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豪ドル/NZドル見通し2021/10/25週 | 重要指標・チャート・IMM通貨先物で予想

2021年10月26日 21:38

豪ドル_NZドル週間予報指標スケジュール-min



豪ドル/NZドルの見通しはどう?



豪ドル/NZドルは、とにかくレンジ相場になりやすく、自動売買でも裁量トレードでも非常にやりやすい通貨ペアで、私も合計500万円以上投資しております。



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しかし、この通貨ペアで見た時に、「今週の見通しはどうなのか」「重要指標発表スケジュールはどうなっているのか」といった情報があまりないなと思ったので、当面の間、日曜午後から月曜午前くらいの間に、不定期で週間予報をアップすることにしました。







というわけで、早速今週(2021/10/25週)の見通しを書きたいと思います。



結論を要約すると、


  • 5月頃までは1.06-1.08を中心としたレンジが当面続くと予想していたが、5/26のRBNZの声明で追加緩和の可能性の文言を削除するという大きな出来事以降、この見通しが揺らいで下目線になり、7月のRBNZで「ああ下目線だな」と確信し、今も引き続き下目線

  • 8月は利上げがほぼ確実視されていたRBNZの前日にNZロックダウン&RBNZでの据え置きという弱気材料からの、RBNZ声明文で圧倒的に利上げ目線で2021年末に0.6%、2022年末に1.6%、2023年末に2.0%という強気予想ということもあり、乱高下した

  • 少し前まで豪ドル/NZドルが上昇基調で1.06まで上がったこともあったが、これは豪ロックダウン解除や中国の石炭輸入再開、燃料価格高等、オーストラリア側に買われる材料が出てきたのが原因で、ただこれらの要因は大きな目で見た時に豪ドル/NZドルに影響しないものなので売りと言っていたが、案の定下がってきた

  • 今も継続して売り目線であるが、下値としては1.03というのが一つ大きなポイントで、これを割るかどうかは11月のRBNZの結果次第

  • 今時点では11月のRBNZは0.25%の利上げと見ており、この結果であれば1.03が下値としてある程度機能すると考えている。ただし、0.5%利上げであった場合には、1.03を割っても何もおかしくなく、そして0.5%利上げを予想する声もあるので、一応その点は注意



  • という感じです。



    少し前の1.06くらいの時には「豪ドル/NZドルが上昇基調にあり、裁量もグルトレも売りで入ってる私はなかなかと含み損を抱えていますが(笑)、ただロスカットにはまだ遠いですし、基本今は良い売り仕込み時だと見ているので、あまり気にせず売り続けようと思っています」と書いていましたが、案の定落ちてきて、今はどちらもかなりの含み益になりました(利確はまだしない)



    この通貨ペアは短期的には燃料価格と相関したり、豪のポジティブ材料に反応することもあり、今回もそのパターンで上げていましたが、ただ長い目で見るとやはり金融政策との連動性が一番大きい通貨で、その金融政策については「豪は現状維持、NZは利上げ」ということで変わっていないので、こういう時は短期的な流れに逆らいながらでも、金融政策の方向性に従ってトレードしていくのがこの通貨ペアにとってはセオリーです。



    今時点では、RBNZの次回11月の会合でも10月に続いての利上げ予想がメインで、焦点はむしろ「0.25%利上げか、0.5%利上げか」という感じで、また元々この豪ドル/NZドルという通貨ペアはアノマリー的に年末には下げやすい傾向もあり、さらに最近では売りでスワップも1日13円くらいは安定して貰えるので、そうなるとやはり今は売り目線でいるしかないのかなと思っています。



    このRBNZの利上げについては、もし11月にも利上げがあれば0.25%利上げでも年内にRBNZが0.75%、RBAが0.1%で金利差は0.65%となり、ここ5年間で一番大きい金利差となり、しかもその上でまだRBNZは利上げ余地を残しているという状態になるので、豪ドル/NZドルとしては下方向への動きに特に注意する必要があります(2016年以降だと0.5%以上の差が付いていない)



    過去の金利差とレートを見ていると、1.5%差まではいったことがあり、その時も1.0の下値は割らなかったことを考えると、おそらく1.0の下値はさすがに機能するとは思うものの、ただここ数年間は0.5%程度の差でも1.03くらいまでは行っていたことを考えると、0.25%利上げでも1.03までは全然ありえて、0.5%利上げだと1.0を割る可能性も一応念頭に置いて、基本は売り目線を継続しながら、買い転換する時は慎重に、というのが良いかなと思います。



    もし0.25%利上げの場合、しばらくRBNZ会合が開催されないので(12月、1月はなく、その次が2月)、年内に1.03近辺まで来たら一旦売りはある程度利確してもいいかなと思います(ある程度スワップも貰えるので、ホールドするのもありで、その辺は完全に好みかなと)



    なお、この豪ドル/NZドルをトレードする場合は、

  • 自動売買をやりたい:マネースクエア(トラリピ)かアイネット証券(ループイフダン)

  • 買いの裁量トレードorグルトレのサポートポジションを持ちたい:セントラル短資FX

  • 売りの裁量トレードorグルトレのサポートポジションを持ちたい:みんなのFXかLIGHT FX


  • がおすすめで、これらの口座については、どれも当サイトからの申込限定特典もあるので、興味があれば是非この機会にどうぞ(もちろん口座開設や口座維持手数料は一切無料です)



    裁量口座については、去年の12月くらいからセントラル短資FXがスプレッド1.0pips、スワップポイントは買いも売りも0で安定し、最近はRBNZ利上げもあってさすがに0,0ではないものの、それでもスプレッドは変わらずトップで、買いのマイナススワップも最安値水準なので、私が買いで裁量ポジションを持つのはセントラル短資FXでやっています。



    一方で、最近は売りで入ることがほとんどなのですが、売りだとみんなのFXやLIGHT FXなら1日13円スワップが貰え、1.1まで耐える前提でもスワップ年利6%近く狙えるので、スワップ0、0のセントラル短資FXより魅力的ということに気づき、最近売りを追加する時はこちらを使っています。



    また、当サイトからの口座開設限定特典として、

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  • が貰えるので、興味があれば是非この機会にどうぞ。



    特に、アイネット証券やマネースクエア、みんなのFX、LIGHT FXのレポートでは、この豪ドル/NZドルという通貨ペアについて、基本的な情報から、過去にサイトでも公開したことのないようなバックテスト情報まで、様々なデータを分かりやすくパワーポイントにまとめており、豪ドル/NZドルをトレードする上では非常に役に立つレポートだと思うので、興味があれば是非どうぞ。



    口座開設は


    アイネット証券
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    からできます。



    以下の順番で書いていきます。

  • 豪ドル/NZドル関係の経済指標等発表スケジュール

  • 豪ドル/NZドルのチャート分析

  • 豪ドルとNZドルのIMMポジションの推移

  • 豪ドルとNZドルの1年程度の見通し予想

  • 豪ドル/NZドルをトレードする場合のおすすめFX会社

  • 豪ドル/NZドルの代わりに豪ドル円買い、NZドル円売りにしてスワップを貰う方法




  • なお、前回からの主な更新点は、

  • 今週のイベントの更新

  • 経済指標スケジュール、チャート、IMMポジションのデータ更新


  • という感じです。



    豪ドル/NZドル関係の経済指標等発表スケジュール





    まず、豪ドル/NZドルにとって、一番重要な指標と言っていい政策金利の見通しの推移から見ていきましょう。この通貨ペアは、基本的には金融政策の違いに反応するもので、以下のように政策金利の差とレートをプロットすると、非常に近い動きとなっています。



    【参考 金利差と豪ドル/NZドルのレート】
    AUDNZD chart and kinri0809-min



    2020年くらいからそれぞれの金融政策を振り返ると、まずコロナショック前の2020年2月は豪側ではRBAで据え置き、ただし、金融政策報告によると、年内に0.25%ポイントの利下げはありそう、NZの方もRBNZで据え置き、今後はコロナウィルスの状況にもよるが、基本的には据え置きという方針が示され、どちらかといえば豪の方が弱気な状態になっておりました。



    そのため、2月までは「レンジ相場ではあるが、上値はかなり重い」という展開が続いておりました。



    そして、3月のいわゆる「コロナショック」が起こると豪ドル/NZドルもさすがに無風とはいかず、乱高下する中で、一時1.0にタッチする等、急落しました。



    そんな中で政策金利としては、

  • 3/16にRBNZが緊急利下げし、1→0.25%に

  • 3/19にRBAが緊急利下げし、0.5%→0.25%に


  • となり、コロナウィルスで不透明性が高まる中で、両行ともに「当面この水準を維持」「量的緩和政策への含み」を示し、足並みが揃った状態になりました。



    さらに2020年5月は、RBNZが声明文で追加緩和について触れたため、NZドル下落→豪ドル/NZドル上昇ということで、一段と豪ドル/NZドル高が進みました。



    AUDNZD chart hour 0517-min



    コロナショック後の相場では金融政策の発表でここまで大きく動いたのは主要国通貨含めてかなり珍しく、また、じゃあ豪と比べてそこまで相対的に弱気になったかと言われるとそこまででもないので、この動きについては正直かなり驚きました。



    また、8月にもRBNZ声明で「追加緩和」「マイナス金利導入も選択肢」というものがあったことで上昇傾向が強まり、

  • 豪とNZの政策金利は0.25%で同じ、どちらも緩和方向で経済見通しがネガティブなのも同様

  • ただし、豪はマイナス金利導入に否定的なのに対し、NZはマイナス金利導入も選択肢と言っているように、緩和への見通し度合いでいえばNZの方が強い


  • ということから、豪ドル/NZドルで見ると、金融政策の面からは上がりやすい状態になっておりました。



    ただし、9月に入るとNZのロバートソン財務相が、

  • 2021年3月までは政策金利0.25%維持をコミット

  • NZ経済は不況から回復しており、2021年初頭までにさらに改善する


  • と発言してNZドルへの見通しが好転し、さらにRBAの政策金利についても、11月3日のRBA会合で0.1%への利下げというのが徐々に市場でも織り込まれ始めたことで徐々に下がってきて、実際に11月3日のRBAでは利下げが行われました。



    その後一度1.042まで下がりましたが、その後戻して1.08くらいに来ております。豪ドル/NZドルは金融政策の違いに反応しやすい通貨ペアなのですが、まあ、教科書通りの値動きだなと思いながら見ておりました(とはいえ、1.05を割ったのは「ああ、そこまで反応したか」という感想もありました)



    2021年に入ってからは、2月のRBA、RBNZ声明でどちらも当面の現状維持を明言し、RBAについてはRBA四半期金融政策報告やロウ総裁発言、RBNZについてはオア総裁発言でもそのスタンスが一貫しており、また為替レートについても豪ドル(NZドル)高へのけん制発言もなく、4月も同様でした。



    これはつまり2020年後半からの金融政策が維持されるということで、豪ドル/NZドルにとっては、当面方向感のない狭い範囲でのレンジ相場が続きそう(1.06-1.08をメインで想定)と考えていました。



    しかし、5/26のRBNZで、まさかの声明文で追加利下げの文言削除&2022年中の利上げの可能性のにおわせもやってきたことで、NZドル上昇→豪ドル/NZドル下落という展開になりました。



    【豪ドル/NZドル RBNZのあたりの5分足チャート】
    AUDNZD chart0526min-min



    正直、これはかなり驚きました(笑



    また2021年7月にはRBNZが「大規模資産買い入れの停止」を決定し、さらにはNZの消費者物価指数も3.3%と中銀の目標レンジ1-3%を超えたことで8月の利上げの可能性まで浮上し、その後1.04台まで落ちていきました。



    これはその少し前にRBAでは豪の金融緩和を50億豪ドル→40億豪ドルとしただけ&2024年まで利上げはないことを再三繰り返していることと比べると、明らかにNZの方が強気(NZは買い入れやめた)で、その結果としての豪ドル/NZドルの下げと言えます。



    そして、8月のRBNZの前の週には市場では「0.25%の利上げは完全に織り込み済みで、サプライズで0.5%利上げがあるか?」というような話も出ていたくらい、最早「利上げは当然」という空気が支配的だったのですが、そのRBNZの前日の8/17にNZのオークランドでコロナの市中感染者が発生→NZ全土ロックダウンという、とてつもない事態が発生し、豪ドル/NZドルは1.042くらいから1.054くらいまで一気に上がるという、なかなか見ないような動きをしました。



    【8/17の豪ドル/NZドルチャート】
    AUDNZD chart0817_min-min



    この急上昇した11時台時点では「コロナの市中感染発生」「閣僚会合をして、アーダーン首相も会見する」というようなニュースで、まだロックダウンは決まっていなかったのですが、それでもこれだけ急角度での上昇(NZドル下落)でしたが、最終的にはNZ全土では3日間のロックダウン、オークランドと感染者が滞在していたコロマンデルは7日間のロックダウンが決定されました(その後ロックダウン期間は延長されています)



    そいて、そういう大混乱の中で迎えたRBNZは、市場の予想を裏切りまさかの据え置きで一瞬NZドル下落→豪ドル/NZドル急上昇となったものの、その後RBNZの声明文が非常に強気で、金利見通しも2021年末で0.6%(今0.25%)、2022年末で1.6%、2023年末に2.0%というものになり、一瞬据え置きでNZドル失望売りで豪ドル/NZドル上昇→すぐに下落に戻す→何故かまた上がるという感じの動きを見せました。



    【豪ドル/NZドル 8/18チャート】
    AUDNZD chart0818min-min



    【RBNZ金利見通し】
    RBNZ0818-min.png



    このOCRというのが政策金利のことで、非常に強気な見通しとなっており、実際に10月のRBNZでは25bpsの利上げを行い、政策金利は0.5%になりました。今時点では、市場は11月の連続利上げを予想する声が多く、またその上げ幅もBNZなどは「50%以下の確率ではあるが、0.5%の利上げもありうるのでは」というコメントを出す等、NZの利上げ予想はかなり強いのが現状です。



    一方でもう一つのRBAの方は、9月の会合で7月に言った通り50億豪ドル→40億豪ドルの資産買い入れ削減は実際に行うようですが(若干のサプライズ)、ただこの40億豪ドルの買い入れは2022/2まで続けることを明言し、また利上げの時期については相変わらず「2024年くらいかな」みたいな感じで、10月の会合でも引き続きそのスタンスが維持されました。



    最近RBAの金利見通しのエコノミスト予想がまとまった記事を見つけたので、それを紹介すると、以下のように一番早い予想で2022年5月、ほとんどの人は2023年から2024年利上げを予想しているのが現状です。



    RBA forecast-min

    画像出典:Economists cast doubt on RBA rate hike plans 2021/10/19(英語)



    個人的には2022年5月という予想も意外と良い線いってるんじゃないかという気もしていますが、とはいえ少なくとも今時点では、当面利上げを予想する必然性はないということが分かるかなと思います。



    ただしあとで書きますが、少し前まではそんな中でも豪ドル/NZドルが上昇しており、これについては、金融政策とはまた違う論点で豪ドルだけが上昇しているのが原因で、とはいえ個人的にはこれは「短期的な影響」と見ておりましたが、案の定最近はまた下がってきております。



    そんな中で、今週のスケジュールは、以下のようになっています。



    日付NZ
    2021/10/25
    2021/10/26
    2021/10/27第3四半期消費者物価指数貿易収支、ANZ企業景況感
    2021/10/28
    2021/10/29小売売上高




    今週は金融政策周りには重要材料がないですが、ただ今は資源価格の関係で資源国通貨に注目が集まる&インフレ懸念もあり、その中で発表される豪の消費者物価指数についてはいつも以上に注目すべきかなと思います。



    とはいえ、この結果で上げようが下げようが、最終的にはまた1.03台までは落ちるだろうと予想しており、上がれば売れてラッキーくらいの気持ちで見ていますw



    豪ドル/NZドルと金利差の関係で言うと、大体1回分の差があれば1.04-1.06あたり、2回分の差があれば1.03くらいまで落ちても良いかなという感じで、今はRBNZが1回利上げしたところなので、今は「まあ想定レンジ内」くらいなのですが、ただ来月にも利上げしそうな中では、1.03くらいまでの下落は年内にも普通にありそうだなと見ています。



    一方で、下値として、仮に11月に利上げがあったとしても、そこから来年2月まではRBNZ会合がないので、0.25%利上げでは1.03を大きく割っていく展開になるのはまあ来年からかなという感じで、年内という点で見れば一旦1.03あたりで利確するのもありかなと思います。



    逆に0.5%利上げだと1.03を割ってもおかしくないのですが、ただじゃあどこを下値目途にするかと言われると、次はいよいよ1.0しかなくなり、またRBNZもこれまでの動きを見ていても1.03は割りたくなさそうな雰囲気を強く感じる(NZにとって豪は最大の輸出先で、豪ドル/NZドルが低い=自国通貨高の水準は望ましくない)ことから、個人的には0.25%利上げで、1.03を大きくは割らせて来ないのではと予想しています。



    とはいえ中長期目線だと、もしRBNZが当初予定通り利上げ継続路線を貫くのであれば、RBAは2024年まで利上げはしない宣言を散々繰り返しており、金利市場でも2023年くらいの利上げが予想されているというくらいで、豪とNZとでは金利見通しが全く異なってくるので、下方向への注意が必要になります



    何故ここまで金利の見通しが違うのかというと、NZは今世界の中でも珍しいレベルの住宅価格高騰に苦しんでおり、政治サイドからも利上げ圧力が強い状況にある一方で、オーストラリアも住宅価格高騰はあるものの、NZほどではなく、RBAもそれよりも雇用や経済状況を優先しているというのが原因です。



    例えば2000年から2020年の実質住宅価格上昇率は、NZが199%に対して豪も119%と、「どっちもやばいけど、NZの方がさらに輪をかけてやばい」という状況で、NZでは政治の関心もこの住宅価格をいかに抑えるかにかなり集まっている状態になっています。



    AUNZ inflation-min
    画像出典:アジア経済ニュース 住宅価格上昇率、豪NZはOECD上位4位内



    こうした状況から、NZはかなり利上げ圧力が強い一方で、豪はそうでもないという状態になっており、この住宅価格抑制の必要性は変わらないので、8月の利上げを見送ったとはいえ、大きな流れは変わらない・・・・という感じです。



    政策金利は基本的に0.25%刻みで上下させるものなので、仮に2021年末に2回利上げだと0.75%となり、2021年末時点で豪が0.1%、NZが0.75%で金利差は▲0.65%となり、2016年以降では見たこともないような水準となります(一番差があった時で▲0.5%)



    一応過去には▲1.5%まではあり、その時も1.0を割っていないことを考えると、仮にそうなっても1.0を割っていく可能性はそこまで高くはないとは思いますが、ただここ数年間は0.25%とか0.5%の差でも1.03近くまで落ちていたことを考えると、下方向への警戒感は強めておいた方が良いと思います。



    これまでであればRBAとRBNZは比較的近い動きをすることが多かったのですが、今回は明確に方向性がズレていて、その差が縮小する気配が今のところ全く見えないというなかなかの異常事態が起こっているので、その点については注意が必要です。



    今後も最新情報については、私のTwitterやこの記事でも書いていくので、是非今後もご覧頂ければと思います!

    Twitter:



    豪ドル/NZドルのチャート分析





    豪ドル/NZドルの日足チャートを見てみましょう。



    【豪ドル/NZドル 日足チャート】
    AUDNZD chart1026day-min



    ここ1年くらいは平和なレンジ相場でしたが、今はそのレンジの下を破り、ただまた1.06近辺まで戻し、ただその昔のレンジの下値ではじき返されるという、まさに典型的な「サポレジ転換」での下落となりました。



    豪ドル/NZドルは合成通貨なので、テクニカル分析については正直ほとんど無意味ですが、ただレート自体で引く水平線はある程度機能するので、このサポレジ転換についても、「話半分」くらいでは意識しておいても良いかなと思います。



    これまでの値動きについて簡単に解説すると、2020年3月に急落したのは、コロナショック&OPEC減産合意不成立もあって、資源国通貨である豪ドルが売られたのが原因で、豪ドルはドルストレートで見たときに、リーマンショック時の最安値近辺の節目である0.6を割るのでは・・・・?という見通しが出た(そしてその後実際に割った)ことによるものです(オーストラリアは特に産油国というわけではないですが、資源国ではあるため、原油などの資源価格が下落した時には売られやすい)



    実際に、当時の豪ドル/NZドルと原油価格の動きを見比べると、かなり近い動きをしていることが分かります。



    AUDNZD vs oil-min



    ただし、

  • そもそも元々豪ドル/NZドル自体そこまで原油と連動性が高い通貨ペアではなく、一時的にパニック売りで落ちたものの、相場が落ち着きを取り戻すと政策金利が一致してきた方が重視され始めた

  • 豪、NZともに金融政策の不透明性が解消され、基本的に足並みが揃った動きをしそう

  • また、豪については、豪ドル安について為替介入もちらつかせはじめた


  • という点でポジティブな材料が多く、結果的に一瞬1.0を割るも、その後急上昇しました。



    ただ、1.08を超えたあたりから上値が重くなり、一時1.06割れするなど、「上昇トレンドというよりは、レンジに移行」という感じだったのですが、8月のRBNZでの追加緩和・マイナス金利も選択肢という声明で2020年高値の1.089を超えて、さらには1.1を突破する等、再び上昇モードに切り替わりました。



    上でも書いたように、豪とNZの金融政策のスタンスとして、豪は緩和方向ながらもマイナス金利には否定的、NZは緩和方向でありマイナス金利も選択肢と言っているというように、豪の方が見通しが強気だったので、豪ドル/NZドルで言うと上方に行きやすい状態にありました。



    そういう豪ドル/NZドルの上昇の流れの転換点だと個人的に思っているのは、9/18にはNZのロバートソン財務相の「2021年までの政策金利0.25%に維持」「NZ経済は不況から回復」という発言で、これによってNZドルへの緩和予想が後退し、その結果サポレジ転換していた1.084や1.08の節目も割っての下落となりました。



    また他にも9月後半から10月にはRBAの方に追加緩和の見通しが強まっており、そちらの点からも、豪ドル/NZドルは上値が重くなりやすい展開になっており(実際11/3にRBAは0.1%に利下げしました)、一時1.042まで下げる展開となりました。



    ただ、とはいえ政策金利の差は0.15%程度であり、かつ、豪はこれ以上の利下げの可能性は低い一方、当時の情報ではNZは2021年4月以降にはマイナス金利導入の可能性が高そうであった(今は全然違いますが、あくまで当時の見方として)ということを考えると、1.04を割っていく展開もあまり考えにくいと見ており、仮にここからもう一段下げていく場合にはさすがに下げすぎなので積極的に買っていきたいと言っていましたが、案の定その後また上げてきました。



    ちなみに今年だと2021年3月に豪ドル/NZドルが大きく上げていますが、これは2021/3/23にNZで住宅価格高騰に対して税制改正で対応し、それによって「利上げ以外の方法で住宅価格を抑制しようということで、RBNZへの利上げ圧力が弱まるのではないか?」という思惑から、NZドルが下落→豪ドル/NZドルが上昇したものでした。



    これについては、元々NZ政府は住宅価格高騰を気にしており、そのためRBNZに対しても緩和をしすぎないように圧力をかけると見られていたのが、他の手段でやるなら、RBNZへの利上げ圧力も弱まるのではというものです。



    個人的には、「まあ売り場が来たかな」くらいで見ておりましたが、最終的に1.09台で伸び悩み、1.07台まで戻し、さらにRBNZ後には1.06台前半まで落ちてきました。



    そして7月のRBNZ、NZ CPIのあとは1.06を割り、一時1.03も割ったのその後急激に上昇し、少し前に1.06近辺まで上がりました。この辺りの動きについては、「豪ドルとNZドルの動き」にわけてみた方が分かりやすいので、その両方をプロットしたチャートを見てみましょう。



    【豪ドル円とNZドル円のチャート】
    AUD and NZD chart1012_2-min



    このように、豪とNZで動く方向性は同じなのですが、少し前まではNZの方がより強く動いていたのが、その後豪ドルが急上昇し、NZドルに追いついてきたということが分かります。



    少し前までNZドルの方が強かったのは、シンプルに「金融政策がNZの方が強気だったから」という点で説明がつくのですが、最近豪ドルが強い理由としては、よく言われるのは

  • オーストラリアでゼロコロナを諦めロックダウンが解除される

  • 世界的な燃料不足で燃料価格が上昇し、資源国である豪ドルが買われている(実際他も資源国通貨が強い)

  • オーストラリアの石炭について、中国はここしばらく禁輸していたが、最近の電力不足でいよいよ受け入れている


  • といった材料があり、これらは豪単独での強気要因なので、豪ドルの方が強い状態になっていたのだろうと思います。



    ただし、これらについては

  • NZもゼロコロナをあきらめムードに入りつつあり、またワクチン接種率も豪とNZでほとんど差がないことから、NZも遠からずさらにロックダウンが緩和すると予想される

  • 燃料価格との連動は、「ある時はあるが、中長期で見ると相関性がほぼない」という特徴があり、実際コロナショックの時は今と逆だったが、結局あまり関係なくなった

  • 中国の禁輸解除もあくまで「電力不足という非常事態への対応」であろうし、そもそも豪ドル/NZドルは石炭価格との連動性も低いように、あまり中長期で影響してくるとも思えない


  • ということから、短期的にはともかく、中長期では結局金融政策のスタンスの違いが意識されて下がると予想していたところ、案の定下げてきました。



    燃料価格との相関がないとか、石炭価格との相関がないというのは、プロットしてみたので、以下のチャートをご覧頂ければと思います。



    【豪ドル/NZドルと原油価格】
    AUDNZD and oil1012-min



    【豪ドル/NZドルとオーストラリアの石炭価格】
    AUDNZD and coal1012-min



    このように、短期的には市場でこうした材料が主役級の扱いを受け、その中では豪の方がより買われやすいということになっていたものの、あまり中長期で影響してくるとも思えず、また金融政策の違いはスワップにも影響してくることも考えると、こういう時は「売り場をくれてありがとう」と思いながら売っていくのがセオリーです。



    また、実は豪ドル/NZドルという通貨ペアは、過去の値動きを見ていても、11月、12月と年末には下げやすい傾向が出ており、その点でも今はまだ売り目線で良いかなと思います。



    【豪ドル/NZドル 月別騰落確率】
    AUDNZD ano1-min



    ちなみに売ったポジションについては、1.03は一つの利確目安としてありだと思い、これはこの前の安値であるだけでなく、これまでの動きを見ていてRBNZが弱気化することでトレンド転換しやすい水準でもあり、その点で、自動売買などで買いが少ない人であれば、1.03である程度利確しても良いと思います(別に全部利確をしても良いですし、逆にスワップも貰えるしまだ下げ余地はあるのでホールドするのもありで、そこは好みかなと思います)



    【参考 豪ドル/NZドル週足チャート】
    AUDNZD chart1026week-min




    その次の下値目途である、史上最安値であり、豪ドルとNZドルの価格関係が逆転する1.0はさすがに固いとは思うものの、このままNZが気にせず利上げし続けて、RBAが据え置き継続であれば、正直何が起こってもおかしくはないよなと考えており、この後買いに転じる場合、1.0を割る可能性も十分に考えながら入っていく必要があると思います。



    以上が今時点の見通しです。



    この見通しは

  • 豪やNZの個別要因が変わっていない

  • コロナの経済再開でそこまでサプライズが出ない


  • ことを前提としており、特にコロナショックのように大きなショックがあると、豪ドル/NZドルのような通貨ペアは、単純に「豪ドル/ドルのトレード」「NZドル/ドルのトレード」の合成として現れるもので、それらがどういう動きをするか次第でかなり不思議な動きをすることもありえるので、その点は注意が必要です。



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    豪ドルとNZドルのIMMポジションの推移





    豪ドルとNZドルのIMMポジションの推移を見てみましょう。



    まずは、2007年からの長期推移をご覧ください。



    【豪 IMM通貨先物 2007年以降】
    AUDIMM1026-min.png



    【NZ IMM通貨先物 2007年以降】
    NZDIMM1026-min.png



    最近は豪がさすがに売られすぎ水準に来ており、この辺りの巻き戻しが起これば、豪ドル/NZドルも上がって来そうですが、ただ、基本的にはこの通貨ペアは金融政策の違いに反応する通貨ペアで、多少巻き戻しがあったところで大きな流れは変わらないかなとは見ています。



    もう少し細かく、2018年以降の動きを見てみます。



    【豪ドル IMM通貨先物 2018年以降】
    AUDIMM1026_2018-min.png



    【NZドル IMM通貨先物 2018年以降】
    NZDIMM1026_2018-min.png



    このように、IMMポジションで見ても、今はNZドルの方が買われており、もし巻き戻しがあれば豪ドル/NZドルにとっての上昇要因となりますが、とはいえ今の豪とNZの環境を考えるとそれも妥当な話で、流れが大きく変わるような事態でもなければ、あまり気にしなくても良いのかなと見ています。



    豪ドルとNZドルの1年程度の見通し予想





    最後に、1年くらいの目線で見通しを予想したいと思います。



    豪ドルもNZドルも、2018年以降から2020年のコロナショックまでは基本的に下げ続けており、その大きな要因は、コロナショックを除けば

  • 米中対立

  • 中国経済の悪化

  • 利下げ


  • といったあたりが原因でした。



    その内、米中対立と、中国経済の悪化は、基本的には豪ドルにもNZドルにも同じように悪影響を与えるもので、豪ドル/NZドルへの影響という点では、「どちらが先に利下げするか」「どちらが今後より利下げをしそうか」といった思惑に大きく左右されておりました(もちろん、米中対立や中国経済の悪化も、市場のセンチメントとして「より売られやすい側」があり、そこで若干の影響はあったものの、あくまで大勢として、という意味です)



    そして、この金融緩和については、これまで「豪は0.1%、NZは0.25%まで落として、当面は据え置きを示していることを考えると、基本的にはレンジ相場が続くと考えており、一時的なセンチメントの違いで上下することはあっても、基本的には「そのどこかでレンジを作る」「そしてそのレンジもいずれまた真ん中くらいに戻ってくる」」と見ていましたが、ただRBNZの利上げがかなり現実的(というか既に1回実施した)今となってくると、基本的には豪ドル/NZドルで見ると下方向での方が見やすいと思っています。



    そのため、当面はRBAが強気化するまでは基本的に売りと考えています。



    ただし、今後例えば市場に大きなショックがあった時はまた話は別で、そうなってくると、なりふり構わずゼロ金利・マイナス金利といった選択肢が採られる可能性も否定はできません。



    そうなってくると、どちらかというと、NZの方が先にそういう変なことをやりそうな印象があることや、また、豪が先にやったとしても、NZも十中八九追随するであろうことを考えると、豪ドル/NZドルという通貨ペアで見ると、中長期では上に上がりすぎる方にリスクがあるという見通しは変わらずかなと見ております。



    また、RBAもタイミングが遅れるにしても、いずれは経済再開→緩和停止→利上げのフェイズに行くしかないことや、NZにとっては豪は最大の輸出相手であり、豪ドル/NZドルがあまりに下がりすぎると困る(実際にこれまでも1.03を割ると露骨に弱気化していた)ことを考えると、今後低くなってきた時は買いに転じた方が良いと思っています。



    私も、今豪ドル/NZドルは500万円以上運用しておりますが、

  • ハイリスク版:400万円元本、両建て

  • ローリスク版:225万円元本、買い


  • というように、

  • 中長期的に買い目線で、ロスカットは入れない

  • 売る時は短期で、ロスカットもしっかり


  • という方針でポジションを持っております。



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    以上が今週の見通しでした。最後に、豪ドル/NZドルをFXでトレードする場合のおすすめFX会社比較を書きます。



    豪ドル/NZドルをトレードする場合のおすすめFX会社





    最近、以下のように「豪ドル/NZドルを取引する場合のおすすめFX会社を教えて欲しい」という質問もメールやTwitterで頂くようになりました。







    そこで、FX会社の豪ドル/NZドルで比較して、おすすめはどこか説明します。



    各社のスペックの一覧は、以下の通りです。



    スプレッドスプレッド手数料買いスワップ売りスワップスワップ合計自動売買取引単位
    みんなのFX2.9無料-2423-1×
    LIGHT FX2.9無料-2423-1×
    セントラル短資FX1無料-43-1×
    アイネット証券6無料-32-1
    マネースクエア変動(4pips程度)無料-14-1-15
    インヴァスト証券9.8無料-11.27-4.2
    外為オンライン(店頭)10420-350-35
    マネーパートナーズ6無料-13.31.4-11.9
    ヒロセ通商1.9無料-17-2.3-19.3×
    IG証券2.5-5無料-227-15×
    FXブロードネット7.1400-170-17




    このように、色々とありますが、

  • 自動売買をやりたい:マネースクエア(トラリピ)かアイネット証券(ループイフダン)

  • 買いの裁量トレードorグルトレのサポートポジションを持ちたい:セントラル短資FX

  • 売りの裁量トレードorグルトレのサポートポジションを持ちたい:みんなのFXかLIGHT FX


  • がおすすめで、これらの口座については、どれも当サイトからの申込限定特典もあるので、興味があれば是非この機会にどうぞ(もちろん口座開設や口座維持手数料は一切無料です)



    裁量口座については、去年の12月くらいからセントラル短資FXがスプレッド1.0pips、スワップポイントは買いも売りも0で安定しており、それ以降ずっとこの感じだったので、私の裁量ポジションを持つのもセントラル短資FXでやっています。



    一方で、最近は売りで入ることがほとんどなのですが、売りだとみんなのFXやLIGHT FXなら1日20円近くスワップが貰えるので、スワップ0、0のセントラル短資FXより魅力的ということに気づき、今後売りを追加する時はこちらを使っていこうと思っています。



    私はこれらの口座を使い分けており、

  • 裁量でポジションを持つ場合は今後はセントラル短資FXだったが、今後売りで入る時はみんなのFXを使用予定

  • 自動売買で運用するのはトラリピとアイネット証券両方


  • としております。



    自動売買については、今時点だとトラリピの方が条件が良いですが、ただスワップ0キャンペーンが7月1日までの期間限定であることや、また、これまで2年以上ループイフダンで運用していて、そちらもかなり上手く運用できていたこと、さらにループイフダンの方も別に条件がそこまで悪いわけではないことも考えると、わざわざ今持ってるポジションを移す必要もないかなと思って、両方運用することにしております。



    なので、どの口座も持っておいて、自分のやりたいトレードによって使い分けるのが良いと思います。



    なお、当サイトからの口座開設で、

  • アイネット証券:当サイト限定のループイフダンの完全攻略本+3,000円のAmazonギフト券

  • マネースクエア:豪ドル/NZドルの自動売買を徹底解説した当サイト限定レポート

  • セントラル短資FX:5,000円のキャッシュバック+当サイト限定チャート分析レポート

  • みんなのFX、LIGHT FX:当サイトオリジナルのFX投資戦略マニュアル(豪ドル/NZドルの裁量戦略と、ユーロ/ズロチの裁量戦略を解説)


  • が貰えるので、興味があれば是非この機会にどうぞ。



    特に、アイネット証券やマネースクエア、みんなのFX、LIGHT FXのレポートでは、この豪ドル/NZドルという通貨ペアについて、基本的な情報から、過去にサイトでも公開したことのないようなバックテスト情報まで、様々なデータを分かりやすくパワーポイントにまとめており、豪ドル/NZドルをトレードする上では非常に役に立つレポートだと思うので、興味があれば是非どうぞ。



    口座開設は


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