2023年09月30日 23:18
※:本記事にはプロモーションを含みます。

チェココルナ円の円高リスクをヘッジしたい!!
最近チェココルナの投資をはじめたのですが、これについて、上で書いたような「クロス円ではなく、ユーロ売りでヘッジしたい」という声を質問箱やRTなどで色々と頂きました。
【チェココルナ円のヘッジとしてユーロ円売りを手動トラリピで設定するが、アドバイスや注意点はあるか?】
— Yuki @FX15年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) January 30, 2023
私自身あまり考えてなかった戦略なのでぱっと聞いただけの感想ですが、自動売買的なやり方でヘッジは割…
続きは質問箱へ #Peing #質問箱 https://t.co/aQ35tmetbT
ズロチ同様に詳細かつとても分かりやすいYukiさんの解説 #チェココルナ 高SWAPウェ~イ!だけだとTRY的に爆死するので、こういう検証大事ですよね。
— 億る人 (@okurubito) January 26, 2023
ちなみに、自分はより安定求めユーロ売ヘッジ、SWAP落ちるもやはり対円より安定な印象(開始2ヶ月)。#fx #資産運用 #ユーロコルナ https://t.co/4BwCKDnHsj pic.twitter.com/KAcZ6wldSE
【チェココルナのユーロヘッジ戦略楽しみにしてる】
— Yuki @FX15年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) February 5, 2023
反応微妙だったんであんまり期待されてないのかなと思ってましたww
時間あったら書きますね! #Peing #質問箱 https://t.co/8vGT2G58G0
今円安は多少是正されたとはいえ、それでもまだドル円130円台というかなりの円安水準で、そして今後日銀の政策変更で円高に進むのではという見方もあり、そうした中で「チェココルナ円」にとって円高が一つのリスクであるのは間違いありません。
そしてチェココルナに対して円高ヘッジをする場合、相手通貨としてはチェココルナと連動性が高いユーロを使うのが最適と言えて、実際にその連動性はかなり高くなっています。
【ユーロとコルナの値動き直近5年間】

このように、ユーロとコルナの相関係数は0.96とかいうとてつもない数字(1が完全に相関)で、連動性が極めて高い通貨同士と言えるので、コルナ買い・ユーロ売りの組み合わせで円高リスクをヘッジするという戦略があります。
そして、この戦略は実際どうなんだろうと色々考えたところ、個人的にもこれはこれで面白いと思ったのと、あとチェココルナもうちょい増やしたいなあとも思っていたので、チェココルナ円とほぼ同水準の40万円元本で、2/20から公開運用に追加しました!(40万円はリーマンショックもある程度耐える前提の数字。リスクを取ればもう少し少額からも可能で、その点も後述します)
ただこの戦略、私もやってみるとは言っても、メリットばかりではなくデメリットもあるので、その辺りも含めて今回はこのユーロ売りヘッジ戦略を書いていこうと思います。
結論から言うと以下の通りです。
IG証券だと、EUR/CZKの売りでスワップが1日平均170円(直近1か月平均)も貰えるという好条件で、これはEUR/PLNの127円(同じく直近1か月平均)より高い数字でした。
またスプレッドについても、こういう通貨では原則固定とかではないものの、ただ2/8の22時時点で確認したところ、大体0.025で安定しており、実はスプレッド割合で見るとチェココルナ円で人気のみんなのFXのコルナ円より良いという驚きの結果でした。

【確認時点スクショ】


IG証券はイギリスのロンドンにルーツを持つ会社で、元々ヨーロッパ系の通貨の取扱いは多いのですが、当たり前のようにEUR/CZKとかいうマイナー通貨も扱っており、しかもその条件も良く、相変わらずの「ここになければないですね」状態でしたw
こんな感じで、EUR/CZKというのも面白そうな通貨で、またIG証券だと条件も良さそうです。私も今後40万円で公開運用してみることにしたので、興味ある方は是非今後もご注目下さい!
なお、このEUR/CZKも取引できるIG証券については、期間限定・先着600名限定で最大5万円キャッシュバックを貰えるキャンペーンをやっているので、まだ口座を持ってない人にとっては大チャンスです。
この先着限定キャンペーン、以前は先着150名だったのが、あまりに人気だからなのか300名→600名と徐々に枠が増えて、さらに最大5万円のうち
というように、かなり簡単な条件でも5,000円までは貰えるので、是非この機会にお早めにどうぞ!
口座開設は
IG証券

からできます。
以下の順番で書いていきます。
チェココルナ円と違って円高リスクが回避できる
チェココルナ円に比べると割高感が低い
レンジがクロス円より狭く、半自動売買等の応用も可能
ユーロ売りの影響でチェココルナ円に比べてスワップが落ちる
チェココルナ円に比べると1単位の必要資金が大きい
チェココルナにユーロ売りヘッジをするメリット
チェココルナにユーロ売りヘッジするメリットは大きく3つで、
という点があります。
チェココルナ円と違って円高リスクが回避できる
まずユーロ売りヘッジに興味を持つ人のほとんどが気にするのが、やはり「円高リスク」で、これはユーロヘッジすることでほぼ100%打ち消すことができます。
円高・円安については、去年は1ドル150円まで円安が進み、あの時に比べればかなり落ち着いてきてはいるものの、それでもドル円は130円台で、冷静に考えればこれは2021年までの感覚では「めちゃくちゃ円安進んでるじゃねえか!!!」というレベルではあります。
円安・円高がどうなるかについては正直個人的にもかなり読みづらいと思っており、とはいえ「読みづらい」ということは逆に言えば今後円高が来てもおかしくはない状態にあり、こうした中で「円高リスクをヘッジしたい」という人が多いのだろうと思っています。
チェココルナ円に比べると割高感が低い
チェココルナは対円でも対ユーロでも強いのですが、今のレート感で言うと、対円ではリーマンショック以降のレンジを明確に上抜けしている一方で、対ユーロでは「若干抜けたかな」くらいで、対ユーロの方が割高感が薄くなっています。
【チェココルナ円チャート】

【ユーロ/チェココルナチャート】

レンジがクロス円より狭く、半自動売買等の応用も可能
上のチャートでも分かるように、クロス円だと大体4円から6円くらいまでレンジを見る必要がある一方で、EUR/CZKで見ると24~30くらいのレンジ感であり、レンジ幅としてはユーロ/ズロチの方が約半分になっています。

このようにレンジ幅が狭いということは、半自動売買等もやりやすいということで、将来的には半自動売買での運用とかも考えることができそうです(今時点ではコルナがまだ割高水準にあるので具体的には考えていません)
チェココルナにユーロ売りヘッジをするデメリット
逆にユーロ売りヘッジのデメリットは大きく2つで、
という感じです。
ユーロ売りの影響でチェココルナ円に比べてスワップが落ちる
ユーロについては、先日も0.5%の利上げがあり、ついに政策金利3%まで来て、しかも3月もまだ利上げ予定という状態になっています。
そのため、ユーロ売りというのがスワップ利回りにとってはマイナス要因となり、特に来月以降もECBの利上げが続いた場合には、ここからまたスワップが下がることが想定されます。
ただ、チェコの政策金利は7%で、さすがに逆転することはないと思いますし、直近1か月平均の170円だと年利益率換算で14.4%くらいを目指せて、仮に120円くらいまで落ちても10%は確保できそうです。
チェココルナ円に比べると1単位の必要資金が大きい
もう一つのデメリットが1単位が大きくなることで、チェココルナ円だと1万通貨持っても6万円分のポジションなのに対し、ユーロ/チェココルナだと、手前のユーロ1万通貨分ということなので、140万円分のポジションとなります。
そして、仮に今24、最悪レート30と仮定して計算すると、必要資金は43.2万円となったので、スワップが貰えることを含めても、40万円くらいが1単位となるかなと思います。

ただ、この「ユーロ/コルナを1万通貨」というのは、コルナ買いのポジションで言うと24万通貨買いくらい(厳密に言えば今のユーロ/コルナのレート)なので、その分スワップも多く貰えて、なので1単位で170円もスワップが貰えるということになっています。
ユーロ売り・チェココルナ買いなら、IG証券でEUR/CZK一本で取引するのがおすすめな理由
このように、チェココルナ買いに対してユーロ売りでヘッジするのは利回りや1単位当たりの必要資金というデメリットもあるものの、円高リスクの回避や半自動売買での応用可能という点で、かなり面白い戦略と言えそうですが、この戦略をやる場合、チェココルナ円の買い・ユーロ円の売りを組み合わせるより、EUR/CZK一本でやるのが良さそうです。
その理由としては、
といったあたりがあります。
まずコルナ円・ユーロ売りに分ける場合の最大の欠点は、「EUR/CZKが25くらいになった時にポジション追加」みたいな指値注文ができないことがあります。
これは私も昔「ズロチ買い・ユーロ売り」でやっていた時に何回もイライラしたことなのですが(笑)、要はEUR/CZKが25というのは、ユーロ円がコルナ円の25倍になったタイミングということで、このタイミングにピンポイントで指値を入れるのは無理で、しかもいちいち「ユーロ÷コルナ」でEUR/CZKのレートを計算するのも面倒です。
それに対してEUR/CZKなら指値でエントリーも利確注文も入れられるので、レンジを設定すれば半自動売買的な取引も可能になります。
また次のスプレッドについては、上でもスクショしたIG証券のEUR/CZKが0.025、みんなのFXのコルナ円が2.7銭、ユーロ円が0.4銭(原則固定例外あり)であることを前提に計算してみると、以下のように同じ1万単位のポジションを持って、スプレッドの差が5,000円以上出る計算になりました。

※:スプレッドは上記の通り2/8時点確認スプレッド、コルナ円は6円、ユーロ/コルナは24で簡易的に計算
最初に比較したように、IG証券の確認時点のユーロ/コルナのスプレッド割合(スプレッド÷Bidレート)は0.11%で、みんなのFXのコルナ円の確認時点のスプレッド割合0.46%より狭いので、スプレッドで見るとIG証券のユーロ/コルナの方がかなり有利であることが分かります。
また、スワップについては今で言うとみんなのFXのコルナ買い・ユーロ売りの方が若干高いのですが、ユーロ円売り・コルナ円買いの2本に分けた方がポジション証拠金が二重になる分必要証拠金が高くなることも含めて考えると、想定スワップ利益率ではそこまで大差はなく、またスプレッドの差を考えると、その差分の回収に2か月近くかかる計算になります。

※:必要資金はEUR/CZKを24スタート、最悪レート30、チェココルナ円6円で計算。コルナ円買い、ユーロ円売りの場合ポジション証拠金が二重になる分多額になる。
スプレッドの差が5,020円、スワップの差が1日80円なので、その差分回収は約2か月となります。
「じゃあそれ以上の期間持てば有利では?」と思われるかもしれませんが、みんなのFXのチェココルナは去年10月に実装されたばかりで、今は「スタートダッシュ期間」ではあり、実際この前もスワップ1日20円→15円に落ちたことや、またみんなのFXはECB利上げ後も何故かスワップが増えていないことを考えると、本当に2か月で逆転できるか・・・・という感じはありますし、もしスワップが落ちた場合、上で書いた想定利益率の差もさらに縮まる(あるいは逆転する)ことになります。
そうしたことも考えると、ユーロ売りヘッジをやる場合は、IG証券でEUR/CZK一本で取引する方が良いと思い、私の実際のポジションはIG証券の方で持つことにしました。
このユーロヘッジ戦略を考えた時も、まずは「IG証券なら取扱いがあるんじゃなかろうか」「そしてスプレッドやスワップの条件も良いのではなかろうか」と思いながら調べて比較してみたのですが、やっぱり取扱いがあって、しかも条件も良かったという感じでしたw
IG証券は、今回EUR/CZKという通貨ペアも取り扱っていたように、とにかく取扱い銘柄数が多い会社で、FXではこうしたマイナー通貨も対応しており、CFDでは株価指数・金や原油等の商品、さらには個別株まで合計17,000銘柄以上取扱いがあり、私も何か面白そうなネタを思いついたらまずIG証券で扱ってるかを調べる(そして大体ある)というような会社です。
またそれ以外にもノックアウトオプションという、少額から取引できて、はじめに指定したノックアウト価格で必ず損切される金融商品がトレード可能(これについては2社しかトレードできるところはなく、株価指数や商品も取扱いがあるのはIG証券のみ)という特徴もあり、とにかく「色々な投資をやってみたい」という人は是非持っておきたい口座と言えるので、まだ持ってない方は是非この機会にどうぞ!
なお、このIG証券については、期間限定・先着600名限定で最大5万円キャッシュバックを貰えるキャンペーンをやっているので、まだ口座を持ってない人にとっては大チャンスです。
この先着限定キャンペーン、以前は先着150名だったのが、あまりに人気だからなのか300名→600名と徐々に枠が増えて、さらに最大5万円のうち
というように、かなり簡単な条件でも5,000円までは貰えるので、是非この機会にお早めにどうぞ!
口座開設は
IG証券

からできます。
ユーロ/コルナ 必要資金を少なくした場合の想定年利
最近質問で「40万円は多いので、もっと少ない資金でできないか」というのをよく頂くので、参考までにもう少し資金を減らした場合、ロスカットラインがどのくらいで、その場合の想定スワップ年利がどのくらいになるのかも書きます。
今のEUR/CZKが24、チェココルナ円を6.5円、40万円でのスワップ年利益率が12%(実績ベース)という前提で計算すると、以下のようになります。
資金 | 想定ロスカット | 最後に付けた時点 | 想定年利 |
10万円 | 24.5 | 2022年11月 | 48.0% |
15万円 | 25.2 | 2022年5月 | 32.0% |
20万円 | 26 | 2021年4月 | 24.0% |
25万円 | 26.7 | 2020年11月 | 19.2% |
30万円 | 27.5 | 2020年10月 | 16.0% |
35万円 | 28.2 | 2015年1月 | 13.7% |
40万円 | 28.9 | 2009年2月 | 12.0% |
このロスカットラインは、
という点で、かなり安全寄りに見積もったものとなっており、本来であればもう少し上でも耐えられるとは思いますが、「今のレートでシミュレーションすると」という前提だとこんな感じになります。
ちなみに、長期チャートに上記レートをプロットすると、以下のような感じです。

その上で、「じゃあどのくらいの資金でやれば良いのか?」という点を言うと、
と考えております。
この「どの辺りをロスカットラインとして、どのくらいを狙うか」はあくまで個人の意見なので話半分で聞いてもらえればと思いますが、ただ長期では基本下落トレンドの通貨ペアで、スワップも貰えるので、スイングトレード的にやるのも面白いと思います。
ユーロ/コルナの私の実績
2023/2/20から実際にユーロ/コルナの運用を開始したので、その実績も報告すると、こんな感じになっています。
【2023/9/30時点】
元本 | 400,000 |
ポジション数量 | 10,000 |
運用日数 | 222 |
スワップ | 27,867 |
スワップ年利益率 | 11.5% |
含み損益 | -50,617 |
時価残高 | 377,250 |
平均取得レート | 23.6936 |
今週は699円の利益でした!大体スワップ年利益率12%くらいで安定してきましたが、ECBの利上げによって今後若干下がってくる可能性は出てきて、もしかしたら10%前後くらいになるかもしれません。
スプレッドについては、コルナ円だと持った瞬間に6,000円以上の含み損が出て一瞬びっくりしましたが、ユーロ/コルナだと1,000円ちょっとくらいで、やっぱりスプレッドはユーロ/コルナの方が圧倒的に狭いんだなというのも感じました。
また、コルナ円の方も今は欧州通貨高&円安の流れで上昇しているので良かったものの、為替の変動もやはりユーロ/コルナにするとかなり抑えられる印象で、その点も為替変動が嫌な人にはこちらの方が良いかなという感覚があります。
為替変動が少ないということは、その分レバレッジを大きくかけてトレードもしやすいということで、そして上でも書いたようにコルナ円よりユーロ/コルナの方が圧倒的にスプレッドが狭いことから、裁量トレード的にやる場合は、コルナ円よりユーロ/コルナの方が良さそうだと思います。
今回は以上です。なお、このユーロ/コルナで使うこのIG証券については、期間限定・先着600名限定で最大5万円キャッシュバックを貰えるキャンペーンをやっているので、まだ口座を持ってない人は是非この機会にどうぞ!
この先着限定キャンペーン、以前は先着150名だったのが、あまりに人気だからなのか300名→600名と徐々に枠が増えて、さらに最大5万円のうち
というように、かなり簡単な条件でも5,000円までは貰えるので、是非お早めにどうぞ!
口座開設は
IG証券

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