2023年10月08日 21:13
※:本記事にはプロモーションを含みます。

今回は、今の相場で一番注目されている為替介入の可能性や、それ以外の相場テーマ(中国経済や米金利上昇、イスラエル情勢等)も解説し、その上で相場全体の状況や、今後の見通し・投資戦略を解説したいと思います。
結論から言うと以下の通りです。
以下、それぞれ具体的に解説していきます。
FX約100銘柄、CFD約17,000銘柄の圧倒的品ぞろえ!ノックアウトオプションもできる
為替介入はいつ来るか?その時の投資戦略
まず為替介入については、最近は為替介入への言及が増えており、特に「海外の当局との調整もしている」というのが入っていることから、今の円安が続くのであれば、遠からず来るのは間違いないだろうと思っています。
その上で問題は「どのタイミングで来るか」なのですが、個人的にはドル円150円では来ないで、前回高値でも超えられなかった152円を超えて、しばらく悲鳴が上がってから1回目が来るかなと予想しています。
150円で来ないという根拠はシンプルで、149円台で「そろそろ150円行くかどうか」というようなタイミングで日銀が買いオペ(市場への円の供給=円安要因)をわざわざやっているのと、あとは150円が近いタイミングで「水準そのものは判断基準にならない」と鈴木財務相がわざわざ発言する等、150円は通過点としか見ていないんだろうなというのが理由です。
2022年の介入は、145円とか150円とかを超えて、ある程度そのまま突き抜けそうなタイミングで来ていることから、150円で一旦来る可能性も否定はできませんが、まあそれだったら145円台や146円台で拾えばいいだけなので、一応指値は入れてますが、あまり期待はしていません。
ただし、2022年にも超えなかった152円を超えて上がった時には、さすがにやらないわけにもいかず、ただそれも初動で動くというよりは、ある程度放置してショートカバーで吹き上がらせてからの介入と予想され、これだと「水準ではなくボラティリティ」という発言も回収できるので、そういうやり方で来るんじゃないかと個人的には予想しています。
日本の為替介入があった時は、2022年だと大体5円前後下げることが多いので、3-4円くらい下げたあたりから買いはじめて、その後元の水準に戻る前くらいに一旦利確という感じで考えています。
ただし、1回目の介入については逆張りで良いと思っていますが、日本の為替介入は基本的にかなり上手く、また後述するように他の要因から「勝手に円高が進む可能性」も十分に考えられる中で、最初のトリガーとして介入があるというのが一番考えやすいことから、2回目以降に逆らうのは危なく、その時はむしろ戻り売り目線で行くことも考えています(戻り売りまでやるかは状況次第)
中国経済・米金利上昇の相場への影響
これが「勝手に円高が進むんじゃないか」と思ってる要因でもあり、中国経済の停滞や、米金利上昇→金融機関へのダメージ→株価下落からのリスクオフ→引き締め終了といったことがそう遠からず見えてきたよなというのが今の感覚です。
まず中国経済については、日本ですらインフレで苦しんでいる中で、消費者物価指数は0近辺で時折マイナス(7月の統計はマイナス)、生産者物価指数ははっきりとしたマイナス基調が継続とデフレ基調にあり、若年失業率も激増しているという、典型的な「デフレ不況」に陥っているように見えます。
その背景にあるのは不動産バブル崩壊からの恒大集団や碧桂園等に代表される不動産業の経営難で、碧桂園については人民元建ての債券償還延長と、ドル建て債券の利払い実施で当面のデフォルトこそ回避できたものの、予断を許さない状況が続きます。
中国不動産業の危機については、中国政府にとって大きすぎて潰せないからいずれ救済するだろうという判断のもと、今のところ相場は「多少のリスクオフの材料として捉える時もあるが、全体的にそこまで織り込みに行ってない」という感じで、実際中国政府もある程度の支援策を続けていますが、先日恒大集団の創業者や幹部も逮捕される等、色々ときな臭い感じも出てきております。
もし中国が今以上の景気後退に見舞われる場合は、当然ながら株価やコモディティにとってはマイナスの影響を与え、世界的にも不況回避のため利下げ等の金融緩和策が取られる可能性が高く、その場合緩和余地も少ない日本円は相対的に「マシな部類」となるため、円高方向に動くと考えられます。
また、もう一つ今の相場で大きなテーマとなっている米国金利については、特に最近では10年債利回りが注目されることが多く、その値は5%手前まで上がってきております。

この背景には
と言ったことがあり、いずれにせよ長期金利上昇に伴うドル高&株安というのがここ数か月の大きな流れとなっています。
こうした金利上昇(債券価格の下落)は、今年の前半にあったシリコンバレー銀行の破綻の要因でもあり(最後の引き金は預金おろしによる取付騒動でしたが)、このような状況が続けば金融危機の再開の可能性もあります。
前回のシリコンバレー銀行破綻からの危機の時は当局による預金全額保護で収まりましたが、イエレン議長も前回の時点で既に「全面的な預金保護は特例であり、一般化はしない」というような発言もしており(その後また保護すると言ったりとコロコロ変わりましたが)、またあの時もそれまでは「利上げはまだまだ続く」という状況から、「さすがにそろそろ打ちとめか」という流れに変わったことも踏まえると、金利上昇に伴う大きなイベントが発生した場合には、相場にも大きな影響を及ぼすと考えられます。
そのため、金利上昇は一旦はドル高要因となりますが、ただそれが行き過ぎて企業の破綻等が始まると一転して「引き締め終了からの緩和期待」となって、中長期的にはむしろドル安要因となる可能性が高いと考えています。
中国経済と米金利についてはこんな感じです。ここまで読んでいただいて分かるように、「中国の不動産会社の本格的な破綻とそこからの相場への波及」とか、「金融危機再開」とかは「確実にそうなる」というような種類ではなく、あくまで一つのリスクイベントの行き先というイメージです。
とはいえ、大きな流れとして中国経済に打撃が行っており、世界経済の見通しも悪化していること(=金融緩和要因)、また米長期金利上昇(=債券価格下落)での株価への悪影響を考えると、今のような「利上げはそろそろ終わりにしても、まずインフレ退治」という流れが続くとは思えないというのが現時点の見通しです。
そしてそうした反転材料もある中で日本の介入がかなり入念に準備されている(そして基本的にかなり上手い)ことを考えると、一発目の介入はさすがに逆張りで良いと思うものの、2回目以降には逆らいたくないなというのが今時点の考えです。
イスラエル・ハマスの戦争の相場への影響
イスラエル・ハマスの戦争の相場への影響は本当に読みづらく、一般的な傾向からすると、若干の原油高・金高・株安で、為替ではリスクオフのドル買いになるが、そこまで大きな影響は与えないという感じになりやすいです。
一昔前だと「リスクオフの円高」もついでに言っておくところでしたが、最近のリスクオフでの円の買われてなさや、またこの戦争の方向性として「原油高→インフレ→世界的な引き締め継続」の方向性の方が想像しやすいことから、円についてはどっち方向に転ぶかはマジで読めないなと思っています。
イスラエル情勢については、報道が錯そうしており一部未確認情報もあるものの、ハマスだけでなくヒズボラ(レバノンにある中東最大の武装組織)からも攻撃を受けているとか、ハマスの広報担当者が「イランから直接支援を受けた」と発言したという報道もあり、単なる紛争にとどまらず、イスラエル-イランの戦争になる可能性もある等、かなり予断を許さない状況にあります(イランがハマスやヒズボラのバックにあるのは公然の事実ながら、今回の攻撃自体に直接援助したと公式に明言されると話は別なので)
欧米は当然ながら完全にイスラエル支持ですが、中東だと例えばサウジはイスラエル側への非難声明を出す等、中東情勢は相当怪しくなっており、例えば原油価格の高騰があれば、当然インフレ要因→金融引き締めせざるを得ないという状態になり、株価にとっては当然かなりの悪影響&日本がまた引き締めに取り残された場合は円安の進行という展開になる可能性もあります。
この辺りは戦争の続報や、それに対しての市場の反応を見るしかないかなという感じです。
今後の市場全体の見通しと投資戦略
以上が相場の大きなテーマで、まとめると
という感じで、全体的に株は下がりそうだなあと思いながら見ていますが、為替についてはイスラエル情勢で変なことにならなければ、円安基調はそろそろ一旦終わるんじゃないかと見ています。
あくまで「一旦」なのは、世界的に金融緩和の流れになるならともかく、ある程度引き締めた状態でキープ&日本でインフレが進みながら、金融引き締めが一向に来ない場合、「日本は債務が大きすぎてマジで利上げとかが一切できないのでは」となって、ある種債務危機的な円安が来る可能性があるためで、ただそれについてはまだ先なのかなと思っているからです。
この「債務危機的な円安」については、今年の前半くらいは「年内にあってもおかしくない」と思ってましたが、今の流れだと、イスラエル情勢からの原油高→インフレで世界的に引き締め再開とかにでもならない限りは、年内だとまだ来ないかなと予想してます。
以上が相場のテーマの解説と、相場の見通しでした。このように、日本の介入、中国経済リスクの顕在化や、米金利高、イスラエル情勢など、色々と動きが出てきそうになっており、このような相場環境では、様々な資産に投資可能で、ノックアウトオプション等リスクを限定した取引も可能なIG証券は絶対に持っておいた方が良い口座と言えます。
IG証券は
という会社です。
IG証券のCFDだと、ダウ等の株価指数や金・原油と言った商品、さらには個別株式銘柄についても、売りから入ったり、レバレッジをかけての投資も可能です。
またIG証券は英国に本拠地を置く会社で、「欧州系の通貨ペアに強い」という特徴があるのですが、先日調べてみると最近人気のハンガリーフォリントについて、ドル/フォリントとかユーロ/フォリント等の通貨ペアもあり、そしてこれを使うと、スプレッドコストをかなり抑えてハンガリーフォリントを取引できることも判明しました。
欧州は中国経済の影響を大きく受けるため、色々と値動きも出てきそうなので、こうした欧州系の通貨に色々と投資可能な口座はぜひ持っておきたいところです。
さらに今のように「いきなり状況が変わって逆行することもありうる」という時は、損切が非常に重要ですが、その点だとはじめに指定したノックアウト価格で必ず損切されるというノックアウトオプションが輝きます。
ノックアウトオプションというのは、
と、守りを固めた上で大きなロットを運用できる商品で、海外業者と違って出金リスクもなく税率も20.315%という特徴があり、こういう「何かが起こるかもしれないが、基本的にはこの方針でトレードする」みたいな状況では最適です。
ノックアウトオプションだと、窓開けが起きても、またスイスショックのようなとんでもない事態や、為替介入等があっても、最初に設定したノックアウト価格では必ず損切されるので、相場急変リスクを抑えてトレードができます。
今のようにいきなり変なことが起こるリスクがある環境で大きめのロットで短期トレードをするなら、リスクをどう抑えるかというのが重要なポイントになりますが、その点でノックアウトオプションを使えば、命綱付きでトレードができるので非常に重宝します。
こうした点からIG証券は今のような環境では是非持っておきたい口座と言えるので、まだ持ってない方は是非この機会にどうぞ!
なおこのIG証券については、期間限定・先着600名限定で最大5万円キャッシュバックを貰えるキャンペーンをやっており、まだ口座を持ってない人にとっては大チャンスです。
この先着限定キャンペーン、以前は先着150名だったのが、あまりに人気だからなのか300名→600名と徐々に枠が増えて、さらに最大5万円のうち
というように、かなり簡単な条件でも5,000円までは貰えるので、是非この機会にお早めにどうぞ!
口座開設は
IG証券

からできます。