2023年08月31日 15:57
※:本記事にはプロモーションを含みます。

チェココルナやハンガリーフォリントは、みんなのFX・LIGHT FXで導入されてから大人気の東欧高金利通貨となっています。
しかしこの2通貨ペア、リリース直後はチェココルナ円のスワップが20円、ハンガリーフォリント円のスワップが30円と破格の条件だったのが、「スタートダッシュボーナス」が終わった今はチェココルナが11円、ハンガリーフォリントが15円と、ほぼ半減してしまっています。
【みんなのFX スワップ】

そしてこの2通貨ペア、リリース当時はスタートダッシュボーナスによる圧倒的なスワップの高さや、開始後は全体的にチェココルナもハンガリーフォリントも上昇基調にあったことで見過ごされることも多かったのですが、実はスプレッド条件があまり良くないという特徴もありました。
【チェココルナ円 スプレッド】

【ハンガリーフォリント円 スプレッド】

※ スプレッドは執筆の確認時点。ただ、大体いつ見てもこのスプレッドから変わってないです。
例えばチェココルナ円だと、私が一番はじめにやった時は50万円で25万通貨持ったのですが、この数量を持とうと思えば25万通貨×0.02円=5,000円分、同じくハンガリーフォリント円だと33万円で200万通貨持ち、これだと200万通貨×0.006=12,000円分と、まあまあなスプレッドコストがありました。
そこで、こうした弱点を補う方法がないかなと考えていたのですが、1つ良いアイディアが浮かび、チェココルナ円ではスプレッドコストを約1/3、ハンガリーフォリント円に至ってはなんと1/25まで抑えられそうで、しかもハンガリーフォリントに至ってはスワップまで上がりそうなので、今回はその「裏技」を紹介したいと思います。
その裏技とは、IG証券を使って、
という感じで、スプレッド・スワップについて執筆時点の具体的な数字を使って、おおよその目安を言うと、以下のような感じになります。

※1:チェココルナ22.3万通貨、ハンガリーフォリント円353.3万通貨の理由は執筆時点のドル/コルナやドル/フォリントのおおよそのレート。何故それを使うかは後述
※2:スプレッドは執筆時に確認したレートより、上記通貨を保有するためのコストを円単位で計算。スワップはみんなのFX・LIGHT FXは直近レート×上記通貨数、IG証券は6月以降の平均値を用いて、1万通貨あたりのドル/円の買いスワップ+1万通貨あたりのドル/コルナorドル/フォリントの売りスワップで算定。
今のレートで計算すると、スプレッドコストを大きく節約した上で、スワップについても特にフォリントだとこの方法を使った方がむしろ増えるという感じです。
この方法を使えば、ドル/円の買いと、ドル/チェココルナ(orハンガリーフォリント)の売りなので、ドルの買いと売りが全く同額となり、ドルの影響を完全に相殺して、ポジション的にはチェココルナ円やハンガリーフォリント円の買いを持っているのと実質的に変わらないことになります。
そして特にハンガリーフォリントの方はスプレッドコストを大幅に抑えられて、スワップポイントも増えるという点で、かなり画期的だと思っています。
この裏技にも後で書くように、必要資金が増えるとか、コルナ円・フォリント円をいくら持っているのかの部分が相場次第で若干変動するとか、指値注文がしづらい等、いくつか弱点はあるものの、ある程度まとまった単位で取引する場合にはおすすめで、具体的に言うと
といった辺りが目安となるかなと思います(その理由は後述)
最低50万円、できれば65万円というと、それなりに大きな金額ではありますが、ただ逆に言えば、このくらいの金額でポジションを持つ時だとスプレッドコストの影響も馬鹿にならず、特にハンガリーフォリント円だと何万円単位で変わってくることも十分に想定されるので、このくらいのロットで持ちたいのであれば、この方法が良いと思っています。
なので、ある程度大きな単位でチェココルナやハンガリーフォリントに投資したい方は、ぜひこの方法もご検討ください!
なお、この「裏技」で使うIG証券は、9月から期間限定・先着600名限定で最大5万円キャッシュバックを貰えるキャンペーンもやっているので、まだ口座を持っておらず、興味がある方はぜひこの機会にどうぞ。
この先着限定キャンペーン、以前は先着150名だったのが、あまりに人気だからなのか300名→600名と徐々に枠が増えて、さらに最大5万円のうち
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以下の順で書いていきます。
チェココルナ円やハンガリーフォリント円の買い条件をよくする裏技
この裏技は「ドル円の買い+ドル/コルナ(フォリント)の売り=コルナ円(フォリント円の買い)」という話が大前提になるのですが、これについてもう少し詳しく解説したいと思います。
若干数式とかも出てくるので、苦手な人は読み飛ばしていただいても大丈夫ですが、上の理由がぱっと分からない人は、できれば読んで頂ければと思います。
そもそもFXの通貨ペアで、「ドル/円の買い1万通貨」というのが何を意味するかと言うと、
ということで、例えばドル円を145円とすると、「1万ドルを買い」「145万円(1万ドル×145円)を売り」ということになります。ドル円の1万通貨売りだと、逆に「1万ドルを売り」「145万円を買い」となります。
これは実は外貨同士の通貨ペアでも同じことをやっていて、「ドル/コルナの売り」というのは、ドル/コルナを22.3とすると、「1万ドルを売り」「22.3万コルナを買い(1万ドル×22.3)」となります。
なので、「ドル/円の1万通貨の買い」と「ドル/コルナの1万通貨の売り」を合わせると、
ということで、1万ドルの売り買いが綺麗に相殺されて、
というのだけが残ることになります。ちなみにこれだと145万円÷22.3万で1コルナ6.5円となりますが、このことは上の「ドル円145円」「ドル/コルナ22.3」という前提だと、
1万ドル=145万円=22.3万コルナ
という等式が成り立ち、1コルナは145万円÷22.3万=6.5円というのとも一致します。
色々と数式が続いてますが(笑)、要は「ドル円の買いと、ドル/コルナやドル/フォリントの売りを組み合わせると、ドルの影響が綺麗に消えて、コルナ円の買いやフォリント円の買いと同じ状態になる」ということです。
そして、じゃあいくら分のポジションを持つのかと言うと、それは「ドル/コルナやドル/フォリントのレートと等しい」ということで、今で言うとドル/コルナが22.3くらいで、ドル/フォリントが353.3くらいなので、この組み合わせでやる場合、コルナ円換算で22.3万通貨分、フォリント円換算で353.3万通貨分くらいを保有することになります。
こんな感じでドルを噛ませながらチェココルナ円やハンガリーフォリント円と同じようなことができるのですが、では、これを使うと何が良いかと言うと、実は今のFX会社の条件で言うと、このドル円の買いとドル/コルナの売りを分けた方が特にスプレッドの観点からはかなり抑えられるという点にあり、先ほども書いた表を再掲すると、以下のような感じです。

何故この数字になるかを解説していきます。まずコルナ円、フォリント円の取扱いがあるみんなのFX・LIGHT FXだと以下のように今はコルナ円のスワップは11円、フォリント円が15円となっています。
【みんなのFX スワップ一覧】

なので、1日当たりのスワップは22.3万コルナだと22.3×11=245円、353.3万フォリントだと35.33×15=530円となります(フォリントは1lot10万通貨です)
またスプレッドはコルナ円で2銭、フォリント円で0.6銭という水準のことが多いです。
【チェココルナ円 スプレッド】

【ハンガリーフォリント円 スプレッド】

※:スプレッドは執筆時点確認レート。ただ大体このレートで推移している
そのため、コルナ円であれば、22.3万通貨を持つときにスプレッドコストは22.3万×0.02=4,460円、フォリント円353.3万通貨であれば353.3万×0.006=21,198円となります。
一方でIG証券の方は、「ドル円の買い」「ドル/コルナ(フォリント)の売り」にそれぞれスワップが貰えるのですが、6月以降の平均値でドル円の買いが1日197円、ドル/コルナの売りが49円、ドル/フォリントの売りが346円だったので、ただ単純に合計して、コルナ円だと246円、フォリント円だと543円となります。
みんなのFX・LIGHT FXがそれぞれ245円、530円だったので、どちらもほぼ同額ながらIG証券の方が若干上という感じになります。
そして、スワップ以上に差が大きいのがスプレッドコストで、これについては「ドル円の買い」「ドル/コルナ(フォリント)の売り」と二重にかかる分、一見余計コストがかさみそうに思えるのですが、実際に計算するとIG証券の方が圧倒的に安く、以下のようになります。
【ドル円スプレッド】

【ドル/コルナスプレッド】

【ドル/フォリントスプレッド】

【まとめ】

※スプレッドは全て執筆時点確認レート。ドル/コルナとドル/フォリントのスプレッドの円換算の際には執筆時点のおおよそのレートであるコルナ円6.6円、フォリント円0.41円を使用。
ドル円については1万通貨×0.002(0.2銭)で20円というのは簡単ですが、ドル/コルナだと、1万通貨×0.025(コルナでのコスト)×6.6円(1コルナのレート)という計算式になり、これを掛け合わせると1,650円となり、コルナだと合計1,670円となり、同じように計算するとフォリント円だと合計840円となります。
みんなのFX・LIGHT FXだと上で計算したように4,460円、21,198円なので、コルナ円で約1/3、フォリント円については約1/25と、大幅にスプレッドコストの削減が可能になります。
IG証券は英国に本拠地を置く会社で、元々欧州系の通貨ペアにはかなり強みがある会社なので、「みんなのFXやLIGHT FXのスワップのスタートダッシュボーナスが終わった以上、IG証券の方が条件が良いのでは?」とふと思って調べてみたところ、案の定という感じでしたw
このように、今だとコルナ円やフォリント円に投資する場合、IG証券を使って「ドル円の買い」「ドル/コルナ(フォリント)」の売りという2つに分けた方がコストが抑えられ、フォリントに至ってはスワップまで増えるという、なかなか凄いことが起こっています。
【IG証券でチェココルナやハンガリーフォリントをトレードする】
【8/31追記】
実は当初は「ユーロ円」+「ユーロ/コルナ(フォリント)」で考えていたのですが、読者さんから「ドルストレートの方が安いのでは?」というご指摘を受けて修正しております。
【フォリントの裏技、ユーロじゃなくてドルストレートの方が良いのでは?】
— Yuki @FX15年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) (@kawaselab) August 29, 2023
指摘された瞬間「あっ」って思って、計算してみると確かにドルストレートの方が良さそうでした!!!ご指摘ありがとうございます!!!…
続きは質問箱へ https://t.co/hsiXxJURtL #Peing #質問箱
ちなみに、ユーロ円+ユーロ/コルナ(フォリント)だと以下のようになります。

※1:チェココルナ24万通貨、ハンガリーフォリント円381万通貨の理由は執筆時点のユーロ/コルナやユーロ/フォリントのおおよそのレート
※2:スプレッドは執筆時に確認したレートより、上記通貨を保有するためのコストを円単位で計算。スワップはみんなのFX・LIGHT FXは直近レート×上記通貨数、IG証券は6月以降の平均値を用いて、1万通貨あたりのユーロ/円の買いスワップ+1万通貨あたりのユーロ/コルナorユーロ/フォリントの売りスワップで算定。具体的には以下の通り。
【スプレッド】

※ユーロ/コルナとユーロ/フォリントのスプレッドの円換算の際には執筆時点のおおよそのレートであるコルナ円6.6円、フォリント円0.41円を使用。
【スワップポイント】

このように、コルナについてはドルストレートの方が明確に良く、またフォリントについても、スプレッドの差はドルストレートの方が大きく節約可能なため、ドルストレートに記事を修正しております。
なお、スワップポイントについては、フォリント円についてはユーロをかませた方が有利という結果になっていますが、これは何故かと言われても特に理由も思い至らず、「偶然そうなっただけでは」という感じなので、基本的にはスプレッドが大きく節約可能なドルストレートの方が良いと思っています。
ドル円の買い+ドル/コルナ or ドル/フォリント売りのデメリット
ではこの裏技に全く隙がないかというと、必ずしもそうではなく、大きく「コルナ円やフォリント円をいくら持っているのかが安定しない(ドル/コルナやドル/フォリントのその時のレート次第)」「必要資金が大きくなる」「指値ができない」という3つのデメリットもあるので、その点も次に解説したいと思います。
まずはじめの「いくら持ってるのかが安定しない」という点について、コルナ円だと22万通貨持ったら「22万コルナ持っている」という状態で安定しますが、このドル円とドル/コルナの売りに分ける場合は、「ドル/コルナのレート分のポジションを持っている」というように、22の時もあれば、レートが上がれば25になったり、下がれば20になったりもするということになります。
ドル自体のレートは、どちらも1万通貨ずつ売り買いしているので完全に消えるのですが、円換算した時の「コルナのポジション量」については、「その時のドル/コルナのレート次第」という、若干曖昧な状態になります。
ただこれについては、「外貨同士の通貨ペア」をやってる時の損益の変化と同じような感じで、例えば「豪ドル/NZドル」の損益や含み損益では「NZドル円のレート」によって影響を受けますが、じゃあその影響を肌で感じるレベルかというと・・・・というのと同じように、実際にトレードしていてそこまで大きな影響を感じることは少ないと思います。
そして次の必要資金が大きくなるというのは、2つ要因があって、
という要因があります。
では具体的にいくらぐらい必要なのかを計算すると、
という感じで、50万円から、できれば65万円くらいの単位での刻みとなるイメージとなります。
【コルナ円 4円ロスカット版】

【コルナ円 4.5円ロスカット版】

【フォリント円 0.25円ロスカット版】

【フォリント円 0.3円ロスカット版】

この計算シートは「レバレッジ25倍でのポジション必要証拠金」を求めているもので、ここの「うちポジション証拠金」部分が二重にかかるので、コルナ円4円版で言うと、615,480円+35,680円=651,160円、フォリント円0.25円版だと600,610円+35,330円=635,940円と、大体65万円くらい必要という計算になります。
このようにそれなりに必要資金が大きくなるというのは弱点ではありますが、ただスワップ投資もある程度スワップ金額を多く貰いたければ資金は必要で、そしてポジションが大きくなればなるほど、スプレッドコストも馬鹿にならないので、ある程度大きく投資したい場合には、この方法を検討する余地はかなりあると思います。
【再掲 1単位持った場合のスプレッド・スワップの比較】

最後の指値注文ができないというのは、例えばコルナ円だったら「コルナ円が6円になったら買い」「7円で利確」みたいに指値注文を入れられますが、この方法はドル円とドル/コルナの組み合わせなので、こうした指値注文はできず、実質的に成り行き注文のみとなります。
そういう点から、特に「今買いたいわけではないが、下がってきたら買いたい」みたいな時には使いづらいのですが、ただ「とりあえず今ポジションを持ちたい」という場合には、この方法がおすすめで、特にフォリントの方だとスプレッドだけで2万円くらい変わってきて、スワップ額も今の水準だとIG証券の方が上なので、ぜひこの方法もご検討ください!
以上がコルナ円やフォリント円を買う時の「裏技」でした。
この「裏技」で使うIG証券は、こんな感じで欧州系の通貨ペアをトレードする場合に条件が良かったり、またノックアウトオプションでのトレードや、個別株式も含めたCFD等、非常に使い道も多い会社で、今回の裏技も「IG証券ならできるかな」「やっぱできたわ」みたいな感じでしたw
このIG証券については、今期間限定・先着600名限定で最大5万円キャッシュバックを貰えるキャンペーンもやっているので、まだ口座を持っていない方は興味がある方はぜひこの機会にどうぞ。
この先着限定キャンペーン、以前は先着150名だったのが、あまりに人気だからなのか300名→600名と徐々に枠が増えて、さらに最大5万円のうち
というように、かなり簡単な条件でも5,000円までは貰えるのでお早めに!
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