2019年04月08日 14:54
※:本記事にはプロモーションを含みます。

今回は、JFXの小林芳彦社長にデイトレードの極意を取材してきましたので、そこで教わったデイトレードの手法やコツをお伝えします。

小林芳彦社長と言えば、
等の様々な逸話を持つ超凄腕トレーダーでもあり、今でもご自身のTwitterで毎日のトレード状況を配信されております。
社長のアカウント:FXの売買速報@JFX小林芳彦
そんな達人に、今回はデイトレードのテクニックについて、
等々、かなり根掘り葉掘り伺ってきたので、今回は私が教わったFXデイトレードの極意を全て公開します!
今回スキャルピングを教えていただいた小林芳彦社長が経営されているJFXは、さすが社長自らがスキャルピングをされているだけあって、とにかく短期トレーダーにおすすめの会社で、
という強みがあります。
また、他にも
といった、短期トレーダーにとってはかゆいところに手が届くような機能もあるので、スキャルピングをやってみるには非常におすすめできる会社です。
JFXには、当サイトから口座開設をして、新規で1万通貨以上取引すると、それだけで2,000円の特別キャッシュバックも貰えるキャンペーンがありますので、興味があれば是非口座開設をどうぞ。
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以下の順番で書いていきます。
FXでのデイトレードとスキャルピングの違い
-それでは、続いてデイトレードについてお伺いさせてください。改めてよろしくお願いします。まず、スキャルピングとデイトレードの違いについて、社長はどうお考えでしょうか?
小林社長「スキャルピングは、2~3pipsを抜くことを目的に、相場を見ながらトレードをするものです。それに対して、デイトレードは、そこまで相場に張り付くことなく、1日に何回か指値・逆指値等も使ってトレードするものだと思っております。
スキャルピングでは、トレンドが出た時にそこに順張りで付いていくのが良いとお話ししましたが、デイトレードでは、逆に、反発すると考えられるポイントで逆張り的にエントリーするのが良いと考えております」
FXデイトレードでおすすめの通貨ペア
-なるほど!スキャルピングは相場を見ながら順張り、デイトレードは指値・逆指値も使って逆張りなんですね。では、デイトレードをやる場合におすすめの通貨ペアを教えてください。
小林芳彦社長(以下、小林社長)「おすすめの通貨ペアは、スキャルピングと同じで、スプレッドも狭く、比較的素直な動きをするドル円、ユーロ円、ユーロドルです。
ポンド円やポンドドルも人気が高く、確かに値動きが激しく、利益をあげられる時に大きく上げられるのですが、「ダマシ※」や「オーバーシュート※」も多く、かなり癖の強い通貨ではあるので、まずはドル円、ユーロ円、ユーロドルあたりでやるのがいいと思います」
※ ダマシ:チャート上で「上抜けした」「下抜けした」と思ってついていったら、すぐに反転すること
※ オーバーシュート:テクニカルや高値・安値、節目を一瞬だけ抜けること
-短期トレードだと、やっぱりその辺りの通貨ペアになりますね!
FXのデイトレードでファンダメンタルズ要素は何を見るか?
-スキャルピングではファンダメンタルズ要素はニュースを確認して、相場が何を意識しているかを見るくらいだとおっしゃっておられましたが、デイトレードではいかがでしょうか?
小林社長「デイトレードでも同じで、基本的にはチャートが全てだと思っております。一日の中での値動きに、その国の経済とか、金利差がどうとかは、それが相場で意識されているタイミング以外で考えてもあまり意味がないと思うので、ファンダメンタルズは、あまり意識しておりません
ただ、世界の金利動向や要人発言等注意を払わなくてはならない場合にはもちろんチェックしますし、これがトレンドになると考えれば、チャートとの整合性を考えつつトレンドに逆らう逆張りを避けなくてはいけません。
今日の想定レンジをこう考えて、中期・長期トレンドが上昇で変わらないなら、想定レンジ内で下がってきたら押し目買いする(当日の動きの中では逆張り)、という方法を取ります。
-やっぱりチャートのみなんですね。チャートについては、スキャルピングと同様に前日の動きを5分足チャートで見られる感じでしょうか?
小林社長「そうですね。相場が動く材料として、今市場がどういうニュースに注目していて、その時どういう反応をしたのか、ということはどんなトレードでも確認する必要はあるので、前日のニュースが前日の5分足チャートにどう影響したかということと、本日どういうスケジュールで何が発表される予定なのか、ということは見ておきます」
FXデイトレードで表示する時間足
-次に、デイトレードで表示する時間足について教えてください。
小林社長「やはりデイトレードでも、日足と1時間足は必ず見ます。その上で、エントリーポイントを決める場合には、スキャルピングのように1分足や5分足だと短いので、15分足くらいでエントリーやエグジットを考えます」
-なるほど。では、それらの足に、どういうテクニカル指標を表示されますか?
小林社長「これはスキャルピングの時と同じで、テクニカル指標としては、
を見ております。移動平均線と一目均衡表は、今のレートと比べて高いか低いかを見るのや、反発のポイントの目安として一つ意識します。
ボリンジャーバンドは、基準線が上向いているか下向いているか、今のレートがどこにいるか、2σや3σを拡大しながらの値動きであれば、強いトレンドがあるといった点を見ています。
MACDは、別にMACDではなくストキャスティクスでもRSIでもいいんですが、とにかくオシレーター系のものを一つ、「本当にここでエントリーしてもいいのか」を確認するために見ます。この役割は、エントリーポイントや利確ポイントを決めるというより、自分が見ている「相場観の最終確認」として見るイメージですね。」
デイトレードでのエントリーポイントの決め方
-ありがとうございます。では、デイトレードでは、どのようにエントリーポイントを決められるのでしょうか?
小林社長「スキャルピングでは、相場の方向に順張りですが、デイトレードであれば、ある程度引き付けて、反発しそうなところで逆張りで入った方が良いと思っております」
-デイトレードでは逆張りなんですね!ちなみに、スキャルピングでは、足の確定前でも値動きしたら即エントリーとおっしゃっていましたが、これはデイトレードだといかがでしょうか?
小林社長「5分足より長い足でエントリーポイントを決める際は、ロウソク足の確定まで待っても良いと思っております。なので、デイトレードであれば、基本的には足が確定したタイミングでエントリーすることになります。ただ、あらかじめエントリーポイントを指値で入れることも多いので、その場合は、結果的には確定前にエントリーすることになりますね」
デイトレードでの利確、損切りの目安
-その辺りはスキャルピングとは違うんですね!では、デイトレードでの利確の目安や、損切の目安を教えていただけないでしょうか。
小林社長「利確の目安は、値幅で言うと、ドル円であれば20~25銭、ユーロドルやユーロ円であれば20~30pips、ポンド円やポンドドルであれば30~40pipsで考えております」
-意外と利幅は狭いですね。
小林社長「そうですね。確かに、ドル円やポンド円も高値と安値で見るともっと大きく動きますが、そこを狙ってしまうと、結局利確できずに戻すということも多く、効率が悪くなってしまう印象があり、なので、このくらいの利幅を目安にしております。利が乗り始めたらトレール注文の考えを使って、利食いと損切りを徐々に有利な方向に変えていくこともいいと思います。
-なるほど。では、損切についてはどのあたりでしょうか?
小林社長「エントリーが逆張りなので、想定しているレンジをブレイクしたあたりの金額を損切ポイントにして、事前に逆指値注文を入れます。そこに達する前でも、相場を見ていて「あ、これはまずそうだ」と思ったら、もっと早めに損切をしますし、自分の資金的に損切しなければいけない金額があれば、そこに行くまでにはストップロスを設定します。」
-自分の資金的に損切しなければいけない金額というのは、どのくらいでしょうか?
小林社長「これはスキャルピングと同じで、1日に負けてもいい金額は、証拠金の2%というのが、プロの世界でも言われていることで、例えば資金が100万円なら1日2万円損したら、何があってもその日のトレードは終わりです。
デイトレードでは、スキャルピングに近く何回もやる人から、1日1、2回しかトレードしないというスタイルまで色々とあるので、一回の取引でいくらまで損を出していいかについては、一律には言えませんが、1日でトータルで損していい上限は決めて、その中で絶対収まるように損切を決めるのが大事です」
-やっぱり損切が重要ですね。ただ、初心者の方だと損切が苦手という人も多いですが、そういう人はどうすればいいでしょうか?
小林社長「まずは少額からはじめることだと思います。FXでは、自分のお金を運用するのと、デモトレードでは緊張感やロスカットのやりやすさが全く違うので、少額でも実際にトレードするのが大事です。
ただ、そこを大きくしてしまうと、今度は一回失敗した際の傷が大きくなるので、まずは少しずつ小さな金額から慣れていくのが大事だと思います。
もう一つは、上でも書いたように、あらかじめ逆指値注文を入れて、それを絶対にいじらないということがコツです。デイトレードでは、スキャルピングほど一瞬一瞬の値動きに縛られず、エントリーした時に逆指値注文でストップロスを入れる余裕はあるので、そこを徹底するだけでもだいぶ違うと思います」
FXでスキャルピングとデイトレードはどちらがおすすめか
-ありがとうございます。では、スキャルピングとデイトレードでは、どちらの方が利益をあげやすい手法だと社長はお考えでしょうか?
小林社長「私は、スキャルピングの方が良いと思っております。それは、相場というのは、やはり遠い先を予想しようとすればするほど、想定外の事態が起こる可能性も高まり、また、想定外のことが起きたタイミングでも、その時自分が相場を見ていれば対処のしようもありますが、目を離している時では、大きな損失を被る可能性もあるためです。
なので、私は、スキャルピングが一番安全で、利益も上げやすい戦略だと考えており、相場状況によっては、デイトレードは一切なしでスキャルピングのみという日もあります。
ただし、もちろん相場に24時間張り付いているというのは現実的には難しいので、損切りの逆指値注文などでリスクも管理しながら、デイトレードも組み合わせるのが良いと思っております」
FXでデイトレードとスイングトレードはどちらがおすすめか
-なるほど。基本的にはスキャルピングをメインにしながら、指値・逆指値も使ってデイトレードも組み合わせていくのが良いということですね!では、デイトレードとスイングトレードを比較すると、どちらがおすすめでしょうか?
小林社長「それだとデイトレードの方をおすすめします。先ほども述べたように、相場というのは先になればなるほど分からず、また、スイングだと日をまたいでのトレードとなるので、読みづらさはデイトレードよりかなり高まると思っております。正直、スイングトレードで安定して勝つというのは、かなり難しいと思っております」
-なるほど。最近は、「リスクを抑えるためにスワップポイントを貰いながら長期投資をしよう」みたいなことをよく聞くので、非常に斬新です。
小林社長「スワップポイントを目的にした長期投資というのは、逆にかなりリスクが高いトレードだと思っています。例えば、1年後というと、長期トレードからすると「短い」期間だと思いますが、では逆に自分が1年前相場をどう予想して、それが今当たっているかというとどうでしょう?専門家も含めて、ほとんどの人が自分が1年前に何を考えたかも覚えていないのではないかと思います。
ただ、それは仕方のないことでもあって、相場というのは日々動いており、その中で新しい材料が出てくることもあれば、1年前と価格帯が違えば、相場で意識されるポイントも当然変わってきます。なので、為替相場を長期で予想するというのだと、安定して勝つのはかなり難しいと思っております。
また、スワップ投資だと、明確な損切ポイントの設定が難しいので、損切りにならないよう証拠金を厚めにしてトレードする必要がありますが、そうすると、どうしても資金効率が悪くなってしまいます。
逆にそれをやらず損切りになってしまうと、例えば証拠金が半分になったら、そこから元に戻すためには、2倍にしないといけないということです。そうなってしまうと、かなり絶望的な状況です」
-確かに、半分になるのは50%の下落ですが、そこから元に戻すには100%の利益を出さないといけないので、それはなかなか難しそうですね。
小林社長「そうです。それに対して、スキャルピングやデイトレードでは、きちんと1回の負けの許容額を決めて、勝てる方法でトレードさえしておけば、最終的にはいわゆる大数の法則で、トータルでは利益を出している可能性が非常に高くなります。
これは、トレードの回数が少ないスイングトレードでは、難しく、1回1回の勝負だと運の要素も大きくなるので、「安定して利益を出す」ということからは、真逆だと思います」
-なるほど!確かにスキャルピングやデイトレードをマスターするのが安定して勝つポイントですね!ありがとうございます!
・・・・ところで、1年後の相場を予想するのは難しいということを聞いた直後にこの質問をするのも大変恐縮なのですが、2019年のドル円と豪ドル円の相場がどうなるか、社長の見通しを教えていただけないでしょうか?
小林社長「(笑)。分かりました。では、今時点(11/29)での私の見通しをお話しさせていただきますね」
・・・・・ここで盛り上がるところで大変申し訳ありませんが、記事も長くなり、また、デイトレードについての話が一区切りしたので、今回はここまでとさせていただきます。
次回は、小林社長の2019年のドル円と豪ドル円の見通しについて、書かせていただきます。
今これを書いている時点で、実際にその通りになったことも多くあり、「凄い!!」となっているようなものなので、是非お楽しみにください!
JFXは、さすが社長自らがスキャルピングをされているだけあって、とにかく短期トレーダーにおすすめの会社で、
という強みがあり、さらに最後に社長がおっしゃっていた、少額からはじめてみるという点では、1,000通貨取引もできるので、今回教わった内容を実践してみるにはぴったりの会社です。
JFXには、当サイトから口座開設をして、新規で1万通貨以上取引すると、それだけで2,000円の特別キャッシュバックも貰えるキャンペーンがありますので、興味があれば是非口座開設をどうぞ。
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