2023年08月15日 14:47
※:本記事にはプロモーションを含みます。

今回はRBNZ(2023/8/16、日本時間11時発表予定)について、その事前見通しと、豪ドル/NZドルの相場への影響を予想していきたいと思います。
結論から言うと、2023年8月16日のRBNZについては据え置きがほぼ確実視され、声明文も大きく動かなさそうという感じで、正直無風通過もありえるんじゃないかくらいに思っています。
なので想定レンジとしては引き続き1.07-1.1くらいをメインと考え、その流れが明日変わる可能性はそこまで高くないと予想しています。
ただし、最近はかなりNZドルが売られている中で「声明文のちょっとした部分や、オア総裁のちょっとした発言を拡大解釈する」という可能性や、あと実は今豪とNZの2年債利回りの差が相当広がっている(NZの利回りの方が高い)割に豪ドル/NZドルが高い(豪ドルが強い)状態にあるので、もしかしたらこのイベント通過で何か起こるかもだし、自動売買的には何か起こればラッキーくらいの感じだと思ってます。
あとで詳しく分析しますが、実はRBNZの日は他の日と比べて動きやすい傾向もあるので、あまり期待しすぎない範囲で、とはいえ若干期待して見てる、くらいの気持ちで今はおりますw(RBNZの日に動きやすいのは当たり前っちゃ当たり前ですが)
それぞれ解説していくと、まずRBNZの予想について、一番簡単に見られるみんかぶサイトだと、明日の予想は5.5%のまま据え置きとなっておりました。

出典:みんかぶサイト RBNZページ
ただこの「据え置き」というの、全会一致で据え置き予想のものから、ほぼ半々なものまで色々と「濃淡」はあるのですが、今回のRBNZについては、ブルームバーグのエコノミスト20人全員一致で据え置きと予想し、2024年まで今の据え置きが続くだろうと予想されているレベルで一致しています。
出典:Bloomberg 2023/8/15(英語)
同記事によると、ANZ銀行とウェストパックは2023年末までにあと1回、0.25%の利上げがあるだろう予想しているようですが、ただ少なくとも今回については利上げ予想するというのはなさそうです。
個人的にも先月のRBNZ声明文が
というもので、他の中銀のお決まり文言の「今後利上げするかどうかはデータ次第」というようなものすらなく、また5月の利上げも5対2で2票据え置きに入ったくらいだったことを考えると、まあ今月利上げはさすがにないなと思っています。
そのため、今回のRBNZの据え置きはほぼ確実と思われ、問題は声明文の方ですが、ただ先月の声明文が上の通りで、状況は全然変わっていないことから、多少の変化がある可能性は否定できないものの、個人的には95%くらいの確率で単なる前月コピペのようなものになるんじゃないかと思ってます。(残り5%はマジで予想できない驚きのものを想定。元々RBNZは結構サプライズの多い中銀で、5月の0.25%利上げの時も市場では0.5%と読む人もそれなりにいる中で、その上で5:2で2据え置きというのもかなりのサプライズでした)
このようにRBNZについては据え置き&声明文もコピペという可能性が一番高いと予想しており、無風通過も全然ありうると思っていますが、ただ過去の傾向を見ると、RBNZの日には通常の日よりも豪ドル/NZドルは動きやすい傾向にあったり、また特に目新しいことがなくても「イベント通過の安心感」とか「ほんのちょっとした文言を取っての上げ下げ」とかはよくあることなので、まあそういうのがあれば良いなと期待してますw
【2023年ATRとRBNZの日のTR(単位はpips)】
2023年ATR | 80 |
2月RBNZ | 129 |
4月RBNZ | 166 |
5月RBNZ | 171 |
7月RBNZ | 85 |
こんな感じでRBNZの日は相当動きやすい傾向にあるのですが、ただ今月と同じような状態だった7月RBNZはほぼ「普段通り」の値動きしかしておらず、なので上でも書いたように「動けばラッキー」くらいに思っておくのが良いかなと考えてますw
ただ、豪ドル/NZドルと連動性がそれなりに高い2年債利回りの差で見ると、今はかなり広がっている(NZの方が高い)中で、豪ドル/NZドルは高い水準にある(豪ドルが強い)という感じで、普段の連動性と若干異なる動きを見せているので、この辺りが意識されるようになれば、また1.05とかを目指しても全然おかしくはないかなと思っています。
【2年債利回りの差と豪ドル/NZドルのチャート】

出典:investing.comサイトのヒストリカルデータより管理人作成
以上が明日のRBNZの見通しと、豪ドル/NZドルへの影響の予想でした。
なお、豪ドル/NZドルをトレードする場合には、今のスペックだと、
という感じになっています。
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【松井証券の解説記事】
【松井証券での私の公開運用の設定と実績】
以上がRBNZの見通しと、豪ドル/NZドルへの影響予想、そして豪ドル/NZドルのおすすめFX会社でした。
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