2021年09月19日 19:45

以前から「私が使っている自動売買のロスカット検証エクセルが欲しい」というお声を頂いていたものの、私が作るのは大体即席でぱっとその時の用途に合わせて作る感じだったのでなかなかお渡しできなかったのですが、ようやく公開できるレベルである程度綺麗に作れたので、配布することにしました!
【イメージ図】

こんな感じで、
を入力すれば、必要証拠金と、含み損のトータル(ロスカットされる時の損失額)が出てくるという、割と便利なエクセルです。
このツールは、後ろの通貨のレートを入れることから分かるように、クロス円だけじゃなくて豪ドル/NZドル、ユーロ/ズロチのようなクロス外貨や豪ドル/ドルのようなドルストレート通貨、さらにはETFなどのドル建てのものも計算できるようになっています。
また、必要最低証拠金の入力欄もあるので、トライオートETFのようにレートが落ちてくれば必要証拠金とレバレッジの間に乖離が出てくるようなものにも対応しています。
私の公開運用ポジションも大体このツールで計算できて、それについては後で具体的な入力画面も見せながら説明するので、是非ご自身で設定を作る際にもお役立てください!
なお、このツールは公開アドレスに置いているので自由に落としていただいて大丈夫ですが、もしよかったら
にもご協力いただけるととてもありがたいです!
実は元々はフォロー&RTでの配布というよくあるキャンペーン形式にしようかなと思っていましたが、一つ一つ確かめるのも大変だったり、またTwitter非公開アカウントだとお渡しできないのもなんなので、その辺は皆さんのお気持ちにお任せすることにしましたが、できればフォローや拡散のご協力いただけると大変嬉しく、今後もこういう企画をやるモチベーションにもなります(笑
よかったら是非ご協力ください!
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【拡散希望‼】
— Yuki @FX10年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) September 19, 2021
自動売買設定ロスカット計算エクセル公開しました!
クロス円以外の通貨ペア(豪ドル/NZドル含む)や、外貨建てのETFにも対応してます
このツールは普通に無料公開してますが、良かったら私のフォロー&このツイートのRTにもご協力頂けると大変喜びますwhttps://t.co/Cf6ij6HjFC
このツールは、以下のURLから落とすことができるので、まずはこちらを落としてから、記事を読んでいってください。
ツールアドレス:ロスカット計算エクセル
なおこのエクセルは、私自身が使っているものと同じ計算式で作っておりますが、あくまで簡易的に自動売買設定のロスカットを検証するためのものであり、使用は自己責任でお願いいたします。一応ミスがないかは何度か確認しておりますが、このツールを使って何か不利益が発生したとしても、責任は取りかねますので、その点は悪しからずご了承お願いいたします。
自動売買ロスカット検証エクセルの使い方
このエクセルは、黄色くしたセルだけが入力シートで、それ以外は触らないことを前提に作っており、水色のセルが結果として出てくるセルになっています。
まずは一番分かりやすいクロス円から説明していきたいと思います。今回は私もやっているメキシコペソのB25で、ロスカットレートを4円に設定するものの必要証拠金を計算して見ます。
以下のように
を入力してください。
なお、必要最低証拠金も入力できますが、ここはレートが変われば大体のFX会社はそれに連動してレバレッジ25倍程度になるように変動するので、今回は無視します(トライオートETF等のように、「最低500円」など決められているところを想定して作った欄なので、FXだとあまり使わないかなと思ってます)
これを入力すると以下のような画面になります。

このように、含み損、結果の部分が自動で計算され、必要証拠金が68,100円、その時の含み損が58,500円ということが分かります。この含み損金額が、大体ロスカットされる時の損失金額になります。こんな感じで必要証拠金や含み損金額、さらにはおまけとしてポジション総量や、その円換算のレートも計算されます。
なお、これは一直線に下落して、一度も利確がなく、またスワップなども考慮しないものですが、利確回数やスワップがいくらかを想定するのはさすがに難しいので、あくまで簡易計算用として、今回はその辺りはなしにして計算しています。
自動売買であれば、おそらく利確とスワップの合計はプラスになるはずなので(逆にそうならないならそんな設定をやるべきではない)、基本的には「悪いケースの想定」と思ってもらえれば良いと思います。
以上がクロス円での使い方でした。
では、次にクロス円ではない、豪ドル/NZドルのような通貨ペアで、今度は買いと売りの両方をやってみたいと思います。今回はトラリピやトライオートFXの認定ビルダー戦略を前提にロスカットレートを計算してみましょう。
まず買いの方だと、
という感じで入力します。

この場合、必要証拠金は24.7万円で、その時の含み損トータルが13.1万円と計算されました。
豪ドル/NZドルは、レートが動きにくいためある程度ハイレバの設定となっているので、ポジション証拠金が割と重めで、その影響でロスカットになっても意外とお金が残ることが分かります。
この設定についても、一度も利確なしで一直線に下落したらという想定なので、現実的にはここまでの資金は必要ないと思っており、私は20万円1単位でやっています。
では次に売りの方でやってみましょう。売りだと以下のように入力してください。

このように、売りの方だと必要証拠金が25.2万円で、その時の含み損が14.8万円と分かります。
この設定も買いを作って大体25万円だったので、それとバランスを取れるように売りの設定を作ったので、大体買いと同じくらいの必要資金となっており、こちらも買いと同様に「一直線に上がれば」という前提ながら、上がる時には利確もあるはずなので、25万円まではいらないだろうということで、私は20万円にしています。
なお、売りも買いも必要資金は25万円(私は20万円で運用)となっていますが、これを両方やるのにも足して50万円(40万円)にする必要はなく、25万円(私は20万円)でやるのは、こういう両建て設定は、上の時は買いポジションは何もなくなり売りだけに、逆に下の時は売りポジションは何もなくなり買いだけになり、どちらか片側分だけあれば十分なためです。
このような点から、両建てする場合は、買いと売りの必要資金が大体同じくらいになるように設定を組んで、片側分だけの証拠金で運用して利回りを上げるということになります。
最後に、FX以外のものとして、トライオートETFのパターンを見てみましょう。今はもうできなくなりましたが、ナスダックトリプルの設定を作る時の設定が残っていたので、それを使ってみます。
この場合、以下のように入力してください。

これはTQQQの「通常レンジ」という想定で作ったものだったのですが、これを計算すると、必要証拠金は22.1万円で、その時の含み損は21.1万円となることが分かります。
TQQQの場合、値動き想定が大きく、当時110くらいだったのが最低レート10(リーマンショック以上の下落)と想定しながら作った設定なのですが、そこまで落ちるとポジション証拠金が大きく落ちるので、レバレッジ5倍で最低証拠金500円でも意外としっかりついていけることが分かります。
このように、トライオートETFなどの外貨建てETFで、最低証拠金が一定で決まっているものについても計算できるように作っており、色々な自動売買に対応したツールなので、是非色々と使って見て、オリジナルの設定を作ってみてください!
このツールは、以下のURLから落とすことができるので、まずはこちらを落としてから、記事を読んでいってください。
ツールアドレス:ロスカット計算エクセル
なおこのエクセルは、私自身が使っているものと同じ計算式で作っておりますが、あくまで簡易的に自動売買設定のロスカットを検証するためのものであり、使用は自己責任でお願いいたします。一応ミスがないかは何度か確認しておりますが、このツールを使って何か不利益が発生したとしても、責任は取りかねますので、その点は悪しからずご了承お願いいたします。
また、このツールは公開アドレスに置いているので自由に落としていただいて大丈夫ですが、もしよかったら
にもご協力いただけるととてもありがたいです。
実は元々はフォロー&RTでの配布というよくあるキャンペーン形式にしようかなと思っていましたが、一つ一つ確かめるのも大変だったり、またTwitter非公開アカウントだとお渡しできないのもなんなので、その辺は皆さんのお気持ちにお任せすることにしましたが、できればフォローや拡散のご協力いただけると大変嬉しく、今後もこういう企画をやるモチベーションにもなります(笑
ツイート👇
【拡散希望‼】
— Yuki @FX10年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) September 19, 2021
自動売買設定ロスカット計算エクセル公開しました!
クロス円以外の通貨ペア(豪ドル/NZドル含む)や、外貨建てのETFにも対応してます
このツールは普通に無料公開してますが、良かったら私のフォロー&このツイートのRTにもご協力頂けると大変喜びますwhttps://t.co/Cf6ij6HjFC
もしこの企画が好評であれば、今後もまた色々と作ってみようと思うので、是非お楽しみにしてください!