2022年02月10日 21:00

トラリピとトライオートFXを比較すると、どちらの方がおすすめ?
こういう質問を割とよく頂くので、今回はこの記事で比較したいと思います。また、私は今豪ドル/NZドルで似たような設定ながら微妙に細部を変えて比較運用しているのですが、それも5か月くらいは運用できたので、今時点の比較結果と、何故そういう違いになったのかも分析したいと思います。
ちなみにトラリピとトライオートFXの運用設定は👇の記事でそれぞれ理由も付けて解説しているので、興味があればこちらもご覧ください(別窓で開くので、一旦開いておいて後で読んでもらっても大丈夫です)
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それでは、結論から書くと、以下の通りです。
という感じです。
なので、自分で設定を組めて、自動売買を自由かつ簡単に組みたい人はトラリピでやった方が良いと思う一方で、「上級者の設定を真似したい」というような人は、公式で色々な認定ビルダー戦略が公開され、その特徴や実際の利益率も一覧で見ることができて、それを選ぶだけで自分も同じ設定を運用できるトライオートFXを使うのが良いと思います。
私自身は、トライオートFXの認定ビルダーでもあるので、トライオートFXでも100万円ほど運用していますが、どちらかというと使用口座としてはトラリピの方が使いやすいかなと思っており、グルトレなどの戦略の時もトラリピを使っています。
参考:グルトレ戦略の解説と私の設定・実績記事
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ただこのトライオートFXのバックテスト機能は割と重宝しているので、これを使うためにログインして色々試すみたいなの使い方は割とやってたり、あとは他の認定ビルダーの設定どんな感じかなあと見ることは割とやります。
このように、どちらの口座にもそれぞれメリットがあるので、両方使ってみて、自分に合う方を選んでもらうと良いかなと思います。
この両者については、どちらも当サイトからの口座開設で限定特典が貰えて、具体的には
が貰え、どちらも非常にお得なので、まだ持ってない口座があれば、是非この機会にどうぞ!
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インヴァスト証券(トライオートFX)

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以下の順番で書いていきます。
トラリピとトライオートFXを手数料・スプレッド・スワップポイントで比較
まずトラリピとトライオートFXのスペックから比較したいと思います。スプレッド、スワップポイントを一覧にすると、以下の通りです(トライオートFXは取引手数料込みで、上段が1万通貨までで、下段が1万通貨以上の時)

トライオートFXの場合、自動売買で取引単位によって手数料が違ってきて、1万通貨未満は片道2pips(往復4pips)、1万通貨以上10万通貨未満だと片道1pips(往復2pips)、10万通貨以上50万通貨未満だと片道0.5pips、50万通貨以上だと無料となり、ただ自動売買で1単位10万通貨以上というのはそうそうないだろうと思ったので、1万通貨未満と1万通貨以上の場合に分けています。
このように比較すると、
ということが分かります。
ただ、トラリピについてはレートの出方がカクカクしているというか、ぶっちゃけて言うと相当変な出方していて、特に節目前でギリギリ粘って利確されないみたいなことが割とよくあり、その点で多少スプレッドがあってもトライオートFXの方がレートはちゃんと出ているなという印象はあります。
実際に5分足チャートを見てもらうと、違いが何となく分かって貰えるかと思います。
【トラリピ】

【トライオートFX】

そうした点も踏まえると、スプレッドについては約定力も考えるとトライオートFXの方が良いのではと考えております。
【2/10追記】
TwitterでトラリピからトライオートFXに乗り換えたという方がいらっしゃって、理由を伺ったところ、「スワップと、あとは利益を出している人が、実際に私の認定ビルダー戦略を使っていたから」ということでした。
Yukiさん、こんにちは。リプありがとうございます!理由自体は全然大したことはなくて、一つはご推察の通りスワップ(長くやる予定ですし)で、あとは、私が日頃そっと動向を見守っている順調に収益をあげておられるある方が、トライオートのプランをそのまま運用されていると知ったためでした(笑)
— クロネ@勧誘お断り、エロ系即ブロ (@kurone_L) February 10, 2022
同時進行中の感想です
— takatch (@takatch2) February 10, 2022
1.トラリピのレートがひげ潰しの為の単純な時間平均なら納得ですが、そうでなく謎すぎて信頼感低い
2.トライオートのビルダーと設定は割とすぐ理解でき、グループ全体のON/OFFだけでなく、中の1本、1本のON/OFFなど簡単に調整出来て便利
他にも口コミ下さる方いたら紹介させて頂くので、是非ご意見いただければ!
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トラリピとトライオートFXを自動売買機能で比較
一方で自動売買としての機能の良さについては個人的には圧倒的にトラリピの方が良いと思っていて、その辺りが上みたいな「レートが変な」みたいな欠点があった上で、なおトラリピを使ってる理由でもあったりします。
トラリピだと、以下のように
を選んでいくだけで設定を作ることができて、「どの通貨ペアに、どの方向で、レンジどれくらいで、仕掛け幅と利幅と注文本数」というように、自動売買設定をイメージする時に誰もが考えるものがそのまま入れるだけになっており、非常にシンプルな作りとなっています。

※:設定はデフォルトで入っていたもの
また、決済トレール(利幅が来てもあえて利確せず、利益が伸びるなら伸ばす)やストップロスも個別に設定できる点も優れたところで、こうしたことから「売りは伸ばせるだけ利益を伸ばすためトレール」とか、「ここまで落ちたら買いを全部切って一旦綺麗にする」といったことも設定できて、非常にかゆいところに手が届く作りになっています。
これは特にグルトレとかで使う場合にありがたい機能で、例えば今の私は「豪ドル/NZドル1.02-1.08のレンジで売り」というのでやっているのですが、この利幅指定とストップロス機能を使えば、「最後の売りが1.02で利確されるような利幅にして、買いを1.02でストップロスを入れて、サポート売りを1.02で利確指値を入れておく」というようにすることで、自動的に1.02で運用が止まるような作り方もできます。
なので、私はグルトレをするときは、子本体はトラリピを使うようにしています。
このようにトラリピは非常にシンプル&機能もかゆいところに手が届いている一方でトライオートFXは、以下のように自分で設定を入れようとすると、割とややこしい感じになっており、正直に言うと「使いにくい」という感想です。

このように
という感じで指定して、実は入れるもの自体はトラリピとそこまで変わらないのですが、
という点で、トラリピの方が自動売買として使いやすい上に、決済トレールやストップロス機能など、非常に有用な機能もあったりして、個人的にはトラリピの方が自動売買設定を作る上では圧倒的に使いやすいと考えています。
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トラリピとトライオートFXを自動売買機能で比較して、トライオートFXの方が良い点
このように、自分で自動売買設定を組むうえではトラリピの方がかなり使いやすく、機能的にも優れているのですが、一方でトライオートFXにもメリットはあり、それは
という点にあります。
まず1つ目の選ぶだけで自動売買というのは、これがある意味でトライオートFXの真骨頂とでもいうべきもので、下のように、一覧から選んで「カートに追加」というので後は勝手に自動売買してくれます。

ちなみに上から二つ目が私の作った戦略なのですが(笑)、これを選ぶと2019/1/1から運用していたらどうなっていたかの損益グラフが出てきます。

こんな感じで、一覧から利益率を見て、その中で気に入ったものを選べば、あとは勝手に自動売買してくれるというのがトライオートFXの強みです。
もう一つは、逆に上級者向けの機能になるのですが、上で書いたみたいに自動売買設定を作った後、バックテストを行うことができます(今回シミュレーションするのは元々デフォルトで入っていた設定)


※:設定はデフォルトで入っていたもの
こんな感じで、2019年1月スタートと2020年1月スタートの2パターンで、期間収益率や損益、推奨証拠金等をぱっと出してくれます。
このように自分が作った設定でどのくらい利益が出るのかをバックテストしてくれる機能は、トライオートFXにしかないので、この点は非常に重宝します。
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トラリピとトライオートFXを私の実際の運用実績で比較
トラリピとトライオートFXで今かなり似たような設定を運用しており、トライオートの方のスタートが2021/7/26からで、比較期間もちょうど5か月くらいになったので、今時点で実績を比較したいと思います。
その結果は、以下の通りでした。
トラリピ | トライオートFX | |
元本 | 100万円 | 100万円 |
運用日数(7/26以降) | 151 | 151 |
確定利益 | 96,282 | 131,169 |
年換算利益額 | 232,735 | 317,064 |
年利換算 | 23.3% | 31.7% |
このようにトライオートFXの圧勝になりました。
ただ、これは後でも書くように、使っているシステムの問題という以上に、利幅の問題が大きいと考えられて、具体的には
という点が設定の唯一の違いで、この部分がおそらく非常に大きな差になったと思われるので、その点を次に解説したいと思います。
トラリピとトライオートFXで運用実績に大きな差が出た理由を分析。豪ドル/NZドルの良い利幅とは?
このトラリピとトライオートの実績推移を見比べると、以下のような感じです。
【トラリピVSトライオートFX 累計利益】

【トラリピVSトライオートFX 週間利益】

このように、前半はほぼ互角であったのが、10月に入ってから逆転し、その差がさらに広がっているのが現時点までの動きです。
何故このような動きになったかというと、開始から10月までは基本的に下落基調で、そのためトライオートも「売りを持っては利確され、持っては利確され・・・・」というような感じであったのが、10月に入ると一転上昇基調に入って下で仕込んだ買いがどんどん利確されていったからです。
【豪ドル/NZドルチャート】

このように、一方向だけで動く時は利幅が広くても狭くてもそこまで変わらない一方、切り返しの動きがあると利幅が広い方が有利になっていくことが分かります。
こうした点から、レンジ相場の中で上下する豪ドル/NZドルにとっては、やはりバックテスト通り80pips等の広めの利幅の方が良いのではないかということが考えらえます。
ただ、これだと「たまたまこの期間の値動きが都合が良かっただけでは?」という気もしたので、もう少し長い期間でチャートを見ても、特にこの期間が変な動きをしたというわけでもなく、「まあ平常運転だな」というくらいの値動きでした。
【豪ドル/NZドル 日足チャート】

ATRを見ても、2021/7/26からだと63pipsだったのに対し、2019/1/1から見ると66pipsと、「特に大きく動いたわけでも、動かなさ過ぎたわけでもない」というくらいの、ごく標準的な値動きだったと考えられます。
これらのことを考えると、やはり豪ドル/NZドルの利幅は80pipsくらいに広めた方が良いのではないかと考えられ、私も来年からはトラリピ設定も買いは80pips、売りは80pips+決済トレールでやってみようと思っています。
以上がトラリピとトライオートFXの比較でした。一番最後の実績比較はこの2つの自動売買の比較というよりは、豪ドル/NZドルの最適利幅のような話にもなってしまいましたが、自動売買としての違いをもう一度まとめると、
という感じです。
私自身は、使用口座としてはトラリピの方が使いやすいかなと思っており、グルトレなどの戦略の時もトラリピを使っています。
ただこのトライオートFXのバックテスト機能は割と重宝しているので、これを使うためにログインして色々試すみたいなの使い方は割とやってたり、あとは他の認定ビルダーの設定どんな感じかなあと見ることは割とやります。
このように、どちらの口座にもそれぞれメリットがあるので、両方持っておいて、状況によって使い分けていくことがおすすめです。
この両者については、どちらも当サイトからの口座開設で限定特典が貰えて、具体的には
が貰え、どちらも非常にお得なので、まだ持ってない口座があれば、是非この機会にどうぞ!
口座開設は
マネースクエア

インヴァスト証券(トライオートFX)

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