2021年08月14日 22:54

トライオートETFの設定と実績の概要 自動売買VSガチホをやろうと考えた理由
最近周りで「トライオートETFがめちゃくちゃ好調」という声を多く聞くようになりました。
そこで私もトライオートETFをやって、このブログでも設定や実績を公開していこう・・・・・と思って、色々と設定を考えて、バックテストをしたり、チャート分析とかもしていたのですが、それをやっている中でふとした疑問がわきました。
・・・・あれ?これもしかして、何も考えずに安い時に買って、それをガチホしてた方が利益率良いのでは?
そこで、今回の記事では、何故私がそう考えたかというのと、「トライオートETF VS ガチホ」の設定、実績を公開していきたいと思います!
また、設定について、私は70万円×3でやっているのですが、「70万円は多すぎる」「もっと少ない資金からできるような設定を」という声も多かったので、20万円~25万円くらいからできる設定アレンジも紹介するので、是非ご覧ください。
【8/15追記】
ナスダックトリプルとS&Pダブルがレンジアウトしてしまったこともあり、一旦この設定を止めて、S&Pガチホの方も利確&ランニングコストの安い現物投資信託(eMaxisSlim)に乗り換えることにしました。最終的な結果は、以下の通りとなりました。
ナスダックトリプル | S&P500ダブル | S&P500ガチホ | |
元本 | 70万円 | 70万円 | 70万円 |
確定利益 | 33,208 | 9,331 | 37,685 |
含み損益 | 0 | 0 | 0 |
合計損益 | 33,208 | 9,331 | 37,685 |
時価残高 | 733,208 | 709,331 | 737,685 |
今週はS&Pガチホの利確で37,685円の確定利益でした。ガチホしてたものの利確を確定利益で上げるのはなんかずるいような気もしますが、ただ実際に利確&出金したので、利益というしかないよなという感じで利益としてカウントすることにしました(笑
先週末時点でナスダックトリプルとS&Pダブルがレンジを超えてしまい、ナスダックトリプルはもう設定追加ができない&S&Pダブルはそんなに成績が良くないこともあって、とりあえずこの2つは一旦全て設定を停止して、元本+利益分も出金することにしました。
その中でS&P500のガチホをどうするかを考えたのですが、この戦略についても、当面下の方の新規ポジションを持つほどの状況にはならなそう&どうせレバレッジ1倍未満のポジションということもあり、利確&出金して、ETFの現物を買えるところに移行しようと考え、最終的にeMaxisSlim米国株を40万円分現物で買うことにしました(eMaxisは楽天証券で購入済み)
トライオートについては、今だと私も認定ビルダーに選任して頂き、戦略を選ぶだけで私の自動売買が再現できるようになり、当面はこちらの戦略だけで行こうと思っているので、興味ある方は是非こちらもご覧ください!
トライオートFXの設定と実績をブログで公開!私の認定ビルダー戦略を解説
トライオートFX,ETFの認定ビルダー戦略に、為替研究所作成の設定が追加されたので、その設定と、実績をブログでも解説していこうと思います。認定ビルダーというのは、インヴァスト証券から選ばれたFXトレーダーのことで、認定ビルダーが作った設定は、自動売買セレクトのところからワンタッチで入れられます。【認定ビルダーの戦略例】このように、私の設定をワンタッチで入れることができるのですが、この設定がそもそもどういう...
こちらは私の一番得意な通貨ペアである豪ドル/NZドル戦略(年利30%目安)と、新しくチャレンジしてみようと思っている投資適格社債(年利8%目安)の2つがワンタッチで完全再現できるので、興味あれば是非やってみてください。
なおトライオートETFは、
というように、海外ETFを投資したい場合は、まず持っておいて損がない口座なので、興味があってまだ持っていない人は、是非この機会にどうぞ!(もちろん口座開設や、口座維持手数料は一切無料です)
また、トライオートETFは、今期間限定で、新規口座開設で1万円がもらえるキャンペーンもやってます。

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トライオートETF

からできます。
以下の順番で書いていきます。
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの概要
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの具体的な設定←2/7追加!
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの必要資金←2/7追加!
トライオートETF VS 米株価指数ガチホのブロック設定根拠←2/7追加!
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの利幅設定根拠←2/7追加!
トライオートETF VS 米株価指数ガチホ 20万円からの少額設定アレンジ←2/11追加!
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの設定のやり方を画像付きで解説←8/1追加!
トライオートETFよりガチホの方が良い理由1 2020年の年利を比較
はじめに何故トライオートETFより米国株価指数ガチホの方が良いと思ったのか?について書いていこうと思います。理由は2つあり、
という感じです。
色々な人の運用報告を見たり聞いたりしていると、去年のトライオートETFのナスダックトリプルの実績は大体年利30-50%くらいの人が多い印象でした。
また、トライオートETFのセレクト機能で見ると、良い戦略だと3年間で60%くらい利益が出ているようで、年利でいうと大体20%程度のようです。
【トライオートETFセレクト機能】

2020年はコロナショックもあって大きく相場が動いたので、2020年は年利が高いが、それを均すと20%くらいになるというのは、納得できる数値感かなと思います。
この年利は凄まじく、「じゃあ自分もやるかな」と思ったのですが、チャートを見ていてふと気づきました。
あれ?2020年始からガチホしてたら、これ年利100%超えてない?
実際、ナスダックトリプルのチャートは以下のようになっております。
【ナスダックトリプル チャート】

このように、ナスダックトリプルはコロナショックが起こる前の2020年開始時点からで約2倍、コロナショック後の底値から見ると約4.5倍になっております。
さすがにコロナショック後の底値から見るのはフェアじゃないとは思いますが、とはいえそれが関係ない2020年開始時点から見ても2倍になっている銘柄に対して、年利30-50%というのは、むしろ利確しない方が良かったのでは・・・・?という感じがあります。
また、もう一歩深掘って考えると、自動売買であれば普通下の方に指値注文を入れて、安くなった時に買い増ししますが、その点で考えると、2020年始からコロナショックで下がった時にはさらに安いレートで仕込みができていたことになるので、指値で買うだけ買って利確せずガチホであれば、年利100%どころかさらに上も目指せたということが考えられます。
そう考えると、細かく利確していくより、利確せずガチホしている方が良かったのではないか?というのが、少なくとも2020年の数字からは想像できます。
トライオートETFよりガチホの方が良い理由2 長期で上昇するならガチホの方が良さそう
こう書くと、「いや、それは2020年は結局最後は株価が上がって史上最高値を更新したからであって、ガチホの方が良かったというのはあくまでその期間の結果オーライなのでは?」と思われる方も多いと思います。
それはその通りなのですが、ただ、米国株価指数というのは、時によって下落する時もあるとはいえ、基本的には30年以上右肩上がりの指数であり、「調整するにしても、どこかのタイミングで史上最高値を更新する」という発想を持つこと自体はそこまでおかしくないと思います。
【S&P500長期チャート】

そしてこのことは、アメリカという国が基本的に成長してきた&今でも圧倒的な世界最強国で、今後もその座が揺るがなさそうであるという点からもそう考えることは自然だと思っております。
アメリカのこれまでの強さや成長性については、別記事で書いているのでその部分を引用すると、
アメリカは、世界最大の経済大国・軍事大国であり、もっとも世界に影響を与える国であります。
具体的な数字で説明すると、IMFのデータによると、アメリカのGDPは2019年実績で21兆4,332億USDで、世界全体のGDPに対して、たった1国で世界全体のGDPの24.6%を占め、軍事費については、ストックホルム国際研究所のデータによると、アメリカの軍事支出は、7,318億ドルで、世界全体に対して、たった一国で世界の軍事費の38.4%を占めるというように、文字通り桁違いの経済大国・軍事大国です。
ちなみに、GDP、軍事費ともに世界2位は中国であり、GDPが14兆7,318億ドル、軍事支出が2,611億ドルとなっており、2位の中国に対してGDPでは1.5倍、軍事費では2.8倍というように、アメリカがいかに圧倒的かということが分かるかと思います。
また、世界全体の経済成長が鈍化する中で、アメリカ経済はリーマンショックのあった2008年、2009年、新型コロナのあった2020年を除けば、安定して1.5%から2.5%の成長を続けております。
2%の経済成長というと、「安定した成長」くらいにしか思えないかもしれませんが、アメリカの場合、分母となる元々のGDPが大きいため、2%成長すると、絶対値としては非常に大きなものとなり、その結果、GDPの規模は、他の国を置き去りにして圧倒的な伸び方となっております。
(出典:世界経済のネタ帳)
このように中国が猛追している以外は完全に置き去りにしている状態で、中国という国には色々なリスクがあることを考えると、先進国の中でどこに投資するかと言われると、まずはアメリカになるかなと思います。
また、アメリカは、原油、天然ガスの産出量は世界トップと、資源大国(私と同世代の人だと原油世界一はサウジというイメージの方もいると思いますが、シェール革命以降はアメリカがずっとトップ) 人材についてもGAFAM等に代表されるような企業に世界中から優秀な人材が集まり、IT分野以外についても、例えば今回のコロナ騒動でもファイザーやモデルナがワクチンを開発したように、非常に優秀な人が集まる環境にある さらに国土面積でも世界3位
というように、はっきり言ってもはやチートでは・・・・と言いたくなるような国だったりします。
ドル円に連続予約注文で自動売買&積立投資!設定と実績もブログで公開
という感じです。このように考えると、確かに短期的には利確があった方が良い場面もあるとは思いますが(暴落した後に戻している途中の段階等)、とはいえ、中長期で見た時には、ガチホの方が良いのでは?というように考えました。
以上のように、利確するよりもガチホの方が良いのではないかとは思ってTwitterで書いたところ、色々な人から以下のようなメッセージを頂きました。
【トライオートETF VS 裁量買い勝負しろ】
— Yuki @FX10年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) January 18, 2021
やりましょう #Peing #質問箱 https://t.co/7DTWtZ5hWX
【ナスダックトリプルVSYuki戦略で勝負しろ】
— Yuki @FX10年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) January 18, 2021
やりましょう #Peing #質問箱 https://t.co/yyvhSY6IY1
・・・・実はこれ以外でもメールフォームや、リアル知り合いからも「そこまで言うならトライオートETF VS ガチホ勝負しろ」と言われてました(笑
— Yuki @FX10年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) January 18, 2021
というわけで、設定考えて公開比較運用します!
「やりましょう以外言ってねえじゃねえか!」というつっこみは置いておくとして、確かに実際に運用もしないであーだこーだ言うのもあれだなと思ったので、トライオートETF VS ガチホで実際に比較運用してみることにしました!
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの設定
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの概要
設定については、以下のような形で比較してやろうと思っています。
まずトライオートETF側の自動売買については、ナスダックトリプルが一番人気&2020年のリターンも良さそうですが、個人的には
という点で、どちらかといえばS&P500ダブルくらいまでの方が良いのでは?と思っております(レバレッジ型ETFの問題点については、👇の記事で詳しく書いてます)
TQQQ(ナスダック100レバレッジ3倍ETF)が長期投資に向かない理由は? | CFDレバ3倍とも比較
今回は、トライオートETFで人気が高まっているTQQQ(ナスダック100レバレッジ3倍ETF)について、「そもそもこのTQQQとは何か?」「CFDでナスダック100のレバレッジ3倍で買うのと何が違うのか?」といったあたりを解説したいと思います。実は、こういうレバレッジ型ETF(原資産の2倍とか3倍の値動きを目指すもの)と、CFDでレバレッジ2倍や3倍で投資するのは、かなり違うもので、長期投資においては、こういうレバレッジ型ETFはあま...
【ダウ、S&P、NASDAQの比較チャート】

ただ、それについても実験しないで決めつけるのもあれなので、どちらも運用してみることにしました!
また、もう一方のガチホについては、
という理由で、こちらも結局トライオートETFの中でやることにしました。
ただ、1点注意として、トライオートETFの場合、手動(マニュアル)注文だと1単位10口からとなるので、ガチホの方も手動だと金額が大きくなりすぎるという弱点が残るので、こちらも「自動売買の中で、利幅を最大限広げる」という形で対応することにしました。
「利幅の広い自動売買」であれば問題なく1口からのトレード(1単位2万円程度で十分)ができて、こちらでもレバレッジがかけられる&手数料無料で取引できるので、これが一番良いかなと思いました。
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの具体的な設定
それでは私の設定を公開します。以下のように、それぞれの戦略について70万円投資(合計210万円)し、NASDAQトリプルとS&P500ダブルはレンジごとに仕掛け幅や本数を変えるブロック戦略を採用し、S&P500については、利幅を限界まで広げて普通に買い下がり戦略とします。
【TQQQ(ナスダックトリプル)】

【SSO(S&P500ダブル)】

※ 通常のショック相場は現在から40%の下落の間違いでした
【S&P500ETF】

これらの設定は、それぞれ元本70万円でやろうと思っています。なお、日ごとの変動率を計算して見ると、この1/3くらいの本数で入れてもある程度自動売買としては昨日しそうだと思うので、もし少ない金額でやりたければ、私の設定から本数の部分を1/3にして貰えれば、25万円くらいからでも投資可能です。
なお、この設定の具体的な入れ方については、
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの設定のやり方を画像付きで解説
で書きます。
トライオートETFをやってみたい場合は👇
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの必要資金
必要資金については、以下のような式で計算しています。
【TQQQ(ナスダックトリプル)】

【SSO(S&P500ダブル)】

【S&P500ETF】

最悪レートについては、過去の値動きも見ながら、「さすがにここまでの下落率にはなかなかならないだろう」という辺りを入れています(S&PダブルとS&Pはリーマンショックの時、NASDAQトリプルはリーマン時まだなかったので、コロナ以上で90%下落を想定)
これについては、「今から一番上まで約定されて、その上で一直線にそこまで落ちる」という前提での必要資金なので、おそらく実際にはリーマンショックくらいの下がり方をしただけでは、ロスカットはされないと思いますが、一応これくらいでやってみることにします。
ここをさらに割り込みそうな時は、その時追加できる資金があれば追加し、なければ泣きながら放置しようと思っていますが、ただ「リーマン以上のショック相場」の時には、米株価指数なんて一番守りたいポジションだと思うので、おそらく追加入金して守ることになるかなと思います。
本数については、大体200万円くらい投資しようかなあと思っていたので、1戦略70万円くらいの金額感になるように調整した面もあります(笑
過去の値動きを見ると、本数は1/3くらいまで減らしてもある程度自動売買として機能しそうなので、もし少額から投資したい人は、設定そのままで本数を1/3にしてもらえれば、25万円くらいから投資可能です!
トライオートETF VS 米株価指数ガチホのブロック設定根拠
私のトライオートETFは、ブロック戦略という、レートによって本数や利幅を変える戦略を使っています。これは、相場は
があり、できればある程度下がった局面でしっかりトレードしつつ、今の相場が続いても、まあそれなりに・・・・くらいの戦略が良いかなと考えているためです。
特に、今は世界的にコロナでまずい状態にあるのは変わらない中で、ゴリゴリの金融緩和によって相場が支えられているというある意味チキンレースのような状態で、いつ急落が来てもおかしくはない一方で、じゃあいつ来るのかと言われるとそれも分からないみたいな状態なので、特に「普段のショック相場」「コロナショック以内の下落相場」あたりで思いっきり頑張って欲しいなと思っています。
そういう中で、各資産のこれまでの値動き率を計算して見ると、以下のような結果になりました。
【TQQQ(ナスダックトリプル)】


【SSO(S&P500ダブル)】


【S&P500ETF】

下落率をまとめると、以下のようになります。

これらの下落率も参考にしながら、あとは「数字としてのキリの良さ」「なんとなくこれくらいは幅が欲しいなあ」といった自分の感覚もまじえて、各ブロックを設定しました。
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの利幅設定根拠
利幅については、はじめはATRで決めようと思っていたのですが、TQQQについてATRを算定すると、以下のように、最近どんどんATRが大きくなっているという傾向がありました。

「じゃあどうやって設定するんだ・・・・」と思ったのですが、冷静に考えると、TQQQやSSO等は「原資産の3倍(2倍)」というように、値動きが「割合」で決まるので、元々の価格に対しての割合を求めてみると、かなり分かりやすい傾向になりました。
【TQQQ ATRと平均終値から想定される変動率】

この傾向は、SSOでも同じでした。
【SSO ATRと平均終値から想定される変動率】

そのため、この「変動率」を元に、各レンジの中央値×想定変動率を計算し、それを元に利幅を決定しました。
【TQQQ利幅】

【SSO利幅】

一番下の「コロナショック以上の下落」については、そのパターンはトライオートETFの仕様上、今からだと上値が低すぎて入れられず、また、正直そこまでとんでもない落ち方をした時は、その時になってみないと分からないというのが正直なところなので、今時点では利幅を決めず、その時に決めようと思います。
今想定しているのは、
のどちらかなのですが、まあ、それはその時に状況も見て考えようかなと思っています。
以上が私の設定と、その根拠でした。次に、この設定の少額アレンジバージョンも紹介したいと思います。
トライオートETFをやってみたい場合は👇
トライオートETF VS 米株価指数ガチホ 20万円からの少額設定アレンジ
この設定を公開後、何件か「70万円単位は多すぎる」「もっと少ない資金からできないのか」といったお声を頂きました。
そこで、参考までに、この設定の20万円~25万円アレンジバージョンを紹介したいと思います。
以下のように本数を調整して頂くと、20万円(コロナショックには耐えるが、リーマンショックはきつい)から25万円(リーマンショックはギリギリ耐えられそう)くらいからできます。
【TQQQ 20万円~25万円アレンジ設定】

【SSO 20万円~25万円アレンジ設定】

【S&P500 20万円アレンジ設定】

この設定は、私の設定の本数を約1/3にしたものなのですが、ただ、「直近レンジは多めに残して対応する」「逆に下の方のヒットする可能性が低いレンジを少なめにする」といった工夫も入れた結果、「大体1日の想定変動幅(ATRから算定)より少し大きいくらい」の仕掛け幅になったものです(S&P500のガチホだけは、レンジ設定と値動き幅から、ATRよりだいぶ大きくなってしまってますが・・・・)
この設定だと、私の想定最悪レート(リーマンショック+αくらい)だと26万円くらい必要という計算結果になっていますが、20万円でやっても
という点で、リスクは多少増えるものの、コロナショックくらいまでの下落率なら耐えられるくらいの設定にはなっています。
【TQQQ 20万円でギリギリ耐える下値目途 20(下落率81%、コロナショックの時が71.8%)】

【SSO 20万円でギリギリ耐える下値目途 28(下落率71.1% コロナショックの時が61%)】

正直、最大リスク想定を「コロナショックくらいで見るのか」「リーマンショックくらいで見るのか」「リーマンショックよりさらに大きなもので見るのか」は、最後は好みの問題だと思うので、自分で「このくらいならリスクを取れる」と思うレンジでやってもらうのが良いかなと思います。
私は自分が実際に経験した相場であるリーマンショックくらいは耐えられるようにしたいという気持ちで設定していますが、リーマンショックは「100年に1度」と言われるくらいのレベルの急落で、そんなものがポンポン起こるものではないですし、ただ一方で次に「1000年に1度」のもっとひどいのが来る可能性も0ではないので、その辺りは最後は「自分がどのくらいのリスクを取りたいか」ということに落ち着くと思います。
コロナショック~リーマンショック級の暴落は1日で起こるようなものでもないので、「最悪あとで追加入金する」みたいなスタンスもありだったり、また、資金を25万円でなく20万円にしていれば、利回りは1.25倍になるというメリットもあり、とはいえ一方で「相場が急変してロスカットにあう」という可能性も0ではないので、そのあたりも踏まえてご判断いただければと思います。
以上が少額アレンジバージョンでした。それでは、私の設定の入れ方を、画像付きで解説します(私の実際の設定入力画面を使っているので本設定の方ですが、少額バージョンだと、本数のところだけを変えてもらえればOKです)
トライオートETFをやってみたい場合は👇
トライオートETF VS 米株価指数ガチホの設定のやり方を画像付きで解説
【8/1追記】ナスダックトリプルは今はもう自動売買を入れられなくなっているので、私の設定の中でもナスダックトリプルのものはもう再現不能になってしまっています・・・・・基本的なトライオートETFの設定の作り方は変わらないので、あえて当時のまま残しておきます。
この設定は、トライオートETFのビルダー機能を使って入れます。まず、ビルダー機能をクリックしてください。

ここで「ETFで作る」をクリックしてください。

ロジック作成方法は、マルチカスタムを選びます。

そして、ナスダックトリプルを選んでください(S&P500ダブルの際はそっちを選んでください)

すると設定画面が出るので、以下のように入れてください。
【TQQQ 通常レンジ設定】

※ 少額バージョンなら本数10
【TQQQ普通のショック相場レンジ設定】

※ 少額バージョンなら本数12
【TQQQコロナ級のショック相場、それ以上のショック相場】
上値が低すぎて今は入れられず。
こんな感じです。なお、SSOやS&P500ETFの入れ方は、以下のようにやります(途中までは同じなので、設定画面だけ)
【SSO 通常レンジ】

※ 少額バージョンなら本数12
【SSO 通常のショック相場レンジ】

※ 少額バージョンなら本数10
【SSO コロナ級のショック相場レンジ】

※ 少額バージョンなら本数15
【SSO それ以上の下落】
上値が低すぎて今は入れられず。
【S&P500 ETFガチホ設定】

※ S&P500ETFのガチホ設定、利幅は本当は250でしたが、間違えて170で入れてたことに記事書いてて気づきました。あとで直します
※2 少額バージョンなら本数12
レンジについては、買いであれば
となるので、TQQQのコアであればスタート価格は上限の130、下限が80でレンジ幅が50なので、レンジ幅に50と入れる感じです。
また、カウンター値(利確があった後、いくら下がったらまた買うか)は、利幅と同じにすればトラリピやループイフダン的な動きになるので、利幅=カウンター幅とします。
カウンター固定のチェックマークについては、これを入れておくと窓開けがあった際にも元々想定していたレートでの注文になるので、私は必ずチェックするようにしてます。これも、トラリピやループイフダンのような自動売買をイメージしている場合は、チェックを入れると良いかと思います。
フォローというのは、「利確後●●上がったらまた新規エントリー」という、順張り的な思考で入れるもので、私の設定は、レンジを決めて、その中で自動売買を繰り返すものなので、外しております。損切は文字通り損切レートなのですが、基本的にはロスカットをしない方針なので、これも外しております。
以上が私の設定の具体的な入れ方でした。
この設定をやるには、トライオートETF口座が必要なので、まだ持っていなくて興味がある方は、是非この機会にどうぞ!(もちろん口座開設や口座維持手数料等は一切無料です)
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トライオートETF VS 米株価指数ガチホの実績
実績については、最終的に以下のようになりました。
【トライオートETF自動売買 VS ガチホ実績】
ナスダックトリプル | S&P500ダブル | S&P500ガチホ | |
元本 | 70万円 | 70万円 | 70万円 |
確定利益 | 33,208 | 9,331 | 37,685 |
含み損益 | 0 | 0 | 0 |
合計損益 | 33,208 | 9,331 | 37,685 |
時価残高 | 733,208 | 709,331 | 737,685 |
今週はS&Pガチホの利確で37,685円の確定利益でした。ガチホしてたものの利確を確定利益で上げるのはなんかずるいような気もしますが、ただ実際に利確&出金したので、利益というしかないよなという感じで利益としてカウントすることにしました(笑
先週末時点でナスダックトリプルとS&Pダブルがレンジを超えてしまい、ナスダックトリプルはもう設定追加ができない&S&Pダブルはそんなに成績が良くないこともあって、とりあえずこの2つは一旦全て設定を停止して、元本+利益分も出金することにしました。
その中でS&P500のガチホをどうするかを考えたのですが、この戦略についても、当面下の方の新規ポジションを持つほどの状況にはならなそう&どうせレバレッジ1倍未満のポジションということもあり、利確&出金して、ETFの現物を買えるところに移行しようと考え、最終的にeMaxisSlim米国株を40万円分現物で買うことにしました(eMaxisは楽天証券で購入済み)
このように、一旦このトライオートETF運用は中断し、お金も出金しましたが、最終利益はS&Pガチホ>ナスダックトリプル自動売買>>S&Pダブル自動売買という結果になりました。
今回は開始以降多少の調整はあれど、基本的には一方的な上昇傾向にあり、その中でもガチホの方が強いという結果になりました。
【ナスダックとS&Pの動き】

ガチホ的にはむしろ一度大きく下げてから戻した方が有利なのですが(下の方のポジションを思いっきり伸ばせるので)、それがない中でもガチホの方が自動売買より勝ったということは、やはり株価指数については変に自動売買するよりガチホの方が良いのでは・・・・?という気持ちがより強まりましたw(期間も短いので、確定的なことは言えませんが)
このようにこのトライオートETF戦略は一旦中断となりますが、トライオートについては、今だと私も認定ビルダーに選任して頂き、戦略を選ぶだけで私の自動売買が再現できるようになり、当面はこちらの戦略だけで行こうと思っているので、興味ある方は是非こちらもご覧ください!
トライオートFXの設定と実績をブログで公開!私の認定ビルダー戦略を解説
トライオートFX,ETFの認定ビルダー戦略に、為替研究所作成の設定が追加されたので、その設定と、実績をブログでも解説していこうと思います。認定ビルダーというのは、インヴァスト証券から選ばれたFXトレーダーのことで、認定ビルダーが作った設定は、自動売買セレクトのところからワンタッチで入れられます。【認定ビルダーの戦略例】このように、私の設定をワンタッチで入れることができるのですが、この設定がそもそもどういう...
こちらは私の一番得意な通貨ペアである豪ドル/NZドル戦略(年利30%目安)と、新しくチャレンジしてみようと思っている投資適格社債(年利8%目安)の2つがワンタッチで完全再現できるので、興味あれば是非やってみてください。
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この条件で一番忘れがちなのは、おそらく最後の「申込フォームからの申込」だと思うので、口座開設できたらすぐに申し込みをしましょう!
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