ただリスク・リターンはどっちがいいかという、好みの問題だと思っております。
私は、全部やることで、ハイリスク設定やグルトレのリスクを薄めながらやってますが、別にどちらか片方だけでも全然いいと思います。
もしまだ口座を持っていない場合、当サイトから口座開設を行うと、当サイト限定で、3,000円のAmazonギフト券が貰えるタイアップもあるので、口座開設は当サイトからがおすすめです。
口座開設は、
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また、この設定の詳細や、設定根拠などは、
【バックテストあり】ループイフダン初心者におすすめの設定と実績
で書いております。
メキシコペソ新設定 資産運用おすすめ度5
この戦略は、元々メキシコペソを運用していたのですが、メキシコペソがコロナショックで大きく下落した後に、「今から始めるならどうやるのがおすすめですか?」と聞かれることが多く、また、最近メキシコペソトレードで非常に条件が良い会社が出てきたこともあって、追加で運用することにした戦略です。
なので、「コロナショック後の今、これからメキシコペソを始めたい」と思っている人には、一番参考になる設定かなと思って、あえて下のこれまでやってきたメキシコペソ投資とおすすめ度をずらしました(やろうとしていること自体はそこまで違いがないが、開始時のレートが違うので、今からだとこちらを参考にした方が分かりやすそうかなと)
メキシコペソは、政策金利4.25%の高金利通貨でありながら、南アフリカランドやトルコリラといった他の高金利通貨と比べると、
と、高金利通貨の中では比較的リスクが低い通貨としてFXトレーダーの間でも非常に人気が高く、私も「今スワップ投資をするなら、メキシコペソが一番いいのでは」と思っております。
この通貨を自動売買で運用すれば、
ということで、どちらでも美味しい展開にできるのではないかと考えて、自動売買で運用することにしました。
そして、設定としては、今でこそ株価も堅調ですが、コロナショックの第二波が来る可能性も全然あるので、もう一度コロナショックが来ても大丈夫なように、というイメージで、レンジを以下のようにしました。

このようにレンジを設定しながらも、最小10万円、基本は30万円で投資できるようにしたのがこの設定です。
そして、実績としては、以下のように、年利40%近くというように、非常に調子よく運用できております。
元本 | 30万円 |
売買利益 | 39,970 |
スワップ利益 | 6,487 |
利益合計 | 46,457 |
年換算 | 117,756 |
利回り(年) | 39.3% |
(参考)含み損 | 0 |
(参考)含み損込利益 | 46,457 |
元々「15-20%くらいの利回りを、それなりに安全設定で取れればなあ」と思って考えた設定だったので、まさかその15%を5か月弱で達成し、年換算利回り40%近くという結果になるのは、正直想定外でした(笑
今は一度全部ポジションが利確され、5円以下でしかポジションを持たない設定になっているので、しばらくは待ち状態になるかなと思っています。
ただこの戦略、結果として年利がかなり高い結果であったこともさることながら、スワップが高い外為オンラインを選んだ結果として、利確がなかった時にもスワップだけで年利9.5%ペースで運用できており、なかなか良い戦略を作れたのではないかと思っています。
これがスワップが低い所だと10円とか30円とかのところもあり、そういうところを選んでいたらスワップ利益はほぼなかったと思うと、FX会社選びはやはり重要だなと思いました。
今仕掛けておけばまた下がってきた時に勝手に自動売買してくれて完全放置可能な状態になるので、興味があれば今のうちに準備をどうぞ!
この設定をするには、外為オンラインの「外為オンラインFX口座(くりっく365じゃない方)」で、L25mini口座を使いますので、この設定をやってみたい!という人は、是非この機会にどうぞ。
この外為オンラインのコースについては、既に口座を持っている人であれば、取引画面の「設定→コース追加」で簡単に追加できるので、「既に別のコースで持ってしまっている」という人でも大丈夫ですし、はじめの口座開設の段階ではそこまで気にしなくても大丈夫です。
外為オンラインは、メキシコペソの自動売買をする上では、スプレッド、スワップポイント、取引単位のバランスが非常に良く、口座開設手数料や口座維持手数料も無料なので、持っておいて損はないと思います。
口座開設は
外為オンライン

からできます。
また、この設定の詳細や、設定根拠などは、
メキシコペソを自動売買!サイクル2取引の設定と実績を公開します
で書いております。
豪ドル/NZドル トラリピ 資産運用おすすめ度5
9/26より「自動売買の王様」トラリピでついに豪ドル/NZドルが追加されたので、運用を開始したのがこちらの設定です。
上で書いたように、元々豪ドル/NZドルの自動売買はループイフダンメインでやっていたのですが、ループイフダンだとレンジ指定ができないため、例えば上にいけば買いで勝手について行ってしまい、ある程度上がりすぎたら止めて、また下がってきたら再開して・・・・といった点で、半分手動でやらないといけないという弱点もありました。
それに対して、トラリピは仕掛けるレンジと本数をはじめに指定する仕組みになっているので、私のハイリスク版のようなレート次第で「買い、売り、両建て」が分かれるややこしい設定でも、はじめに仕掛けたら後は完全放置でOKという特徴があります。
また、スペック的に見ても、トラリピの豪ドル/NZドルは決してループイフダンに負けていなさそうでもあり、その点でもトラリピを使ってみる価値は十分ありそうだと思っております。
【豪ドル/NZドル トラリピVSループイフダン】
トラリピ | ループイフダン | |
スプレッド | 変動(大体3.5pipsで安定) | 6pips |
スワップポイント | 買いも売りも0円 | 買い2円 売り-20円 |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
取引単位 | 1000通貨単位 | 1000通貨単位 |
自動売買の使いやすさ | 非常に使いやすい | 若干不便なところあり |
このように、少なくともループイフダンに明確に負けている部分はなく、むしろ自動売買としての使いやすさがある分、トラリピの方が優位な可能性が高そうです。
そこで上で書いた、「ループイフダンのハイリスク版」「ループイフダンのローリスク版」に対応するものとして、以下のような設定を組みました。
【ハイリスク版】
1 売りサブレンジ:1.108~1.14 1,000通貨ずつ0.008(80pips)ごとに5本仕掛けて、利幅も80pips
2 売りコアレンジ:1.052~1.1 1,000通貨ずつ0.002(20pips)ごとに25本仕掛けて、利幅は40pips
3 買いコアレンジ:1.025~1.073 1,000通貨ずつ0.002(20pips)ごとに25本仕掛けて、利幅は40pips
4 買いサブレンジ:0.997~1.023 1,000通貨ずつ0.002(20pips)ごとに14本仕掛けて、利幅は80pips
【ハイリスク版(10万円単位版)】
1 売りサブレンジ:1.106~1.138 1,000通貨ずつ0.008(80pips)ごとに5本仕掛けて、利幅も80pips
2 売りコアレンジ:1.054~1.098 1,000通貨ずつ0.004(40pips)ごとに12本仕掛けて、利幅も40pips
3 買いコアレンジ:1.025~1.073 1,000通貨ずつ0.004(40pips)ごとに13本仕掛けて、利幅も40pips
4 買いサブレンジ:0.997~1.021 1,000通貨ずつ0.004(40pips)ごとに7本仕掛けて、利幅は80pips
【ローリスク版】
1単位60万円で豪ドル/NZドル0.98~1.092のレンジに0.002(20pips)ごとに合計57本の買いを仕掛けて、利幅を80pipsにする
【ローリスク版(15万円単位版)】
1単位15万円で、豪ドル/NZドル0.98~1.092のレンジに0.008(80pips)ごとに合計15本の買いを仕掛けて、利幅を80pipsにする
これらの設定について、運用は9/28から開始したばかりで、まだそこまで日も経っていませんが、今時点での実績は以下の通りです。
【12/12時点 豪ドル/NZドル トラリピの実績】
ハイリスク版 | ローリスク版 | |
元本 | 100万円 | 120万円 |
確定利益 | 75,871 | 14,907 |
含み損 | -24,963 | -23,013 |
含み損込利益 | 50,908 | -8,106 |
運用日数 | 75日 | 75日 |
年換算利益 | 369,239 | 72,547 |
利回り(年) | 36.9% | 6.0% |
始めの頃は豪ドル/NZドルが一方的に上がり調子だったので、「ローリスク版は好調、ハイリスク版は不調、何故かローリスク版の方が利回りまで良い」という状態だったのですが、最近はRBAロウ総裁の「追加緩和を検討」「3年間は利上げしない」という発言や、11月RBAでの利下げ観測(実際に利下げしました)等もあって豪ドル/NZドルが下落し、一気に逆転しました。
【開始後の豪ドル/NZドルのチャート】

先週は基本的に若干戻したおかげでローリスク版の調子が上がり、また、1.05以下は売りを持たないためハイリスク版も成績を伸ばすという、なかなか良い感じの動きでした(笑
ただ開始時から見ても全体的に値動きは上がってから下がるという展開になっているため、買いは不調、売りは好調という結果になっており、そのため買いのみのローリスク版はまだ不調な状態が続いております。
今後について、短期的にはどちらかといえば下目線ではありますが、中長期では完璧なレンジ通貨なので、まあ短期間の値動きに一喜一憂することなく、のんびりと見守りたいと思ってます。
【再掲 豪ドル/NZドルの2015年以降のレンジ相場】

また、ハイリスク版については既に11回利確されており、やはり20pipsくらいで細かくトラップ幅を設定すると、利幅を広めにしても利確されるんだなあということで、少し新鮮な気分です(80pips仕掛けのループイフダンだと2週間に1度利確があるかどうかくらい)
この設定だと、リスクはループイフダンのローリスク版とほぼ同じレベルで、ただ利確のされやすさが大きく違うので、やっていて楽しいかなと思います。
今回は以上です。豪ドル/NZドルは、私が一番得意としている通貨ペアで、これまでもループイフダンや裁量で利益を出すことができていたので、この戦略もかなり自信があり、今後も楽しみにしています。
この設定は10万円や15万円からでも投資可能なので、よかったら一緒に運用してみましょう!(投資は自己責任でお願いします)
また、トラリピに当サイトから口座開設限定してもらえれば、この豪ドル/NZドルの設定についてさらに詳しく解説したした限定レポートが貰えます。
設定やその根拠は下で紹介する記事でも書いていますが、このレポートも読んでもらえれば、「何故こういう設定にしたのか」「どういうアレンジの仕方があるのか」といった部分もより分かってもらえるので、まだ口座を持っていない人は是非こちらからどうぞ!(もちろん口座開設や口座維持手数料は一切無料です)
口座開設は
マネースクエア

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なお、設定の詳細や、何故こうしたのか、具体的にどうやって入れたらいいのかについては、👇で解説しているので、興味があればこちらもどうぞ。
関連記事:【新設定】トラリピ豪ドル/NZドルのおすすめ設定と運用実績をブログで公開
メキシコペソ円自動売買&スワップ投資 資産運用おすすめ度4
これは、元々個人的にやっていたメキシコペソのスワップ投資について、「やり方を公開して欲しい」という声が多かったことや、自動売買も開始しようということで、せっかくなら公開運用にするか、ということでやっているもので、コロナショック相場の中で、含み損も増える一方で、確定利回り40%とかいう、なかなか凄いことになっているものです(笑
メキシコペソについて、コロナショックの前時点で私のおすすめの投資方法として、
と書いていました(これを書いた当時5.8円くらいだったので、レバレッジ3倍が3.6円くらいでした。なお今は一回4.2円くらいまで落ちて、4.7円まで戻しております)
ただ、そうは書いたものの、
ということは記事を読んでも分からないと思ったので、私が実際にトレードを全部やった上で、ポジションの状況や利益を公開して、実際にどんなものなのか見て頂こうというのがこの企画の始まりでした。
具体的な仕掛けラインと、損切ラインは以下の通りです。

なお、この戦略で運用して、投資実績は以下のようになりました。
セントラル短資FX | 連続予約注文 | FXプライムbyGMO | ループイフダン | |
元本 | 270万円 | 45万円 | 140万円(終了) | 45万円 |
運用日数 | 287日 | 287日 | 285日(終了) | 287日 |
売買利益 | -5,630 | 71,310 | 151,480 | 95,712 |
スワップ利益 | 265,965 | 15,100 | 160,213 | 47,496 |
利益合計 | 260,335 | 86,410 | 311,693 | 143,208 |
年換算 | 331,088 | 109,894 | 399,186 | 182,129 |
利回り(年) | 12.3% | 24.4% | 28.5% | 40.5% |
(参考)含み損益 | -61,200 | -10,640 | 0 | -39,366 |
(参考)含み損込利益 | 199,135 | 75,770 | 311,693 | 103,842 |
(参考)含み損込利回り | 10.0% | 22.1% | 28.5% | 31.7% |
先週からの大きな変更点は、メキシコペソのレートも5.27円近く(利確時)と、かなり高くなってきたので、FXプライムbyGMOのポジションを一旦利確して終了させました。この浮いた資金については、ペソが5円より下がってきた時に、セントラル短資FXでの買い下がり資金としようと考えております。
メキシコペソについては、中長期ではまだ上値余地はあると思っているのですが、さすがに最近の上昇ペースが速すぎることや、株価も「好材料の織り込み」「ショートカバー」で上がりすぎている感じもあり、またコロナの状況も世界的にどんどん悪化していることを考えると、またどこかで調整が来ると思っており、今ポジションを持ち続けるよりは、一度一部でも利確して、買い下がり資金として持っておいた方が良いかなと考えました。
なお、その中でFXプライムbyGMOを終了させたのは、
ということで、まあ合計360万円運用くらいが今の感覚では一番「それくらいかな」と思う水準でもあったので、そうしました。
その結果、今週の確定利益としてはFXプライムbyGMOの上の方のポジションの確定損失-65,684円もあって、1週間で-61,618円となりましたが、ただ、FXプライムbyGMOのポジションもトータルでは311,693円の利益で、年利換算で28.5%ペースで運用出来たことになるので、まあ十分かなと思っています。
こんな感じでFXプライムbyGMOのポジションは利確しましたが、ただメキシコペソの投資は今までもかなり利益が出ており、また、一度下がってもある程度戻せば大きくプラスを取れるので、今後も引き続きやっていこうと思っています。
なお、残ったポジションについての含み損込の利益については、5円台になれば全部のポジションが黒字化し、今は5.17円くらいなので、全部黒字化しています。
開始時から見ると、10%以上下落している中でも、スワップポイントやちょくちょくやっている利確のおかげで、5円まで損益分岐点が落ちているというのは、やる前には想像もできなかったなかなか面白いポイントです。
【メキシコペソチャート】

運用ポジションを比較すると、含み損込の利益については、ループイフダンがトップになりました。
これは理由として、
という要因が考えられます。
一番上のロスカットの話は、セントラル短資FXと連続予約注文については、実験的に「5.4円以上のポジションをロスカットして、逆に4.5より下でもポジションを持つようにする」ということを行っているのが原因で確定利益は少なくなっており、これについては結果論としてはその後上がったので「失敗」という感じでした(笑)
一方でスワップと利確水準の違いについては、
という、まさに自動売買のコンセプトの違いによるものなので、この結果の違いは興味深いなと思っております。
実は、以前にバックテストした時も、メキシコペソの設定は、25銭~30銭くらいで利確するのが一番良いという結果が出たり、2019年に比較運用した時も25銭幅のループイフダンがトップだったように、25銭利幅というのは、かなり良い設定なのではないかと思います。
参考:メキシコペソの最適値幅・利確幅はいくらなのか?投資戦略をバックテストで検証
そして、25銭利幅であれば、手動でも余裕で間に合う水準であり(平均すれば2週間に1回も利確されない)、そうなるとスプレッドがトップで、スワップポイントもトップクラスであるセントラル短資FXが本来トップに来てしかるべきはずなのですが、こちらについては、私が中途半端にロスカットしたり、下の方のポジションを早めに利食いしたりしたせいで、結果としては悪いものとなっております・・・・・
なので、こうした運用実績も踏まえた上で、メキシコペソのおすすめ投資法は何かということを考えると、
ということなのかなと思ってます。
メキシコペソは、5.6円スタート→5円の時も含み損込で黒字を取れており、また、「変に相場を予想するより、ルール通りに注文を仕掛けておくのが結局一番」ということが分かったので、興味があれば是非やってみてください。
今回の企画で使って私もおすすめのFX会社は、
【総合力No1。当サイト限定5,000円キャッシュバック+レポートあり】
セントラル短資FX

【新規参戦!2020年メキシコペソスワップNo1+3,000円の特別キャッシュバックあり】
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アイネット証券

【スプレッド最狭水準での半自動売買、連続予約注文】
マネーパートナーズ

からできます。
また、この設定の詳細や、設定根拠などは、
【メキシコペソ円の実績】スワップ&自動売買の利益をブログで公開
で書いております。
ズロチ・ユーロ半自動売買 資産運用おすすめ度4
これは、後で書く「ズロチ・ユーロサヤ取り」をやっている時に思いついた手法で、過去のバックテストをすると、全期間で利回り21%、動いている時だけだと何と利回り85%という戦略です(EUR/PLNという通貨ペアが高値に来た時だけポジションを持つ戦略なので、全期間で見ると動いていない時も多く、逆に動いている時だけに絞ると利回りが上がるということです)
ズロチとユーロというと、
ということから、ズロチ・ユーロサヤ取りという非常に人気の投資手法でお馴染みの通貨ペアです(ただし、最近はポーランドが利下げした結果、スワップはほぼなくなりました)
このズロチを買って、ユーロを売るというのは、「EUR/PLN」という通貨ペアの売りと同じことなのですが、このEUR/PLNというのは、ユーロとズロチの値動きが似ている関係で、非常にレンジ相場になりやすい通貨ペアです。
【EUR/PLN 直近5年超チャート】

このように、EUR/PLNは、直近5年間で3.98から4.53の間と、たったの15%の値動きしかしておりません。ちなみに、同じ時期にドル円は100円から125円まで25%、ユーロ円は110円から150円まで36%、豪ドル円は72円から102円まで41%値動きしております。
そして、このように「狭い範囲でレンジ相場になりやすい」ということは、自動売買にも向いているということで、「ただ持ってスワップを貰っているだけではもったいないのでは?」とずっと思っておりました。
特に比較的高めのレートの時に、売りで自動売買で入れば、
というように、動いても動かなくてもどっちでもありがたいという展開にできるので、EUR/PLNは自動売買に向いた通貨ではないかとずっと思っておりました(最近はスワップはなくなりました)
ただし、自動売買対応のFX会社でEUR/PLNという通貨ペアを取り扱っている会社がないので、裁量口座でIfDone注文を使って、エントリー・利確を自動化し、半自動売買にしようというのがこの戦略です。
具体的には、以下のようなレンジに売りレンジと利確ラインを仕掛けております。
【EUR/PLN半自動売買戦略 売りレンジと利確ライン】

この戦略は、稼働している時は年利58%ペースと非常に凄まじい利益率を誇るものの、「レートが良い時だけエントリーする」という戦略であるため、動いてない時も多い戦略で、ここ数か月全て利確しきってポジションがなかったものの、ついに再稼働したと思ったら、急上昇で含み損も膨らんだ一方で、ポジションが増えたのでスワップも増えたというものです。
なお、これまでの成績は、こんな感じです。
決済利益 | 344,220 |
スワップポイント | 40,925 |
合計確定利益 | 385,145 |
含み損益 | -125,890 |
含み損益込利益 | 259,255 |
年確定利益想定 | 313,790 |
年利回り換算 (含み損益考慮せず) | 15.6% |
実際稼働期間 | 318日 |
利回り換算 (運用期間のみ) | 19.2% |
含み損込の水準は、
ずっと黒字続き→コロナショックでEUR/PLNが大きく上昇した結果赤字→黒字→赤字→黒字→また4.5を超えて上昇して赤字→さらに4.6まで超えて大赤字→4.5まで戻して黒字→4.4台で安定してきて黒字幅が大きくなる
と目まぐるしく変化しております(笑
この少し前までの赤字について、含み損の時に「ただ、今心配しているかというと、実は全く心配していなくて、というのも、前回4.5台まで上がった時は「まあこの辺りで頭打ちだろうな」と思っていたのですが、案の定4.6の手前で反落し、一回落ちてからまた上がってきたものの、やはり4.6のあたりで伸び悩んでいるので、まだもう少し行くかもしれないものの、基本的にはまあ大丈夫だろうくらいで見てます」と書いてましたが、案の定戻してきてくれて安心してます(笑
【EUR/PLN 日足チャート】

【EUR/PLN 週足チャート】

このように、急上昇から戻してきて、少し前まで「またちょっと上がりそうだなあ」という形だったのですが、4.46の下値もブレイクして、また下がりそうな気配も出てきました。
とはいえ、今の4.42という水準も相当高い水準で、またこれからも上がることはあると思いますが、その時に仕込んでおけばこのくらいまでの水準には落ちてきて利確できることが想定されるので、今始めればかなり有利な状況からスタートできる千載一遇のチャンスとも言えます。
このように、レンジ通貨ペアであるにも関わらず、今は歴史的に見てかなりの割高水準、さらに最近は値動きもしやすいという、これからはじめる場合はかなり有利な状態なので、興味があれば是非どうぞ。
なお、この戦略で使うIG証券については、今なら先着150名限定で、最大6万円ものキャッシュバックという破格の口座開設キャンペーンも行われており、その内5,000円は口座開設して、50万円以上入金して、30日以内に1回新規取引というように非常に簡単な達成条件です。
さらにCFDで他社の口座を使っている人は、取引報告書送付で1万円と、非常に簡単に1.5万円を貰えるので、興味がある方は是非この機会にどうぞ(先着150名なので、終わってたらすみません・・・・)
口座開設は
IG証券

からできます。
また、口座開設の申込をして、さらにキャンペーンにも申し込む必要があり、そのキャンペーンページは以下のリンクから飛んで、FXかFX以外か選んで申し込みを行ってください(FX以外の方が他社乗換で+1万円があるので、もしCFD等を他社でやっている方はそちらの方がおすすめです。キャンペーンにFX以外で申し込んでも、もちろんFX取引はできます)
IG証券 キャンペーンページ
また、この設定の詳細や、設定根拠などは、
【新戦略】ズロチユーロ(EUR/PLN)半自動売買戦略、設定と実績
で書いております。
ズロチ・ユーロサヤ取り運用 資産運用おすすめ度3
これは、ポーランドズロチとユーロが過去10年以上見ても似たような値動きをしているという特性を利用して、高金利のポーランドズロチを買い、低金利のユーロを売ることで、そこのスワップポイントの差額を狙うという取引でしたが、最近はズロチが低金利になったことで、スワップサヤ取りとしては正直厳しいかなと思っている戦略です。
ただ、後で書くように、この戦略は決してスワップだけを狙ったものではなく、為替差益を狙う戦略でもあるので、その点ではまだやりようがあると思っており、今も継続してポジションを持っています。
ポーランドズロチとユーロは非常に似たような値動きをするので、ズロチ買い、ユーロ売りを組み合わせると、為替リスクをかなりの程度抑えることができます。実際に、ポーランドズロチとユーロのチャートを並べてみてみましょう。
【2018年のポーランドズロチとユーロのチャート】

【直近3年間のポーランドズロチとユーロのチャート】

【直近5年間のポーランドズロチとユーロのチャート】

【直近10年間のポーランドズロチとユーロのチャート】

このように、直近10年間で見るとちょっとずれてる部分もあるかなあという程度で、基本的にほぼ同じような値動きをしていることが分かります。
なお、ポーランドズロチ円とユーロ円の相関係数(どのくらい同じような動きをするかということを数値化したもの。-1が真逆、1が全く同じで、0.7を超えたら強い相関があると言われるもの)を、過去いくつかの期間で取ると、0.9を常に超えており、非常に強い相関があります。
期間 | 相関係数 |
2018年 | 0.95 |
2016年以降 | 0.97 |
2014年以降 | 0.98 |
2009年以降 | 0.94 |
このように、ポーランドズロチとユーロは値動きが非常に似ております。
最近はポーランドが利下げをしたので、スワップ利回りは落ちておりますが、ただ、「値動きの近さを利用した、レンジでのスイングトレードで為替差益も取る」という戦略を取っている結果、利回りは15%近く出ております。
【現在のポジション】
運用日数 | 利益総額 | 含み損益 | やり方 | スワップ総額 | |
IG証券 | 288 | 144,579 | -113,037 | EUR/PLN | 10,155 |
みんなのFX | 288 | 8,602 | -67,992 | ズロチ4.3:ユーロ1 | 8,602 |
FXプライムbyGMO | 808 | 171,779 | 0 | ズロチ5:ユーロ1 | 30,068 |
【利確込での年利回り】

このように、確定利益も出した上で、含み損込でもプラスを出せております。
なお、この戦略は、私は昔はFXプライムbyGMOを使ってやっていましたが、最近だと、
という方が条件が良いです。
EUR/PLNというと、少し分かりにくいかもしれませんが、要は「ユーロを買って、ズロチを売る」という通貨ペアの売り、つまり「ズロチを買って、ユーロを売る」という、ズロチユーロサヤ取りのそのものずばりの通貨ペアを取引するということで、これで取引すると、
という点で、メリットがあるので、もし1万通貨取引でやるのであれば、IG証券がおすすめです。
特に、ズロチユーロサヤ取りは、後で書くように、「EUR/PLNという通貨ペアが高い時(4.32以上が目安)が良いはじめ時で、逆に4.28を割ると利確検討というように、EUR/PLNのレートが非常に重要で、指値注文を入れられないと、この通貨ペアの動きをいちいち見て、「上がったからエントリー」「下がったから利確」というようにしないといけないので、指値注文が入れられて、相場を気にせずに待つことができるという点は、非常に大きなメリットといえます。
なお、IG証券については、今なら先着150名限定で、最大6万円ものキャッシュバックという破格の口座開設キャンペーンも行われており、その内5,000円は口座開設して、50万円以上入金して、30日以内に1回新規取引というように非常に簡単な達成条件で貰えるので、興味がある方は是非この機会にどうぞ。
口座開設は、
IG証券

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ちなみに、IG証券でのズロチユーロサヤ取りのやり方については、こちらのページで画像付きで解説しているので、よろしければそちらもご覧ください。
関連記事:IG証券でのズロチユーロサヤ取り(EUR/PLN売り)のやり方を画像付きで解説
一方で、1,000通貨単位で取引したいなら、みんなのFXかLIGHT FXでズロチ円の買い、ユーロ円の売りにするのがおすすめです。
みんなのFXとLIGHT FXは、どちらもトレイダーズ証券が運営しているFX口座で、スプレッド、スワップポイント、取引単位等、全て条件は同じなので、どちらを使っても大丈夫です。
この2社は、他にも豪ドル/NZドルの裁量口座としての条件が圧倒的に良かったり、スプレッドもトップクラスに狭いというように、様々な使い方ができるところで、口座管理の観点や、ロスカットリスクを分散するためにも、口座は取引によって使い分けた方がいいので、両方持っておくことをおすすめします。
当サイトから口座開設をすると、当サイトオリジナルのズロチユーロと豪ドル/NZドルの戦略レポートもあり、大変お得なので、もしまだ口座を持っていなかったり、片方だけ持っていてもう一つを持っていないとかあれば、こちらから口座開設して頂くのがおすすめです(もちろん、口座開設や口座維持手数料は一切無料です)
口座開設は、
みんなのFX 当サイト限定の口座開設ページ

LIGHT FX 当サイト限定の口座開設ページ

からできます。
また、この設定の詳細や、設定根拠などは、
【実績利回り27%】ズロチ・ユーロさや取りのやり方と実績
で書いております。
ループイフダン豪ドル/NZドル(ミドルリスクで年利20%程度を目指す版) 資産運用おすすめ度3
こちらも上と同じくループイフダン豪ドル/NZドルのポジションなのですが、4月に入ってある程度豪ドル/NZドルが安定してきた中で追加したポジションで、コンセプトは、買いポジションのみで、1.0まで耐えられるように設計し、その上で過去5年間のバックテストで年利回り20%程度を目指したものです。
上のローリスク版は0.91まで耐えられるというものですが、RBNZがハト化したことで、あまり1.0割れを意識する必要性が薄れたと考えて、もう少しリスクを取って、1.0を下限としつつ、20%くらいの利回りを目指そうと考えたというのがローリスク版との違いです。
このポジションも5か月くらい運用していたのですが、上で書いたように、豪ドル/NZドルが上がってきたので、一旦こちらは止めて、逆に売りのグルトレを入れることにしました。
これもやはりループイフダンを使うのですが、もしまだ口座を持っていない場合、当サイトから口座開設を行うと、当サイト限定で、3,000円のAmazonギフト券が貰えるタイアップもあるので、口座開設は当サイトからがおすすめです。
口座開設は、
アイネット証券

からできます。
コアレンジャー 豪ドル/NZドル 資産運用おすすめ度3(運用終了)
コアレンジャーはインヴァスト証券のトライオートFXで提供されている自動売買戦略の1つなのですが、これは豪ドル/NZドルの自動売買人気の火付け役とでも言うべきもので、年利回り40%超の自動売買戦略として非常に人気の高いものです。
私もはじめに豪ドル/NZドルを運用したのはこの戦略で、投資元本が一番大きいのも、単純に「一番はじめに使った戦略で、利益もちゃんと出ているから」という理由だったりします(ループイフダンで豪ドル/NZドルが追加されたのは、2018年11月で、それまでは豪ドル/NZドル自動売買といえばコアレンジャーという状態でした)
上で書いたように、豪ドル/NZドルの自動売買はかなりおすすめだと思っており、この戦略も実際に高い利益率を出しております。
ただ、コアレンジャーとループイフダンを比較した場合、
ということから、これまで10ヶ月以上比較しましたが、開始してからずっとループイフダンの方が利回りがよいので、おすすめ度としては、ループイフダンより下になり、私もコアレンジャーは終了させ、ループイフダンに一本化しました。
とはいえ、この戦略も利益率は十分に高く、また、ループイフダンと違って自分で設定する必要がなく、手軽にできるという点で十分におすすめできるものではあると思っております。
このコアレンジャーをやるのに必要なインヴァスト証券の口座開設は、
インヴァスト証券のトライオートFX

からできます。
また、この設定の詳細については、
【トライオートFX】何故コアレンジャー豪ドル/NZドルが収益率No1なのか?
で書いております。
ループイフダン トルコリラ 資産運用おすすめ度2
これはトルコリラについて、レンジをかなり広く取って、自動売買を入れることで、
という仮説を立てて作った戦略で、2019年までは非常に調子が良かったので、2019年6月にポジションを一部追加し、以下のような設定で運用していたものです。
B25 | B50 | |
元本 | 25万円 | 25万円 |
本数 | 39 | 20 |
取引単位 | 1000 | 2000 |
損切 | なし | なし |
この設定は、
というよなコンセプトでやっていたのですが、最近はトルコリラのスワップポイントが非常に悪化し、さらに相場環境的に「いつ暴落してFXで取引停止になってもおかしくない」という環境だったので、まだロスカットラインまで余裕はありましたが、自己判断でロスカットすることにしました。
【最終成績】
B50(元祖) | B25(6月追加) | B50(6月追加) | |
売買利益 | 12,095 | 9,750 | 8,104 |
スワップ利益 | 18,755 | 6,404 | 7,750 |
利益合計 | 30,850 | 16,154 | 15,854 |
年換算 | 22,122 | 18,198 | 17,860 |
利回り(年) | 17.% | 7.3% | 7.1% |
(参考)含み損 | -39,994 | -39,952 | -37,676 |
(参考)含み損込利益 | -9,144 | -23,798 | -21,822 |
・・・・コロナショック直後はトルコリラは堅調で、あの時逃げてればなあとか、また今週少し戻しているので、もう少し粘ればなあとか思うところはありますが(笑)、まあ、投資というのはこういうこともあるもので、そこまでダメージとしてもクリティカルではなかったので、まあ「こういうこともある」と思っております。
関連記事:【利回り20%】ループイフダンのトルコリラB50は儲かるか検証【設定・実績公開】
トルコリラスワップポイント両建てサヤ取り 資産運用おすすめ度2(運用終了)
これは、高金利通貨のトルコリラについて、
ということで、為替リスクを抑えながら、スワップポイントの差額だけ毎日貰うことを目指す戦略で、目標利回りは10%のものです(詳しいやり方や、実績は、
トルコリラスワップポイントサヤ取り実績をブログで公開!リスク・想定利回り・おすすめ会社比較も解説
で書いております)
この手法の最大のメリットは、基本的に為替の上下をあまり考えなくて良いということで、前回運用した時も、運用開始時からトルコリラが0.6円近く下落し、ただ買いを持っているだけなら6万円くらいの含み損を抱えていたはずのところ、実際には含み損はほとんど膨らむことなく運用出来ており、それでいながらスワップポイントはもらえて、最終的にプラスで終わりました。
一方で、この手法の弱点としては、
というものがあり、前回運用した時も、特に利回りの動きは気になっておりました。
なお、トルコリラのレートがドルストレートで6を超える(トルコリラ安)等、相場がかなり危なそうになったこと、及び、スワップポイントも段々不安定になってくる中で政策金利発表が控えていたので、2/17にポジションをクローズし、運用成績は以下のようになりました。
元本 | 200万円 |
スワップ利益 | 26,940 |
運用日数 | 106 |
1日当たり | 120 |
決済損 | -14,200 |
最終利益 | 12,740 |
年利回り | 2% |
このように、当初想定していたほどの利回りにはなりませんでしたが、無事プラスで終えることができました。
年利2.2%ペースというと少ししょぼいですが、ただ
ということを考えると、まあ定期預金等に入れておくよりは利回りもかなり良いですし、悪くなかったかなとは思います。
2回ともやはり「当初想定していたほどの利回り」にはなりませんでしたが、それでも決済損を込でもプラスで終えることができて、きちんと考えてやりさえすれば十分利益を出せる手法だとは思うので、またチャンスがあったらやりたいと思います。
なお、この戦略のやり方については、以下の記事で詳しく書いております。
関連記事:トルコリラスワップポイントサヤ取り実績をブログで公開!リスク・想定利回り・おすすめ会社比較も解説
トライオートETF 資産運用おすすめ度2(運用終了)
これはインヴァスト証券のトライオートETFという、ETF(上場投資信託)を自動売買できるシステムで、簡単に概要を説明すると、世界中の株式や社債、金、原油等の幅広い商品に、自動売買で投資可能というものです。
こう書くと非常に良いものに見えて、実際に、コンセプトとしては非常に優れたものだと私も思っているのですが、では何故あまりおすすめしていないかというと、理由は単純で、私が運用しているポジションが、含み損を入れると大幅な赤字で、かつ、その赤字が解消される見込みも現時点では全くないためです。
関連記事:【損失あり】トライオートETFは本当におすすめ?本音の口コミ評価
何故含み損が多額になっているかと言うと、2018年から、株価が1日で1,000ポイント下げるとかも頻繁に見るようになりましたが、そのレベルの急落に耐えて利益をあげられるような戦略は今のところないためで、Twitter等を見ても、私以外のトライオートETFに投資している人も、かなり大きな含み損を抱えたり、ロスカットされたりしている人が多い印象です。
【3/5追記】
ロスカットしました。
トライオートETF、この前書いた通り全部ロスカットしました。-7万円弱なので、まあよくこれで済んだなという感じですw
— Yuki 為替研究所管理人 (@kawaselab) 2019年3月4日
もう一度カウンターあたり入れるか、出金して別の投資するかはまた考えます。 pic.twitter.com/bOAUpE1eIO
なので、今時点では正直そこまでおすすめはしづらいのですが、今後相場が回復してきたり、また、うまく運用できるのであれば、コンセプトは非常に良いものだと思うので、トライしてみる価値はあると思います。
トライオートETFの口座開設は、
トライオートETF

からどうぞ。
最後に、今回紹介した戦略に関連する記事と、口座開設をもう一度まとめます。
【関連記事一覧】
グルトレ(グルグルトレイン)のやり方を解説 | 設定、実績もブログで公開
【利回り10%超】ループイフダン豪ドル/NZドル、初心者向け長期安全設定のやり方と実績
【新設定】トラリピ豪ドル/NZドルのおすすめ設定と運用実績をブログで公開
【メキシコペソ円の実績】スワップ&自動売買の利益をブログで公開
【新戦略】ズロチユーロ(EUR/PLN)半自動売買戦略、設定と実績
【利回り40%超】ループイフダン豪ドル/NZドル VS コアレンジャー比較
【利回り20%】ループイフダンのトルコリラB50は儲かるか検証【設定・実績公開】
【実績利回り26%】ズロチ・ユーロサヤ取り運用実績
トルコリラスワップポイントサヤ取り実績をブログで公開!リスク・想定利回り・おすすめ会社比較も解説
【トライオートFX】何故コアレンジャー豪ドル/NZドルが収益率No1なのか?
【口座開設ページ一覧】
ループイフダン豪ドル/NZドル、トルコリラ
アイネット証券

豪ドル/NZドル トラリピ
マネースクエア

ズロチ・ユーロ半自動売買、サヤ取りどちらでもおすすめ
IG証券

ズロチユーロサヤ取り(1000通貨単位)
みんなのFX

LIGHT FX

トルコリラ両建てサヤ取り(売り口座)+メキシコペソ円スワップ投資
セントラル短資FX

コアレンジャー豪ドル/NZドル
インヴァスト証券のトライオートFX

トライオートETF
トライオートETF

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