2021年07月14日 18:38

今日豪ドル/NZドルのローリスク版のポジションと設定をトラリピからループイフダンに移行しました。
あとトラリピのローリスク版も取り消しました。7月から80pips利幅だとマイナススワップ負担が大きくなるためです。こちらはポジションも決済して、ループイフダンで持ち直すことにします
— Yuki @FX10年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) June 21, 2021
今回は何故そういうことをしたのかと、具体的な手順を解説したいと思います。
何故トラリピのローリスク版をループイフダンに移行したのか?
まず移行した理由は大きく3つで、
という感じです。
まずスワップについては、トラリピは7月以降は20pipsより広い利幅だと、買いスワップが-10円になります。

ちなみにループイフダンの買いは-3円なので、ループイフダンの方が1日7円安く済みます。
「たった7円くらいどっちでもよくない?」と思われるかもしれませんが、1.08の今で2万ポジションあり、例えばこれが1.06くらいまで落ちれば4万ポジションに膨らむわけですが、その場合1日の差は28円、月額840円、年間1万円の違いになるので、意外と馬鹿にならないことが分かります。
次のスプレッドについては、トラリピについては、スプレッドも普段は3.5-4pipsで、一見するとループイフダンの6pipsより狭く見えますが、ただこれにもトリックがあって、トラリピのレートの出方はかなり独特で、節目の近辺では特にカクカクした動きになっています。これは分足チャートを見てもらうと、かなり分かりやすいです。
【トラリピ 1分足チャート】


【ループイフダン 1分足チャート】


このように、大きな方向性としてはそんなに変なことをしているわけではないものの、節目あたりでの動きのカクカクさや、また一瞬大きく動いた時に約定されづらいといったことを考えると、実際にはスプレッド面でもループイフダンの方が条件が良い印象があります。
この辺りについては、トラリピとループイフダンを比較した記事で、実際に過去に起こった「レート急変時の挙動の違い」を書いており、その時だとループイフダンが14,000円近く利確があった一方で、トラリピは利確0ということもありました。
トラリピとループイフダンを徹底比較!自動売買でおすすめはどっち?
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また他の通貨ペアを見ても、基本的にはスプレッド、スワップポイントと言った条件はほとんどの通貨ペアでループイフダンの方が条件が良い傾向にあり、今後長い目で見た時も、トラリピの豪ドル/NZドルの条件がループイフダンをまた逆転する可能性は、正直そんなに高くなさそうだと見ています。
では、その上でトラリピの魅力は何かというと、これはやはり「レートを指定して自動売買を仕掛けられるので楽」という点に尽きると思っております。
ループイフダンだと、例えばB80で設定すると
というような挙動で、「どのレートから始めるか」とか、「どこまで上がれば止める」とかそういった設定ができません。
それに対してトラリピでは、「0.92-1.092まで」というように、あらかじめどのレートでエントリーして、どのレートで利確して、というのを全部決めることができます。
こうした「はじめに設定すれば、あとは放置できる」という点がトラリピの強みなのですが、ただ、この強みは、ローリスク版みたいに「広いレンジで仕掛けて、ゆったりと待つだけ」みたいな戦略だとあまり活きてきません。
そうした点から、豪ドル/NZドルの条件が悪くなる中でトラリピで続ける必然性がなくなり、ただこのローリスク版設定自体は続けたいので、ループイフダンの方に移行しました。
トラリピとループイフダンだと、
という感じなので、こういう放置できるような設定だと、ループイフダンの方がおすすめなので、私と同じようにポジションを移行したい場合にどうするのかを次に説明しようと思います。
なお、もしまだループイフダン口座を持っていなければ、当サイトからの口座開設限定で、非売品のループイフダンの攻略本+3,000円のAmazonギフト券が貰えるタイアップもあるので、是非この機会にどうぞ!
このレポートでは、この豪ドル/NZドルハイリスク版設定のブログ以上に詳しい裏側の解説や、そもそもどうやってループイフダン設定を考えているのか、その考え方から私の設定がどうやって導き出されたのか、そして実際の運用成績まで、私のループイフダンの知識を全て詰め込んだと言えるような一品です。
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トラリピのローリスク版をループイフダンに移行する方法
移行手順は簡単で、
という感じです。ちなみに、決済したポジションをどうするのかについては、私の場合は単なる損切として切って、「まあまた下がったら裁量で買うか」くらいの気持ちなのですが、もしこのポジションも持ち直したいならどうするかについては、後で詳しく書きますね。
まずトラリピの取消については、アプリでやると非常に簡単で、トラリピの照会・決済のところで消したいトラリピをタップすると、以下のように出るので、そこで取消しを選びます。

それをタップすると、次にポジションを決済するかどうかが出てくるので、今回は決済するを押しました。

ポジションを残すかどうかについては、今回の理由の一つが「スワップの悪化」ということで、ここでポジションを残してしまうとそのマイナススワップは取られ続ける&基本的に豪ドル/NZドルについては当面下目線で利確もあまり期待できないということから、今回は決済することにしました。
ちなみに豪ドル/NZドルの見通しについては、👇で詳しく書いてるので、興味あれば是非ご覧ください。
豪ドル/NZドル見通し2021/6/14週 | 重要指標・チャート・IMM通貨先物で予想
豪ドル/NZドルの見通しはどう?豪ドル/NZドルは、とにかくレンジ相場になりやすく、自動売買でも裁量トレードでも非常にやりやすい通貨ペアで、私も合計500万円以上投資しております。【関連記事】ハイリスク版(2020年の利益154万円)【年利40%】ループイフダン運用実績をブログで毎週公開【豪ドル/NZドル設定】ループイフダンで年利40%を目指したい!こういうコンセプトのもとで、元々利回り40%近い過去の実績があったコアレンジ...
そしてトラリピを消したら、次にループイフダンを入れます。




こんな感じでループイフダンに入れなおせば、移行は完了です!なお、この設定画面については、やる時にスクショを取るのを忘れた関係で、全然関係ない時に作ったローリスク版の設定のやり方を転用してるので、今のレートと若干違う&私は8単位でやっている点で実際の画面とは異なるので、その点はご了承ください。
証拠金については、私はトラリピで120万円(ローリスク版の元本)出金予約をして、ループイフダンに同額クイック入金しました。出金予約から実際の出金にはタイムラグがあり、もし手元にループイフダンに移せるだけの資金がなければ実際に出金されるのを待ってから入金することになりますが、手元に資金があれば、クイック入金で先に入れても良いかなと思います(私はそうしました)
以上がトラリピからループイフダンへの移行のやり方でした。ループイフダンには当サイトからの口座開設限定で、非売品のループイフダンの攻略本+3,000円のAmazonギフト券が貰えるタイアップもあるので、もしまだ口座がなければ是非この機会にどうぞ!
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参考)もし今のポジションも移したければどうすればいいか?
私は今豪ドル/NZドルは下がると予想しているので、今トラリピにあった2万通貨は決済して、持ち直すことはしませんでしたが、もし持ち直したい場合どうするか、さらには手動トラリピに移行するならどうするかという点について次に解説します。
まずポジションを持ち直す場合は、ループイフダンではなく、買いのマイナススワップが安く、スプレッドも一番狭いセントラル短資FXで今のレートでトラリピで切った枚数と同じ枚数を持つようにして、その持ったポジションを、80pips上で1単位、もう80pips上で1単位・・・・みたいな感じで決済指値注文を入れる形にします。
「トラリピに残すのではだめ?」とか、「それはループイフダンに移さないの?」と思われるかもしれませんが、この既にあるポジションについては、今自動売買でやる必要がなく、「ある程度の期間残しておくもの」なので、スワップが安く、またスプレッドも狭いところで持った方が良いです。
もしこれからレートが上がった時には、ループイフダンも勝手にポジション持ち直してくれるので、元々のポジションが80pips上の利確指値が約定されれば、ちょうど「自動売買でポジション持ち直した」ことになるので、このような形で利確指値を入れていくことがおすすめです。
ちなみに、持ち直す先が何故セントラル短資FXかというと、
ということで、自動売買はできないものの、裁量で豪ドル/NZドルを持つ場合にはこの会社が一番おすすめだからです。
👇の記事で「何故こんなに条件が良くなったのか」「今後も続くのか」等を取材したのですが、そこで得た回答や、その取材後3か月のレートの出方やスワップの安定感を見ても、今豪ドル/NZドルを裁量でやるなら、セントラル短資FX1択かなと思っています。
【直撃取材】セントラル短資FXの豪ドル/NZドルのスプレッド・スワップが凄い件
セントラル短資FXでは、12月頃から豪ドル/NZドルの条件が大幅に良くなり、スプレッドは多くの期間で1.0pips、スワップポイントは売りも買いも0となっております。【スプレッド】【スワップポイント】このスプレッド1.0pips、買いも売りもスワップポイント0というのは、他の会社と比べても非常に良く、私も今は豪ドル/NZドルの裁量やグルトレのサポートポジションは、全部セントラル短資FXでやってます。【他社との比較表】スプ...
セントラル短資FXは自動売買こそできませんが、豪ドル/NZドルをトレードする上では非常に使い道も多いので、是非持っておくことをおすすめします。
なおこのセントラル短資FXにも当サイト限定・期間限定の口座開設キャンペーンがあり、具体的には、当サイトからセントラル短資FXに口座開設を行うと、当サイトオリジナルのFX投資戦略マニュアル+5,000円のキャッシュバックがもらえます!
レポートだけ、5,000円だけのどちらかだけでもキャンペーンの中でも十分お得な部類なのに、それが両方貰えるという破格のキャンペーンとなっております。
このFX投資戦略マニュアルは認定テクニカルアナリストでもある私が、チャート分析について解説したもので、「結局チャート分析で一番重要なのは何か」というのを、私のこれまでの投資経験や、認定テクニカルアナリスト試験の過程、さらには億トレーダーやプロディーラー、様々なFX会社の中の人とのやりとりの中で身に着けたことも含めて解説しています。
「そもそも何故チャート分析が重要なのか」ということを起点に、そこから導き出されるテクニカル指標やチャート分析で本当に重要なことは何か、というような作りになっていたり、あとは私の利確・損切についての考え方等も書いてあるので、是非参考にして頂ければと思います。
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参考)もし手動トラリピに移行したければどうすればいいか?
手動トラリピに移行する場合は、上で書いたようにトラリピを取り消した上で、スワップ0,0でスプレッドも最強のセントラル短資FXで手動トラリピをやるのがおすすめです。
トラリピの取消まではループイフダン移行と同じで、手動トラリピならセントラル短資FXで以下のようにやってください。
ローリスク版は80pips利幅なので、そんなに1日に何回も利確→ポジション持ち直しみたいになるようなものでもなく、手動トラリピに移行するのは一つの手としてあり、実際に、私のフォロワーさんでも、ローリスク版を手動トラリピに移行した人もいらっしゃいます。
セン短よ 私は帰ってきた!🚀
— 投資馬(とうしば)@175投資家🦗🌶 (@1048nullpo) June 25, 2021
トラリピローリスク版をトラリピからセン短先生へ移管完了
手動の手間とマイナススワップの辛さを天秤にかけたら、前者が勝ったw
ここは逆指値で新規イフダンもできるし、利幅も本家より増やして120ピピにしたし、作業も苦ではないかな#AUDNZD#トラリピ為替研究所 pic.twitter.com/ZZvmG0P4iV
スワップとスプレッド等を考慮して、この度トラリピからセントラル短資へ資金移動しました☺
— むね@Mune (@Mune17449182) July 6, 2021
いつまで待てば良いか分からないので含み損は全て決済💦
引き続きYukiさんのハイリスク版🐨🥝を手動トラリピで100万円運用していきます👍#トラリピ為替研究所#セントラル為替研究所
AUDNZD急落のため、引っ越し中のセントラルの決済通知多数、そしてアイネットの全決済完了。アイネット全額出金依頼しましたので入金され次第セントラルへ移行します❗
— takuboh (@trade_pharm) July 14, 2021
前回はまさかの全戻しあったので焦りましたが、引っ越し完了してしまえば何も怖くない😁 https://t.co/WbCkKftZLt
このように、ローリスク版であれば手動でもある程度は間に合うので、セントラル短資FXへの移行というのも非常に有力そうです。
上でも書いたように、セントラル短資FXは豪ドル/NZドルのトレードで非常にスペックが良い上に、当サイトからの口座開設で限定レポート+5,000円のキャッシュバックまで貰えるので、興味があれば是非この機会にどうぞ!
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ポジション引越しの際の注意点(このタイミングはやめておこう)
Twitterで「ポジション移行に失敗」というのを見たので、タイミングについて追記させて頂きます。
このポジション引越しの際には、「相場があまり動かない&スプレッドが広がらないタイミング」でやるのが重要で、そのためには、以下のようなタイミングは避けるべきです。
まず指標発表時は、レートが大きく動くリスクがあり、スプレッドも広がりがちなので、確実に避けるべきタイミングです。
指標発表のタイミングは、例えば羊飼いさんのサイトで、当日の指標の時間はチェックして、そのタイミングを外すようにして貰えればと思います。
次の「レートがちかちかしてる時」というのは、これは相場の動きが活発で、売りと買いがバチバチとやりあっている証拠なので、こういう時はレートが大きく動く可能性があり、避けた方が良いです。
最後の早朝時間帯については、スプレッドが広がりやすいタイミングなので、ここも避けた方がいいです。日本市場が開く9時以降であればある程度大丈夫ですが、それより前だとNY、ロンドン、日本のどこも開いておらず、流動性が低いので、スプレッドが広がりやすい傾向にあります。
なので、移行のタイミングとしては、午前9時以降で、スプレッドが普通で、指標発表予定がなく、レートものんびりと動いてる時を狙ってもらえればと思います。
こう書くと一見条件多くて厳しそうに見えますが、現実的にはほとんどがそういう時間帯なので(笑)、逆にそうじゃないタイミングは「今じゃないな」というので避けてもらえればと思います。
トラリピのハイリスク版はどうするのか?
ローリスク版についてはループイフダンに移行しましたが、ハイリスク版については、引き続きトラリピで運用し、ただ利幅を7月以降は20pipsに変えようと考えています。
これは、
という点から、楽さをとってトラリピで引き続き運用という感じです。
ローリスク版は「長期で放置」を前提とした設定なので、20pipsにすると長期だと成績が悪いのですが、ハイリスク版のようにある程度短期での回転を重視するものだと、20pipsにしても問題がないどころか、ここ9か月くらいの相場だとむしろ20pipsの方が調子がいいくらいなので、今の環境だとハイリスク版は20pipsに利幅を変更して、トラリピで運用するのが良いかなと思っています。
以上が私がトラリピからループイフダンにローリスク版を移行した理由と、そのやり方でした。
もう一度まとめると、
という感じです。
今回紹介したループイフダンとセントラル短資FXについては、
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