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トルコリラ2019年3月22日の動きを時系列で解説

2019年03月23日 22:57

トルコリラの3/22の動き





今回は、トルコリラが昨日3/22(金)に急落した理由を時系列順に分析して、トルコリラ投資の注意点や、対策を解説していきたいと思います。





まず、3/22にトルコリラが急落したのですが、それについて、改めてチャートを見てみましょう。





【トルコリラ円15分足】
try0323day.png





【USD/TRY(ドル/トルコリラ)15分足】
USD TRY 0323 15min





このように、大きく下げているのですが、日本時間で言うと、17時くらいから一回目の下落が、22時45分ごろに二回目の下落が、23時45分ごろに三回目の下落がありました。





そこで、今回はそれぞれの時間に何故落ちたのかを時系列順に並べて解説し、トルコリラ投資の注意点や対策について考えていきたいと思います。





トルコリラが2019年3月22日の17時ごろから下落した理由







まず1回目の下落は、

  • トルコのエルドアン大統領がアメリカのトランプ大統領を非難し、対米関係悪化が懸念された

  • 17時半発表のドイツPMIが非常に悪い結果で、欧州との関係も深いトルコリラがさらに売られた


  • というものでした。





    エルドアン大統領がトランプ大統領の「ゴラン高原でのイスラエルの主権を認める」発言を非難







    まずはじめに下落のきっかけとなったのは、トランプ大統領が「ゴラン高原でのイスラエルの主権を認めるべきだ」と発言したことに対し、エルドアン大統領が非難し、トルコとアメリカの関係悪化が懸念されたことが原因でした。





    このニュースは、確認したところ、16時41分には報道されていたので、おそらく発言自体はもう少し前に行われ、それを嫌って急落したと考えられます。





    【16時41分に確認できたTweet】






    アメリカとトルコの関係悪化といえば、昨年8月頭のいわゆる「トルコショック」の原因の1つで、10月以降に回復したのもブランソン牧師を解放し、アメリカとの関係改善が大きく影響したことや、さらにさかのぼれば2017年のビザ相互発給停止でも急落したように、対米関係悪化が懸念されると、どうしてもトルコリラは売られやすくなります。





    また、トルコはロシアからS400というミサイルを購入し、それに対してアメリカが強く懸念していたこともあり、アメリカとの対立は元々市場から懸念されており、その中で一つの材料として使われたという背景もあります。





    このように、元々S400ミサイルの件もあって市場が懸念していた中で、別件とはいえ、エルドアン大統領がトランプ大統領を公然と非難したことから、対米関係の悪化が連想され、トルコリラは売られました。





    2019年3月22日の17時半に発表のドイツPMIの結果でさらに下落







    このようにトルコリラが下落する中、さらに悪材料が重なり、ドイツのPMI(景況感をヒアリングして、その結果を指標化したもの。50が境目で、それより下なら景気が悪い、上なら景気が良いという方向)が非常に悪い結果となりました。





    具体的には、非製造業は予想54.8、前回55.3で結果54.9と想定通りながら、製造業PMIは予想が48.0、前回47.6の中で結果は44.7となっておりました。





    トルコの輸出の最大相手国はドイツで、輸出品目も自動車や機械類が主というように、ドイツの製造業の景気悪化はトルコにとっても悪材料であり、トルコリラはさらに売られることになりました。





    トルコリラが22時45分ごろに二回目の下落をした理由







    この後少し落ち着きを取り戻したトルコリラでしたが、その後また大きく下落しました。





    その要因は、今度はアメリカのPMIが悪く、さらに3か月ものと10年物の金利差が逆転(3か月の方が高くなりました)という、いわゆる「逆イールド」が発生したことにより、リスクオフの空気が強まり、円高、株安、新興国通貨安という展開になり、トルコリラもさらに下落しました。





    「逆イールド」というのは、これが起こると2年以内に景気後退が起こると言われているもので、それも単なるジンクスではなく、きちんとした理屈があるものであり、これが起こったということ自体が、リスクオフになる要因となります。





    「何故逆イールドが起こると景気後退になるのか?」というと、簡単に説明すると、

  • 通常国債利回りは長期債>短期債となり、これは長期間資金が拘束されるのだから、その分高い利回りを求めるという、自然な状態


  • それが長期債<短期債と、不自然な状態になったのが逆イールド


  • 何故そうなるかというと、短期の見通しが暗く、むしろ「短期債を持っている方がリスクが高いから、より高い利回りを要求している」という状態ということ




  • ということで、逆イールドは短期的に景気後退が起こることが懸念されている時に起こる現象です。





    こうなると、いわゆる「リスクオフ」となり、トルコリラのような新興国通貨は売られることとなりました。





    トルコリラが2019年3月22日の23時45分ごろからさらに下落した理由







    このようにトルコリラが下落している中で、23時45分ごろからさらに大きく下落しました。





    その理由は、「トルコの外貨準備高が予想外に下落した」ということが嫌われて下落して、そのタイミングで投資家のロスカットが引っ掛かって、売りが売りを呼んだからだと考えられます。このあたりの時間で、1分足で拡大したチャートを見てみましょう。





    【トルコリラ円1分足】
    TRY0323 1min





    【USD/TRY(ドル/トルコリラ)1分足】
    usdtry0323 1min





    このように、円で言うと19.4円、ドルでいうと5.67のあたりから急に値がぶっ飛んだというのが分かりますが、これは、その辺りにあったロスカットが巻き込まれたときに典型的な動きであり、おそらく大口のポジションがあったのだろうと推測されます。





    ストップロスの水準としては、普通であればドルストレートで見た時で考えるものなのですが、トルコリラの場合は、実は日本人の個人投資家が買っている割合もかなり大きいようなので、クロス円の19.4円という水準自体に何かがあった可能性もありますが、その点は、外部から調べる方法はありません。





    ただ、今後も、日本円で意識されやすい金額で、ロスカットが巻き込まれて大きく下げるという可能性もあるということは、念頭においても良いかと思います。





    なお、外貨準備高の減少や、Twitterで一部話題になった「中銀の金融引き締め報道」については、以下の記事で非常に丁寧に書かれており、その中で「外貨準備高の減少は、中銀の発表によると、エネルギー会社(ロシアから天然ガスを輸入しており、外貨が必要な会社)に外貨を売ったことと、対外債務の支払いだとされているが、市場ではトルコリラへの為替介入を行っていたからではないかとも疑われている」等、非常に面白いことも書かれているので、是非ご覧ください。

    参考記事:Ahvalnews(英語)





    確かに、ここ数か月間のトルコリラの相場の安定感は逆に異常なレベルであり、介入していたと言われても、正直個人的には納得いくかなと思っております。





    以上が、昨日のトルコリラ下落の理由でした。その上で、今後のトルコリラ投資での注意点を書きたいと思います。





    最後に 今回のトルコリラの動きから分かること







    トルコリラは、このように急落するリスクはありますが、その一方で、政策金利は24%、スワップ利回りもレバレッジ1倍でも20%以上と、破格の高利回り通貨でもあり、投資対象としての魅力も非常にあります





    そこで、最後にトルコリラに投資する場合の注意点を書きたいと思います。





    まず、ここ数か月間、トルコリラ相場は非常に安定しておりましたが、これまでも再三言ってきたように、トルコリラという通貨は、基本的にハイリスクな通貨であり、このような急落は、今後もいつあってもおかしくないということです。





    トルコリラ見通し予想2019年 | 2018年急落の原因と、今後の長期見通しでも書きましたが、そもそも2018年の急落の最大の原因であったインフレの問題や、対外債務の問題は2019年の今になっても未解決事項であり、実際に、今回の下落の原因の一つと考えられる外貨準備高の減少の要因の一つも、「対外債務の支払い」でした。





    また、ゴラン高原を非難したというのは、正直ちょっと言いがかりくさいとは思うのですが、とはいえS400ミサイルを巡っての対米関係悪化のリスクや、欧州やアメリカの景気減速懸念からのリスクオフは今後もこれが問題になって下がる可能性も全然ある問題であり、さらに3月末には地方選も控えており、トルコリラが下落する可能性というのは、常に念頭に置いておくべきことだと思います。





    そのため、個人的にはトルコリラは、高くてもレバレッジ3倍まで、できれば2倍以内で、11円くらいまでの下落は意識しながら投資をすべきだと考えております。





    なお、各レバレッジごとのロスカットラインは、以下の通りです。





    レバレッジ1倍2倍3倍4倍5倍10倍20倍
    買い09.9213.2214.8815.8717.8518.84






    このように、レバレッジを高めすぎず、下落しても大丈夫なようにポジションを持つことが最重要です。





    トルコリラは、生き残りさえすれば、レバレッジ1倍でも20%近い利回りになるので、ハイリスクではあるものの、欲張りすぎなければ、魅力的な投資先であるのは間違いないと思ってます。





    なお、ただ買うだけではなく、他にも

  • 両建てで為替リスクをほぼ0に抑えて投資する(利回り8%目安)

  • 下落した時にチャンスが増えるように、自動売買を仕掛ける(利回り20%目安)



  • といった投資法もおすすめだと考えており、それについては、以下の記事で詳しく書いてあるので、興味があれば是非ご覧ください。



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